JP3242137B2 - 水中油型固型化粧料 - Google Patents
水中油型固型化粧料Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、使用性及び携帯性に優
れ、使用感も非常に良好な、新規な剤型の固型化粧料に
関する。
れ、使用感も非常に良好な、新規な剤型の固型化粧料に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ファンデーション等の固型化粧料
は、パウダータイプ、油性タイプ等の非水系のものがほ
とんどであり、水を含有したものは少なかった。近年、
リキッドタイプのファンデーションを固型化したものが
市場に出てきているが、これらは剤型的には油中水型
(W/O型)であり、水中油型(O/W型)の剤型のも
のは見られない。
は、パウダータイプ、油性タイプ等の非水系のものがほ
とんどであり、水を含有したものは少なかった。近年、
リキッドタイプのファンデーションを固型化したものが
市場に出てきているが、これらは剤型的には油中水型
(W/O型)であり、水中油型(O/W型)の剤型のも
のは見られない。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】これらの油中水型の化
粧料は、種々の良さを有するものの、みずみずしさ、清
涼感、肌なじみ等の点で、水中油型の化粧料に及ぶもの
ではなかった。その一方、水中油型の化粧料は液状〜ク
リーム状のリキッドタイプであるため、その容器形態と
しては、キャップにより密封した壜体又はチューブ体が
ほとんどであり、使用性や携帯性の上で不便なものであ
った。
粧料は、種々の良さを有するものの、みずみずしさ、清
涼感、肌なじみ等の点で、水中油型の化粧料に及ぶもの
ではなかった。その一方、水中油型の化粧料は液状〜ク
リーム状のリキッドタイプであるため、その容器形態と
しては、キャップにより密封した壜体又はチューブ体が
ほとんどであり、使用性や携帯性の上で不便なものであ
った。
【0004】従って、水中油型の化粧特性を有しなが
ら、使用性、携帯性に優れた、コンパクトに収納できる
固型化粧料が切望されていた。
ら、使用性、携帯性に優れた、コンパクトに収納できる
固型化粧料が切望されていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】斯かる実情において、本
発明者は、鋭意検討を行った結果、水及び油剤を水溶性
固化剤と水溶性粘着剤を組合わせて固型化すれば、水中
油型の化粧特性を有しながら、使用性及び携帯性に優れ
た固型化粧料が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
発明者は、鋭意検討を行った結果、水及び油剤を水溶性
固化剤と水溶性粘着剤を組合わせて固型化すれば、水中
油型の化粧特性を有しながら、使用性及び携帯性に優れ
た固型化粧料が得られることを見出し、本発明を完成し
た。
【0006】すなわち、本発明は、次の成分(a)〜
(d) (a)寒天及びゼラチンから選ばれる水溶性固化剤 (b)メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸
ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサンタ
ンガム、ペクチン、ポリビニルアルコール、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリ
ル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリンエステル及びポ
リビニルピロリドンから選ばれる水溶性粘着剤 (c)固型、半固型及び液体の植物油、動物油、鉱物油
及び合成油から選ばれる油剤 (d)水 を含有することを特徴とする水中油型固型化粧料を提供
するものである。
(d) (a)寒天及びゼラチンから選ばれる水溶性固化剤 (b)メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸
ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサンタ
ンガム、ペクチン、ポリビニルアルコール、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリ
ル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリンエステル及びポ
リビニルピロリドンから選ばれる水溶性粘着剤 (c)固型、半固型及び液体の植物油、動物油、鉱物油
及び合成油から選ばれる油剤 (d)水 を含有することを特徴とする水中油型固型化粧料を提供
するものである。
【0007】本発明で用いられる(a)成分の水溶性固
化剤としては、例えば寒天、ゼラチン、ケイ酸ナトリウ
ムマグネシウムが挙げられるが、使用感触上、特に寒天
が好ましい。これら水溶性固化剤は、全組成中に 0.1〜
10.0重量%(以下、単に%で示す)、特に 0.3〜7.0 %
の範囲で配合するのが好ましい。
化剤としては、例えば寒天、ゼラチン、ケイ酸ナトリウ
ムマグネシウムが挙げられるが、使用感触上、特に寒天
が好ましい。これら水溶性固化剤は、全組成中に 0.1〜
10.0重量%(以下、単に%で示す)、特に 0.3〜7.0 %
の範囲で配合するのが好ましい。
