JP3199202B2 - 直列接続組電池の放電容量試験方法 - Google Patents
直列接続組電池の放電容量試験方法Info
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Description
の組電池構成法に係わり、特にバックアップ機能を継続
したまま電池の保有電力量を自動的に計測する直列接続
組電池の放電容量試験方法に関するものである。
一例を示す回路図である。
接続されて2次電池セル列A1、A2、A3を構成し、
2次電池セル列A1、A2、A3が直列接続されて組電
池Bを構成している。充電回路Cは、入力電源Eの電圧
を、2次電池セル列A1、A2、A3を充電する電圧に
整合するものであり、負荷Lに供給する電圧を出力電圧
安定化回路Sが安定化している。
Eの電圧が正常な状態)では、充電回路Cによって、組
電池B内の2次電池セル列A1〜A3を充電するに適当
な電圧に入力電源Eの出力電圧が整合され、組電池Bの
充電を行い、停電状態(入力電源Eが停止した状態)で
は、組電池Bから負荷Lに電力が供給されるとともに、
出力電圧安定化回路Sが、負荷Lが必要とする電圧に組
電池Bの端子電圧を整合させて出力する。
力と、出力電圧安定化回路Sで消費される電力損失との
和の電力に、保証すべき許容停電継続時間を乗じて得ら
れる必要電力容量を保有している必要がある。さらに、
組電池Bを構成する2次電池セルは時間の経過とともに
生じる経年劣化によってその最大保有電力容量が減少す
るので、必要期間に劣化して減少する電力容量分を当初
から余分に含んだ初期電力容量を、組電池Bに準備して
おく必要がある。このように組電池を構成することによ
って、バックアップ電源は、必要期間において許容停電
継続時間、停電バックアップを持続することが可能とな
る。
ルが劣化する特性は、その2次電池セルが置かれている
温湿度環境条件、充放電回数等に影響されるので、ある
時点において組電池Bの保有電力が必要電力容量を実際
に保有しているか否かについては、その組電池Bを実際
に放電することによって、放電容量試験(保有電力量の
計測)を実施しなければ確定できない。この場合、放電
容量試験のために組電池Bを放電すると、組電池Bの再
充電が完了するまでの間は、バックアップ機能が低下ま
たは停止することになる。
バックアップ機能の低下または停止を阻止するために、
放電容量試験中またはその試験の直後であって組電池B
が再充電されていない間に、停電が発生しても支障が生
じないように、組電池Bと同等以上の電力容量を有する
充電された組電池を予備として事前に用意し、この予備
の組電池と実際の組電池Bとを交換または並列接続した
後に、放電容量試験を実施している。しかし、上記のよ
うに予備の組電池と実際の組電池Bとを交換または並列
接続した後に、放電容量試験を実施するようにすると、
予備の組電池分のコストの上昇、設置スペースの増大と
いう問題が生じる。
バックアップ機能を確保することができる直列接続組電
池の放電容量試験方法を提供することを目的とするもの
である。
は、2次電池セル列を少なくとも1つ冗長に直列に接続
するように組電池を構成し、組電池を充電した後、組電
池内の冗長な数以下の2次電池セル列を選択し、組電池
から出力される電流の通路を形成するように、選択され
た2次電池セル列をバイパスする経路を設け、選択され
た2次電池セル列を組電池から切り離し、選択された2
次電池セル列を放電したときの放電電力量を計測するこ
とによって、選択された2次電池セル列の保有電力量を
求める方法である。
の発明にさらに、放電した2次電池セル列について、組
電池内への接続、バイパス経路の解除、再充電を行った
後に、上記保有電力量を求めた2次電池セル列以外の2
次電池セル列のそれぞれについて、バイパス経路の設
置、組電池からの切り離し、放電、放電電力量の計測、
組電池内への接続、バイパス経路の解除、再充電の一連
の動作を、順次実行することによって、組電池全体の放
電容量試験を行う方法である。
なくとも1つ冗長に直列に接続するように組電池を構成
し、組電池を充電した後、組電池内の冗長な数以下の2
次電池セル列を選択し、この選択された2次電池セル列
をバイパスする経路を設け、選択された2次電池セル列
を組電池から切り離し、選択された2次電池セル列を放
電したときの放電電力量を計測することによって、選択
された2次電池セル列の保有電力量を求めるので、予備
の組電池を設けなくても、組電池のバックアップ機能を
確保することができ、しかも、組電池を構成する複数の
2次電池セル列を同時期に設置すれば、各2次電池セル
列の放電容量は互いにほぼ同じであることが多いことか
ら、1つの2次電池セル列のみを放電させ、その放電量
を測定し、他の2次電池セル列の放電量もそれと同じで
あると仮定すれば、組電池全体の放電容量の測定操作が
容易である。
セル列について、バイパス経路の設置、組電池からの切
り離し、放電、放電電力量の計測、組電池内への接続、
バイパス経路の解除、再充電の一連の動作を、順次実行
することによって、組電池全体の放電容量試験を行うの
で、予備の組電池を設けなくても、組電池のバックアッ
プ機能を確保することができ、しかも、より確実な放電
容量測定データを得ることができる。
ある。
複数の2次電池セルで構成された2次電池セル列A1、
A2、A3〜Anが直列接続されることによって組電池
B1が構成され、この組電池B1に蓄積された電力によ
って、電源の持続性を保証する停電バックアップ電源で
あり、2次電池セル列A1〜Anの1つを除外しても所
定時間のバックアップ動作が可能なように、1つの2次
電池セル列が冗長なものである。
圧したり降圧することによって、入力電源Eの出力電圧
を、2次電池セル列A1〜Anを充電する電圧に整合す
る回路であり、出力電圧安定化回路Sは、負荷Lに供給
する電圧を安定化する回路である。放電容量測定回路J
は、放電している2次電池セル列の放電容量を測定する
回路であり、たとえば、図示しない所定の負荷に放電電
流を流したときの電流値と、この負荷の両端電圧と、放
電時間とに基づいて電力容量を計測し、この測定データ
を出力するものである。
nは、それぞれ、2次電池セル列A1、A2、A3〜A
nと並列に接続されるべきダイオードであり、2次電池
セル列A1〜Anのうちで1つの2次電池セル列が組電
池B1から切り離されたときに、この切り離された2次
電池セル列を除く2次電池セル列が負荷Lに電流を供給
することができるように、組電池B1から出力される電
流の通路を形成するものである。
電池B1から切り離し、切り離された2次電池セル列A
1を放電容量測定回路Jに接続させるものであり、スイ
ッチS2a、S2bは、2次電池セル列A2を組電池B
1から切り離し、切り離された2次電池セル列A2を放
電容量測定回路Jに接続させるものであり、スイッチS
3a、S3bは、2次電池セル列A3を組電池B1から
切り離し、切り離された2次電池セル列A3を放電容量
測定回路Jに接続させるものであり、スイッチSna、
Snbは、2次電池セル列Anを組電池B1から切り離
し、切り離された2次電池セル列Anを放電容量測定回
路Jに接続させるものである。
電池セル列A1の+端子に接続され、スイッチS1の接
点XがダイオードD1のカソード端子に接続され、スイ
ッチS1の接点Yが放電容量測定回路Jに接続されてい
る。また、スイッチS2aの切換接片が2次電池セル列
A2のプラス端子に接続され、スイッチS2aの接点X
がダイオードD2のカソード端子とダイオードD3のア
ノード端子とに接続され、スイッチS2aの接点Yが放
電容量測定回路Jに接続され、スイッチS2bの切換接
片が2次電池セル列A2のマイナス端子に接続され、ス
イッチS2bの接点XがダイオードD2のアノード端子
とダイオードD4のアノード端子とに接続され、スイッ
チS2bの接点Yが入力電源Eのマイナス側端子に接続
されている。
aと同様に接続され、スイッチS3b〜Snbは、スイ
ッチS2bと同様に接続されている。なお、スイッチS
3aとS3bとのように、「S」の次に続く数字が同じ
スイッチは同時に切り換わり、しかも、一方のスイッチ
がX接点に接続されれば他方のスイッチもX接点に接続
されようになっている。
イッチはスイッチS1のみであるが、これは上記回路構
成における電位関係からマイナス側のスイッチを省略し
たためである。
る。
2b〜Snの全てを、端子Xに切り換えておき、入力電
源Eの出力電圧が正常であれば、この出力電圧を充電回
路Cが、組電池B1内の2次電池セル列A1〜Anを充
電するに適当な電圧に整合して充電する。この結果、最
終的には組電池B1が満充電になる(組電池B1が完全
に充電された状態になる)。
任意の1つの2次電池セル列、たとえば2次電池セル列
A1について放電容量試験を行う。つまり、スイッチS
1のみを、端子Xから端子Yに切り換える。これによっ
て、2次電池セル列A1の充電電流が放電容量測定回路
Jに流れ、放電容量測定回路Jによって、2次電池セル
列A1の保有電力量が計測される。
A1が組電池B1から切り離されているが、ダイオード
D1によって組電池B1の負荷Lへの放電電流路が形成
され、しかも1つの2次電池セル列が冗長なものである
ように設定されているので、停電バックアップには支障
がない。
終了した後に、スイッチS1をX端子に切り換え、充電
回路Cから2次電池セル列A1に再び充電を行う。組電
池B1をたとえばトリクル充電によって充電するのであ
れば、2次電池セル列A1の接続を組電池B1に戻す前
に充電する必要がないので、スイッチS1をX接点に切
り換えるだけで、充電電流路が形成され、ダイオードD
1が逆バイアスされて放電バイパス電流路が遮断され、
充電回路Cからの充電電流の供給が再開し、2次電池セ
ル列A1への充電を開始する。
列A1を組電池B1に戻した直後であって、この2次電
池セル列A1の充電が未完了な時点で停電が生じた場
合、その2次電池セル列A1は完全に放電し、両端電圧
が零になるまでは電流を通過させるが、それ以後はダイ
オードD1が導通し、放電電流を2次電池セル列A1か
らバイパスするので、他の2次電池セル列A2〜Anの
放電によって2次電池セル列A1が逆充電される危険は
ない。
た後に、別の2次電池セル列、たとえば2次電池セル列
A2について、放電容量試験を行う。この場合は、スイ
ッチS2aとS2bとをともに、端子Xから端子Yに切
り換える。これによって、2次電池セル列A2の充電電
流が放電容量測定回路Jに流れ、放電容量測定回路Jに
よって、2次電池セル列A2の保有電力量が計測され
る。
する2つのスイッチS3a、S3bを切り換えて、2次
電池セル列A3を組電池B1から切り離し、放電し、放
電電力量を計測し、組電池B1内へ接続し、再充電する
という一連の動作を実行し、2次電池セル列A4〜An
のそれぞれについても、2次電池セル列A2、A3と同
様に、対応する2つのスイッチを切り換えて、2次電池
セル列を組電池B1から切り離し、放電し、放電電力量
を計測し、組電池B1内へ接続し、再充電するという一
連の動作を実行することによって、組電池B1の全体の
放電容量試験を行う。
全ての2次電池セル列A1〜Anの各電力容量を計測
し、2次電池セル列A1〜Anの電力容量の総和を求め
ることによって、組電池B1全体の電力容量を計測する
ことができる。
組電池B1内の全ての2次電池セル列について放電容量
測定を確実に行うことができ、放電容量測定を行う2次
電池セル列が冗長構成分であるので、放電容量試験中ま
たはその直後であって再充電が未了状態のときに入力電
源Eが停止したとしても、必要期間の間はバックアップ
機能を保証でき、しかも予備の組電池分ほどのコストの
上昇がなく、設置スペースの増大が少ない。
電となったときに、組電池B1内の1つの2次電池セル
列についてのみ放電容量試験を行っているが、組電池B
1が満充電となったときに、2つ以上の2次電池セル列
について同時に放電容量試験を行うようにしてもよい。
ただし、同時に放電容量試験を行う2次電池セル列の数
は、2次電池セル列の冗長な数以下である必要がある。
を互いに直列接続することによって2次電池セル列を構
成しているが、複数の2次電池セルを直並列接続するこ
とによって2次電池セル列を構成するようにしてもよ
い。上記実施例において、複数の2次電池セルによって
2次電池セル列を構成しているが、1つの2次電池セル
によって2次電池セル列を構成するようにしてもよい。
また、上記実施例では、2次電池セル列A1〜Anまで
n個設けられているが、このnは任意の数であり、2次
電池セル列を2つ設けてもよく、3つ設けるようにして
もよく、また、2次電池セル列の冗長な数を2以上とし
てもよい。
ル列を1つ以上冗長に直列に接続するように組電池を構
成し、この組電池を充電した後、組電池内の冗長な数以
下の2次電池セル列を選択し、組電池から出力される電
流の通路を形成するように、選択された2次電池セル列
をバイパスする経路を設け、選択された2次電池セル列
を組電池から切り離し、選択された2次電池セル列を放
電したときの放電電力量を計測することによって、選択
された2次電池セル列の保有電力量を求め、放電した2
次電池セル列について、組電池内への接続、バイパス経
路の解除、再充電を行った後に、保有電力量を求めた2
次電池セル列以外の2次電池セル列のそれぞれについ
て、上記バイパス経路の設置、上記組電池からの切り離
し、上記放電、上記放電電力量の計測、上記組電池内へ
の接続、上記バイパス経路の解除、上記再充電の一連の
動作を、順次実行することによって、組電池全体の放電
容量試験を行うものである。
S1、S2a〜Sna、S2b〜Snbは機械的なスイ
ッチであるとして表示してあるが、これらのスイッチS
1、S2a〜Sna、S2b〜Snbをトランジスタ等
で構成した電子的なスイッチとし、マイクロコンピュー
タ等の指令によって切り換え制御されるものであるとし
てもよい。
である。
と基本的には同じであるが、第1実施例におけるスイッ
チS1、S3a〜Sna、S3b〜Snbとダイオード
D1、D3〜Dnが削除され、2次電池セル列A3〜A
nが直列接続され、スイッチS2a、S2bを介して2
次電池セル列A1とA2とA3とが直列接続され、放電
容量測定回路JがスイッチS2a、S2bを介して2次
電池セル列A2にのみ接続されている点が異なる。
スイッチS2aとS2bとをX端子に切り換えておき、
入力電源Eの出力電圧が正常であれば、この出力電圧が
充電回路Cによって適当な電圧に変圧され、2次電池セ
ル列A1〜Anを充電し、組電池B1が満充電になる。
この満充電状態で、2次電池セル列A2について放電容
量試験を行うために、スイッチS2aとS2bとをY端
子に切り換える。これによって、2次電池セル列A2の
充電電流が放電容量測定回路Jに流れ、放電容量測定回
路Jによって、2次電池セル列A2の保有電力量が計測
される。
セル列A1〜Anを同時期に設置すれば、2次電池セル
列A1〜Anのそれぞれの放電容量は互いにほぼ同じで
あることが多いことから、1つの2次電池セル列A2の
みを放電させ、その放電量を測定し、他の2次電池セル
列の放電量もそれと同じであると考えれば、放電容量の
測定操作が容易である。しかも、組電池B1内の2次電
池セル列A2は冗長構成分であるから、放電容量試験
中、またはその直後であって再充電が未了状態のときに
入力電源Eが停止したとしても、バックアップ機能を保
証できる。
ル列を1つ以上冗長に直列に接続するように組電池を構
成し、この組電池を充電した後、組電池内の冗長な数以
下の2次電池セル列を選択し、組電池から出力される電
流の通路を形成するように、選択された2次電池セル列
をバイパスする経路を設け、選択された2次電池セル列
を組電池から切り離し、選択された2次電池セル列を放
電したときの放電電力量を計測することによって、選択
された2次電池セル列の保有電力量を求めるものであ
る。
示す回路図である。
を放電容量試験している途中でも、放電容量試験に供す
る2次電池セル列以外の2次電池セル列の充電を継続で
きるように改良した例である。つまり、図1におけるダ
イオードD1〜Dnの代わりに、2次電池セル列A1〜
Anの最大端子電圧よりも高い降伏電圧を有する定電圧
ダイオードD1z〜Dnzを設けたものである。
2が放電容量試験のために、スイッチS2a、S2bに
よって切り離されても、定電圧ダイオードD2zの降伏
電圧と、定電圧ダイオードD2zに直列に接続される2
次電池セル列A1、A3〜Anの端子電圧との総和を越
える電圧を、充電回路Cが供給すれば、定電圧ダイオー
ドD2zを介して充電電流通路が確保される。したがっ
て、2次電池セル列A2を放電容量試験している途中で
も、放電容量試験に供する2次電池セル列A2以外の2
次電池セル列A1、A3〜Anへの充電を継続できる。
なお、2次電池セル列A2以外の2次電池セル列が放電
容量試験のために組電池B1から切り離された場合も、
上記と同様である。また、上記動作以外の動作は、図1
に示す第1実施例の動作と同じである。
示す回路図である。
容量試験している途中でも、放電容量試験に供する2次
電池セル列以外の2次電池セル列の充電を継続できるよ
うに改良した例である。つまり、図2におけるダイオー
ドD2の代わりに、2次電池セル列A1〜Anの最大端
子電圧よりも高い降伏電圧を有する定電圧ダイオードD
2zを設けたものである。
量試験のために、スイッチS2a、S2bによって切り
離されても、定電圧ダイオードD2zの降伏電圧と、定
電圧ダイオードD2zに直列に接続される2次電池セル
列A1、A3〜Anの端子電圧との総和を越える電圧
を、充電回路Cが供給すれば、定電圧ダイオードD2z
を介して充電電流通路が確保され、2次電池セル列A2
を放電容量試験している途中でも、放電容量試験に供す
る2次電池セル列A2以外の2次電池セル列A1、A3
〜Anへの充電を継続できる。
組電池を設けなくても、組電池のバックアップ機能を確
保することができ、しかも、1つの2次電池セル列のみ
を放電させたときの放電量を測定し、他の2次電池セル
列の放電量もそれと同じであると推測すれば、放電容量
の測定操作が容易であるという効果を奏する。
電池を設けなくても、組電池のバックアップ機能を確保
することができ、しかも、より確実な放電容量測定デー
タを得ることができるという効果を奏する。
図である。
チ、 X、Y…切換スイッチの接点、 A1〜An…組電池B1を構成する2次電池セル列、 D1〜Dn…電流バイパスダイオード、 D1z〜Dnz…電流バイパスダイオードとしての定電
圧ダイオード。
Claims (2)
- 【請求項1】 1つまたは複数の2次電池セルで構成さ
れる2次電池セル列が、複数直列接続されることによっ
て組電池が構成され、この組電池に蓄積された電力によ
って、電源の持続性を保証する停電バックアップ電源に
おいて、 上記2次電池セル列を1つ以上冗長に直列に接続するよ
うに上記組電池を構成し、上記組電池を充電した後、上
記組電池内の冗長な数以下の上記2次電池セル列を選択
し、上記組電池から出力される電流の通路を形成するよ
うに、上記選択された2次電池セル列をバイパスする経
路を設け、上記選択された2次電池セル列を上記組電池
から切り離し、上記選択された2次電池セル列を放電し
たときの放電電力量を計測することによって、上記選択
された2次電池セル列の保有電力量を求めることを特徴
とする直列接続組電池の放電容量試験方法。 - 【請求項2】 請求項1において、 上記選択された2次電池セル列を放電したときの放電電
力量を計測することによって上記選択された2次電池セ
ル列の保有電力量を求め、上記放電した2次電池セル列
について、上記組電池内への接続、上記バイパス経路の
解除、再充電を行った後に、上記保有電力量を求めた2
次電池セル列以外の2次電池セル列のそれぞれについ
て、上記バイパス経路の設置、上記組電池からの切り離
し、上記放電、上記放電電力量の計測、上記組電池内へ
の接続、上記バイパス経路の解除、上記再充電の一連の
動作を、順次実行することによって、組電池全体の放電
容量試験を行うことを特徴とする直列接続組電池の放電
容量試験方法。
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JP21799293A JP3199202B2 (ja) | 1993-08-10 | 1993-08-10 | 直列接続組電池の放電容量試験方法 |
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