JP3249024B2 - エレベーターの走行特性検査装置 - Google Patents
エレベーターの走行特性検査装置Info
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- JP3249024B2 JP3249024B2 JP04315995A JP4315995A JP3249024B2 JP 3249024 B2 JP3249024 B2 JP 3249024B2 JP 04315995 A JP04315995 A JP 04315995A JP 4315995 A JP4315995 A JP 4315995A JP 3249024 B2 JP3249024 B2 JP 3249024B2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、エレベーターのかごの
走行方向の加速度を検出し演算することにより、エレベ
ーターのかごの走行特性を検査するエレベーターの走行
特性検査装置に関する。
走行方向の加速度を検出し演算することにより、エレベ
ーターのかごの走行特性を検査するエレベーターの走行
特性検査装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】エレベーターでは、乗客の乗心地をより
良くするため、エレベーターのかご（以下、単にかごと
いう）の走行時の振動や騒音を極力少なくして走行特性
を向上させる努力がなされている。前記かごの振動は加
速度センサを用いた検査装置により検出される。このよ
うな検査装置が例えば、特開平５−３０６０７８号公報
に開示されている。この検査装置は、かごの振動をその
走行方向の加速度により検出するために、かご内に加速
度センサを設けるとともに、この加速度センサの加速度
データを積分して速度データを求め、更にこの速度デー
タを積分して距離データを求め、これらの加速度デー
タ、速度データ及び距離データを、表示部に、横軸を時
間軸として表示するように構成されている。
良くするため、エレベーターのかご（以下、単にかごと
いう）の走行時の振動や騒音を極力少なくして走行特性
を向上させる努力がなされている。前記かごの振動は加
速度センサを用いた検査装置により検出される。このよ
うな検査装置が例えば、特開平５−３０６０７８号公報
に開示されている。この検査装置は、かごの振動をその
走行方向の加速度により検出するために、かご内に加速
度センサを設けるとともに、この加速度センサの加速度
データを積分して速度データを求め、更にこの速度デー
タを積分して距離データを求め、これらの加速度デー
タ、速度データ及び距離データを、表示部に、横軸を時
間軸として表示するように構成されている。
【０００３】図４は表示部に表示された加速度、速度、
距離の表示例を示す図である。この図で、Ｇ１は加速度
曲線、Ｇ２は速度曲線、Ｇ３は距離曲線を示す。ここ
で、例えば、かごの走行をガイドするレールの継ぎ目に
段差が存在すると、この段差部分をかごが通過すると
き、曲線Ｇ１上の点Ａ１に図示のような異常な加速度が
発生する。加速度曲線Ｇ１上の点Ａ１の変化は、速度曲
線Ｇ２上の点Ａ２、距離曲線Ｇ３上の点Ａ３に図示のよ
うな変化となって表われる。この段差部分をなくして乗
心地を改善するためには、当該段差部分の位置を知らね
ばならず、このため、当該位置を上記距離データから求
めていた。なお、距離曲線Ｇ３における距離「０」は、
例えば、１階のフロア位置に定められている。
距離の表示例を示す図である。この図で、Ｇ１は加速度
曲線、Ｇ２は速度曲線、Ｇ３は距離曲線を示す。ここ
で、例えば、かごの走行をガイドするレールの継ぎ目に
段差が存在すると、この段差部分をかごが通過すると
き、曲線Ｇ１上の点Ａ１に図示のような異常な加速度が
発生する。加速度曲線Ｇ１上の点Ａ１の変化は、速度曲
線Ｇ２上の点Ａ２、距離曲線Ｇ３上の点Ａ３に図示のよ
うな変化となって表われる。この段差部分をなくして乗
心地を改善するためには、当該段差部分の位置を知らね
ばならず、このため、当該位置を上記距離データから求
めていた。なお、距離曲線Ｇ３における距離「０」は、
例えば、１階のフロア位置に定められている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記段差部
分の位置を上記距離曲線Ｇ３から求める場合、図４に示
