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JP3197408U - 包装展示兼用箱 - Google Patents

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JP3197408U
JP3197408U JP2015000842U JP2015000842U JP3197408U JP 3197408 U JP3197408 U JP 3197408U JP 2015000842 U JP2015000842 U JP 2015000842U JP 2015000842 U JP2015000842 U JP 2015000842U JP 3197408 U JP3197408 U JP 3197408U
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西川 洋一
洋一 西川
牧内 隆文
隆文 牧内
真一郎 長田
真一郎 長田
栄治 大和
栄治 大和
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Abstract

【課題】店頭で容易に大きく開口させて、すっきりとした状態で商品を展示できる包装展示兼用箱を提供する。【解決手段】端壁1の両側に側壁2を連設して周壁を形成し、端壁1に設けた手掛穴11から周方向に延びる切目線12を入れると共に、端壁1には、手掛穴11付近を始端として両側上方へ斜めに延びる補助罫線13を入れておく。展示に際しては、端壁2を手掛穴11の上縁に臨む部分から手前に引っ張ると、補助罫線13の作用により端壁1及び側壁2が撓み、端壁1から側壁2へかけて切目線12が切断され、切目線12より上方部分を除去することにより、容易に大きく開口させることができ、すっきりとした状態で、残存したトレー状の部分から商品を露出させて展示することができる。【選択図】図3

Description

この考案は、商品の包装に使用されると共に、切目線に沿った切断に伴い、展示にも使用される紙箱に関するものである。
従来、下記特許文献1には、紙製の包装箱において、図13に示すように、端壁51に設けた手掛穴54から横方向へ延びる切目線55と、これに連続して側壁52の上端中間部へ斜めに延びる切目線56とを入れると共に、対向する側壁52の切目線56の終端間にわたる折目線57を天壁53に入れ、また、端壁51に手掛穴54付近を始端として天壁53側の両角部へ斜めに延びる補助罫線58を入れたものが記載されている。
この包装箱では、内容物を取り出す際、端壁51を手掛穴52から手前に引っ張り、補助罫線58に沿って撓ませつつ、切目線55,56を切断する。
そして、切目線55,56より下方の本体59となる部分に対し、上方の蓋体60となる部分を、折目線57をヒンジとして天壁53が折り重なるように上方へ回動させ、開口した部分から内容物を取り出す。
また、残存した内容物を保管しておく場合、蓋体60の部分を、折目線57をヒンジとして下方へ回動させ、本体59の部分に被せ、包装状態に復元して、箱内に塵埃が入らないようにする。
特許第4353727号公報
しかしながら、上記のような包装箱では、商品を収納して小売店へ輸送し、店頭で開口させて商品を展示する場合、開口面積を大きく確保できず、また、蓋体60が本体59に繋がったままであることから、視覚的に煩わしさを感じさせ、蓋体60を本体59から切り取るには、手間がかかるという問題がある。
そこで、この考案は、店頭で容易に大きく開口させて、すっきりとした状態で商品を展示できる包装展示兼用箱を提供しようとするものである。
上記のような課題を解決するため、この考案は、端壁の両側に側壁を連設して周壁を形成し、端壁に設けた手掛穴から周方向に延びる切目線を入れると共に、端壁には、手掛穴付近を始端として両側上方へ斜めに延びる補助罫線を入れておき、展示に際しては、端壁を手掛穴の上縁に臨む部分から手前に引っ張り、補助罫線に沿って端壁を撓ませると共に、これに伴い、両側の側壁を撓ませ、切目線を切断して、切目線より上方部分を除去するようにしたのである。
また、前記補助罫線は、手掛穴の両端上部から延びるものとし、手掛穴の上部の折目線をヒンジとする折込片を設け、折込片を内側へ折り込んで手掛穴を開口させるようにしたのである。
また、前記側壁の切目線は、破断方向へ延びる断続した主切目と、主切目間の繋部で破断方向に交差して斜めに向いた副切目とが交互に列をなすものとしたのである。