【0008】(b)成分の水溶性粘着剤は、それ自体で
は固化しない、化粧料に配合される水溶性高分子であ
り、前記水溶性固化剤のみで得られるゲルでは物理的強
度が弱いため、それを補強する目的で用いられるもので
ある。かかる水溶性粘着剤としては、例えばメチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース誘導体;アルギン
酸ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサン
タンガム、ペクチン等の天然高分子;ポリビニルアルコ
ール、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリメタクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリ
ンエステル、ポリビニルピロリドン等の合成高分子など
が挙げられる。これら水溶性粘着剤は、全組成中に0.05
〜2.0 %、特に 0.1〜1.0 %の範囲で配合するのが好ま
しい。
は固化しない、化粧料に配合される水溶性高分子であ
り、前記水溶性固化剤のみで得られるゲルでは物理的強
度が弱いため、それを補強する目的で用いられるもので
ある。かかる水溶性粘着剤としては、例えばメチルセル
ロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシエチ
ルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース等のセルロース誘導体;アルギン
酸ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサン
タンガム、ペクチン等の天然高分子;ポリビニルアルコ
ール、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ソー
ダ、ポリメタクリル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリ
ンエステル、ポリビニルピロリドン等の合成高分子など
が挙げられる。これら水溶性粘着剤は、全組成中に0.05
〜2.0 %、特に 0.1〜1.0 %の範囲で配合するのが好ま
しい。
【0009】(c)成分の油剤としては、通常化粧料に
用いられる固型、半固型、液体の各種植物油、動物油、
鉱物油及び合成油を使用することができ、例えばオリー
ブ油、ホホバ油、ミンク油、モクロウ等の油脂類;ミツ
ロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、
マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素
類;ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸;セタノール
等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル等の
エステル類;ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンア
ルコール等のラノリン誘導体;デンプン脂肪酸エステ
ル;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、三次元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン
重合物等のシリコーン化合物等が挙げられる。これら油
剤は1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、
全組成中に 1.0〜30.0%、特に 2.0〜20.0%配合するの
が好ましい。
用いられる固型、半固型、液体の各種植物油、動物油、
鉱物油及び合成油を使用することができ、例えばオリー
ブ油、ホホバ油、ミンク油、モクロウ等の油脂類;ミツ
ロウ、キャンデリラロウ等のロウ類;流動パラフィン、
マイクロクリスタリンワックス、ワセリン等の炭化水素
類;ステアリン酸、オレイン酸等の脂肪酸;セタノール
等の高級アルコール類;ミリスチン酸イソプロピル等の
エステル類;ラノリン脂肪酸イソプロピル、ラノリンア
ルコール等のラノリン誘導体;デンプン脂肪酸エステ
ル;メチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキ
サン、三次元架橋構造を有するジメチルポリシロキサン
重合物等のシリコーン化合物等が挙げられる。これら油
剤は1種又は2種以上を組合わせて用いることができ、
全組成中に 1.0〜30.0%、特に 2.0〜20.0%配合するの
が好ましい。
【0010】また、(d)成分の水は、全組成中に40.0
〜95.0%、特に50.0〜80.0%配合するのが好ましい。
〜95.0%、特に50.0〜80.0%配合するのが好ましい。
【0011】本発明の水中油型固型化粧料には、さらに
(e)成分として疎水化処理粉体を配合することがで
き、これを配合して化粧料中に分散させることにより、
ファンデーション等のメイクアップ化粧料を得ることが
できる。ここで、(e)成分として用いられる疎水化処
理粉体において、処理を施す粉体としては、通常化粧料
に用いられる化粧料粉体であれば特に制限されず、例え
ば酸化チタン、タルク、マイカ、カオリン、炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム、ケイ酸カルシウム、酸化亜鉛、ベンガ
ラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ、タ
ール色素、天然色素、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、
オキシ塩化ビスマス、ナイロンパウダー、シルクパウダ
ー等が挙げられる。また、本発明においては、撥水性を
付与する目的で、これら化粧料粉体に疎水化処理を施し
たものであることが必要であり、かかる疎水化処理のた
めに用いられる疎水性物質としては、例えばフッ素化合
物、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水
素等が挙げられる。これらのうち、特にフッ素化合物、
シリコーン系油剤が好ましく、フッ素化合物としては、
例えばアサヒガードAG530(旭硝子(株)製)等を
用いることができる。
(e)成分として疎水化処理粉体を配合することがで
き、これを配合して化粧料中に分散させることにより、
ファンデーション等のメイクアップ化粧料を得ることが
できる。ここで、(e)成分として用いられる疎水化処
理粉体において、処理を施す粉体としては、通常化粧料
に用いられる化粧料粉体であれば特に制限されず、例え
ば酸化チタン、タルク、マイカ、カオリン、炭酸マグネ
シウム、炭酸カルシウム、ケイ酸アルミニウム、ケイ酸
マグネシウム、ケイ酸カルシウム、酸化亜鉛、ベンガ
ラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、グンジョウ、コンジョウ、タ
ール色素、天然色素、雲母チタン、酸化鉄雲母チタン、
オキシ塩化ビスマス、ナイロンパウダー、シルクパウダ
ー等が挙げられる。また、本発明においては、撥水性を
付与する目的で、これら化粧料粉体に疎水化処理を施し
たものであることが必要であり、かかる疎水化処理のた
めに用いられる疎水性物質としては、例えばフッ素化合
物、シリコーン系油剤、金属石鹸、ロウ、油脂、炭化水
素等が挙げられる。これらのうち、特にフッ素化合物、
シリコーン系油剤が好ましく、フッ素化合物としては、
例えばアサヒガードAG530(旭硝子(株)製)等を
用いることができる。
【0012】(e)成分の疎水化処理粉体は、全組成中
に 1.0〜40.0%、特に 5.0〜30.0%配合するのが好まし
い。
に 1.0〜40.0%、特に 5.0〜30.0%配合するのが好まし
い。
【0013】本発明の水中油型固型化粧料には、前記必
須成分のほか、通常の化粧料に用いられる成分、例えば
保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成
分、香料、界面活性剤、低級一価アルコール、低級多価
アルコール等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜
配合することができる。
須成分のほか、通常の化粧料に用いられる成分、例えば
保湿剤、防腐剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、美容成
分、香料、界面活性剤、低級一価アルコール、低級多価
アルコール等を、本発明の効果を損なわない範囲で適宜
配合することができる。
【0014】本発明の水中油型固型化粧料は、(a)成
分及び(b)成分を(d)成分に加熱溶解した後、
(c)成分と、場合により(e)成分を攪拌、混合し、
冷却固化することにより製造することができ、例えば下
地クリーム、サンカットクリーム、ファンデーション、
アイシャドウ、ホホ紅等の固型状の製品とすることがで
きる。かくして得られる本発明の水中油型固型化粧料
は、水相に油剤が分散した形態をとるものである。
分及び(b)成分を(d)成分に加熱溶解した後、
(c)成分と、場合により(e)成分を攪拌、混合し、
冷却固化することにより製造することができ、例えば下
地クリーム、サンカットクリーム、ファンデーション、
アイシャドウ、ホホ紅等の固型状の製品とすることがで
きる。かくして得られる本発明の水中油型固型化粧料
は、水相に油剤が分散した形態をとるものである。
【0015】
【実施例】次に、実施例を挙げて、本発明を更に説明す
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 実施例1〜2、比較例1〜6 ファンデーション:表1に示す組成のファンデーション
を製造し、市販の油中水型ファンデーション(比較例
6)と共に、表2に示す評価項目について、下記の評価
方法及び評価基準によりそれぞれ官能評価を行った。結
果を表2に示す。 (製法) A.(13)〜(21)を加温溶解する。 B.Aに (1)〜(11)を加えて混合分散する。 C.Bに(12)を添加、混合した後、容器に充填し、冷却
する。 (評価) (1) 形態の保持:50℃において、金皿容器で固型状を維
持できたものを○、できなかったものを×とした。 (2) その他の評価項目: <評価方法>10名の専門パネルによる使用テストを行
い、各人の絶対評価結果を平均した。 <評価基準> 絶対評価; 非常に良い:3点 良 い :2点 普 通 :1点 悪 い :0点 ○:2点以上 △:1点以上2点未満 ×:1点未満
るが、本発明はこれら実施例に限定されるものではな
