JP3112407B2 - 受光素子 - Google Patents
受光素子Info
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Description
理する回路を内蔵した回路内蔵受光素子に関し、特に、
受光領域が複数の光検出部に分割された分割フォトダイ
オードにおいて、その応答速度の改善を図るための構造
に関する。
とえば光ピックアップの信号検出用素子として従来から
用いられている。
い、光ピックアップの小型軽量化が重要となっている。
これを実現するために、トラッキングビームを生成する
ための機能、光分岐を行うための機能、誤差信号を生成
するための機能を1つのホログラム素子に集積化し、レ
ーザダイオード及びフォトダイオード等を1つのパッケ
ージ(図示せず)内に収容し、上記ホログラム素子をパ
ッケージ上面に配した構造の光モジュールが提案されて
いる。
成を示す。この光学系における信号検出原理を簡単に説
明すると、レーザダイオードLDから出射された光は、
ホログラム素子31の裏面側に配置されたトラッキング
ビーム生成用回折格子30により、二つのトラッキング
用副ビームと情報信号読みだし用主ビームの三つの光ビ
ームに分けられる。
子31を0次光として透過したこれらの光は、コリメー
トレンズ32で平行光に変換された後、対物レンズ33
によってディスク34上に集光される。このディスク3
4上のピットによる変調を受けた反射光は、対物レンズ
33、コリメートレンズ32を透過した後、ホログラム
素子31によって回折され、1次回折光として、分割さ
れた5つの光検出部(以下、光検出フォトダイオード部
ともいう。)D1〜D5を有する5分割フォトダイオー
ドPD上に導かれる。
期の異なる二つの領域からなり、主ビームの反射光のう
ち、その一方の領域に入射したものが、上記光検出部D
2及びD3を分割する分割線上に、上記主ビームの反射
光のうち、他方の領域に入射したものが光検出部D4上
に集光されるようになっている。また、副ビームの反射
光は上記ホログラム素子31によりそれぞれ光検出部D
1,D5上に集光される。また上記光学系は、ホログラ
ム素子31とディスク34との距離の変化に応じて、主
ビームの反射光のフォトダイオードPD上での位置が光
検出フォトダイオード部D2,D3の並ぶ方向に変化す
るようになっており、主ビームの焦点がディスク上で合
っている時は、その反射光が上記光検出フォトダイオー
ド部D2とD3の間の分割部分に入射するようになって
いる。
上記各光検出部D1〜D5に対応する出力をS1〜S5
とすると、フォーカス誤差信号FESは、 FES=S2−S3 で与えられる。一方、トラッキング誤差はいわゆる3ビ
ーム法で検出される。2つのトラッキング用副ビームは
それぞれ光検出部D1,D5上に集光されるので、トラ
ッキング誤差信号TESは、 TES=S1−S5 で与えられる。この誤差信号TESが0であるとき、主
ビームが照射すべきトラック上に位置していることにな
る。また、再生信号RFは、主ビームの反射光を受光す
る光検出部D2〜D4の出力の総和として RF=S2+S3+S4 で与えられる。
分割フォトダイオードPDの構造を示す平面図である。
この5分割フォトダイオードの形状は上記光学系により
決まり、ここではフォトダイオードの光検出部は縦長の
形状となる。この形状は以下の理由により決まる。
DとフォトダイオードPDは、1つのパッケージに組み
込まれ、ホログラム素子31はこのパッケージ上面に接
着されている。このレーザダイオードとフォトダイオー
ドはその位置合わせの際バラツキが生ずる。上記レーザ
ダイオードLDの発振波長は個体間でバラツキがあり、
温度変動に起因して変化する。上記レーザダイオード
と、フォトダイオードとの位置合わせにおけるバラツキ
や発振波長のバラツキによって回折光の回折角が変化す
るため、フォトダイオードPDの受光面は、図3に示す
ようにY方向,つまり回折角の変化により回折光のフォ
トダイオードへの入射位置が変わる方向の寸法を広くと
る必要がある。
いては、レーザダイオードの発振波長の個体間バラツキ
と温度変動に起因する発振波長変化とによる回折光の回
折角の変化の影響は受けない。また、レーザダイオード
とフォトダイオードの位置合わせにおけるバラツキは、
パッケージ上面にホログラム31を接着する際、これを
回転させることで調整できるため、X方向の受光面の寸
法を広くとる必要がない。逆に、受光面のX方向につい
ては、このX方向にならぶ3ビームが離れていると光ピ
ックアップを光ディスク装置に組み込む際に調整が難し
くなるため、フォトダイオードの各光検出部D1〜D5
の幅および光検出部間の分割部の幅は狭くする必要があ
る。
各光検出部の形状は図3に示すように必然的に縦長とな
ってしまう。
れていた光検出用の5分割フォトダイオードであり、2
02は各光検出フォトダイオード部D1〜D5に共通の
アノード電極、203a〜203eは上記各光検出フォ
トダイオード部D1〜D5に対応するカソード電極であ
る。この図では、メタル処理工程以後の工程により形成
される構造、例えば多層配線、保護膜等は省略してい
る。
ドのa−a’線部分の断面構造を示す図である。
以降に形成される構造、例えば多層配線、保護膜等は省
略している。図4において、1はP型半導体基板で、そ
の上にはN型エピタキシャル層4が形成されている。こ
のN型エピタキシャル層4内には、P型分離拡散層5
が、上記エピタキシャル層4の表面からその下方に延び
るよう形成され、上記基板1表面の、該拡散層5と対向
する部分にはP型埋め込み拡散層2が形成されて、この
層4を複数の領域に分割している。ここで、該分割され
た個々のN型半導体領域とその下側の基板部分とによ
り、信号光を検出する光検出フォトダイオード部D1〜
D5が構成され、該基板1及びエピタキシャル層4の、
該光検出フォトダイオード部を構成する部分の一部に
は、N型埋め込み拡散層3が形成されている。なお、こ
の受光素子201は、上記エピタキシャル層4内に形成
された回路素子を有している。
とおりである。
型半導体基板1上の、光検出フォトダイオード部を形成
すべき部分(フォトダイオード形成予定領域)の一部に
N型埋め込み拡散層3を形成し、また上記基板1上の光
検出フォトダイオード部の分割部となるべき領域にP型
埋め込み拡散層2を形成する。
体基板1の上全面にN型エピタキシャル層4を成長させ
る。続いて、N型エピタキシャル層4の表面から前記P
型埋め込み分離拡散層2に対応する領域にP型分離拡散
層5を形成し、ついで、分割フォトダイオードD1,D
2,D3,D5を構成するN型エピタキシャル層4の表
面、分割フォトダイオードの分割部となるP型拡散層5
の表面にP型拡散層6を形成する(図5(c))。
層6およびN型エピタキシャル層4の表面に形成された
酸化膜7の、P型拡散層6の表面の受光領域に対応する
部分を除去して、窒化膜8を全面に形成する。この窒化
膜8は反射防止膜となるようにレーザダイオードの波長
にあわせて膜厚が設定される(図5(d))。
窓を開口して、電極配線9aを形成すると同時に、光検
出フォトダイオード部の分割部のうち、信号光を照射し
ないものの上にシリコン窒化膜8を介して金属膜9を形
成して、図1の構造の受光素子を得る。また信号処理回
路部分(図示せず)は通常のバイポーラICプロセスで
上記半導体基板1上に形成される。
PDでは、光検出部D1〜D5の分割部のPN接合はP
型拡散層6によって覆われているため、窒化膜8をフォ
トダイオード表面に直接形成しても接合リークの増大等
の問題は起こらない。したがって、実際に集光ビームが
当たるフォトダイオードの光検出部D2及びD3間の分
割部では、集光ビームの受光面での反射は、窒化膜8に
より低反射に抑えられるため、フォトダイオードの高感
度化が実現できる。
は光検出部D1とD2の間、及び光検出部D3とD5の
間に金属膜9が形成されているため、迷光などの影響を
受けにくくなり、フォトダイオードのS/Nを向上する
ことができる。
込み拡散層3が形成されているため、高速動作が可能と
なっている。
形成されている場合と、形成されていない場合につい
て、実際に集光ビームがあたるフォトダイオード部D
2,D3の分割部での応答速度を比較した結果を示して
いる。これらの図において、図4と同一符号は上記従来
の受光素子におけるものと同一のものを示している。
込み拡散層3が形成されていない場合(図7参照)に対
して、これが形成されている場合(図6参照)のほう
が、実際に集光ビームが照射される分割部での応答速度
の低下が少ない。ここで、fcはフォトダイオード遮断
周波数である。
して原因を解析した結果、分割部のP型埋め込み拡散層
2を光キャリアが迂回してN型エピタキシャル層4とP
型半導体基板1の接合に到達するため、光キャリアが拡
散で移動する距離が長くなっていることであるとわかっ
た。
み拡散層3を形成することにより、光キャリアが上記分
離部周辺の各位置からこの分離部を迂回してPN接合面
まで移動する経路において空乏領域が広がることとなっ
て、光キャリアが拡散により移動する距離が短くなり、
これによって分割部に光が照射されたときの応答速度を
改善できている。
Fを処理するフォトダイオードD2,D3,D4は特に
高速動作が必要である。フォトダイオードの応答速度に
は、従来例で示した分割部での光キャリアの廻り込み以
外に、その接合容量に起因するCR時定数が影響する。
にはフォトダイオードの接合容量を低減する必要があ
る。
状は光学系により決定され、縦に長い形状となるため、
フォトダイオードの面積は比較的大きくなっている。
するため実際に集光ビームが当たるフォトダイオードD
2,D3の分割部にも反射防止膜を形成しており、この
ため、フォトダイオード上全面にP型拡散層6を形成し
ている。
ては、P型半導体基板1(通常15Ωcm)とN型埋め
込み拡散層3の接合容量に加えて、P型拡散層6とN型
エピタキシャル層4(通常1Ωcm)の接合容量も存在
することとなる。
処理回路が形成されており、回路の特性の向上の点、例
えば、トランジスタの遮断周波数の向上、及びトランジ
スタのコレクタ−エミッタ飽和電圧Vce(sat)の
低減の点からは、N型エピタキシャル層4は低抵抗の方
が望ましい。通常、N型エピタキシャル層は回路側の特
性を優先することから比較的高濃度とされている(通常
1Ωcm程度)。
オード容量としては、P型拡散層6とN型エピタキシャ
ル層4の接合容量の方が占める割合が大きくなってお
り、N型エピタキシャル層4の比抵抗を高比抵抗化する
必要がある。
オードの高速動作化を達成するためには、このフォトダ
イオード容量(特にP型拡散層6とN型エピタキシャル
層4の接合容量)に起因するCR時定数を低減するよ
う、N型エピタキシャル層4は高比抵抗にする必要があ
る一方、回路の特性を優先させるためにはN型エピタキ
シャル層4を低比抵抗化する必要があるといったトレー
ドオフの関係があり、フォトダイオードの高速動作化と
回路特性の向上とを同時に満足することが困難であると
いう問題があった。
ためになされたもので、特にホログラム素子を用いた光
ピックアップに使用されるフォトダイオードの応答速度
を、回路の特性を劣化させることなく改善し、素子トー
タルの特性、特に周波数特性を向上することができる受
光素子を得ることを目的とする。
は、第1導電型半導体基板と、該第1導電型半導体基板
上に形成された第2導電型半導体層と、該第2導電型半
導体層の表面から該第1導電型半導体基板の表面に達す
るよう形成され、該第2導電型半導体層を複数の第2導
電型半導体領域に分割する第1の第1導電型半導体層と
を備えている。
2導電型半導体領域とその下側の第1導電型半導体基板
とにより、信号光を検出する光検出フォトダイオード部
が複数構成され、該光検出フォトダイオード部の一部に
は、該第2導電型半導体領域及び第1導電型半導体基板
に跨るよう、第2導電型半導体埋込み層が形成されてお
り、該第2導電型半導体領域の表面には第2の第1導電
型半導体層が形成されている。
半導体層は、該光検出フォトダイオード部に信号光検出
時に印加される逆バイアスによって該第2導電型半導体
領域と該第2の第1導電型半導体層との界面から第2導
電型半導体領域側に拡がる空乏層を該第2導電型半導体
埋込み層に接触させる程度の比抵抗を有するものとなっ
ている。そのことにより上記目的が達成される。
第2導電型半導体層内に形成された回路素子を備えてい
る。また、前記第1導電型半導体基板を、比抵抗が20
Ωcm以上である高比抵抗基板としたものである。
ドを構成する第2導電型半導体層の比抵抗を、光検出フ
ォトダイオードに逆バイアスが印加されたとき、該第2
導電型半導体層とその上の第1導電型半導体層との界面
から第2導電型半導体層側に拡がる空乏層が、第2導電
型半導体埋込み層に接する程度に大きくしたから、フォ
トダイオード部で拡がる空乏層の拡がりが大きくなり、
これにより、フォトダイオードの応答速度を改善するこ
とができる。
える場合、この第2導電型半導体層の比抵抗の大きさ
は、フォトダイオード部にて発生する空乏層が第2導電
型半導体埋込み層に接する程度であるため、該第2導電
型半導体層に形成される信号処理回路のトランジスタ特
性が回路内蔵受光素子の特性に影響することはなく、回
路内蔵受光素子トータルの特性を大幅に改善できる。
化し、つまり該基板の比抵抗を、例えば20Ωcm以上
にすることにより、基板とその上の第2導電型半導体層
及び第2導電型半導体埋め込み層との界面から該基板側
に延びる空乏層の厚さを厚くして、フォトダイオード容
量を低減できる。これによりさらなるフォトダイオード
部の高速化を図ることができる。
説明する。
蔵受光素子の構造を説明するための図であり、この図で
はメタル処理工程以降の工程により形成される構造、例
えば多層配線、保護膜などは省略している。
路内蔵受光素子201におけるものと同一のものを示
し、101は、本実施形態による回路素子を内蔵した受
光素子である。この受光素子101では、これを構成す
るN型エピタキシャル層4aの比抵抗が、フォトダイオ
ード部D1〜D5に印加される逆バイアスにより、該N
型エピタキシャル層4aとその上のP型拡散層6との接
合面から該N型エピタキシャル層4a側に延びる空乏層
10がN型埋め込み拡散層3に接する程度に高いものと
なっている。その他の構成は、従来の回路内蔵受光素子
201と同一である。
の比抵抗を従来のものと比べて高く設定しているのは以
下の理由による。つまり、フォトダイオードの応答速度
はフォトダイオードの接合容量に起因するCR時定数の
影響を受けるものであることから、接合容量をできるだ
け低減するためである。
バイアスが印加された時に上記空乏層10がN型埋め込
み拡散層3に接する程度に比抵抗を高く設定したのは以
下の理由による。つまり、このN型埋め込み拡散層3が
かなり高濃度(例えば1×1019atoms/cm3)
であるため、上記エピタキシャル層4aの比抵抗を、上
記空乏層10がN型埋め込み拡散層3に接する程度以
上高くしても、該空乏層10がN型埋め込み拡散層3に
接触してしまうと、それ以上空乏層が拡がらないためで
ある。
3.3μm、P型拡散層6の拡散深さが0.6μm、N
型埋め込み拡散層3の這い上がり量,つまり基板1の表
面から、該エピタキシャル層4a内に位置する該拡散層
3の表面までの高さが1.3μmであるとすると、該エ
ピタキシャル層4aの残りのエピ厚は1.4μmとな
る。
スが1.5Vとした場合、空乏層10を1.4μm以上
拡げるためのエピタキシャル層4aの比抵抗(以下、エ
ピ比抵抗という。)としては、3Ωcm以上の値が要求
される。
体の層厚が3.3μmである時のエピ比抵抗に対するフ
ォトダイオード、及び回路部の特性を示している。な
お、ここでは、回路部の特性として、代表例としてNP
Nトランジスタの特性を示している。
トダイオード部の逆バイアスにより、空乏層10がN型
埋め込み拡散層3に接触するため、これ以上フォトダイ
オード容量が下がらない。従って、フォトダイオード部
の応答速度もそれ以上は向上しない。
Nトランジスタのコレクタ抵抗が増大するためその遮断
周波数が低下してくる。また、エピ比抵抗を高くしすぎ
るとリーチスルーにより耐圧特性が低下してくる。した
がって、エピ比抵抗を高くしすぎると問題が生じる。
は3Ωcm程度に設定するのが望ましい。
シャル層4aの比抵抗を高くしているので、フォトダイ
オード部で拡がる空乏層の拡がりが大きくなり、これに
より、フォトダイオードの応答速度を改善することがで
きる。
は信号処理回路のトランジスタ特性が、回路内蔵受光素
子の特性に影響しない範囲で設定されているため、回路
内蔵受光素子トータルの特性を大幅に改善できる。
とにより、フォトダイオード容量に起因する高周波ノイ
ズが低減されるという効果もある。
基板1の比抵抗を、例えば20Ωcm以上にすることに
より、P型半導体基板1とN型エピタキシャル層4a及
びN型埋め込み拡散層3との界面からP型半導体基板1
側に延びる空乏層11の厚さを厚くして、フォトダイオ
ード容量を低減できる。これによりさらなるフォトダイ
オードの高速化を図ることができる。
クアップに限るものではなく、他の光学系のピックアッ
プにおけるフォトダイオードにも適用可能であり、ま
た、図1,図3,及び図4に示すような5分割フォトダ
イオードだけでなく、その他の構造の異なるフォトダイ
オードにも適用可能であることは言うまでもない。
れば、光検出フォトダイオード部を構成する第2導電型
半導体層の比抵抗を、光検出フォトダイオード部に逆バ
イアスが印加されたとき、該第2導電型半導体層とその
表面の第1導電型半導体層との界面から第2導電型半導
体層側に拡がる空乏層が、第2導電型半導体埋込み層に
接する程度に大きくしたので、特にホログラム素子を用
いた光ピックアップ使用されるフォトダイオードの応答
速度を、回路特性を劣化させることなく改善し、素子ト
ータルの特性、特に周波数特性を向上することができる
効果がある。
し、つまり該基板の比抵抗を、例えば20Ωcm以上に
することにより、基板とその上の第2導電型半導体層及
び第2導電型半導体埋め込み層との界面から該基板側に
延びる空乏層の厚さを厚くして、フォトダイオード容量
を低減できる。これによりさらなる光検出フォトダイオ
ード部の高速化を図ることができる。
ド(受光素子)の断面構造を示す図である。
の構成を示す図である。
が複数の領域に分割された従来の分割フォトダイオード
を示す平面図である。
a’線部分の断面図である。
ためのプロセスを各工程順に示す断面図である。
数の光ビーム位置依存性を示す図であり、フォトダイオ
ード部がN型埋め込み拡散層を有する場合の遮断周波数
の光ビーム位置依存性を示している。
周波数の光ビーム位置依存性を示す図であり、フォトダ
イオード部がN型埋め込み拡散層を有していない場合の
遮断周波数の光ビーム位置依存性を示している。
タキシャル層の比抵抗に対する、フォトダイオード部、
及び該受光素子に内蔵されている回路を構成するNPN
トランジスタの諸特性を示す図である。
ド部
Claims (3)
- 【請求項1】 第1導電型半導体基板と、 該第1導電型半導体基板上に形成された第2導電型半導
体層と、 該第2導電型半導体層の表面から該第1導電型半導体基
板の表面に達するよう形成され、該第2導電型半導体層
を複数の第2導電型半導体領域に分割する第1の第1導
電型半導体層とを備え、 該 分割された個々の第2導電型半導体領域とその下側の
第1導電型半導体基板とにより、信号光を検出する光検
出フォトダイオード部が複数構成され、 該光検出フォトダイオード部の一部には、該第2導電型
半導体領域及び第1導電型半導体基板に跨るよう、第2
導電型半導体埋込み層が形成されており、 該第2導電型半導体領域の表面には第2の第1導電型半
導体層が形成されており、 該第2導電型半導体層は、該光検出フォトダイオード部
に信号光検出時に印加される逆バイアスによって該第2
導電型半導体領域と該第2の第1導電型半導体層との界
面から第2導電型半導体領域側に拡がる空乏層を該第2
導電型半導体埋込み層に抵触させる程度の比抵抗を有す
ることを特徴とする受光素子。 - 【請求項2】 前記第2導電型半導体層内に形成された
回路素子を備えたことを特徴とする請求項1記載の受光
素子。 - 【請求項3】 前記第1導電型半導体基板を、比抵抗が
20Ωcm以上である高比抵抗基板としたことを特徴と
する請求項1又は2記載の受光素子。
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JP07316941A JP3112407B2 (ja) | 1995-12-05 | 1995-12-05 | 受光素子 |
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JPH09162436A JPH09162436A (ja) | 1997-06-20 |
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Family Applications (1)
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