JP3118616U - ホテルパン電磁誘導加熱装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ホテルパン電磁誘導加熱装置10は、多段に設けられた電磁誘導加熱筐体2と、被加熱体のホテルパン4と、インバーター及び冷却装置を制御するコントローラ6と、収納ボックス8とを備え、開閉可能な正面扉12により密閉可能になっている。
電磁誘導加熱筐体2は、収納ボックス8に設けられたガイドレール14により棚状に、複数段設置され、ホテルパン4は、電磁誘導加熱筐体2と対向し、かつ、所定間隙を有して他のガイドレール16により案内されて所定位置に設置されている。
【選択図】 図1
Description
これに対して、後者の方式を採った場合、搬送する対象がホテルパンであるため搬送車両を小型化することが可能で、小回りが利くため、複数の施設などに搬送することが容易である。
熱郛循環方式では、熱風や蒸気を発生させる機器やそれを循環させる為の機器が必要となり装置が大型化することや、複数の食材を同時に加熱するときに、それぞれに最適な温度にコントロールすることが難しい。また空気や蒸気を媒体とした熱交換方式のためエネルギー効率が悪くなる。
さらに請求項3記載の考案は、収納ボックスがキャスターを備え、保冷機能及び保温機能のいずれか、或いは両方を備えた配膳車として利用可能であることを特徴とする。
請求項5記載の考案は、コントローラが、高周波インバータの出力停止後に食材の芯温が上昇することに基づいて加熱温度を補正可能にしていることを特徴とする。
さらに本考案のホテルパン電磁誘導加熱装置は、保冷機能を備えているので、保冷及び保温することができ、配膳車としても利用可能である。
図1を参照して、本実施形態に係るホテルパン電磁誘導加熱装置10は、多段に設けられた電磁誘導加熱筐体2と、被加熱体のホテルパン4と、インバーター及び冷却装置を制御するコントローラ6と、収納ボックス8とを備え、開閉可能な正面扉12により密閉可能になっている。
なお、トッププレート32が少なくとも非磁性及び耐熱性のいずれかを有している場合、ホテルパン4を直接トッププレート32に載置するようにしてもよい。
なお、収納ボックス8は配膳車として使用できるようにキャスター18が設けられ、停車位置にてロック可能になっている。
図3は、ガイドレールに案内された電磁誘導加熱筐体の図2のA−A線断面図であり、図4は、図2で示すB−B線断面図である。
またトッププレート32は平板状であるが、断面をコの字型にしたトレー状にしてもよい。
電磁誘導加熱筐体2の後部に設けられた開口部34から各加熱コイル端子が引き出され、収納ボックス8の下部に設けられた高周波電流源(図示せず)から給電されるようになっている。
第1〜第3の加熱コイルは磁力発生コイルであり、高周波電流源は高周波インバータから例えば20kHzの電流を加熱コイルに流すことにより高周波磁界を発生させるものである。
被加熱対象としては磁性を帯びることが可能な物質であることが好ましく、例えば、磁性体である酸化鉄、酸化クロム、コバルト、フェライト等でできているホテルパンであるのがよい。
トッププレート32は非磁性材料製であるのが好ましく、例えば、セラミックス、硬質ガラス、耐熱性樹脂等が使用できる。
図5を参照して、本実施形態では、ホテルパン4自体を加熱可能であるだけでなく、冷却装置42と、収納ボックス内壁面に設けられた放熱器44と、収納ボックス内部に設けられた冷却器(図示せず)とを備え、収納ボックス8内をチルド温度帯(0〜3℃)に維持できるように冷却可能になっている。
図6は本実施形態における加熱及び保冷を制御するブロック図である。
図6中、42は冷却装置、46はタイマー機能を有するコントローラ、48は第1のインバータ、49は第2のインバータ、52はホテルパン4内部の食材の芯温を検出するために設けられたサーミスタなどの温度センサー、54は庫内冷却用の温度センサーを示す。
加熱制御及び保温制御は、温度センサー52で加熱する食材の芯温を測定し、あらかじめ設定された加熱温度まで加熱を行い、その後あらかじめ設定された保温温度で保温するためにインバータの出力を下げたり、間欠的に出力をオン又はオフする。
ホテルパン内に収納された食材が水分を含まないものであった場合(焼き物、フライ等)インバータの出力停止後にホテルパン自身が持つ熱により10〜15℃程度の芯温上昇があるので、食材の種類、調理法等に応じ、設定した加熱温度に対し補正をかけることが望ましい。これは食材の焦げ付きや食味の低下(固い、ぱさぱさ等)を防止するのに有効である。
図7はホテルパン55に水を2リットル入れ、85℃まで加熱後、75℃±1℃で保温運転したときの各個所の温度を示したものであり、図7中、Pはホテルパンを示す。