すように加速度データＧ１と、距離データＧ３を対比さ
せ（加速度曲線Ｇ１上の変化点Ａ１に対応する距離曲線
Ｇ３上の変化点Ａ３を探し）この変化点Ａ３に対応する
縦軸の距離で求めていたため、段差部分の位置の割り出
しに時間がかかり、しかも、割り出された位置も正確で
はなかった。又、建物が高くなりエレベーターの走行距
離が長くなると、距離データＧ３の縦軸が長くなり、割
り出しにより一層多くの時間がかかっていた。
分の位置を上記距離曲線Ｇ３から求める場合、図４に示
すように加速度データＧ１と、距離データＧ３を対比さ
せ（加速度曲線Ｇ１上の変化点Ａ１に対応する距離曲線
Ｇ３上の変化点Ａ３を探し）この変化点Ａ３に対応する
縦軸の距離で求めていたため、段差部分の位置の割り出
しに時間がかかり、しかも、割り出された位置も正確で
はなかった。又、建物が高くなりエレベーターの走行距
離が長くなると、距離データＧ３の縦軸が長くなり、割
り出しにより一層多くの時間がかかっていた。
【０００５】本発明の目的は、上記従来技術における課
題を解決し、走行特性を低下させる個所を正確、かつ、
容易に見出すことができるエレベーターの走行特性検査
装置を提供することにある。
題を解決し、走行特性を低下させる個所を正確、かつ、
容易に見出すことができるエレベーターの走行特性検査
装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、エレベーターかごの走行方向の加速度を
検出する加速度センサを前記かごに備え、前記加速度セ
ンサの検出値である加速度データを積分して速度データ
を演算する第１の演算手段と、前記速度データを積分し
て距離データを演算する第２の演算手段とを備え、これ
らの加速度、速度および距離データを表示部に表示する
ことにより、前記かごの走行異常状態を検出するエレベ
ーターの走行特性検査装置において、前記第２の演算手
段により演算された距離データに基づいて距離目盛を演
算する第３の演算手段を備え、前記表示部の表示画面の
横軸に前記第３の演算手段により演算された距離目盛を
付加したことを特徴とする。
め、本発明は、エレベーターかごの走行方向の加速度を
検出する加速度センサを前記かごに備え、前記加速度セ
ンサの検出値である加速度データを積分して速度データ
を演算する第１の演算手段と、前記速度データを積分し
て距離データを演算する第２の演算手段とを備え、これ
らの加速度、速度および距離データを表示部に表示する
ことにより、前記かごの走行異常状態を検出するエレベ
ーターの走行特性検査装置において、前記第２の演算手
段により演算された距離データに基づいて距離目盛を演
算する第３の演算手段を備え、前記表示部の表示画面の
横軸に前記第３の演算手段により演算された距離目盛を
付加したことを特徴とする。
【０００７】又、本発明は、上記の構成において、前記
速度データより前記かごの走行方向を判定し、前記かご
の上昇時と下降時に対して前記距離目盛の付与位置を切
替えるようにしたことも特徴とする。
速度データより前記かごの走行方向を判定し、前記かご
の上昇時と下降時に対して前記距離目盛の付与位置を切
替えるようにしたことも特徴とする。
【０００８】
【作用】本発明によれば、加速度データ、速度データ、
距離データとともに、当該距離データに基づき、かごの
移動に従って順次距離目盛が表示されるので、加速度デ
ータに表われた昇降路内での異常発生場所を、精度良
く、しかも容易に検出することができる。又、距離目盛
にかごの走行方向も表示すれば、距離データ、速度デー
タを省略することもできる。
距離データとともに、当該距離データに基づき、かごの
移動に従って順次距離目盛が表示されるので、加速度デ
ータに表われた昇降路内での異常発生場所を、精度良
く、しかも容易に検出することができる。又、距離目盛
にかごの走行方向も表示すれば、距離データ、速度デー
タを省略することもできる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明を図示の実施例に基づいて説明
する。図１は本発明の実施例に係るエレベーターの走行
特性検査装置のブロック図である。図１において、１は
かごの上下方向の移動加速度を検出する加速度センサ、
２はＡ／Ｄ変換器、３は各種のキーを有する操作スイッ
チで、３Ａはそれらのうちの記録用スイッチ、３Ｂは再
生用スイッチを示す。４は全体的な動作の制御を行うマ
