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JP3119418B2 - 防水コネクタ用端子 - Google Patents

防水コネクタ用端子

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JP3119418B2
JP3119418B2 JP06299608A JP29960894A JP3119418B2 JP 3119418 B2 JP3119418 B2 JP 3119418B2 JP 06299608 A JP06299608 A JP 06299608A JP 29960894 A JP29960894 A JP 29960894A JP 3119418 B2 JP3119418 B2 JP 3119418B2
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JP
Japan
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waterproof
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均 酒井
直人 杉江
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    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
    • H01R13/00Details of coupling devices of the kinds covered by groups H01R12/70 or H01R24/00 - H01R33/00
    • H01R13/02Contact members
    • H01R13/10Sockets for co-operation with pins or blades
    • H01R13/11Resilient sockets
    • H01R13/113Resilient sockets co-operating with pins or blades having a rectangular transverse section
    • HELECTRICITY
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    • H01RELECTRICALLY-CONDUCTIVE CONNECTIONS; STRUCTURAL ASSOCIATIONS OF A PLURALITY OF MUTUALLY-INSULATED ELECTRICAL CONNECTING ELEMENTS; COUPLING DEVICES; CURRENT COLLECTORS
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    • H01R13/46Bases; Cases
    • H01R13/52Dustproof, splashproof, drip-proof, waterproof, or flameproof cases
    • H01R13/5205Sealing means between cable and housing, e.g. grommet
    • H01R13/5208Sealing means between cable and housing, e.g. grommet having at least two cable receiving openings

