JP3120199U - ウエスト部を有するボトム衣類 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウエストにフィットしながら、座位や前屈等の動作を行った時、または、食後などにも、ウエスト部前部の上端縁が折れ曲がったり、捲れたりすることがなく、腹部への圧迫や肌に締付の痕が残ったりすることがない着用感に優れるウエスト部を有するボトム衣類を提供する。
【解決手段】ウエスト部を有するボトム衣類であって、該ウエスト部の少なくともフロント部は、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成され、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に接着シートを配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とする。
【選択図】図3
【解決手段】ウエスト部を有するボトム衣類であって、該ウエスト部の少なくともフロント部は、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成され、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に接着シートを配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とする。
【選択図】図3
Description
本考案は、下半身に着用するウエスト部を有するボトム衣類、詳しくはボトム衣類を着用し座位や前屈等の動作を行った時、または食後などに、ウエスト部前部の上端縁が折れ曲がったり、捲れたりすることがなく、腹部への圧迫や肌に締付の痕が残ったりすることがない着用感に優れるボトム衣類である。
従来の下半身に着用するボトム衣類は、身体にフィットして安定した着用感を得るため、ウエスト部や裾部に伸縮性テープなどによって端始末を行うとともに一定の締め付け力を与えている。また、伸縮性テープを用いて端始末を行うことで生じる本体素材との段差による肌への圧迫や食い込みを解消するため、ウエスト部を折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性を有する布地片から構成したもの(下記特許文献1〜3参照)、ウエスト部を広幅状のストレッチテープで形成したもの(下記特許文献4参照)、端部始末の不要な伸縮性素材を用いてウエスト部を形成するもの(下記特許文献5、6参照)等が近年開発されてきた。
ところが、従来のボトム衣類のウエスト部は、特に座位や前屈等の動作を行った時、または食後などに、ウエスト部前部の上端縁が捲れたり、ウエスト部の前部中程で折れ曲がるなどして、腹部を圧迫し、また、肌に締付の痕が残ったりするなど、着用感が悪化すると言う問題があった。
実用新案登録第2554608号公報
特許第2806500号公報
実用新案登録第3076162号公報
特開昭48−65044公報
実用新案登録第3063342号公報
実用新案登録第3089252号公報
本考案は、ウエストにフィットしながら、座位や前屈等の動作を行った時、または、食後などにも、ウエスト部前部の上端縁が折れ曲がったり、捲れたりすることがなく、腹部への圧迫や肌に締付の痕が残ったりすることがない着用感に優れるウエスト部を有するボトム衣類を提供する事を目的とする。
上記の課題を解決するために、本考案は、次の様なウエスト部を有するボトム衣類を提供するものである。
(1)ウエスト部を有するボトム衣類であって、該ウエスト部の少なくともフロント部は、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成され、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に接着シートを配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とするボトム衣類。
(2)フロント部において、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成されるウエスト部が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状を有し、前記接着シートを前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とする前記(1)記載のボトム衣類。
(3)前記接着シートが、ウエスト部において前中心部からウエストに沿って左右方向にそれぞれ3〜10cmまでの範囲の前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着し一体化するように配設されていることを特長とする前記(1)または(2)に記載のボトム衣類。
(4)前記接着シートが、ウエスト部において前中心部からウエストに沿って左右方向にそれぞれ5〜8cmまでの範囲の前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着し一体化するように配設されていることを特長とする前記(1)または(2)に記載のボトム衣類。
(5)前記接着シートが、ホットメルト系接着シートからなることを特長とする前記(1)乃至(4)のいずれか一項に記載のボトム衣類。
(6)前記接着シートが、接着剤を用いた接着シートからなることを特長とする前記(1)乃至(4)のいずれか一項に記載のボトム衣類。
(7)前記接着シートが、前記2つ折りされた伸縮性布地片のフロント部相当部分における補強部材となることを特長とする前記(1)乃至(6)のいずれか一項に記載のボトム衣類。
(8)ガードル、ショーツ、タイツ、パンティストッキング、スパッツから選ばれる衣類であることを特長とする前記(1)乃至(7)のいずれか一項に記載のボトム衣類。
本考案のボトム衣類は、2つ折りされた伸縮性布地片の折山線が少なくともフロント部相当部分のウエスト口を形成するように構成され、2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に接着シートを配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着シートを介して接着し一体化させて構成することにより、ウエストにフィットしながら、座位や前屈等の動作を行った時、または食後などにも、ウエスト部前部の上端縁が折れ曲がったり、捲れたりすることがなく、腹部への圧迫や肌に締付の痕が残ったりすることがなくなり、着用感が向上する。
以下、図面を用いて、本考案を詳細に説明するが、本考案は下記の実施形態に限定されるものではない。
[実施形態1]
