JP3266168B2 - ベネシャンブラインドの昇降操作装置 - Google Patents
ベネシャンブラインドの昇降操作装置Info
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- JP3266168B2 JP3266168B2 JP01329194A JP1329194A JP3266168B2 JP 3266168 B2 JP3266168 B2 JP 3266168B2 JP 01329194 A JP01329194 A JP 01329194A JP 1329194 A JP1329194 A JP 1329194A JP 3266168 B2 JP3266168 B2 JP 3266168B2
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- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
- E06B9/00—Screening or protective devices for wall or similar openings, with or without operating or securing mechanisms; Closures of similar construction
- E06B9/24—Screens or other constructions affording protection against light, especially against sunshine; Similar screens for privacy or appearance; Slat blinds
- E06B9/26—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds
- E06B9/28—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable
- E06B9/30—Lamellar or like blinds, e.g. venetian blinds with horizontal lamellae, e.g. non-liftable liftable
- E06B9/32—Operating, guiding, or securing devices therefor
- E06B9/323—Structure or support of upper box
-
- E—FIXED CONSTRUCTIONS
- E06—DOORS, WINDOWS, SHUTTERS, OR ROLLER BLINDS IN GENERAL; LADDERS
- E06B—FIXED OR MOVABLE CLOSURES FOR OPENINGS IN BUILDINGS, VEHICLES, FENCES OR LIKE ENCLOSURES IN GENERAL, e.g. DOORS, WINDOWS, BLINDS, GATES
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- E06B9/324—Cord-locks
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Structural Engineering (AREA)
- Architecture (AREA)
- Civil Engineering (AREA)
- Blinds (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はベネシャンブラインドの
昇降操作装置に関するものであり、さらに詳しく述べる
と、昇降コードの一端をボトムレールに、他端をヘッド
ボックスから垂下する中空操作棒に通してその中空操作
棒の下端部から外へ引き出し、ロック機構により昇降コ
ードを制動してブラインドの急速自重落下を防止する装
置の改良に関するものである。
昇降操作装置に関するものであり、さらに詳しく述べる
と、昇降コードの一端をボトムレールに、他端をヘッド
ボックスから垂下する中空操作棒に通してその中空操作
棒の下端部から外へ引き出し、ロック機構により昇降コ
ードを制動してブラインドの急速自重落下を防止する装
置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】スラットを開閉させる回転軸を駆動する
ことができる中空操作棒をヘッドボックスから垂下し、
その中空操作棒にブラインドを昇降させる昇降コードを
通し、その下端に取り付けたグリップから外へ引き出
し、そのグリップ内に設けたロック機構によって昇降コ
ードを制動する昇降コード操作装置は特公昭57−55
863号によって公知である。
ことができる中空操作棒をヘッドボックスから垂下し、
