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JP3253419B2 - 移動通信装置および移動局装置 - Google Patents

移動通信装置および移動局装置

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JP3253419B2
JP3253419B2 JP13216293A JP13216293A JP3253419B2 JP 3253419 B2 JP3253419 B2 JP 3253419B2 JP 13216293 A JP13216293 A JP 13216293A JP 13216293 A JP13216293 A JP 13216293A JP 3253419 B2 JP3253419 B2 JP 3253419B2
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JP
Japan
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base station
electric field
field level
mobile station
communication
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吉伸 中村
豊 大戸
誠蔵 尾上
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NTT Docomo Inc
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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小ゾーン構成で複数の周
波数帯を使用する移動通信方式に利用する。特に移動局
の在圏ゾーン判定に関する。
【0002】
【従来の技術】小ゾーン構成の移動通信方式の代表的な
例として自動車電話方式が知られている。このような通
信方式では、移動局と無線基地局(以下単に「基地局」
という)との間の通信には時分割多元接続(TDMA)
方式が用いられる。また、周波数帯としては、従来から
800MHz帯が使用されているが、さらに、最近にな
って1.5GHz帯を使用できることになり、このよう
な複数の周波数帯を同一サービスエリア内で使用するこ
とが可能となった。
【0003】このように複数の周波数帯を使用する場
合、通信に使用していない時間を利用して、その通信に
使用している周波数帯とは別の周波数帯を利用してゾー
ン判定を行うことができる。すなわち、移動局が1.5
GHz帯で通話しているときに、通話に使用していない
タイムスロットで周波数ゾーンの800MHz帯の受信
レベルを測定し、その測定結果によりゾーン判定を行
う。このようにすると、ゾーン判定の高速化が可能であ
り、しかも基地局の制御装置の負荷を分散する効果があ
る。
【0004】移動局によるゾーン移行検出は次のように
行われる。すなわち、移動局が通信中の無線チャネルの
受信電界レベルと周辺ゾーンの受信電界レベルとを比較
し、周辺ゾーンの受信電界レベルが高ければゾーン移行
を行ったと判定する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、基地局側から
複数の周波数帯でそれぞれ信号を送信した場合、電波の
性質上、その周波数帯によって伝播距離が異なることに
なる。例えば、ゾーン判定用の周波数帯の伝播距離が通
信中の周波数帯の伝播距離より長い場合には、ゾーン判
定用の周波数帯のほうが遠くまで到達し、移動局での受
信電界レベルが通信中の周波数帯に比較して高めになっ
てしまう。このような場合、直接に受信レベルを比較し
てしまうと、その移動局の在圏ゾーンが実際には通信中
の基地局の無線ゾーンであるにもかかわらず、周辺の基
地局からの受信レベルが高いためゾーン移行したと判断
してしまう。しかし、実際に通信を行う周波数帯は伝播
距離が短いため、新たなゾーンでその周波数帯を使用し
て通信を行おうとしても、十分な受信レベルが得られな
いことになる。これを回避するためには、同一の基地局
からの電波であっても、周辺ゾーンからの複数の周波数
帯についてそれぞれの制御チャネルをすべて受信しなけ
ればならない。このため、移動局の消費電力が高くなっ
てしまう。
【0006】本発明は、このような課題を解決し、移動
局の在圏するゾーンを正確に判定することのできる移動
通信装置を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の第一の観点は移
動通信装置であり、サービスエリア内に配置された複数
の無線基地局と、個々の無線基地局と時分割多元接続方
式により通信可能な移動局とを備え、この移動局は、通
信中の無線基地局およびその周辺の無線基地局からのそ
れぞれの無線信号を受信してその受信電界レベルを測定
する手段と、測定された受信電界レベルを比較して自分
の在圏するゾーンを判定する手段とを含む移動通信装置
において、複数の無線基地局は複数の周波数帯でそれぞ
れ制御チャネルおよび通信チャネルの送受信を行う構成
であり、移動局は、送受信周波数として複数の周波数帯
のいずれかを選択する手段と、この選択する手段を制御
し、通信中のタイムスロットではその受信信号を測定す
る手段に供給させ、通信に使用されていないタイムスロ
ットではその通信には使用していない周波数帯を選択し
て周辺の無線基地局からの無線信号を測定する手段に供
給させる制御手段と、通信相手の無線基地局からの受信
電界レベルの測定値をその無線基地局に通知する測定値
通知手段とを含み、無線基地局は、移動局から通知され
た測定値に対する補正値を周波数帯の差異に基づいて求
める手段と、その補正値をその移動局に通知する補正値
通知手段とを含み、判定する手段はこの補正値通知手段
からの補正値により補正した受信電界レベルと周辺の無
線基地局からの受信電界レベルとを比較する手段を含む
ことを特徴とする。
【0008】本発明の第二の観点は第一の観点による移
動通信装置で移動局として使用する装置であり、送受信
周波数として複数の周波数帯のいずれかを選択する手段
と、この選択する手段を制御し、通信中のタイムスロッ
トではその受信信号を測定する手段に供給させ、通信に
使用されていないタイムスロットではその通信には使用
していない周波数帯を選択して周辺の無線基地局からの
無線信号を測定する手段に供給させる制御手段と、通信
相手の無線基地局からの受信電界レベルの測定値をその
無線基地局に通知する測定値通知手段とを備え、基地局
からの補正値により補正した受信電界レベルと周辺の無
線基地局からの受信電界レベルとを比較する手段とを備
えたことを特徴とする。
【0009】
【作用】移動局において、通信中の周波数帯の受信電界
レベルと、周辺ゾーンからのゾーン判定用の周波数帯の
受信電界レベルとを測定し、その通信中の周波数帯の受
信電界レベルの測定結果を基地局に送信する。通信中の
基地局は、移動局からの情報に対して通信中の無線チャ
ネルの電界レベルの補正値を求め、それをその移動局に
送信する。補正値を求める方法としては、例えば、複数
の周波数帯のそれぞれの受信電界レベルの関係を前もっ
て測定して記憶しておき、それを移動局からの情報にし
たがって読み出せばよい。補正値を受信した移動局は、
通信中の無線チャネルの受信電界レベルをあたかもゾー
ン判定用の周波数帯の電波を受信したかのように補正
し、補正後の電界レベルと周辺ゾーンの受信電界レベル
とを比較する。このとき、周辺ゾーン周波数帯の受信電
界レベルのほうが高ければゾーン移行の処理を行い、低
ければその処理は行わない。したがって、移動局は自分
の正確な在圏ゾーンを判断できる。
【0010】
【実施例】図1ないし図3は本発明を実施する移動無線
装置の構成を示す図であり、図1は通信中の移動局およ
び基地局とその周辺基地局との配置を示し、図2はその
一部を書き換えたものであり、図3は移動局と基地局と
の関係を示す。
【0011】この移動無線装置は、サービスエリア内に
配置された複数の無線基地局と、個々の無線基地局と時
分割多元接続方式により通信可能な移動局とを備える。
図1には、無線基地局として基地局11〜17のみを示
し、移動局として移動局20のみを示す。移動局20は
基地局11と通信中であるものとする。基地局11〜1
7はそれぞれのゾーン内で二つの周波数帯A、Bを使用
し、そのゾーンの周波数帯ごとに、使用する制御チャネ
ルが少なくとも1つ設定されている。この制御チャネル
は常に各基地局で設定できる最大の出力で送信される。
【0012】図3には基地局11に対して二種類の移動
局20、30を示す。基地局11は二つの周波数帯A、
Bを使用し、移動局20もまた周波数帯A、Bによる送
受信が可能である。これに対して移動局30は従来から
の移動局であり、周波数帯Aのみに対応して基地局11
と通信を行うことができる。移動局20は周波数帯A、
Bのいずれにも対応でき、移動局30のような1周波数
帯対応型の移動局を二つ組み合わせた形態であることか
ら、デュアル移動局という。
【0013】図4は移動局20が在圏ゾーンを判定する
ための基地局11および移動局20の制御の流れを示す
図である。
【0014】移動局20は、通信中の基地局11および
その周辺の基地局12〜17からのそれぞれの無線信号
を受信してその受信電界レベルを測定する。すなわち移
動局20は、通信中の周波数帯の受信電界レベル(これ
を以下「第一の受信電界レベル」という)と、周辺ゾー
ンからのゾーン判定用周波数帯の受信電界レベル(これ
を以下「第二の受信電界レベル」という)とを測定し、
基地局11に第一の受信電界レベルの測定結果を送信す
る。基地局11は、受信した第一の受信電界レベルに基
づいて、その周波数帯の受信電界レベルをゾーン判定用
周波数帯の受信電界レベルに変換するための情報を補正
情報として移動局20に送信する。この補正情報は、例
えば、現在の技術で実現されている基地局の送信電力制
御情報を通信中の移動局に通知するためのビットを用い
て容易に送信できる。移動局20は、この補正情報によ
り、あたかもそのゾーン判定用周波数帯を受信したよう
に第一の受信電界レベルを補正する。移動局20はさら
に、補正された値と周辺ゾーンから受信した第二の受信
電界レベルとを比較して、自分の在圏ゾーンを判定す
る。
【0015】図5は移動局20の一例を示すブロック構
成図である。この移動局20は、変調回路21、復調回
路22、周波数シンセサイザ23、受信レベル測定回路
24、タイミング発生回路25、符号化回路26、制御
回路27および復号化回路28を備える。
【0016】変調回路21は符号化回路26から入力さ
れた符号を変調して送信する。復調回路22は受信信号
を復調する。周波数シンセサイザ23は変調回路21お
よび復調回路22に局部発振信号を供給する。受信レベ
ル測定回路24は復調回路22における受信電力レベル
を測定する。このとき受信レベル測定回路24は、制御
回路27の制御により周波数シンセサイザ23の発振周
波数を切り替えることにより、通信中の基地局およびそ
の周辺の基地局からのそれぞれの無線信号を受信できる
ようにし、それぞれの受信電界レベルを測定する。タイ
ミング発生回路25は受信符号からフレームタイミング
を再生し、受信レベル測定回路24および符号化回路2
6の動作タイミングを制御する。符号化回路26は、外
部から入力された情報信号を符号化し、制御回路27か
らの制御信号とともにTDMAフレームに多重化する。
制御回路27は、復号化回路28により復号化された基
地局からの制御情報にしたがって移動局の動作を制御
し、さらに、受信レベル測定回路24により測定された
受信電界レベルを比較して自分の在圏するゾーンの判定
を行う。復号化回路28は受信信号を復号化し、受信信
号を制御信号と情報信号とに分離し、制御信号は制御回
路27に出力する。
【0017】ここで、周波数シンセサイザ23は送受信
周波数として複数の周波数帯A、Bのいずれかを選択で
き、受信レベル測定回路24は、通信中のタイムスロッ
トではその受信信号を復調回路22に供給し、通信に使
用されていないタイムスロットではその通信には使用し
ていない周波数帯を選択して周辺の基地局からの無線信
号を復調回路22に供給するように周波数シンセサイザ
23を制御し、復調回路22における受信電界レベルを
測定する。この測定値は制御回路27内のメモリに記憶
され、通信相手の基地局からの受信電界レベルの測定値
については、制御回路27が、符号化回路26および変
調回路21を介して制御チャネルにより基地局に通知す
る。制御回路27はまた、基地局から制御チャネルによ
り通知された受信電界レベルの補正値を復調回路22お
よび復号化回路28を介して受け取り、その補正値によ
りその基地局からの受信電界レベルについて補正し、そ
の補正された受信電界レベルと周辺の基地局からの受信
電界レベルとを比較する。
【0018】図6は移動局における受信電界レベルの測
定動作を説明する図であり、(a)は移動局の受信信
号、(b)は移動局の受信周波数を示す。移動局は、通
信相手の基地局から周波数帯Aに属する周波数F1のフ
レームで情報信号を受信し、さらに、周辺基地局から周
波数帯Bの共通制御チャネルを周波数F2〜F7のフレ
ームで受信する。これについてさらに説明すると、基地
局は、移動局が通信を開始したとき、周辺基地局で使用
している共通制御チャネルの周波数の中からそれぞれ1
つずつを選択し、その周波数F2〜F7を移動局に通知
する。移動局は、通信に使用していないスロットの時間
の受信周波数を周波数F2〜F7に順次切り替えて周辺
ゾーンからの信号を受信し、その受信電界レベルを測定
する。
【0019】図7は移動局でのレベル測定結果と補正動
作との関係を説明する図である。移動局は、通信中基地
局からの通信チャネルによる受信電界レベルと、周辺基
地局からの通信チャネルとは異なる周波数帯の共通制御
チャネルの受信電界レベルとを測定する。図7では通信
チャネルの受信電界レベルを破線で示す。
【0020】図8は移動局と基地局との間の動作シーケ
ンスを示す。ここでは、移動局が周波数帯Aの通信チャ
ネルで基地局との間の通信を行い、この周波数帯Aとは
異なる周波数帯Bで周辺基地局からの共通制御チャネル
を受信するものとする。
【0021】移動局は、通信中の基地局との間に通信チ