なお、前記側壁には、その切目線の中間部分から端壁側の上角部へ向けて補助罫線を入れ、展示に際しては、端壁と共に側壁を補助罫線に沿って撓ませるようにしてもよい。
また、前記端壁の補助罫線は、手掛穴付近から延びる先折罫線と、上角部へ至る後折罫線とが横方向にずれて配置されたものとしてもよい。
この考案に係る包装展示兼用箱では、収納した商品を店頭で展示する際、端壁を手掛穴の上縁に臨む部分から手前に引っ張ると、補助罫線の作用により端壁及び側壁が撓み、端壁から側壁へかけて切目線が切断され、切目線より上方部分を除去することにより、容易に大きく開口させることができ、すっきりとした状態で商品を展示できる。
この考案の第1実施形態に係る包装展示兼用箱のブランクを示す図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の展示状態を示す斜視図 この考案の第2実施形態に係る包装展示兼用箱のブランクを示す図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の展示状態を示す斜視図 この考案の第3実施形態に係る包装展示兼用箱のブランクを示す図 同上の包装状態を示す斜視図 同上の開封過程を示す斜視図 同上の展示状態を示す斜視図 特許文献1に記載の包装箱の開口状態を示す斜視図
この考案の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。
この包装展示兼用箱は、食品パウチ等の商品を収納するものであり、幅及び奥行寸法より高さ寸法が大きい直方体とされ、図1に示す段ボールのブランクから形成される。
このブランクでは、周壁を形成する部分として、端壁1の片側に側壁2が連設され、反対側に側壁2、端壁3及び継代片4が順次連設されている。側壁2の下端及び上端には内フラップ5a,6aがそれぞれ連され、端壁1,3の下端及び上端には外フラップ5b,6bがそれぞれ連設されている。
端壁1には、中間下部に下向き台形状の手掛穴11を形成するように、その両側縁及び下縁となる切目線11aと、上縁となる折目線11bとが入れられ、切目線11aと折目線11bの内側が折込片11cとされている。切目線11aは、切目が断続するミシン目とされ、折目線11bは、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
そして、手掛穴11の両端上部を始端として、組立状態で周壁全周に及ぶ切目線12が入れられている。切目線12は、端壁1の切目線12a、側壁2の切目線12b及び切目線12c及び端壁3の切目線12dから構成されている。
端壁1の切目線12aは、手掛穴11の両端上部から切目線11aに連続して、側壁2との境界へ横向きに延びるものであり、切目が断続するミシン目とされている。
側壁2の切目線12bは、端壁1の切目線12aに連続して横向きに延び、湾曲部を介して斜め上方へ向きを変え、内フラップ6aとの境界へ至るものである。この切目線12bは、破断方向へ延びる断続した主切目12bと、その切目間の繋部で破断方向に交差して斜めに向いた副切目12bとが交互に列をなす構成とされている。
側壁2の切目線12cは、内フラップ6aとの境界に沿って端壁1と反対側の端部へ横向きに延びるものであり、鉤状に屈曲した切目が断続するジッパーとされている。
端壁3の切目線12dは、外フラップ6bとの境界に沿って継代片4との境界側の端部へ横向きに延びるものであり、切目が断続するミシン目とされている。
また、端壁1には、手掛穴11の両端上部を始端として両側の上角部の方向へ斜めに延びる補助罫線13が入れられている。補助罫線13は、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。補助罫線13の垂線に対する角度は、10°〜30°としておくと、後述する開封時に周壁の変形があまり大きくならず、商品が保護される。
このようなブランクは、製造に際し、端壁1と一方の側壁2の境界に沿って折り重ねると共に、端壁3と他方の側壁2の境界に沿って折り重ね、継代片4を一方の側壁2の端部に貼り付けた偏平な折畳状態としておく。
そして、商品を収納する際には、図2に示すように、端壁1,3及び一対の側壁2から角筒状の周壁を形成し、内フラップ5aと外フラップ5bとを折り重ねて固定することにより底壁5を形成し、商品を上部開口から収納した後、内フラップ6aと外フラップ6bとを折り重ねて固定することにより天壁6を形成し、封緘状態とする。