イクロコンピュータの中央処理ユニット（ＣＰＵ）、５
はＣＰＵ４の動作プログラムを格納したプログラム格納
用メモリ（ＲＯＭ）、６は処理したデータを一時的に書
き込む処理データ書き込み用メモリ（ＲＡＭ）、７は表
示部、８は外部回路とのインターフェイスをとる入出力
インターフェイス、９は共通制御バス、１０は大容量の
データ記録用メモリである。
する。図１は本発明の実施例に係るエレベーターの走行
特性検査装置のブロック図である。図１において、１は
かごの上下方向の移動加速度を検出する加速度センサ、
２はＡ／Ｄ変換器、３は各種のキーを有する操作スイッ
チで、３Ａはそれらのうちの記録用スイッチ、３Ｂは再
生用スイッチを示す。４は全体的な動作の制御を行うマ
イクロコンピュータの中央処理ユニット（ＣＰＵ）、５
はＣＰＵ４の動作プログラムを格納したプログラム格納
用メモリ（ＲＯＭ）、６は処理したデータを一時的に書
き込む処理データ書き込み用メモリ（ＲＡＭ）、７は表
示部、８は外部回路とのインターフェイスをとる入出力
インターフェイス、９は共通制御バス、１０は大容量の
データ記録用メモリである。
【００１０】本実施例の動作を、図２に示すフローチャ
ートおよび図３に示す表示部の表示例を参照して説明す
る。本実施例の動作の説明では、最下階と最上階の間の
距離が１０メートルのエレベーター（実際にはこの距離
は１０メートルよりはるかに長いが、図示を容易にする
ため１０メートルとする）において、走行特性の検査を
最下階から最上階への上昇運転、次いで、最上階から最
下階への下降運転で連続して実施した場合の動作を説明
する。なお、図３の表示は、上記の動作が終了した場合
の表示を示す。
ートおよび図３に示す表示部の表示例を参照して説明す
る。本実施例の動作の説明では、最下階と最上階の間の
距離が１０メートルのエレベーター（実際にはこの距離
は１０メートルよりはるかに長いが、図示を容易にする
ため１０メートルとする）において、走行特性の検査を
最下階から最上階への上昇運転、次いで、最上階から最
下階への下降運転で連続して実施した場合の動作を説明
する。なお、図３の表示は、上記の動作が終了した場合
の表示を示す。
【００１１】先ず、ＣＰＵ４はＲＯＭ５の指令に従って
速度データ、距離データおよび距離カウンタの値をゼロ
に初期化する（図２に示す手順Ｓ1 ）。次に、記録スイ
ッチ３Ａが投入されているか否かを判断し（手順Ｓ
2 ）、投入されている場合（データの記録が指示されて
いる場合）、加速度センサ１で検出された加速度データ
Ｇ１をＡ／Ｄ変換器２を介して取り込み（手順Ｓ3 ）、
今回の加速度データから前回の加速度データまでを積分
することにより速度データＧ２を算出し（手順Ｓ4）、
さらに同様の手法の積分により距離データＧ３を演算す
る（手順Ｓ5 ）。なお、距離データＧ３の算出では速度
が上昇方向の場合は加算され、下降方向の場合は減算さ
れるようになっている。ＣＰＵ４は、得られた加速度デ
ータＧ１、速度データＧ２、距離データＧ３を記録用メ
モリ１０に格納するとともに、表示部７に表示する（手
順Ｓ6 ）。
速度データ、距離データおよび距離カウンタの値をゼロ
に初期化する（図２に示す手順Ｓ1 ）。次に、記録スイ
ッチ３Ａが投入されているか否かを判断し（手順Ｓ
2 ）、投入されている場合（データの記録が指示されて
いる場合）、加速度センサ１で検出された加速度データ
Ｇ１をＡ／Ｄ変換器２を介して取り込み（手順Ｓ3 ）、
今回の加速度データから前回の加速度データまでを積分
することにより速度データＧ２を算出し（手順Ｓ4）、
さらに同様の手法の積分により距離データＧ３を演算す
る（手順Ｓ5 ）。なお、距離データＧ３の算出では速度
が上昇方向の場合は加算され、下降方向の場合は減算さ
れるようになっている。ＣＰＵ４は、得られた加速度デ
ータＧ１、速度データＧ２、距離データＧ３を記録用メ
モリ１０に格納するとともに、表示部７に表示する（手
順Ｓ6 ）。
【００１２】次に、ＣＰＵ４は、速度の演算結果に基づ
いて、かごが上昇方向へ移動しているのか又は下降方向
へ移動しているのかを判断する（手順Ｓ7 ）。上昇方向
の場合には、手順Ｓ5 で得られた距離が距離カウンタに
加算される（手順Ｓ8 ）。ＣＰＵ４は、手順Ｓ8 におけ
る加算の結果、距離カウンタの値が所定の距離単位、例
えば１メートル以上に達しているか否か判断し（手順Ｓ
9 ）、達している場合には、表示部７に予め表示されて