ャネルを測定して制御回路内のメモリに記録する。さら
に移動局は、測定した受信電界レベルを制御チャネルを
用いて基地局に通知する。基地局は、移動局から受信し
た受信電界レベル情報から、周波数帯Aの受信レベルを
周波数Bの電波を受けた場合の受信レベルに変換する値
を求め、これを補正値として移動局に通知する。移動局
は、自局の通信には使用していないタイムスロットを利
用して、周辺基地局からの共通制御チャネルの受信電界
レベルを測定する。さらに、基地局からの補正値により
通信中のチャネルの受信電界レベルを補正し、補正後の
レベルを通信中の基地局からの受信電界レベルとみな
す。
【0022】図7に示したように2番目の周辺基地局か
らの受信電界レベルが最も高いとすると、移動局では、
この2番目の周辺基地局からの受信電界レベルと補正後
の通話中基地局からの受信電界レベルとを比較する。こ
のとき、通話中基地局の受信電界レベルが周辺基地局の
受信電界レベルより高ければ、移動局はゾーン移行でな
いと判断する。また、通話中基地局の受信電界レベルが
周辺基地局の受信電界レベルより低ければ、移動局はゾ
ーン移行であると判断する。
【0023】図7に示した例では、通話中基地局からの
補正前の受信電界レベルが2番目の周辺基地局からの受
信電界レベルより低く、補正後(実線)は通信中基地局
からの受信電界レベルの方が高くなっている。このよう
な場合に、基地局から受信電界レベルの補正値を通信中
の移動局に通知することにより、基地局が周波数帯Aで
通信中であっても、周辺基地局の周波数帯Bの制御チャ
ネルを測定するだけで、移動局は正確なゾーン移行判定
を行うことができる。
【0024】すなわち、基地局での周波数帯変換時の補
正値を移動局に通知しない場合には、通信中基地局から
の実際の受信電界レベルを用いて周辺基地局からの受信
電界レベルと比較するため、移動局は受信電界レベルが
通話中のものより高い2番目の周辺基地局を移行先ゾー
ンと判定し、ゾーン切り替えを行ってしまう。これに対
し、受信電界レベルの補正を行えば、通信中基地局から
の受信電界レベルが補正されて2番目の周辺基地局から
の受信電界レベルより高くなり、他の周辺基地局からの
受信電界レベルはすべてそれより低く、移動局はゾーン
移行を行わない。
【0025】周波数帯を変換するとき、実際の補正値よ
り小さい値または大きい値を移動局に通知することもで
きる。小さい値を移動局に通知した場合には、移動局は
ゾーン境界のレベルの手前でゾーン移行と判定するた
め、特定のエリアにトラヒックが集中している場合に、
移動局の通信を周辺ゾーンに分散させることができる。
例えば、移動局が在圏している基地局のゾーンにトラヒ
ックが集中しており、ある周辺基地局からの受信電界レ
ベルが他の周辺基地局より高いとき、移動局はその周辺
基地局のゾーンにゾーン移行する。
【0026】逆に、大きい値を移動局に通知した場合に
は、ゾーン境界をある程度越えてもゾーン移行と判定さ
れないため、周辺のエリアのトラヒックが多く自局エリ
アのトラヒックが少ない場合に、周辺基地局へのチャネ
ル切り替えを抑制することができる。
【0027】以上の実施例では、基地局から移動局に補
正値を通知し、移動局で受信電界レベルの値を補正する
場合を例に説明したが、基地局から移動局に補正された
受信電界レベルの値を通知し、移動局ではその値をその
まま使用することもできる。また、通信中基地局および
周辺基地局のすべてに対して受信電界レベルを測定して
から通信中基地局に受信電界レベルを通知するのではな
く、通信中基地局からの受信電界レベルを測定したらそ
れを即座に通信中基地局に通知し、その後に周辺基地局
からの受信電界レベルを測定しても本発明を同様に実施
できる。
【0028】また、周波数帯数については2の場合を説
明したが、3以上の場合でも本発明を同様に実施でき
る。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の移動通信
装置は、移動局がある周波数帯で通信中であるとき、周
辺基地局からの受信電界レベルをその周波数帯とは別の
周波数帯で測定し、通信中の基地局からの受信電界レベ
ルについては周波数帯の差異による補正を行う。これに
より、正確なゾーン判定を行うことができる。
【0030】また、周辺基地局からの受信電界レベルを
ひとつの周波数帯について測定すればよいので、周波数
帯ごとにレベルを測定する場合には2倍のフレームを受
信しなければならないことを考慮すると、移動局を低消
費電力化することが可能である。
【0031】さらに、移動局に通知する補正値を操作す
れば、エリアのトラヒック分布が特定のゾーンへ集中す
ることを回避でき、呼損率を低下させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施する移動無線装置の構成を示す図
であり、通信中の移動局および基地局とその周辺基地局
との配置を示す図。
【図2】図1の構成の一部を書き換えた図。
【図3】移動局と基地局との関係を示す図。
【図4】移動局が在圏ゾーンを判定するための基地局お
よび移動局の制御の流れを示す図。
【図5】移動局の一例を示すブロック構成図。
【図6】移動局における受信電界レベルの測定動作を説
明する図であり、(a)は移動局の受信信号、(b)は
移動局の受信周波数を示す図。
【図7】移動局でのレベル測定結果と補正動作との関係
を説明する図。
【図8】移動局と基地局との間の動作シーケンスを示す
図。
【符号の説明】
11〜17 基地局 20、30 移動局 21 変調回路 22 復調回路 23 周波数シンセサイザ 24 受信レベル測定回路 25 タイミング発生回路 26 符号化回路 27 制御回路 28 復号化回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−207534(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04B 7/24 - 7/26 113 H04Q 7/00 - 7/38

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サービスエリア内に配置された複数の無
    線基地局と、 個々の無線基地局と時分割多元接続方式により通信可能
    な移動局とを備え、 上記移動局は、 通信中の無線基地局およびその周辺の無線基地局からの
    それぞれの無線信号を受信してその受信電界レベルを測
    定する手段と、 測定された受信電界レベルを比較して自分の在圏するゾ
    ーンを判定する手段とを含む移動通信装置において、 上記複数の無線基地局は複数の周波数帯でそれぞれ制御
    チャネルおよび通信チャネルの送受信を行う構成であ
    り、 上記移動局は、送受信周波数として上記複数の周波数帯
    のいずれかを選択する手段と、この選択する手段を制御
    し、通信中のタイムスロットではその受信信号を上記測
    定する手段に供給させ、通信に使用されていないタイム
    スロットではその通信には使用していない周波数帯を選
    択して周辺の無線基地局からの無線信号を上記測定する
    手段に供給させる制御手段と、通信相手の無線基地局か
    らの受信電界レベルの測定値をその無線基地局に通知す
    る測定値通知手段とを含み、 上記無線基地局は、移動局から通知された測定値に対す
    る補正値を周波数帯の差異に基づいて求める手段と、そ
    の補正値をその移動局に通知する補正値通知手段とを含
    み、 上記判定する手段はこの補正値通知手段からの補正値に
    より補正した受信電界レベルと周辺の無線基地局からの
    受信電界レベルとを比較する手段を含むことを特徴とす
    る移動通信装置。
  2. 【請求項2】 複数の周波数帯は800MHzおよび
    1.5GHz帯である請求項1記載の移動通信装置。
  3. 【請求項3】 無線基地局との間で時分割多元接続方式
    により通信を行う手段と、 通信中の無線基地局およびその周辺の無線基地局からの
    それぞれの無線信号を受信してその受信電界レベルを測
    定する手段と、 測定された受信電界レベルを比較して自分の在圏するゾ
    ーンを判定する手段とを備えた移動局装置において、 送受信周波数として複数の周波数帯のいずれかを選択す
    る手段と、 この選択手段を制御し、通信中のタイムスロットではそ
    の受信信号を上記測定する手段に供給させ、通信に使用
    されていないタイムスロットではその通信には使用して
    いない周波数帯を選択して周辺の無線基地局からの無線
    信号を上記測定する手段に供給させる制御手段と、 通信相手の無線基地局からの受信電界レベルの測定値を
    その無線基地局に通知する測定値通知手段とを備え、 上記判定する手段は基地局からの補正値により補正した
    受信電界レベルと周辺の無線基地局からの受信電界レベ
    ルとを比較する手段を含むことを特徴とする移動局装
    置。
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EP2690908A4 (en) 2011-03-22 2015-04-22 Fujitsu Ltd WIRELESS BASE STATION, WIRELESS COMMUNICATION SYSTEM, COMMUNICATION CONTROL METHOD, AND WIRELESS TERMINAL
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