JP3135165B2 - ストロボ装置 - Google Patents
ストロボ装置Info
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- JP3135165B2 JP3135165B2 JP04147570A JP14757092A JP3135165B2 JP 3135165 B2 JP3135165 B2 JP 3135165B2 JP 04147570 A JP04147570 A JP 04147570A JP 14757092 A JP14757092 A JP 14757092A JP 3135165 B2 JP3135165 B2 JP 3135165B2
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Description
くは写真撮影用ストロボ装置の発光部における保護パネ
ルに関するものである。
の発光部は、図6に示す如く、棒状の直管型の閃光放電
管11と、この放電管11を覆うように配設され、前面
の開口された反射笠からなるリフレクタ12と、このリ
フレクタ12の上記開口に対向して配設された拡散板か
らなる保護パネル13で構成されている。
スを封入した、いわゆるキセノン閃光放電灯で構成され
ていて、対向する陽極11aと陰極11bに高電圧を印
加し、そのトリガ電極に高電圧のトリガパルス電圧を印
加することにより閃光発光が行われるようになってい
る。また、上記リフレクタ12は、その縦断面形状が前
面を開口された楕円形状を呈する、横長の樋形状に形成
され、その内面がアルミメッキされていて、楕円の焦点
位置付近に上記閃光放電管11が位置するように取り付
けられる。従って、閃光放電管11が発光すれば、その
光は内面で反射されて前面開口部12aから前方に向け
て照射される。
口部12aに対向してプロテクターと呼ばれる合成樹脂
等で作られた透明拡散板からなる保護パネル13が配設
される。この保護パネル13は、拡散性の照射光を射出
するほか上記閃光放電管11,リフレクタ12の保護、
感電防止、配光のコントロール等の役目をするものであ
り、一般的に、その内側は平面かまたは凸フレネルレン
ズに形成されている。
構成されている従来の保護パネルは、透明に形成されて
はいるが、図6に示すように閃光放電管11で発光され
た光のうち、低い角度で入射する光はその一部が反射し
てしまう。例えば、上記閃光放電管11の陰極11bに
対向する、保護パネル13の周辺部に対して、閃光放電
管11の陽極11a付近から出射した光Lが低い角度で
入射すると、その一部Laが内面で反射してしまい外方
に射出しない。このことは上記閃光放電管11の陽極1
1aに対向する、保護パネル13の周辺部に対しても同
様である。従って、従来の写真撮影用ストロボ装置にお
いては、この保護パネル13の周辺部における内面反射
によって照射効率が低下し、特に配光角周辺部の光量の
低下が甚だしいという欠点があった。
反射による光のロスが少なく、特に配光角周辺部の光量
の低下を防止することのできるストロボ装置を提供する
にある。
置は、両端部に陰極と陽極をそれぞれ備えた棒状の発光
用閃光放電管と、この閃光放電管の周りに配設されてい
て、前面が開口し、内面の反射面の縦断面形状がかさ形
の曲面形状に形成され、該閃光放電管の発光を前方に向
けて反射するリフレクタと、このリフレクタの開口側に
対向して配設される保護パネルとを具備し、上記陰極近
傍から出射され上記保護パネルの上記陽極側に対向する
面へ入射する光線、及び上記陽極近傍から出射され上記
保護パネルの上記陰極側に対向する面へ入射する光線が
上記保護パネルの表面で全反射することのないように、
上記保護パネルの陰極側及び陽極側に対向する上記閃光
放電管側の入射面が、上記保護パネルの中央部における
上記閃光放電管側の入射面と異なる面形状であって、上
記保護パネルの中央部における上記閃光放電管側の入射
面を延長した仮想面よりも上記閃光放電管側に向かう面
形状を有して形成されていることを特徴とする。
及び陽極側に対向する上記閃光放電管側の入射面が、上
記保護パネルの中央部における上記閃光放電管側の入射
面と異なる面形状であって、上記保護パネルの中央部に
おける上記閃光放電管側の入射面を延長した仮想面より
も上記閃光放電管側に向かう面形状を有して形成されて
いるので、上記閃光放電管の陰極近傍から出射され上記
保護パネルの上記陽極側に対向する面へ入射する光線、
及び上記陽極近傍から出射され上記保護パネルの上記陰
極側に対向する面へ入射する光線が上記保護パネルの表
面で全反射することがない。
る。図1は、本発明の第1実施例を示したものであっ
て、写真撮影用ストロボ装置の発光部の平面図である。
なお、この第1実施例および以下に示す実施例における
閃光放電管およびリフレクタの構造とその作用は、図6
で説明した前記従来のストロボ装置の発光部と同様であ
るから、その詳しい説明は省略する。
極1bおよびトリガ電極(図示されず)を有する棒状の
直管型の閃光放電管1は、発光射出用の前面開口部2a
を有する縦断面形状が楕円形状を呈する、横長の樋形状
のリフレクタ2で覆われており、その内面の反射面によ
って発光した光を前方に向けて照射するようになってい
る。そして、本発明を適用した保護パネル3が上記前面
開口部2aに対向して配設される。この保護パネル3は
合成樹脂等で作られた透明板の外面および内面をメニス
カス状に形成したものである。
ストロボ装置の発光部においては、閃光放電管1の両側
部に対向する、保護パネル3の周辺部に対して、閃光放
電管1の陽極1aや陰極1b付近から出射した光Lが高
い角度で入射する。即ち、保護パネル3の周辺部への光
線入射角が高くなるので、この部分での内面反射を減少
させることができる。入射光と反射光の関係は、図7の
「入射光の角度」の定義に示すように、本発明では法線
を90度とする角度θを入射角としている。
である。この第2実施例における保護パネル3Aは、そ
の閃光放電管1の両側部に対向する、保護パネル3Aの