その中空操作棒にブラインドを昇降させる昇降コードを
通し、その下端に取り付けたグリップから外へ引き出
し、そのグリップ内に設けたロック機構によって昇降コ
ードを制動する昇降コード操作装置は特公昭57−55
863号によって公知である。
【0003】この公知装置は、中空操作棒の下端部にグ
リップを軸方向摺動可能に外嵌し、中空操作棒の下端に
スリーブ状のコードロック受けを取り付け、そのコード
ロック受けに挿脱するプラグ状のコードロックをグリッ
プの軸孔底部に取り付け、中空操作棒の下端部とグリッ
プの間にコイルスプリングを介在させてグリップを上方
へ弾圧する方式であった。グリップをコイルスプリング
に抗して下げると、コードロックがコードロック受けか
ら抜けて、その間に挟持していた昇降コードが解放さ
れ、ブラインドを自重によって下降し、グリップを放す
と、コイルスプリングがグリップを押し上げてコードロ
ックをコードロック受けに挿入し、その間に昇降コード
を挟持してブラインドをその位置に停止させる。この状
態でコードロックとコードロック受けの挟持に抗して昇
降コードを引き下げると、ブラインドが上昇する。
リップを軸方向摺動可能に外嵌し、中空操作棒の下端に
スリーブ状のコードロック受けを取り付け、そのコード
ロック受けに挿脱するプラグ状のコードロックをグリッ
プの軸孔底部に取り付け、中空操作棒の下端部とグリッ
プの間にコイルスプリングを介在させてグリップを上方
へ弾圧する方式であった。グリップをコイルスプリング
に抗して下げると、コードロックがコードロック受けか
ら抜けて、その間に挟持していた昇降コードが解放さ
れ、ブラインドを自重によって下降し、グリップを放す
と、コイルスプリングがグリップを押し上げてコードロ
ックをコードロック受けに挿入し、その間に昇降コード
を挟持してブラインドをその位置に停止させる。この状
態でコードロックとコードロック受けの挟持に抗して昇
降コードを引き下げると、ブラインドが上昇する。
【0004】この装置はブラインドを下降するとき、一
方の手でグリップを下げて昇降コードのロックを解放す
るとき、ブラインドが自重で急速に落下しないように、
他方の手でグリップから出ている昇降コードを制止する
という両手操作が必要であった。そこで、片手だけで急
速落下を防止しながら、ブラインドを降下させることが
できる装置が要望されていた。この要望に応えるため、
本願の発明者は先に片手だけでブラインド自重による急
速落下を防止することができる装置を提案(特願平5−
107052号)した。
方の手でグリップを下げて昇降コードのロックを解放す
るとき、ブラインドが自重で急速に落下しないように、
他方の手でグリップから出ている昇降コードを制止する
という両手操作が必要であった。そこで、片手だけで急
速落下を防止しながら、ブラインドを降下させることが
できる装置が要望されていた。この要望に応えるため、
本願の発明者は先に片手だけでブラインド自重による急
速落下を防止することができる装置を提案(特願平5−
107052号)した。
【0005】その提案装置はグリップを中空操作棒の下
端に軸方向摺動可能に外嵌し、その中空操作棒の下端に
スリーブ状のコードロック受けを接続し、そのコードロ
ック受けに挿脱可能なプラグ状のコードロックをグリッ
プの軸孔の底部に取り付け、グリップと中空操作棒の間
にグリップ用コイルスプリングを介在させ、コードロッ
クとグリップの間にグリップ用コイルスプリングを付加
したものであった。この提案装置を使用すると、ブライ
ンドの昇降停止中、コードロックは圧縮したコードロッ
ク用コイルスプリングの弾性反発力によってコードロッ
ク受けに押し込まれ、その間の昇降コードを挟持してロ
ックするか、ブラインドを下降するために、グリップを
下方へ引くと、コードロッックはコードロック受けに押
し込まれたままであるから、ブラインドは直ちに自重で
急速落下するおそれはない。しかし、コードロック用コ
イルスプリングは弛緩してコードロック受けとコードロ
ックの間の昇降コード挟持力は減少するから、ブライン
ドは自重で除々に下降し始める。従って、グリップをさ
らに引き下げると、コードロックがコードロック受けか
ら抜け、昇降コードは完全に解放されるから、ブライン
ドを下限まで下降させることができる。
端に軸方向摺動可能に外嵌し、その中空操作棒の下端に
スリーブ状のコードロック受けを接続し、そのコードロ
ック受けに挿脱可能なプラグ状のコードロックをグリッ
プの軸孔の底部に取り付け、グリップと中空操作棒の間
にグリップ用コイルスプリングを介在させ、コードロッ
クとグリップの間にグリップ用コイルスプリングを付加
したものであった。この提案装置を使用すると、ブライ
ンドの昇降停止中、コードロックは圧縮したコードロッ
ク用コイルスプリングの弾性反発力によってコードロッ
ク受けに押し込まれ、その間の昇降コードを挟持してロ
ックするか、ブラインドを下降するために、グリップを