図1は本考案のボトム衣類におけるウエスト部の一実施形態の斜視図、図2は、図1におけるウエスト部の前中心部における断面図である。
図1は本考案のボトム衣類におけるウエスト部の一実施形態の斜視図、図2は、図1におけるウエスト部の前中心部における断面図である。
図1におけるウエスト部1は、折山線がウエスト口2を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成され、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のフロント部相当部分(図1中、斜線部4で示される。)に接着シート5を配設し、該2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着シート5を介して接着し一体化させて構成される。なお、図1におけるウエスト部1は、ウエストに沿って左右方向端部を後ろ中心部3で縫合して円周状に形成しており、また、前中心部(図1中、点線Aで示される。)は下方に向かって突出する形状となっている。接着シート5の平面形状は、2つ折りされた伸縮性布地片のフロント部とほぼ同様の形状となっている。図2は、図1におけるウエスト部の前中心部Aにおける断面図、即ち、前中心線に沿った断面図であるが、図2に示されるように、ウエスト部は、フロント部において、折山線がウエスト口2を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片6の内側に接着シート5が配設されている。
本考案のボトム衣類は、少なくともフロント部相当部分のウエスト口が2つ折りされた伸縮性布地片の折山線から構成されることにより、伸縮性テープを用いて端始末を行うことで生じる本体素材との段差による肌への圧迫や食い込みがなく、身体にフィットして安定した着用感が得られる上、さらに上記2つ折りされた伸縮性布地片の少なくともウエスト部におけるフロント部の内側に接着シートを配設し、2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着シートを介して接着して一体化させることにより、特に座位や前屈等の動作を行った時、または、食後などに、ウエスト部前部の上端縁が捲れたり、折れ曲がるなどして、腹部を圧迫し、肌へ締付の痕が残ったりすることが低減され、着用感が向上する。また、2つ折りされた伸縮性布地片の内側に、ホットメルト系の接着シートまたは接着剤を用いた接着シートを配設し、油圧式プレス機等を用いて加熱、加圧することにより一体化できるので、複雑な加工を必要とせず、従来のボトム衣類の製造コストと比較しても大きく増加することも無い。
本考案のボトム衣類において、上記接着シートは、2つ折りされた伸縮性布地片の内側にフロント部相当部分に配設されるが、折り山線が少なくともフロント部相当部分のウエスト口を形成する本考案においては、フロント部相当部分にのみ配設されているのが好ましい。さらに、上記接着シートは、ウエスト部においては前中心部(図1中、点線Aで示される。)からウエストに沿って左右方向にそれぞれ3〜10cm、さらには5〜8cmまでの範囲を覆うように配設されているのが好ましい。上記範囲とすることにより、身体へのフィット性と、捲れや折れ曲がりの防止性がバランス良く両立し、着用感がさらに向上する。
本考案のボトム衣類において、上記接着シートは、適度に前ウエスト部の伸縮性を押さえ、ハリやコシを付与でき、さらに2つ折りされた伸縮性布地片の内側に接着して一体化できるものであれば特に限定されない。接着シートとしては、ホットメルト系接着シート、あるいは接着剤を用いた接着シートが挙げられる。具体的には、ホットメルト系接着シートとしては、ポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリオレフィン等の単体の接着シート、或いは、ナイロン、ポリエステル、ポリウレタン等を芯材として両面にポリアミド、ポリエステル、ポリウレタン、ポリオレフィン等のホットメルト系樹脂を貼り合わせ三層構造とした接着シートが挙げられる。
また、2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着シートを介して接着する方法としては、接着シートを配設後、油圧式プレス機等により加熱/加圧/溶融し融着し接着する方法(具体的には溶融温度は130〜190℃、加圧時間は15〜30秒が好ましい。)や、接着剤を用いた接着シートにより接着する方法が挙げられる。なお、接着は接着シート全面で行うことにより、ずれなどが生じることはない。
なお、本考案においては、接着シートが、2つ折りされた伸縮性布地片のフロント部相当部分における補強部材となるのが好ましい。
本考案において、ウエスト部や本体フロント部を形成する伸縮性布地片は、後述のガードルのように本体部などの構成材料と同様の一般的にボトム衣類に使用する材料を用いることができ、また上述の2つ折りや接着シートの取り付け以外のウエスト部の製造方法は、使用材料や構成に応じて種々の方法から選択することができる。
なお、上記実施形態1におけるウエスト部は2つ折りされた伸縮性布地片を後ろ中心部で縫合して円周状に形成しているが、本考案においては、2つ折りされた伸縮性布地片によってウエスト部全体を円周状に形成する場合、前中心部で縫合したものや、左右の脇部近傍で縫合されるもの、円周状の布地片を用いた縫合部のないものや、ホックやジッパーなどを用いて左右いずれかに解除可能な係合部を設けた構成としても良い。また、ウエスト部のフロント部のみを折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成し、ウエスト部の他の部分を伸縮性テープを用いて端始末を行う方法や、広幅状のストレッチテープで形成する方法、部始末の不要な伸縮性素材を用いて形成する方法により構成してもよい。少なくともウエスト部のフロント部を折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成することにより、ウエストにフィットしながら、腹部への圧迫や肌に締付の痕が残ったりすることがなく、接着シートも容易に配設できる。
さらに、上記実施形態1において、ウエスト部の前中心部は下方に向かって突出する形状となっているが、前中心部を下方に向かって丸みを有する形状としても良く、また、一定幅のベルト状としても良い。さらに、フロント部においてウエスト部が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状を有していてもよい。この場合、ウエスト部全体が2つ折りされた伸縮性布地片によって円周状に形成され、フロント部において下方に突出して本体フロント部と一体となる形状であっても良いし、フロント部をウエスト部と本体フロント部が一体になる形状に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成し、ウエスト部の他の部分は、別個に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成、あるいは伸縮性テープやストレッチテープを用いるなどの他の方法によって形成しても良い。本体フロント部の形状は、下方に突出した形状であれば特に限定されない。
