[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3271075B2 - スピーカユニット - Google Patents

スピーカユニット

Info

Publication number
JP3271075B2
JP3271075B2 JP35070091A JP35070091A JP3271075B2 JP 3271075 B2 JP3271075 B2 JP 3271075B2 JP 35070091 A JP35070091 A JP 35070091A JP 35070091 A JP35070091 A JP 35070091A JP 3271075 B2 JP3271075 B2 JP 3271075B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sound absorbing
speaker unit
diaphragm
absorbing material
center pole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP35070091A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05168079A (ja
Inventor
郁夫 茶谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP35070091A priority Critical patent/JP3271075B2/ja
Publication of JPH05168079A publication Critical patent/JPH05168079A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3271075B2 publication Critical patent/JP3271075B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible-Bandwidth Dynamoelectric Transducers Other Than Pickups (AREA)
  • Obtaining Desirable Characteristics In Audible-Bandwidth Transducers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スピーカユニットに関
し、特にユニット内における音の反響及び音による振動
を防止するための振動板の背面側における吸音処理に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】スピーカ装置により忠実な音色を再生す
るには、スピーカ装置内において、音の反響や音による
振動がないことが要求される。そこで、従来から、スピ
ーカ装置のスピーカボックスやバックキャビティに種々
の吸音材を配設したものが提案されている。この吸音材
は、スピーカユニットから出る音がスピーカボックス等
の内面において背面板等に反射するエネルギーを吸収
し、反射音や共振を防止しようとするものである。
【0003】また、スピーカ装置に取付けられるスピー
カユニット自体においても、振動板の背面側において、
磁気回路部に音が反射して反射音が生じたり、該磁気回
路自体が共振することを防止するために、磁気回路部内
に吸音材を配設したものがある。このスピーカユニット
内に配設される吸音材としては、従来から、グラスウー
ル、綿、又はフェルト等の柔らかい吸音材が使用されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、スピー
カユニットの内部は、振動板の振動により音圧が高く、
空気の流速も速い。具体例を挙げると、スピーカ装置の
前面から1mの距離において90dB程度の音圧が得ら
れているときには、振動板の背面側の音圧は160dB
程度にも達していることがあるそのため、上記従来のグ
ラスウール等の柔らかい材料からなる吸音材をスピーカ
ユニットの内部に配設した場合、振動板の駆動により生
ずる音圧や空気の流れにより吸音材自体が振動させられ
ることがあった。
【0005】このようにスピーカユニット内に配設され
た吸音材が、スピーカユニット内の音圧や空気の流れに
より振動させられると、吸音材の繊維同士が擦れ合って
不要な摩擦音が発生したり、スピーカユニット自体の振
動により音エネルギーの損失が増加してしまうことにな
る。これらの現象は、音響的には聴感者にノイズの多い
暗いこもった立上がりのにぶい音となって聴取される。
【0006】そこで、本発明は、上記課題を解消し、ス
ピーカユニット内の高音圧及び空気の流速が速い環境下
においても振動することない強固な吸音材を取付けるこ
とにより、ノイズの少ない明るく明快な立上がりの良い
スピーカユニットを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るスピーカユ
ニットは、上記課題を解決するため、少なくともボイス
コイルが取付けられた振動板と、マグネット及びヨーク
を有してなる磁気回路部とを備えたスピーカユニットに
