JP3195711B2 - 注出キャップ - Google Patents
注出キャップInfo
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- JP3195711B2 JP3195711B2 JP07658394A JP7658394A JP3195711B2 JP 3195711 B2 JP3195711 B2 JP 3195711B2 JP 07658394 A JP07658394 A JP 07658394A JP 7658394 A JP7658394 A JP 7658394A JP 3195711 B2 JP3195711 B2 JP 3195711B2
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- Japan
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- pouring
- hole
- cap
- top wall
- pouring hole
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
- B65D—CONTAINERS FOR STORAGE OR TRANSPORT OF ARTICLES OR MATERIALS, e.g. BAGS, BARRELS, BOTTLES, BOXES, CANS, CARTONS, CRATES, DRUMS, JARS, TANKS, HOPPERS, FORWARDING CONTAINERS; ACCESSORIES, CLOSURES, OR FITTINGS THEREFOR; PACKAGING ELEMENTS; PACKAGES
- B65D47/00—Closures with filling and discharging, or with discharging, devices
- B65D47/04—Closures with discharging devices other than pumps
- B65D47/20—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge
- B65D47/24—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat
- B65D47/248—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by imparting a motion to the valve stem
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B65—CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
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- B65D47/241—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element
- B65D47/243—Closures with discharging devices other than pumps comprising hand-operated members for controlling discharge with poppet valves or lift valves, i.e. valves opening or closing a passageway by a relative motion substantially perpendicular to the plane of the seat the valve being opened or closed by actuating a cap-like element moving linearly, i.e. without rotational motion
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Closures For Containers (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は注出キャップに関する。
【0002】
【従来の技術】注出キャップとして、実公昭59−33
412号に記載されたものがある。
412号に記載されたものがある。
【0003】このキャップは、図9に示す如く、中空円
錐台形状の円錐部30の頂壁31に頂孔31a を開口すると共
に、該頂孔31a の開孔縁である頂壁31下面部分に弁シー
ト部32を形成した中栓33を円錐部30の下端に連接された
嵌着部34により密に嵌入組み付けし、該中栓33に、弾性
ある合成樹脂により形成された数条のスプリング35の先
端に弁片36を設け、該弁片36の上面中央から所望高さの
突出片37を立設した弁体38を前記スプリング35の下端に
連接された組付けリング39を前記嵌着部34に不動に組付
けると共に前記スプリング35の弾力により前記弁体38を
前記弁シート部32に密に圧接させ、更に前記突出片37を
前記頂孔31a から上方に突出させて組付けている。尚、
図中40は縦溝を示す。
錐台形状の円錐部30の頂壁31に頂孔31a を開口すると共
