JP3139755U - ノック式筆記具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ノック式筆記具10は、長孔11aが周囲に形成された軸筒11と、軸筒に挿入され弾性体14により後方に付勢される筆記体12と、軸筒の後部に挿入されたノック体16と、前端がノック体16に接続されて湾曲可能な弾性片17と、弾性片17に設けられ筆記部12aが軸筒に没入した状態で後端が長孔11aの後端に当接する脚部18と、後部が脚部18に連結されるクリップ19とを備える。筆記部12aが軸筒から突出した状態で長孔の後端に係止し筆記部12aの突出状態を維持可能な係止突起21が弾性片17の後端に形成され、係止突起21は弾性片17の後端が軸筒内部に弾性変形することにより長孔11aの後端への係止が解除されるように構成される。
【選択図】 図1
Description
即ち、従来では、クリップ9の前端が軸筒1の表面を押接する弾発力を確保するために、クリップ9と脚部8の角度をクリップ9を軸筒1に取付けた状態におけるクリップ9と脚部8の角度より小さく形成し、クリップ9を軸筒1に取付けた状態においてクリップ9と脚部8との角度を拡開させ、その復元しようとする弾性力によりクリップ9の前端を軸筒1の表面に押接させている。
この請求項2に記載されたノック式筆記具では、脚部18を係止突起21が形成された弾性片17の後端に形成せずに、その係止突起21より前方の弾性片17の中間部に形成する。従って、係止突起21より前方の弾性片17の中間部に脚部18を形成することにより、弾性片17を湾曲させて脚部18を移動させるために必要な弾発力を増加させることができる。この結果、その脚部18を軸筒11の外方に弾発させるために従来必要とされた図13におけるスプリング5を不要にすることができ、部品点数を増加させることなく、弾性片17の不必要な弾性変形を防止することができ、これによりクリップ19の前端が軸筒11の表面を押接する弾発力の減少を回避することができる。
この請求項3に記載されたノック式筆記具では、弾性片17を弾性変形させて係止突起21を軸筒11の内部に埋没させることにより長孔11aとの係止状態を解消するけれども、筆記部12aが軸筒11に没入した状態でその係止突起21が進入可能な係止孔11eを軸筒11に形成するので、弾性片17が弾性変形した状態を筆記部12aが軸筒11に没入した状態で解消することができる。よって、弾性片17の弾性変形した状態が維持されることに起因する弾性片17のへたりを防止することができる。
この請求項4に記載されたノック式筆記具では、脚部18を軸筒11のスリット11fに位置させ、そのスリット11fを拡開させて、その脚部18を前進させるだけの比較的単純な作業で、その脚部18は係止孔11eを貫通して長孔11aに至る。よって、その脚部18を軸筒11の長孔11aに比較的容易に挿入することができ、比較的製造が容易なノック式筆記具を得ることができる。
この請求項5に記載されたノック式筆記具では、筆記部12aが軸筒11に没入した状態で操作部22が係止孔11eを覆うので、その係止孔11eが外部に表出することに起因する外観上の見栄えの悪化を防止することができる。
この請求項6に記載されたノック式筆記具では、筆記部12aが軸筒11に没入した状態で、脚部18後端が長孔11aの後端に当接し、係止突起21の後面21bが係止孔11eの後端に当接することになる。このため、脚部18後端が長孔11aの後端に当接して筆記部12aが軸筒11に没入した状態を維持する力を、係止突起21の後面21bが係止孔11eの後端に当接することによりこの部分に分散することができ、これにより筆記部12aが軸筒11に没入した状態を安定して維持することができる。また、例えばスリット11fを形成した場合には、脚部18後端が長孔11aの後端に過度に当接することに起因するスリット11fの拡開は抑制され、軸筒11の長孔11aに挿入された脚部18がスリット11fから離脱するような事態を有効に回避することができる。
この請求項7に記載されたノック式筆記具では、弾性体14が筆記体12を後方に付勢することにより脚部18を軸筒11の外側に突出させるので、弾性片17の前端を中心としてその脚部18に連結されたクリップ19を回動させ、クリップ19の前端を比較的強い力で軸筒11の外周に押接させることができる。この結果、このクリップ19における把持力を大きくすることができる。
支持突起26が連結部16c又は弾性片17に当接した状態でクリップ19が弾性変形すると、そのクリップ19と脚部18の付け根部分や支持突起26に力が加わるけれども、この請求項9に記載されたノック式筆記具では、傾斜して形成された支持突起26が弾性により湾曲してクリップ19と脚部18の付け根部分や支持突起26に加わる力を吸収し、その付け根部分やその支持突起26に過度な負荷が加わるようなことを回避することができる。
また、弾性片が軸筒内部に弾性変形することにより係止突起における長孔の後端への係止が解除されるように構成したので、クリップを軸筒側に押圧するだけの比較的単純な動作で、係止突起を長孔の後端から離脱させることができ、比較的容易に筆記部を軸筒に没入させることができる。