い。 実施例1〜2、比較例1〜6 ファンデーション:表1に示す組成のファンデーション
を製造し、市販の油中水型ファンデーション(比較例
6)と共に、表2に示す評価項目について、下記の評価
方法及び評価基準によりそれぞれ官能評価を行った。結
果を表2に示す。 (製法) A.(13)〜(21)を加温溶解する。 B.Aに (1)〜(11)を加えて混合分散する。 C.Bに(12)を添加、混合した後、容器に充填し、冷却
する。 (評価) (1) 形態の保持:50℃において、金皿容器で固型状を維
持できたものを○、できなかったものを×とした。 (2) その他の評価項目: <評価方法>10名の専門パネルによる使用テストを行
い、各人の絶対評価結果を平均した。 <評価基準> 絶対評価; 非常に良い:3点 良 い :2点 普 通 :1点 悪 い :0点 ○:2点以上 △:1点以上2点未満 ×:1点未満
【0016】
【表1】
【0017】*1:各種顔料50gに水1000mlを加えてス
ラリー状態とした。一方、フルオロアルキルリン酸エス
テルジエタノールアミン塩(アサヒガードAG530 、旭硝
子(株)製)9gに水 350mlを加えて攪拌してエマルジ
ョンを得た。上記スラリーに、このエマルジョンを徐々
に注加し、混合した後、室温で静置して得られたもの。 *2:ラポナイトXLG(ラポナイト社製) *3:クニピアG(クニミネ工業社製) *4:カーボポール940(グッドリッチケミカル社
製)
ラリー状態とした。一方、フルオロアルキルリン酸エス
テルジエタノールアミン塩(アサヒガードAG530 、旭硝
子(株)製)9gに水 350mlを加えて攪拌してエマルジ
ョンを得た。上記スラリーに、このエマルジョンを徐々
に注加し、混合した後、室温で静置して得られたもの。 *2:ラポナイトXLG(ラポナイト社製) *3:クニピアG(クニミネ工業社製) *4:カーボポール940(グッドリッチケミカル社
製)
【0018】
【表2】
【0019】表2の結果から明らかな如く、実施例1及
び2のファンデーションは、形態保持性が高く、使用性
及び携帯性に優れ、使用感も非常に良好なものであっ
た。
び2のファンデーションは、形態保持性が高く、使用性
及び携帯性に優れ、使用感も非常に良好なものであっ
た。
【0020】実施例3 アイシャドウ: (処方) (1) シリコーン処理酸化チタン*5 2.0(%) (2) シリコーン処理雲母チタン*5 10.0 (3) シリコーン処理セリサイト*5 3.0 (4) 着色顔料 1.0 (5) セスキオレイン酸ソルビタン 2.0 (6) スクワラン 1.0 (7) キャンデリラロウ 1.0 (8) 香料 適量 (9) 防腐剤 適量 (10) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (11) 寒天 0.5 (12) ゼラチン 1.5 (13) ポリメタクリル酸ソーダ 0.1 (14) 精製水 残量 *5:イソプロピルアルコールに各種顔料及びメチルハ
イドロジェンポリシロキサンを加え、2時間 120℃で焼
付け処理を行って得られた2%シリコーン処理顔料。 (製法)実施例1と同様にして製造する。
イドロジェンポリシロキサンを加え、2時間 120℃で焼
付け処理を行って得られた2%シリコーン処理顔料。 (製法)実施例1と同様にして製造する。
【0021】実施例4 ホホ紅: (処方) (1) シリコーン処理酸化チタン*5 5.0(%) (2) シリコーン処理雲母チタン*5 5.0 (3) シリコーン処理セリサイト*5 5.0 (4) シリコーン処理タルク*5 10.0 (5) 着色顔料 適量 (6) ポリオキシエチレン(3)ヒマシ油 1.0 (7) 大豆リン脂質 1.0 (8) デンプン脂肪酸エステル 0.5 (9) ステアリン酸イソセチル 5.5 (10) 香料 適量 (11) 防腐剤 適量 (12) 1,3−ブチレングリコール 5.0 (13) ケイ酸ナトリウムマグネシウム 5.0 (14) ポリビニルピロリドン 1.0 (15) 精製水 残量 *5:イソプロピルアルコールに各種顔料及びメチルハ
イドロジェンポリシロキサンを加え、2時間 120℃で焼
付け処理を行って得られた2%シリコーン処理顔料。 (製法)実施例1と同様にして製造する。
イドロジェンポリシロキサンを加え、2時間 120℃で焼
付け処理を行って得られた2%シリコーン処理顔料。 (製法)実施例1と同様にして製造する。
【0022】実施例5 下地クリーム: (処方) (1) ポリオキシエチレン(3)ヒマシ油 1.5(%) (2) ジメチルポリシロキサン 0.5 (3) 香料 適量 (4) 防腐剤 適量 (5) ゼラチン 2.5 (6) カルボキシビニルポリマー*4 0.8 (7) 水酸化ナトリウム 0.2 (8) グリセリン 3.0 (9) 精製水 残量 *4:カーボポール940(グッドリッチケミカル社製) (製法) A.(4) 〜(9) を加温溶解する。 B.Aに (1)〜(2) を加えて混合分散する。 C.Bに (3)を添加、混合した後、容器に充填し、冷却
する。
する。
【0023】
【発明の効果】本発明の水中油型固型化粧料は、新規な
剤型のものであり、使用性及び携帯性に優れながら使用
感も非常に良好で、しかも耐水性、撥水性等の機能面で
も優れたものである。
剤型のものであり、使用性及び携帯性に優れながら使用
感も非常に良好で、しかも耐水性、撥水性等の機能面で