一方、店頭で商品を展示する際には、図3に示すように、折込片11cの押込に伴い、手掛穴11の切目線11aを破断させ、折目線11bをヒンジとして折込片11cを内側へ折り込むことにより、手掛穴11を開口させる。
次に、手掛穴11に指を入れ、折込片11cに指を掛けて、端壁1を手掛穴11の上縁に臨む部分から手前に引っ張ると、端壁1は補助罫線13に沿って膨出するように撓み、切目線12aが切断され、これに伴い、側壁2の切目線12bより上方部分が内側へ引っ張られて撓み、切目線12bの端壁1寄りの部分が切断される。
このとき、手掛穴11の上縁に臨む部分は、段ボールが二重となっているため、この部分を指で手前に引っ張ったとき、手掛穴11の上縁から端壁1が破れたり、補助罫線13以外の部分で端壁1が折れ曲がったりする現象が防止される。
そして、手掛穴11の上縁に臨む部分から端壁1を引き上げると、側壁2の切目線12bが上端まで切断され、続いて、切目線12cも切断される。その後、天壁6を少し捻ると、端壁3と天壁6の境界の切目線12dが切断され、周壁全周に及ぶ切目線12より上方部分を除去できる。
上記のような手順により、この包装展示兼用箱は、図4に示すように、容易に大きく開口させることができ、引裂帯等の分離したゴミも発生せず、すっきりとした状態で、残存したトレー状の部分から商品を露出させて展示することができる。
また、展示状態において、切断縁が長く正面側へ向く側壁2の切目線12bは、主切目12bと副切目12bの間の繋部が短く、切断縁に大きな凸凹が生じないので、美粧性に優れたものとなる。
次に、この考案の第2実施形態を図5〜図8に基づいて説明する。
この包装展示兼用箱は、飲料缶のほか、各種商品を収納する溝切型のものであり、組立状態で高さが低い直方体とされ、図5に示す段ボールのブランクから形成される。
このブランクでは、周壁を形成する部分として、端壁1の片側に側壁2及び継代片4が順次連設され、反対側に側壁2及び端壁3が順次連設されている。端壁1,3は、周壁の短面をなし、側壁2は周壁の長面を形成する。端壁1,3の下端及び上端には内フラップ5a,6aがそれぞれ連設され、側壁2の下端及び上端には外フラップ5b,6bがそれぞれ連設されている。
端壁1には、中間部に下向き凸状の手掛穴11を形成するように、その両側縁及び下縁となる切目線11aと、上縁となる折目線11bとが入れられ、切目線11aと折目線11bの内側が折込片11cとされている。切目線11aは、切目が断続するミシン目とされ、折目線11bは、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
そして、手掛穴11の両端上部を始端として、組立状態で周壁全周に及ぶ切目線12が入れられている。切目線12は、端壁1の切目線12a、側壁2の切目線12b,12c及び端壁3の切目線12dから構成されている。
端壁1の切目線12aは、手掛穴11の両端上部から切目線11aに連続して、側壁2との境界へ横向きに延びるものであり、切目が断続するミシン目とされている。
側壁2の切目線12bは、端壁1の切目線12aに連続して斜め上方へ延び、外フラップ6bとの境界へ至るものであり、切目線12bの端壁1寄りの部分は、波状の切目と直線の切目とが断続し、切目線12bの外フラップ6b寄りの部分は、波状の切目のみが断続するものとされている。
側壁2の切目線12cは、外フラップ6bとの境界に沿って端壁1と反対側の端部へ横向きに延びるものであり、破断方向へ延びる断続した切目と、その切目間の繋部で破断方向に交差して斜めに向いた切目とが交互に列をなす構成とされている。
端壁3の切目線12dは、内フラップ6aとの境界に沿って切断端側へ横向きに延びるものであり、両端が屈曲した切目と破断方向へ延びる直線の切目とが交互に断続するものとされている。
また、端壁1には、手掛穴11の両端上部を始端として両側の上角部の方向へ斜めに延びる補助罫線13が入れられている。補助罫線13は、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
さらに、側壁2には、切目線12bの中間部分における波状の切目の頂部から端壁1側の上角部へ向けて補助罫線14が入れられている。補助罫線14もまた、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
そのほか、外フラップ6bには、基部における切目線12bと切目線12cの境界付近から先端側へ延びる折目線15が入れられている。折目線15は、直線の切目が比較的大きな間隔をあけて配列されたものとされている。