いる横軸に対して、距離目盛を表示させる（手順
Ｓ10）。この場合、かごは上昇方向への移動であるの
で、距離目盛は横軸の上側に表示される。
いて、かごが上昇方向へ移動しているのか又は下降方向
へ移動しているのかを判断する（手順Ｓ7 ）。上昇方向
の場合には、手順Ｓ5 で得られた距離が距離カウンタに
加算される（手順Ｓ8 ）。ＣＰＵ４は、手順Ｓ8 におけ
る加算の結果、距離カウンタの値が所定の距離単位、例
えば１メートル以上に達しているか否か判断し（手順Ｓ
9 ）、達している場合には、表示部７に予め表示されて
いる横軸に対して、距離目盛を表示させる（手順
Ｓ10）。この場合、かごは上昇方向への移動であるの
で、距離目盛は横軸の上側に表示される。
【００１３】このようにして表示される距離目盛全体が
図３に符号Ｇ４で示され、最初の１メートルの距離目盛
が符号Ｇ４１、２メートルの距離目盛が符号Ｇ４２で示
されている。２メートルの距離目盛Ｇ４２が距離データ
Ｇ３における２メートルと対応することが破線で示され
ている。上記の表示処理が終了すると、ＣＰＵ４は、距
離カウンタをリセットしてその内容を０にし（手順
Ｓ11）、手順Ｓ2 からの処理の経過時間が所定時間Δｔ
を経過したか否か判断する（手順Ｓ12）。経過していな
ければ、経過するまで待って（手順Ｓ12）、処理を手順
Ｓ3 に戻して再度同様の処理を繰り返す。
図３に符号Ｇ４で示され、最初の１メートルの距離目盛
が符号Ｇ４１、２メートルの距離目盛が符号Ｇ４２で示
されている。２メートルの距離目盛Ｇ４２が距離データ
Ｇ３における２メートルと対応することが破線で示され
ている。上記の表示処理が終了すると、ＣＰＵ４は、距
離カウンタをリセットしてその内容を０にし（手順
Ｓ11）、手順Ｓ2 からの処理の経過時間が所定時間Δｔ
を経過したか否か判断する（手順Ｓ12）。経過していな
ければ、経過するまで待って（手順Ｓ12）、処理を手順
Ｓ3 に戻して再度同様の処理を繰り返す。
【００１４】手順Ｓ9 で、手順Ｓ8 における加算にもか
かわらず距離カウンタが１メートル未満の場合には、手
順Ｓ12の処理を行う。又、手順Ｓ7 で下降方向と判断さ
れた場合には、手順Ｓ13〜手順Ｓ16、手順Ｓ12の順で処
理を行うが、この処理は、上記手順Ｓ8 〜手順Ｓ12の処
理に準じるので、説明は省略する。なお、手順Ｓ13〜手
順Ｓ16の処理は下降方向の処理であるので、距離目盛の
表示は横軸の下側に表示される。なお又、手順Ｓ12の処
理は、手順Ｓ2 〜手順Ｓ16の処理時間の如何にかかわら
ず、手順Ｓ3 での加速度データのサンプリング時間を等
しくするための処理であり、必ずしも必要ではない。
かわらず距離カウンタが１メートル未満の場合には、手
順Ｓ12の処理を行う。又、手順Ｓ7 で下降方向と判断さ
れた場合には、手順Ｓ13〜手順Ｓ16、手順Ｓ12の順で処
理を行うが、この処理は、上記手順Ｓ8 〜手順Ｓ12の処
理に準じるので、説明は省略する。なお、手順Ｓ13〜手
順Ｓ16の処理は下降方向の処理であるので、距離目盛の
表示は横軸の下側に表示される。なお又、手順Ｓ12の処
理は、手順Ｓ2 〜手順Ｓ16の処理時間の如何にかかわら
ず、手順Ｓ3 での加速度データのサンプリング時間を等
しくするための処理であり、必ずしも必要ではない。
【００１５】図１に示す再生スイッチ３Ｂは、データ記
録用メモリ１０に格納された加速度データＧ１、速度デ
ータＧ２、距離データＧ３を読み出して表示する機能の
スイッチであり、この再生スイッチ３Ｂが投入されてい
る場合には、図２に示す手順Ｓ6 以下の処理に準じる処
理が実行され、距離目盛が演算され、この距離目盛が、
加速度データＧ１、速度データＧ２、距離データＧ３と
ともに表示部７に図３に示すように表示される。
録用メモリ１０に格納された加速度データＧ１、速度デ
ータＧ２、距離データＧ３を読み出して表示する機能の
スイッチであり、この再生スイッチ３Ｂが投入されてい
る場合には、図２に示す手順Ｓ6 以下の処理に準じる処
理が実行され、距離目盛が演算され、この距離目盛が、
加速度データＧ１、速度データＧ２、距離データＧ３と
ともに表示部７に図３に示すように表示される。
【００１６】このように、本実施例では、距離目盛を演
算して、これを加速度データ、速度データ、距離データ
とともに表示部に表示するようにしたので、走行特性を
低下させる個所を正確、かつ、容易に見出すことができ
る。例えば、図３に示すように、段差により加速度デー
