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JP3108176B2 - パチンコホール用表示装置 - Google Patents

パチンコホール用表示装置

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Publication number
JP3108176B2
JP3108176B2 JP04020995A JP2099592A JP3108176B2 JP 3108176 B2 JP3108176 B2 JP 3108176B2 JP 04020995 A JP04020995 A JP 04020995A JP 2099592 A JP2099592 A JP 2099592A JP 3108176 B2 JP3108176 B2 JP 3108176B2
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JP
Japan
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data
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pachinko
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special prize
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JP04020995A
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JPH05212155A (ja
Inventor
誠 岡崎
Original Assignee
ダイコク電機株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by ダイコク電機株式会社 filed Critical ダイコク電機株式会社
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Publication of JPH05212155A publication Critical patent/JPH05212155A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、パチンコ遊技機におけ
る打止状態或は特賞状態の発生回数の履歴情報を遊技客
に知らせるためのパチンコホール用表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】パチンコホ―ルにおいては、多くの遊技
客が均等に利益を得られるように、差玉数(アウト玉及
びセーフ玉の差)が所定の打止設定値に達したパチンコ
遊技機が発生したときには、そのパチンコ遊技機での継
続遊技を禁止してこれを打止にすることが行われてい
る。
【0003】ところで、パチンコホールの営業当日にお
いて一旦打止状態になったパチンコ遊技機は、その後の
遊技によって再度打止状態を呈する割合が高いため遊技
客の間で人気があり、このため従来より、その打止状態
の発生回数を遊技客に知らせることにより、遊技客側の
便宜を図るサービスが行われている。即ち、従来では、
パチンコ遊技機における当日の打止回数を各パチンコ遊
技機毎に表示することよって、その表示が遊技対象のパ
チンコ遊技機の選択の目安となるようにすることが行わ
れており、この場合には、例えば、異なる数字が施され
たプラスチック製のプレートを複数枚用意して、これら
プレートをパチンコ遊技機の上方に選択的に掲示するこ
とにより当日の打止回数を表示することが行われてい
る。
【0004】また、遊技時において特賞状態を呈するパ
チンコ遊技機、つまり入賞率を極端に高めた状態を所定
期間保持するパチンコ遊技機においては、その特賞状態
の発生回数が遊技客側の目安となるものであり、斯様な
特賞状態の発生回数を上述同様に表示することが行われ
ている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記従来構成では、パ
チンコ遊技機で打止状態或は特賞状態が発生する毎にプ
レートの掲示状態を変更する操作を行わねばならず、こ
の操作を行うパチンコホール従業員の負担が大幅に増え
るという問題点がある。また、パチンコ遊技機で打止状
態或は特賞状態が発生する確率は、時間の経過に応じて
不規則に変化するという一般的事情があるのに対して、
従来構成では、打止回数或は特賞回数の表示を、当日の
打止回数或は特賞回数を単純に集計したデータに基づい
て行っているに過ぎないため、このような表示が、遊技
対象のパチンコ遊技機の選択の目安として満足できるも
のとは言えず、この点で遊技客側の便宜を十分に図り得
ないという問題点があった。
【0006】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的は、パチンコ遊技機における所定の時間
帯毎の打止状態或は特賞状態の発生回数を、各パチンコ
遊技機毎に自動的に表示することができ、以て遊技客側
の便宜をパチンコホール従業員の負担増を招くことなく
図り得ると共に、上記表示内容を常時において遊技対象
のパチンコ遊技機の選択の目安として十分に機能させる
ことができて遊技客側の利便性を向上させ得るパチンコ
ホール用表示装置を提供するにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成
するために、パチンコホールの営業時間帯を示す座標軸
を備えた表示器をパチンコ遊技機と1対1で対応させた
状態で設けた上で、パチンコ遊技機における打止状態の
発生回数及び特賞状態の発生回数の少なくとも一方を示
す発生回数データをその打止状態或は特賞状態の発生時
刻データと関連付けて集計するための集計手段、並びに
この集計手段により集計された発生回数データにより示
される前記打止状態或は特賞状態の発生回数を前記表示
器に対して上記発生回数データに関連づけられた発生時
刻データに基づいて複数の営業時間帯毎に区分した状態
で表示させるために設けられ、当日においてパチンコ遊
技機の打止状態或は特賞状態が最初に発生するまでの間
は前日以前の発生回数データに基づいた表示を行うと共
に、当日においてパチンコ遊技機の打止状態或は特賞状
態が発生した後には当日の発生回数データに基づいた表
示を行う表示制御手段を設けることによりパチンコホー
ル用表示装置を構成したものである(請求項1)
【0008】この場合、上記請求項1に記載された構成
の表示制御手段に代えて、前記集計手段により集計され
た発生回数データにより示される前記打止状態或は特賞
状態の発生回数を、前記表示器に対して上記発生回数デ
ータに関連づけられた発生時刻データに基づいて複数の
営業時間帯毎に区分した状態で表示させるために設けら
れ、パチンコホールの営業開始後に所定時間が経過する
までの間は前日以前の発生回数データに基づいた表示を
行う共に、所定時間経過後には当日の発生回数データに
基づいた表示を行う表示制御手段を備えた構成とするこ
ともできる(請求項2)。
【0009】
【0010】
【作用】請求項1に記載の発明では、パチンコホールの
営業状態においては、集計手段がパチンコ遊技機におけ
る打止状態の発生回数及び特賞回数の発生回数の少なく
とも一方を示す発生回数データを、その打止状態或は特
賞状態の発生時刻データと関連づけて集計する。表示制
御手段は、パチンコホールの営業時間帯を示す座標軸を
備えた表示器に対して、前記集計手段により集計された
発生回数データにより示される前記打止状態或は特賞状
態の発生回数を前記発生時刻データに基づいて複数の営
業時間帯毎に区分した状態で表示させる。このような表
示制御時において、表示制御手段は、当日においてパチ
ンコ遊技機の打止状態或は特賞状態が最初に発生するま
での間は前日以前の発生回数データに基づいた表示を行
うと共に、当日においてパチンコ遊技機の打止状態或は
特賞状態が発生した後には当日の発生回数データに基づ
いた表示を行うようになる。このように、時間の経過に
応じて不規則に変化するパチンコ遊技機の打止状態或は
特賞状態の発生回数が時間帯毎に区分して表示される結
果、その表示は、遊技対象のパチンコ遊技機の選択の目
安として十分に満足できるものとなる。また、当日にお
いてパチンコ遊技機の打止状態或は特賞状態が最初に発
生するまでの間は、前記表示器に対して前日以前のデー
タ(打止状態或は特賞状態の発生回数を示すデータ、若
しくは打止状態或は特賞状態の発生時刻を示すデータ)
が表示され、当日においてパチンコ遊技機の打止状態或
は特賞状態が発生した後には、表示器に対して当日のデ
ータが表示されるようになる。つまり、表示器には、パ
チンコホールの営業開始当初においては、パチンコ遊技
機における前日以前のデータが表示され、パチンコ遊技
機で一旦打止状態或は特賞状態が発生した後には当日の
データが表示されるものであり、上記のような表示内容
を常時において遊技対象のパチンコ遊技機の選択の目安
とすることができる。
【0011】請求項2に記載の構成でも、パチンコホー
ルの営業状態においては、集計手段が、パチンコ遊技機
における打止状態の発生回数及び特賞回数の発生回数の
少なくとも一方を示す発生回数データを、その打止状態
或は特賞状態の発生時刻データと関連づけて集計し、表
示制御手段が、パチンコホールの営業時間帯を示す座標
軸を備えた表示器に対して、前記集計手段により集計さ
れた発生回数データにより示される前記打止状態或は特
賞状態の発生回数を前記発生時刻データに基づいて複数
の営業時間帯毎に区分した状態で表示させる。このよう
な表示制御時において、表示制御手段は、パチンコホー
ルの営業開始後に所定時間が経過するまでの間は前日以
前の発生回数データに基づいた表示を行う共に、所定時
間経過後には当日の発生回数データに基づいた表示を行
うようになる。このように、時間の経過に応じて不規則
に変化するパチンコ遊技機の打止状態或は特賞状態の発
生回数が時間帯毎に区分して表示される結果、その表示
は、遊技対象のパチンコ遊技機の選択の目安として十分
に満足できるものとなる。また、パチンコホールの営業
開始後に所定時間が経過するまでの間、つまりパチンコ
ホールの営業開始当初においては、表示器に対して前日
以前のデータが表示され、営業開始後に所定時間が経過
した後には表示器に対して当日のデータが表示されるよ
うになるから、この場合にも、上記のような表示内容を
常時において遊技対象のパチンコ遊技機の選択の目安と
することができる。
【0012】
【0013】
【実施例】以下、本発明の第1実施例について図1〜図
14を参照しながら説明する。図1において、パチンコ
遊技機1は、その上皿2内のパチンコ玉を電動式の玉発
射機構3を通じて盤面4へ発射することにより遊技を行
う構成となっている。この場合、玉発射機構3は、後述
する打止信号Sz′が与えられたときに、その電源を遮
断してパチンコ遊技機1での遊技を禁止する構成となっ
ている。
【0014】上記盤面4には、アウト口4aの他に、例
えば3桁の数字列を備えたルーレット5、通常の入賞孔
6、電気役物7aを備えた特賞用入賞孔7、スタート用
入賞孔8が設けられている。
【0015】この場合、ルーレット5は、スタート用入
賞孔8にパチンコ玉が入賞するのに応じて動作開始され
ると共に、この後に所定時間が経過したときに動作停止
されるものであり、停止時における各桁の数字の組合わ
せが所定の特賞開始条件となったとき(例えば、各桁の
数字が「333」、「777」のように揃ったとき)に
特賞状態を呈する構成となっており、斯かる特賞状態で
は電気役物7aが動作されて特賞用入賞孔7に対する入
賞率が極端に高くなる。
【0016】パチンコ遊技機1の背面側上部に設けられ
た貯留タンク9は、図示しない玉補給路から補給玉計数
器10を通じて供給されるパチンコ玉を一時的に貯留す
ると共に、その貯留パチンコ玉を同じくパチンコ遊技機
1の背面側に設けられた賞球放出機構11に与えるよう
になっている。賞球放出機構11は、貯留タンク9内の
パチンコ玉を賞球として上皿2内へ放出するために設け
られたもので、前記入賞孔6〜8へのパチンコ玉の入賞
に応じて各入賞孔6〜8に各々設定された個数のパチン
コ玉を放出するように構成されている。
【0017】尚、前記補給玉計数器10は、貯留タンク
9に供給されるパチンコ玉数を計数するものであり、そ
の計数結果が「10」に達する毎にパルス状のセーフ玉
数信号Paを出力する構成となっている。従って、この
セーフ玉数信号Paの出力数を計数すれば、賞球として
の放出パチンコ玉数が分かる。
【0018】パチンコ遊技機1の背面側下部に設けられ
たアウト玉タンク12には、盤面4に打込まれたパチン
コ玉が流入するようになっており、そのパチンコ玉はア
ウト玉計数器13を通じて回収されるようになってい
る。
【0019】尚、アウト玉計数器13は、上記のような
回収パチンコ玉数を計数するものであり、その計数結果
が「10」に達する毎にパルス状のアウト玉数信号Pb
を出力する構成となっている。従って、このアウト玉数
信号Pbの出力数を計数すれば、打込パチンコ玉数が分
かる。
【0020】パチンコ遊技機1の背面側に設けられた信
号発生回路14は、前記ルーレット5において特賞開始
条件が成立したとき(パチンコ遊技機1が特賞状態とな
ったとき)に特賞信号Sfを出力する構成となってい
る。
【0021】パチンコ遊技機1の上方には、これと1対
1で対応された呼出ランプユニット15が設置されてい
る。この呼出ランプユニット15は、図2にも示すよう
に、本体ケース15aの前面側に呼出スイッチ16及び
表示器17を有すると共に、本体ケース15aの上部
に、呼出ランプ18、対応するパチンコ遊技機1が特賞
状態にあることを示す特賞表示ランプ19及び対応する
パチンコ遊技機1が打止状態にあることを示す打止表示
ランプ20を上下3段に有する。
【0022】この場合、上記表示器17は、例えばドッ
ト・マトリックス形のLEDディスプレイパネル或はL
CDパネルを利用したもので、対応するパチンコ遊技機
1における特賞状態の発生回数を示すデータを前日分及
び当日分に区分して表示するために設けられている。
【0023】表示器17には、具体的には図3に示すよ
うに、特賞の発生回数の累計を示す累計表示エリア17
a、その表示回数が前日のデータであることを示す「前
日の特賞」の表示、若しくは上記表示回数が当日のデー
タであることを示す「本日の特賞」の表示の何れかを行
うタイトル表示エリア17b、パチンコホールの営業時
間帯を示す座標軸17c、この座標軸17cにより示さ
れる時間帯毎の特賞発生回数をヒストグラム状に表示す
るデータ表示エリア17dが設定されている。尚、この
例では、上記データ表示エリア17dに対し、午前10
時から午後9時までを1時間毎に区切った12個の表示
ブロックh1 〜h12を設けた構成としている。
【0024】図1に翻って、呼出ランプユニット15
は、パチンコ遊技機1から出力される特賞信号Sfを中
継して集計手段としてのパチンコホール用集中管理コン
ピュータ21へ特賞信号Sf′として送信すると共に、
集中管理コンピュータ21から後述のように送信されて
くる打止信号Szを受信したときに、パチンコ遊技機1
の玉発射機構3に前記打止信号Sz′を与えてその電源
を遮断するように構成されている。また、呼出ランプユ
ニット15は、集中管理コンピュータ21との間でイン
テリジェント通信線22を介してデータの授受を行い得
るように構成されている。尚、集中管理コンピュータ2
1には、補給玉計数器10からのセーフ玉数信号Pa、
アウト玉数計数器13からのアウト玉数信号Pbが送信
されるようになっている。
【0025】上記集中管理コンピュータ21は、図12
に示すように、その中核をなす制御回路23とパチンコ
ホール内の複数台のパチンコ遊技機1及び呼出ランプユ
ニット15との間で、入力回路24、出力回路25及び
通信制御回路26を通じて信号及びデータの授受を行う
ようになっており、その端末装置として情報入力用のキ
ーボード27、情報出力用のプリンタ28及びディスプ
レイ装置29などを有する。
【0026】この場合、集中管理コンピュータ21は、
パチンコ遊技機1側からのセーフ玉数信号Pa及びアウ
ト玉数信号Pbに基づいてパチンコ遊技機1における差
玉数を演算し、その演算結果(遊技客側の獲得パチンコ
玉数に相当)が所定の打止設定値に達したときに、当該
パチンコ遊技機1に対応した呼出ランプユニット15に
打止信号Szを出力するようになっており、これにより
パチンコ遊技機1の玉発射機構3の電源が遮断されて、
そのパチンコ遊技機1が打止状態に切換えられる。尚、
上記打止信号Szは、出力対象となるパチンコ遊技機1
を開放する場合に、キーボード27の操作に応じて出力
停止できる構成となっている。
【0027】また、集中管理コンピュータ21は、呼出
ランプユニット15側からの特賞信号Sf′の入力回数
つまりパチンコ遊技機1での特賞状態の発生回数を、各
パチンコ遊技機1の台番号毎に区分し、且つ各特賞状態
の発生時刻が属する時間帯データ(前記表示器17の表
示ブロックh1 〜h12に対応した1時間毎の時間帯を示
すデータ)と関連づけた状態で集計するようになってお
り、斯様な集計データSDを各時間帯毎に整理した状態
で内部メモリ(RAM)に記憶しておく構成となってい
る。
【0028】尚、上記集計データSDは、例えば図13
に示すようなテーブルで記憶されるもので、具体的に
は、予め設定したパチンコ遊技機1の台番号データα1
に対応させて、前記表示ブロックh1 〜h12と対応した
各営業時間帯H1 〜H12毎の特賞発生回数データNT1
〜NT12及びそれらの合計特賞発生回数データΣTを区
分して記憶するための記憶エリアMt1 〜Mt13が設定
されている。
【0029】集中管理コンピュータ21は、電源投入に
応じて図14に示すような制御を行うようになってお
り、以下これについて関連した作用と共に説明する。
尚、以下に述べる制御は、上記電源投入がパチンコホー
ルの当日の営業を開始する前に行われることを前提とし
て構成されている。
【0030】即ち、図14において、集中管理コンピュ
ータ21は、電源投入後においては図示しない内部レジ
スタに日付フラグDFを「1」をセットし(ステップA
1)、この後に呼出ランプユニット15側から通信線2
2を介して後述のように送信されるデータ要求信号Sw
を受けるまで、若しくは現在時刻がパチンコホールの開
店時刻に達するまで待機するループを形成する(ステッ
プA2、A3)。この場合、上記日付フラグDFが
「1」の状態は、呼出ランプユニット15側へ送信する
集計データSDが前日のデータであることを示し、ま
た、上記データ要求信号Swには、図11(a)に示す
ように、データ要求信号Swであることを示す識別コー
ドR及びパチンコ遊技機1の台番号を示す台番号データ
α1が含まれている。
【0031】データ要求信号Swを受けたときには、デ
ータ送信処理ルーチンA4を実行した後に前記待機ルー
プへ戻る。このルーチンA4では、前述した図13のよ
うなテーブルで記憶した集計データSDのうち、当該デ
ータ要求信号Swに含まれる台番号データα1に対応し
た集計データ(記憶エリアMt1 〜Mt13に記憶された
特賞発生回数データNT1 〜NT12及び合計特賞発生回
数データΣT)を読み出し、その読出しデータを含む返
信データ信号ΔSを、前記データ要求信号Swの発生源
となった呼出ランプユニット15へ通信線22を介して
送信する。
【0032】この場合、上記返信データ信号ΔSは、図
11(b)に示すように、返信データ信号ΔSであるこ
とを示す識別コードG、送信先の呼出ランプユニット1
5に対応したパチンコ遊技機1を示す台番号データα
1、日付フラグDF(この時点では前記ステップA1に
おいてセットされた「1」)、表示器17の表示ブロッ
クh1 〜h12に対応した1時間毎の営業時間帯H1 〜H
12のうち現在時刻に対応した時間帯を示す時間帯データ
Hn(但し、この時点のように上記営業時間帯H1 〜H
12に対応していない時刻であった場合には営業時間帯以
外にあることを示す「0」)、図12に示す各記憶エリ
アMt1 〜Mt13に記憶された特賞発生回数データNT
1 〜NT12及び合計特賞発生回数データΣTを含んで成
る。
【0033】現在時刻がパチンコホールの開店時刻に達
した状態時(ステップA3で「YES」)には、内部メ
モリに記憶した集計データSD(特賞発生回数データN
T1〜NT12、合計特賞発生回数データΣT)を初期化
し(ステップA5)、この後に信号処理ルーチンA6を
実行する。
【0034】このルーチンA6では、内部レジスタの日
付フラグDFを「0」にリセットすると共に、現在時刻
に対応した営業時間帯を示す時間帯データHnとして
「H1」をセットする。尚、上記日付フラグDFが
「0」の状態は、呼出ランプユニット15側へ送信され
る返信データ信号ΔSに含まれる集計データSDが当日
のデータであることを示すものである。
【0035】上記信号処理ルーチンA6の実行後には、
呼出ランプユニット15側から通信線22を介して送信
されるデータ要求信号Swを受けるまで、若しくは現在
時刻が前記営業時間帯H1 〜H12の区切り時刻(本実施
例では、午前11時から午後8時までの間の毎正時)に
達するまで待機するループを形成する(ステップA7、
A8)。
【0036】データ要求信号Swを受けたとき(ステッ
プA7で「YES」)には、前述したような返信データ
信号ΔS(但し、時間帯データHnはH1 〜H12の何れ
かである)を上記データ要求信号Swの発生源となった
呼出ランプユニット15へ送信するデータ送信処理ルー
チンA9を実行した後に前記待機ループへ戻る。
【0037】現在時刻が営業時間帯H1 〜H12の区切り
時刻に達したとき(ステップA8で「YES」)には、
時間帯データHnを次の時間帯データに変更し(ステッ
プA10)、この後に時間帯データ更新処理ルーチンA
11を実行して上記待機ループへ戻る。このルーチンA
11では、制御対象の全てのパチンコ遊技機1に対して
データ更新指令信号Skを送信するものであり、この更
新指令信号Skは、図10(c)に示すように、更新指
令信号Skであることを示す識別コードX及び前記ステ
ップA10で変更した後の時間帯データHnが含まれて
いる。
【0038】図4には呼出ランプユニット15の電気的
構成が示されており、以下これについて説明する。
【0039】即ち、図4において、呼出ランプユニット
15が有する制御回路30は、本発明でいう表示制御手
段の機能を備えたもので、CPU、ROM、RAMなど
を含んだマイクロコンピュータにより構成されており、
前記打止信号Sz、特賞信号Sf、呼出スイッチ16か
らのオン信号を入力回路31を介して受けるようになっ
ている。また、制御回路30は、表示器17の制御を行
うようになっており、この他に、特賞信号Sf′を集中
管理コンピュータ21へ送信すると共に打止信号Sz′
をパチンコ遊技機1側へ出力するための外部信号出力部
32、前記呼出ランプ18、特賞表示ランプ19、打止
表示ランプ20を出力回路33を介して制御すると共
に、通信線22を介した集中管理コンピュータ21側と
のデータの授受を通信制御部34を通じて行う構成とな
っている。
【0040】尚、制御回路30が有するRAMには、集
中管理コンピュータ21側から送信される返信データ信
号ΔS(集計データSDを含む)を記憶するためのメモ
リ領域が設定されており、そのメモリ領域のテーブルは
図5のようになっている。
【0041】図5において、メモリ領域M0 、M1 に
は、前記表示器17のタイトル表示エリア17bに表示
するためのデータ(「前日の特賞」、「本日の特賞」の
何れかの表示のためのデータ)が予め固定的に記憶され
る。メモリ領域M2 には、返信データ信号ΔS中の合計
特賞発生回数データΣTが記憶される。メモリ領域M3
には、返信データ信号ΔS中の日付フラグDFが記憶さ
れる。メモリ領域M4 〜M15は、表示器17の表示ブロ
ックh1 〜h12に対応したもので、これらには返信デー
タ信号ΔS中の特賞発生回数データNT1 〜NT12が記
憶される。メモリ領域M16には、返信データ信号ΔS中
の時間帯データHnが記憶される。
【0042】制御回路30は、上述したような各入力信
号及びROMに記憶したプログラムなどに基づいて図6
〜図11に示すような制御を行うものであり、以下これ
について関連した作用と共に説明する。
【0043】まず、図6において、制御回路30は、呼
出ランプユニット15の電源投入に応じて表示器17の
累計表示エリア17aに対し「0」を点滅表示させるこ
とによりスタンバイ状態にある旨を報知し(ステップB
1)、集中管理コンピュータ21側へデータ要求信号S
wを送信する(ステップB2)。尚、このデータ要求信
号Swには、前にも述べたように対応するパチンコ遊技
機1の台番号を示す台番号データα1が含まれている。
【0044】制御回路30は、データ要求信号Swの送
信後には、一定時間τが経過するまで、若しくは集中管
理コンピュータ21側から前述のように送信される返信
データ信号ΔSを受信するまで待機する(ステップB
3、B4)。制御回路30は、返信データ信号ΔSを受
信する前に一定時間τが経過したときには、データ要求
信号Swの送信ステップB2を再実行する。
【0045】一定時間τ内に返信データ信号ΔSを受信
したときには、受信した返信データ信号ΔSをRAMの
メモリ領域M2 〜M16(図5参照)に整理した状態で記
憶し(ステップB5)、メモリ領域M3 に記憶した日付
フラグDFが「1」であるか否かを判断する(ステップ
B6)。
【0046】日付フラグDFが「1」であった場合、つ
まり受信した返信データ信号ΔS中の集計データSD
(合計特賞発生回数データΣT、特賞発生回数データN
T1 〜NT12)が前日のデータであった場合には、メモ
リ領域M1 の記憶内容(表示器17のタイトル表示エリ
ア17bに「前日の特賞」を表示するためのデータ)、
メモリ領域M2 の記憶内容(表示器17の累計表示エリ
ア17aに表示するための合計特賞発生回数データΣ
T)、メモリ領域M4 〜M15の記憶内容(表示器17の
表示ブロックh1 〜h12に表示するための特賞発生回数
データNT1 〜NT12)を読み出し、それらの読み出し
データを表示器17用に設定されたデータバッファに転
送する(ルーチンB7)。
【0047】これにより、表示器17には、「前日の特
賞」の表示と共に、対応するパチンコ遊技機1における
前日の集計データSD、つまり合計特賞発生回数及び午
前10時から午後9時までの1時間単位の営業時間帯毎
の特賞発生回数が表示されるようになる。
【0048】前記ステップB6において日付フラグDF
が「0」であると判断した場合、つまり受信した返信デ
ータ信号ΔS中の集計データSDが前日のデータであっ
た場合には、メモリ領域M0 の記憶内容(表示器17の
タイトル表示エリア17bに「本日の特賞」を表示する
ためのデータ)、メモリ領域M2 の記憶内容(合計特賞
発生回数データΣT)、メモリ領域M4 〜M15の記憶内
容(特賞発生回数データNT1 〜NT12)を読み出し、
それらの読み出しデータを表示器17用に設定されたデ
ータバッファに転送する(ルーチンB8)。
【0049】これにより、表示器17には、「本日の特
賞」の表示と共に、対応するパチンコ遊技機1における
当日の集計データSD、つまり合計特賞発生回数及び午
前10時から午後9時までの1時間単位の営業時間帯毎
の特賞発生回数が表示されるようになる。
【0050】ここで、呼出ランプユニット15の電源投
入は、集中管理コンピュータ21の電源投入と同様にパ
チンコホールの営業開始前に行われるものであるが、こ
の時点では、集中管理コンピュータ21からの返信デー
タ信号ΔSに含まれる日付フラグDFが「1」であるか
ら、パチンコホールの営業開始当初には表示器17に対
し前日の集計データSDが表示されることになる。これ
に対し、パチンコホールの営業開始後において、メモリ
領域M3 に記憶された日付フラグDFが後述のようにし
て「0」に切換えられた状態、つまり表示器17に当日
の集計データSDが表示された状態で、停電或は機器の
補修などに伴い呼出ランプユニット15の電源が一旦遮
断された後に再投入されたときには、表示器17に対し
当日の集計データSDが表示されることになる。
【0051】尚、上述したように時間τ毎にデータ要求
信号Swの送信を行うのは、集中管理コンピュータ21
側ではパチンコホール内の多数の呼出ランプユニット1
5に対し順次返信データ信号ΔSの送信動作を行う関係
上、その送信に要する時間が長引くという事情に対処す
るためである。
【0052】さて、制御回路30は、上記処理ルーチン
B7或はB8の実行後には、図7に示す制御を行なう。
即ち、図7において、ステップB9では、対応するパチ
ンコ遊技機1からの特賞信号Sfの入力状態を判断し、
特賞信号Sfが入力されていた場合には、特賞表示ラン
プ19の動作状態を判断する(ステップB10)。特賞
表示ランプ19が動作されていなかった場合には、特賞
表示ランプ19の点滅動作を開始させると共に、集中管
理コンピュータ21に対し外部信号出力部32を介して
特賞信号Sf′を出力開始し(ステップB11、B1
2)、この後にデータ表示更新処理ルーチンB13を実
行する。
【0053】この処理ルーチンB13は図9に示すよう
な内容となっている。即ち、図9において、メモリ領域
M3 に記憶した日付フラグDFが「1」であるか否かを
判断し(ステップC1)、「1」であった場合、つまり
表示器17に表示された集計データSDが前日のもので
あった場合には、メモリ領域M2 〜M15に記憶された合
計特賞回数データΣT、日付フラグDF及び特賞発生回
数データNT1 〜NT12、時間帯データHnを「0」に
セットし(ステップC2)、この後にステップC3を実
行する。
【0054】従って、このように特賞信号Sfの入力後
に日付フラグDFが「0」に変更される結果、当日にお
いてパチンコ遊技機1で特賞状態が一旦発生した後に
は、表示器17に当日の集計データSDが表示されるこ
とになる。
【0055】上記ステップC3は、日付フラグDFが既
に「0」となっていた場合(表示器17に表示された集
計データSDが当日のものであった場合)にも実行され
るものであり、このステップC3ではメモリ領域M16に
記憶された時間帯データHnを読み込み、この後にメモ
リ更新ルーチンC4へ移行する。
【0056】このルーチンC4では、メモリ領域M4 〜
M15に記憶された特賞発生回数データNT1 〜NT12の
うち、上記読み込み時間帯データHnにより示される時
間帯に対応したメモリ領域に記憶された特賞発生回数デ
ータNTnを「1」だけインクリメントすると共に、メ
モリ領域M2 に記憶された合計特賞発生回数データΣT
も「1」だけインクリメントする。
【0057】この後には、メモリ領域M0 の記憶内容
(表示器17のタイトル表示エリア17bに「本日の特
賞」を表示するためのデータ)、メモリ領域M2 の記憶
内容(合計特賞発生回数データΣT)、メモリ領域M4
〜M15の記憶内容(特賞発生回数データNT1 〜NT1
2)を読み出し、それらの読み出しデータを表示器17
用に設定されたデータバッファに転送し(ルーチンC
5)、この後に図8に示すステップB17へリターンす
る。従って、上記のようなデータ転送が行われる結果、
表示器17の表示が新たなデータに基づいたものに切換
えられる。
【0058】図7に翻って、制御回路30は、対応する
パチンコ遊技機1から特賞信号Sfが入力されていなか
った場合(ステップB9で「NO」)にも、特賞表示ラ
ンプ19の動作状態を判断し(ステップB14)、特賞
表示ランプ19が点滅動作中であった場合には、その特
賞表示ランプ19の点滅動作を停止させると共に、外部
信号出力部32を介した特賞信号Sf′の出力状態を停
止し(ステップB15、B16)、この後に図8に示す
ステップB17へ移行する。
【0059】図8において、制御回路30は、上記ステ
ップB17を、前記ステップB14で「NO」と判断し
た場合、つまり特賞信号Sfの非入力状態で且つ特賞表
示ランプ19が動作停止状態にあった場合にも実行する
ものであり、このステップB17では打止信号Szが入
力中か否かを判断する。
【0060】打止信号Szが入力されていた場合、制御
回路30は、打止表示ランプ20の動作状態を判断し
(ステップB18)、打止表示ランプ20が動作されて
いなかった場合には、打止表示ランプ20の点灯動作を
開始させると共に、パチンコ遊技機1の玉発射機構3に
対し打止信号Sz′を出力開始し(ステップB19、B
20)、この後にステップB24へ移行する。
【0061】制御回路30は、対応するパチンコ遊技機
1から打止信号Szが入力されていなかった場合(ステ
ップB17で「NO」)にも、打止表示ランプ20の動
作状態を判断し(ステップB21)、打止表示ランプ2
0が点灯動作中であった場合には、その打止表示ランプ
20の点灯動作を停止させると共に、玉発射機構3への
打止信号Sz′の出力状態を停止し(ステップB22、
B23)、この後にステップB24へ移行する。
【0062】制御回路30は、上記ステップB24を、
前記ステップB21で「NO」と判断した場合、つまり
打止信号Szの非入力状態で且つ打止表示ランプ20が
動作停止状態にあった場合にも実行するものであり、こ
のステップB24では呼出スイッチ16がオンされてい
るか否かを判断する。
【0063】呼出スイッチ16がオンされていた場合に
は、制御回路30は、呼出ランプ18の動作状態を判断
し(ステップB25)、呼出ランプ18が動作されてい
なかった場合には呼出ランプ18の点灯動作を開始させ
(ステップB26)、この後には、集中管理コンピュー
タ21からの更新指令信号Skの入力状態を判断するス
テップB27を実行する。また、呼出スイッチ16のオ
ン状態で呼出ランプ18が動作されていた場合(ステッ
プB25で「YES」)には、ステップB26をジャン
プして判断ステップB27を実行する。
【0064】制御回路30は、呼出スイッチ16がオン
されていなかった場合(ステップB24で「NO」)に
も、呼出ランプ18の動作状態を判断し(ステップB2
8)、呼出ランプ18が点灯動作中であった場合には、
その呼出ランプ18の点灯動作を停止させるステップB
29を実行した後に、前記判断ステップB27を実行
し、呼出ランプ18が動作停止状態にあった場合には、
ステップB29をジャンプして判断ステップB27を実
行する。
【0065】ここで、判断ステップB27での判断対象
である更新指令信号Skは、現在時刻がパチンコホール
の営業時間帯H1 〜H12(午前10時から午後9時)の
区切り時刻(午前11時から午後8時までの毎正時)に
達する毎に集中管理コンピュータ21側から送信されて
くるものであり、その更新指令信号Skの非入力状態で
は図7に示すステップB9へ戻るが、入力されたときに
はメモリ領域更新処理ルーチン30を実行する。
【0066】この処理ルーチンB30は図10に示すよ
うな内容となっている。即ち、図10において、メモリ
領域M16に記憶された時間帯データHnを次の時間帯デ
ータに変更し(ステップD1)、この後にメモリ領域M
3 に記憶した日付フラグDFが「1」であるか否かを判
断する(ステップD2)。
【0067】日付フラグDFが「0」であった場合(受
信した返信データ信号ΔS中の集計データSDが当日の
データであった場合)には、ステップB9へ戻るが、日
付フラグDFが「1」であった場合(受信した返信デー
タ信号ΔS中の集計データSDが前日のデータであった
場合)には、メモリ領域M16に記憶された時間帯データ
Hnが設定値Hxに達したか否かを判断する(ステップ
D3)。
【0068】このステップD3で「NO」と判断した場
合にはステップB9へ戻るが、「YES」と判断した場
合には、メモリ領域M2 〜M15に記憶された合計特賞回
数データΣT、日付フラグDF、特賞発生回数データN
T1 〜NT12を「0」にセットする(ステップD4)。
【0069】このステップD4の実行後には、メモリ領
域M0 の記憶内容(表示器17のタイトル表示エリア1
7bに「本日の特賞」を表示するためのデータ)、メモ
リ領域M2 の記憶内容(合計特賞発生回数データΣ
T)、メモリ領域M4 〜M15の記憶内容(特賞発生回数
データNT1 〜NT12)を読み出し、それらの読み出し
データを表示器17用に設定されたデータバッファに転
送し(ルーチンD5)、この後にステップB9へ戻る。
【0070】ここで、上記設定値Hxが例えばH2 に設
定されていた場合には、現在時刻が時間帯H2 に達した
とき(つまり午前11時に達したとき)にステップD3
で「YES」と判断されて上記ステップD4が実行され
るものであり、これに応じて表示器17の表示が一旦初
期状態にクリアされると共に、日付フラグDFが「0」
に変更されることになる。
【0071】従って、このようにパチンコホールの営業
開始後に1時間が経過したときに日付フラグDFが
「0」に変更される結果、これ以降は表示器17に当日
の集計データSDが表示されることになる。
【0072】以上のような制御回路30による機能のう
ち、本発明の要旨に関係した部分を要約すると次のよう
になる。
【0073】(1)呼出ランプユニット15の電源が投
入される毎に、対応するパチンコ遊技機1に関する集計
データSD(合計特賞発生回数データΣT、特賞発生回
数データNT1 〜NT12)を含む返信データ信号ΔSを
集中管理コンピュータ21側に要求し、この要求に応じ
て送信されてくる返信データ信号ΔSを、RAMに整理
した状態で記憶する。
【0074】尚、この場合において、集中管理コンピュ
ータ21からは、呼出ランプユニット15の電源投入タ
イミングがパチンコホールの営業開始前であった場合に
は、前日の集計データSD(合計特賞発生回数及び時間
帯毎の特賞発生回数を示すデータΣT及NT1 〜NT12
より成る)を含む返信データ信号ΔSが送信され、呼出
ランプユニット15の電源投入タイミングがパチンコホ
ールの営業開始後であった場合には、集中管理コンピュ
ータ21側で集計記憶した当日の集計データSDを含む
返信データ信号ΔSが送信される。これにより、パチン
コホールの営業時間中に呼出ランプユニット15で停電
が発生した場合でも、制御回路30が有するRAMには
常に正しい返信データ信号ΔSが記憶される。
【0075】(2)このように記憶した返信データ信号
ΔSが前日のものであった場合には、表示器17に対
し、「前日の特賞回数」の表示を行うと共に、記憶した
返信データ信号ΔSに基づいて対応するパチンコ遊技機
1に関わる前日の特賞発生回数を示すデータを表示す
る。具体的には、前日の合計特賞発生回数を表示すると
共に、前日の午前10時から午後9時(パチンコホール
の営業時間帯)までの1時間刻みの時間帯毎の特賞発生
回数をヒストグラム状に表示する。また、上記記憶返信
データ信号ΔSが当日のものであった場合には、表示器
17に対し、「本日の特賞回数」の表示を行うと共に、
記憶した返信データ信号ΔSに基づいて対応するパチン
コ遊技機1に関わる当日の特賞発生回数を示すデータを
上述同様に表示する。
【0076】(3)パチンコホールの営業開始当初に
は、表示器17に対し前日の集計データSDを表示させ
ているが、対応するパチンコ遊技機において一旦特賞状
態が発生した後、若しくは特賞状態が発生することなく
所定時間(本実施例の場合、営業開始後に午前11時に
達するまでの1時間)が経過した後には、表示器17に
よる表示集計データSDを当日のものに切換える。
【0077】(4)対応するパチンコ遊技機1において
特賞状態が発生する毎に、RAMに記憶した返信データ
信号ΔSのうち、当日の合計特賞発生回数を示すデータ
ΣTを「1」だけインクリメントすると共に、各時間帯
毎の特賞発生回数を示すデータNT1 〜NT12のうち、
上記特賞が発生した時間帯に対応したデータを「1」だ
けインクリメントし、このような記憶内容の変更に応じ
て表示器17の表示を最新の特賞発生回数を示す内容に
変更する。尚、パチンコ遊技機1において特賞状態が発
生する毎に、集中管理コンピュータ21へ特賞信号S
f′を送信し、特賞状態の継続期間中は特賞表示ランプ
19を点滅させる。
【0078】従って、上述したような本実施例の構成に
よれば、パチンコ遊技機1における特賞発生回数を、各
パチンコ遊技機1に対応された呼出ランプユニット15
に設けた表示器17に対し自動的に表示できるものであ
り、パチンコ遊技機1で打止状態或は特賞状態が発生す
る毎にプレートの掲示状態を変更する操作を行う必要が
ある従来構成のように、パチンコホール従業員の負担増
を招く虞がなくなるものである。
【0079】しかも、上記のような表示器17に対して
は、1日分或は現在時刻までの間の累計値を示す合計特
賞発生回数が表示されることは勿論、その特賞発生回数
をパチンコホールの1時間単位の営業時間帯毎に区分し
た状態で表示されるから、その表示を、遊技対象のパチ
ンコ遊技機1を選択する上での目安として十分に役立て
得るようになる。
【0080】また、本実施例によれば、上述したような
表示器17による特賞発生回数に関する表示は、当日に
おいてパチンコ遊技機1の特賞状態が最初に発生するま
での間若しくは所定時間が経過するまでの間(つまりパ
チンコホールの営業開始当初)は、前日のデータに基づ
いて行われ、当日においてパチンコ遊技機1の特賞状態
が一旦発生した後若しくは一定時間が経過した後には、
当日のデータに基づいて行われる構成であるから、上記
表示器17による表示内容を、常時において遊技対象の
パチンコ遊技機1の選択の目安とすることができるもの
であり、以て遊技客側の便宜を十分に図り得るようにな
る。
【0081】尚、表示器17に対する表示形態は上記第
1実施例に限定されるものではなく、例えば本発明の第
2実施例を示す図15のような構成としても良いもので
あり、以下これについて前記第1実施例と異なる部分の
み説明する。
【0082】即ち、図15において、表示器17′に
は、第1実施例と同様の累計表示エリア17a、タイト
ル表示エリア17b、座標軸17cの他に、この座標軸
により示される各時間帯内に特賞発生タイミングを棒線
にて表示するためのデータ表示エリア17eが設定され
ている。
【0083】このような表示器17′による表示を行う
ために、集中管理コンピュータ21側では、特賞発生時
刻を例えば10分単位で特定可能な時刻データを含む返
信データ信号ΔSを呼出ランプユニット15に送信する
ように構成される。また、呼出ランプユニット15側の
制御回路30は、上記返信データ信号ΔSに対処するた
めに、RAMに設定するメモリ領域(第1実施例では図
5に示したメモリ領域M4 〜M15)をさらに多数設定
し、そのメモリ領域の記憶内容に基づいて表示器17′
の表示制御を第1実施例と同様の形態で行う。
【0084】従って、このような構成の本実施例によれ
ば、表示器17′には、特賞発生回数がその発生タイミ
ングと共にきめ細かく表示されることになり、遊技客が
遊技対象のパチンコ遊技機1を選択する上での目安がさ
らに充実したものとなる。
【0085】尚、上記した各実施例では、パチンコ遊技
機1の特賞発生回数を表示するようにしたが、パチンコ
遊技機1の打止発生回数を同様に表示する構成としても
良いものである。
【0086】
【発明の効果】以上の説明によって明らかなように、請
求項1に記載のパチンコホール用表示装置では、パチン
コホールの営業時間帯を示す座標軸を備えた表示器をパ
チンコ遊技機と1対1で対応させた状態で設けると共
に、パチンコ遊技機における打止状態の発生回数及び特
賞状態の発生回数の少なくとも一方を示す発生回数デー
タを発生時刻データと関連付けて集計するための集計手
段を設けた上で、上記集計手段により集計された発生回
数データにより示される打止状態の発生回数或は特賞状
態の発生回数を、前記表示器に対して、その発生時刻毎
に前記座標軸に対応した複数の営業時間帯毎に区分して
表示させると共に、その表示制御時に、当日においてパ
チンコ遊技機の打止状態或は特賞状態が最初に発生する
までの間は前日以前の発生回数データに基づいた表示を
行うと共に、当日においてパチンコ遊技機の打止状態或
は特賞状態が発生した後には当日の発生回数データに基
づいた表示を行う構成としたので、パチンコ遊技機にお
ける所定の時間帯毎の打止状態或は特賞状態の発生回数
が各パチンコ遊技機毎に自動的に表示されることにな
り、これにて遊技客側の便宜をパチンコホール従業員の
負担増を招くことなく図り得るようになると共に、上記
表示内容を常時において遊技対象のパチンコ遊技機の選
択の目安として十分に機能させることができて遊技客側
の利便性を向上させ得るようになる。
【0087】請求項2に記載のパチンコホール用表示装
置では、パチンコホールの営業時間帯を示す座標軸を備
えた表示器をパチンコ遊技機と1対1で対応させた状態
で設けると共に、パチンコ遊技機における打止状態の発
生回数及び特賞状態の発生回数の少なくとも一方を示す
発生回数データを発生時刻データと関連付けて集計する
ための集計手段を設けた上で、上記集計手段により集計
された発生回数データにより示される打止状態の発生回
数或は特賞状態の発生回数を、前記表示器に対して、そ
の発生時刻毎に前記座標軸に対応した複数の営業時間帯
毎に区分して表示させると共に、その表示制御時に、パ
チンコホールの営業開始後に所定時間が経過するまでの
間は前日以前の発生回数データに基づいた表示を行う共
に、所定時間経過後には当日の発生回数データに基づい
た表示を行う構成としたので、パチンコ遊技機における
所定の時間帯毎の打止状態或は特賞状態の発生回数が各
パチンコ遊技機毎に自動的に表示されることになり、こ
れにて遊技客側の便宜をパチンコホール従業員の負担増
を招くことなく図り得るようになると共に、上記表示内
容を常時において遊技対象のパチンコ遊技機の選択の目
安として十分に機能させることができて遊技客側の利便
性を向上させ得るようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例における表示器及び関連構
成を実体的に示す図
【図2】表示器を含む呼出ランプユニットの斜視図
【図3】表示器の表示例を示す正面図
【図4】呼出ランプユニットの電気的構成を示す機能ブ
ロック
【図5】呼出ランプユニットの制御回路に設定されたメ
モリ領域の内容を示す図
【図6】呼出ランプユニットの制御回路による制御内容
を示すフローチャートその1
【図7】呼出ランプユニットの制御回路による制御内容
を示すフローチャートその2
【図8】呼出ランプユニットの制御回路による制御内容
を示すフローチャートその3
【図9】呼出ランプユニットの制御回路による制御内容
を示すフローチャートその4
【図10】呼出ランプユニットの制御回路による制御内
容を示すフローチャートその5
【図11】呼出ランプユニット及びパチンコホール用集
中管理コンピュータ間で授受される信号の内容を摸式的
に示す図
【図12】パチンコホール用集中管理コンピュータの電
気的構成の概略を示す機能ブロック図
【図13】集中管理コンピュータにおける集計データ記
憶部分のテーブルを示す図
【図14】集中管理コンピュータの制御内容の要部を示
すフローチャート
【図15】本発明の第2実施例を示す図3相当図
【符号の説明】
図面中、1はパチンコ遊技機、15は呼出ランプユニッ
ト、16は呼出スイッチ、17、17′は表示器、17
aは累計表示エリア、17bはタイトル表示エリア、1
7は座標軸、17d、17eはデータ表示エリア、18
は呼出ランプ、19は特賞表示ランプ、20は打止表示
ランプ、21は集中管理コンピュータ(集計手段)、3
0は制御回路(表示制御手段)を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A63F 7/02

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パチンコホール内のパチンコ遊技機と1
    対1で対応して設けられ、当該パチンコホールの営業時
    間帯を示す座標軸を備えた表示器と、 パチンコ遊技機における打止状態の発生回数及び特賞状
    態の発生回数の少なくとも一方を示す発生回数データを
    その打止状態或は特賞状態の発生時刻データと関連付け
    て集計するための集計手段と、 この集計手段により集計された発生回数データにより示
    される前記打止状態或は特賞状態の発生回数を、前記表
    示器に対して上記発生回数データに関連づけられた発生
    時刻データに基づいて複数の営業時間帯毎に区分した状
    態で表示させるために設けられ、当日においてパチンコ
    遊技機の打止状態或は特賞状態が最初に発生するまでの
    間は前日以前の発生回数データに基づいた表示を行うと
    共に、当日においてパチンコ遊技機の打止状態或は特賞
    状態が発生した後には当日の発生回数データに基づいた
    表示を行う表示制御手段とを備えたことを特徴とするパ
    チンコホール用表示装置。
  2. 【請求項2】 パチンコホール内のパチンコ遊技機と1
    対1で対応して設けられ、当該パチンコホールの営業時
    間帯を示す座標軸を備えた表示器と、 パチンコ遊技機における打止状態の発生回数及び特賞状
    態の発生回数の少なくとも一方を示す発生回数データを
    その打止状態或は特賞状態の発生時刻データと関連付け
    て集計するための集計手段と、 この集計手段により集計された発生回数データにより示
    される前記打止状態或は特賞状態の発生回数を、前記表
    示器に対して上記発生回数データに関連づけられた発生
    時刻データに基づいて複数の営業時間帯毎に区分した状
    態で表示させるために設けられ、パチンコホールの営業
    開始後に所定時間が経過するまでの間は前日以前の発生
    回数データに基づいた表示を行う共に、所定時間経過後
    には当日の発生回数データに基づいた表示を行う表示制
    御手段とを備えたことを特徴とする パチンコホール用表
    示装置。
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