おいて、上記振動板の背面側であって、上記磁気回路部
を構成する部材に、多孔質で硬質の吸音材と、該吸音と
材異なる周波数の吸音効果を有する柔らかい吸音材とを
重ねて配設されるとともに、上記振動板の形状に合わせ
た断面形状を有する吸音部材を取付けてなるものであ
る。また、本発明に係るスピーカユニットは、少なくと
もボイスコイルが取付けられた振動板と、マグネット及
びセンターポールを有してなる磁気回路部とを備えたス
ピーカユニットにおいて、上記センターポールは上記振
動板の背面側と上記スピーカユニットの外部とを連通す
る通気孔を有し、上記センターポールの先端面に、上記
通気孔に合わせてリング状に形成された多孔質で硬質の
吸音材を取付けてなるものである。さらに、本発明に係
るスピーカユニットは、少なくともボイスコイルが取付
けられた振動板と、マグネット及びセンターポールを有
してなる磁気回路部とを備えたスピーカユニットにおい
て、上記センターポールは上記振動板の背面側と上記ス
ピーカユニットの外部とを連通する通気孔を有し、上記
センターポールの上記通気孔の内壁部および開口部を塞
ぐように、多孔質で硬質の吸音材を取付けてなるもので
ある。
【0008】上記振動板の背面側であって、上記磁気回
路部を構成する部材に配設される上記多孔質で硬質の吸
音材としては、多孔質金属、多孔質セラミック等を用い
ればよい。
【0009】なお、本発明が用いられるスピーカユニッ
トの磁気回路部は、外磁型又は内磁型のいずれに構成し
たものにも用いることができる。
【0010】
【作用】本発明は、上記振動板の背面側であって、上記
磁気回路部を構成する部材に多孔質で硬質の吸音材を取
付けてなるので、スピーカユニット内の高音圧及び空気
の流速が早い環境下においても吸音材自体が振動するこ
とを防止できる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の好適な実施例を図面を参照し
ながら説明する。図1乃至図4は本発明に係るスピーカ
ユニット1として外磁型の磁気回路部を有するものに適
用した場合を示すものである。
【0012】図1に示されるスピーカユニット1は、磁
気回路部2と振動板3とこの振動板3を上記磁気回路部
2に対し支持する支持フレーム4とを有して構成され
る。上記磁気回路部2は、外磁型の磁気回路として構成
されるものであって、中心部にセンターポール5を有す
るヨーク6と、このヨーク6上であってセンターポール
5の周囲に配されたリング状のマグネット7と、上記マ
グネット7の上部に取付けられるリング状のプレート8
とを有してなる。そして、上記磁気回路部2は、上記マ
グネット7と上記ヨーク6のセンターポール5と上記プ
レート8により磁気回路を構成し、上記プレート8の内
口部側端面とセンターポール5の先端側外周面との間に
設けられる磁気ギャップ9に上記マグネット7の磁束を
集中させている。
【0013】次に、上記振動板3は半球状のドーム型ダ
イヤフラムとして形成され、その基端側には、ボイスコ
イル10が巻回された円筒状のボイスコイルボビン11
が取付けられている。上記ボイスコイル10は、上記磁
気回路部2の磁気ギャップ9内に臨まされている。この
ボイスコイル10は図示しないが例えば錦糸線を介して
外部接続端子に接続されている。
【0014】そして、上記振動板3のエッジ部3aは、
上記支持フレーム4により支持されている。このように
構成されるスピーカユニット1は、上記ボイスコイル1
0に加えられた信号電流により上記磁気ギャップ9内で
該ボイスコイル10に駆動力が発生し、振動板3を振動
させて音声を発生させる。
【0015】上述のように構成されるスピーカユニット
1において、上記磁気回路部2を構成するセンターポー
ル5の先端面5aに上記振動板3の背面側と対向して吸
音材12が取付けられている。この吸音材12は、多孔
質で且つ硬質の材料よりなるものである。具体的には多
孔質金属、多孔質セラッミックが用いられる。この多孔
質金属としては、例えば住友電気工業株式会社製のセル
メット(商品名)等がある。
【0016】上記吸音材12の上記センターポール5の
先端面5aへの取付け手段は、上記吸音材12が上記セ
ンターポール5の先端面5aに固定して取付けられるも
のであればよく、接着,ネジ止め等各種の固着手段を用
いることができる。
【0017】上記振動板3の背面側は、この振動板3の
エッジ部3a及び磁気回路部2で閉じられた内部空間部
Aとなっている。また、上記磁気回路部2と振動板3と
の距離は近接されている。そのため、上記振動板3が振
動した場合、上記閉じられた内部空間部A内における音
圧は大変高くなり、また、空気の流速も速くなる。しか
し、上記多孔質で且つ硬質の材料よりなる吸音材12
は、その多孔質の性質により吸音力が高く、硬質の性質
より音圧や空気の流れによるこの吸音材12自体の振動
を防止することができる。このため、上記吸音材12
は、スピーカユニット1内の内部空間部Aの高い音圧及
び空気の速い流速の環境下においても、優れた吸音力を
発揮できるとともに、この吸音材12の振動による摩擦
音等の発生や音エネルギーの損失を防止でき、ノイズの
少ない明るく明快な立上がりができる質の良い再生特性
をスピーカユニット1に発揮させることができる。