周辺部が後方、即ち、リフレクタ2がわに向けて傾斜す
る傾斜面3Aa,3Abで形成されている。
るストロボ装置の発光部によれば、保護パネル3Aの周
辺部の傾斜面3Aa,3Abに入射する、上記閃光放電
管1の両端部寄りから出射される光の入射角が大きくな
るので、内面反射は少なくなる。つまり、内面反射が多
いのは閃光放電管1の両側部に対向する周辺部なので、
この部分を傾斜面に形成することで上記第1実施例と同
様な効果が得られる。図3は、本発明の第3実施例を示
したものである。この第3実施例における保護パネル3
Bは、上記第2実施例の保護パネル3Aと同様に保護パ
ネル3Bの周辺部をリフレクタ2がわに向けて傾斜する
傾斜面3Ba,3Bbで形成すると共に、その外表面に
フレネルレンズ3Bcを形成してある。フレネルレンズ
は、周知のように周辺部に行く程、集光効果がある。従
って、保護パネル周辺部の傾斜面またはメニスカスによ
る内面反射の減少の効果との相乗効果により、撮影画面
の周辺部でも明るい照明光が得られる。
である。この第4実施例における保護パネル3Cは、前
記第1実施例の保護パネル3をメニスカス凸レンズに形
成したものである。このように形成すると、上記第3実
施例のフレネルレンズのように段差が無いため、光量の
ロスが少なくて済むと言う効果が得られる。
たものである。この第5実施例では保護パネル3Dは、
中央部が平行拡散板で、その閃光放電管1の両側部に対
向する周辺部を階段状面3Da,3Dbに形成されてい
る。このように保護パネル3Dを形成すると、前記第2
実施例の保護パネル3Aと同様な効果が得られるほか
に、ストロボの発光部全体を薄型に構成することができ
る。
パネルの、陰極側及び陽極側に対向する上記閃光放電管
側の入射面が、上記保護パネルの中央部における上記閃
光放電管側の入射面と異なる面形状であって、上記保護
パネルの中央部における上記閃光放電管側の入射面を延
長した仮想面よりも上記閃光放電管側に向かう面形状に
形成されているので、 この部分に対する入射角が高く
なり、内面反射が少なくなり、従って、配光角周辺部の
光量の低下を防止することができ、この種従来のストロ
ボ装置における欠点を除去した照射効率のよい写真用ス
トロボ装置を提供することができる。
部の平面図。
部の平面図。
部の平面図。
部の平面図。
部の平面図。
図。
Claims (1)
- 【請求項1】 両端部に陰極と陽極をそれぞれ備えた棒
状の発光用閃光放電管と、 この閃光放電管の周りに配設されていて、前面が開口
し、内面の反射面の縦断面形状がかさ形の曲面形状に形
成され、該閃光放電管の発光を前方に向けて反射するリ
フレクタと、 このリフレクタの開口側に対向して配設される保護パネ
ルと、を具備し、上記陰極近傍から出射され上記保護パネルの
上記陽極側に対向する面へ入射する光線、及び上記陽極
近傍から出射され上記保護パネルの上記陰極側に対向す
る面へ入射する光線が上記保護パネルの表面で全反射す
ることのないように、上記保護パネルの陰極側及び陽極
側に対向する上記閃光放電管側の入射面が、上記保護パ
ネルの中央部における上記閃光放電管側の入射面と異な
る面形状であって、上記保護パネルの中央部における上
記閃光放電管側の入射面を延長した仮想面よりも上記閃
光放電管側に向かう面形状を有して形成されていること
を 特徴とするストロボ装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04147570A JP3135165B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | ストロボ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04147570A JP3135165B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | ストロボ装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05341359A JPH05341359A (ja) | 1993-12-24 |
JP3135165B2 true JP3135165B2 (ja) | 2001-02-13 |
Family
ID=15433349
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04147570A Expired - Fee Related JP3135165B2 (ja) | 1992-06-08 | 1992-06-08 | ストロボ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3135165B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005294096A (ja) * | 2004-04-01 | 2005-10-20 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | ストロボ装置 |
JP4612850B2 (ja) * | 2005-03-10 | 2011-01-12 | キヤノン株式会社 | 照明装置および撮影装置 |
JP4268979B2 (ja) | 2006-09-15 | 2009-05-27 | シャープ株式会社 | 光源用カバー及びそれを備えた携帯機器 |
JP6428276B2 (ja) * | 2015-01-09 | 2018-11-28 | リコーイメージング株式会社 | 配光装置及びこれを備えたフラッシュ装置 |
-
1992
- 1992-06-08 JP JP04147570A patent/JP3135165B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05341359A (ja) | 1993-12-24 |
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