JP3260095B2 - 誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号器並びにその復号方法 - Google Patents
誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号器並びにその復号方法Info
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Description
車電話システムや携帯電話システムのような移動体通信
システムを典型例とする情報ビット系列伝送システムの
受信側装置におけるBCH符号やCRC符号などの誤り
訂正符号及び誤り検出符号の復号器に関するものであ
る。
は、ディジタル自動車電話システムや携帯電話システム
のような移動体通信システム、及び光ディスクのような
記録媒体への書き込み、ないし記録媒体からの読み出し
システム等に用いられている。移動体通信システムに用
いられる誤り訂正及び誤り検出符号の場合には、移動体
通信システムで送受信される信号は制御信号と非制御信
号からなり、双方とも送受信遅延時間が極力短縮される
必要があり、高速な符号化及び復号化処理が要求される
とともに制御信号に高い信頼性も要求される。
誤り検出符号は、記録媒体が読み出し専用媒体の場合に
は復号化処理に高速化が要求され、書き込みと読み出し
可能な媒体には符号化と復号化処理の双方に高速化が要
求される。
訂正/検出符号は、内符号に誤り検出を目的としたCR
C(Cyclic Redundancy Chec
k)符号を、外符号に誤り訂正を目的としたBCH(B
ose ChaudhuriHocquenghem)
符号を適用するのが一般的である。
以下の通りである。送信側が情報ビット系列にCRC符
号による誤り検出符号化処理を施してから、さらにBC
H符号により誤り訂正符号化して(この処理によって、
CRC符号は内符号、BCH符号は外符号となる)伝送
路へ伝送し、受信側は伝送路から伝送された符号系列に
対してBCHの誤り訂正復号処理を適用して、その結果
得られた復号結果に対してさらにCRC符号を用いて誤
り検出チェックを行うことにより、最終的な復号結果を
得ている。
/検出符号の場合、内符号に誤り検出を目的としたCR
C符号を、外符号に誤り訂正を目的としたRS(Ree
dSolomon)符号が適用されるのが一般的であ
る。また、基本的な符号器/復号器における処理は移動
体通信システムと同様になされるが、誤り訂正復号処理
と誤り検出復号処理とを並列に行うことによって復号処
理を高速化する方法や、剰余演算処理については剰余演
算処理結果が登録された剰余演算換算テーブルを収容す
るROMから解を得るようにして復号化処理の高速化を
図る方法、及び複数のフォーマットのデータを同一の回
路構成で実現する方法などが考案されている。
誤り検出を行う符号器及び復号器での処理方法は、例え
ば特開平6−188862号公報に示されている。以下
に、この誤り訂正と誤り検出符号器及び復号器の構成及
び動作について、図10を用いて説明する。
公報に示されている従来の符号器と復号器の構成図であ
る。図10において、1001は符号器、1002は復
号器、1003は無線伝送部である。なお、この従来例
に記載されている誤り検出符号はCRC符号であり、誤
り訂正符号はBCH符号である。但し、BCH符号はラ
ンダム誤り訂正とバースト誤り訂正の双方に用い、復号
時にはこのランダム誤り訂正とバースト誤り訂正を並列
に復号化する。更に、この従来例ではインタリーブを用
いて伝送している。
する。1011は情報ビット系列を入力して誤り検出を
目的とするCRC符号を生成かつ付加するCRC符号
部、1012はCRC符号部1011からのCRC符号
が付加された情報ビット系列を複数の情報ブロックに分
割する分割部、1013は分割部1012からの情報ブ
ロックを入力して誤り訂正を目的としたBCH符号を生
成かつ付加するBCH符号部、1014はBCH符号部
1013からのBCH符号及びCRC符号が付加された
情報ブロックを合成した上でインタリーブを用いて無線
伝送部1003へ出力するインタリービング部である。
する。1021は無線伝送部103からのインタリーブ
された情報をデ・インタリーブした上で複数の情報ブロ
ックに分割するデ・インタリービング部/分割部、10
22はBCH符号が付加された情報ブロックのランダム
誤りに対して訂正復号を行うランダム誤り訂正復号部、
1023はBCH符号が付加された情報ブロックのバー
スト誤りに対して訂正復号を行うバースト誤り訂正復号
部、1024はランダム誤り訂正復号部1022または
バースト誤り訂正復号部1023からの分割された情報
ブロックを合成する合成部、1025は合成部1024
からのCRC符号が付加された情報に対してCRC誤り
検出を行うCRC誤り検出復号部、1026は選択部で
ある。
の動作を説明する。まず、符号器1001において、C
RC符号部1011は情報ビット系列を入力し、この情
報ビット系列(以下A系列という)をCRC符号化して
誤り検出符号化のために用いられる冗長ビットを生成
し、A系列と冗長ビットとからなるB系列を生成して出
力する。次に、分割部1012はCRC符号部1011
からのB系列を受信すると、このB系列をk(kは自然
数)個(図10では3個)の情報ブロックに分割し、B
