JP3198113U - 椅子用カセッテ保持具 - Google Patents
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Abstract
【課題】撮影台に移動することなく、介助者の手を借りることなく、また、患者に撮影の間、カセッテを背中で押し付ける苦痛を与えることなく、椅子に座ったまま最適所望位置にカセッテを保持しX線撮影を行うことができる椅子用カセッテ保持具を提供する。【解決手段】椅子に座した患者の背と背もたれの間にカセッテを任意の高さに配置してX線撮影を行う際に使用するカセッテ保持具1において、カセッテKを載置するカセッテ受け3とカセッテの高さ位置を調整する基板2でカセッテを保持し、カセッテ受けは基板に複数配設された高さ調整穴に篏挿固定される係合片32を有する。【選択図】図5
Description
本考案は椅子用カセッテ保持具に関し、患者が椅子に座したままX線撮影ができる椅子用カセッテ保持具に関する。
一般的にX線撮影は、立位あるいは仰臥位で行われるが、患者の症状や体力の程度で移動が困難な場合は、椅子に座したままでX線撮影が行われる。
この場合は、患者の背と椅子の背もたれの間にカセッテを挿入し、所望の高さにするため当て物を当てたり、患者が背もたれに強く寄りかかったり、あるいは介助者に保持してもらうことで高さを調整してX線撮影を行っていた。
このように椅子に座した患者の内臓あるいは脊椎のX線撮影を行う場合、一般的なX線撮影では、患者の介護者の用意、椅子から立位あるいは仰臥位の撮影台への移動を行わなければならず、転倒の危険性など、多くの手間と時間を必要とする。また、椅子に座したままでX線撮影を行おうとする場合には、介助者が手でカセッテを保持する場合や当て物をする場合は、介助者の被爆の危険性や患者の力のかけ具合の変化によるカセッテの位置ずれなどに注意を払う必要がある。
上述のように、椅子に座した患者のX線撮影を行う場合、患者の介護者の用意、椅子から撮影台への移動により生ずる転倒の危険性やカセッテの高さ調整のため、多くの手間と時間を要する。また、椅子に座したままでのX線撮影では、介助者が高さ調整のため手でカセッテを保持する場合や当て物をする場合は、介助者の被爆の危険性や患者の力のかけ具合の変化によるカセッテの位置ずれなどに注意を払う必要がある。
本考案は、上述の不都合を解消しようとするもので、椅子から撮影台に移動することなく、介助者の手を借りることなく、また、患者に撮影の間、カセッテを背中で押し付ける苦痛を与えることなく、椅子に座ったまま最適所望位置にカセッテを保持しX線撮影を行うことができる椅子用カセッテ保持具を提供しようとするものである。
本願の請求項1に係る考案は、椅子に座した患者の背と背もたれの間にカセッテを任意の高さに配置してX線撮影を行う際に使用するカセッテ保持具において、カセッテを載置するカセッテ受けとカセッテの高さ位置を調整する基板でカセッテを保持し、前記カセッテ受けには前記基板に複数配設された高さ調整穴に篏挿固定される係合片を有するものである。
また、本願の請求項2に係る考案は、椅子に座した患者の背と椅子背もたれの間にカセッテを任意の高さに配置してX線撮影を行う際に使用するカセッテ保持具において、カセッテを載置するカセッテ受けとカセッテの高さ位置を調整する基板でカセッテを保持し、前記カセッテ受けの載置方向を上下二方向となるように前記基板端面から異なる位置に固定し、基板を上下逆転させて配置することでカセッテの二種類の高さ調整を可能とするものである。
本考案の請求項1記載の椅子用カセッテ保持具は、カセッテ受けに設けられる係合片を基板に設けられた高さ調整穴に篏挿固定することで、カセッテを所望の高さに位置することができるため、患者や介助者になんら負担を与えることなくX線撮影を行うことができる。
本考案の請求項2記載の椅子用カセッテ保持具は、カセッテ受けの載置方向を上下二方向となるように前記基板端面から異なる位置に固定し、基板を上下逆転させて配置することでカセッテの高さ調整を可能とするもので、使用される頻度の高いカセッテ位置高さを二通り設定されているものであるから、請求項1の効果に加え、患者あるいは撮影位置により、基板を上下逆転させるだけで所望位置にカセッテを保持でき、X線撮影を行うことができる。
以下に本考案の実施例について図面を用いて説明する。図1は請求項1記載の椅子用カセッテ保持具の使用状態図である。図2は請求項1記載の椅子用カセッテ保持具の分解斜視図である。図3は請求項1記載の椅子用カセッテ保持具の基板の平面図である。図4は請求項1記載の椅子用カセッテ保持具のカセッテ受けの側面図である。図5は請求項1記載の椅子用カセッテ保持具のカセッテ受と基板の係合状態を示す断面図である。図6は請求項2記載の椅子用カセッテ保持具の側面図である。
本考案の第1実施例について説明する。1はカセッテ保持具で基板2とカセッテ受3から構成され、基板2に設けられた複数の高さ調整穴21にカセッテ受3の係合片32を篏挿固定し、カセッテ受3のカセッテ載置部31にカセッテK載置して、患者Cが座する椅子Aの背もたれBと患者Cの背中の間に配置して使用する。
さらに詳述すると、基板2には高さ調整穴21A,21A,21B,21B,21C,21C,21D,21Dが設けられ、これら高さ調整穴21にカセッテ受3の係合片を篏挿固定したときに、カセッテ受3のカセッテ載置部31の基板下端2Aからの高さがそれぞれ50mm,100mm,150mm,200mmとなるように高さ調整穴21A,21A,21B,21B,21C,21C,21D,21Dを設けてある。また、係合片32の折り曲げ幅は基板2の厚みよりわずかに広くすることで、高さ調整穴21にカセッテ受3を篏挿固定したときのがたつきを防止することができる。さらに、カセッテ受3の挟持部33は基板2との間隔をカセッテKの厚みとなるように形成されているので、カセッテKのぐらつきを防止しカセッテKの落下する虞も無い。
このように構成された本考案の椅子用カセッテ保持具1は、X線撮影に際し、予め患者Cの撮影エリアがカセッテKに収まるようにカセッテ受3の係合片32を基板2の高さ調整穴21に篏挿固定する。次いで、患者Cが座した椅子Aの背もたれBと患者Cの背の間にカセッテ載置部31にカセッテKを載置したカセッテ保持具1挿入し、椅子AをX線照射装置に対向する位置に移動しX線撮影を行う。あるいは、X線照射装置に対向する位置の椅子Aの背もたれBにカセッテKを載置したカセッテ保持具1を配置し、患者Cを着座させX線撮影を行う。患者Cが座した椅子AにはX線撮影に最適高さに保持されたカセッテが配置されているので、良好にX線撮影が行われる。このときカセッテKはカセッテ保持具1のカセッテ載置部31に最適高さに保持されているので、介助者の補助や患者CのカセッテKを背もたれBに押し当てる動作などが不要で、患者や介助者になんらの負担を与えることなくX線撮影を行うことができる。
尚、基板2に設けられる高さ調整穴21の位置を基板下端2Aから50mm,100mm,150mm,200mmの4段階としたが、寸法や段数は必要に応じて変更することができる。また、基板2に設けられた左右の高さ調整穴にカセッテ受3の2つの係合片32を篏挿固定するものであるが、カセッテKを安定して確実に保持できるものであれば、カセッテ受3の数や高さ調整穴21の数はこの限りではない。
次に本考案の第2実施例について説明する。基板4とカセッテ受5でカセッテKを所定高さとなるよう保持し、患者Cの座する椅子Aの背もたれBに挿入配置してX線撮影を行うものであるが、図6に示されるように上下二方向からカセッテKが保持できるようにカセッテ受5が基板端部4Aから異なる位置に固定され、基板4を上下逆転してカセッテKを載置して使用することで、使用される頻度の高い二つのカセッテ位置にカセッテKを保持することができるものである。
基板4には基板端部4Aの一端から100mmの位置にカセッテKがカセッテ受5のカセッテ載置部51に載置されるようにカセッテ受5Aが固定される。また、基板4を上下逆転し基板端部4Aの他端から150mmの位置にカセッテKがカセッテ受5Bのカセッテ載置部51に載置されるようにカセッテ受5が固定される。
このように構成された第2実施例の椅子用カセッテ保持具11は、X線撮影に際し、患者Cが座した椅子Aの背もたれBと患者Cの背の間に所望の位置に固定されたカセッテ受5A,5Bのカセッテ載置部51にカセッテKを載置したカセッテ保持具11挿入し、椅子AをX線照射装置に対向する位置に移動しX線撮影を行う。あるいは、X線照射装置に対向する位置の椅子Aの背もたれBにカセッテKを載置したカセッテ保持具11を配置し、患者Cを着座させX線撮影を行う。患者Cが座した椅子AにはX線撮影に最適高さに保持されたカセッテが配置されているので、良好にX線撮影が行われる。このときカセッテKはカセッテ保持具11のカセッテ載置部51は頻繁に使用される2つの最適高さに保持することが可能となっている。また、基板4を上下逆転するだけでそれぞれの最適高さに簡単にカセッテKを保持することが可能となるので、介助者の補助や患者CのカセッテKを背もたれBに押し当てる動作などが不要で、患者や介助者になんらの負担を与えることなくX線撮影を行うことができる。
尚、図面ではカセッテ受5が5A,5Bの2部品で表されているが1部品で上下方向からカセッテKを保持できるのであれば問題ない。
尚、図面ではカセッテ受5が5A,5Bの2部品で表されているが1部品で上下方向からカセッテKを保持できるのであれば問題ない。
本考案におけるカセッテ保持具1、11の材質は、取扱性、操作性を勘案してアルミニウムなどの軽量の金属としたが、使用による磨耗性などに優れた樹脂や炭素繊維強化プラスチックで製作することも可能であることはいうまでも無い。
1 カセッテ保持具
11 カセッテ保持具
2 基板
2A 基板下端
21 高さ調整穴
21A 高さ調整穴
21B 高さ調整穴
21C 高さ調整穴
21D 高さ調整穴
3 カセッテ受
31 カセッテ載置部
32 係合片
33 挟持部
4 基板
4A 基板端部
5 カセッテ受
5A カセッテ受
5B カセッテ受
51 カセッテ載置部
A 椅子
B 背もたれ
C 患者
K カセッテ
11 カセッテ保持具
2 基板
2A 基板下端
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21A 高さ調整穴
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21D 高さ調整穴
3 カセッテ受
31 カセッテ載置部
32 係合片
33 挟持部
4 基板
4A 基板端部
5 カセッテ受
5A カセッテ受
5B カセッテ受
51 カセッテ載置部
A 椅子
B 背もたれ
C 患者
K カセッテ
Claims (2)
- 椅子に座した患者の背と背もたれの間にカセッテを任意の高さに配置してX線撮影を行う際に使用するカセッテ保持具において、カセッテを載置するカセッテ受けとカセッテの高さ位置を調整する基板でカセッテを保持し、前記カセッテ受けには前記基板に複数配設された高さ調整穴に篏挿固定される係合片を有することを特徴とする椅子用カセッテ保持具。
- 椅子に座した患者の背と背もたれの間にカセッテを任意の高さに配置してX線撮影を行う際に使用するカセッテ保持具において、カセッテを載置するカセッテ受けとカセッテの高さ位置を調整する基板でカセッテを保持し、前記カセッテ受けの載置方向を上下二方向となるように前記基板端面から異なる位置に固定し、基板を上下逆転させて配置することでカセッテの二種類の高さ調整を可能とすることを特徴とする椅子用カセッテ保持具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015001481U JP3198113U (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 椅子用カセッテ保持具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015001481U JP3198113U (ja) | 2015-03-11 | 2015-03-11 | 椅子用カセッテ保持具 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP3198113U true JP3198113U (ja) | 2015-06-18 |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3198113U (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107126268A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-05 | 山西医科大学 | 一种辅助头部精准手术定位的系统 |
CN113332060A (zh) * | 2016-06-24 | 2021-09-03 | 八乐梦医用床有限公司 | 暗匣保持架 |
-
2015
- 2015-03-11 JP JP2015001481U patent/JP3198113U/ja not_active Expired - Fee Related
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CN107126268A (zh) * | 2017-06-26 | 2017-09-05 | 山西医科大学 | 一种辅助头部精准手术定位的系统 |
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