JP3136322B2 - カラー映像信号生成回路 - Google Patents
カラー映像信号生成回路Info
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- JP3136322B2 JP3136322B2 JP03323701A JP32370191A JP3136322B2 JP 3136322 B2 JP3136322 B2 JP 3136322B2 JP 03323701 A JP03323701 A JP 03323701A JP 32370191 A JP32370191 A JP 32370191A JP 3136322 B2 JP3136322 B2 JP 3136322B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、カラー映像信号生成
回路に関し、詳しくは、NTSC型方式とPAL型方式
の両方式に対応できるカラー映像信号生成回路における
バースト信号発生手段の改良に関する。
回路に関し、詳しくは、NTSC型方式とPAL型方式
の両方式に対応できるカラー映像信号生成回路における
バースト信号発生手段の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】ビデオテープレコーダやコンピュータの
端末装置、ゲーム機器、各種映像処理装置等には、カラ
ー映像信号生成回路が内蔵されていることが多く、この
回路により複合映像信号いわゆるコンポジット信号が生
成される。そして、それがモニタテレビに出力されて映
像が表示される。特に、ビデオテープレコーダや家庭用
ゲーム機の場合には、専用モニタではなくて市販の受像
機の使用を前提として、ほとんどのものが複合映像信号
を出力する。
端末装置、ゲーム機器、各種映像処理装置等には、カラ
ー映像信号生成回路が内蔵されていることが多く、この
回路により複合映像信号いわゆるコンポジット信号が生
成される。そして、それがモニタテレビに出力されて映
像が表示される。特に、ビデオテープレコーダや家庭用
ゲーム機の場合には、専用モニタではなくて市販の受像
機の使用を前提として、ほとんどのものが複合映像信号
を出力する。
【0003】ところが、この複合映像信号の規格は唯一
ではなく、NTSC方式,SECAM方式やPAL方式
等の複数の規格が存在する。しかし、これらの規格毎に
専用の回路やICを用意したのでは生産効率が悪い。そ
のため、NTSC/PAL両方式等の複数方式に対応で
きる汎用のカラー映像信号生成回路が求められ、実用化
もされている。ここで、PAL方式とNTSC方式との
相違点は、走査線数の違い等もあるが、なんといって
も、Phase Alternation by Li
neの方式名が示す如く、PAL方式では色副搬送波の
位相が走査線毎に反転することである。したがって、色
副搬送波の位相を受像機側に伝えるための基準信号であ
るバースト信号の位相も反転する。なお、述語を簡明な
ものとするために、この明細書では、色副搬送波の位相
が走査線毎に反転するタイプの方式をPAL型方式と略
記し、そうでないものをNTSC型方式と略記する。
ではなく、NTSC方式,SECAM方式やPAL方式
等の複数の規格が存在する。しかし、これらの規格毎に
専用の回路やICを用意したのでは生産効率が悪い。そ
のため、NTSC/PAL両方式等の複数方式に対応で
きる汎用のカラー映像信号生成回路が求められ、実用化
もされている。ここで、PAL方式とNTSC方式との
相違点は、走査線数の違い等もあるが、なんといって
も、Phase Alternation by Li
neの方式名が示す如く、PAL方式では色副搬送波の
位相が走査線毎に反転することである。したがって、色
副搬送波の位相を受像機側に伝えるための基準信号であ
るバースト信号の位相も反転する。なお、述語を簡明な
ものとするために、この明細書では、色副搬送波の位相
が走査線毎に反転するタイプの方式をPAL型方式と略
記し、そうでないものをNTSC型方式と略記する。
【0004】それがどのように実現されているかを、以
下、図を参照して具体的に説明する。図3は、従来のカ
ラー映像信号生成回路のうちバースト信号発生手段を中
心とするブロック図である。このカラー映像信号生成回
路は、テレビ信号タイミング制御プロセッサ1(以下、
MPU1と記す)と、位相選択信号発生回路2と、バー
スト位相信号発生回路3と、バースト信号発生回路4
と、複合映像信号合成回路5と、を備えて、カラー映像
信号である複合映像信号Vを生成するものである。
下、図を参照して具体的に説明する。図3は、従来のカ
ラー映像信号生成回路のうちバースト信号発生手段を中
心とするブロック図である。このカラー映像信号生成回
路は、テレビ信号タイミング制御プロセッサ1(以下、
MPU1と記す)と、位相選択信号発生回路2と、バー
スト位相信号発生回路3と、バースト信号発生回路4
と、複合映像信号合成回路5と、を備えて、カラー映像
信号である複合映像信号Vを生成するものである。
【0005】MPU1は、タイミング発生手段1aとP
ALタイミング信号発生手段1bを具備して、各種のタ
イミング信号を発生し、カラー映像信号生成回路全体の
制御等を担うものであるが、説明に必要な手段と信号を
除きその詳細を省略して要部のみ図示する。ここで、タ