フロント部においてウエスト部が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状である場合、接着シートは、2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に配設すれば良いが、ウエスト部におけるフロント部相当部分にのみ配設しても良いし、ウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設しても良い。
本考案の実施形態として、具体的には、ガードル、ショーツ、タイツ、パンティストッキング、スパッツから選ばれるボトムインナーとして使用される衣類が挙げられる。
図3、図4に本考案のボトム衣類の一実施形態であるガードルを示す。図3は、本考案のボトム衣類の一実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図、図4は、図3のガードルを後方から見た外観斜視図である。図3、図4のガードルは、臀部及び2本の脚部が一体となった本体部7と、本体フロント部8に、図1に示される実施形態1のウエスト部1を備え、かつ、レース状の裾廻り部9を備える。本体部7には、所望の伸縮性に応じて、パワーネット、トリコネット、サテンネット、ツーウェイトリコット等が使用され、腹部を押さえる機能を有する本体フロント部8は、レース等が使用されている。また、図示されていないが、ショーツ、タイツ、パンティストッキング、スパッツ等のボトム衣類についても、それぞれの必要機能に応じた素材が使用されることは言うまでもない。
[実施形態2]
図5に本考案のボトム衣類の別の実施形態であるガードルを示す。図5は、本考案のボトム衣類の別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図5のガードルは、フロント部においてウエスト部1’が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状を有し、かつウエスト部全体が2つ折りされた伸縮性布地片によって円周状に形成されている。接着シート5’は、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分からウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設されており、ウエスト部と腹部におけるフロント部相当部分を覆う略逆三角形状となっている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
図5に本考案のボトム衣類の別の実施形態であるガードルを示す。図5は、本考案のボトム衣類の別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図5のガードルは、フロント部においてウエスト部1’が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状を有し、かつウエスト部全体が2つ折りされた伸縮性布地片によって円周状に形成されている。接着シート5’は、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分からウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設されており、ウエスト部と腹部におけるフロント部相当部分を覆う略逆三角形状となっている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
[実施形態3]
図6に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図6は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図6のガードルは、フロント部8’においてウエスト部と本体フロント部が一体になる形状に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成し、ウエスト部の他の部分1’’は別個に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成されている。接着シート5’’は、図3のガードルにおける接着シートとほぼ同一形状であり、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分のみに配設されている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
図6に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図6は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図6のガードルは、フロント部8’においてウエスト部と本体フロント部が一体になる形状に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成し、ウエスト部の他の部分1’’は別個に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成されている。接着シート5’’は、図3のガードルにおける接着シートとほぼ同一形状であり、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分のみに配設されている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
[実施形態4]
図7に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図7は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図7のガードルは、フロント部8’’においてウエスト部と本体フロント部が一体になる形状に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成し、ウエスト部の他の部分は、伸縮性テープを用いて端始末を行っている。接着シート5’’’は、図5のガードルにおける接着シートとほぼ同一形状であり、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分からウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設されており、ウエスト部と腹部におけるフロント部相当部分を覆う略逆三角形状となっている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