i(i=1〜3)系列を生成して出力する。
12からの分割された個々のBi(i=1〜3)系列を
それぞれBCH符号化し、Ci(i=1〜3)系列を生
成する。インタリービング部1014はBCH符号部1
013からのBCH符号化されたCi系列をインタリー
ビングし、無線伝送するためのD系列を生成して伝送路
へ出力する。このようにして符号器1は情報ビットであ
るA系列から無線伝送するためのD系列を生成する。こ
のD系列は無線伝送部1003によってE系列に変換さ
れて伝送路へ出力される。
らのE系列をデ・インタリービング部/分割部1021
が入力し、このE系列をデ・インタリービングし、BC
H符号復号化に対応したk個のEi系列に分割する。ラ
ンダム誤り訂正復号部1022は、前記個々のEi系列
に対してそれぞれランダム誤り訂正復号化を行いFi系
列を生成する。また、バースト誤り訂正復号部1023
は、前記個々のEi系列に対してそれぞれバースト誤り
訂正復号化を行いHi系列を生成する。
24はランダム誤り訂正復号部1022からの前記Fi
系列とバースト誤り訂正復号部1023からのHi系列
とからIk系列を合成し、誤り訂正復号処理を行った上
でCRC誤り検出復号部1025にこのIk系列を引き
渡す。CRC誤り検出復号部1025は合成部1024
からこのIk系列を受け取るとIk系列のCRC誤りを
検出かつ復号する。また、選択部1026はCRC誤り
検出復号部1025によって誤りが検出されなかったI
k系列からCRCの冗長ビットを削除した上で、この冗
長ビットを削除した系列を復号結果として復号器100
2から出力する。
出符号器及び復号器が考案されている。
号公報には記録媒体の復号処理の際に、誤り訂正復号処
理と誤り検出復号処理とを並列に行うことにより復号処
理の高速化を図る方法が示されている。図11はこの特
開昭63−257966号公報に示された従来の復号処
理の際に、符号器及び復号器が使用するデータの配列を
示すデータ配列図であり、図12はこの図11に示され
た従来例に係る符号器を含むディジタル変調器の構成
図、図13は図11に示された従来例に係る復号器を含
むディジタル復調器の構成図である。
ァメモリ、1202は誤り訂正回路、1203は累積加
算回路、1204はCRCジェネレータ、1205はデ
ジタル変調回路、1206は記録媒体、1207はホス
トコンピュータ、1208はインタフェースである。
ァメモリ、1302は誤り訂正回路、1303は累積加
算回路、1304はCRCチェッカ、1305はデジタ
ル復調回路、1306は記録媒体であり、図12に示す
記録媒体1206と同じものである。また、1307は
ホストコンピュータ、1308はインタフェースであ
る。
の復号器の構成及び動作について、図11〜図13を用
いて説明する。記録媒体1306から読み出されたデー
タは図13に示すディジタル復調回路1305によって
復調され、バッファメモリ1301に図11に示すよう
な記録時と同じセクタフォーマットを形成するように格
納される。同時に、復調されたデータは次式に示される
ような累積加算回路1303へ入力され、XOR累積加
算が実行される。
格納される。次に、バッファメモリ1301からD景,j
の各iに関するデータ(図11の各横一列)と誤り訂正
用パリティE景,kが読み出され、誤り訂正回路1302
によって誤りの大きさ(パターン)と誤りの位置が計算
され、次にこの誤りの位置に対応するバッファメモリの
アドレスから誤りデータが読み出され、それに前記の誤
りの大きさがXOR加算され、元のアドレスへ再格納さ
れることにより、誤り訂正が実行される。
バッファメモリ1301から読み出され、これに前記の
誤りの大きさがXOR加算され、CRC演算用データに
修正が加えられた上で元のアドレスへ再格納される。こ
の操作を各i(各横一列)ごとにi回繰り返し実行す
る。最後にIj戟ij=103〜0の順), C3, C2,
C,C0の順に読み出され、CRCチェッカに入力され
誤りの有無がチェックされる。
間にCRC誤り検出復号処理が完了する方法が考案され
ている。
報に記録媒体の誤り訂正符号の復号処理において高速化
を図る方法が示されている。この従来例では、リードソ
ロモン符号装置がガロア体GF(2の4乗)上の乗算処
理を実現するハードウェアを有しており、当該ハードウ
ェアはガロア体GF(2の4乗)上の乗算処理結果が登
録された乗算換算テーブルを収容するROMと、ガロア
体GF(2の4乗)上でハーフバイト情報として示され
る乗数及び被乗数に基づき前記乗算加算テーブルを直接
アクセスするアドレスを生成するアドレス生成回路とを
備え、乗算を乗数及び被乗数をもとにその解を表上で得
る方法が考案されている。
公報には記録媒体における複数の信号フォーマットのデ
ータに対する誤り訂正符号化及び復号化処理を同一の回
路構成で実現する方法が示されている。この従来例で
は、異なるデータフォーマットを持つ映像信号(NTS
CとPAL)の誤り訂正回路を共通化するために、共用
する二つの信号フォーマットの内、データ量の大きい信
号フォーマットで誤り訂正回路を用い、データ量の少な
い信号フォーマットに利用する場合には、符号器系で予
め不足分のデータ領域にダミービット(0)を付加し
て、誤り訂正符号化を行い、ダミーデータのみで生成さ
れたダミービット部分を除いて記録を行い、復号器は復