タが変化点Ａ１で変化した場合、この点Ａ１は距離目盛
Ｇ４の点Ａ４に示すように最下階から４メートルと５メ
ートルの間にある段差により生じたことを容易、かつ、
正確に割り出すことができる。又、距離目盛の横軸に対
する表示位置を、上昇方向と下降方向で異なるようにし
たので、この距離目盛をみれば、距離自体が直ちに判る
とともに、距離目盛の間隔と上下の表示位置から速度を
知ることもでき、したがって、速度データと距離データ
の表示を省略することもできる。
算して、これを加速度データ、速度データ、距離データ
とともに表示部に表示するようにしたので、走行特性を
低下させる個所を正確、かつ、容易に見出すことができ
る。例えば、図３に示すように、段差により加速度デー
タが変化点Ａ１で変化した場合、この点Ａ１は距離目盛
Ｇ４の点Ａ４に示すように最下階から４メートルと５メ
ートルの間にある段差により生じたことを容易、かつ、
正確に割り出すことができる。又、距離目盛の横軸に対
する表示位置を、上昇方向と下降方向で異なるようにし
たので、この距離目盛をみれば、距離自体が直ちに判る
とともに、距離目盛の間隔と上下の表示位置から速度を
知ることもでき、したがって、速度データと距離データ
の表示を省略することもできる。
【００１７】
【発明の効果】以上述べたように、本発明では、表示部
に距離目盛を表示するようにしたので、加速度データに
よりエレベーターかごの走行異常が検出されると、この
異常を生じた位置に対応する距離目盛をみれば、直ちに
昇降路内での異常発生位置を精度良く、しかも容易に検
出することができる。又、距離目盛の横軸に対する表示
位置を、上昇方向と下降方向で異なるようにすれば、速
度データと距離データを省略することもできる。
に距離目盛を表示するようにしたので、加速度データに
よりエレベーターかごの走行異常が検出されると、この
異常を生じた位置に対応する距離目盛をみれば、直ちに
昇降路内での異常発生位置を精度良く、しかも容易に検
出することができる。又、距離目盛の横軸に対する表示
位置を、上昇方向と下降方向で異なるようにすれば、速
度データと距離データを省略することもできる。
【図１】本発明の実施例に係るエレベーターの走行特性
検査装置のブロック図である。
検査装置のブロック図である。
【図２】図１に示す装置の動作を説明するフローチャー
トである。
トである。
【図３】図１に示す表示部の表示例を示す図である。
【図４】従来の装置の表示部の表示例を示す図である。
１ 加速度センサ ２ Ａ／Ｄ変換器 ３ 操作スイッチ ４ ＣＰＵ ５ ＲＯＭ ６ ＲＡＭ ７ 表示部 ８ 入出力インターフェイス ９ 共通制御バス １０ データ記録用メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) B66B 3/00 B66B 5/00
Claims (2)
- 【請求項１】 エレベーターかごの走行方向の加速度を
検出する加速度センサを前記かごに備え、前記加速度セ
ンサの検出値である加速度データを積分して速度データ
を演算する第１の演算手段と、前記速度データを積分し
て距離データを演算する第２の演算手段とを備え、これ
らの加速度、速度および距離データを表示部に表示する
ことにより、前記かごの走行異常状態を検出するエレベ
ーターの走行特性検査装置において、前記第２の演算手
段により演算された距離データに基づいて距離目盛を演
算する第３の演算手段を備え、前記表示部の表示画面の
横軸に前記第３の演算手段により演算された距離目盛を
付加したことを特徴とするエレベーターの走行特性検査
装置。 - 【請求項２】 請求項１において、前記速度データより
前記かごの走行方向を判定し、前記かごの上昇時と下降
時に対して前記距離目盛の付与位置を切替えるようにし
たことを特徴とするエレベーターの走行特性検査装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04315995A JP3249024B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エレベーターの走行特性検査装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP04315995A JP3249024B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エレベーターの走行特性検査装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08239179A JPH08239179A (ja) | 1996-09-17 |