下方へ引くと、コードロッックはコードロック受けに押
し込まれたままであるから、ブラインドは直ちに自重で
急速落下するおそれはない。しかし、コードロック用コ
イルスプリングは弛緩してコードロック受けとコードロ
ックの間の昇降コード挟持力は減少するから、ブライン
ドは自重で除々に下降し始める。従って、グリップをさ
らに引き下げると、コードロックがコードロック受けか
ら抜け、昇降コードは完全に解放されるから、ブライン
ドを下限まで下降させることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記装置はいずれも昇
降コードのロック機構をグリップに内設したため、グリ
ップは中空操作棒に対して外径を相当に大きくする必要
があった。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、
中空操作棒を介してスラットを開閉し、その中空操作棒
に通した昇降コードを引いてブラインドを上昇し、昇降
コードに対するロック機構を介してブラインドの自重落
下を防止し、かつ片手操作だけでブラインド下降時の急
速落下を防止することができるベネシャンブラインドの
昇降操作装置であって、グリップを小型化することも、
グリップを省略することも可能なものを提供することに
ある。
降コードのロック機構をグリップに内設したため、グリ
ップは中空操作棒に対して外径を相当に大きくする必要
があった。本発明は上記に鑑みてなされたものであり、
中空操作棒を介してスラットを開閉し、その中空操作棒
に通した昇降コードを引いてブラインドを上昇し、昇降
コードに対するロック機構を介してブラインドの自重落
下を防止し、かつ片手操作だけでブラインド下降時の急
速落下を防止することができるベネシャンブラインドの
昇降操作装置であって、グリップを小型化することも、
グリップを省略することも可能なものを提供することに
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、本発明が採用する手段は、ヘッドボックスから吊り
下げられた中空操作棒と、一端側がボトムレールに止着
され他端側がヘッドボックス内部から中空操作棒を通っ
て外へ引き出された昇降コードと、その昇降コードをロ
ックするロック手段とを備えたベネシャンブラインドの
昇降操作装置において、ヘッドボックスに筒状のハウジ
ングを内設し、そのハウジングに軸孔状のコードロック
受けを設け、そのロック受けにコードロックを出入自在
にはめ、そのコードロックをコードロックホルダに軸方
向摺動自在に入れ、そのコードロックホルダをハウジン
グに軸方向摺動自在に入れ、コードロックをロック受け
に弾圧するコードロック用スプリングをコードロックホ
ルダに、コードロックホルダをコードロック受け側に弾
圧するコードロックホルダ用スプリングをハウジングに
それぞれ設け、昇降コードをコードロックのコード孔と
コードロック受けに通してハウジングを貫通させ、コー
ドロックホルダをコードロックホルダ用スプリングに抗
して摺動させるロック解除手段を構成したことにある。
め、本発明が採用する手段は、ヘッドボックスから吊り
下げられた中空操作棒と、一端側がボトムレールに止着
され他端側がヘッドボックス内部から中空操作棒を通っ
て外へ引き出された昇降コードと、その昇降コードをロ
ックするロック手段とを備えたベネシャンブラインドの
昇降操作装置において、ヘッドボックスに筒状のハウジ
ングを内設し、そのハウジングに軸孔状のコードロック
受けを設け、そのロック受けにコードロックを出入自在
にはめ、そのコードロックをコードロックホルダに軸方
向摺動自在に入れ、そのコードロックホルダをハウジン
グに軸方向摺動自在に入れ、コードロックをロック受け
に弾圧するコードロック用スプリングをコードロックホ
ルダに、コードロックホルダをコードロック受け側に弾
圧するコードロックホルダ用スプリングをハウジングに
それぞれ設け、昇降コードをコードロックのコード孔と
コードロック受けに通してハウジングを貫通させ、コー
ドロックホルダをコードロックホルダ用スプリングに抗
して摺動させるロック解除手段を構成したことにある。
【0008】ロック解除手段としては、一端側をコード
ロックホルダに止着し他端側を昇降コードと共に中空操
作棒に通して外に引き出したロック解除コードとするこ
とが可能であり、又、ヘッドボックス及びハウジングに
窓を設け、その窓からコードロックホルダに止着したロ
ック解除レバーを突出させてもよい。
ロックホルダに止着し他端側を昇降コードと共に中空操
作棒に通して外に引き出したロック解除コードとするこ
とが可能であり、又、ヘッドボックス及びハウジングに
窓を設け、その窓からコードロックホルダに止着したロ
ック解除レバーを突出させてもよい。
【0009】
【作用】ブラインドの昇降を停止したとき、コードロッ
クはコードロック用スプリングによってコードロック受