また、インバーターと加熱コイル及び食材の芯温を測定するための温度センサーを複数組用意することで、温度センサーで食材の芯温を測定しながら個々のインバーター単位で出力をコントロールし、適温に加熱することが可能である。
即ち、食堂に電源がない場合、電源を取れる場所で再加熱を行い、加熱終了後にそのまま食堂へ搬送し、喫食者に近い場所で盛り付けを行なうことで適温配膳を可能とする。
このとき配膳車に食器やレードル等の備品を収納できる構造であれば、より利便性を高めることができる。
さらに本実施形態では、冷却機能を有することにより、加熱が開始されるまでの間、食材をチルド温度帯で保冷することが可能となり、安全性が高まるとともに、配膳車内部で適温(75℃以上)まで加熱することで、冷蔵庫や他の保管庫からホテルパンを入れ替えるといった手間が省けるため作業の省力化が図れる。
4、55、56、58 ホテルパン
6 コントローラ
8 収納ボックス
10 ホテルパン電磁誘導加熱装置
12 正面扉
14、16 ガイドレール
21 ケース
22 第1の加熱コイル22
23 取付台
24 第2の加熱コイル
26 第3の加熱コイル
28 第1の支持板
30 第2の支持板
32 トッププレート
42 冷却装置
46 タイマー機能を有するコントローラ
48 第1のインバータ
49 第2のインバータ
52、54 温度センサー
Claims (5)
- 加熱コイルを内部に有する電磁誘導加熱筐体と、被加熱体のホテルパンと、少なくとも高周波インバータを制御するコントローラと、これらを収納する収納ボックスとを備え、
上記電磁誘導加熱筐体が上記収納ボックス内にて棚状に設けられ、この電磁誘導加熱筐体に対応して上記ホテルパンが設けられており、
電磁誘導加熱により上記ホテルパン自体を加熱し、このホテルパンに収容された食材を加熱するホテルパン電磁誘導加熱装置。 - 前記収納ボックスが、放熱器及び冷却器を駆動する冷却装置を備え、当該収納ボックス内を冷却及び保冷可能にしたことを特徴とする請求項1記載のホテルパン電磁誘導加熱装置。
- 前記収納ボックスがキャスターを備え、保冷機能及び保温機能のいずれか、或いは両方を備えた配膳車として利用可能であることを特徴とする請求項1又は2に記載のホテルパン電磁誘導加熱装置。
- 前記電磁誘導加熱筐体が、一個及び複数のいずれかの前記ホテルパンを加熱可能にした一個及び複数のいずれかの前記加熱コイルを有していることを特徴とする請求項1記載のホテルパン電磁誘導加熱装置。
- 前記コントローラが、前記高周波インバータの出力停止後に前記食材の芯温が上昇することに基づいて加熱温度を補正可能にしていることを特徴とする請求項1記載のホテルパン電磁誘導加熱装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005009574U JP3118616U (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | ホテルパン電磁誘導加熱装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2005009574U JP3118616U (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | ホテルパン電磁誘導加熱装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3118616U true JP3118616U (ja) | 2006-02-02 |
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ID=43468888
Family Applications (1)
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JP2005009574U Expired - Lifetime JP3118616U (ja) | 2005-11-15 | 2005-11-15 | ホテルパン電磁誘導加熱装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3118616U (ja) |
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2005
- 2005-11-15 JP JP2005009574U patent/JP3118616U/ja not_active Expired - Lifetime
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