図1及び図2に示すように、本考案のノック式筆記具10は、周囲に軸方向に延びる長孔11aが形成された軸筒11と、前端の筆記部12aを軸筒11の前端から出没可能に軸筒11に挿入された筆記体12を備える。この実施の形態における筆記体12は、筆記部12aと樹脂パイプ12bを有するいわゆるボールペンであって、樹脂パイプ12bの前部にはその前端縁から所定の間隔をあけて両側を引き延ばすことによりスプリング止め12cが形成され、このスプリング止め12cより前方の樹脂パイプ12bには弾性体であるコイルスプリング14が嵌入される。軸筒11の前部内面には、筆記体12は挿通可能であるけれどもコイルスプリング14が通過不能な段部11dが形成され、コイルスプリング14は前端が段部11dに当接して圧縮され、その弾発力により筆記体12を軸筒11の後方に付勢するように構成される。
また、上述した実施の形態では、脚部18を係止突起21より前方の弾性片17の中間部に形成して脚部18を移動させるための弾発力を増加させ、従来必要とされた図13におけるスプリング6を不要にしたけれども、部品点数を増加させることなく、弾性片17の不必要な弾性変形を防止するために、図7に示すように、長孔11aの後端から係止突起21が解除された状態で連結部16c又は弾性片17に当接する支持突起26を脚部18が形成された弾性片17の中間部又は脚部18に対向する連結部16cに形成しても良い。図7では、連結部16cに当接する支持突起26を弾性片17の中間部に形成する場合を示すが、弾性片17に当接する支持突起26を脚部18に対向する連結部16cに形成しても良い。
11 軸筒
11a 長孔
11e 係止孔
11f スリット
12 筆記体
12a 筆記部
14 コイルスプリング(弾性体)
16 ノック体
16a ノック部
16b 接触部
16c 連結部
17 弾性片
18 脚部
19 クリップ
21 係止突起
22 操作部
26 支持突起
Claims (9)
- 軸方向に延びる長孔が形成された軸筒と、前端の筆記部を前記軸筒の前端から出没可能に前記軸筒に挿入され弾性体により後方に付勢される筆記体と、前記筆記体の後端に当接し後部が前記軸筒の後端から後方に突出するように前記軸筒の後部に挿入されたノック体と、前記軸筒に挿入されたノック体に沿って設けられ前端が前記ノック体に接続されて湾曲可能な弾性片と、前記弾性片に設けられ前記長孔に前後方向に移動可能に挿通された脚部と、前記脚部に連結されて前記軸筒の外部に設けられ前記軸筒の外周に弾性により押接させるクリップとを備えたノック式筆記具において、
前記筆記部が前記軸筒から突出した状態で前記長孔の後端に係止し前記筆記部の突出状態を維持可能な係止突起が前記弾性片の後端に形成され、
前記係止突起は前記弾性片の後端が前記軸筒内部に弾性変形することにより前記長孔の後端への係止が解除されるように構成された
ことを特徴とするノック式筆記具。 - 軸筒の外周にクリップの前端が押接され、脚部が係止突起より前方の弾性片の中間部に設けられた請求項1記載のノック式筆記具。
- 筆記部が軸筒に没入した状態で係止突起が進入可能な係止孔が長孔後方の前記軸筒に形成された請求項1又は2記載のノック式筆記具。
- 軸筒に前記軸筒の後端から係止孔を貫通して長孔に至るスリットが長手方向に形成された請求項3記載のノック式筆記具。
- クリップの後部に脚部を越えて後方に延びる操作部が形成され、筆記部が軸筒に没入した状態で前記操作部が係止孔を覆うように構成された請求項3又は4記載のノック式筆記具。
- 筆記部が軸筒に没入した状態で脚部の後端が長孔の後端に当接するように構成され、前記脚部の後端と係止突起の後面との間隔と、前記長孔の後端と係止孔の後端との間隔が等しい請求項3ないし5いずれか1項に記載のノック式筆記具。
- ノック体は後部が軸筒の後端から後方に突出するノック部と前記ノック部から前方に所定の間隔をあけて設けられ筆記体の後端が接触する接触部と前記ノック部と前記接触部を連結する連結部とを有し、
弾性片は前記連結部と所定の間隔をあけて前記連結部に並設されて前端が前記接触部に接続され、
長孔の後端に当接する脚部の後端が前記軸筒に直行するか或いはクリップに向かうに従って後方に移動するように傾斜して形成され、
筆記体を後方に付勢する弾性体は前記脚部の後端を前記長孔の後端に押しつけて前記脚部を前記軸筒の外側に突出させるように構成された
請求項6記載のノック式筆記具。 - ノック体は後部が軸筒の後端から後方に突出するノック部と前記ノック部から前方に所定の間隔をあけて設けられ筆記体の後端が接触する接触部と前記ノック部と前記接触部を連結する連結部とを有し、
弾性片は前記連結部と所定の間隔をあけて前記連結部に並設されて前端が前記接触部に接続され、
長孔の後端から係止突起が解除された状態で前記連結部又は前記弾性片に当接する支持突起が前記弾性片の中間部又は脚部に対向する前記連結部に形成された
請求項1ないし6いずれか1項に記載のノック式筆記具。 - 支持突起が弾性により湾曲可能に傾斜して弾性片又は連結部に形成された請求項8記載のノック式筆記具。
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2007
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