けに押し込まれ、その間に昇降コードを挟持してロック
する。ここで、ロック解除コード又はロック解除レバー
をコードロックホルダ用スプリングに抗して操作する
と、コードロック用スプリングは弛むが、コードロック
はコードロック受けに押し込まれたままであるから、ブ
ラインドが直ちに自重で急速落下するおそれはない。し
かし、コードロック用スプリングの弛緩により、コード
ロックとコードロック受けの間の昇降コードを挟持する
力は減少するから、ブラインドは自重で徐々に下降す
る。
クはコードロック用スプリングによってコードロック受
けに押し込まれ、その間に昇降コードを挟持してロック
する。ここで、ロック解除コード又はロック解除レバー
をコードロックホルダ用スプリングに抗して操作する
と、コードロック用スプリングは弛むが、コードロック
はコードロック受けに押し込まれたままであるから、ブ
ラインドが直ちに自重で急速落下するおそれはない。し
かし、コードロック用スプリングの弛緩により、コード
ロックとコードロック受けの間の昇降コードを挟持する
力は減少するから、ブラインドは自重で徐々に下降す
る。
【0010】
【実施例】本発明の装置を図面に示す実施例に基づいて
説明する。図1に示すように、ベネシャンブラインドの
ヘッドボックス10から垂下する昇降コード11はスラット
12を貫通してボトムレール13に至り、そこに止着され
る。昇降コード11の他端はヘッドボックス10から突出す
る中空自在継手14の内部を通り、ついで、その中空自在
継手に接続した中空操作15は内部に通される。中空操作
棒15の下端部にはグリップ16が軸方向摺動自在に外嵌さ
れ、昇降コード11の他端はグリップ16から外へ引き出さ
れてつまみ17に至り、そこに止着される。
説明する。図1に示すように、ベネシャンブラインドの
ヘッドボックス10から垂下する昇降コード11はスラット
12を貫通してボトムレール13に至り、そこに止着され
る。昇降コード11の他端はヘッドボックス10から突出す
る中空自在継手14の内部を通り、ついで、その中空自在
継手に接続した中空操作15は内部に通される。中空操作
棒15の下端部にはグリップ16が軸方向摺動自在に外嵌さ
れ、昇降コード11の他端はグリップ16から外へ引き出さ
れてつまみ17に至り、そこに止着される。
【0011】図1及び図2に示すように、ヘッドボック
ス10に軸方向がヘッドボックス長手方向に一致する筒状
のハウジング20を取り付け、そのハウジングに同じく筒
状のコードロックホルダ21を軸方向摺動自在に挿入す
る。コードロックホルダ21にコードロック22を軸方向摺
動自在に挿入する。ハウジング20の他端側内周面にスプ
リング受け25を取り付け、そのスプリング受けとコード
ロックホルダ21の間にコイル状のコードロックホルダ用
スプリング26を配置してコードロックホルダ21を一端側
へ弾性反発力で押圧する。
ス10に軸方向がヘッドボックス長手方向に一致する筒状
のハウジング20を取り付け、そのハウジングに同じく筒
状のコードロックホルダ21を軸方向摺動自在に挿入す
る。コードロックホルダ21にコードロック22を軸方向摺
動自在に挿入する。ハウジング20の他端側内周面にスプ
リング受け25を取り付け、そのスプリング受けとコード
ロックホルダ21の間にコイル状のコードロックホルダ用
スプリング26を配置してコードロックホルダ21を一端側
へ弾性反発力で押圧する。
【0012】ハウジング20の軸方向一端側に軸孔状のコ
ードロック受け23を設け、そのコードロック受けにコー
ドロック22の頭部27を挿入する。コードロック22の頭部
27の周囲には複数のコード孔28又はコード溝を設ける。
コードロックホルダ21とコードロック22の間にコイル状
のコードロック用スプリング24を配置してコードロック
22をコードロック受け23に弾性反発力で押し込む。コー
ドロック22のコードロックホルダ21内の摺動範囲はコー
ドロックホルダ21の一端側に設けたストッパ29によって
規制する。
ードロック受け23を設け、そのコードロック受けにコー
ドロック22の頭部27を挿入する。コードロック22の頭部
27の周囲には複数のコード孔28又はコード溝を設ける。
コードロックホルダ21とコードロック22の間にコイル状
のコードロック用スプリング24を配置してコードロック
22をコードロック受け23に弾性反発力で押し込む。コー
ドロック22のコードロックホルダ21内の摺動範囲はコー
ドロックホルダ21の一端側に設けたストッパ29によって
規制する。
【0013】ロック解除コード30の一端をコードロック
ホルダ21に止着し、他端をヘッドボックス10から中空自
在継手14、中空操作棒15の内部に通してグリップ16に止
着する。このとき、グリップ16を下方に摺動すると、ロ
ック解除コード30が引かれて、コードロックホルダ21が
コードロックホルダ用スプリング26に抗して軸方向他端
側へ摺動するように設定する。ハウジング20の一端側か
ら入った2本ないし3本の昇降コード11はコードロック
受け23を通り、ついでコードロック22のコード孔28を抜
け、それからハウジング20の他端側から出る。
ホルダ21に止着し、他端をヘッドボックス10から中空自
在継手14、中空操作棒15の内部に通してグリップ16に止
着する。このとき、グリップ16を下方に摺動すると、ロ
ック解除コード30が引かれて、コードロックホルダ21が
コードロックホルダ用スプリング26に抗して軸方向他端
側へ摺動するように設定する。ハウジング20の一端側か
ら入った2本ないし3本の昇降コード11はコードロック
受け23を通り、ついでコードロック22のコード孔28を抜
け、それからハウジング20の他端側から出る。
【0014】ブラインドの昇降停止中、コードロック22
は圧縮したコードロック用スプリング24の弾性反発力に
よってコードロック受け23に押し込まれ、昇降コード11
を固く挟持する。ブラインドを下降するために、図1の
グリップ16を少し押し下げると、図3に矢印で示すよう
に、コードロックホルダ用スプリング26に抗してロック
解除コード30が引かれてコードロックホルダ21をハウジ
ング20の他端側へ少し摺動させる。このとき、コードロ
ック22はコードロック受け23に押し込まれたままである
が、押圧力が弛むため、昇降コード11を挟持する力は弱
くなり、ブラインドの自重によって昇降コード11はコー
ドロック受け23とコードロック22の間をすり抜けるが、
摩擦抵抗を受けるため、昇降コードの移動速度は小さ
く、ブラインドは徐々に降下する。それにつれて昇降コ
ードにかかるブラインドの自重は徐々に軽くなる。ブラ
インドが下限に近づいたとき、図1のグリップ16を下げ
きると、図4に示すように、ロック解除コード30はさら
に引かれてコードロックホルダ21がハウジング20の他端
側へコードロックホルダ用スプリング26が圧縮するまで
移動する。このとき、コードロック22はコードロック受
け23から抜け、昇降コード11は完全に解放されるから、
ブラインドは軽くなったブラインドの自重によって下限
まで確実に降下する。
は圧縮したコードロック用スプリング24の弾性反発力に
よってコードロック受け23に押し込まれ、昇降コード11
を固く挟持する。ブラインドを下降するために、図1の
グリップ16を少し押し下げると、図3に矢印で示すよう
に、コードロックホルダ用スプリング26に抗してロック
解除コード30が引かれてコードロックホルダ21をハウジ
ング20の他端側へ少し摺動させる。このとき、コードロ
ック22はコードロック受け23に押し込まれたままである
が、押圧力が弛むため、昇降コード11を挟持する力は弱
くなり、ブラインドの自重によって昇降コード11はコー
ドロック受け23とコードロック22の間をすり抜けるが、
摩擦抵抗を受けるため、昇降コードの移動速度は小さ
く、ブラインドは徐々に降下する。それにつれて昇降コ
ードにかかるブラインドの自重は徐々に軽くなる。ブラ
インドが下限に近づいたとき、図1のグリップ16を下げ
きると、図4に示すように、ロック解除コード30はさら
に引かれてコードロックホルダ21がハウジング20の他端
側へコードロックホルダ用スプリング26が圧縮するまで
移動する。このとき、コードロック22はコードロック受
け23から抜け、昇降コード11は完全に解放されるから、
ブラインドは軽くなったブラインドの自重によって下限
まで確実に降下する。
【0015】グリップ16はロック解除コード30を止着す
るためのものにすぎないから、その形状寸法は中空操作
棒15に摺動自在に外嵌するだけのものであり、外径が中
空操作棒15よりもわずかに大きいだけである。中空操作
棒にグリップを取り付ける代わりに、ロック解除コード
を中空操作棒の下端から昇降コードとは別に操作可能に
引き出しておくだけでよい。
るためのものにすぎないから、その形状寸法は中空操作
棒15に摺動自在に外嵌するだけのものであり、外径が中
空操作棒15よりもわずかに大きいだけである。中空操作
棒にグリップを取り付ける代わりに、ロック解除コード
を中空操作棒の下端から昇降コードとは別に操作可能に
引き出しておくだけでよい。
【0016】図5の実施例はヘッドボックス10及びハウ
ジング20の正面側に長孔状の操作窓18、19をあけ、その
操作窓からコードロックホルダ21の正面側に突設したロ
ック解除レバー31を突出させたものである。前記実施例
と同様に、コードロック22はコードロックホルダ21に摺
動自在に内設され、その摺動範囲はストッパ29によって
規制される。コードロック22は圧縮したコードロック用
スプリング24の弾性反発力によってコードロック受けに
押し込まれ、昇降コード11を固く把持してブラインドの
下降を停止する。このとき、ロック解除レバー31をコー
ドロックホルダ用スプリング26に抗して他端側へ少し移
動させると、コードロック用スプリング24が弛むから、
昇降コード11はコードロック受けとコードロック22の間
をすり抜け、ブラインドは徐々に下降する。さらに、ロ
ック解除レバー31を他端側へ移動しきると、コードロッ
ク22はコードロック受けから抜けて昇降コード11を完全
に解放するから、ブラインドは自重で下限まで降下す
る。この実施例は中空操作棒にロック解除コードを通す
必要も、中空操作棒の下端にグリップを設ける必要もな
い。
ジング20の正面側に長孔状の操作窓18、19をあけ、その
操作窓からコードロックホルダ21の正面側に突設したロ
ック解除レバー31を突出させたものである。前記実施例
と同様に、コードロック22はコードロックホルダ21に摺
動自在に内設され、その摺動範囲はストッパ29によって
規制される。コードロック22は圧縮したコードロック用
スプリング24の弾性反発力によってコードロック受けに
押し込まれ、昇降コード11を固く把持してブラインドの
下降を停止する。このとき、ロック解除レバー31をコー
ドロックホルダ用スプリング26に抗して他端側へ少し移
動させると、コードロック用スプリング24が弛むから、
昇降コード11はコードロック受けとコードロック22の間
をすり抜け、ブラインドは徐々に下降する。さらに、ロ
ック解除レバー31を他端側へ移動しきると、コードロッ
ク22はコードロック受けから抜けて昇降コード11を完全
に解放するから、ブラインドは自重で下限まで降下す
る。この実施例は中空操作棒にロック解除コードを通す
必要も、中空操作棒の下端にグリップを設ける必要もな
い。
【0017】
【発明の効果】上記のとおり、本発明の装置は、昇降コ
ードのロック機構を中空操作棒下端のグリップに内設し
た従来のものとは異なり、ヘッドボックスに昇降コード
のロック機構を内設したから、ヘッドボックスからロッ
ク解除レバーを突出させたときは、中空操作棒にグリッ
プを付設する必要はなくり、ロック解除コードを中空操
作棒に通したときは、中空操作棒下端にグリップを軸方
向摺動自在に付設するが、その外径は中空操作棒よりも
わずかに大きい小型のものでよいという従来のものでは
得られなかった効果を奏する。
ードのロック機構を中空操作棒下端のグリップに内設し
た従来のものとは異なり、ヘッドボックスに昇降コード
のロック機構を内設したから、ヘッドボックスからロッ
ク解除レバーを突出させたときは、中空操作棒にグリッ
プを付設する必要はなくり、ロック解除コードを中空操
作棒に通したときは、中空操作棒下端にグリップを軸方
向摺動自在に付設するが、その外径は中空操作棒よりも
わずかに大きい小型のものでよいという従来のものでは
得られなかった効果を奏する。
【図1】は本発明の一実施例の装置を備えたベネシャン
ブラインドの要部を一部断面で示す正面図、
ブラインドの要部を一部断面で示す正面図、
【図2】は図1の装置の分解斜視図、
【図3】は図1の装置のロック解除コードを少し引いた
ときの状態を示す断面図、
ときの状態を示す断面図、
【図4】は図1の装置のロック解除コードを一杯に引い
たときの状態を示す断面図、
たときの状態を示す断面図、
【図5】は他の実施例の分解斜視図、
10:ヘッドボックス、11:昇降コード、12:スラット、
13:ボトムレール、14:中空自在継手、15:中空操作
棒、16:グリップ、17:つまみ、18、19:操作窓、20:
ハウジング、21:コードロックホルダ、22:コードロッ
ク、23:コードロック受け、24:コードロック用スプリ
ング、25:スプリング受け、26:コードロックホルダ用
スプリング、27:頭部、28:コード孔、29:ストッパ、
30:ロック解除コード、31:ロック解除レバー
13:ボトムレール、14:中空自在継手、15:中空操作
棒、16:グリップ、17:つまみ、18、19:操作窓、20:
ハウジング、21:コードロックホルダ、22:コードロッ
ク、23:コードロック受け、24:コードロック用スプリ
ング、25:スプリング受け、26:コードロックホルダ用
スプリング、27:頭部、28:コード孔、29:ストッパ、
30:ロック解除コード、31:ロック解除レバー
Claims (5)
- 【請求項1】ヘッドボックス(10)に連結した中空操作
棒(15)と、一端をボトムレール(13)に止着し他端を
前記ヘッドボックスから前記中空操作棒に通して外へ引
き出した昇降コード(11)と、前記昇降コードをロック
するロック手段とからなるベネシャンブライドの昇降操
作装置であって、前記ロック手段は前記ヘッドボックス
に内設した筒状のハウジング(20)と、前記ハウジング
にヘッドボックス長手方向に摺動自在に内挿した筒状の
コードロックホルダ(21)と、前記コードロックホルダ
にヘッドボックス長手方向に摺動自在に内挿したコード
ロック(22)と、前記ハウジングのヘッドボックス長手
方向の一端側に設けた軸孔状のコードロック受け(23)
と、前記コードロックと前記コードロックホルダの間に
