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JP3135773B2 - セグメントタイプ・アンギュラー砥石車 - Google Patents

セグメントタイプ・アンギュラー砥石車

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Publication number
JP3135773B2
JP3135773B2 JP05351235A JP35123593A JP3135773B2 JP 3135773 B2 JP3135773 B2 JP 3135773B2 JP 05351235 A JP05351235 A JP 05351235A JP 35123593 A JP35123593 A JP 35123593A JP 3135773 B2 JP3135773 B2 JP 3135773B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
grinding
grinding wheel
type angular
fluid
liquid passage
Prior art date
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Expired - Fee Related
Application number
JP05351235A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH07195274A (ja
Inventor
田 雅 信 吉
村 莞 爾 島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SHIGIYA MACHINERY WORKS Ltd
Original Assignee
SHIGIYA MACHINERY WORKS Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SHIGIYA MACHINERY WORKS Ltd filed Critical SHIGIYA MACHINERY WORKS Ltd
Priority to JP05351235A priority Critical patent/JP3135773B2/ja
Publication of JPH07195274A publication Critical patent/JPH07195274A/ja
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、砥石車に研削液を均等
に分散させることにより研削焼けや研削割れを防止し
た、新規なセグメントタイプのアンギュラー砥石車に関
するものである。
【0002】
【従来の技術と解決しようとする課題】従来軸部とつば
部を有する通常T字形の被研削物の上記軸部とつば部を
超砥粒砥石車によって同時に研削する際にセグメントタ
イプのアンギュラー砥石車が用いられている。これは通
常軸体の周囲に金属製の円板状基部とセグメントタイプ
のコア部とアンギュラー砥石部を設けたものである。こ
のアンギュラー砥石部は被研削物の形状に適合するよう
な角度を有する尖端部を形成しており、基部の外周に数
等分、例えば24等分分割してセグメント状に形成され
たコア部の外周に一体に成形接合されている。
【0003】このアンギュラー砥石部は通常立方晶系窒
化硼素(一般にcBNと略称される)やダイヤモンド等
硬度の極めて高い粒子からつくられた超砥粒をガラス質
のビトリファイド結合剤又は樹脂質のレジノイド結合剤
等各種の結合剤を用いて結合してつくられる。尚多孔質
の超砥粒砥石部を用いる場合は通常基体乃至台金と砥石
部との間に一般砥石からなるコア部が設けられ、セグメ
ントタイプのコア部と超砥粒砥石部とが一体に成型、焼
付けされて用いられる。併し空隙がない緻密な超砥粒砥
石部を用いるときはかかるコア部を介在させることなく
直接該砥石部を基部乃至台金に接着剤により接着させて
使用することもできる。かかる場合接着剤は緻密な砥石
部に浸漬することなく従って研削作用の低下を来すこと
もなく、コア部を介在させる必要がないからである。
【0004】このようなセグメントタイプのアンギュラ
ー砥石車を回転しつつ用いて上記のように被研削物の軸
部とつば部を同時に研削するに当っては研削箇所に絶え
ず多量の研削液を供給しているが、必ずしも均一に十分
供給されず、砥石の冷却効果や研削屑の除去効果が不十
分となり、砥石尖端部やその周辺部に研削焼けが発生し
易かった。
【0005】かくて、本発明は研削箇所に常に十分な研
削液を供給して、砥石の冷却や研削屑の除去を十分に行
うことにより研削焼けの発生を防止し得るセグメントタ
イプのアンギュラー砥石車を提供することを目的とする
ものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】よって本発明は、フラン
ジ部の外周部分に円板状基部とコア部を含むセグメント
タイプのアンギュラー砥石部とを順次設けてなるセグメ
ントタイプ・アンギュラー砥石車において、前記フラン
ジ部と円板状基部との間に通液溜まりを形成し、該円板
状基部とコア部との間に環状通液溝を形成すると共に、
前記フランジ部の外部側と上記通液溜まりとを連通する
研削液導入孔を移動側フランジ部に穿設し、該通液溜ま
りと環状通液溝との間を連通する通液孔を円板状基部に
穿設し、該環状通液溝と吐出口とを連通する通液孔をコ
ア部に穿設して、フランジ部の外部側に供給した研削液
をアンギュラー砥石部の尖端のセグメント毎に分配して
供給することを特徴とするセグメントタイプのアンギュ
ラー砥石車を提供するものである。
【0007】以下本発明を図面に示す一実施例について
詳細に説明する。
【0008】図1は本発明に係る砥石車の一実施例の平
面図、図2は同側面図、図3は図1のA−A線に沿って
切断された断面図、図4は図2のB−B線に沿って切断
された断面図である。
【0009】この砥石車1では、図3に明らかにした如
く、中央部に砥石車取付用の穴2を有する移動側フラン
ジ3と固定側フランジ4とからフランジ部5の外周部分
に金属製円板状基部6が取付けられ、その周囲にコア部
7を経てセグメントタイプ・アンギュラー砥石部8が設
けられている。そして、前記フランジ部5と円板状基部
6との間に通液溜まり18を形成し、該円板状基部6と
コア部7との間に環状通液溝20を形成すると共に、前
記フランジ部5の外部側と上記通液溜まり18とを連通
する研削液導入孔17を移動側フランジ部3に穿設し、
該通液溜まり18と環状通液溝20との間を連通する通
液孔19を円板状基部6に穿設し、該環状通液溝20と
吐出口11とを連通する通液孔21をコア部7に穿設さ
れている。上記砥石部8は通常前記の如き砥粒と結合剤
により2〜3mmの厚さに形成されている。また、9はフ
ランジ固着ボルトである。
【0010】このセグメントタイプ・アンギュラー砥石
部8は、図1,2及び4に示すように、ある角度を有す
る尖端部10を形成して、これがセグメント状のコア部
7とともに外周に等分に、この図においては24等分と
して、セグメント12,12,…状に分割形成されてい
る。コア部7も相当する尖端部を有するよう形成されて
おり、そのセグメント状のコア部7に砥石部が一体に成
形されている。この尖端部10は、図2,3及び4に示
すように、若干厚さ方向の片方へ偏倚して形成されてお
り、各セグメント12,12,…にはその尖端部10に
少くとも1ケの吐出口11が形成されている(図2,
3,4)。なお、この図3に示すように、実施例におい
ては尖端部が中心より若干片方に偏倚したものがあげら
れているが、本発明は尖端部が偏倚せず中心に位置する
ものも含むのである。いずれの場合も研削箇所への研削
液の供給作用を十分果すことができるからである。
【0011】フランジ3の外部には、図3に示すよう
に、一定大きさの容積を有する研削液導入カバー13が
取付けネジ14により取付けられ、このカバー13内の
通液溜り15には研削液供給ノズル16から研削液が供
給されるようになっている。フランジ3内部には、図3
及び図4に示すように、通液孔17が複数個この図にお
いては6個、等間隔に設けられ更に内部に環状に設けら
れた通液溜り18に通ずるようになっている。
【0012】更に、図3及び図4に示すように、円板状
基体6の内部には適宜本数、この図においては4本の通
液孔19が半径方向に設けられており、これは前記環状
通液溜り18よりも大きな半径を有するようその外側に
設けられた環状通液溝20に通ずるようになっている。
通常、この環状通液溝20は断面半円状又は長方形状に
形成されている。円板状基体6の外側のコア部7には前
記通液溝20から前記各セグメントの各吐出口11に通
ずる通液孔21が設けられている。
【0013】
【発明の効果】本発明に係る砥石はこのような構成にな
るものであるから、使用時には研削液供給ノズル16か
ら研削液導入カバー13内の通液溜り15に供給された
研削液は、各部内部に設けられた研削液供給孔を経て吐
出口へ供給される。即ちまずフランジ部内部に設けられ
た通液孔17から通液溜り18に至り、更に円板状基体
部6の内部に半径方向に設けられた通液孔19から環状
通液溝20を経てコア7内部に多く設けられた通液孔2
1を通り各セグメント毎に尖端部10に少くとも1個設
けられた吐出口11から研削箇所へと吐出、供給される
のである。従って多数分割されたセグメント12毎に尖
端部10に設けられた相当数の吐出口11から絶えず研
削液が研削箇所に吐出、供給されるので砥石の冷却、研
削屑の除去も十分、円滑に行なわれ、研削焼けの発生を
よく防止することができる。
【0014】よって本発明によればセグメントタイプの
アンギュラー砥石車として誠に有効なものを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る砥石車の一実施例の平面図。
【図2】同側面図。
【図3】図1のA−A線断面図。
【図4】図2のB−B線断面図。
【符号の説明】
1 砥石車 6 基部 7 コア部 8 砥石部 11 吐出口 13 研削液導入カバー 16 研削液供給ノズル 17,19,21 通液孔 18 通液溜り 20 通液溝
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−57589(JP,A) 特開 昭55−84489(JP,A) 実開 平2−85560(JP,U) 実開 平3−130363(JP,U) 実開 昭60−178567(JP,U) 実開 平6−83257(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B24D 5/00,5/06,5/10

