JP3102348B2 - カラーリニアイメージセンサおよびその駆動方法 - Google Patents
カラーリニアイメージセンサおよびその駆動方法Info
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Description
ージセンサおよびその駆動方法に関し、特に、カラーリ
ニアイメージセンサのライン間距離を低減する技術に関
する。
複写機の高性能化の要求に伴って、カラー画像を読み取
るためのカラーリニアイメージセンサの需要が高まって
来ている。そのようなカラーリニアイメージセンサは、
通常、電荷転送機能を持つCCDリニアイメージセンサ
を3本並列に配置し、各CCDリニアイメージセンサの
受光部列上に異る色の色フィルタ、例えば赤(R),緑
(G),青(B)フィルタをのせることによって、構成
される。
センサの一例の全体構成図を示す。図6を参照して、R
GBのカラーフィルタ(図示せず)がのった各受光部1
A,1B,1Cで生じた信号電荷が、各信号電荷読出し
部2A1 ,2A2 ,2B1 ,2B2 ,2C1 ,2C2 に
よって、隣接した信号電荷転送部3A1 ,3A2 ,3B
1 ,3B2 ,3C1 ,3C2 に読み出される。上記の電
荷読出し部は、各受光部の奇数列の信号電荷Q1 ,
Q3 ,Q5 …と偶数列の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6…
を、クロックφTG1 ,φTG2 ,φTG3 に応じてそれぞれ
異る電荷転送部に読み出す。この信号電荷の流れを、図
6中に白矢印で示す。
2 ,3C1 ,3C2 は、CCDリニアイメージセンサの
場合、通常、イオン注入障壁型の2相駆動CCDからな
っている。そして、その2相駆動CCDを駆動するため
のクロックφ1 ,φ2 を供給するために、パルスライン
L1 ,L2 ,L3 ,L4 が各電荷転送部の外側(受光部
のない側)に、配置されている。クロックφ1 ,φ2 の
信号の流れを、図6中に矢印で示す。
B2 ,3C1 ,3C2 によって転送された信号電荷は、
出力回路4A1 ,4A2 ,4B1 ,4B2 ,4C1 ,4
C2を介して外部に出力され、カラー信号が得られる。
出力回路は、浮遊拡散領域によって構成され、信号電荷
を信号電圧に変換する信号電荷検出部と、ソースホロ
ワ、インバータなどのアナログ回路とからなる。
イメージセンサの駆動方法を示す、タイミングチャート
である。図7を参照して、受光部1A,1B,1Cの信
号電荷はそれぞれ、電荷読出し部2A1 ,2A2 ,2B
1 ,2B2 ,2C1 ,2C2に印加されるクロックφ
TG1 ,φTG2 ,φTG3 がロウレベル(L)の期間に蓄積
され(蓄積時間=T)、ハイレベル(H)の期間に所定
の電荷転送部3A1 ,3A2 ,3B1 ,3B2 ,3
C1 ,3C2 に読み出される。
逆相の2相クロックφ1 ,φ2 による信号電荷の転送が
行われる。そして、6つ個別の出力回路4A1 ,4
A2 ,4B1 ,4B2 ,4C1 ,4C2 を通して、信号
Vout(R/odd),Vout(R/even) ,Vout(G/odd),V
out(G/even) ,Vout(B/odd),Vout(B/even) として出
力される(但し、図7には、出力回路の電荷検出部にお
いて1画素ごとに印加されるリセットパルスは、省略し
た)。
リニアイメージセンサをスキャナや複写機に使用する場
合、カラーフィルタののった3本のCCDリニアイメー
ジセンサを、それらのCCDリニアイメージセンサの配
列方向に対して垂直に、走査する。そこで、被写体上の
所定の場所の画像に対する色の情報(例えば、RGB)
を得るためには、所定の場所を1本目のライン(例え
ば、R)が走査してから3本目のライン(例えば、B)
が走査し終る迄のあいだ1本目と2本目のラインの色情
報を外部で記憶し、3つの色情報を揃えてから信号処理
を行う必要がある。そのため、かなりの容量の外部メモ
リが必要となって、装置全体のコストアップにつながる
という問題が起る。
スキャナなどに用いられる5000画素×3列クラスの
カラーリニアイメージセンサで諧調を8ビットとる場
合、必要な外部メモリの容量Cは、 C=5000×8×3×(m+1)ビット となる。
2つの受光部列のライン間距離を走査回数で示したもの
である。例えば、R,G,Bの各受光部の1画素のサイ
ズが14μm×14μm、各受光部列間のライン間距離
が、RーG間,GーB間ともに168μmである場合、
mは、 m=168μm/14μm=12 となる。従って、外部メモリの容量Cは、156000
0ビットとなる。
さくするには、3本の受光部列間の距離を短くして、1
本目(例えば、R)が走査してから3本目(例えば、
B)が走査する迄の走査回数を少くする必要がある。
て、考察してみる。図8に、図6中で破線で囲んだ領域
X3 を、拡大して示す。図8を参照して、アルミニウム
配線5に、2相のクロックφ1 ,φ2 が印加される。こ
のアルミニウム配線5は、コンタクト6を介して、電荷
転送部3A2 ,3B1 を形成するCCDレジスタの多結
晶シリコン電極11Aに接続する。多結晶シリコン電極
11Aは、コンタクト7を介して、同じくCCDレジス
タを形成する多結晶シリコン電極11Bと接続する。電
荷読出し部2A2 ,2B2 を駆動するクロックφTG1 ,
φTG2 は、アルミニウム配線8に印加される。アルミニ
ウム配線8は、コンタクト9を介して、電荷読出し部を
形成する多結晶シリコン電極10に接続する。受光部の
各画素および電荷転送部は、素子分離領域12により、
分離されている。
部1Aの中心から受光部1Bの中心迄の距離)を定める
主な因子は、 受光部1A,1Bの1画素の寸法 2つある電荷読出し部2A2 ,2B1 の寸法 2つある電荷転送部3A2 ,3B1 の寸法 2つの電荷転送部間の素子分離領域12の寸法(パル
スラインの寸法を含む) である。例えば、図8に示した例では、受光部の1画素
の寸法が14μm、電荷読出し部の寸法が10μm×2
個、電荷転送部の寸法が42μm×2個、2つの電荷転
送部の間の素子分離領域の寸法が42μmあり、その外
に、〜のそれぞれの部分の接続部分の寸法の合計8
μmを合せて、ライン間距離は168μm(m=12)
となる。
寸法であるので、変更できない。は電荷読出し部を駆
動するクロック配線8と、電荷読出し部を形成する多結
晶シリコン電極10とを接続するためのコンタクト領域
9に制限されて、10μm以下にするのは容易ではな
い。については、この寸法が小さくなればなるほど電
荷転送部で取り扱える最大信号電荷量が小さくなり、出
力信号のダイナミックレンジも減少するので、この部分
を安易に縮小すると、特性劣化を招く。については、
この素子分離領域12上で、クロックφ1 ,φ2 供給用
の2つのアルミニウム配線5,5と電荷転送部を構成す
る多結晶シリコン電極11Bとをコンタクト6で接続
し、更に、2つの多結晶シリコン電極11A,11Bを
コンタクト7で接続しているので、縮小するのは容易で
ない。
更が困難であり、図6,図8に示したような構成のカラ
ーリニアイメージセンサには、これ迄以上のライン間距
離の短縮は望めない。
メージセンサは、半導体基板上に形成され、3列の受光
部と、各々の受光部の両脇に配置された信号電荷転送部
と、前記受光部からの信号電荷を各々の前記信号電荷転
送部に読み出す信号電荷読出し部とを含むカラーリニア
イメージセンサにおいて、各々の受光部の間に設ける信
号電荷転送部をそれぞれただ一つずつとし、真中に位置
する受光部とその両脇に位置する受光部とで、それぞれ
の間に配置された信号電荷転送部を時分割で共用する構
成としたことを特徴とする。
記3列の受光部のうち、真中の受光部からの信号電荷を
前記真中の受光部の両脇に位置する信号電荷転送部に読
み出し、転送する際は、前記真中の受光部からの信号電
荷が全て転送し終る迄の間、両脇の受光部からの信号電
荷の、前記真中の受光部の両脇の信号電荷転送部への読
出しを待機することを特徴とする駆動方法によって、駆
動される。
各々の受光部は1つ毎にその両脇に計2つの信号電荷転
送部を備えていた。つまり、受光部と受光部との間に、
信号電荷転送部が2つ配置されていた。本発明では、受
光部間の信号電荷転送部は、ただ1つであるので、ライ
ン間距離はその分短縮される。
は、上記の一つの信号電荷転送部を、真中の受光部とそ
の両脇の受光部とで時分割で共用するので、RGBの出
力は時間的にずれる。しかし、RGB各色の色情報は前
述したように、外部メモリに一時蓄えられる。三色を揃
えてから信号処理を行うので、カラー複写機やカラース
キャナによる静止画の色再現上の問題は、ない。
て、図面を参照して説明する。図1は、本発明の第1の
実施の形態によるカラーリニアイメージセンサの全体構
成図である。図1を参照して、本実施の形態では、3列
の受光部のうちの両外側にある受光部1A,1Cと、そ
れら受光部に隣接した二組の電荷読出し部2A1 ,2A
2 および2C1 ,2C2 と、その外側の2つの電荷転送
部3A1 ,3C2 と、2つの出力回路4A1 ,4C
2 と、更に、2本のパルスラインL1 ,L4 とは、図6
に示す従来のリニアイメージセンサにおけるものと全く
同一の構成であり、寸法である。
の偶数番目の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6 …を転送する電
荷転送部と、電荷読出し部2B1 によって読み出された
受光部1Bの奇数番目の信号電荷Q1 ,Q3 ,Q5 …を
転送する電荷転送部とを、共通にしている(電荷転送部
3AB)。又、出力回路4ABも、従来2つ分かれてい
たものを1つにして、共通にしている。更に、受光部1
Cの奇数番目の信号電荷Q1 ,Q3 ,Q5 …を転送する
電荷転送部と、電荷読出し部2B2 によって読み出され
た受光部1Bの偶数番目の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6 …
を転送する電荷転送部とを共通にしている(電荷転送部
3BC)。又、出力回路4BCも、共通にしている。
明する。図2は、本実施の形態によるカラーリニアイメ
ージセンサを駆動するときの、タイミングチャートの一
例を示す。図2を参照して、先ず最初に、パルスφTG1
をHレベルにし、受光部1Aに隣接する2つの電荷読出
し部2A1 ,2A2 を駆動して、受光部1Aの各画素の
信号電荷Q1 ,Q2 ,Q3 …を電荷転送部3A1 ,3A
Bに、それぞれ読み出す。次いで受光部1Aの各画素の
信号電荷を、パルスラインL1 ,L2 から電荷転送部3
A1 ,3ABにそれぞれ与えられる2相クロックφ1 ,
φ2 により、転送する。そのとき電荷転送部3A1 は、
受光部1Aの奇数番目の信号電荷Q1 ,Q3 ,Q5 …を
転送する。一方、電荷転送部3ABは、受光部1Aの偶
数番目の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6 …を転送する。その
結果が、出力回路4A1 ,4ABにより、それぞれ出力
信号Vout(R/odd),Vout(R/even) として出力される。
した後、パルスφTG2 をHレベルにし、受光部1Bに隣
接した電荷読出し部2B1 ,2B2 を駆動して、受光部
1Bの各画素の信号電荷Q1 ,Q2 ,Q3 …を電荷転送
部3AB,3BCに、それぞれ読み出す。次いで受光部
1Bの各画素の信号電荷を、パルスラインL2 ,L3か
ら電荷転送部3AB,3BCにそれぞれ与えられる2相
クロックφ1 ,φ2 により、転送する。そのとき電荷転
送部3ABは、受光部1Bの奇数番目の信号電荷Q1 ,
Q3 ,Q5 …を転送し、電荷転送部3BCは、受光部1
Bの偶数番目の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6 …を転送す
る。その結果が、出力回路4A1 ,4ABにより、それ
ぞれ出力信号Vout(G/odd),Vout(G/even) として出力
される。
した後、パルスφTG3 をHレベルにし、受光部1Cに隣
接した電荷読出し部2C1 ,2C2 を駆動して、受光部
1Cの各画素の信号電荷Q1 ,Q2 ,Q3 …を電荷転送
部3BC,3C2 に、それぞれ読み出す。次いで受光部
1Cの各画素の信号電荷が、パルスラインL3 ,L4か
ら電荷転送部3BC,3C2 にそれぞれ与えられる2相
クロックφ1 ,φ2 によって、転送される。そのとき電
荷転送部3BCは、受光部1Cの奇数番目の信号電荷Q
1 ,Q3 ,Q5 …を転送し、電荷転送部3C2 は、受光
部1Cの偶数番目の信号電荷Q2 ,Q4 ,Q6 …を転送
する。その結果が、出力回路4BC,4C2 によって、
それぞれ出力信号Vout(B/odd),Vout(B/even) として
出力される。
RGB出力を得る。ここで、RGBそれぞれの色情報
は、前述したように、外部メモリに一時蓄えられる。そ
して、三色を揃えてから信号処理を行うので、図2のタ
イミングチャートに示したようにRGBの出力が時間的
にずれていても、カラー画像(カラー複写機やカラース
キャナによる静止画)の色再現上は、問題ない。
について、説明する。図3は、図1中の破線で囲まれた
領域X1 の拡大図である。図3において、受光部1A,
1Bと、電荷読出し部2A2 ,2B1 と、電荷転送部3
ABとは、図8中の受光部1A,1Bと、電荷読出し部
2A2 ,2B1 と、電荷転送部3A2 又は3B1 と、そ
れぞれ同一寸法である。図3と図8とを比較すると、本
実施の形態ではライン間距離を決定する因子のうち、隣
接する受光部間の電荷転送部としては、電荷転送部3A
Bが1つあるだけで、その数が従来の2個から1個に減
っている。従って、その分だけライン間距離を短縮でき
る。一例として、前述の図6,図8に示す従来のリニア
イメージセンサにおける各寸法例を用いると、電荷転送
部3ABの寸法が42μmであるので、図6,図8に示
した例(ライン間距離=168μm、m=12)に比べ
てライン間距離は42μm減少し、126μm(m=
9)となる。すなわち、25%減少する。
A,1B間には電荷転送部が1つしかない。そこで、従
来のリニアイメージセンサとは異り、パルスラインL2
を2つの電荷転送部の間に配置せず、電荷転送部3AB
駆動用の2相クロックφ1 ,φ2 を供給するためのアル
ミニウム配線と電荷転送部3ABを構成する多結晶シリ
コン電極とを、次のようにして接続している。すなわ
ち、2相クロックφ1 ,φ2 供給用の2本のアルミニウ
ム配線5,5のうちクロックφ1 が印加される方のアル
ミニウム配線と、電荷転送部3ABを構成する多結晶シ
リコン電極11Bとを、受光部1Aどうしを分離する素
子分離領域12を延長したその延長部の上で、コンタク
ト6を介して接続する。一方、クロックφ2 が印加され
る方のアルミニウム配線と、電荷転送部3ABを構成す
る多結晶シリコン電極11Bとは、受光部1Bどうしを
分離する素子分離領域12を延長したその延長部の上
で、コンタクト6を介して接続している。
ージセンサの第2の実施の形態の全体構成を示す図であ
る。図4と図1とを参照して、本実施の形態は、受光部
1Aと受光部1Bとの間および受光部1Bと受光部1C
との間にあった、電荷転送部3AB,3BCに対する2
相クロックφ1 ,φ2 給電用のパルスラインを無くした
点が、第1の実施の形態と異っている。本実施の形態に
おいて、電荷転送部3AB,3BCに対するクロックφ
1 ,φ2 の供給は、外側の電荷転送部3A1 ,3C2 の
更に外側に配置されたパルスラインL1 ,L4 から行わ
れる。尚、駆動方法は第1の実施の形態における駆動方
法と、同じである。
離について、説明する。図5に、図4中の破線X2 で囲
まれた領域を拡大して示す。図5を参照して、受光部1
A,1Bと、電荷読出し部2A2 ,2B1 と、電荷転送
部3ABとにおいて、ライン間距離を決定する方向の長
さは、図3中の受光部1A,1Bと、電荷読出し部2A
2 ,2B1 と、電荷転送部3ABにおける長さと、それ
ぞれ同一である。本実施の形態では、電荷転送部3
A1 ,3AB,3BC,3C2 をそれぞれ構成する多結
晶シリコン電極11A,11B,11Cのうちの一つ
(11B)を、受光部1A,1B,1Cの各画素を分離
する素子分離領域12の上で接続し、電荷転送部3A
B,3BCを駆動する2相クロックφ1 ,φ2 のパルス
ラインを無くしている。尚、電荷転送部3ABにおい
て、電荷転送部を構成する多結晶シリコン電極11Cは
素子分離領域12上で、コンタクト13を介して、電荷
転送部を構成する多結晶11Bと接続されている。
ではライン間距離を決定する因子のうち、隣接する受光
部間の電荷転送部の数が一個であることに加えて、隣接
する受光部間の電荷転送部を駆動するためのパルスライ
ン(パルスラインに必要な素子分離領域を含む)を無く
している。従って、その分だけ第1の実施の形態よりも
ライン間距離を短縮できる。一例として、図6,図8に
示す従来のリニアイメージセンサに用いた数値を適用す
ると、パルスラインを含む素子分離領域の寸法が42μ
mであるので、図1,図3に示す第1の実施の形態(ラ
イン間距離=126μm。m=9)に比べライン間距離
は更に42μm減少し、84μm(m=6)となる。す
なわち、従来よりも、50%減少する。
する多結晶シリコン電極11Bを、受光部の各画素を分
離する素子分離領域上で接続するので(同一種の多結晶
シリコン電極であるためコンタクトは、不要)、その部
分の素子分離領域の幅を第1の実施の形態に比べて1〜
2μm程度広くする必要がある。従って、受光部の実効
面積(素子分離領域と電荷読出し部とで囲まれた部分の
面積)がその分(10〜15%程度)だけ減少する。し
かし、受光部の素子分離領域に入射した光は通常、半導
体基板内である程度光電変換され隣り合う受光部のどち
らかに蓄積されるので、受光部での感度低下は第1の実
施の形態に比べ、5%程度に留まる。
半導体基板上に形成され、3列の受光部と、その受光部
に隣接した電荷転送部と、受光部からの信号電荷を隣接
したそれぞれの電荷転送部に読み出しための電荷読出し
部とを持つカラーリニアイメージセンサにおいて、3列
の受光部のうち、隣り合う受光部の間にはそれぞれ一つ
の電荷転送部を配置し、電荷転送部と電荷転送部の両側
の受光部との間には、それぞれ1つの電荷読出し部を配
置することにより、従来のカラーリニアイメージセンサ
に比べて、感度、ダイナミックレンジなどの特性をほと
んど犠牲にすることなく容易に、3列の受光部間のライ
ン間距離を少くとも25%程度以上短縮できる。その短
縮効果は、外部メモリ容量の圧縮に大きく寄与する。し
かも、いずれの受光部においても単位画素は従来どおり
の外形寸法でよく変更する必要がないので、従来と同じ
解像度を維持できる。
イメージセンサの、全体構成を示す図である。
を示す図である。
す図である。
イメージセンサの、全体構成を示す図である。
す図である。
の一例の、全体構成を示す図である。
おけるタイミングチャートを示す図である。
す図である。
信号電荷読出し部 3A1 ,3A2 ,3B1 ,3B2 ,3C1 ,3C2 ,3
AB,3BC 信号電荷転送部 4A1 ,4A2 ,4B1 ,4B2 ,4C1 ,4C2 ,4
AB,4BC 出力回路 5 アルミニウム配線 6,7,9,13 コンタクト 8 アルミニウム配線 10 多結晶シリコン電極 11A,11B,11C 多結晶シリコン電極 12 素子分離領域 L1 ,L2 ,L3 ,L4 パルスライン
Claims (4)
- 【請求項1】 半導体基板上に形成されたカラーリニア
イメージセンサであって、単位画素の寸法が同一で平行
3列に並ぶ第1、第2及び第3の受光部と、各々の受光
部の両脇に設けられた信号電荷転送部と、各各の受光部
からの信号電荷を各々の信号電荷転送部に読み出す信号
電荷読出し部とを含んでなるカラーリニアイメージセン
サにおいて、 各々の受光部の間に設ける信号電荷転送部をそれぞれた
だ一つずつとし、真中に位置する第2の受光部とその両
脇に位置する第1及び第3の受光部とで、各各の受光部
の間に配置された信号電荷転送部を時分割で共用する構
成としたことを特徴とするカラーリニアイメージセン
サ。 - 【請求項2】 請求項1記載のカラーリニアイメージセ
ンサにおいて、 前記信号電荷転送部は2相駆動のCCDで構成すると共
に、 前記第2の受光部と第1の受光部との間及び第2の受光
部と第3の受光部との間に各1つずつ設けられた各々の
信号電荷転送部に対して、信号電荷転送部を駆動する正
逆2相のクロックを給電するために、各々の信号電荷転
送部を挟むように正相クロック給電線と逆相クロック給
電線を配置したことを特徴とするカラーリニアイメージ
センサ。 - 【請求項3】 半導体基板上に形成され、3列の受光部
と、各々の受光部の両脇に配置された信号電荷転送部
と、前記受光部からの信号電荷を各々の前記信号電荷転
送部に読み出す信号電荷読出し部とを含み、各々の受光
部の間に設ける信号電荷転送部をそれぞれただ一つずつ
とし、真中に位置する受光部とその両脇に位置する受光
部とで、それぞれの間に配置された信号電荷転送部を時
分割で共用する構成としたカラーリニアイメージセンサ
であって、前記信号電荷転送部は2相駆動のCCDで構
成すると共に、前記真中に位置する受光部とその両脇に
位置する受光部との間に配置された各々の信号電荷転送
部に対して、それらを駆動する正逆2相のクロックを給
電するために、各々の信号電荷転送部を挟むように正相
クロック給電線と逆相クロック給電線を配置したカラー
リニアイメージセンサにおいて、 前記真中に位置する受光部とその両脇に位置する受光部
との間に配置された各々の信号電荷転送部に対して、そ
れぞれ毎にこれを挟む正相クロック給電線及び逆相クロ
ック給電線を設けるのに替えて、両外側の受光部の外側
にそれぞれ配置された信号電荷転送部に対するクロック
給電線を介して、クロックを給電するように構成したこ
とを特徴とするカラーリニアイメージセンサ。 - 【請求項4】 請求項1、請求項2又は請求項3に記載
のカラーリニアイメージセンサを駆動する方法であっ
て、 前記3列の受光部のうち、真中の受光部からの信号電荷
を前記真中の受光部の両脇に位置する信号電荷転送部に
読み出し、転送する際は、前記真中の受光部からの信号
電荷が全て転送し終る迄の間、両脇の受光部からの信号
電荷の、前記真中の受光部の両脇の信号電荷転送部への
読出しを待機することを特徴とするカラーリニアイメー
ジセンサの駆動方法。
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