イミング発生手段1aは、MPU1内にあって、カラー
映像信号を生成するためのバーストパルスBFP及び水
平同期信号SYNC等のタイミング信号を発生する。
ALタイミング信号発生手段1bを具備して、各種のタ
イミング信号を発生し、カラー映像信号生成回路全体の
制御等を担うものであるが、説明に必要な手段と信号を
除きその詳細を省略して要部のみ図示する。ここで、タ
イミング発生手段1aは、MPU1内にあって、カラー
映像信号を生成するためのバーストパルスBFP及び水
平同期信号SYNC等のタイミング信号を発生する。
【0006】さらに、PALタイミング信号発生手段1
bは、MPU1内のタイミング発生手段1a内の特別な
手段である。この手段は、NTSC型方式とPAL型方
式の何れか一方を選択するNTSC/PAL方式選択信
号Zを外部からMPU1を介して受ける。そして、静的
な値をとるNTSC/PAL方式選択信号ZがPAL型
方式を選択しているときには、フレームとフレームの切
り換え毎に、次のフレームの最初の走査線の色副搬送波
の位相を所定の位相に設定するタイミングを示すPAL
タイミング信号Aを発生する。また、NTSC/PAL
方式選択信号ZがPAL型方式を選択していないときに
は、PALタイミング信号Aを固定値として発生する。
bは、MPU1内のタイミング発生手段1a内の特別な
手段である。この手段は、NTSC型方式とPAL型方
式の何れか一方を選択するNTSC/PAL方式選択信
号Zを外部からMPU1を介して受ける。そして、静的
な値をとるNTSC/PAL方式選択信号ZがPAL型
方式を選択しているときには、フレームとフレームの切
り換え毎に、次のフレームの最初の走査線の色副搬送波
の位相を所定の位相に設定するタイミングを示すPAL
タイミング信号Aを発生する。また、NTSC/PAL
方式選択信号ZがPAL型方式を選択していないときに
は、PALタイミング信号Aを固定値として発生する。
【0007】位相選択信号発生回路2は、トグルタイプ
のフリップフロップ2aを用いて構成され、水平同期信
号SYNCをT端子に受けて、水平同期信号SYNCの
終了端でフリップフロップ2aの値が反転し、PALタ
イミング信号Aをリセット端子Rに受けて、このPAL
タイミング信号Aでフリップフロップ2aの値がリセッ
トされる。そして、フリップフロップ2aの正転出力及
び反転出力を位相選択信号QP,*QPとしてバースト
位相信号発生回路3へ出力する。
のフリップフロップ2aを用いて構成され、水平同期信
号SYNCをT端子に受けて、水平同期信号SYNCの
終了端でフリップフロップ2aの値が反転し、PALタ
イミング信号Aをリセット端子Rに受けて、このPAL
タイミング信号Aでフリップフロップ2aの値がリセッ
トされる。そして、フリップフロップ2aの正転出力及
び反転出力を位相選択信号QP,*QPとしてバースト
位相信号発生回路3へ出力する。
【0008】バースト位相信号発生回路3は、90°位
相信号発生回路3aを有して、色副搬送波に対応する9
0°位相信号を発生するとともに、270°位相信号発
生回路3bを有して、90°位相信号に対して180度
位相のずれた270°位相信号を発生する。さらに、ゲ
ート回路3cを有して、位相選択信号*QPを受けてい
れば90°位相信号を、位相選択信号QPを受けていれ
ば270°位相信号を選択し、バースト位相信号Pとし
てバースト信号発生回路4に出力する。このとき、色副
搬送波には、バースト位相信号Pがそのまま、または、
バースト位相信号発生回路3と同様な他の回路からの同
位相の信号が用いられる。
相信号発生回路3aを有して、色副搬送波に対応する9
0°位相信号を発生するとともに、270°位相信号発
生回路3bを有して、90°位相信号に対して180度
位相のずれた270°位相信号を発生する。さらに、ゲ
ート回路3cを有して、位相選択信号*QPを受けてい
れば90°位相信号を、位相選択信号QPを受けていれ
ば270°位相信号を選択し、バースト位相信号Pとし
てバースト信号発生回路4に出力する。このとき、色副
搬送波には、バースト位相信号Pがそのまま、または、
バースト位相信号発生回路3と同様な他の回路からの同
位相の信号が用いられる。
【0009】バースト信号発生回路4は、バーストパル
スBFPとバースト位相信号Pとを受け、バーストパル
スBFPが存在する間だけバースト位相信号Pを出力す
ることで、バースト信号Bを発生する。複合映像信号合
成回路5は、水平同期信号SYNCと、バースト信号B
と、輝度信号Yと、色情報を担うクロマ信号Cと、を受
け、これらの信号を合成して、複合映像信号Vいわゆる
コンポジット信号を生成し、カラー映像信号生成回路の
出力として外部へ出力する。
スBFPとバースト位相信号Pとを受け、バーストパル
スBFPが存在する間だけバースト位相信号Pを出力す
ることで、バースト信号Bを発生する。複合映像信号合
成回路5は、水平同期信号SYNCと、バースト信号B
と、輝度信号Yと、色情報を担うクロマ信号Cと、を受
け、これらの信号を合成して、複合映像信号Vいわゆる
コンポジット信号を生成し、カラー映像信号生成回路の
出力として外部へ出力する。
【0010】このような構成のカラー映像信号生成回路
では、その回路を組み込んだ装置の組立て時や調整時等
にNTSC/PAL方式選択信号Zの値を設定しておけ