号時に前記所定のダミーデータを補って復号する方法が
考案されている。
2号公報に示されている従来の誤り検出符号および誤り
訂正符号の復号装置は、誤り訂正符号の復号化のための
剰余演算処理を行った後、当該剰余演算処理結果を用い
て誤り訂正を実施し、次に誤り訂正結果を元に誤り検出
符号の復号化のための剰余演算処理を行っていた。この
ように並列処理ではなく逐次処理であるため、処理時間
がかかるという問題点があった。
れている従来の誤り訂正符号の復号装置では、剰余演算
処理結果が登録された剰余演算換算テーブルを収容する
ROMを設けることにより誤り訂正復号器の高速化を図
っているが、正しい誤り検出符号を得るために、誤り訂
正復号を行った後に、再度、誤り検出符号の復号化のた
めの剰余演算処理を行わねばならないという問題点があ
った。
示されている従来の誤り訂正符号の復号装置では、複数
のフォーマットに対応するためにダミービットを付加し
て対処しているが、誤り訂正時の誤り検出には対処して
いないという問題点があった。
は、同一誤り訂正用の外符号内に異なるフォーマットを
持つ複数の誤り検出用の内符号を持つデータフォーマッ
トの場合には、フォーマットが異なる数だけの誤り検出
符号用復号回路を持たねばならないという問題点があっ
た。
めに為されたものであり、広帯域移動通信システムにお
いて、BCH符号の復号化及びCRC符号の復号化の処
理の高速化を小規模の復号回路で実現することを目的と
している。
正符号及び誤り検出符号の復号器は、情報ビット系列に
対して剰余演算を行うBCH(Bose Chaudh
uri Hocquenghem)剰余演算回路と、前
記情報ビット系列に対して前記BCH剰余演算回路とは
異なる剰余演算を行うCRC(Cyclic Redu
ndancy Check)剰余演算回路と、前記BC
H剰余演算回路からの出力に基づき誤り位置を出力する
誤り訂正判定回路と、前記BCH剰余の内、該誤り訂正
判定回路から得られた誤り位置における部分に対して剰
余演算を行うCRC誤り検出判定回路と、前記情報ビッ
ト系列に対する前記CRC剰余演算回路の剰余演算によ
って出力された剰余の内、前記誤り位置における部分に
対して前記CRC誤り検出判定回路が剰余演算した結果
に基づいて訂正を施したした結果をCRC誤り検出結果
として出力するCRC誤り検出手段とを具備し、BCH
剰余演算回路から得られた剰余演算結果の内の誤り位置
の部分に対するCRC剰余演算結果を記憶したテーブル
を収容するROMと、前記BCH剰余演算回路からの剰
余演算結果に基づき前記テーブルを直接アクセスするア
ドレスを生成するアドレス生成回路とを備えたものであ
る。
出符号の復号器は、アドレス生成回路が生成するアドレ
スはBCH剰余演算回路からの剰余をそのまま利用する
ものである。
出符号の復号器は、所定の長さの源信号を復号化する誤
り訂正符号及び誤り検出符号の復号器において、前記所
定の長さよりも短い源信号であるビット系列に対して前
記所定の長さになるようにダミーデータ(0)を付加し
て符号化された情報系列を無線回線による伝送路もしく
は記録媒体を介して、受信もしくは読み出しを行った
後、BCH剰余演算回路で演算した結果である剰余出力
に対して誤り判定を行う誤り訂正判定回路は前記誤り位
置が前記仮想情報ビット系列である場合にも誤り位置と
して出力するものである。
出符号の復号器は、情報ビット系列を分割して成る各情
報ビット系列毎に、各々異なるCRC誤り検出符号化を
施し、その異なるCRC誤り検出符号毎に、CRC剰余
演算回路と、誤り訂正判定回路から得られた誤り位置に
対する剰余演算を行うCRC誤り検出判定回路とを具備
し、前記情報ビット系列に対する剰余演算を行うCRC
剰余演算回路からの出力と前記誤り位置に対する剰余演
算を行うCRC剰余演算回路の出力の加算結果を、前記
CRC誤り検出符号毎に、CRC誤り検出結果として出
力するものである。
出符号の復号方法は、情報ビット系列に対して剰余演算
を行うBCH(Bose Chaudhuri Hoc
quenghem)剰余演算工程と、前記情報ビット系
列に対して前記BCH剰余演算工程とは異なる剰余演算
を行うCRC(Cyclic Redundancy
Check)剰余演算工程と、前記BCH剰余演算工程
からの出力に基づき誤り位置を出力する誤り訂正判定工
程と、前記BCH剰余の内、該誤り訂正判定工程から得
られた誤り位置における部分に対して剰余演算を行うC
RC誤り検出判定工程と、前記情報ビット系列に対する
前記CRC剰余演算回路の剰余演算によって出力された
剰余の内、前記誤り位置における部分に対して前記CR
C誤り検出判定工程が剰余演算した結果に基づいて訂正
を施したした結果をCRC誤り検出結果として出力する
CRC誤り検出工程とを具備し、BCH剰余演算工程か
ら得られた剰余演算結果の内の誤り位置の部分に対する
CRC剰余演算結果を出力するテーブルと、前記BCH
剰余演算工程からの剰余演算結果に基づき前記テーブル
を直接アクセスするアドレスを生成する アドレス生成工
程とを備えたものである。
出符号の復号方法は、アドレス生成工程が生成するアド
レスはBCH剰余演算工程からの剰余をそのまま利用す
るものである。
出符号の復号方法は、所定の長さの源信号を復号化する
誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号方法において、前
