JP3119801U - 運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 - Google Patents
運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3119801U JP3119801U JP2005010963U JP2005010963U JP3119801U JP 3119801 U JP3119801 U JP 3119801U JP 2005010963 U JP2005010963 U JP 2005010963U JP 2005010963 U JP2005010963 U JP 2005010963U JP 3119801 U JP3119801 U JP 3119801U
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- track
- rolling
- guide device
- motion guide
- rolling element
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Images
Landscapes
- Bearings For Parts Moving Linearly (AREA)
Abstract
【解決手段】運動案内装置25は、転動体転走面22を備える軌道部材11と、転動体転走面22に対向する負荷転動体転走面28を備える移動部材27と、転動体転走面22と負荷転動体転走面28とによって構成される負荷転走路29内に転動自在に設置される複数の転動体26とを有し、軌道部材11に対する移動部材27の相対的な移動運動が自在とされる装置である。そして、運動案内装置25に用いられる軌道部材11は、連結手段を備える複数の軌道ブロック11と、複数の軌道ブロック11に設置されるとともに転動体転走面22を形成する超弾性部材21とを備えている。この超弾性部材21は、超弾性チタン合金、Ni−Ti系合金、形状記憶合金、金属ガラスのうちの少なくとも1つを含む材料によって構成されている。
【選択図】図2
Description
第1の実施形態に係る軌道部材、およびこの軌道部材を用いる運動案内装置は、軌道部材が二次元平面内で遊動自在に構成される場合を例示するものである。すなわち、第1の実施形態では、軌道部材がその形状を水平方向で自由自在に変更・設定することができるように構成されている。そこでまず、第1の実施形態に係る軌道部材について、図1Aおよび図1Bを用いて説明する。ここで、図1Aは、第1の実施形態に係る軌道部材が直線状に配置された状態を示す図であり、特に、(a)は外観上面を、(b)は外観側面を示している。また、図1Bは、第1の実施形態に係る軌道部材が曲線状に配置された状態を示す図であり、特に、(a)は外観上面を、(b)は外観側面を示している。
上述した第1の実施形態では、複数の軌道ブロック11に対する超弾性部材21の設置を、複数の軌道ブロック11のそれぞれが備える保持部15によって実現した場合を例示して説明した。しかしながら、本考案に係る軌道ブロック11と超弾性部材21との設置方法は、保持部15を用いるもののみに限られない。そこで、第2の実施形態では、本考案が採り得る別の軌道ブロック11と超弾性部材21との設置方法について説明する。
以上説明した第1および第2の実施形態に係る軌道部材10,40、およびこの軌道部材10,40を用いる運動案内装置25は、軌道部材10,40が二次元平面内で遊動自在に構成される場合を例示するものであった。次に説明する第3の実施形態は、軌道部材が三次元空間内で遊動自在に構成される場合を例示するものである。すなわち、第3の実施形態では、軌道部材がその形状をユニバーサル式に自由自在に変更・設定することができるように構成されている。そこでまず、第3の実施形態に係る軌道部材の基本構造について図5を用いて説明する。ここで、図5は、第3の実施形態に係る軌道部材の基本構造を説明するための概略透視図であり、特に、(a)は軌道部材が直線状に配置された状態を示し、(b)は軌道部材が曲線状に配置された状態を示している。
上述した第3の実施形態では、複数の軌道ブロック51に対する超弾性部材61の設置を、複数の軌道ブロック61のそれぞれが備える保持部55によって実現した場合を例示して説明した。しかしながら、本考案に係る軌道ブロック51と超弾性部材61との設置方法は、三次元空間内で遊動自在な軌道部材の場合であっても保持部55を用いるもののみに限られない。そこで、第4の実施形態では、三次元空間内で遊動自在な軌道部材の場合において、本考案が採り得る別の軌道ブロック51と超弾性部材61との設置方法について説明する。
以上説明した第1および第2の実施形態に係る軌道部材10,40、およびこの軌道部材10,40を用いる運動案内装置25は、軌道部材10,40が二次元平面内で遊動自在に構成される場合を例示するものであった。また、第3および第4の実施形態に係る軌道部材50,80、およびこの軌道部材50,80を用いる運動案内装置65は、軌道部材50,80が三次元空間内で遊動自在に構成される場合を例示するものであった。次に説明する第5の実施形態は、第3および第4の実施形態に係る軌道部材50,80と同様に軌道部材がその形状をユニバーサル式に自由自在に変更・設定することができるように構成されているものであるが、第3および第4の実施形態に係る軌道部材50,80の場合と異なり、貫通孔を有する軌道部材の内周面側を移動部材が案内運動する場合について例示するものである。
Claims (11)
- 転動体転走面を備える軌道部材と、
転動体転走面に対向する負荷転動体転走面を備える移動部材と、
転動体転走面と負荷転動体転走面とによって構成される負荷転走路内に転動自在に設置される複数の転動体と、
を有し、軌道部材に対する移動部材の相対的な移動運動が自在とされる運動案内装置において、
軌道部材が遊動自在に構成されていることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項1に記載の運動案内装置において、
前記軌道部材は、
遊動自在に構成される軌道本体部と、
前記軌道本体部に設置されて前記転動体転走面近傍を構成する可撓性部材と、
を備えることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項1に記載の運動案内装置において、
前記軌道部材は、
連結手段を備える複数の軌道ブロックと、
前記複数の軌道ブロックに設置されるとともに前記転動体転走面を形成する超弾性部材と、
を備えることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3に記載の運動案内装置において、
前記連結手段は、
前記軌道ブロックの両端に形成される連結孔と、
隣り合う軌道ブロック同士の連結孔に導通することによって軌道ブロックを連結する連結ピンと、
によって構成されることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項4に記載の運動案内装置において、
前記連結孔は、
前記軌道ブロックの一端側に突設される凸状部、および前記軌道ブロックの他端側に穿設される凹状部のそれぞれに対して形成されていることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3に記載の運動案内装置において、