ば、PAL型方式が選択されたときでも他の方式が選択
されたときでも、適正な位相のバースト信号を発生する
ことができるので、何れの方式に対してもその規格に適
合した複合映像信号Vを出力することができる。このこ
とを、PAL型方式が選択された場合と、他の方式が選
択された場合とに分けて、以下に述べる。
では、その回路を組み込んだ装置の組立て時や調整時等
にNTSC/PAL方式選択信号Zの値を設定しておけ
ば、PAL型方式が選択されたときでも他の方式が選択
されたときでも、適正な位相のバースト信号を発生する
ことができるので、何れの方式に対してもその規格に適
合した複合映像信号Vを出力することができる。このこ
とを、PAL型方式が選択された場合と、他の方式が選
択された場合とに分けて、以下に述べる。
【0011】先ず、PAL型方式以外の他の方式例えば
NTSC方式が選択された場合には、PALタイミング
信号Aが固定的に出力されるので、フリップフロップ2
aは常にリセットされる。その結果、位相選択信号*Q
Pが出力され、バースト位相信号として90°位相信号
のみが選択され続けるので、バースト信号の位相は常に
固定される。このことはNTSC方式の規格に沿うもの
である。
NTSC方式が選択された場合には、PALタイミング
信号Aが固定的に出力されるので、フリップフロップ2
aは常にリセットされる。その結果、位相選択信号*Q
Pが出力され、バースト位相信号として90°位相信号
のみが選択され続けるので、バースト信号の位相は常に
固定される。このことはNTSC方式の規格に沿うもの
である。
【0012】次に、PAL型方式が選択された場合に
は、1フレーム内では、PALタイミング信号Aがない
ので、水平同期信号SYNCを受ける毎にフリップフロ
ップ2aは反転する。したがって、位相選択信号QP,
*QPが交互に出力され、バースト位相信号として90
°位相信号と270°位相信号とが交互に選択されるの
で、バースト信号Bの位相は走査線毎に反転する。この
ことはPAL方式の規格に沿うものである。
は、1フレーム内では、PALタイミング信号Aがない
ので、水平同期信号SYNCを受ける毎にフリップフロ
ップ2aは反転する。したがって、位相選択信号QP,
*QPが交互に出力され、バースト位相信号として90
°位相信号と270°位相信号とが交互に選択されるの
で、バースト信号Bの位相は走査線毎に反転する。この
ことはPAL方式の規格に沿うものである。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ただし、規格により、
水平同期信号SYNCには水平同期のためのタイミング
パルスのみならず垂直同期のためのいわゆる等価パルス
等も含まれている。この関係もあって水平同期信号SY
NCの数が1フレーム分で奇数の場合には、何ら手当て
しないと、次のフレームのバースト信号の位相がずれて
しまうので、規格に合わなくなってしまう。これを防ぐ
ために、従来は、PALタイミング信号発生手段を設
け、この手段によりPALタイミング信号Aをフレーム
の切り換え毎に発生している。すると、このタイミング
信号Aでフリップフロップ2aがリセットされ、位相選
択信号*QPが出力されるので、フレームとフレームの
切り換え毎に、次のフレームの最初の走査線のバースト
位相信号及び色副搬送波の位相が90°位相信号の位相
に設定される。
水平同期信号SYNCには水平同期のためのタイミング
パルスのみならず垂直同期のためのいわゆる等価パルス
等も含まれている。この関係もあって水平同期信号SY
NCの数が1フレーム分で奇数の場合には、何ら手当て
しないと、次のフレームのバースト信号の位相がずれて
しまうので、規格に合わなくなってしまう。これを防ぐ
ために、従来は、PALタイミング信号発生手段を設
け、この手段によりPALタイミング信号Aをフレーム
の切り換え毎に発生している。すると、このタイミング
信号Aでフリップフロップ2aがリセットされ、位相選
択信号*QPが出力されるので、フレームとフレームの
切り換え毎に、次のフレームの最初の走査線のバースト
位相信号及び色副搬送波の位相が90°位相信号の位相
に設定される。
【0014】従来の回路では、このようにしてPAL方
式の規格に適合する複合映像信号Vを生成する。したが
って、このPALタイミング信号Aは、その周期や他の
タイミング信号との関係が少しでも狂うと,最終出力で
ある複合映像信号Vの色副搬送波に対して甚大な悪影響
を及ぼし、受像機側での表示映像に色が付かなくなって
しまう。そのため、その発生を担うテレビ信号タイミン
グ制御プロセッサ(MPU1)に対する負担が極めて大
きい。
式の規格に適合する複合映像信号Vを生成する。したが
って、このPALタイミング信号Aは、その周期や他の
タイミング信号との関係が少しでも狂うと,最終出力で
ある複合映像信号Vの色副搬送波に対して甚大な悪影響
を及ぼし、受像機側での表示映像に色が付かなくなって
しまう。そのため、その発生を担うテレビ信号タイミン
グ制御プロセッサ(MPU1)に対する負担が極めて大
きい。
【0015】しかし、MPU1は、コスト等の制約もあ
って、旧来のテレビ信号タイミング制御回路等を代替し
たものであるが、やはり同じ理由から処理能力が大きく
ても高価なプロセッサは用いることができない。一方、
最近の高機能化の要請によりMPU1の負担は増大する
ばかりであり、処理条件の厳しいタイミング信号発生手
段を沢山抱えたままでは、新たな要求に対応しきれなく
なってきており、問題である。この発明の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決するものであって、回路
要素間の負荷のバランスを図り、機能拡張に耐え得るカ
ラー映像信号生成回路を実現することである。
って、旧来のテレビ信号タイミング制御回路等を代替し
たものであるが、やはり同じ理由から処理能力が大きく
ても高価なプロセッサは用いることができない。一方、
最近の高機能化の要請によりMPU1の負担は増大する
ばかりであり、処理条件の厳しいタイミング信号発生手
段を沢山抱えたままでは、新たな要求に対応しきれなく
なってきており、問題である。この発明の目的は、この
ような従来技術の問題点を解決するものであって、回路
要素間の負荷のバランスを図り、機能拡張に耐え得るカ
ラー映像信号生成回路を実現することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るこの発明の構成のカラー映像信号生成回路は、タイミ
ング発生手段と、位相選択信号発生回路と、バースト位
相信号発生回路と、バースト信号発生回路と、を備える
ものである。タイミング発生手段は、カラー映像信号を
生成するためのバーストパルス及び水平同期信号等のタ
イミング信号を発生する。
るこの発明の構成のカラー映像信号生成回路は、タイミ
ング発生手段と、位相選択信号発生回路と、バースト位
相信号発生回路と、バースト信号発生回路と、を備える
ものである。タイミング発生手段は、カラー映像信号を
生成するためのバーストパルス及び水平同期信号等のタ
イミング信号を発生する。
【0017】位相選択信号発生回路は、前記バーストパ
ルスに重ならない程度に前記水平同期信号が遅延させら
れた信号によりリセットされ前記バーストパルスの開始
端でセットされる第1のフリップフロップと、NTSC
型方式及びPAL型方式の何れか一方を選択するNTS
C/PAL方式選択信号がPAL型方式を選択していな
いときにはリセットされ前記NTSC/PAL方式選択
信号がPAL型方式を選択しているときには第1のフリ
ップフロップがセットされているときに前記水平同期信
号の開始端で反転する第2のフリップフロップと、を具
備し、第2のフリップフロップの出力を前記位相選択信
号として前記バースト位相信号発生回路へ出力する。
ルスに重ならない程度に前記水平同期信号が遅延させら
れた信号によりリセットされ前記バーストパルスの開始
端でセットされる第1のフリップフロップと、NTSC
型方式及びPAL型方式の何れか一方を選択するNTS
C/PAL方式選択信号がPAL型方式を選択していな
いときにはリセットされ前記NTSC/PAL方式選択
信号がPAL型方式を選択しているときには第1のフリ
ップフロップがセットされているときに前記水平同期信
号の開始端で反転する第2のフリップフロップと、を具
備し、第2のフリップフロップの出力を前記位相選択信
号として前記バースト位相信号発生回路へ出力する。
【0018】バースト位相信号発生回路は、色副搬送波
に対応する第1の位相信号を発生し、第1の位相信号に
対して180度位相のずれた第2の位相信号を発生し、
第1の位相信号及び第2の位相信号の何れか一方を前記
位相選択信号に応じて選択しバースト位相信号として出
力する。バースト信号発生回路は、前記バーストパルス
と前記バースト位相信号とを受け、前記バーストパルス
が存在する間だけ前記バースト位相信号をバースト信号
として出力する。
に対応する第1の位相信号を発生し、第1の位相信号に
対して180度位相のずれた第2の位相信号を発生し、
第1の位相信号及び第2の位相信号の何れか一方を前記
位相選択信号に応じて選択しバースト位相信号として出
力する。バースト信号発生回路は、前記バーストパルス
と前記バースト位相信号とを受け、前記バーストパルス
が存在する間だけ前記バースト位相信号をバースト信号
として出力する。
【0019】
【作用】このような構成の、この発明のカラー映像信号
生成回路にあっては、位相選択信号発生回路が、タイミ
ング信号としてはバーストパルスと水平同期信号のみを
受け、これらの信号から第1,第2のフリップフロップ
によって、適正な位相選択信号を選択してバースト位相
信号発生回路へ出力する。つまり、詳述すれば、NTS
C/PAL方式選択信号がPAL型方式を選択していな
いときには、第2のフリップフロップが常にリセットさ
れ、位相選択信号が常に出力されないか又は反転された
位相選択信号が常に出力されるので、この位相選択信号
に応じてバースト位相信号発生回路が選択した適正な第
1の位相信号が常にバースト位相信号として選択され
る。
生成回路にあっては、位相選択信号発生回路が、タイミ
ング信号としてはバーストパルスと水平同期信号のみを
受け、これらの信号から第1,第2のフリップフロップ
によって、適正な位相選択信号を選択してバースト位相
信号発生回路へ出力する。つまり、詳述すれば、NTS
C/PAL方式選択信号がPAL型方式を選択していな
いときには、第2のフリップフロップが常にリセットさ
れ、位相選択信号が常に出力されないか又は反転された
位相選択信号が常に出力されるので、この位相選択信号
に応じてバースト位相信号発生回路が選択した適正な第
1の位相信号が常にバースト位相信号として選択され
る。
【0020】また、NTSC/PAL方式選択信号がP
AL型方式を選択しているときには、第1のフリップフ
ロップがセットされているときすなわち有効な走査線の
存在を示すバーストパルスを受けたときであって、しか
も、水平同期信号の遅延した信号で第1のフリップフロ
ップがリセットされるから有効な走査線の存在を示すバ
ーストパルスを受けたときのみ、次の走査線の始まりを
示す水平同期信号の開始端で第2のフリップフロップが
反転する。それで、フレーム間に挿入される等価パルス
等の不所望な影響を受けることなく、PAL方式に則っ
た適正な位相反転を行うことができる。
AL型方式を選択しているときには、第1のフリップフ
ロップがセットされているときすなわち有効な走査線の
存在を示すバーストパルスを受けたときであって、しか
も、水平同期信号の遅延した信号で第1のフリップフロ
ップがリセットされるから有効な走査線の存在を示すバ
ーストパルスを受けたときのみ、次の走査線の始まりを
示す水平同期信号の開始端で第2のフリップフロップが
反転する。それで、フレーム間に挿入される等価パルス
等の不所望な影響を受けることなく、PAL方式に則っ
た適正な位相反転を行うことができる。
【0021】したがって、PAL型方式が選択されたと
きでも位相選択信号発生回路がPALタイミング信号を
必要としないので、従来ではテレビ信号タイミング制御
プロセッサ内に設けられていたPALタイミング発生手
段が、不要となる。その結果、僅かな回路変更により、
テレビ信号タイミング制御プロセッサの負担が軽くなり
処理能力に余裕が生まれるので、この発明の構成のカラ
ー映像信号生成回路は、高機能化や機能追加等の機能拡
張に耐えることができる。
きでも位相選択信号発生回路がPALタイミング信号を
必要としないので、従来ではテレビ信号タイミング制御
プロセッサ内に設けられていたPALタイミング発生手
段が、不要となる。その結果、僅かな回路変更により、
テレビ信号タイミング制御プロセッサの負担が軽くなり
処理能力に余裕が生まれるので、この発明の構成のカラ
ー映像信号生成回路は、高機能化や機能追加等の機能拡
張に耐えることができる。
【0022】
【実施例】以下、この発明の構成のカラー映像信号生成
回路の一実施例を説明する。図1は、この実施例におけ
るバースト信号を発生するための回路を中心とした構成
を示すブロック図であり、従来例の図3に対応するもの
である。このカラー映像信号生成回路は、テレビ信号タ
イミング制御プロセッサ10(以下、MPU10と記
す)と、位相選択信号発生回路20と、バースト位相信
号発生回路3と、バースト信号発生回路4と、複合映像
信号合成回路5と、を備えて、カラー映像信号である複
合映像信号Vを生成し出力するものである。
回路の一実施例を説明する。図1は、この実施例におけ
るバースト信号を発生するための回路を中心とした構成
を示すブロック図であり、従来例の図3に対応するもの
である。このカラー映像信号生成回路は、テレビ信号タ
イミング制御プロセッサ10(以下、MPU10と記
す)と、位相選択信号発生回路20と、バースト位相信
号発生回路3と、バースト信号発生回路4と、複合映像
信号合成回路5と、を備えて、カラー映像信号である複
合映像信号Vを生成し出力するものである。
【0023】なお、従来例と同一の構成,同様の構成は
同一の符号で示し、その説明を割愛する。MPU10
は、カラー映像信号生成回路全体の制御等を担うもので
あり、そのために、タイミング発生手段10aを具備し
ているが、これは、タイミング発生手段1aからPAL
タイミング信号発生手段1bを除去したものである。つ
まり、タイミング発生手段10aは、カラー映像信号を
生成するためのバーストパルスBFP及び水平同期信号
SYNC等のタイミング信号を発生するが、PALタイ
ミング信号Aは発生しない。
同一の符号で示し、その説明を割愛する。MPU10
は、カラー映像信号生成回路全体の制御等を担うもので
あり、そのために、タイミング発生手段10aを具備し
ているが、これは、タイミング発生手段1aからPAL
タイミング信号発生手段1bを除去したものである。つ
まり、タイミング発生手段10aは、カラー映像信号を
生成するためのバーストパルスBFP及び水平同期信号
SYNC等のタイミング信号を発生するが、PALタイ
ミング信号Aは発生しない。
【0024】位相選択信号発生回路20は、遅延回路2
0aとフリップフロップ20b(第1のフリップフロッ
プ)とフリップフロップ20c(第2のフリップフロッ
プ)とから構成され、バーストパルスBFPと水平同期
信号SYNCとを受け、位相選択信号QP,*QPを発
生する。フリップフロップ20bは、バーストパルスB
FPに重ならない程度に水平同期信号SYNCが遅延回
路20aにより遅延させられた信号DRによりリセット
され、バーストパルスBFPの開始端でセットされ、そ
の正転出力を信号Sとして出力する。
0aとフリップフロップ20b(第1のフリップフロッ
プ)とフリップフロップ20c(第2のフリップフロッ
プ)とから構成され、バーストパルスBFPと水平同期
信号SYNCとを受け、位相選択信号QP,*QPを発
生する。フリップフロップ20bは、バーストパルスB
FPに重ならない程度に水平同期信号SYNCが遅延回
路20aにより遅延させられた信号DRによりリセット
され、バーストパルスBFPの開始端でセットされ、そ
の正転出力を信号Sとして出力する。
【0025】フリップフロップ20cは、例えばJKフ
リップフロップであって、信号SをJ,K入力に受け、
水平同期信号SYNCをクロック入力Tに受け、NTS
C/PAL方式選択信号Zをリセット入力Rに受けるも
のである。なお、NTSC/PAL方式選択信号Zは、
既述の如くNTSC型方式及びPAL型方式の何れか一
方を選択するための信号であり、外部から与えられるも
のであってもよいしMPU10が発生するものであって
もよいが、タイミング信号ではなくて静的な値の設定信
号であることを明示するために、この例ではスイッチを
用いて発生する場合の回路構成を採用している。
リップフロップであって、信号SをJ,K入力に受け、
水平同期信号SYNCをクロック入力Tに受け、NTS
C/PAL方式選択信号Zをリセット入力Rに受けるも
のである。なお、NTSC/PAL方式選択信号Zは、
既述の如くNTSC型方式及びPAL型方式の何れか一
方を選択するための信号であり、外部から与えられるも
のであってもよいしMPU10が発生するものであって
もよいが、タイミング信号ではなくて静的な値の設定信
号であることを明示するために、この例ではスイッチを
用いて発生する場合の回路構成を採用している。
【0026】このような構成のカラー映像信号生成回路
では、その回路を組み込んだ装置の組立て時や調整時等
にNTSC/PAL方式選択信号Zの値を設定しておけ
ば、PAL型方式が選択されたときでも他の方式が選択
されたときでも、適正な位相のバースト信号B及び色副
搬送波を発生することができるので、何れの方式に対し
てもその規格に適合した複合映像信号Vを出力すること
ができる。このことを、PAL方式が選択された場合
と、他の方式が選択された場合とに分けて、以下に具体
的に述べる。
では、その回路を組み込んだ装置の組立て時や調整時等
にNTSC/PAL方式選択信号Zの値を設定しておけ
ば、PAL型方式が選択されたときでも他の方式が選択
されたときでも、適正な位相のバースト信号B及び色副
搬送波を発生することができるので、何れの方式に対し
てもその規格に適合した複合映像信号Vを出力すること
ができる。このことを、PAL方式が選択された場合
と、他の方式が選択された場合とに分けて、以下に具体
的に述べる。
【0027】先ず、このNTSC/PAL方式選択信号
ZがPAL型方式を選択していないときには、NTSC
/PAL方式選択信号Zによりフリップフロップ20c
が常にリセットされるので、位相選択信号*QPが出力
され、バースト位相信号Pとして90°位相信号のみが
選択され続けるので、バースト信号B及び色副搬送波の
位相は常に固定される。したがって、従来と全く同様に
して、NTSC方式等の規格に沿う複合映像信号Vが生
成される。
ZがPAL型方式を選択していないときには、NTSC
/PAL方式選択信号Zによりフリップフロップ20c
が常にリセットされるので、位相選択信号*QPが出力
され、バースト位相信号Pとして90°位相信号のみが
選択され続けるので、バースト信号B及び色副搬送波の
位相は常に固定される。したがって、従来と全く同様に
して、NTSC方式等の規格に沿う複合映像信号Vが生
成される。
【0028】次に、PAL型方式が選択された場合の動
作を図2の波形例を参照しながら詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図1の各信号に対する符号と、その
信号の波形例に対する符号とは同一の符号をもって示
す。複合映像信号の波形Vは、例えば図2に示す如く、
水平同期信号の波形SYNCと、バースト信号の波形B
と、輝度信号の波形Yと、色副搬送波で変調されたクロ
マ信号の波形Cと、が複合映像信号合成回路5で合成さ
れて生成されたものである。
作を図2の波形例を参照しながら詳細に説明する。な
お、説明の便宜上、図1の各信号に対する符号と、その
信号の波形例に対する符号とは同一の符号をもって示
す。複合映像信号の波形Vは、例えば図2に示す如く、
水平同期信号の波形SYNCと、バースト信号の波形B
と、輝度信号の波形Yと、色副搬送波で変調されたクロ
マ信号の波形Cと、が複合映像信号合成回路5で合成さ
れて生成されたものである。
【0029】そして、PAL型方式が選択されている場
合には、さらに、このバースト信号B及び色副搬送波の
位相が走査線毎に毎回反転することが必要になる。図2
でいえば、波形BのBaとBbの部分の位相が異なるこ
とである。位相選択信号発生回路20では、前述の構成
なので、バースト信号BFP(波形BFP参照)を受け
ると、フリップフロップ20bがセットされて信号Sが
出力される(波形S参照)。しかも、PAL型方式が選
択されている場合にはフリップフロップ20cがNTS
C/PAL方式選択信号Zによるリセットを受けないの
で、信号Sが入力されているときに水平同期信号SYN
Cを受けるとその開始端で値が反転する(波形QP,*
QP参照)。
合には、さらに、このバースト信号B及び色副搬送波の
位相が走査線毎に毎回反転することが必要になる。図2
でいえば、波形BのBaとBbの部分の位相が異なるこ
とである。位相選択信号発生回路20では、前述の構成
なので、バースト信号BFP(波形BFP参照)を受け
ると、フリップフロップ20bがセットされて信号Sが
出力される(波形S参照)。しかも、PAL型方式が選
択されている場合にはフリップフロップ20cがNTS
C/PAL方式選択信号Zによるリセットを受けないの
で、信号Sが入力されているときに水平同期信号SYN
Cを受けるとその開始端で値が反転する(波形QP,*
QP参照)。
【0030】このようにして、位相選択信号QP,*Q
Pの出力が走査線毎に切り換わると、その位相選択信号
QP,*QPを受けたバースト位相信号発生回路3が従
来と同様にしてバースト位相信号Pを90°位相信号と
270°位相信号とで切り換える。ここで、水平同期信
号SYNCは走査線の始まりを示す信号であるから、バ
ースト位相信号Pから生成されるバースト信号Bの位相
は、色副搬送波と共に、走査線毎に反転することとな
る。さらに、信号Sがフリップフロップ20cにより参
照され用いられた後は、水平同期信号SYNCの遅延し
た信号DR(波形DR参照)によって、フリップフロッ
プ20bがリセットされる。そして、次のバースト信号
BFPの入力を待ってセットされ、走査線毎に上記の動
作を繰り返す。
Pの出力が走査線毎に切り換わると、その位相選択信号
QP,*QPを受けたバースト位相信号発生回路3が従
来と同様にしてバースト位相信号Pを90°位相信号と
270°位相信号とで切り換える。ここで、水平同期信
号SYNCは走査線の始まりを示す信号であるから、バ
ースト位相信号Pから生成されるバースト信号Bの位相
は、色副搬送波と共に、走査線毎に反転することとな
る。さらに、信号Sがフリップフロップ20cにより参
照され用いられた後は、水平同期信号SYNCの遅延し
た信号DR(波形DR参照)によって、フリップフロッ
プ20bがリセットされる。そして、次のバースト信号
BFPの入力を待ってセットされ、走査線毎に上記の動
作を繰り返す。
【0031】ここで、バースト信号BFPは、走査線1
つに対して1つ作られるものなので、フレームとフレー
ムの間では位相選択信号発生回路20へ送られてくるこ
とがない。したがって、その間には、フリップフロップ
20bがセットされないので信号Sもない。よって、等
価パルスすなわち垂直同期のための余分な水平同期パル
スSYNCがあっても、フリップフロップ20cの出力
である位相選択信号QP,*QPの出力状態は変化しな
い。その結果、等価パルスの影響を受けることがないの
で、PAL型方式が選択されているときには、PAL方
式等の規格通りに動作する。このように、PAL型方式
が選択された場合にも、他の方式が選択された場合に
も、それぞれの規格通りのバースト信号、さらには複合
映像信号を発生することが可能である。なお、上記文中
では、説明の簡明化のために、色副搬送波用の位相信号
を90°位相信号と270°位相信号の2種類に限定し
て説明しているが、実際の回路ではさらに0°位相信号
も用いられている。もっとも、この0°位相信号は、従
来と同様に用いられているので、この発明の説明には必
須ではない。よって、その説明は割愛した。
つに対して1つ作られるものなので、フレームとフレー
ムの間では位相選択信号発生回路20へ送られてくるこ
とがない。したがって、その間には、フリップフロップ
20bがセットされないので信号Sもない。よって、等
価パルスすなわち垂直同期のための余分な水平同期パル
スSYNCがあっても、フリップフロップ20cの出力
である位相選択信号QP,*QPの出力状態は変化しな
い。その結果、等価パルスの影響を受けることがないの
で、PAL型方式が選択されているときには、PAL方
式等の規格通りに動作する。このように、PAL型方式
が選択された場合にも、他の方式が選択された場合に
も、それぞれの規格通りのバースト信号、さらには複合
映像信号を発生することが可能である。なお、上記文中
では、説明の簡明化のために、色副搬送波用の位相信号
を90°位相信号と270°位相信号の2種類に限定し
て説明しているが、実際の回路ではさらに0°位相信号
も用いられている。もっとも、この0°位相信号は、従
来と同様に用いられているので、この発明の説明には必
須ではない。よって、その説明は割愛した。
【0032】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、この発
明の構成を採用したことにより、PALタイミング信号
を用いずに複合映像信号を発生することが可能となる。
一方、このPALタイミング信号を発生することが、テ
レビ信号タイミング制御プロセッサにとって、極めて大
きな負担であることは、既述したところである。したが
って、この発明の構成のカラー映像信号生成回路にあっ
ては、複数方式に対応しながらも、PALタイミング信
号発生手段を不要としたことにより制御プロセッサ側の
負担が軽減されるので、回路要素間の負荷のバランスが
とれ、一層の機能拡張に備えることができるという効果
がある。
明の構成を採用したことにより、PALタイミング信号
を用いずに複合映像信号を発生することが可能となる。
一方、このPALタイミング信号を発生することが、テ
レビ信号タイミング制御プロセッサにとって、極めて大
きな負担であることは、既述したところである。したが
って、この発明の構成のカラー映像信号生成回路にあっ
ては、複数方式に対応しながらも、PALタイミング信
号発生手段を不要としたことにより制御プロセッサ側の
負担が軽減されるので、回路要素間の負荷のバランスが
とれ、一層の機能拡張に備えることができるという効果
がある。
【図1】この発明の構成のカラー映像信号生成回路のバ
ースト信号発生手段を中心とするブロック図である。
ースト信号発生手段を中心とするブロック図である。
【図2】この発明の構成のカラー映像信号生成回路の動
作を説明するための波形例である。
作を説明するための波形例である。
【図3】従来のカラー映像信号生成回路のうちバースト
信号発生手段を中心とするブロック図である。
信号発生手段を中心とするブロック図である。
1…テレビ信号タイミング制御プロセッサ(MPU1) 2…位相選択信号発生回路 3…バースト位相信号発生回路 4…バースト信号発生回路 5…複合映像信号合成回路 10…テレビ信号タイミング制御プロセッサ(MPU1
0) 20…位相選択信号発生回路
0) 20…位相選択信号発生回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 9/455 H04N 9/64 H04N 11/06 - 11/18
Claims (1)
- 【請求項1】色副搬送波に対応する第1の位相信号を発
生し、第1の位相信号に対して180度位相のずれた第
2の位相信号を発生し、第1の位相信号及び第2の位相
信号の何れか一方を位相選択信号に応じて選択しバース
ト位相信号として出力するバースト位相信号発生回路
と、 前記色副搬送波を水平同期信号の後に挿入するためにそ
の位置を示すパルスとしてのバーストパルスと前記バー
スト位相信号とを受け、前記バーストパルスが存在する
間だけ前記バースト位相信号をバースト信号として出力
するバースト信号発生回路と、 を備え、NTSC型方式及びPAL型方式いずれか一方
のカラー映像信号を外部からのNTSC/PAL方式選
択信号に応じて発生するカラー映像信号生成回路におい
て、 前記バーストパルスと前記水平同期信号とを受ける位相
選択信号発生回路を備え、 前記位相選択信号発生回路は、前記バーストパルスに重
ならない程度に前記水平同期信号の遅延した信号により
リセットされ前記バーストパルスの開始端でセットされ
る第1のフリップフロップと、前記NTSC/PAL方
式選択信号がPAL方式を選択していないときにはリセ
ットされ前記NTSC/PAL方式選択信号がPAL方
式を選択しているときには第1のフリップフロップがセ
ットされているときに前記水平同期信号の開始端で反転
する第2のフリップフロップと、を具備し、第2のフリ
ップフロップの出力を前記位相選択信号として前記バー
スト位相信号発生回路へ出力する、 ことを特徴とするカラー映像信号生成回路。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03323701A JP3136322B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カラー映像信号生成回路 |
US07/974,885 US5311296A (en) | 1991-11-12 | 1992-11-12 | Video signal generator circuit and video image processing device using the same |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP03323701A JP3136322B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カラー映像信号生成回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05137149A JPH05137149A (ja) | 1993-06-01 |
JP3136322B2 true JP3136322B2 (ja) | 2001-02-19 |
Family
ID=18157637
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP03323701A Expired - Fee Related JP3136322B2 (ja) | 1991-11-12 | 1991-11-12 | カラー映像信号生成回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3136322B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3402138B2 (ja) * | 1996-09-27 | 2003-04-28 | 株式会社日立製作所 | 液晶表示装置 |
-
1991
- 1991-11-12 JP JP03323701A patent/JP3136322B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05137149A (ja) | 1993-06-01 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |