JP3119487U - 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋 - Google Patents
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Abstract
【課題】通常のコンクリ−ト工事と同様の鉄筋取扱い及び製造コストの低減を可能にする熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋を提供する。
【解決手段】熱収縮チュ−ブの円筒内1に黒皮のままの鉄筋2を通した後、両端部をキャップ熱収縮チュ−ブ3で被覆し、加熱するまえの整形した熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋4を台車に載せ、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射を受けながら通過し、端部から順次収縮を行うことにより確実に熱収縮チュ−ブと鉄筋が密着一体化させる。これにより、熱収縮チュ−ブの硬質により通常の鉄筋コンクリ−ト工事の場合と同等の取扱いと製造コストの低減ができる。
【選択図】図1
【解決手段】熱収縮チュ−ブの円筒内1に黒皮のままの鉄筋2を通した後、両端部をキャップ熱収縮チュ−ブ3で被覆し、加熱するまえの整形した熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋4を台車に載せ、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射を受けながら通過し、端部から順次収縮を行うことにより確実に熱収縮チュ−ブと鉄筋が密着一体化させる。これにより、熱収縮チュ−ブの硬質により通常の鉄筋コンクリ−ト工事の場合と同等の取扱いと製造コストの低減ができる。
【選択図】図1
Description
本考案は、黒皮のままの鉄筋に熱収縮チュ−ブを被覆した熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋に関する。
塩害対策の有効な方法として、鉄筋に防食加工を施すことが上げられる。現在「エポキシ樹脂塗装鉄筋を用いる鉄筋コンクリ−トの設計施工指針(案)土木学会」がある。しかしながら、施工時においては、塗膜に傷がつかないようにするため、通常の鉄筋コンクリ−ト工事の場合と異なりていねいな取扱いが要求されている。また、エポキシ樹脂塗装鉄筋は、サンドプラスト処理により鉄筋表面の黒皮を除去すると同時に、適度の表面粗さを付与した鉄筋を余熱してから、エポキシ樹脂の紛体塗料を塗装し、直ちに、200℃前後の温度で塗膜を形成させるため製造コストが高くなることが欠点とされている。
エポキシ樹脂塗装鉄筋は鉄筋の紛体塗装加工による製造コストが高いこと、また塗膜に傷がつかないように取扱いに細心の注意が必要であることが欠点とされている。従って、黒皮のままの鉄筋と熱収縮チュ−ブの機能を組み合わせ、かつ簡易の製造工程により製造が可能となり前述の欠点を解決しようとするものである。
本考案は、熱収縮チュ−ブの円筒内に黒皮のままの鉄筋を通し、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射をうけて収縮し、かくして熱収縮チュ−ブが鉄筋と密着一体するとともに、熱収縮チュ−ブの硬質により前述の問題点を解決している。
上述の様に、本考案の熱収縮チュ−ブの円筒内に黒皮のままの鉄筋を通し、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射をうけて収縮し、かくして熱収縮チュ−ブが鉄筋と密着一体化するとともに、熱収縮チュ−ブの硬質により通常の鉄筋コンクリ−ト工事の場合と同等の取扱いと製造コストの低減の効果が発揮できる。
本考案による熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋であって、熱収縮チュ−ブの円筒内に黒皮のままの鉄筋を通し、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射をうけて収縮し、かくして熱収縮チュ−ブが鉄筋と密着一体化することを特徴としている。
以下、添付図面に従って一実施例を説明する。図1は、φ13mmの熱収縮チュ−ブ1の円筒内に黒皮のままのφ10mmの異形鉄筋2を通したあと、両端部をキャップの熱収縮チュ−ブ3で被覆し、加熱まえの整形した熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋4をつくる。
図2は、熱収縮チュ−ブの設定温度に制御でき熱源を装備した簡易円筒加熱装置5の内部を台車6に加熱まえの整形した熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋4を空隙が確保できるように複数本積み重ねた状態で収縮が完了する速度で通過させることにより、端部から収縮が順次始まり鉄筋と熱収縮チュ−ブとの間の空気が取り残されることなく順次に空気が押し出され、異形鉄筋のリブに沿って熱収縮チュ−ブが収縮し確実に鉄筋と密着一体化させることができる。
コンクリ−ト構造物に使用する鉄筋の形状は、直線だけではなく、せん断補強鉄筋、定着部のフックさせた鉄筋、帯鉄筋等曲げ加工した形状のものが多く使用される。熱収縮チュ−ブ被覆した直線鉄筋を曲げ加工すると曲線部が破壊する可能性があるので、あらかじめ、素材鉄筋を加工した後に熱収縮チュ−ブを被覆した状態で熱を照射すれば形状通り熱収縮チュ−ブが追従し破損することなく鉄筋と密着一体化させることができる。
熱収縮チュ−ブは、アルカリ、酸等耐薬品性、硬質性、絶縁性を保持したものを使用する。
加熱する温度、加熱時間は、選定した熱収縮チュ−ブの温度特性を考慮する必要がある。
1 熱収縮チュ−ブ
2 鉄筋
3 キャップ熱収縮チュ−ブ
4 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋
5 円筒加熱装置
6 台車
2 鉄筋
3 キャップ熱収縮チュ−ブ
4 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋
5 円筒加熱装置
6 台車
Claims (1)
- 熱収縮チュ−ブの円筒内に黒皮のままの鉄筋を通し、熱源を装備した簡易円筒加熱装置内で熱収縮チュ−ブが熱の照射をうけて収縮し、かくして熱収縮チュ−ブが鉄筋と密着一体化してなることを特徴とする熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010555U JP3119487U (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005010555U JP3119487U (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP3119487U true JP3119487U (ja) | 2006-03-02 |
Family
ID=43469713
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005010555U Expired - Fee Related JP3119487U (ja) | 2005-11-16 | 2005-11-16 | 熱収縮チュ−ブ被覆鉄筋 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3119487U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10422137B2 (en) | 2016-11-28 | 2019-09-24 | Korea Institute Of Civil Engineering And Building Technology | Heat shrinkable tube-covered rebar and method of preventing rebar from corroding using the same |
-
2005
- 2005-11-16 JP JP2005010555U patent/JP3119487U/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US10422137B2 (en) | 2016-11-28 | 2019-09-24 | Korea Institute Of Civil Engineering And Building Technology | Heat shrinkable tube-covered rebar and method of preventing rebar from corroding using the same |
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