前記連結手段は、
前記軌道ブロックの一端側に突設されるとともに先端が球面形に形成される球状部と、
前記軌道ブロックの他端側に穿設されるとともに前記球状部を抱持する抱持部と、
によって構成されることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3に記載の運動案内装置において、
前記連結手段は、
前記軌道ブロックの一端側に突設されるとともに外周面が曲面形に形成される凸曲部と、
前記軌道ブロックの他端側に穿設されるとともに前記凸曲部を内周面で挟持する凹曲部と、
によって構成されることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3〜7のいずれか1項に記載の運動案内装置において、
前記複数の軌道ブロックは、それぞれが前記超弾性部材をスライド移動自在に保持する保持部を備えることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3〜7のいずれか1項に記載の運動案内装置において、
前記複数の軌道ブロックは、それぞれが突出設置される係止部を備え、
前記超弾性部材は、前記係止部に係り止めされる係止孔を備えることによって、前記複数の軌道ブロックに対してスライド移動自在に設置されることを特徴とする運動案内装置。 - 請求項3〜9のいずれか1項に記載の運動案内装置において、
前記超弾性部材は、超弾性チタン合金、Ni−Ti系合金、形状記憶合金、金属ガラスのうちの少なくとも1つを含む材料によって構成されていることを特徴とする運動案内装置。 - 転動体転走面を備える軌道部材と、
転動体転走面に対向する負荷転動体転走面を備える移動部材と、
転動体転走面と負荷転動体転走面とによって構成される負荷転走路内に転動自在に設置される複数の転動体と、
を有し、軌道部材に対する移動部材の相対的な移動運動が自在とされる運動案内装置に用いられる軌道部材であって、
連結手段を備える複数の軌道ブロックと、
前記複数の軌道ブロックに設置されるとともに前記転動体転走面を形成する超弾性部材と、
を備え、
前記超弾性部材が超弾性チタン合金、Ni−Ti系合金、形状記憶合金、金属ガラスのうちの少なくとも1つを含む材料によって構成されることにより、遊動自在であることを特徴とする軌道部材。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010963U JP3119801U (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010963U JP3119801U (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119801U true JP3119801U (ja) | 2006-03-09 |
Family
ID=43470005
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010963U Expired - Lifetime JP3119801U (ja) | 2005-12-26 | 2005-12-26 | 運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119801U (ja) |
-
2005
- 2005-12-26 JP JP2005010963U patent/JP3119801U/ja not_active Expired - Lifetime
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3425219A1 (en) | Ball joint unit movable along guide groove | |
JP6185752B2 (ja) | 運動案内装置 | |
US7908938B2 (en) | Ball screw module | |
CN104169508B (zh) | 封闭式力传递装置及使用其的安全门锁 | |
KR20100082290A (ko) | 휴대폰 슬라이드 모듈 | |
JP3119801U (ja) | 運動案内装置および運動案内装置に用いられる軌道部材 | |
JP3609731B2 (ja) | ボール連結体 | |
JP2009299890A (ja) | 転動体保持チェーンユニット | |
CN205446394U (zh) | 一种圆弧形且移动件为板体型的滚珠滑轨 | |
US7104692B1 (en) | Ball sleeve for use in the inner sliding rail of a hidden sliding track assembly | |
CN101634337B (zh) | 滚动体保持链单元 | |
JP2008215601A (ja) | 直動案内装置 | |
CN201255214Y (zh) | 链条式滚珠保持器 | |
JP4540612B2 (ja) | ケージ固定型直線案内装置 | |
JP4357217B2 (ja) | 摺動装置 | |
JP3928961B2 (ja) | ボールチェーンモジュール | |
JP2005003157A (ja) | 直動案内装置 | |
EP4438400A1 (en) | Slide rail assembly and slide rail thereof | |
KR200385231Y1 (ko) | 슬라이더 | |
CN211008083U (zh) | 限位器和车辆 | |
KR20190127981A (ko) | 볼 수용 밴드 및 운동 안내 장치 | |
KR20100013239A (ko) | 슬라이드 힌지용 탄성 스프링 | |
JP6131530B2 (ja) | リニアガイド装置 | |
CN106393169A (zh) | 两方向离散状态运动关节 | |
DE102010015133A1 (de) | Tripodegelenk |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100215 Year of fee payment: 4 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215 Year of fee payment: 5 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215 Year of fee payment: 6 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215 Year of fee payment: 7 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215 Year of fee payment: 8 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
EXPY | Cancellation because of completion of term |