このようなブランクは、製造に際し、端壁1と一方の側壁2の境界に沿って折り重ねると共に、端壁3と他方の側壁2の境界に沿って折り重ね、継代片4を端壁3の端部に貼り付けた偏平な折畳状態としておく。
そして、商品を収納する際には、図6に示すように、端壁1,3及び一対の側壁2から角筒状の周壁を形成し、内フラップ5aと外フラップ5bとを折り重ねて固定することにより底壁5を形成し、商品を上部開口から収納した後、内フラップ6aと外フラップ6bとを折り重ねて固定することにより天壁6を形成し、封緘状態とする。この封緘状態において、外フラップ6bの折目線15の位置は、端壁1に連設された内フラップ6aの先端の位置に一致している。
一方、店頭で商品を展示する際には、図7に示すように、折込片11cの押込に伴い、手掛穴11の切目線11aを破断させ、折目線11bをヒンジとして折込片11cを内側へ折り込むことにより、手掛穴11を開口させる。
次に、手掛穴11に指を入れ、折込片11cに指を掛けて、端壁1を手掛穴11の上縁に臨む部分から手前に引っ張ると、端壁1は補助罫線13に沿って膨出するように撓み、切目線12aが切断され、これに伴い、側壁2の切目線12bより上方部分が内側へ引っ張られ、補助罫線14に沿って屈曲するように撓み、切目線12bの端壁1寄りの部分が切断される。
そして、手掛穴11の上縁に臨む部分から端壁1を引き上げると、側壁2の切目線12bが外フラップ6bとの境界まで切断され、外フラップ6bが折目線15をヒンジとして屈曲し、さらに、端壁1と共に天壁6を引き上げると、切目線12cも切断される。その後、天壁6を少し捻ると、切目線12dが切断され、周壁全周に及ぶ切目線12より上方部分を除去できる。
上記のような手順により、この包装展示兼用箱は、図8に示すように、容易に大きく開口させることができ、引裂帯等の分離したゴミも発生せず、すっきりとした状態で、残存したトレー状の部分から商品を露出させて展示することができる。
次に、この考案の第3実施形態を図9〜図12に基づいて説明する。
この包装展示兼用箱は、飲料ボトル等を収納するラップラウンド形式のものであり、側面と天面との稜部が面取りされた変形直方体とされ、図9に示す段ボールのブランクから形成される。
このブランクでは、一対の端壁1が底壁5を介して連設され、その連設方向において、一方の端壁1に面取板7及び継代片8が順次連設され、他方の端壁1に面取板7及び天壁6が順次連設されている。端壁1の両端には、面取部7の方向へ迫り出す内フラップ2aがそれぞれ連設され、底壁5の両端には外フラップ2bが、天壁6の両端には外フラップ2cがそれぞれ連設されている。
端壁1には、中央部に横長の手掛穴11を形成するように、湾曲した切目線11aと、上縁となる折目線11bとが入れられ、切目線11aと折目線11bの内側が折込片11cとされている。切目線11aは、切目が断続するミシン目とされ、折目線11bは、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
そして、手掛穴11の両端部を始端として、組立状態で周壁全周に及ぶ切目線12が入れられている。切目線12は、端壁1の切目線12a及び内フラップ2aの切目線12bから構成されている。
端壁1の切目線12aは、手掛穴11の両端から切目線11aに連続して、内フラップ2aとの境界へ延びるものであり、細かい切目が繰り返し波状に断続する構成とされている。このような波状とすることにより、組立時に端壁1が切目線12aに沿って折れ曲がる現象が防止される。
内フラップ2aの切目線12bは、端壁1の切目線12aに連続し、組立状態で途中まで上方へ向かい、その後、下方へ向きを変えて、先端側の切込まで延びるものであり、切目が断続するミシン目とされている。
また、端壁1には、開封時に切目線12a,12bの切断を誘発する補助罫線13として、手掛穴11の折目線11bから面取板7との境界付近まで両側へ斜めに延びる先折罫線13aと、その外側で横方向へずれて、切目線12aの内フラップ2a寄りの部分から面取板7との境界に臨む両側角部へ斜めに延びる後折罫線13bとが入れられている。補助罫線13は、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
さらに、内フラップ2aには、切目線12bの中間部分における変向部から面取板7との境界に臨む端壁1側の角部へ向けて補助罫線14が入れられている。補助罫線14もまた、段ボールの裏面側から押圧した押罫とされている。
