JP3110695B2 - キー入力装置 - Google Patents
キー入力装置Info
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Description
力するキー入力装置に係わり、詳しくは、携帯電話(P
HS)、電子手帳、腕時計、小型のワードプロセッサ
(ワープロ)やパーソナルコンピュータ(パソコン)等
で入力操作を行なえるようにしたキー入力装置に関する
ものである。
報機器が広く利用されるようになっている。このような
情報機器としては、デスクトップ型やノート型のパソコ
ンや、PDA(携帯情報端末)が通常用いられている。
する場合、通常はキーボードが用いられている。このキ
ーボード入力において、広く用いられているのは、アル
ファベットを用いた入力である。すなわち、アルファベ
ットの26文字を用いた入力は、覚えるキー数が少な
く、ブラインドタッチも容易に行えるため、英文入力だ
けではなく、日本語入力の場合もローマ字入力として広
く利用されている。
ボードは、80個以上のキーが複雑に並んでおり、小型
化が困難であるという問題があった。また、多数のキー
を両手を用いて入力しなければならず、習熟が難しいと
いう問題もあった。特に、近年の電話や腕時計などで
は、住所録等のデータを入力保存できるように機能が向
上しており、このような小型化をはかる必要がある各種
の機器において、キー数を少なくして日本語や英語の文
字を入力できるキー入力装置が求められている。
えやすくかつ打ちやすくでき、小型化も容易なキー入力
装置を提供することにある。
は、図面を参照して説明すると、複数のキー21〜32
を有するキー入力装置2であって、前記複数のキー21
〜32は、母音を表すアルファベットである「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」が独立して設定された
5つの母音キー21〜25と、少なくとも2つの子音が
それぞれ設定された複数の子音キー26〜32とを備
え、前記各キー21〜32が何回連続して押されたかを
検出するキー入力検出手段101と、そのキー21〜3
2に設定された複数の文字キーのうち、キーが押された
回数に応じた文字キーを選択して出力するキー入力処理
手段102とを備えることを特徴とするものである。
ーに複数の文字キーを設定できるため、通常のキーボー
ドに比べてキー数を少なくできる。例えば、アルファベ
ット26文字を入力可能なキーボードを構成する場合、
各キーに2文字毎割り当てれば、13個程度のキーで入
力でき、キー数を従来の半分にでき、キー入力装置2を
小型化することができる。また、キー数が少ないため、
キーを覚えやすくかつ打ちやすくできる。
数の文字キーは、そのキー21〜32を押す回数で選択
でき、シフトキーなどの他のキーを設けて選択する必要
がないため、キー数を少なくできてより小型化を図れ
る。さらに、キー21〜32を押す回数を変えるだけで
設定された文字キーを選択できるため、選択操作が直感
的で理解しやすく、操作性をより向上できる。
キー21〜32に第1〜第NのN個の文字キーを設定
し、前記キー入力処理手段102を、各キー21〜32
をN回押した場合には第Nの文字キーを選択して出力す
るように構成すればよい。より具体的には、前記各キー
21〜32に第1および第2の文字キーを設定した場合
には、前記キー入力処理手段102を、各キー21〜3
2を1回押した場合には第1の文字キーを選択して出力
し、キー21〜32を2回押した場合には第2の文字キ
ーを選択して出力するように構成すればよい。このよう
に設定すれば、文字キーの番号とキー21〜32を押す
回数とが一致しているので、より覚えやすく操作しやす
いものにできる。
〜32に設定された複数の文字キーの数よりも多くキー
が押された場合には、文字キーの数分の押された回数は
無視して再度1回から押されたものとしてキー21〜3
2の打鍵回数をカウントすることが好ましい。例えば、
第1および第2の2つの文字キーが設定されているキー
を3回押した場合には、3回のうちの2回(文字キー数
分)は無視され、残りの分、つまり1回押したことにな
る。この場合には、間違った回数押してしまった場合で
も、さらにそのキーを押し続ければ正しい文字キーを選
択できるため、操作性を向上することができる。
ていたキー以外のキーが押された時点で、前記キーの打
鍵回数を確定することが好ましい。各文字キーを選択入
力する場合、各キーを1回以上押すことになるため、あ
るキーを1回押した状態では、そのキーがさらに押され
るのか、1回押して終わるのかは確定できない。このた
め、押していたキーと異なるキーが押されたら、その時
点で前に押していたキーの打鍵回数を確定すればよい。
して入力することもでき、入力操作性を向上することが
できる。
して所定の送りキーを設定し、キー入力検出手段は、そ
の送りキーが押された時点で、その送りキーを押す前に
押していたキーの打鍵回数を確定するように構成しても
よい。1つのキーに設定された2つの文字キーを続けて
入力する場合には、途中で他のキーを押すことができな
いが、この送りキーを設定しておけば確実に入力するこ
とができる。
数のキーとして、母音を表すアルファベットである
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が独立して設
定された5つの母音キー21〜25と、少なくとも2つ
の子音がそれぞれ設定された複数の子音キー26〜32
とを備えることが好ましい。
り「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を独立した
キー21〜25に設定したため、これらの文字はキーを
1回押すだけで入力できる。このため、日本語でも英語
でも最も使用頻度の高い母音入力時の打鍵回数を少なく
でき、その分、操作性が向上し、高速入力も可能とな
る。
6〜32に続いて母音キー21〜25が押された時点
で、前記子音キー26〜32の打鍵回数を確定し、かつ
母音キー21〜25の入力も確定することが好ましい。
日本語をローマ字入力する場合には、基本的に「子音+
母音」の順にキーが押される。このため、母音キー21
〜25を押した時点で入力文字を確定すれば、送りキー
による操作が不要となり、入力操作性をより向上でき
る。
続いて他の子音キー、母音キーもしくは所定の送りキー
が押された時点で、前記子音キーの打鍵回数を確定する
ものでもよい。英語入力等のローマ字入力以外の入力で
は、ローマ字入力のように「子音+母音」のルールがな
いため、同じキーに設定された2つの文字を続けて入力
しなければならない場合がある。この場合には、送りキ
ーを押して入力を確定すればよい。一方で、英語入力に
おいても、互いに異なるキーに設定された文字を続けて
入力する場合も多く、この場合にも送りキーを押して確
定するようにすると、キーを押す回数が増えてしまう。
そこで、送りキー以外に、他の子音キーや母音キーを押
しても入力を確定できるようにすれば、入力操作性を向
上することができる。
段左右3列の12個のキー21〜32を備えるととも
に、そのうちの5個のキー21〜25には母音を表すア
ルファベットである「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」を入力する文字キーが設定されているとともに、
前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が設定さ
れたキー以外のキー26〜32には、子音を入力する文
字キーが設定されているものでもよい。
も英語でも最も使用頻度の高い母音つまり「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」を独立したキー21〜
25に設定したため、これらの文字はキーを1回押すだ
けで入力できる。このため、母音入力時の打鍵回数を少
なくでき、操作性が向上し、高速入力も可能となる。
「E」、「O」が設定されたキー以外のキー26〜32
には、「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、
「M」、「Y」を入力する第1の文字キーが設定され、
これらのうちの「K」、「S」、「T」が設定されたキ
ー26〜28には、それぞれ「G」、「Z」、「D」を
入力する第2の文字キーが設定されているものでもよ
い。この際、前記「N」、「H」、「M」、「Y」が設
定されたキー29〜32には、それぞれ「ん」、
「B」、「R」、「W」を入力する第2の文字キーが設
定されていることが好ましい。
定されたキー26〜32と母音が設定されたキー21〜
25とを順次押すことで、ローマ字入力で日本語を入力
することができる。このため、日本語を入力する場合、
平均して2回キーを押す操作を行えば入力することがで
き、高速入力を行うことができる。また、ローマ字入力
において、「カ」行を入力する「K」キーに濁音の
「ガ」行を入力する「G」キーを、「サ」行を入力する
「S」キーに「ザ」行を入力する「Z」キーを、「タ」
行を入力する「T」キーに「ダ」行を入力する「D」キ
ーを、「ハ」行を入力する「H」キーに「バ」行を入力
する「B」キーをそれぞれ設定したので、関連する清音
と濁音を同じキーを用いて(キーを押す回数を変えるこ
とで)入力することができる。このため、濁音の入力操
作も覚えやすくなり、高速に入力することができる。
「N」、「H」、「M」、「Y」が設定された子音キー
26〜32には、第3の文字キーとして「C」、
「F」、「J」、「L」、「P」、「V」、「っ」を入
力する文字キーがそれぞれ設定され、さらに「H」、
「Y」が設定された子音キー30,32には「Q」、
「X」を入力する第4の文字キーが設定されていること
が好ましい。
「C」、「F」、「J」、「L」、「Q」、「V」、
「X」が第3や第4の文字キーとして設定されていれ
ば、ローマ字入力だけではなく、英語入力も行うことが
できる。その上、日本語入力および英語入力で共に使用
するアルファベットは、同じ配列であるため、容易に覚
えることができて操作性を向上できる。
「E」、「O」、「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」が設定されたキー21〜32に
は、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」、「8」、「9」、「*」、「0」、
「#」の数字および記号を入力する数字キーが設定さ
れ、キー入力のモードを数字キー入力および文字キー入
力に切り替えるモード切替手段103が設けられている
ことが好ましい。
けではなく、数字入力も行うことができる。このため、
数値データの入力や、携帯電話、腕時計、電子手帳等の
電話帳などに電話番号を入力する操作や電話を掛ける操
作を行うこともでき、最小限のキー数で数字、日本語、
英語を入力することができる。特に、数字キーが上下4
段左右3列に配置されるため、携帯電話をはじめとする
各種電話におけるプッシュボタンと同じ配列となり、電
話やFAXに容易に適用することができる。さらに、
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」を入力する文
字キーが上から2段にまとまって配置されているので、
キー配置を覚えやすくかつ操作性を向上できる。
くとも上下5段左右3列の15個のキー21〜35を備
えるとともに、そのうちの5個のキー21〜25には母
音を表すアルファベットである「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」を入力する文字キーが設定され
ているとともに、前記「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が設定されたキー以外のキー26〜35
には、子音を入力する文字キーが設定されているもので
もよい。
「E」、「O」が設定されたキー以外のキー27〜35
には、「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、
「M」、「Y」、「R」、「W」を入力する第1の文字
キーが設定され、これらの「K」、「S」、「T」、
「H」が設定されたキー27〜29,31には、それぞ
れ「G」、「Z」、「D」、「B」を入力する第2の文
字キーが設定されていることが好ましい。さらに、前記
「A」、「I」、「U」、「E」、「O」、「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、
「R」、「W」が設定されたキー以外のキー26には、
「っ」を入力する第1の文字キーが設定され、この
「っ」が設定されたキー26には、「ん」を入力する第
2の文字キーが設定されていることが好ましい。
および子音を配列するキー配列になっていれば、ローマ
字入力によって日本語の清音「か行」から「わ行」を入
力する際に、各子音「K」〜「W」を独立した各キー2
7〜35に設定でき、その子音キー27〜35と母音キ
ー21〜25との2回の打鍵操作で入力することがで
き、平均の打鍵数をより低減することができる。
「E」、「O」、「っ」、「K」、「S」、「T」、
「N」、「H」、「M」が設定されたキー21〜32に
は、「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、
「6」、「7」、「8」、「9」、「*」、「0」、
「#」の数字および記号を入力する数字キーが設定さ
れ、キー入力のモードを数字キー入力および文字キー入
力に切り替えるモード切替手段103が設けられていて
もよい。
けではなく、数字入力も行うことができる。このため、
数値データや、携帯電話、腕時計、電子手帳等で電話番
号を入力することができ、最小限のキー数で数字、日本
語、英語を入力することができる。
とも上下3段左右5列の15個のメインキー81〜95
を備えるとともに、アルファベット26文字および所定
の記号が、各キー81〜95の第1の文字キーおよび第
2の文字キーに割り振られて設定されているものでもよ
い。
ていれば、例えば、各キー81〜95に2つの文字キー
つまり全体で30個の文字キーを設定することができ
る。従って、アルファベット26文字に加えて、日本語
入力においては頻度が高い句点「、」、読点「。」等も
含めて各メインキー81〜95に設定でき、少ないキー
数でも日本語入力に十分対応できる。同様に、アルファ
ベット26文字に加えて英語入力では頻度の高いカンマ
「,」、ピリオド「.」等も含めてメインキー81〜9
5に設定でき、英語入力にも十分対応できる。
ち、母音ゾーンとして設定された上下3段左右2列の6
個のメインキーのなかの5個のメインキーの第1の文字
キーには、母音「A」、「I」、「U」、「E」、
「O」を入力する母音キーが設定され、子音ゾーンとし
て設定された上下3段左右3列の9個のメインキーに
は、第1の文字キーとして「K」、「S」、「T」、
「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」を入
力する子音キーが設定されているとともに、「K」、
「S」、「T」が設定されたキー88〜90には、第2
の文字キーとして「G」、「Z」、「D」を入力するキ
ーが設定されていてもよい。この際、「N」、「H」、
「M」、「Y」、「R」、「W」が設定されたキー83
〜85,93〜95には、それぞれ第2の文字キーとし
て「P」、「B」、「C」、「F」、「V」、「L」を
入力する子音キーが設定されていることが好ましい。
「O」と、「か」行〜「わ」行を入力する際に用いられ
る「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」とを各キー81〜95の第1の
文字キーに設定しているので、ローマ字入力において頻
度の高い文字を操作性良く入力することができる。
「I」、「U」、「E」、「O」のキーには、第2の文
字キーとして「Q」、「J」、ピリオド「.」、カンマ
「,」、「X」を入力するキーが設定されていることが
好ましい。このような構成にすれば、ローマ字入力だけ
でなく、英語入力にも適用することができる。
メインキーエリアの上段1列には左側から順に第1の文
字キーとして「Q」、「W」、「E」、「R」、「T」
を入力するキー81〜85が設定され、中段1列には左
側から順に第1の文字キーとして「A」、「S」、
「D」、「F」、「G」を入力するキー86〜90が設
定され、下段1列には左側から第1の文字キーとして
「Z」、「X」、「C」、「V」、「B」を入力するキ
ー91〜95が設定されているとともに、前記「Q」、
「W」、「E」、「R」、「T」、「A」、「S」、
「D」、「F」、「Z」、「X」が設定されたキーには
第2の文字キーとして「Y」、「U」、「I」、
「O」、「P」、「H」、「J」、「K」、「L」、
「N」、「M」を入力するキーが設定されているもので
もよい。この際、前記「G」、「C」、「V」が設定さ
れたキーには、第2の文字キーとしてセミコロ
ン「;」、カンマ「,」、ピリオド「.」を入力するキー
が設定されていることが好ましい。
れ親しまれているQWERTY配列のキー順序を15個
のメインキー81〜95に設定でき、QWERTY配列
に慣れた人にとってキー配列を容易に覚えることがで
き、即座に利用できるようになる。
図面を参照して説明する。本実施形態は、図1に示すよ
うに、携帯電話1のキー入力装置2として用いられたも
のである。携帯電話1には、マイク3と、スピーカー4
と、液晶ディスプレイ5とが設けられているとともに、
複数のキーが配置されたキー入力装置(キー入力部)2
が設けられている。
に、上下6段左右3列の計18個のキーが配置されてお
り、その中間の4段3列の計12個のキー21〜32で
数字や文字を入力するメインキーが構成されている。ま
た、上段および下段の6個のキーで機能キー51〜56
が設定されている。
5には、各文字や機能が設定されている。すなわち、各
メインキー21〜32のキートップの左側には、電話番
号を入力する場合などに用いられる数字キーが設定さ
れ、右側には、ローマ字による日本語入力や英語入力に
用いられるアルファベット等の文字キーが設定されてい
る。
字キーの配列は、上段側に母音キーが設定され、その下
側にはローマ字入力において前記母音キーと組み合わさ
れることで「か行」〜「わ行」を入力する子音キーが上
側から順番に配列されている。
の日本語の入力がカナ文字の50音配列に基づく入力で
あるのに対し、ローマ字入力を採用した点である。ロー
マ字入力は、かな文字50音に比べて文字数が少ないた
め、特にキー数が少ない携帯電話等では、カナ文字50
音を各キーに設定した場合に比べて操作が簡単であり、
また最近のパソコン等の普及に伴い日本語を入力するユ
ーザーの大半がローマ字を使って入力しているため、取
り組みやすいという利点がある。
頻度には規則性があり、母音の頻度が最も高く、次に子
音が「K、S、T、N…」の50音順にほぼ出現する。
従って、本実施形態では、母音キーを上段のメインキー
21〜25にまとめて設定し、子音キーをその下側のキ
ー26〜32に頻度の高い順に並べたので、頻度に合わ
せて覚えやすく、かつ打ちやすい順とされている。
配列として、上段左側から順にキー21に数字「1」
が、キー22に数字「2」が、キー23に数字「3」
が、キー24に数字「4」が、キー25に数字「5」
が、キー26に数字「6」が、キー27に数字「7」
が、キー28に数字「8」が、キー29に数字「9」
が、キー30に記号「*」が、キー31に数字「0」
が、キー32に記号「#」が設定され、電話操作が行え
るように設定されている。
にはそれぞれ母音を表す「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が第1の文字キーとして配列されてい
る。この配列は、左から右および第1段から第2段に行
くに従って、「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
となるように文字の覚えやすさを配慮して設定されてい
る。
キーとして、日本語の子音を表す「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」の子音キーが
配列されている。これらの配列は、「か」行、「さ」
行、「た」行、「な」行、「は」行、「ま」行、「や」
行の子音がアカサタナ順に並ぶように配慮して構成され
たものである。また、キー31、32には、第2の文字
キーとして、「R」、「W」の子音キーが配列されてい
る。この配列は、残りの「ら」行、「わ」行が並ぶよう
にしたものである。
ードとして、「G」、「Z」、「D」、「ん」、「B」
の各キーが配列されている。すなわち、「が」行、
「ざ」行、「だ」行、「ば」行を入力する子音「G」、
「Z」、「D」、「B」が、清音「か」行、「さ」行、
「た」行、「は」行を入力する「K」、「S」、
「T」、「H」に対応して設定されて清音と濁音とが対
応するように配列されている。
マ字入力においては撥音「ん」を入力するキーとして利
用されているので、「N」が設定されたキー29の第2
の文字キーとして「ん」が配列されている。
して「ぱ」行を入力するための「P」が設定されてい
る。さらに、キー32には、第3の文字コードとして促
音「っ」が設定されている。
キー21〜32の右側上段に表記されている。
英語入力のみに用いられる文字がそれぞれ表記され、そ
れぞれ第3の文字キー(一部は第4の文字キー)として
設定されている。すなわち、キー26〜29,31に
は、第3の文字キーとして「C」、「F」、「J」、
「L」、「V」が設定されている。また、キー30,3
2には、第4の文字キーとして「Q」、「X」が設定さ
れている。
設定された各種機能が設定されているほか、文字入力用
の機能も設定されている。すなわち、キー51には、文
字入力モードを、数字(標準)入力モード、日本語入力
モード、英語入力モード等に変更するメニュー等を表示
するメニュー機能が設定されている。なお、メニューキ
ー51でモード切替メニューを表示した際には、電源キ
ー54を用いてカナ(日本語)入力や英語入力に切り替
えるようにされている。
ソルキー)が設定されている。この送りキーは、カーソ
ル(文字入力位置)の移動のほかに、英語入力において
入力を確定するためにも用いられる。
点「。」およびカンマ「,」、ピリオド「.」が設定さ
れている。これらは基本的には、日本語入力モードで
は、キー55を1回押すと句点「、」が入力され、2回
押すと読点「。」が入力されるように設定されている。
また、英語入力モードでは、キー55を1回押すとカン
マ「,」、2回押すとピリオド「.」が入力されるよう
にされている。
や「ヤ」、「ユ」、「ヨ」を小文字「ァ」、「ィ」、
「ゥ」、「ェ」、「ォ」、「ャ」、「ュ」、「ョ」に変
換したり、アルファベットを小文字に変換する小文字機
能が設定されている。
2における入力処理機能について、図3に示すブロック
図を参照して説明する。まず、各キー21〜32,51
〜56が押されたか否かをキー入力検出手段101で検
出する。例えば、一定サイクル(例えば1〜10ms)でタ
イマ割込を行い、各キー21〜32,51〜56に割り
当てられたI/Oポート等をチェックしてキー入力があ
るか否かをチェックすればよい。
を一定サイクルで繰り返してキー入力を待つ。一方、キ
ー入力有りと判断されれば、キー入力処理手段102に
おいて入力処理が行われる。
ー21〜32が何回連続して押されたかも検出できるよ
うにされている。この際、キー入力検出手段101は、
キー21〜32に設定された複数の文字キーの数よりも
多くキーが押された場合には、文字キーの数分の押され
た回数は無視して再度1回から押されたものとしてキー
21〜32の打鍵回数をカウントするように設定されて
いる。例えば、第1および第2の2つの文字キーが設定
されているキーを3回押した場合には、3回のうちの2
回(文字キー数分)は無視され、残りの分、つまり1回
押したことになるようにされている。このようにキー入
力検出手段101を設定しているので、間違った回数押
してしまった場合でも、さらにそのキーを押し続ければ
正しい文字キーを選択できるため、操作性を向上するこ
とができる。
ていたキー以外のキーが押された時点で、前記キーの打
鍵回数を確定するように設定されている。すなわち、各
文字キーを選択入力する場合、各キー21〜32を1回
以上押すことになるため、あるキーを1回押した状態で
は、そのキーがさらに押されるのか、1回押して終わる
のかは確定できない。このため、押していたキーと異な
るキーが押されたら、その時点で前に押していたキーの
打鍵回数を確定するようにされている。
切替キー54が押された場合には、モード切替手段10
3が作動され、キー入力処理手段102の入力モードが
設定される。
入力モードと入力されたキーに応じて所定の数字、文字
が出力されるように処理する。そして、出力された数
字、文字は、画面制御手段104を介して液晶ディスプ
レイ5に表示される。
数字、文字の出力処理について詳述する。まず、入力モ
ードが数字入力モードに設定されている場合には、各キ
ー21〜32を押すと、キー入力処理手段102は、そ
のキー21〜32に設定された数字を出力する。従っ
て、電話の発信状態であれば、電話番号を入力して電話
を掛けることができ、また電話帳で電話番号を入力する
状態になっていれば電話番号を入力して登録することが
できる。
場合には、図4に例示するように、キー入力操作に応じ
た文字(カタカナ)が出力されて液晶ディスプレイ5に
表示される。すなわち、キー21〜25を1回押すと、
「ア」〜「オ」が出力される。また、子音キー26〜3
2を押した後に母音キー21〜25を押すと、清音
「カ」〜「ワ」が出力される。すなわち、キー26を1
回押すと「K」が選択され、続いてキー21を押すと
「A」が選択されるため、「K+A」となって「カ」が
出力される。同様に、キー26,22を順に押すと
「キ」が出力される。
され、続いてキー21を押すと「A」が選択されるた
め、「W+A」となって「ワ」が出力される。他の清音
も同様に、キー26〜32を1回あるいは2回押して第
1あるいは第2の文字キーを選択した後、キー21〜2
5の母音を押すことで「カ」行〜「ワ」行の各文字が出
力される。
て「G」、「Z」、「D」、「B」を選択した後、キー
21〜25の母音を押すことで「ガ」、「ザ」、
「ダ」、「バ」行の各濁音が出力される。また、キー3
0を3回押して第3の文字キーである「P」を選択した
後、キー21〜25の母音を押すことで「パ」、
「ピ」、「プ」、「ペ」、「ポ」の各文字が出力され
る。
る促音「っ」が出力され、キー29を2回押すと第2の
文字キーである撥音「ん」が出力される。さらに、子音
と母音との間にキー32の「Y」を押すことで、拗音が
出力される。例えば、キー26,32,21を順次1回
づつ押すと「K+Y+A」で「キャ」が出力される。ま
た、キー26を2回押した後に、キー32,25を順次
1回づつ押すと「G+Y+O」で「ギョ」が出力され
る。
出力され、2回押すと読点「。」が出力される。
のカタカナを入力する場合には、1文字毎にカーソルキ
ーを押して送り操作を行って文字を確定していたが、本
実施形態では、基本的に「子音+母音」の順にキーが押
されるローマ字入力を採用しているため、母音キー21
〜25を押した時点(およびキー29を2回押した時
点)で文字を確定でき、送り操作が不要となる。
カタカナを入力する例を示したが、機能キーに漢字変換
機能を設けたり、ひらがな入力モードを設定すること
で、仮名漢字交じりの一般的な日本語入力を行うことも
できる。
合には、図5,6に例示するように、キー入力操作に応
じた文字(アルファベット)が出力されて液晶ディスプ
レイ5に表示される。すなわち、キー21〜25を1回
押すと、「A」〜「O」が出力される。また、キー26
〜32を1回押すと、第1文字キーである「K」、
「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」が出
力される。
「G」、「Z」、「D」、「L」、「B」」、「R」、
「W」が出力される。なお、「L」はキー29の第3文
字キーに設定されているが、第2文字キーの「ん」は日
本語入力用であるため、英語入力ではキー29を2回押
すと「L」が出力されるように設定されている。
回押すと「C」、「F」、「J」、「P」、「V」、
「X」が出力される。キー32の「X」は第4文字キー
であるが、第3文字キーの「っ」が日本語用のため、英
語入力では「X」が入力されるように設定されている。
また、キー30を4回押すと「Q」が出力される。
には、図6に示すように、各アルファベットを入力する
キーを押した後に小文字変換機能が設定されたキー56
を押せばよい。なお、メニュー51によって小文字の入
力を標準状態とし、通常のキー操作でアルファベットの
小文字が入力され、キー56を押すことでアルファベッ
トの大文字に変換されるように設定してもよい。
力のように「子音+母音」のルールがないため、例え
ば、「K」と「G」を入力するために、キー26を1回
と2回押した場合と、「C」を入力するためにキー26
を3回押した場合とで、入力を区別することができな
い。このため、送りキー53を入力するか、あるいは他
のキーを入力することで各文字が確定するように設定さ
れている。
る場合、キー26を1回押した後にキー53を押して
「K」を確定し、その後キー26を2回押した後にキー
53を押して「G」を確定する。また、異なるキーに設
定された文字を続けて入力する場合には、キー53を押
さなくても確定するようにされている。すなわち、
「K」と「S」とを続けて入力するには、キー26を1
回押した後にキー27を押せばよい。
な効果がある。 1)1つのキーに複数の文字キーを設定できるため、従
来のキーボードに比べて大幅に少ない12個のメインキ
ー21〜32を用いてローマ字入力や英語入力を行うこ
とができる。このため、キー入力装置2の小型化が図
れ、携帯電話や腕時計等の非常に小型の機器などにも容
易に適用することができるとともに、キーの位置も覚え
やすく、片手でも操作できて初心者でも容易に習熟する
ことができる。
た複数の文字キーは、そのキー21〜32を押す回数で
選択でき、シフトキーなどの他のキーを設けて選択する
必要がないため、キー数を少なくできてより小型化を図
れる。さらに、キー21〜32を押す回数を変えるだけ
で設定された文字キーを選択できるため、選択操作が直
感的で理解しやすく、操作性をより向上できる。
で第1の文字キーを入力でき、2回打鍵することで第2
の文字キーを入力でき、文字キーの番号とキー21〜3
2を押す回数とが一致しているので、キー操作がより覚
えやすくなり、操作性を向上できる。
〜32を間違って打鍵しても、設定された分の打鍵回数
は無視され、さらにそのキーを押し続ければ正しい文字
キーを選択できるため、操作性を向上することができ
る。
他のキー、例えば他の子音キーや母音キーを打鍵するこ
とで確定できるため、複数の文字を連続して入力するこ
ともでき、入力操作性を向上することができる。
ローマ字入力を採用しているため、母音キー21〜25
を押した時点(およびキー29を2回押した時点)で文
字を確定でき、キー53を押す送り操作をする必要がな
く、その分、キー打鍵数を少なくできて操作性をより向
上することができる。
時等に同じキーに設定された文字を続けて入力するな
ど、他のキーを続けて入力できない場合でも、送りキー
53で確実に確定することができる。
い母音つまり「A」、「I」、「U」、「E」、「O」
を独立したキー21〜25に設定したため、これらの文
字はキーを1回押すだけで入力できる。このため、使用
頻度の高い母音入力時の打鍵回数を少なくできる。この
ため、入力操作性を向上できて高速入力を行うことがで
きる。
「E」、「O」が、第1段目から第2段目に向かってか
つ左から右に向かって配置されているため、各母音のキ
ー位置を覚えやすく、より操作性を向上できる。
26〜32と、母音「A」〜「O」が設定されたキー2
1〜25とに分けてキーを設定したので、「子音+母
音」のローマ字入力で日本語を入力することができる。
このため、日本語を入力する場合、平均して2回キーを
押す操作を行えば入力することができ、例えば10個の
キーに「あ」行〜「わ」行を設定し、各キーを1〜5回
押して各文字を入力する50音配列に比べて入力操作性
を向上でき、高速入力を行うことができる。
いて、ローマ字入力にも用いられるアルファベットは、
各キー26〜32表面の上側に表記され、英語入力のみ
に用いられるアルファベットは、各キー26〜32表面
の下側に表記されているので、日本語と英語とで共通し
て利用されるアルファベットは同じ配列にでき、キー位
置を覚えやすくできる。このため、特に、日本語入力モ
ードと英語入力モードとを切り替えて併用する場合に、
キー配列が覚えやすく、キー入力時の操作性をより一層
向上することができる。その上、英語の入力のみに使用
するアルファベットがキー26〜32表面の下側に表記
されているので、日本語入力用の文字と英語入力用の文
字とを区別しやすくなり、操作性をより向上することが
できる。
いて濁音を入力したり、「N」を2回押すことで撥音
「ん」を入力したり、「子音+Y+母音」で拗音を入力
しており、従来の一般的なキーボードにおけるローマ字
入力に準じた文字の組み合わせで濁音等を入力している
ので、キー操作を迅速に習得することができ、操作性も
向上できて高速に入力することができる。
「カ」行を入力する「K」と「ガ」行を入力する「G」
とをキー26に、「サ」行を入力する「S」と「ザ」行
を入力する「Z」とをキー27に、タ行を入力する
「T」とダ行を入力する「D」とをキー28に、ハ行を
入力する「H」とバ行を入力する「B」とをキー30に
それぞれ設定したので、関連する清音と濁音を同じキー
を用い、キーを押す回数を変えることで入力することが
できる。このため、濁音用のキー位置を簡単に把握で
き、入力操作も覚えやすくなり、高速に入力することが
できる。
けられているので、文字入力だけではなく、数字入力も
行うことができる。このため、特に携帯電話、腕時計、
電子手帳等の電話帳などに宛名と電話番号とを容易に入
力することができる。すなわち、12個のキー21〜3
2で、電話等で番号等を入力するための数字入力と、ロ
ーマ字入力による日本語入力と、英語入力との3つの入
力モードを実現することができ、様々な入力に適用で
き、汎用性の高いキー入力装置2とすることができる。
上下4段左右3列に配置されているため、特に数字キー
の配列が携帯電話をはじめとする各種電話におけるプッ
シュボタンと同じ配列となり、電話やFAXに容易に適
用することができる。
7,8を参照して説明する。なお、本実施形態におい
て、前記第1実施形態と同一または相当構成部分には、
同一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
2個のキー21〜32に3個のキー33〜35を加えて
計15個のキーを用いた点が前記第1実施形態と異なる
が、携帯電話1に用いられる点や、母音キーと子音キー
とに分けて設定するという基本的な構成は同じである。
形態のキー入力装置60には、上下5段左右3列の15
個のメインキー21〜35と、上下2段左右3列の6個
の機能キー71〜76とが設けられている。
に設定された各種機能が設定されているほか、キー73
には、文字入力モードを、数字(標準)入力モード、日
本語入力モード、英語入力モード等に変更するモード切
替機能が設定され、キー72には小文字変換機能が設定
されている。なお、送りキー(カーソルキー)は図示さ
れていないが、キー74,76などに適宜設定されてい
る。
施形態と同じ数字キーが設定されている。また、キー3
3〜35には、電話用の各種機能が設定されており、こ
れらのキー33〜35は電話1においては機能キーとし
て設けられたものであるが、本実施形態では文字入力用
にも併用されている。
同じく第1の文字キーとして母音「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」が設定されている。なお、キー
トップは「ア」、「イ」、「ウ」、「エ」、「オ」とカ
タカナで表記されている。また、キー27〜35には、
第1文字キーとして「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」、「R」、「W」が設定されて
いる。第1実施形態では、「R」、「W」は独立したキ
ーに設定されていなかったが、本実施形態では文字キー
を増やしたため、「R」、「W」も独立したキー34,
35に設定されている。
て促音「っ」が設定され、第2文字キーとして撥音
「ん」が設定されている。なお、キートップには表記さ
れていないが、キー27〜29,31には、「G」、
「Z」、「D」、「B」の濁音入力用の文字が第2文字
キーとして設定されている。さらに、英語入力用の
「C」、「F」、「J」、「L」、「Q」、「V」、
「X」を各キー27〜35の第2の文字キーあるいは第
3の文字キーとして設定してもよい。
と同様に、入力モードを切り替えて各キーを押すこと
で、数字、日本語、英語の各文字を入力することができ
る。この際、各文字の入力操作は、例えば、第2の文字
キーであれば、そのキーを2回押せばよく、前記第1実
施形態と同じであるため、説明を省略する。
1実施形態の1)〜15)の作用効果を奏することができ
る。さらに、16)キー数を増やしたので、「R」、
「W」、「っ」を1回の打鍵操作で入力することがで
き、これらの文字を入力する場合には操作性を向上する
ことができる。
9を参照して説明する。なお、本実施形態において、前
記第1,2実施形態と同一または相当構成部分には、同
一符号を付し、説明を省略あるいは簡略する。
ン本体と、液晶やCRTからなるディスプレイとを有す
るパソコンの入力装置として用いられるものである。キ
ー入力装置10は、図9に示すように、上下3段左右5
列の15個のメインキー81〜95からなるメインキー
エリア80と、前記メインキーエリア80の下側に上下
1段左右5列の5個のサポートキー151〜155から
なるサポートキーエリア150とを主体として構成され
ている。
の上に置いて右手で入力するようになっている。この
際、容易に動かしやすい人差し指で左側2列のキー8
1,82,86,87,91,92を入力し、他の3列
のキー83〜85,88〜90,93〜95をそれぞれ
中指、薬指、小指で入力し、サポートキー151〜15
5を親指で入力すれば効率的である。但し、この設定
は、あくまでも基本動作であり、複数のキーを同時に押
す場合などは、適宜な指を用いて入力すればよい。さら
には、左手も利用して入力してもよいし、キー入力装置
10を机の上に置かず、左手で支えて入力してもよい。
なお、基本的なホームポジションは、メインキーエリア
80の中段のキー87〜90に設定されている。
1〜155には、図9に示すように、各文字が設定され
ている。すなわち、各メインキー81〜95のキートッ
プの左側上下には、ローマ字による日本語入力や英語入
力に用いられるアルファベットが設定され、その右側上
下には記号および数字が設定されている。また、キート
ップ下端側には機能およびF番号が設定されている。
列は、メインキーエリア80内の各キーの打ちやすさの
順序と、ローマ字入力の際のアルファベットの母音およ
び子音の使用頻度とを照らし合わせて配置されたものと
なっており、また母音および子音はそれぞれ使用頻度が
高い順にこのキー配列上において付けられた打ちやすさ
の順である中段、上段、下段へと配列されるとともに、
各段のキーは基準側から反対側へと配列された構造とな
っている。
として変換・無変換・シフト等の機能を持つものでメイ
ンキーエリア80内に配列された15個のキー81〜9
5と組み合わされて、キー入力装置10における各種機
能を実行させるようになっている。
キー81〜95によって各種の文字が設定された文字キ
ーが構成され、サポートキーエリア150内の5個のキ
ー151〜155によって機能キーが構成されている。
なお、文字キーに設定される文字とは、アルファベット
に限らず、数字、記号、機能、キー番号なども含むもの
である。
例では左側)は、人差指がホームポジションとなる基準
側とされ、この基準側2列のキー群からなるゾーンを母
音を入力する母音ゾーンに設定し、メインキーエリア8
0の残り3列のキー群からなるゾーンを子音を入力する
子音ゾーンに設定した。
ゾーンには、81、82、86、87、91、92の6
つのキーが備えられ、これら各キー81、82、86、
87、91、92には第1の文字キーとしてそれぞれ母
音を表す「A」、「I」、「U」、「E」、「O」の母
音キーが以下のように配列されている。すなわち、母音
キーのうち中段のキー87、86にはそれぞれ「A」、
「I」の打鍵キーが配列され、上段のキー82、81に
はそれぞれ「U」、「E」の打鍵キーが配列され、さら
に下段のキー92、91には「O」と撥音である「ん」
の打鍵キーが配列されている。
ームポジションとした際に、人差指のホームポジション
となる位置のキー87に、使用頻度の高い「A」のキー
が配置され、その横のキー86に「I」のキーが配置さ
れ、さらに、上段、下段に行くにしたがって、使用頻度
順に沿って「U」、「E」、「O」のキーが配置された
ものである。この母音ゾーン上での配列は、中段、上
段、下段に行くに従って、「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」となるように文字の覚えやすさも配慮し
て設定されている。
文字キーとして日本語の子音を表す「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、
「W」の子音キーが配列されている。より具体的には、
中段のキー88、89、90が左側から順に「K」、
「S」、「T」のキーとされ、また上段のキー83、8
4、85が左側から順に「N」、「H」、「M」のキー
とされ、さらに下段のキー93、94、95が左側から
順に「Y」、「R」、「W」のキーとされた基本構造と
なっている。そして、これらの配列は、「か」行、
「さ」行、「た」行、「な」行、「は」行、「ま」行、
「や」行、「ら」行、「わ」行の子音がアカサタナ順に
キーの中段、上段、下段、さらに基準側から反対側へ並
ぶように配慮したために構成されたものである。
様に、打ちやすさの順と、ローマ字の使用頻度の順とを
配慮して設定されていることは勿論であり、右手人差指
を母音ゾーンのホームポジションとした際に、中段の中
指のホームポジションとなる位置のキー88に、日本語
において使用頻度の高い「K」のキーが配置されるもの
である。また前述の中指位置のキー88の横には、
「S」が備えられたキー89が備えられ、その横のキー
90には「T」のキーが配置される。そして、上段、下
段に行くにしたがって、各段のキーには、基準側から反
対側に向かって、使用頻度順に沿ってキー83には
「N」が、キー84には「H」が、キー85には「M」
が、キー93には「Y」が、キー94には「R」が、キ
ー95には「W」のキーがそれぞれ配置されている。
字キー(メインキーエリア80の各キー81〜95の上
下に配置された文字のうちの上側の文字であり、各キー
81〜95を2回打鍵した場合に入力される)には、英
語入力で用いられる「Q」、「J」、「X」、「.」、
「,」、促音「っ」、句点「、」、読点「。」、長音
「−」、点「・」並びに母音を組み合わせて半濁音、濁
音を構成する「P」、「B」、「G」、「Z」、「D」
が割り付けられている。
「E」、「O」に対応するキー87,86,82,8
1,92には、「Q」、「J」、「.」、「,」、
「X」が配列され、「ん」キー91には促音「っ」が配
列され、子音ゾーンの上段の「N」、「H」、「M」に
対応する打鍵キー83、84、85には、「P」、
「B」、点「・」が配列され、中段の「K」、「S」、
「T」に対応する打鍵キー88、89、90には、
「G」、「Z」、「D」が配列され、さらに下段の
「Y」、「R」、「W」に対応する打鍵キー93、9
4、95には句点「、」、読点「。」、長音「−」が配
列されている。なお、本実施形態では、右手で操作する
場合についてのキー配列となっているが、左手で操作す
る場合は基準側が図示例とは逆になって左右逆に配列さ
れることは言うまでもない。
は、英語入力モード時に入力可能となるキーが設定され
ている。すなわち、キー85,91,93〜95には、
英語入力モード時の第2の文字キーとして、
「C」、「’」、「F」、「V」、「L」が設定されて
いる。また、キー91には、英語入力モード時の第1の
文字キーとして「CAPS」が設定されている。
「F」、「V」は、ローマ字入力時にも使用される場合
がある。このため、これらのキー93,94は、日本語
入力モードでは、1回打鍵した場合には「Y」、「R」
が入力され、2回打鍵した場合には句読
点「、」、「。」が入力され、3回打鍵した場合には
「F」、「V」が入力されるように設定されている。ま
た、英語入力モードでは、句読点「、」、「。」は用い
られないので、キー93,94を2回打鍵すると
「F」、「V」が入力されるように設定されている。
側(左側)からシフト機能、かな漢字変換機能およびス
ペース入力機能をもったキー151と、かな漢字無変換
の機能および入力モードを英語入力に切り替える機能を
もったキー152と、バックスペース入力の機能および
入力モードを数記号入力に切り替える機能をもったキー
153と、削除(DEL)機能および入力モードをカタ
カナ入力に切り替える機能を備えたキー154と、改行
入力機能および半角入力機能を持ったキー155とによ
り構成されている。
号モードに設定された際に、第1の文字キーつまり1回
打鍵で入力される数字配列も設定されている。この数字
配列では、メインキーエリア80の中央3列に数字キー
が設定され、左右2列に算術記号キーが設定されてい
る。具体的には、メインキーエリア80の上段左側から
順にキー81に記号「−」が、キー82に数字「7」
が、キー83に数字「8」が、キー84に数字「9」
が、キー85に記号「/」が設定され、また中段左側か
ら順にキー86に記号「+」が、キー87に数字「4」
が、キー88に数字「5」が、キー89に数字「6」
が、キー90に記号「*」が設定され、さらに下段左側
から順にキー91に数字「0」が、キー92に数字
「1」が、キー93に数字「2」が、キー94に数字
「3」が、キー95に記号「.」が設定されている。
記号モードに設定された際に、第2の文字キーつまり2
回打鍵で入力される記号配列も設定されている。この記
号配列では、メインキーエリア80の上段左側から順に
キー81にかっこ記号「「」が、キー82にかっこ記号
「」」が、キー83にセミコロン記号「;」が、キー8
4にコロン記号「:」が、キー85に記号「%」が設定
され、また中段左側から順にキー86にかっこ記
号「(」が、キー87にかっこ記号「)」が、キー88
に修飾記号「@」が、キー89にアンド記号「&」が、
キー90にシャープ記号「#」が設定され、さらに下段
左側から順にキー91に修飾記号「!」が、キー92に
クエスチョン記号「?」が、キー93に円記号「¥」
が、キー94にドル記号「$」が、キー95に記号
「=」が設定されている。
日本語入力モード(標準)あるいはカタカナ入力モード
では、子音キーと母音キーとを順次入力することで、ロ
ーマ字入力による日本語入力が行われる。この際、前記
実施形態と同様に、子音キーは、1回打鍵することで第
1の文字キーが選択され、2回打鍵すると第2の文字キ
ーが選択され、母音キーを押した段階で確定される。
が入力された後で変換キー51や無変換キー52が押さ
れた場合には、かな漢字変換や無変換(ひらがな)等の
各種変換処理が行われる。以上により、1回の打鍵操作
に対する処理が完了し、次のキー入力があれば以上の処
理を繰り返して順次キー入力を行う。
押して入力する。この際、同じキーに設定された文字あ
るいは同じ文字を続けて入力する場合、例えば、キー8
3の「P」、「N」を続けて入力する場合は、キー83
を2回打鍵した後で、無変換キー152やリターンキー
155を押して送り操作を行った後で、キー83を1回
打鍵して入力する。
する場合、例えば、キー89の「S」、キー90の
「D」を続けて入力する場合は、キー89を1回打鍵し
た後に、キー90を2回打鍵すればよい。このように、
英字モードでは、あるキーを打鍵した後に、異なる他の
キーか送り操作を行えるキー152,155を押すこと
で入力が確定する。
は、各キー81〜95を1回打鍵すると数字配列の各数
字(文字)が入力され、2回打鍵すると記号配列の各記
号(文字)が入力される。この場合も、英語入力モード
と同様に、あるキーを打鍵した後に、異なる他のキーか
送り操作を行えるキー152,155を押すことで入力
が確定する。
多いため、数字配列や記号配列の固定モードを設定し、
各キーを1回打鍵するだけで数字や記号を入力できるよ
うにされている。この場合には、同じ数字や記号を連続
入力する際に、送り操作が不要となるため、入力操作性
をより向上できる。
やF番号は、それぞれキー152や153と各キー81
〜95とを同時に打鍵することなどで入力できる。
施形態と同様の1)〜16)の作用効果を奏することがで
きる。また、各キー81〜95に、文字や数字だけでは
なく記号等も設定しているので、記号入力時等の操作性
を向上できる。
て、日本語入力においては頻度が高い句点「、」、読点
「。」等も含めて各メインキー81〜95に設定でき、
少ないキー数でも日本語入力に十分対応できる。同様
に、アルファベット26文字に加えて英語入力では頻度
の高いカンマ「,」、ピリオド「.」等も含めてメイン
キー81〜95に設定でき、英語入力にも十分対応でき
る。
らず、本発明の目的を達成できる範囲の変形は本発明に
含まれるものである。
としては、携帯電話1に限らず、通常の卓上の電話やF
AXに適用してもよい。さらに、電話に限らず、腕時
計、電卓、電子手帳、携帯用パソコン、PDA(携帯情
報端末)、パソコン等に接続されるテンキーボード等に
適用してもよい。要するに、本発明のキー入力装置は、
文字入力が必要な各種の機器に適用でき、特にキー数が
12〜15個程度で数字、日本語、英語を入力できるた
め、小型の各種情報機器の入力装置に好適である。
は、文字(日本語入力や英語入力)モードとは別に数記
号入力モードを設けていたが、この入力モードが設定さ
れていない状態でも、数字や記号を入力できるように、
各キー81〜95を3回(一部のキー85,93〜95
等では4回)打鍵すると数字が入力され、4回(一部の
キーでは5回)打鍵すると記号が入力されるように設定
してもよい。この場合には、数字や記号を入力する際
に、モード切替操作が必要ないので、特に文字入力の途
中に1〜3個程度の数字や記号を入力する際に、操作性
を向上することができる。
れる文字(数字や記号等も含む)の種類や具体的な配列
は、前記各実施形態に記載されたものに限らず、実施に
あたって適宜設定すればよい。
装置10のメインキー81〜95に設定されるアルファ
ベットを、母音ゾーンおよび子音ゾーンに分けて設定し
ていたが、図10に示すように、QWERTY配列に合
わせてメインキー81〜95のアルファベットを設定し
てもよい。
列のキー81〜85には、第1の文字キーとして左側か
ら順に「Q」、「W」、「E」、「R」、「T」を入力
するキーが設定され、第2の文字キーとして「Y」、
「U」、「I」、「O」、「P」を入力するキーが設定
され、QWERTY配列の一般的なキーボードにおける
上段のアルファベットが設定されている。また、メイン
キーエリア80の中段1列のキー86〜90には、第1
の文字キーとして「A」、「S」、「D」、「F」、
「G」が、第2の文字キーとして「H」、「J」、
「K」、「L」、「;(セミコロン)/−(長音)」を
入力するキーが設定されている。さらに、下段1列のキ
ー91〜95には、第1の文字キーとして「Z」、
「X」、「C」、「V」、「B」が、第2の文字キーと
して「N」、「M」、「,(カンマ)/、(句点)」、
「.(ピリオド)/。(読点)」、「Caps」を入力する
キーが設定されている。
く利用されて慣れ親しまれているQWERTY配列のキ
ー順序を15個のメインキー81〜95に設定でき、Q
WERTY配列に慣れた人にとってキー配列を容易に覚
えることができ、即座に利用できる。また、日本語にお
いて使用頻度が高い句点「、」、読点「。」、撥音
「ん」、長音「−」なども設定されているため、英語入
力時だけではなく、ローマ字による日本語入力時の操作
性も向上することができる。
力の頻度が低い場合、図11に示すように、記号配列を
省略してもよい。なお、このキー入力装置10では、文
字や数字の配列は図9のキー入力装置10と同じであ
る。
無くしてキー81〜95に文字キーのみを設定してもよ
い。
いる場合には、図13に示すように、英語入力に適した
キー配列にしてもよい。すなわち、キー85,93〜9
5の第2の文字キーにはアルファベット「C」、
「F」、「V」、「L」のみが設定され、サポートキー
151〜155には、「Shift/Space」、「Num 」、「M
ark」、「Help」、「Menu」が設定されている。その他
のキーは、図12のものと同じ設定である。
配列に合わせた英語専用配列のキー入力装置10として
もよい。すなわち、メインキー81〜95には、キー9
0,93,94の第1の文字キー
に「;」、「,」、「.」のみを設定した以外は、図1
0の配列と同一のキーを設定し、サポートキー151〜
155は図13と同一の設定とすればよい。図13,1
4に示すように、英語専用のキー入力装置10とすれ
ば、英語入力に適したシンプルなキー入力装置にするこ
とができる。
メインキーの数が12〜15個程度のキー入力装置2,
10に限らず、キー数がより少ないあるいはより多いキ
ー入力装置にも適用できる。要するに、1つのキーに複
数の文字キーが設定されているキー入力装置に広く適用
することができる。
キー33〜35に設定された機能等を有するキーを数字
キーの上下ではなく、左右の位置に配置することもある
ため、例えば「Y」、「R」、「W」が設定されたキー
33〜35をメインキー21〜32の横に配置してもよ
い。
各実施形態のものに限らず、例えば、キー21〜23に
「U」、「A」、「I」を配置し、キー25,26に
「E」、「O」を配置して順序を変えてもよいし、子音
キーを上段から下段に向かってかつ左側から右側に向か
って配置して順序を変えてもよい。要するに、各メイン
キーの数、配置、各キーに対する文字の配列等は、実施
にあたって適宜設定すればよい。
力装置内に、キー入力処理手段102等を実現するハー
ドウェアを組み込んで構成してもよいが、キーボードデ
バイス等のソフトウェアとしてパソコン等の各種機器に
組み込み、その機器のCPU等を利用して前記機能を実
現してもよい。
装置によれば、キー数を少なくできて覚えやすくかつ打
ちやすくでき、容易に小型化することができる。
適用した携帯電話を示す正面図である。
平面図である。
ブロック図である。
である。
ある。
ある。
適用した携帯電話を示す正面図である。
平面図である。
キー配列を示す平面図である。
配列を示す平面図である。
配列を示す平面図である。
配列を示す平面図である。
配列を示す平面図である。
配列を示す平面図である。
Claims (23)
- 【請求項1】 複数のキーを有するキー入力装置であっ
て、前記複数のキーは、母音を表すアルファベットであ
る「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が独立して
設定された5つの母音キーと、少なくとも2つの子音が
それぞれ設定された複数の子音キーとを備え、前記各キ
ーが何回連続して押されたかを検出するキー入力検出手
段と、そのキーに設定された複数の文字キーのうち、キ
ーが押された回数に応じた文字キーを選択して出力する
キー入力処理手段とを備えることを特徴とするキー入力
装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載のキー入力装置におい
て、前記複数の文字キーが設定された各キーには第1〜
第Nの文字キーが設定されているとともに、前記キー入
力処理手段は、そのキーをN回押した場合には第Nの文
字キーを選択して出力することを特徴とするキー入力装
置。 - 【請求項3】 請求項2に記載のキー入力装置におい
て、前記各キーには第1および第2の文字キーが設定さ
れているとともに、前記キー入力処理手段は、そのキー
を1回押した場合には第1の文字キーを選択して出力
し、そのキーを2回押した場合には第2の文字キーを選
択して出力することを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項4】 請求項1〜3のいずれかに記載のキー入
力装置において、前記キー入力検出手段は、そのキーに
設定された複数の文字キーの数よりも多くキーが押され
た場合には、文字キーの数分の押された回数は無視して
再度1回から押されたものとしてキーの打鍵回数をカウ
ントすることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載のキー入
力装置において、前記キー入力検出手段は、押されてい
たキー以外のキーが押された時点で、前記キーの打鍵回
数を確定することを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項6】 請求項5に記載のキー入力装置におい
て、前記キー入力検出手段は、所定の送りキーが押され
た時点で、その送りキーを押す前に押していたキーの打
鍵回数を確定することを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項7】 請求項1〜6のいずれかに記載のキー入
力装置において、前記キー入力装置は、子音キーに続い
て母音キーが押された時点で、前記子音キーの打鍵回数
を確定し、かつ母音キーの入力も確定することを特徴と
するキー入力装置。 - 【請求項8】 請求項1〜6のいずれかに記載のキー入
力装置において、前記キー入力装置は、子音キーに続い
て他の子音キー、母音キーもしくは所定の送りキーが押
された時点で、前記子音キーの打鍵回数を確定すること
を特徴とするキー入力装置。 - 【請求項9】 請求項1〜8のいずれかに記載のキー入
力装置において、少なくとも上下4段左右3列の12個
のキーを備えるとともに、そのうちの5個のキーには母
音を表すアルファベットである「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」を入力する文字キーが設定され
ているとともに、前記「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が設定されたキー以外のキーには、子音
を入力する文字キーが設定されていることを特徴とする
キー入力装置。 - 【請求項10】 請求項9に記載のキー入力装置におい
て、前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が設
定されたキー以外のキーには、「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」を入力する第
1の文字キーが設定され、これらのうちの「K」、
「S」、「T」が設定されたキーには、それぞれ
「G」、「Z」、「D」を入力する第2の文字キーが設
定されていることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項11】 請求項10に記載のキー入力装置にお
いて、前記「N」、「H」、「M」、「Y」が設定され
たキーには、それぞれ「ん」、「B」、「R」、「W」
を入力する第2の文字キーが設定されていることを特徴
とするキー入力装置。 - 【請求項12】 請求項10または請求項11に記載の
キー入力装置において、前記「K」、「S」、「T」、
「N」、「H」、「M」、「Y」が設定された子音キー
には、「C」、「F」、「J」、「L」、「P」、
「V」、「っ」を入力する第3の文字キーがそれぞれ設
定され、さらに「H」、「Y」が設定された子音キーに
は「Q」、「X」を入力する第4の文字キーが設定され
ていることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項13】 請求項10〜12のいずれかに記載の
キー入力装置において、前記「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」、「K」、「S」、「T」、「N」、
「H」、「M」、「Y」が設定されたキーには、
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、
「7」、「8」、「9」、「*」、「0」、「#」の数
字および記号を入力する数字キーが設定され、キー入力
のモードを数字キー入力および文字キー入力に切り替え
るモード切替手段が設けられたことを特徴とするキー入
力装置。 - 【請求項14】 請求項1〜8のいずれかに記載のキー
入力装置において、少なくとも上下5段左右3列の15
個のキーを備えるとともに、そのうちの5個のキーには
母音を表すアルファベットである「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」を入力する文字キーが設定され
ているとともに、前記「A」、「I」、「U」、
「E」、「O」が設定されたキー以外のキーには、子音
を入力する文字キーが設定されていることを特徴とする
キー入力装置。 - 【請求項15】 請求項14に記載のキー入力装置にお
いて、前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」が
設定されたキー以外のキーには、「K」、「S」、
「T」、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、
「W」を入力する第1の文字キーが設定され、これらの
「K」、「S」、「T」、「H」が設定されたキーに
は、それぞれ「G」、「Z」、「D」、「B」を入力す
る第2の文字キーが設定されていることを特徴とするキ
ー入力装置。 - 【請求項16】 請求項15に記載のキー入力装置にお
いて、前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」、
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」が設定されたキー以外のキーに
は、「っ」を入力する第1の文字キーが設定され、この
「っ」が設定されたキーには、「ん」を入力する第2の
文字キーが設定されていることを特徴とするキー入力装
置。 - 【請求項17】 請求項16に記載のキー入力装置にお
いて、前記「A」、「I」、「U」、「E」、「O」、
「っ」、「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、
「M」が設定されたキーには、「1」、「2」、
「3」、「4」、「5」、「6」、「7」、「8」、
「9」、「*」、「0」、「#」の数字および記号を入
力する数字キーが設定され、キー入力のモードを数字キ
ー入力および文字キー入力に切り替えるモード切替手段
が設けられたことを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項18】 請求項1〜8のいずれかに記載のキー
入力装置において、少なくとも上下3段左右5列の15
個のメインキーを備えるとともに、これらの各キーには
アルファベット26文字および所定の記号が、各キーの
第1の文字キーおよび第2の文字キーに割り振られて設
定されていることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項19】 請求項18に記載のキー入力装置にお
いて、前記メインキーのうち、母音ゾーンとして設定さ
れた上下3段左右2列の6個のメインキーのなかの5個
のメインキーには、第1の文字キーとして母音「A」、
「I」、「U」、「E」、「O」を入力する母音キーが
設定され、子音ゾーンとして設定された上下3段左右3
列の9個のメインキーには、第1の文字キーとして
「K」、「S」、「T」、「N」、「H」、「M」、
「Y」、「R」、「W」を入力する子音キーが設定さ
れ、かつ「K」、「S」、「T」が設定されたキーに
は、それぞれ第2の文字キーとして「G」、「Z」、
「D」を入力する子音キーが設定されていることを特徴
とするキー入力装置。 - 【請求項20】 請求項19に記載のキー入力装置にお
いて、「N」、「H」、「M」、「Y」、「R」、
「W」が設定されたキーには、それぞれ第2の文字キー
として「P」、「B」、「C」、「F」、「V」、
「L」を入力する子音キーが設定されていることを特徴
とするキー入力装置。 - 【請求項21】 請求項19または20に記載のキー入
力装置において、前記母音ゾーンの「A」、「I」、
「U」、「E」、「O」が設定された各キーには、第2
の文字キーとして「Q」、「J」、ピリオド「.」、カ
ンマ「,」、「X」を入力するキーがそれぞれ設定され
ていることを特徴とするキー入力装置。 - 【請求項22】 請求項18に記載のキー入力装置にお
いて、前記メインキーエリアの上段1列には左側から順
に第1の文字キーとして「Q」、「W」、「E」、
「R」、「T」を入力するキーが設定され、中段1列に
は左側から順に第1の文字キーとして「A」、「S」、
「D」、「F」、「G」を入力するキーが設定され、下
段1列には左側から第1の文字キーとして「Z」、
「X」、「C」、「V」、「B」を入力するキーが設定
されているとともに、前記「Q」、「W」、「E」、
「R」、「T」、「A」、「S」、「D」、「F」、
「Z」、「X」が設定されたキーには、第2の文字キー
として「Y」、「U」、「I」、「O」、「P」、
「H」、「J」、「K」、「L」、「N」、「M」を入
力するキーが設定されていることを特徴とするキー入力
装置。 - 【請求項23】 請求項22に記載のキー入力装置にお
いて、前記「G」、「C」、「V」が設定されたキーに
は、第2の文字キーとしてセミコロン「;」、カン
マ「,」、ピリオド「.」を入力するキーが設定されてい
ることを特徴とするキー入力装置。
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