【0018】なお、上記吸音材12は、上記センターポ
ール5の先端面5aに取付けるだけでなく、図1中破線
で示すようにマグネット7の内周側縁に沿って円周状に
上記材料からなる第2の吸音材14を合わせて配設する
ようにしてもよい。
【0019】次に、図2(a),(b)は、上記センタ
ーポール5の先端面5aに設けられる吸音材12の形状
を変化させた例を示すものである。図2(a)は上記吸
音材12を振動板3のドーム形状に合わせて断面円弧状
に形成したものであり、図2(b)は断面台形状に形成
したものである。このような形状となすことにより、上
記吸音材12を上記センターポール5の先端面5aによ
り多く配設することができ吸音効果を高めるとともに、
上記振動板3の振動により生ずる空気の流れに対する抵
抗を少なくすることができる。
【0020】また、図2(a),(b)に破線で示すよ
うに、上記吸音材12の上方にグラスウールやフエルト
からなる従来の柔らかい吸音材13を重ねて配設し、上
記吸音材12と従来の吸音材13を併用するようにして
もよい。このように異種類の吸音材12,13を併用す
ることにより、異なる周波数の吸音効果を発揮させるこ
とができる。特に上記柔らかい吸音材13は高音域の吸
音効果を高めることができる。
【0021】次に、図3は上記スピーカユニット1にお
いて、センターポール5に通気孔15を設けたものであ
る。この通気孔15は、振動板3と磁気回路部2により
構成されるスピーカユニット1の内部空間部Bとユニッ
ト外部との間で図中矢印xで示すように空気を吸入又は
排出させるためのものである。すなわち、この通気孔1
5は、上記内部空間部Bからユニット外部に空気を排出
したり、このユニット外部から内部空間部Bに空気を吸
入したりすることにより、上記スピーカユニット1の内
部空間部Bの音圧の低減を図るためのものである。
【0022】この場合においては、上記センターポール
5の先端面5aに配設される多孔質で硬質な吸音材12
aを上記通気孔15に合わせてリング状に形成すれば、
上記空気の流れを阻止することなく、上記センターポー
ル5等で反射しようとする音を上記吸音材12aによっ
て吸音することができる。
【0023】またさらに、図4に示すように上記通気孔
15の内壁部に上記多孔質で硬質な材料からなる吸音材
を取付けるようにしてもよい。このようにすれば、通気
孔15内における共振を防止することができる。
【0024】なお、上記通気孔15内に取付ける吸音材
としては、上記通気孔15の上端側の円筒状部分の内壁
部に取付けられるように円筒状に形成された第1の吸音
材16a、通気孔15の下端側の円錐状部分の内壁部に
取付けられるように円錐状に形成された第2の吸音材1
6b、通気孔15の開口部を塞ぐように円板状に形成さ
れた第3の吸音材16cのそれぞれ何れか一つを又二つ
以上を組み合わせて取付けるうよにしてもよい。このと
き、上記第3の吸音材16cは、通気孔15内の縦方向
の気柱共振を抑制するのに最も効果的である。
【0025】次に、本発明を内磁型の磁気回路部を有す
るスピーカユニット20に適用した場合について図5及
び図6に基づいて説明する。この図5に示すスピーカユ
ニット20の磁気回路部21は、つぼ型のヨーク22
と、このヨーク22の底部中内部にマグネット23を配
置している。このマグネット23の上端側には、上記ヨ
ーク22の内口部側端面と対向して磁気ギャップ24を
構成するセンターポール25が配設されている。そし
て、上記磁気回路部21は、上記マグネット23と上記
つぼ型のヨーク22とセンターポール25とにより磁気
回路を構成し、上記ヨーク22の内口部側端面とセンタ
ーポール25の先端側外周面との間に設けられる磁気ギ
ャップ24に上記マグネット23の磁束を集中させてい
る。
【0026】上述のように構成される内磁型の磁気回路
部21を有するスピーカユニット20においても、上記
外磁型のスピーカユニット1と同様に、上記センターポ
ール25の先端面25aに振動板26の背面側と対向し
て多孔質で且つ硬質の材料よりなる吸音材27を取付け
ることとすれば、上記外磁型のスピーカユニット1と同
様に上記吸音材27の振動等が防止されて高い吸音効果
及び質のよい再生特性を得ることができる。
【0027】また、図6に示すように、上記内磁型の磁
気回路部21を有するスピーカユニット20において、
上記センターポール25及びマグネット23に通気孔2
8を設けたものにあっても、本発明を適用することがで
きる。この通気孔28は、上記図3で示す実施例と同様
に、振動板26と磁気回路部21により構成されるスピ
ーカユニット20の内部空間部Cからユニット外部に図
中矢印yで示すように空気が排出されるようになし、上
記スピーカユニット20の内部空間部Cの音圧の低減を
図るためのものである。
【0028】この場合においても、上記図3に示す場合
と同様に、上記センターポール25の先端面25aに配
設される多孔質で硬質な材料からなる吸音材27を上記
通気孔28に合わせてリング状に形成すれば、上記空気
の流れを阻止することなく、上記センターポール25等
で反射しようとする音を上記吸音材27によって吸音す
ることができる。
【0029】なお、内磁型の磁気回路部においては、マ
グネット自体の先端側側面をつぼ型ヨークの内口部側端
面と対向させて磁気ギャップを構成し、センターポール