Landscapes

  • Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、主としたワイヤハーネ
スの接続に用いられる防水型コネクタにおけるコネクタ
用端子に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図12において、aは防水型コネクタ、
bはマット状の防水栓、cは防水栓押えカバー、dは端
子であり、防水栓bは予めコネクタaの後端における開
放室eに嵌合されて防水栓押えカバーcにより固定され
る。
【0003】端子dには予め電線fが接続されており、
防水栓押えカバーcの貫通孔c1 から防水栓bの挿通孔
1 に押し込んで端子収容室a1 内に至って可撓係止片
2により係止される(図14)。図13に拡大して示
される如く、端子dには相手方雄端子を受け入れる雌型
の受承部d1 が形成され、受承部d1 の前方下端に切欠
部d2 が形成されると共に、底板の先端に連設した折り
返し弾性接触板d3 の弧状折曲部d3 ′が該切欠部d2
の中間部に位置しており、該弾性接触板d3 を設けるた
めに形成される該切欠部d2 により側板部d5 の前端下
部にエッジ部d6 が現われる。
【0004】図14は、防水コネクタaに対する端子d
の挿入初期状態を示すものであり、端子dの前端におけ
る大きなコ字状端面d4 が挿通孔b1 の防水リブb2
当接し(図15(A))、角張ったコ字状端面d4 が直
ちに該防水リブb2 を押し拡めつつ挿入されるものであ
り(図15(B))、その際にコ字状端面d4 の防水リ
ブb2 に対する初期当たり面積が大きく(図16参
照)、急激に挿通孔b1 を拡開すると共にエッジ部d6
が当たるので、傷が付き、これによってシール性能が低
下することが問題となっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記した点に
着目して為されたものであり、かかるエッジ部を無く
し、また、端子における受承部が防水栓の挿通孔部分を
通過する際の初期当たり面積を小さくしてエッジ部が挿
通孔部分に当たらないようにし、更には、該受承部が該
挿通孔を徐々に拡開するようにして、シール面の損傷を
防止するようにしたものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては、受承部の前端の中間部より底板
の先端部にかけて両側壁を切欠して斜状挿入案内部を形
成し、底板の先端に連設した折り返し弾性接触板の弧状
折曲部を該斜状挿入案内部の内端部下方に該斜状挿入案
内部と交点を形成する状態で突出して位置させて成るこ
とを特徴とし、また、弧状折曲部の接線と端子の挿入方
向線の成す角度が90°以上であることを特徴とし、ま
た、受承部における両側壁の前端の下部に下端の切欠部
にかけた内方への斜状折曲部を形成すると共に該斜状折
曲部を底板の先端に連設した折り返し弾性接触板の弧状
折曲部の前方に位置させて成ることを特徴とし、更に
は、受承部における両側壁の前端の下部に下端の切欠部
にかけて予め連設された延長部による内方への折曲部を
形成すると共に該内方への折曲部を底板の先端に連設し
た折り返し弾性接触板の弧状折曲部の前方に位置させて
成ることを特徴とする。
【0007】
【作用】斜状挿入案内部は防水栓の挿通孔を徐々に拡開
する。
【0008】
【実施例】図1は本発明に係る防水コネクタ用端子Aを
示し、相手方雄型端子(図示せず)を受け入れる雌型の
箱状受承部A1 に連続して電線接続部A2 が一体に連設
されている。
【0009】受承部A1 において、底板1に両側壁2,
2を起立すると共に両側壁2,2を内方へ折曲して重合
天板3,3′を形成し(図2参照)、外側天板3′の前
端切欠部3a′内に内側天板3の一部3aが膨出して位
置している。両側壁2,2において、前端の約1/2程
度の高さの中間部下方より後退した底板1の先端部1a
にかけて切欠により斜状挿入案内部2aが形成され、斜
状挿入案内部2aの内端部下方に突出して、底板1の先
端部1aに連設した折り返し弾性接触板4の弧状折曲部
4aが位置している。また、弧状折曲部4aは側壁2の
下端の段端2dの前方に位置している。斜状挿入案内部
2aと弧状折曲部4aの交点Xにおいて(図2参照)、
弧状折曲部4aの接線L1 と挿入方向線L2 の成す角度
αを90°以上としてある。また、斜状挿入案内部2a
は図示した直線状に代えて弧状曲面であってもよい。
【0010】両側壁2,2及び天板3,3′の先端に
は、製造過程において形成された圧延薄板部Pを内方へ
折り返して重合板部P′を形成することにより非エッジ
化先端部2b,3b,3b′が形成され側板2の先端2
bから斜状挿入案内部2aにかけて弧状案内部2cが形
成されている。
【0011】コネクタハウジングBの後端の室5にはマ
ット状の防水栓Cが嵌合され、防水栓押えカバーDによ
り固定されている。この状態において、予め電線Wを接
続した端子Aを貫通孔6から挿通孔7内に挿入すると
(図3)、面積の小さいコ字状の非エッジ化先端部2
b,3b,3b′が挿通孔7における防水リブ8に当接
し(図4(A))、これを徐々に押し拡げ(図4
(B))、挿通孔7を通過して可撓係止片9により所定
位置に係止されるものであり(図5)、図6に示される
如くに、端子Aの先端部2b,3b,3b′の面積が小
さいと共に非エッジ化されているので、挿通が容易であ
り、弧状案内部2cと共に斜状挿入案内部2aにより徐
々に挿通孔7を拡開するので、防水リブ8を損傷しな
い。
【0012】図7,8は本発明の他の構造にかかる防水
コネクタ用端子A′を示し、受承部A1 ′及び電線接続
部A2 の基本的構造は図1の構造と同一であり、同一構
造部分は同一符号を以て示されている。図7において、
受承部A1 ′における両側壁2,2の重合板部P′を形
成した先端2bの下部に下端の切欠部2d′にかけた内
方への斜状折曲部2eを形成してエッジ部2fを受承部
1 ′の内側へ変位させ、これによって受承部A1 の防
水栓に対する初期当たり面積を小さくすると共に、エッ
ジ部2fが防水栓のシール面に当たらないようにしてい
る。
【0013】内方への斜状折曲部2eは弾性接触板4の
下方における弧状折曲部4aの前方に位置しており、受
承部A1 ′に対する相手方雄端子の挿入を阻害しない
(図8参照)。図9,10は本発明の更に他の構造にか
かる防水コネクタ用端子A″を示し、図1と基本的構造
を同じくする受承部A1 ″と電線接続部A2 とより成
る。