| JP3249024B2 true JP3249024B2 (ja) | 2002-01-21 |
Family
ID=12656095
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP04315995A Expired - Fee Related JP3249024B2 (ja) | 1995-03-02 | 1995-03-02 | エレベーターの走行特性検査装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3249024B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN108298394A (zh) * | 2017-12-12 | 2018-07-20 | 无锡创联科技有限公司 | 一种加速度传感器构成的电梯运行状态感知器 |
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| US7143001B2 (en) * | 2004-07-21 | 2006-11-28 | Rockwell Automation Technologies, Inc. | Method for monitoring operating characteristics of a single axis machine |
| FI118532B (fi) * | 2005-08-19 | 2007-12-14 | Kone Corp | Paikannusmenetelmä hissijärjestelmässä |
| JP5205754B2 (ja) * | 2006-12-19 | 2013-06-05 | 株式会社東芝 | ビルの監視システム |
| JP2009220904A (ja) * | 2008-03-13 | 2009-10-01 | Toshiba Elevator Co Ltd | エレベータシステム |
| KR100976781B1 (ko) * | 2008-05-20 | 2010-08-18 | 노아테크놀로지(주) | 가속도센서를 이용한 승강기 층 운행정보 알림, 표시장치 |
| JP4803560B2 (ja) * | 2008-09-11 | 2011-10-26 | 東芝エレベータ株式会社 | エレベータの安全装置 |
| CN102471017B (zh) * | 2009-09-22 | 2014-07-16 | 诺亚科技株式会社 | 利用加速度传感器的升降机层运行信息提示及显示装置 |
| CN104724563B (zh) * | 2015-03-17 | 2017-07-04 | 江南嘉捷电梯股份有限公司 | 一种电梯用轿内显示装置 |
| CN109399414B (zh) * | 2018-10-23 | 2021-05-11 | 永大电梯设备（中国）有限公司 | 一种轿厢位置矫正的方法 |
| JP7105745B2 (ja) * | 2019-08-26 | 2022-07-25 | 株式会社日立ビルシステム | 機械設備の検査装置 |
| EP3878793A1 (en) * | 2020-03-09 | 2021-09-15 | Otis Elevator Company | Monitoring systems for passenger conveyors |
| KR102455746B1 (ko) * | 2021-02-02 | 2022-10-17 | 청운대학교산학협력단 | 가속도센서를 통한 승강기 이동거리 계산 방법 |
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Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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1995
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