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フランジ部の外周部分に円板状基部とコア
    部を含むセグメントタイプのアンギュラー砥石部とを順
    設けてなるセグメントタイプ・アンギュラー砥石車に
    おいて、前記フランジ部と円板状基部との間に通液溜ま
    りを形成し、該円板状基部とコア部との間に環状通液溝
    を形成すると共に、前記フランジ部の移動側フランジ部
    に外部と上記通液溜まりとを連通する研削液導入孔を穿
    設し、該円板状基部に前記通液溜まりと環状通液溝との
    間を連通する通液孔を穿設し、該コア部に前記環状通液
    溝と吐出口とを連通する通液孔を穿設して、研削液供給
    孔を設けることにより、フランジ部の外部側に供給した
    研削液をアンギュラー砥石部の尖端のセグメント毎に分
    配して供給することを特徴とするセグメントタイプのア
    ンギュラー砥石車。
JP05351235A 1993-12-28 1993-12-28 セグメントタイプ・アンギュラー砥石車 Expired - Fee Related JP3135773B2 (ja)

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CN109210947A (zh) * 2018-10-18 2019-01-15 河南格锐新材料科技有限公司 一种砂轮片烧制用压紧装置的支撑杆
CN110480506B (zh) * 2019-07-26 2021-08-10 西安理工大学 一种用于成形磨削的内冷却开槽砂轮装置

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