記所定の長さよりも短い源信号であるビット系列に対し
て前記所定の長さになるようにダミーデータ(0)を付
加して符号化された情報系列を無線回線による伝送路も
しくは記録媒体を介して、受信もしくは読み出しを行っ
た後、BCH剰余演算工程で演算した結果である剰余出
力に対して誤り判定を行う誤り訂正判定工程は前記誤り
位置が前記仮想情報ビット系列である場合にも誤り位置
として出力するものである。
出符号の復号方法は、情報ビット系列を分割して成る各
情報ビット系列毎に、各々異なるCRC誤り検出符号化
を施し、その異なるCRC誤り検出符号毎に、CRC剰
余演算工程と、誤り訂正判定工程から得られた誤り位置
に対する剰余演算を行うCRC誤り検出判定工程とを具
備し、前記情報ビット系列に対する剰余演算を行うCR
C剰余演算工程からの出力と前記誤り位置に対する剰余
演算を行うCRC剰余演算工程の出力の加算結果を、前
記CRC誤り検出符号毎に、CRC誤り検出結果として
出力するものである。
復号回路の一実施の形態を示す構成図であり、図2は図
1に示す誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号回路の動
作を示すフロー図である。また、図3は図1に示す復号
回路への入力データの構造を示すデータ配列図であり、
情報部とCRC冗長ビット、BCH冗長ビットから成る
ことを示している。以下、図1、図2及び図3を用いて
この発明に係るBCH及びCRC復号器の一実施の形態
を説明する。
てBCH剰余演算を行うBCH剰余演算回路、102は
BCH剰余演算回路101からの演算結果に基づいて誤
り位置を算出するシンドローム演算回路、103はシン
ドローム演算回路からの出力である誤り位置とCRC剰
余演算結果の剰余との関係を表わすテーブルを持つRO
Mとし、誤り位置からCRC剰余演算結果を出力する誤
り位置でのCRC剰余演算回路である。
するFIFOバッファ、105はFIFOバッファの書
き込みアドレスを作成する書き込みカウンタ、106は
FIFOバッファの読み出しアドレスを作成する読み出
しカウンタ、107はシンドローム演算回路102から
のデータと読み出しカウンタ106からのデータを入力
し、この2つのデータが一致すれば、1を出力し、一致
しないときには0を出力する比較器、108は入力デー
タをCRC生成多項式で剰余演算し、その剰余(0:剰
余0、1:剰余0以外)を出力するCRC剰余演算回
路、109、110は2つの入力データのXOR演算を
行うXOR演算回路である。
の動作を図2を用いて説明する。BCH及びCRC復号
器に入力されたデータはBCH剰余演算回路101とF
IFOバッファ104に入力され、CRC剰余演算回路
108にはBCH冗長ビットが外されたデータが入力さ
れる。BCH剰余演算回路101は入力データをBCH
生成多項式を用いて剰余演算を行い剰余を出力し、出力
結果は入力データの誤り位置を算出するシンドローム演
算回路102に入力される。
タを格納する。なお、書き込み時には書き込みカウンタ
105がインクリメントされ、読み出し時には読み出し
カウンタ106がインクリメントされる。
演算回路101からの剰余に基づいて誤り位置を算出す
る。比較器107はこのシンドローム演算回路102か
らの誤り位置を入力し、この誤り位置が読み込みカウン
タの値と一致したとき、「1」を出力し、XOR演算回
路109を介してFIFOバッファ104に書込まれた
データを出力する。FIFOバッファ104からの読み
出しカウンタ106と比較器107に入力された誤り位
置が一致したときすなわちFIFOバッファ104に書
き込まれた入力データは比較器107によって誤り位置
を検出したタイミングで読み出しが開始され、誤りのあ
るビットをXOR演算回路109が反転させることによ
って誤り訂正を施したデータを出力する。
れた入力データはCRC生成多項式で剰余演算され剰余
(0もしくは1)が出力される。一方、シンドローム演
算回路102が算出した誤り位置は誤り位置でのCRC
剰余演算回路103に入力される。当該誤り位置でのC
RC剰余演算回路103は、入力された誤り位置を元
に、当該誤り位置に該当するビットのみを1としたデー
タをCRC生成多項式で剰余演算した剰余(0もしくは
1)を出力し、当該剰余をXOR演算回路110に入力
する。XOR演算回路110は前記予め求めたCRC剰
余演算回路108の出力結果と誤り位置でのCRC剰余
演算結果とのXOR演算を行い、誤り検出結果として出
力する。
算回路102が誤り位置を算出しているが、BCH剰余
演算結果と誤り位置の関係を表わすテーブルを持つRO
Mをシンドローム演算回路102に置き換えてもよい。
に対するBCH剰余演算とCRC剰余演算とを並行して
実施するだけでなく、誤り位置に対するCRC剰余演算
結果からの誤り検出結果をROM内のテーブルから直接
出力することにより、誤り訂正位置に対してのCRC剰
余演算も短時間で行えるため、誤り訂正復号処理と誤り
検出復号処理との時間差を短くできる。従ってBCH符
号及びCRC符号の復号化の高速化を図ることができる
という効果を奏する。
復号回路の別の実施の形態を示す構成図であり、図5は
図4に示す誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号回路の
動作を示すフロー図である。
相当部分を示す。401はBCH剰余演算回路101か
らの出力に基づき当該出力に対応した誤り訂正用ROM
と誤り位置でのCRC剰余演算結果用ROM103の各
々のアドレスを生成するアドレス生成回路、402はア
ドレス生成回路401からのアドレスに対応した誤り位
置を出力する誤り訂正用ROMである。
回路101からの出力に基づき当該出力に対応した誤り
訂正用ROM402と誤り位置でのCRC剰余演算結果
用ROM103の各々のアドレスを生成する。誤り訂正
用ROM402は前記アドレスと誤り位置との対応関係
を示すテーブルを持ち、誤り位置でのCRC剰余演算結
果用ROMも前記アドレスと誤り位置をとしたデータの
CRC剰余演算の剰余を出力する。
ロー図を用いて説明する。BCH及びCRC復号器に入
力されたデータはBCH剰余演算回路101とFIFO
バッファ104に入力され、CRC剰余演算回路108
には図3に示すBCH冗長ビットが外されたデータが入
力される。BCH剰余演算回路101は入力データに対
して生成多項式での剰余演算を行い剰余を出力し、出力
結果はアドレス生成回路401に入力される。
回路101から入力した剰余に対応するアドレスを出力
する。このアドレスは誤り訂正用ROM402および誤
り訂正位置でのCRC剰余結果用ROM103へ入力さ
れる。誤り訂正用ROM402によって当該アドレスに
書き込まれた誤り位置が読み出され、比較器107に入
力される。FIFOバッファ104からの読み出しカウ
ンタ106と比較器107に入力された誤り位置が一致
したときすなわち比較器107が誤り位置を検出したタ
イミングでFIFOバッファ104に書き込まれた入力
データの読み出しが開始され、誤りのあるビットをXO
R演算回路109が反転させることによって誤り訂正を
施したデータを出力する。
れた入力データはCRC生成多項式で剰余演算され剰余
(0もしくは1)が出力される。一方、アドレス生成回
路401はBCH剰余演算回路101から出力された剰
余に対応するアドレスを用いて、誤り位置でのCRC剰
余演算用ROM103内の当該アドレスに書き込まれて
いる誤り位置でのCRC剰余演算結果を読み出す。XO
R演算回路110はこの誤り位置でのCRC剰余演算結
果と前記予め求めたCRC剰余演算回路の出力結果との
XORを行うことにより、訂正を施した正しい誤り検出
結果を出力する。
るCRC剰余演算結果からの誤り検出結果をROM内の
テーブルにより直接出力するため、誤り検出復号処理を
短時間に行うことができるという効果を奏する。
生成回路がBCH剰余演算回路の出力結果からROM内
のアドレスを算出しているが、BCH剰余演算回路の出
力結果そのものをアドレスとするテーブルをROM内に
構成しても構わない。この場合、アドレス生成回路が生
成するアドレスはBCH剰余演算回路からの剰余をその
まま利用するので、アドレス生成回路を省けるため、回
路規模の縮小を図るだけでなく、その分処理遅延がなく
なり高速化を図ることができることができるという効果
を奏する。
CH符号を用いている場合には、誤り位置が複数発生す
るため、1つの剰余に対して複数のROMを持つ構造を
取ってもかまわない。
復号器におけるダミービット及び誤りの位置を示す説明
図であり、図7はこの実施の形態におけるBCH及びC
RC復号処理の動作を示すフロー図である。なお、図4
に示した構成図はこの実施の形態でも用いられる。以
下、図4、図6および図7を用いてこの実施の形態を説
明する。
複数のデータフォーマットを同一の符号器及び復号器が
符号化または復号化する場合には、当該符号器及び復号
器は対象となるデータの中で最大のデータ長を有するデ
ータに対応するように構成される。このように構成され
た符号器及び復号器が前記の最大データ長未満のデータ
長を持つデータを符号化する場合には当該データの最大
データ長よりも不足した分のビットをダミービット
(0)で補って仮想情報部分とし、さらにBCH符号の
符号化を行う場合には前記データからダミービットを削
除し、さらに算出したCRC冗長ビットとBCH冗長ビ
ットを付加した上で、伝送路へ出力もしくは記録媒体に
書き込む。
ータ長の入力データが入力されたものとみなし、復号化
処理に入る。図7に示すように、BCH及びCRC復号
器に入力されたデータは、最大情報長が入力されたもの
と見なされ、リセット状態の復号器には入力データのみ
をBCH剰余演算回路101とFIFOバッファ104
に入力し、CRC剰余演算回路108にはBCH冗長ビ
ットが外されたデータが入力される。BCH剰余演算回
路101はリセット状態から、最大情報長よりも短い入
力データを入力し、入力完了後に生成多項式を用いて剰
余演算を行うため、あたかも最大情報長に不足している
部分が「0」である最大情報長の入力がなされたものと
して剰余を出力し、出力結果である剰余はアドレス生成
回路401に入力される。
に対応するアドレスを生成して当該アドレスを誤り訂正
位置でのCRC剰余演算結果用ROMおよび誤り訂正用
ROMに出力する。誤り訂正用ROM402はアドレス
生成回路401からのアドレスに基づき、当該アドレス
に書き込まれた誤り位置を読み出し、比較器107に入
力する。FIFOバッファ104に書き込まれた入力デ
ータは比較器107に誤り位置が入力されたタイミング
で読み出しが開始され、FIFOバッファ104からの
読み出しカウンタ106と比較器107に入力された誤
り位置が一致したビットすなわち誤りのあるビットをX
OR演算回路で反転させて誤り訂正を施した出力データ
を生成して、出力する。但し、仮想情報部分は比較器1
07によって廃棄される。
び誤り位置でのCRC剰余演算結果用ROM103の読
み出しは実施の形態2と同様にして実行される。
法において、仮想情報部分は比較器107によって廃棄
されたが、FIFOバッファ104にダミービット
「0」を入れたデータを書き込み、最終出力段で仮想部
分を廃棄するように構成しても構わない。
復号器と同一のROMによるテーブルも含め、BCH誤
り訂正回路及びCRC誤り検出回路を用い、最大長より
も不足している部分をダミービットで補うことにより、
異なるデータ長のデータに対しても柔軟に符号化および
復号化を行うことができるという効果を奏する。
復号回路の別の実施の形態を示す構成図であり、図中、
図4と同符号は同一または相当部分を示す。また、図9
は図8に示す誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号回路
への入力データの構成を示すデータ配列図であり、情報
部、CRC冗長ビット、BCH冗長ビットの関係を示し
ている。
る。図9に示すように図示しない符号器側ではN個の情
報ビット系列Xi(i=〜N)に対してCRC符号化を行
い冗長ビットDi(i=〜N)が生成される。但し、Diの
長さは各々異なる。符号器は、生成された情報ビット系
列Xi+Di(i=〜N)全体に対してBCH符号化を行い
冗長ビットCが付加し、情報ビット系列として伝送路に
送出、もしくは記録媒体に書き込む。
実施の形態2の符号器の構成回路と同一であるが、CR
C生成多項式の種類の数と同数のCRC剰余演算回路1
08(図中108a〜c)と、N個の誤り位置でのCR
C剰余演算用ROM103(図中103a〜c)を持
つ。以下、図8を用いて本実施の形態における復号化処
理を説明する。
タはBCH剰余演算回路101とFIFOバッファ10
4に入力され、各CRC剰余演算回路108にはBCH
冗長ビットが外されたデータが、それぞれのCRC生成
多項式に対応したCRC剰余演算回路108a〜cに入
力される。但し、これは入力データ内の予め定められた
ビット位置により振り分けられる。これに対して、BC
H剰余演算回路101には入力データそのものが入力さ
れ、生成多項式で剰余演算が行われて剰余が出力され
る。
01に入力され、アドレス生成回路401は剰余に対応
するアドレスを算出し、当該アドレスを用いて誤り訂正
用ROM103a〜c内の当該アドレス位置に書き込ま
れた誤り位置を読み出し、比較器107に入力される。
一方、FIFOバッファ104に書き込まれた入力デー
タは比較器107に誤り位置が入力されたタイミングで
読み出しが開始され、FIFOバッファ104からの読
み出しカウンタ106と比較器に入力された誤り位置が
一致したビットすなわち誤りのあるビットをXOR演算
回路によって反転させて誤り訂正を施したデータを生成
し、訂正後データとして出力される。
は分割された入力データをCRC生成多項式を用いて剰
余演算を行い、剰余(0もしくは1)を各々出力する。
また、アドレス生成回路401はBCH剰余演算回路1
01から出力された剰余に基づき、N個の誤り位置での
CRC剰余演算用ROM103a〜cの内から対応する
ROMを選択するとともに対応アドレスを生成し、各誤
り位置でのCRC剰余演算用ROM103(103a〜
cのいずれか1つ)内の当該アドレスに書き込まれてい
る誤り位置でのCRC剰余演算結果を読み出し、該当す
るXOR演算回路110(110a〜cのいずれか1
つ)に入力し、対応するCRC剰余演算回路108(1
08a〜cのいずれか1つ)の出力結果と当該誤り位置
でのCRC剰余演算結果のXORを行い、対応する入力
データの誤り検出結果として出力する。
回路と、誤り訂正判定回路から得られた誤り位置に対す
る剰余演算を行うCRC誤り検出判定回路とを、異なる
CRC誤り検出符号毎に持つことにより、複数に分割さ
れた情報ビット系列の各々にCRC冗長ビット付加を並
列に実行するので、誤り訂正符号化全体の高速化を図る
ことができるという効果を奏する。
れているので、以下に記載されるような効果が得られ
る。
RC剰余演算結果からの誤り検出結果をROM内のテー
ブルにより直接出力するため、誤り検出復号処理を短時
間に行うことができるという効果を奏する。
生成するアドレスはBCH剰余演算回路からの剰余をそ
のまま利用するので、アドレス生成回路を省けるため、
回路規模の縮小を図るだけでなく、その分処理遅延がな
くなり高速化を図ることができることができるという効
果を奏する。
器と同一構成の回路を用い、最大長よりも不足している
部分をダミービットで補うことにより、異なるデータ長
のデータに対しても柔軟に符号化および復号化を行うこ
とができるという効果を奏する。
と、誤り訂正判定回路から得られた誤り位置に対する剰
余演算を行うCRC誤り検出判定回路とを、異なるCR
C誤り検出符号毎に持つことにより、複数に分割された
情報ビット系列の各々にCRC冗長ビット付加を並列に
実行するので、誤り訂正符号化全体の高速化を図ること
ができるという効果を奏する。
RC剰余演算結果からの誤り検出結果をテーブルにより
直接出力するため、誤り検出復号処理を短時間に行うこ
とができるという効果を奏する。
生成するアドレスはBCH剰余演算工程からの剰余をそ
のまま利用するので、アドレス生成工程を省けるため、
その分処理遅延がなくなり高速化を図ることができるこ
とができるという効果を奏する。
する復号方法を用い、最大長よりも不足している部分を
ダミービットで補うことにより、異なるデータ長のデー
タに対しても柔軟に符号化および復号化を行うことがで
きるという効果を奏する。
と、誤り訂正判定工程から得られた誤り位置に対する剰
余演算を行うCRC誤り検出判定工程とを、異なるCR
C誤り検出符号毎に持つことにより、複数に分割された
情報ビット系列の各々にCRC冗長ビット付加を並列に
実行するので、誤り訂正符号化全体の高速化を図ること
ができるという効果を奏する。
号の復号回路の一実施の形態を示す構成図である。
復号回路の動作を示すフロー図である。
を示すデータ配列図である。
号の復号回路の別の実施の形態を示す構成図である。
復号回路の動作を示すフロー図である。
号の復号器におけるダミービット及び誤りの位置を示す
説明図である。
号処理の動作を示すフロー図である。
号の復号回路の別の実施の形態を示す構成図である。
復号回路への入力データの構成を示すデータ配列図であ
る。
いる従来の符号器と復号器の構成図である。
た従来の復号処理の際に、符号器及び復号器が使用する
データの配列を示すデータ配列図である。
むディジタル変調器の構成図である。
むディジタル復調器の構成図である。
Claims (8)
- 【請求項1】 情報ビット系列に対して剰余演算を行う
BCH(BoseChaudhuri Hocquen
ghem)剰余演算回路と、 前記情報ビット系列に対して前記BCH剰余演算回路と
は異なる剰余演算を行うCRC(Cyclic Red
undancy Check)剰余演算回路と、前記B
CH剰余演算回路からの出力に基づき誤り位置を出力す
る誤り訂正判定回路と、 前記BCH剰余の内、該誤り訂正判定回路から得られた
誤り位置における部分に対して剰余演算を行うCRC誤
り検出判定回路と、 前記情報ビット系列に対する前記CRC剰余演算回路の
剰余演算によって出力された剰余の内、前記誤り位置に
おける部分に対して前記CRC誤り検出判定回路が剰余
演算した結果に基づいて訂正を施した結果をCRC誤り
検出結果として出力するCRC誤り検出手段とを具備し
た誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号器において、前
記BCH剰余演算回路から得られた剰余演算結果の内の
誤り位置の部分に対するCRC剰余演算結果を記憶した
テーブルを収容するROMと、前記BCH剰余演算回路
からの剰余演算結果に基づき前記テーブルを直接アクセ
スするアドレスを生成するアドレス生成回路とを備えた
ことを特徴とする誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号
器。 - 【請求項2】 アドレス生成回路が生成するアドレスは
BCH剰余演算回路からの剰余をそのまま利用すること
を特徴とする請求項1に記載の誤り訂正符号及び誤り検
出符号の復号器。 - 【請求項3】 所定の長さよりも短い源信号であるビッ
ト系列に対して前記所定の長さになるようにダミーデー
タ(0)を付加して符号化された情報系列を無線回線に
よる伝送路もしくは記録媒体を介して、受信もしくは読
み出しを行った後、BCH剰余演算回路で演算した結果
である剰余出力に対して誤り判定を行う誤り訂正判定回
路は前記誤り位置が前記仮想情報ビット系列である場合
にも誤り位置として出力することを特徴とした請求項1
または請求項2に記載の誤り訂正符号及び誤り検出符号
の復号器。 - 【請求項4】 情報ビット系列を分割して成る各情報ビ
ット系列毎に、各々異なるCRC誤り検出符号化を施
し、その異なるCRC誤り検出符号毎に、 CRC剰余演算回路と、 誤り訂正判定回路から得られた誤り位置に対する剰余演
算を行うCRC誤り検出判定回路とを具備し、前記情報
ビット系列に対する剰余演算を行うCRC剰余演算回路
からの出力と前記誤り位置に対する剰余演算を行うCR
C剰余演算回路の出力の加算結果を、前記CRC誤り検
出符号毎に、CRC誤り検出結果として出力することを
特徴とした請求項1または請求項2に記載の誤り訂正符
号及び誤り検出符号の復号器。 - 【請求項5】 情報ビット系列に対して剰余演算を行う
BCH(BoseChaudhuri Hocquen
ghem)剰余演算工程と、 前記情報ビット系列に対して前記BCH剰余演算工程と
は異なる剰余演算を行うCRC(Cyclic Red
undancy Check)剰余演算工程と、前記B
CH剰余演算工程からの出力に基づき誤り位置を出力す
る誤り訂正判定工程と、 前記BCH剰余の内、該誤り訂正判定工程から得られた
誤り位置における部分に対して剰余演算を行うCRC誤
り検出判定工程と、 前記情報ビット系列に対する前記CRC剰余演算回路の
剰余演算によって出力された剰余の内、前記誤り位置に
おける部分に対して前記CRC誤り検出判定工程が剰余
演算した結果に基づいて訂正を施したした結果をCRC
誤り検出結果として出力するCRC誤り検出工程とを具
備した誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号方法におい
て、前記BCH剰余演算工程から得られた剰余演算結果
の内の誤り位置の部分に対するCRC剰余演算結果を出
力するテーブルと、前記BCH剰余演算工程からの剰余
演算結果に基づき前記テーブルを直接アクセスするアド
レスを生成するアドレス生成工程とを備えたことを特徴
とする誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号方法。 - 【請求項6】 アドレス生成工程が生成するアドレスは
BCH剰余演算工程からの剰余をそのまま利用すること
を特徴とする請求項5に記載の誤り訂正符号及び誤り検
出符号の復号方法。 - 【請求項7】 所定の長さの源信号を復号化する誤り訂
正符号及び誤り検出符号の復号方法において、前記所定
の長さよりも短い源信号であるビット系列に対して前記
所定の長さになるようにダミーデータ(0)を付加して
符号化された情報系列を無線回線による伝送路もしくは
記録媒体を介して、受信もしくは読み出しを行った後、
BCH剰余演算工程で演算した結果である剰余出力に対
して誤り判定を行う誤り訂正判定工程は前記誤り位置が
前記仮想情報ビット系列である場合にも誤り位置として
出力することを特徴とした請求項5または請求項6に記
載の誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号方法。 - 【請求項8】 情報ビット系列を分割して成る各情報ビ
ット系列毎に、各々異なるCRC誤り検出符号化を施
し、その異なるCRC誤り検出符号毎に、 CRC剰余演算工程と、 誤り訂正判定工程から得られた誤り位置に対する剰余演
算を行うCRC誤り検出判定工程とを具備し、前記情報
ビット系列に対する剰余演算を行うCRC剰余演算工程
からの出力と前記誤り位置に対する剰余演算を行うCR
C剰余演算工程の出力の加算結果を、前記CRC誤り検
出符号毎に、CRC誤り検出結果として出力することを
特徴とした請求項5または請求項6に記載の誤り訂正符
号及び誤り検出符号の復号方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08081397A JP3260095B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号器並びにその復号方法 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP08081397A JP3260095B2 (ja) | 1997-03-31 | 1997-03-31 | 誤り訂正符号及び誤り検出符号の復号器並びにその復号方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH10276099A JPH10276099A (ja) | 1998-10-13 |
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ID=13728913
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
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US6592738B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-15 | Elisha Holding Llc | Electrolytic process for treating a conductive surface and products formed thereby |
US6599643B2 (en) | 1997-01-31 | 2003-07-29 | Elisha Holding Llc | Energy enhanced process for treating a conductive surface and products formed thereby |
Families Citing this family (6)
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CN100384090C (zh) * | 2003-07-14 | 2008-04-23 | 北京大学 | 一种用于纠正数据帧中错误比特的快速循环crc校验方法 |
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JP4648255B2 (ja) * | 2006-06-26 | 2011-03-09 | アラクサラネットワークス株式会社 | 情報処理装置および情報処理方法 |
JP5670117B2 (ja) * | 2010-08-04 | 2015-02-18 | ルネサスエレクトロニクス株式会社 | 表示制御装置 |
-
1997
- 1997-03-31 JP JP08081397A patent/JP3260095B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JPH10276099A (ja) | 1998-10-13 |
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