【0014】図9において受承部A1 ″における両側壁
2,2の重合板部P′を形成した先端2bの下部におい
て、金属板の打抜き素材Mにおいて予め連設されている
延長部2g′(図11参照)による内方への直角状の折
曲部2gを設け、これによって両側壁2,2の先端2b
下部の切欠部に弧状折曲部2hを形成して前記エッジ部
2fを消去している(図10参照)。
【0015】内方への折曲部2gは、前記斜状折曲部2
eと同様に、弾性接触板4の下方における弧状折曲部4
aの前方に位置していて、受承部A1 ″に対する相手方
雄端子の挿入を阻害しない(図10参照)。
【0016】
【発明の効果】請求項1に係る発明の防水コネクタ用端
子は、受承部の前端の中間部より底板の先端部にかけて
両側壁を切欠して斜状挿入案内部を形成し、底板の先端
に連設した折り返し弾性接触板の弧状折曲部を斜状挿入
案内部の内端部下方に該斜状挿入案内部と交点を形成す
る状態で突出して位置させて成るものであるから、受承
部の先端部の面積を比較的に小さくすると共にこれに連
続した斜状挿入案内部により、徐々に防水栓の挿通孔を
拡開するので、該挿通孔を損傷することなく、また、斜
状挿入案内部の内端部下方に該斜状挿入案内部と交点を
形成する状態で突出して折り返し弾性接触板の弧状折曲
部を位置させているので、該斜状挿入案内部の該挿通孔
拡開作用を円滑に該弧状折曲部に連続させて該弧状折曲
部により側壁の内端の段部が直に挿通孔に当接して防水
栓を損傷するのを防止することができ、防水栓のシール
性能を低下させることがない。請求項2の発明において
は、弧状折曲部の接線と挿入方向線の成す角度を90°
以上に設定してあるので、斜状挿入案内部から突出して
いる弧状折曲部の挿通孔に対する進入を容易にすること
ができる。
【0017】請求項3の発明においては、受承部におけ
る両側壁の前端の下部に下端の切欠部にかけた内方への
斜状折曲部を形成してあるので該受承部の前端の下部に
おけるエッジ部を消去して該斜状折曲部により防水栓の
損傷を防止することができ、また、該斜状折曲部が底板
の先端に連設した折り返し弾性接触板の弧状折曲部の
方に位置しているので、該受承部に対する相手方雄端子
の挿入を阻害しない。 請求項4の発明においては、受承
部における両側壁の前端の下部に下端の切欠部にかけて
予め連設された延長部による内方への折曲部を形成して
あるので、該受承部の前端の下部におけるエッジ部を消
去して該内方への折曲部により防水栓の損傷を防止する
ことができ、また、該内方への折曲部が底板の先端に連
設した折り返し弾性接触板の弧状折曲部の前方に位置し
ているので、該受承部に対する相手方雄端子の挿入を阻
害しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明にかかる防水コネクタ用端子の斜視図で
ある。
【図2】同上の要部の拡大断面図である。
【図3】同上の防水コネクタ用端子の防水コネクタハウ
ジングに対する挿入開始時の状況を示す断面図である。
【図4】(A),(B)は防水栓に対する端子の挿入過
程を示す要部の断面図である。
【図5】防水コネクタハウジングに対する端子の挿入完
了状態を示す断面図である。
【図6】防水栓と防水コネクタ用端子の大きさを対比し
た説明図である。
【図7】本発明にかかる防水コネクタ用端子の他の構造
を示す斜視図である。
【図8】同上の正面図である。
【図9】本発明にかかる防水コネクタ用端子の更に他の
構造を示す斜視図である。
【図10】同上の正面図である。
【図11】同上の打抜き素材の展開図である。
【図12】従来における防水コネクタの分解斜視図であ
る。
【図13】同上における端子の斜視図である。
【図14】防水コネクタに対する防水コネクタ用端子の
挿入開始後の状態を示す断面図である。
【図15】(A),(B)は防水栓に対する挿入過程を
示す要部の断面図である。
【図16】防水栓と防水コネクタ用端子の大きさを対比
した説明図である。
【符号の説明】
A,A′,A″ 防水コネクタ用端子 A1 ,A1 ′,A1 ″ 受承部 1 底板 2 側壁 2a 斜状挿入案内部 2d′ 切欠部 2e 斜状折曲部 2g 延長部による折曲部 4 弾性接触板 4a 弧状折曲部 L1 接線 L2 挿入方向線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−20736(JP,A) 実開 昭63−35274(JP,U) 実開 平1−106084(JP,U) 実開 平1−64871(JP,U) 実開 昭61−169973(JP,U) 実開 昭63−19775(JP,U) 実開 昭50−1890(JP,U) 実開 昭56−140166(JP,U) 実開 昭63−65970(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H01R 13/10 - 13/115 H01R 13/187 H01R 13/52

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 受承部の前端の中間部より底板の先端部
    にかけて両側壁を切欠して斜状挿入案内部を形成し、底
    板の先端に連設した折り返し弾性接触板の弧状折曲部を
    該斜状挿入案内部の内端部下方に該斜状挿入案内部と交
    点を形成する状態で突出して位置させて成ることを特徴
    とする防水コネクタ用端子。
  2. 【請求項2】 弧状折曲部の接線と端子の挿入方向線の
    成す角度が90°以上であることを特徴とする請求項1
    に記載の防水コネクタ用端子。
  3. 【請求項3】 受承部における両側壁の前端の下部に下
    端の切欠部にかけた内方への斜状折曲部を形成すると共
    に該斜状折曲部を底板の先端に連設した折り返し弾性接
    触板の弧状折曲部の前方に位置させて成ることを特徴と
    する防水コネクタ用端子。
  4. 【請求項4】 受承部における両側壁の前端の下部に下
    端の切欠部にかけて予め連設された延長部による内方へ
    の折曲部を形成すると共に該内方への折曲部を底板の先
    端に連設した折り返し弾性接触板の弧状折曲部の前方に
    位置させて成ることを特徴とする防水コネクタ用端子。
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US5643018A (en) 1997-07-01

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