も優れたものである。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A61K 7/00 - 7/50
Claims (3)
- 【請求項1】 次の成分(a)〜(d) (a)寒天及びゼラチンから選ばれる水溶性固化剤 (b)メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸
ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサンタ
ンガム、ペクチン、ポリビニルアルコール、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリ
ル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリンエステル及びポ
リビニルピロリドンから選ばれる水溶性粘着剤 (c)固型、半固型及び液体の植物油、動物油、鉱物油
及び合成油から選ばれる油剤 (d)水 を含有することを特徴とする水中油型固型化粧料。 - 【請求項2】 次の成分(a)〜(e) (a)寒天及びゼラチンから選ばれる水溶性固化剤 (b)メチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピル
セルロース、カルボキシメチルセルロース、アルギン酸
ソーダ、カラギーナン、クインスシードガム、キサンタ
ンガム、ペクチン、ポリビニルアルコール、カルボキシ
ビニルポリマー、ポリアクリル酸ソーダ、ポリメタクリ
ル酸ソーダ、ポリアクリル酸グリセリンエステル及びポ
リビニルピロリドンから選ばれる水溶性粘着剤 (c)固型、半固型及び液体の植物油、動物油、鉱物油
及び合成油から選ばれる油剤 (d)水 (e)疎水化処理粉体 を含有することを特徴とする水中油型固型化粧料。 - 【請求項3】 全組成物中に、水溶性固化剤を0.1〜
10.0重量%、水溶性粘着剤を0.05〜2.0重量
%、油剤を1.0〜30.0重量%含有する請求項1又
は2記載の水中油型固型化粧料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34657991A JP3242137B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 水中油型固型化粧料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP34657991A JP3242137B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 水中油型固型化粧料 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05178723A JPH05178723A (ja) | 1993-07-20 |
JP3242137B2 true JP3242137B2 (ja) | 2001-12-25 |
Family
ID=18384381
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP34657991A Expired - Fee Related JP3242137B2 (ja) | 1991-12-27 | 1991-12-27 | 水中油型固型化粧料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3242137B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2019088056A1 (ja) | 2017-10-31 | 2019-05-09 | 株式会社 資生堂 | 水中油型乳化固形化粧料 |
Families Citing this family (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3481639B2 (ja) * | 1992-09-07 | 2003-12-22 | 花王株式会社 | 撥水撥油性複合粉体及びこれを含有する化粧料 |
US5540921A (en) * | 1993-03-10 | 1996-07-30 | Kose Corporation | Solid o/w-type cosmetic composition |
KR100298924B1 (ko) * | 1994-07-21 | 2001-11-14 | 겜마 아키라 | 수중유형화장재료용조성물 |
JP4082808B2 (ja) * | 1997-12-13 | 2008-04-30 | 株式会社コーセー | 水中油型化粧料 |
JP4163339B2 (ja) * | 1999-09-03 | 2008-10-08 | 株式会社コーセー | 水中油型乳化化粧料 |
FR2808999B1 (fr) * | 2000-05-19 | 2002-11-01 | Oreal | Composition cosmetique sous forme de poudre comprenant un liant particulier |
JP5587548B2 (ja) * | 2008-10-17 | 2014-09-10 | 株式会社コーセー | 水系固形化粧料 |
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