を有さないものもある。この場合は、上記マグネットの
先端面において振動板の背面側に対向するように上記吸
音材を取付けるようにすれば、同様の効果を得ることが
できる。
【0030】さらに、本発明は、コーン型の振動板31
を有するスピーカユニット30にも適用することができ
る。その例を図7に示す。この図7に示すスピーカユニ
ット30は、磁気回路部32と振動板31とこの振動板
31を上記磁気回路部32に対し支持する支持フレーム
33とから構成される。
【0031】上記磁気回路部32は、外磁型の磁気回路
として構成されるものであって、中心部にセンターポー
ル34を有するヨーク35と、このヨーク35上であっ
てセンターポール34の周囲に配されたリング状のマグ
ネット36と、上記マグネット36の上部に取付けられ
るリング状のプレート37とを有してなる。そして、上
記磁気回路部32は、上記マグネット36と上記ヨーク
35のセンターポール34と上記プレート37により磁
気回路を構成し、上記プレートの内口部側端面とセンタ
ーポール34の先端側外周面との間に設けられる磁気ギ
ャップ38に上記マグネット36の磁束を集中させてい
る。
【0032】次に、上記振動板31はコーン型に形成さ
れ、その基端側には、ボイスコイル39が巻回された円
筒状のボイスコイルボビン40が取付けられている。上
記ボイスコイル39は、上記磁気回路部32の磁気ギャ
ップ38内に臨まされている。なお、上記ボイスコイル
39は錦糸線41を介して外部接続端子42に接続され
ている。
【0033】そして、上記振動板31のエッジ部31a
は、上記支持フレーム33の先端縁に取付けられるガス
ケット43により支持されている。また、上記振動板3
1の基端側には、上記ボイスコイル39を上記磁気ギャ
ップ38の中心に保持するためのダンパー44が設けら
れている。さらに、振動板31の中心部には、中心孔を
塞ぐキャップ45が取付けられている。
【0034】上述のように構成されるスピーカユニット
30において、上記センターポール34の先端面34a
に上記振動板31の背面側と対向して上述の多孔質で且
つ硬質の材料よりなる吸音材46が取付けるようにすれ
ばよい。
【0035】このようにコーン型の振動板31を有する
スピーカユニット30においても、振動板31の背面側
であって、磁気回路部32を構成するセンターポール3
4の先端面34aに上記吸音材46を取付けるようにす
れば、上記吸音材46は、スピーカユニット30内の高
音圧及び速い流速となる環境下においても、優れた吸音
力を発揮できるとともに、この吸音材46の振動による
摩擦音等の発生や音エネルギーの損失を防止でき、ノイ
ズの少ない明るく明快な立上がりのできる質の良い再生
特性をスピーカユニット30に発揮させることができ
る。
【0036】
【発明の効果】本発明に係るスピーカユニットによれ
ば、上記振動板の背面側であって、上記磁気回路部を構
成する部材に、多孔質で硬質の吸音材と、該吸音材と異
なる周波数の吸音効果を有する柔らかい吸音材とを重ね
て配設されるとともに、上記振動板の形状に合わせた断
面形状を有する吸音部材を取付けてなるので、優れた吸
音力を発揮できるとともに、この吸音材自体が振動され
ることを防止することができる。また、本発明のスピー
カユニットに係る上記センターポールは、上記振動板の
背面側と上記スピーカユニット外部とを連通する通気
孔を有し、このセンターポールの先端面に上記通気孔に
合わせてリング状に形成された多孔質で硬質の吸音材を
取付けたり、また、上記センターポールの上記通気孔の
内壁部および開口部を塞ぐように、多孔質で硬質の吸音
材を取付けてなるものであるので、同様に優れた吸音力
を発揮できるとともに、この吸音材自体が振動されるこ
とを防止することができる。
【0037】よって、スピーカユニット内の振動板背面
側の内部空間部が高音圧及び空気の流速が速くなって
も、磁気回路部等に反射する反射音等を充分吸音できる
とともに、上記吸音材自身の振動による摩擦音の発生や
音エネルギーの損失を防止でき、ノイズの少ない明るく
明快な立上がりの良い再生特性を有するスピーカユニッ
トを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を外磁型の磁気回路部を有するスピーカ
ユニットに適用した場合を示す断側面図である。
【図2】上記スピーカユニットの吸音材取付け部を拡大
して示す要部断側面図であって、(a)、及び(b)は
それぞれ吸音材の形状の変形例を示す。
【図3】上記スピーカユニットの多の例を示す断側面図
である。
【図4】上記スピーカユニットのさらに多の例を示す断
側面図である。
【図5】本発明を内磁型の磁気回路部を有するスピーカ
ユニットに適用した場合を示す断側面図である。
【図6】上記スピーカユニットに用いた場合の他の例を
示す断側面図である。
【図7】本発明をコーン型の振動板を有するスピーカユ
ニットに適用した場合を示す断側面図である。
【符号の説明】
1,20,30・・・スピーカユニット 2,21,32・・・磁気回路部 3,26,31・・・振動板 5,25,34・・・センターポール 6,22,35・・・ヨーク 7,23,36・・・マグネット 10,39・・・ボイスコイル 12,16,27,46・・・吸音材