介在して前記コードロックの頭部(27)を前記コードロ
ック受け(23)に弾圧して挿入するコードロック用スプ
リング(24)と、前記コードロックホルダと前記ハウジ
ングの間に介在して前記コードロックホルダをヘッドボ
ックス長手方向の一端側へ弾圧するコードロックホルダ
用スプリング(26)と、前記ハウジングの一端側から前
記コードロック受けと前記コードロック頭部の間を通
り、前記ハウジングの他端側へ抜ける前記昇降コードを
案内する前記コードロックに設けたコード孔(28)と、
前記コードロックホルダを前記コードロックホルダ用ス
プリングに抗して前記ハウジングの他端側へ摺動させる
操作手段(30、31)とからなることを特徴とするベネシ
ャンブラインドの昇降操作装置。 - 【請求項2】コードロック(22)のコードロックホルダ
(21)内の摺動範囲を規制するストッパ(29)が設けら
れたことを特徴とする請求項1記載のベネシャンブライ
ンドの昇降操作装置。 - 【請求項3】操作手段は一端がコードロックホルダ(2
1)に止着され、他端が中空操作棒(15)を通り、その
下端から引き出されたロック解除コード(30)からなる
ことを特徴とする請求項1又は2記載のベネシャンブラ
インドの昇降操作装置。 - 【請求項4】操作手段は一端がコードロックホルダ(2
1)に、他端が中空操作棒(15)を通り、ついで、前記
中空操作棒に軸方向摺動自在に設けたグリップ(16)に
それぞれ止着されたことを特徴とする請求項1又は2記
載のベネシャンブラインドの昇降操作装置。 - 【請求項5】操作手段はコードロックホルダ(21)の正
面側に突設したロック解除レバー(31)からなり、前記
ロック解除レバーはヘッドボックス(10)及びハウジン
グ(20)の正面に設けた操作窓(18、19)から突出する
ことを特徴とする請求項1又は2記載のベネシャンブラ
インドの昇降操作装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01329194A JP3266168B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ベネシャンブラインドの昇降操作装置 |
DE1994607746 DE69407746T2 (de) | 1994-02-07 | 1994-10-11 | Seilklemme für Rafflamellenstore |
EP19940116012 EP0666404B1 (en) | 1994-02-07 | 1994-10-11 | Cord locking assembly for use with venetian blind |
US08/330,730 US5501262A (en) | 1993-05-07 | 1994-10-28 | Cord locking assembly for use with venetian blind |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01329194A JP3266168B2 (ja) | 1994-02-07 | 1994-02-07 | ベネシャンブラインドの昇降操作装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JPH07217336A JPH07217336A (ja) | 1995-08-15 |
JP3266168B2 true JP3266168B2 (ja) | 2002-03-18 |
Family
ID=11829100
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP01329194A Expired - Fee Related JP3266168B2 (ja) | 1993-05-07 | 1994-02-07 | ベネシャンブラインドの昇降操作装置 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3266168B2 (ja) |
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- 1994-02-07 JP JP01329194A patent/JP3266168B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-11 DE DE1994607746 patent/DE69407746T2/de not_active Expired - Fee Related
- 1994-10-11 EP EP19940116012 patent/EP0666404B1/en not_active Expired - Lifetime
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