図7に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図7は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図である。図7のガードルは、フロント部8’’においてウエスト部と本体フロント部が一体になる形状に2つ折りされた伸縮性布地片によって形成し、ウエスト部の他の部分は、伸縮性テープを用いて端始末を行っている。接着シート5’’’は、図5のガードルにおける接着シートとほぼ同一形状であり、2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部におけるフロント部相当部分からウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設されており、ウエスト部と腹部におけるフロント部相当部分を覆う略逆三角形状となっている。なお、図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
[実施形態5]
図8に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図8は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図、図9は、図8のガードルを後方から見た外観斜視図である。図8、9のガードルは、図3のガードルの脚部がない形状の本体部7’を有する。図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
図8に本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを示す。図8は、本考案のボトム衣類のさらに別の実施形態であるガードルを前方から見た外観斜視図、図9は、図8のガードルを後方から見た外観斜視図である。図8、9のガードルは、図3のガードルの脚部がない形状の本体部7’を有する。図3のガードルの示した態様と同一の部分には、同一の符号を付し、重複説明を省略している。
本考案において、ウエスト部の構成以外の構成等は特に限定するものではなく、従来のボトム衣類と同様の構成が適用でき、使用する素材や製造方法も、ボトム衣類の種類や構成に応じて一般に用いられる種々の方法から選択できる。さらに、補整効果の向上のため、本考案の作用を阻害しない範囲で当布やボーン等を取り付けてもよい。
本考案によるボトム衣類は、着用時にウエスト部が折れ曲がったり、捲れたりすることがなく、特にウエスト部の肌への圧迫や締付の痕が残ったりすることがないため、特に座位や前屈等の動作を行った時、または食後などにおける着用感に優れ、ウエスト部を有するボトム衣類、特に補整効果を有するガードルなどとして有用である。
1、1’、1’’ ウエスト部
2 ウエスト口
3 後ろ中心部
4 ウエスト部におけるフロント部相当部分
5、5’、5’’、5’’’ 接着シート
6 伸縮性布地片
7、7’ 本体部
8 本体フロント部
8’、8’’ フロント部
9 裾周り部
2 ウエスト口
3 後ろ中心部
4 ウエスト部におけるフロント部相当部分
5、5’、5’’、5’’’ 接着シート
6 伸縮性布地片
7、7’ 本体部
8 本体フロント部
8’、8’’ フロント部
9 裾周り部
Claims (8)
- ウエスト部を有するボトム衣類であって、該ウエスト部の少なくともフロント部は、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成され、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側の少なくともウエスト部におけるフロント部相当部分に接着シートを配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とするボトム衣類。
- フロント部において、折山線がウエスト口を形成するように2つ折りされた伸縮性布地片から構成されるウエスト部が下方に突出して本体フロント部と一体となる形状を有し、前記接着シートを前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側のウエスト部下方の本体フロント部にも延在するよう配設し、前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を前記接着シートを介して接着し一体化させてなることを特長とする請求項1記載のボトム衣類。
- 前記接着シートが、ウエスト部において前中心部からウエストに沿って左右方向にそれぞれ3〜10cmまでの範囲の前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着し一体化するように配設されていることを特長とする請求項1または2に記載のボトム衣類。
- 前記接着シートが、ウエスト部において前中心部からウエストに沿って左右方向にそれぞれ5〜8cmまでの範囲の前記2つ折りされた伸縮性布地片の内側同士を接着し一体化するように配設されていることを特長とする請求項1または2に記載のボトム衣類。
- 前記接着シートが、ホットメルト系接着シートからなることを特長とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のボトム衣類。
- 前記接着シートが、接着剤を用いた接着シートからなることを特長とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載のボトム衣類。
- 前記接着シートが、前記2つ折りされた伸縮性布地片のフロント部相当部分における補強部材となることを特長とする請求項1乃至6のいずれか一項に記載のボトム衣類。
- ガードル、ショーツ、タイツ、パンティストッキング、スパッツから選ばれる衣類であることを特長とする請求項1乃至7のいずれか一項に記載のボトム衣類。
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KR20230168567A (ko) * | 2022-06-07 | 2023-12-14 | 주식회사 제이더블유파크 | 보정 속옷 및 그 제작 방법 |
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