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともボイスコイルが取付けられた
    振動板と、マグネット及びヨークを有してなる磁気回路
    部とを備えたスピーカユニットにおいて、 上記振動板の背面側であって、上記磁気回路部を構成す
    る部材に、多孔質で硬質の吸音材と、該吸音材と異なる
    周波数の吸音効果を有する柔らかい吸音材とを重ねて配
    設されるとともに、上記振動板の形状に合わせた断面形
    状を有する吸音部材を取付けてなることを特徴とするス
    ピーカユニット。
  2. 【請求項2】 少なくともボイスコイルが取付けられた
    振動板と、マグネット及びセンターポールを有してなる
    磁気回路部とを備えたスピーカユニットにおいて、 上記センターポールは上記振動板の背面側と上記スピー
    カユニットの外部とを連通する通気孔を有し、上記セン
    ターポールの先端面に、上記通気孔に合わせてリング状
    に形成された多孔質で硬質の吸音材を取付けてなること
    を特徴とするスピーカユニット。
  3. 【請求項3】 少なくともボイスコイルが取付けられた
    振動板と、マグネット及びセンターポールを有してなる
    磁気回路部とを備えたスピーカユニットにおいて、 上記センターポールは上記振動板の背面側と上記スピー
    カユニットの外部とを連通する通気孔を有し、上記セン
    ターポールの上記通気孔の内壁部および開口部を塞ぐよ
    に、多孔質で硬質の吸音材を取付けてなることを特徴
    とするスピーカユニット。
JP35070091A 1991-12-12 1991-12-12 スピーカユニット Expired - Fee Related JP3271075B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35070091A JP3271075B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スピーカユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP35070091A JP3271075B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スピーカユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH05168079A JPH05168079A (ja) 1993-07-02
JP3271075B2 true JP3271075B2 (ja) 2002-04-02

Family

ID=18412256

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP35070091A Expired - Fee Related JP3271075B2 (ja) 1991-12-12 1991-12-12 スピーカユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3271075B2 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4604415B2 (ja) * 2001-07-19 2011-01-05 パナソニック株式会社 スピーカ
JP3992275B2 (ja) 2002-05-16 2007-10-17 オンキヨー株式会社 小型スピーカー
KR100480052B1 (ko) * 2002-06-28 2005-03-30 엘지전자 주식회사 통신 단말기의 레시버 장치
JP2010034988A (ja) * 2008-07-30 2010-02-12 Pioneer Electronic Corp スピーカ装置
JP5327616B2 (ja) * 2009-05-27 2013-10-30 株式会社Jvcケンウッド スピーカユニット
CN109561368B (zh) * 2017-09-26 2023-08-11 惠州迪芬尼声学科技股份有限公司 硬球顶高音扬声器
CN213462138U (zh) * 2020-09-30 2021-06-15 瑞声科技(新加坡)有限公司 扬声器箱

Also Published As

Publication number Publication date
JPH05168079A (ja) 1993-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4610890B2 (ja) スピーカ装置
JPH11196494A (ja) スピーカ
JP3271075B2 (ja) スピーカユニット
JP2003111189A (ja) スピーカ
JP2010034988A (ja) スピーカ装置
JPS5849079B2 (ja) 動電型スピ−カ
JP2000138996A (ja) スピーカ装置
JPH0974599A (ja) スピーカ装置
JP2008118331A (ja) スピーカ
JPH10336790A (ja) スピーカ
WO2010023759A1 (ja) スピーカ装置
JP7581602B2 (ja) エキサイタ
JP2000278791A (ja) スピーカ
JP3767689B2 (ja) スピーカの構造
JPH118898A (ja) スピーカ装置
JPH10294986A (ja) スピーカ
KR200162112Y1 (ko) 박형 스피커
JP2000059879A (ja) スピーカ装置
WO2009122573A1 (ja) スピーカ装置
JPH11243593A (ja) スピーカ及びスピーカ装置
JPH11215585A (ja) スピーカ装置
JPH09187096A (ja) スピーカ装置
JP2547711Y2 (ja) 複合型スピーカ装置の防塵構造
JP4473428B2 (ja) スピーカ装置
JP2000069586A (ja) スピーカ

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20011211

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees