JP3102761B2 - 移動通信の圏外待ち受け方法 - Google Patents
移動通信の圏外待ち受け方法Info
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- Y02D30/70—Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks
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Description
方法に係り、とくに移動局が、該移動局の加入している
ホーム事業者移動通信網と、事業者は異なるがローミン
グを許可されているローム事業者移動通信網の双方で使
用可能な移動通信の圏外待ち受け方法に関する。
接続を標準規格(財団法人 電波システム開発センター
発行、「デジタル方式自動車電話システム 標準規格
RCRSTD−27 平成3年4月30日策定、及びこ
れのA〜Dの各改訂版参照)に従い説明すると次のよう
になされる。移動通信には多数の受信キャリア周波数が
割当られており、多くの受信キャリアは3チャネル多重
TDMA方式の場合、受信フレームのスロット2と5の
組が、移動局が基地局から各種制御情報を受け取る制御
チャネルを形成する。受信フレームのスロット2と5の
組が制御チャネルとされる主な受信キャリアの周波数を
とまり木周波数といい、電源投入時や圏外の場合に、待
ち受け制御チャネルを探す手掛かりとするため移動局の
メモリに記憶してある。とまり木周波数での受信フレー
ムのスロット2と5の組をとまり木チャネルという。移
動局は電源投入後、とまり木チャネルスキャンと待ち受
けチャネル選択動作を行って待ち受け制御チャネルを捕
捉し、待ち受け状態となる(待ち受け遷移)。まず、移
動通信網に対し、各とまり木周波数に順に同調させなが
ら受信レベルが規定値以上のとまり木チャネルを探し
(とまり木チャネルスキャン)、次に、受信レベルの高
い順に、とまり木チャネルへの同調、待ち受け起動条件
の成立の可否判定を行い(起動条件については後述す
る)、待ち受け起動条件が全て成立したときのとまり木
チャネル(または制御情報で他の制御チャネルが指定さ
れているときは該他の制御チャネル)を待ち受け制御チ
ャネルとする(待ち受けチャネル選択動作)。そして、
必要であれば移動通信網に対し位置登録を要求する。移
動通信網から待ち受け制御チャネルの内、ページングチ
ャネル(一斉呼び出しチャネル)PCHを通じて着呼が
あると応答し、シングルセルチャネル(個別セル用チャ
ネル)SCCHで指定されたトラフィックチャネル(情
報チャネル)TCHに切り換え、呼び出し音を発する。
オフフックで通話路が設定される(着呼)。待ち受け状
態にある移動局でオフフックされると、SCCHの空き
を確認後、発呼要求をし、応答があればSCCHで指定
されたTCHに切り換え、ダイヤル信号を送信後、通話
路が設定される(発呼)。通話中に、移動局または基地
局(網側)でオンフックされるか、受信レベルが所定の
規定値以下に下がると、終話処理をして元の待ち受け制
御チャネルで待ち受ける(終話)。
信レベルが待ち受け劣化レベルを下回り、周辺ゾーンの
基地局からの受信レベルも待ち受け許可レベル以下にな
ると、移動通信網の圏外に出たとして、移動局は新たな
待ち受け制御チャネルの捕捉を行う(圏外待ち受け)。
具体的には、まず、メモリに記憶されたとまり木周波数
をスキャンし、受信レベルが規定値以上のとまり木チャ
ネルと受信レベルを対応付け、選択用チャネルとして記
憶する(とまり木チャネルスキャン)。次に、今回、メ
モリに記憶した選択用チャネルに、受信レベルの高い順
に同調させながら、同調、同期確立、誤り検出/訂正、
受信レベル検出、ブロードキャストチャネル(報知情報
チャネル)BCCHの受信をする。そして、OSI(Op
en Systems Interconnection)の7階層モデルで見た移
動局−基地局間の無線区間信号方式の物理層であるレイ
ヤ1(電磁波を物理的伝送媒体とする通信回路を用いて
ビット列の伝送を保証するレイヤであり、フレームとス
ーパーフレームの同期確立、カラーコード検出及びスク
ランブラの起動、誤り検出/訂正等を行う)が正常に働
いているか、BCCHの受信が完了したか、受信レベル
が待ち受け許可レベルより大きくなったかチエックし
(以上、待ち受け起動条件)、全て成立したとまり木チ
ャネルがあれば、これを待ち受け制御チャネルとして待
ち受け状態に入る(BCCHの制御チャネル構造情報で
定まる待ち受け制御チャネルが異なる場合は切り換え
る)。若し、今回、メモリに記憶した全ての選択用チャ
ネルにつき、レイヤ1が正常に働かないか、受信レベル
が待ち受け許可レベル以下となった場合、とまり木チャ
ネルスキャンに戻る。このようにして、待ち受け状態で
は移動通信網の内、受信レベルの最も高い最寄りの基地
局から送信された待ち受け制御チャネルをキャッチで
き、基地局との通信を小電力で実行可能となる(待ち受
け制御チャネルのBCCHにて待ち受け許可レベル、移
動通信網の識別情報、位置登録エリア番号、制御チャネ
ル構造情報、規制情報等を受信し、PCHにて着呼信号
を受信する)。
直接加入契約をしていない任意の他の事業者移動通信網
での使用(ローミング、当該他の事業者移動通信網をロ
ーム事業者移動通信網という)を許可されている場合、
圏外になったときに、ホーム事業者移動通信網とローム
事業者移動通信網のいずれを捕捉できるか判らないの
で、ホーム事業者移動通信網で待ち受けるべき制御チャ
ネルの捕捉動作とローム事業者移動通信網で待ち受ける
べき制御チャネルの捕捉動作の両方をしなければならな
い。このとき、図9に示す如く、必ず、ホーム事業者移
動通信網での捕捉動作を優先して行うこととすると、ユ
ーザがローム事業者移動通信網のサービスエリア内に居
てローム事業者移動通信網で待ち受け中に電波障害が起
きて圏外となったあと、直ぐに回復したとしても、ホー
ム事業者移動通信網での制御チャネルの捕捉動作を先に
実行してからローム事業者移動通信網で待ち受けるべき
制御チャネルの捕捉動作を実行するので、圏外状態から
待ち受け状態に遷移するまでに要する時間が非常に長く
なり、電話を掛けられるようになるまでユーザが長く待
たされてしまう問題があった。本発明は上記した従来技
術の問題に鑑み、圏外状態から待ち受け状態への遷移時
間を短くした移動通信の圏外待ち受け方法を提供するこ
とを、その目的とする。
待ち受け方法では、移動局が、該移動局の加入している
ホーム事業者移動通信網と、ローミングを許可されてい
るローム事業者移動通信網のいずれでも使用な移動通信
において、移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内
でホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通信網の
いずれで待ち受けているか登録しておき、その後、移動
局が圏外状態となったとき、ホーム事業者移動通信網で
待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者
移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を
切り換えて実行し、この際、ホーム事業者移動通信網と
ローム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側
の移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作
を優先して実行するようにし、制御チャネルの捕捉がで
きたとき、待ち受け状態に移行するようにしたこと、を
特徴としている。
では、移動局が、該移動局の加入しているホーム事業者
移動通信網と、ローミングを許可されているローム事業
者移動通信網のいずれでも使用な移動通信において、移
動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内でホーム事業
者移動通信網とローム事業者移動通信網のいずれで待ち
受けているか登録しておき、その後、移動局が圏外状態
となったとき、ホーム事業者移動通信網で待ち受けるべ
き制御チャネルの捕捉動作とローム事業者移動通信網で
待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を切り換えて実
行し、この際、ホーム事業者移動通信網とローム事業者
移動通信網の内、直前に待ち受けていた側の移動通信網
で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を高頻度でか
つ優先して実行するようにし、制御チャネルの捕捉がで
きたとき、待ち受け状態に移行するようにしたこと、を
特徴としている。
ば、移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内でホー
ム事業者移動通信網とローム事業者移動通信網のいずれ
で待ち受けているか登録しておき、その後、移動局が圏
外状態となったとき、ホーム事業者移動通信網で待ち受
けるべき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者移動通
信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を切り換
えて実行し、この際、ホーム事業者移動通信網とローム
事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側の移動
通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を優先
して実行するようにし、制御チャネルの捕捉ができたと
き、待ち受け状態に移行する。電波障害などで圏外状態
となったとき、ユーザはホーム事業者移動通信網とロー
ム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側に居
ると考えられるが、この直前に待ち受けていた側の移動
通信網の制御チャネルの捕捉動作が優先して先に実行さ
れるので、電波障害が短時間で回復する場合には、圏外
状態から待ち受け状態への遷移時間を短時間で済ますこ
とができ、ユーザがホーム事業者移動通信網とローム事
業者移動通信網のいずれにあっても、電話を掛けられる
ようになるまで長く待たされることはない。また、ユー
ザが直前に待ち受けていたのとは逆の側の事業者の移動
通信網に移った場合でも、確実に該事業者移動通信網の
制御チャネルの捕捉動作を行える。
によれば、移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内
でホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通信網の
いずれで待ち受けているか登録しておき、その後、移動
局が圏外状態となったとき、ホーム事業者移動通信網で
待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者
移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を
切り換えて実行し、この際、ホーム事業者移動通信網と
ローム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側
の移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作
を高頻度でかつ優先して実行する。これにより、直前に
待ち受けていた側の移動通信網の制御チャネルの捕捉動
作が優先して先に実行されるので、電波障害が短時間で
回復するとき、圏外状態から待ち受け状態への遷移時間
を短時間で済ますことができ、ユーザがホーム事業者移
動通信網とローム事業者移動通信網のいずれにあって
も、電話を掛けられるようになるまで長く待たされるこ
とはない。また、電波障害が或る程度持続したとして
も、直前に待ち受けていた側の移動通信網の制御チャネ
ルの捕捉動作が高頻度でなされるので、電波障害が回復
したあと先に、直前に待ち受けていた側の移動通信網の
制御チャネルの捕捉動作がなされる確率が高く、待ち受
け状態への移行を速やかに行うことができる。また、ユ
ーザが直前に待ち受けていたのとは逆の側の事業者の移
動通信網に移った場合でも、確実に該事業者移動通信網
の制御チャネルの捕捉動作を行える。
した移動局(携帯電話)の構成を示すブロック図であ
る。ここでは、移動局は、該移動局の加入しているホー
ム事業者移動通信網(以下、ホーム網という)と、ロー
ミングを許可されているローム事業者移動通信網(以
下、ローム網という)のいずれでも使用可能とする。1
は電源キー、オフフックキー、ダイヤルキー等の各種キ
ーを備えるとともに、圏外表示、受信レベル表示、ダイ
ヤル表示、電池切れ表示等の各種表示を行う表示器を備
えた操作/表示部、2はマイク、3はスピーカ、4は音
声符号化/復号化器(CODEC)、5はアンテナ、6
は無線ユニット(RFU)であり、送受共用器6A、ア
ンテナ受波信号の増幅、周波数変換、IF増幅をする受
信回路6B、復調器(π/4シフトQPSK復調器)6
C、変調器(π/4シフトQPSK変調器)6D、変調
器出力の周波数変換と電力増幅をする送信回路6E、周
波数変換などのための局部発振信号を出力する周波数シ
ンセサイザ6Fを含む。間歇受信を行うとき、後述する
コントローラの制御で無線ユニット6の送信系回路(変
調器6Dと送信回路6E)を除く各回路の電源が間歇的
にオンされる。送信系回路の電源は送信が必要な場合だ
けオンされる。受信回路6Bには受信レベル検出器(図
示せず)も内蔵されている。
路)であり、送信用の制御チャネルデータや音声データ
等の情報データと同期ワード等を組合わせ、TDMAフ
レーム内の所定のタイムスロットに収めて変調器6Dに
バースト出力したり、復調器6Cから入力したTDMA
フレームから必要なタイムスロットを抜き出し、フレー
ム同期、スーパーフレーム同期を取るとともに、カラー
コード検出とスクランブラの起動、誤り検出/訂正等を
行い、制御チャネルデータと音声データの別に出力す
る。このTDMA回路7は受信したスロットに対するフ
レームとスーパーフレームの同期検出機能、誤り検出/
訂正が正常か否かの検出機能も有している。8はマイク
ロコンピュータで構成されたコントローラであり、内蔵
メモリに記憶されたプログラム,自身の機種番号、ホー
ム網とローム網の各々のとまり木チャネル周波数、ホー
ム網とローム網を識別する情報などを用いて、移動局の
各部の制御と各種判断処理をすることで、電源キーの操
作に従う電源投入、ホーム網とローム網に対する圏外待
ち受け、待ち受け制御チャネル捕捉後の通常の待ち受
け、着呼、オフフックキーとダイヤルキー操作に伴う発
呼、終話等の制御処理を、基地局との間で各種制御情報
を授受しながら実行する。
とき、コントローラ8はホーム網とローム網の内、直前
に待ち受けをしていた側を優先して待ち受けすべき制御
チャネルの捕捉動作制御をする。すなわち、直前にホー
ム網で待ち受けしていた場合、図2(1)に示す如く、
TY 秒の休止期間をとりながら、無線ユニット6(送信
系回路を除く)の電源を間歇的にオンし、各オン期間中
に、ホーム網の待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動
作、ローム網の待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動作
の順に1回ずつ交互に切り換えて行わせる。逆に直前に
ローム網で待ち受けしていた場合、図2(2)に示す如
く、TY 秒の休止期間をとりながら、無線ユニット6
(送信系回路を除く)の電源を間歇的にオンし、各オン
期間中に、ローム網の待ち受けすべき制御チャネルの捕
捉動作、ホーム網の待ち受けすべき制御チャネルの捕捉
動作の順に1回ずつ交互に切り換えて行わせる。圏外と
なったとき、ユーザはホーム網とローム網の内、直前に
待ち受けしていた側に居ると考えられるので、電波障害
が短時間で回復する場合、直前に待ち受けしていた側を
優先して制御チャネルの捕捉動作を行うことで短時間で
元の待ち受け状態に移行することができる。
処理を示すフローチャート、図4は圏外待ち受け処理を
示すフローチャート、図5は圏外待ち受け動作の説明図
であり、以下、これらの図を参照して本実施例の圏外待
ち受け動作を説明する。なお、ここでは、ホーム網の周
波数帯とローム網の周波数帯は異なり、また、サービス
エリアも異なっているものとする(図5参照。同図中の
符号Z1 、Z2は移動局を示す)。また、移動局はホー
ム網とローム網のいずれでも使用が許可されているもの
とし、TY =2秒とする。最新に待ち受けた移動通信網
がホーム網とローム網のいずれであるかをコントローラ
8が内蔵メモリに登録するラスト網データをLNとす
る。
ラ8は無線ユニット6(送信系回路を除く)、TDMA
回路7など、各部の電源をオンし(ステップS1)、便
宜的にLNをホーム網とする(ステップS2)。次に、
ホーム網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作制御
をする(ステップS3)。具体的には、無線ユニット6
に対し受信同調制御をし、内蔵メモリに記憶されたホー
ム網のとまり木周波数をスキャンし、受信レベルが規定
値以上のとまり木チャネルとその受信レベルを対応付
け、選択用チャネルとして記憶する(とまり木チャネル
スキャン)。次に、今回の選択用チャネルに対し、受信
レベルの高い順に同調させながら、TDMA回路7でフ
レームとスーパーフレームの同期確立、スクランブラの
起動、誤り検出/訂正を行い、制御チャネルデータを出
力させる。そして、(1)TDMA回路7で、同期が検
出されており、誤り検出/訂正も正常になされており
(レイヤ1が正常に働いていること)、(2)制御チャ
ネル中のBCCHの各情報(待ち受け許可レベル、移動
通信網の識別情報、位置登録エリア番号、制御チャネル
構造情報、規制情報等)が正しく受信できており、
(3)受信レベルがBCCHで定められた待ち受け許可
レベルより大きく、(4)BCCHの移動通信網の識別
情報が、内蔵メモリに記憶されたホーム網の識別情報と
一致している、等の待ち受け起動条件が全て成立するか
チェックする(ステップS4)。移動局がホーム網の電
波の届く場所にあり、待ち受け起動条件が全て成立する
とき、LNを再度、ホーム網としたあと今回のとまり木
チャネルをホーム網で待ち受けすべき制御チャネルとし
て待ち受け状態に入る(ステップS5、S6)。なお、
この際、BCCHで他の制御チャネルへの移行が指示さ
れているときは、待ち受けすべき制御チャネルとして当
該他の制御チャネルに移行し、待ち受け状態に入る。待
ち受け中、ホーム網との間で発呼や着呼などの事象が発
生すれば、コントローラ8は各部に対し所定の発呼制
御、着呼制御等、事象に応じた制御を行う。
て、ローム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動作
をする(ステップS7)。この捕捉動作は、ホーム網の
場合とほぼ同じであるが、最初にローム網のとまり木チ
ャネルスキャンをする点と、(1)〜(4)の待ち受け
起動条件中の(4)を、(4)´BCCHの移動通信網
の識別情報が、内蔵メモリに記憶されたローム網の識別
情報と一致している、に代える点だけ相違する。このあ
と、コントローラ8はローム網について、待ち受け起動
条件が全て成立するかチェックする(ステップS8)。
移動局がローム網の電波の届く場所にあり、待ち受け起
動条件が全て成立すれば、LNをローム網としたあと待
ち受け状態に移行する。
参照)、電波の受信状況が悪化し、在圏ゾーンの基地局
からの受信レベルが待ち受け劣化レベルを下回り、周辺
ゾーンの基地局からの受信レベルも待ち受け許可レベル
以下になると、図4の圏外待ち受け処理に進む。ここで
はまず、TY =2秒の間だけ無線ユニット6の受信系回
路(受信回路6B、復調器6C)の電源をオフし(送信
系回路は電源オフ状態のまま)、また、TDMA回路7
を低消費電力モードであるスタンバイモードとして休止
する(ステップS11)。そして、LNがホーム網とな
っているので、ステップS12で直前に待ち受けていた
のはホーム網と判断し、図3のステップS3に戻り、無
線ユニット6の送信系回路を除く各部に電源を供給さ
せ、TDMA回路7のスタンバイモードを解除し、ホー
ム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動作をする。
捕捉できなければ、ステップS4でNOと判断し、続い
て、ローム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動作
をする(ステップS7)。ここでも捕捉できなければ、
ステップS8でNOと判断し、図4のフローに戻り、以
下、同様にして、ホーム網またはローム網にて制御チャ
ネルが捕捉できるまで、2秒の休止期間にて間歇受信し
ながら、ホーム網とローム網で待ち受けすべき制御チャ
ネルの捕捉動作を間歇的に交互に切り換えて実行する
(図2(1)参照)。このように、直前にホーム網で待
ち受けていた状態で圏外となったときは、ホーム網を優
先して制御チャネルの捕捉動作がされる。
(LN=ローム網、図5のZ2 参照)、電波の受信状況
が悪化し、圏外待ち受け処理に進んだときは、まず、T
Y =2秒だけ休止し(ステップS11)、ステップS1
2で直前に待ち受けていたのはホーム網と判断し、ステ
ップS13に進んで、無線ユニット6の送信系回路を除
く各部に電源を供給させ、ローム網で待ち受けすべき制
御チャネルの捕捉動作をする。捕捉できなければ、ステ
ップS14でNOと判断し、続いて、ホーム網で待ち受
けすべき制御チャネルの捕捉動作をする(ステップS1
5)。ここでも捕捉できなければ、ステップS16でN
Oと判断し、ステップS11に戻り、以下、同様にし
て、ローム網またはホーム網にて制御チャネルが捕捉で
きるまで、2秒の休止期間にて間歇受信しながら、ロー
ム網とホーム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕捉動
作を間歇的に交互に切り換えて実行する(図2(2)参
照)。このように、直前にローム網で待ち受けていた状
態で圏外となったときは、ローム網を優先して制御チャ
ネルの捕捉動作がされる。
(直前にホーム網で待ち受け) 直前にホーム網で待ち受けていた状態で圏外となったあ
と、受信状態が直ぐに回復したとき、ローム網に比べて
ホーム網の捕捉動作が先になされるので、直ぐに図3の
ステップS3の処理でホーム網の制御チャネルが捕捉さ
れる。待ち受け条件が全て成立すれば、ホーム網での待
ち受け状態に移行する(ステップS4〜S6。図2
(1)の矢印EA 参照)。このように、ホーム網を優先
して捕捉動作をすることで、速やかに待ち受け状態に移
行でき、ユーザにとって利便性が高い。なお、圏外待ち
受け中にローム網のサービスエリアに入り、ローム網の
電波だけ届く所に来た場合(図5のZ2 参照)、ステッ
プS7でローム網で待ち受けるべき制御チャネルが捕捉
されるため、ローミング機能を生かした通信が可能とな
る。
(直前にローム網で待ち受け) 直前にローム網で待ち受けていた状態で圏外となったあ
と、受信状態が直ぐに回復したとき、ホーム網に比べて
ローム網の捕捉動作が先になされるので、直ぐに図4の
ステップS13の処理でローム網の制御チャネルが捕捉
される。待ち受け起動条件が成立すれば、ローム網での
待ち受け状態に移行する(ステップS14、S9、S1
0。図2(2)の矢印EB 参照)。このように、ローム
網を優先して捕捉動作をすることで、速やかに待ち受け
状態に移行でき、ユーザにとって利便性が高い。なお、
圏外待ち受け中にホーム網のサービスエリアに入り、ホ
ーム網の電波だけ届く所に来た場合(図5のZ1 参
照)、ステップS15でホーム網で待ち受けるべき制御
チャネルが捕捉される。待ち受け起動条件が成立すれ
ば、ホーム網での待ち受け状態に移行する(ステップS
16、S5、S6)。これにより、ホーム網での通信が
可能となる。
態にあるとき、移動局内でホーム網とローム網のいずれ
で待ち受けているか登録し、その後、移動局が圏外状態
となったとき、移動局の無線ユニット6の受信系回路の
電源を間歇的にオンしながら、ホーム網で待ち受けるべ
き制御チャネルの捕捉動作とローム網で待ち受けるべき
制御チャネルの捕捉動作を間歇的にかつ交互に切り換え
て実行し、この際、圏外となる直前に待ち受けていた移
動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作は、
反対の網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作より
優先して先に行うようにしたので、電波障害などで圏外
状態となったとき、ユーザはホーム事業者移動通信網と
ローム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側
に居ると考えられるが、この直前に待ち受けていた側の
移動通信網の制御チャネルの捕捉動作が優先して先に実
行されるので、電波障害が短時間で回復する場合には、
圏外状態から待ち受け状態への遷移時間を短時間で済ま
すことができ、ユーザがホーム事業者移動通信網とロー
ム事業者移動通信網のいずれにあっても、電話を掛けら
れるようになるまで長く待たされることはない。また、
ユーザが直前に待ち受けていたのとは逆の側の事業者の
移動通信網に移った場合でも、確実に該事業者移動通信
網の制御チャネルの捕捉動作を行える。
図6〜図8を参照して説明する。図6はコントローラ8
による電源投入時の処理を示すフローチャート、図7は
コントローラ8による圏外待ち受け処理のフローチャー
ト、図8は圏外待ち受け時のタイムスケジュールを示す
説明図である。図1〜図5の第1実施例は、圏外状態で
間歇受信する際、直前に待ち受けていた側の移動通信網
と、逆の移動通信網とを交互に切り換えて制御チャネル
の捕捉動作をするようにしたが、この第2実施例では、
圏外状態となる直前に待ち受けをしていた網を登録して
おき、直前に待ち受けていた側の移動通信網と、逆の移
動通信網とを切り換えて制御チャネルの捕捉動作をする
際、まず、直前に待ち受けていた側の移動通信網を先に
行うとともに、間歇受信に連動して直前に待ち受けをし
ていた網の側は毎回待ち受けすべき制御チャネルの捕捉
動作を行い、反対の側の網はn回に1回の頻度で待ち受
けするようにしてある。これは、電波障害が持続した場
合でも、圏外状態となる直前に待ち受けをしていた移動
通信網を優先して高い頻度で捕捉動作をすることで、待
ち受け状態への遷移時間をいつも短くて済むようにする
ためである。
でも、ホーム網とローム網のサービスエリアは離れてい
るものとする。また、TY =2秒、n=4とする。ま
た、ステータスフラグAFは、待ち受けるべき制御チャ
ネルの捕捉動作をホーム網だけ対象として行うとき0と
され(固定モード)、ホーム網とローム網の両者を対象
として行うときに1とされる(可変モード)。電源投入時 図6において、電源キーの押圧でコントローラ8は無線
ユニット6の送信系回路を除く各部に電源を供給させ、
AFを1の可変モード、LNをホーム網とし(S21〜
S23)、ホーム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕
捉動作をし、(1)〜(4)の待ち受け起動条件が全て
成立すれば、LNを再度ホーム網としたあと待ち受け状
態に移行する(ステップS24〜S27)。若し、ステ
ップS25でNOとなれば、続いて、ローム網で待ち受
けすべき制御チャネルの捕捉動作をし、(1)〜
(3),(4)´の待ち受け起動条件が全て成立すれ
ば、LNをローム網としたあと待ち受け状態に移行する
(ステップS28〜S32)。
図5のZ1 参照)、電波の受信状況が悪化し、在圏ゾー
ンの基地局からの受信レベルが待ち受け劣化レベルを下
回り、周辺ゾーンの基地局からの受信レベルも待ち受け
許可レベル以下になると、図7の圏外待ち受け処理に進
む。最初、AF=1なので0の固定モードとし、Cをク
リアして0としたあと、TY =2秒の間だけ無線ユニッ
ト6の受信系回路の電源をオフし(送信系回路はオフの
ままとする)、TDMA回路7をスタンバイモードとす
る(ステップS33〜S36)。そして、最初はカウン
タの計数値Cが(n−1)より小さいのでステップS3
8へ進み、LNの状態をチェックする。ここではLNが
ホーム網となっているので、図6のステップS24に戻
り、無線ユニット6の送信系回路を除く各部に電源を供
給させ、ホーム網で待ち受けすべき制御チャネルの捕捉
動作をする。捕捉できなければ、ステップS25、S2
8、S33を経て、Cを+1する(ステップS39)。
以下、同様にして、ホーム網で待ち受けすべき制御チャ
ネルが捕捉できるか、Cが(n−1)となるまで間歇受
信によりホーム網での制御チャネルの捕捉動作を間歇的
に繰り返す。C=(n−1)となったとき、ステップS
37でNOとなるので、AFを1の可変モードに変更し
てステップS24に進み(ステップS40)、今度は、
ホーム網の制御チャネルの捕捉動作に続き、ローム網の
制御チャネルの捕捉動作を行う。いずれでも捕捉できな
ければ、AF=0に戻すとともにCをクリアし(ステッ
プS25、S28〜S30、S33〜S35)、再び、
間歇受信しながら(n−1)回、ホーム網だけを対象に
制御チャネルの捕捉動作を行う(図8(1)参照)。こ
のように、直前にホーム網で待ち受けていた状態で圏外
となったときは、ホーム網が優先して先に制御チャネル
の捕捉動作がされるとともに、ロームより高頻度で捕捉
動作がされる。
(LN=ローム網、AF=1、図5のZ2 参照)、電波
の受信状況が悪化し、圏外待ち受け処理に進んだとき
は、間歇受信しながら(n−1)回、ローム網だけを対
象に制御チャネルの捕捉動作を行い(図7のステップS
33〜S38、図6のステップS29、S30、S3
3、S39、S36〜S38)、C=(n−1)となっ
たとき、ステップS37でNOとなるので、AFを1の
可変モードに変更して図6のステップS24に進み、今
度は、ホーム網の制御チャネルの捕捉動作と、ローム網
の制御チャネルの捕捉動作を行う。いずれでも捕捉でき
なければ、AF=0に戻すとともにCをクリアし(ステ
ップS25、S28〜S30、S33〜S35)、再
び、間歇受信しながら(n−1)回、ローム網だけを対
象に制御チャネルの捕捉動作を行う。このように、直前
にローム網で待ち受けていた状態で圏外となったとき
は、ローム網が優先して先に制御チャネルの捕捉動作が
されるとともに、ホームより高頻度で捕捉動作がされ
る。
(直前にホーム網で待ち受け) 直前にホーム網で待ち受けていた状態で圏外となったあ
と、受信状態が直ぐに回復したとき、第1実施例と同様
にローム網に比べてホーム網の捕捉動作が先になされる
ので、直ぐに図6のステップS24の処理でホーム網の
制御チャネルが捕捉される。待ち受け条件が全て成立す
れば、ホーム網での待ち受け状態に移行する(ステップ
S25〜S27。図8(1)の矢印FA 参照)。また、
受信状態が直ぐに回復しなくても、ローム網に比べてホ
ーム網の捕捉動作頻度が高いので、ステップS24のホ
ーム網で待ち受けるべき制御チャネルが捕捉される確率
が高い。よって、直ぐにホーム網の制御チャネルが捕捉
されて、待ち受け条件が全て成立すれば、ホーム網での
待ち受け状態に移行する。なお、圏外待ち受け中にロー
ム網のサービスエリアに入り、ローム網の電波だけ届く
所に来た場合(図5のZ2 参照)、図6のステップS2
9でローム網で待ち受けるべき制御チャネルが捕捉され
るため、ローミング機能を生かした通信が可能となる。
(直前にローム網で待ち受け) 直前にローム網で待ち受けていた状態で圏外となったあ
と、受信状態が直ぐに回復したとき、第1実施例と同様
にホーム網に比べてローム網の捕捉動作が先になされる
ので、直ぐに図6のステップS29の処理でローム網の
制御チャネルが捕捉される。待ち受け条件が全て成立す
れば、ホーム網での待ち受け状態に移行する(ステップ
S30〜S32。図8(2)の矢印FB 参照)。また、
受信状態が直ぐに回復しなくても、ホーム網に比べてロ
ーム網の捕捉動作頻度が高いので、ステップS29のロ
ーム網で待ち受けるべき制御チャネルが捕捉される確率
が高い。よって、直ぐにローム網の制御チャネルが捕捉
されて、待ち受け条件が全て成立すれば、ローム網での
待ち受け状態に移行する。なお、圏外待ち受け中にホー
ム網のサービスエリアに入り、ホーム網の電波だけ届く
所に来た場合(図5のZ1 参照)、図6のステップS2
4でホーム網で待ち受けるべき制御チャネルが捕捉され
るため、通信が可能となる。
態となったとき、ホーム事業者移動通信網で待ち受ける
べき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者移動通信網
で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を切り換えて
実行し、この際、ホーム事業者移動通信網とローム事業
者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側の移動通信
網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を高頻度で
かつ優先して実行する。これにより、直前に待ち受けて
いた側の移動通信網の制御チャネルの捕捉動作が優先し
て先に実行されるので、電波障害が短時間で回復すると
き、圏外状態から待ち受け状態への遷移時間を短時間で
済ますことができ、ユーザがホーム事業者移動通信網と
ローム事業者移動通信網のいずれにあっても、電話を掛
けられるようになるまで長く待たされることはない。ま
た、電波障害が或る程度持続したとしても、直前に待ち
受けていた側の移動通信網の制御チャネルの捕捉動作が
高頻度でなされるので、電波障害が回復すると、先に、
直前に待ち受けていた側の移動通信網の制御チャネルの
捕捉動作がなされる確率が高く、待ち受け状態への移行
を速やかに行うことができる。また、ユーザが直前に待
ち受けていたのとは逆の側の事業者の移動通信網に移っ
た場合でも、確実に該事業者移動通信網の制御チャネル
の捕捉動作を行える。
に挙げて説明したが、PHS、PDA、MCA、ポケッ
トベルなど他の種類の移動通信にも同様に適用すること
ができる。また、TY を2秒としたが、1.5秒、3秒
など他の時間としても良く、また、圏外待ち受けの途中
でTY を変更するようにしても良い。更に、nも3,
5,6など他の設定にしても良い。また、受信の休止
は、受信系回路の内、受信回路6Bなど一部の電源だけ
オフすることで行うようにしても良い。また、圏外とな
った後の最初の休止期間を省略しても良い。
よれば、移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内で
ホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通信網のい
ずれで待ち受けているか登録しておき、その後、移動局
が圏外状態となったとき、ホーム事業者移動通信網で待
ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者移
動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を切
り換えて実行し、この際、ホーム事業者移動通信網とロ
ーム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側の
移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を
優先して実行することにより、電波障害などで圏外状態
となったとき、ユーザはホーム事業者移動通信網とロー
ム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側に居
ると考えられるが、この直前に待ち受けていた側の移動
通信網の制御チャネルの捕捉動作が優先して先に実行さ
れるので、電波障害が短時間で回復する場合には、圏外
状態から待ち受け状態への遷移時間を短時間で済ますこ
とができ、ユーザがホーム事業者移動通信網とローム事
業者移動通信網のいずれにあっても、電話を掛けられる
ようになるまで長く待たされることはない。また、ユー
ザが直前に待ち受けていたのとは逆の側の事業者の移動
通信網に移った場合でも、確実に該事業者移動通信網の
制御チャネルの捕捉動作を行える。
によれば、移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内
でホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通信網の
いずれで待ち受けているか登録しておき、その後、移動
局が圏外状態となったとき、ホーム事業者移動通信網で
待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作とローム事業者
移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作を
切り換えて実行し、この際、ホーム事業者移動通信網と
ローム事業者移動通信網の内、直前に待ち受けていた側
の移動通信網で待ち受けるべき制御チャネルの捕捉動作
を高頻度でかつ優先して実行することにより、直前に待
ち受けていた側の移動通信網の制御チャネルの捕捉動作
が優先して先に実行されるので、電波障害が短時間で回
復するとき、圏外状態から待ち受け状態への遷移時間を
短時間で済ますことができ、ユーザがホーム事業者移動
通信網とローム事業者移動通信網のいずれにあっても、
電話を掛けられるようになるまで長く待たされることは
ない。また、電波障害が或る程度持続したとしても、直
前に待ち受けていた側の移動通信網の制御チャネルの捕
捉動作が高頻度でなされるので、電波障害が回復したあ
と先に、直前に待ち受けていた側の移動通信網の制御チ
ャネルの捕捉動作がなされる確率が高く、待ち受け状態
への移行を速やかに行うことができる。また、ユーザが
直前に待ち受けていたのとは逆の側の事業者の移動通信
網に移った場合でも、確実に該事業者移動通信網の制御
チャネルの捕捉動作を行える。
現した移動局の第1実施例を示すブロック図である。
明図である。
る。
る。
現した移動局の第2実施例のコントローラの動作を示す
フローチャートである。
チャートである。
ケジュールを示す説明図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 移動局が、該移動局の加入しているホー
ム事業者移動通信網と、ローミングを許可されているロ
ーム事業者移動通信網のいずれでも使用な移動通信にお
いて、 移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内でホーム事
業者移動通信網とローム事業者移動通信網のいずれで待
ち受けているか登録しておき、 その後、移動局が圏外状態となったとき、 ホーム事業者移動通信網で待ち受けるべき制御チャネル
の捕捉動作とローム事業者移動通信網で待ち受けるべき
制御チャネルの捕捉動作を切り換えて実行し、 この際、ホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通
信網の内、直前に待ち受けていた側の移動通信網で待ち
受けるべき制御チャネルの捕捉動作を優先して実行する
ようにし、 制御チャネルの捕捉ができたとき、待ち受け状態に移行
するようにしたこと、 を特徴とする移動通信の圏外待ち受け方法。 - 【請求項2】 移動局が、該移動局の加入しているホー
ム事業者移動通信網と、ローミングを許可されているロ
ーム事業者移動通信網のいずれでも使用な移動通信にお
いて、 移動局が待ち受け状態にあるとき、移動局内でホーム事
業者移動通信網とローム事業者移動通信網のいずれで待
ち受けているか登録しておき、 その後、移動局が圏外状態となったとき、 ホーム事業者移動通信網で待ち受けるべき制御チャネル
の捕捉動作とローム事業者移動通信網で待ち受けるべき
制御チャネルの捕捉動作を切り換えて実行し、 この際、ホーム事業者移動通信網とローム事業者移動通
信網の内、直前に待ち受けていた側の移動通信網で待ち
受けるべき制御チャネルの捕捉動作を高頻度でかつ優先
して実行するようにし、 制御チャネルの捕捉ができたとき、待ち受け状態に移行
するようにしたこと、 を特徴とする移動通信の圏外待ち受け方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08038954A JP3102761B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 移動通信の圏外待ち受け方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP08038954A JP3102761B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 移動通信の圏外待ち受け方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09215040A JPH09215040A (ja) | 1997-08-15 |
JP3102761B2 true JP3102761B2 (ja) | 2000-10-23 |
Family
ID=12539594
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP08038954A Expired - Fee Related JP3102761B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 移動通信の圏外待ち受け方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3102761B2 (ja) |
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JP2006050675A (ja) * | 2005-10-11 | 2006-02-16 | Ntt Docomo Inc | 携帯端末機、共用移動体通信システムの待ち受けチャネル選択方法、待ち受けチャネル選択プログラムおよびコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
CN101529955B (zh) * | 2006-10-25 | 2013-04-10 | 高通股份有限公司 | 对无线通信系统的均匀无服务搜索 |
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JP2010130129A (ja) * | 2008-11-26 | 2010-06-10 | Casio Hitachi Mobile Communications Co Ltd | 通信端末装置、および、プログラム |
-
1996
- 1996-01-31 JP JP08038954A patent/JP3102761B2/ja not_active Expired - Fee Related
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