そのほか、組立状態で対角位置となる1組の内フラップ2aと外フラップ2cには、長円形に切目線及び折目線を入れて、重なり合った状態で押し込むことにより取手穴が開口する取手片16が設けられている。
このようなブランクを組み立てて商品を包装する際には、底壁5に商品を載置し、図10に示すように、底壁5から一対の端壁1を起立させ、面取板7を斜め内側へ折り曲げ、継代片8及び天壁6を折り重ねて貼り合わせる。そして、一対の端壁1から内フラップ2aを内側へ折り曲げ、外フラップ2b,2cを折り曲げて、その先端同士を突き合わせ、内フラップ2aと外フラップ2b,2cとを貼り合わせる。
一方、店頭で商品を展示する際には、図11に示すように、一対の端壁1の折込片11cの押込に伴い、手掛穴11の切目線11aを破断させ、折目線11bをヒンジとして折込片11cを内側へ折り込むことにより、手掛穴11を開口させる。
次に、手掛穴11に指を入れ、折込片11cに指を掛けて、端壁1を手掛穴11の上縁に臨む部分から手前に引っ張ると、端壁1は先折罫線13a及び後折罫線13bに沿って膨出するように撓み、切目線12aが切断され、これに伴い、内フラップ2aの切目線12bより上方部分が内側へ引っ張られ、補助罫線14に沿って屈曲するように撓み、切目線12bの端壁1寄りの部分が切断される。
そして、手掛穴11の上縁に臨む部分から一対の端壁1を引き上げると、切目線12bが内フラップ2aの先端まで切断され、切目線12より上方部分を除去できる。
上記のような手順により、この包装展示兼用箱は、図12に示すように、容易に大きく開口させることができ、引裂帯等の分離したゴミも発生せず、すっきりとした状態で、残存したトレー状の部分から商品を露出させて展示することができる。
なお、上記各実施形態では、手掛穴11を、その上部の折目線11bをヒンジとする折込片11cの折り込みに伴い開口させるものを例示したが、折込片11cを省略し、手掛穴11が最初から開口しているものとしてもよい。
1,3 端壁
2 側壁
2a 内フラップ
2b,2c 外フラップ
4 継代片
5 底壁
5a 内フラップ
5b 外フラップ
6 天壁
6a 内フラップ
6b 外フラップ
7 面取板
8 継代片
11 手掛穴
11a 切目線
11b 折目線
11c 折込片
12 切目線
12a,12b,12c,12d 切目線
12b 主切目
12b 副切目
13,14 補助罫線
13a 先折罫線
13b 後折罫線
15 折目線
16 取手片

Claims (5)

  1. 端壁(1)の両側に側壁(2)を連設して周壁を形成し、端壁(1)に設けた手掛穴(11)から周方向に延びる切目線(12)を入れると共に、端壁(1)には、手掛穴(11)付近を始端として両側上方へ斜めに延びる補助罫線(13)を入れておき、
    展示に際しては、端壁(1)を手掛穴(11)の上縁に臨む部分から手前に引っ張り、補助罫線(13)に沿って端壁(1)を撓ませると共に、これに伴い、両側の側壁(2)を撓ませ、切目線(12)を切断して、切目線(12)より上方部分を除去するようにした包装展示兼用箱。
  2. 請求項1に記載の包装展示兼用箱において、前記補助罫線(13)は、手掛穴(11)の両端上部から延びるものとし、手掛穴(11)の上部の折目線(11b)をヒンジとする折込片(11c)を設け、折込片(11c)を内側へ折り込んで手掛穴(11)を開口させるようにしたことを特徴とする包装展示兼用箱。
  3. 請求項1又は2に記載の包装展示兼用箱において、前記側壁(2)の切目線(12b)は、破断方向へ延びる断続した主切目(12b1)と、主切目(12b1)間の繋部で破断方向に交差して斜めに向いた副切目(12b2)とが交互に列をなすものとしたことを特徴とする包装展示兼用箱。
  4. 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の包装展示兼用箱において、前記側壁(2)には、その切目線(12b)の中間部分から端壁(1)側の上角部へ向けて補助罫線(14)を入れ、展示に際しては、端壁(1)と共に側壁(2)を補助罫線(14)に沿って撓ませるようにしたことを特徴とする包装展示兼用箱。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の包装展示兼用箱において、前記端壁(1)の補助罫線(13)は、手掛穴(11)付近から延びる先折罫線(13a)と、上角部へ至る後折罫線(13b)とが横方向にずれて配置されたものとしたことを特徴とする包装展示兼用箱。
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