に、該頂孔31a の開孔縁である頂壁31下面部分に弁シー
ト部32を形成した中栓33を円錐部30の下端に連接された
嵌着部34により密に嵌入組み付けし、該中栓33に、弾性
ある合成樹脂により形成された数条のスプリング35の先
端に弁片36を設け、該弁片36の上面中央から所望高さの
突出片37を立設した弁体38を前記スプリング35の下端に
連接された組付けリング39を前記嵌着部34に不動に組付
けると共に前記スプリング35の弾力により前記弁体38を
前記弁シート部32に密に圧接させ、更に前記突出片37を
前記頂孔31a から上方に突出させて組付けている。尚、
図中40は縦溝を示す。
【0004】このキャップは、突出片37をスプリング35
の弾力に逆らって円錐部30内に押し込むことにより弁片
36と弁シート部32との間に間隙が形成され、この間隙か
ら縦溝40を通って液が流出する如く構成している。
の弾力に逆らって円錐部30内に押し込むことにより弁片
36と弁シート部32との間に間隙が形成され、この間隙か
ら縦溝40を通って液が流出する如く構成している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このキャップを用いた
容器は、不使用時における液の漏出を確実に防止するこ
とができるとともに、注出する液の量を適正に規制する
ことが簡単であり、その構成は簡単でかつ容体と中栓と
弁体とを嵌合組付けするだけで全体の組み立てを完成さ
せることができる等多くの優れた作用効果を発揮できる
ものである。
容器は、不使用時における液の漏出を確実に防止するこ
とができるとともに、注出する液の量を適正に規制する
ことが簡単であり、その構成は簡単でかつ容体と中栓と
弁体とを嵌合組付けするだけで全体の組み立てを完成さ
せることができる等多くの優れた作用効果を発揮できる
ものである。
【0006】しかしながら、このキャップは液注出に当
たり、突出片37を常時押圧していなければならない。従
って、液注出の際、何等かの理由で液注出部位に接触し
たくない場合に不便である。
たり、突出片37を常時押圧していなければならない。従
って、液注出の際、何等かの理由で液注出部位に接触し
たくない場合に不便である。
【0007】また、上記キャップは、中栓33及び弁体36
の他に、不使用時の液の漏出をより確実に防止するため
にはカバーキャップを必要とする。また、数条のスプリ
ングを設けて弁片36を上方付勢させているため、その構
造の簡略化の余地を残している。
の他に、不使用時の液の漏出をより確実に防止するため
にはカバーキャップを必要とする。また、数条のスプリ
ングを設けて弁片36を上方付勢させているため、その構
造の簡略化の余地を残している。
【0008】本請求項1発明はこの様な点を考慮してな
されたもので、液注出の際に注出部位に接触することな
く行えて、しかも非使用時には極めて簡単な操作で注出
孔を封止出来て取り扱いが便利であり、また、カバーキ
ャップ等を必要とせずに二部材で構成できるとともに、
より簡単な構造を有する注出キャップを提案するもので
ある。
されたもので、液注出の際に注出部位に接触することな
く行えて、しかも非使用時には極めて簡単な操作で注出
孔を封止出来て取り扱いが便利であり、また、カバーキ
ャップ等を必要とせずに二部材で構成できるとともに、
より簡単な構造を有する注出キャップを提案するもので
ある。
【0009】また、請求項2記載の発明では、取り扱い
便利で簡単な構造を有し、更に、上記発明容器の如く注
出部位に接触することなく液の注出を行えるとともに、
従来容器の様な棒状突起を押し込むことによる液の注出
も行えるという優れた注出キャップを提案するものであ
る。
便利で簡単な構造を有し、更に、上記発明容器の如く注
出部位に接触することなく液の注出を行えるとともに、
従来容器の様な棒状突起を押し込むことによる液の注出
も行えるという優れた注出キャップを提案するものであ
る。
【0010】更に、請求項3記載の発明では、上記各請
求項1又は2の発明に於いて、使用前の流通,保管時に
は注出孔を完全に密封することができ、使用時には簡単
に開封できて、しかも二部材で構成できる優れた注出キ
ャップを提案するものである。
求項1又は2の発明に於いて、使用前の流通,保管時に
は注出孔を完全に密封することができ、使用時には簡単
に開封できて、しかも二部材で構成できる優れた注出キ
ャップを提案するものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本請求項1記載の発明は
上記課題を解決するため、容器体口頚部外周に嵌合させ
る周壁4上端縁より頂壁5を延設するとともに、頂壁5
中央に穿設した窓孔周縁より上方へ円筒状の嵌合筒6を
立設したキャップ本体2と、上記嵌合筒6外周に回動可
能に嵌合させた周壁8上端縁より頂壁9を延設し、該頂
壁9中心部に注出孔10を穿設してなる蓋体3とからな
り、上記嵌合筒6内上部一側より中央へ弾性板14を一体
に突設するとともに、該弾性板14上面に突設した栓突起
15周縁を上記注出孔6下端部に圧接嵌合して閉塞させ、
上記蓋体頂壁9下面の注出孔10周囲より弾性板14上方に
リング突条16を垂設するとともに、該突条16下面に山形
凹部17を設け、且つ、該山形凹部17と離脱可能に嵌合す
る山形突起18を上記弾性板14上面先端部に突設してなる
ことを特徴とする注出キャップとして構成した。
上記課題を解決するため、容器体口頚部外周に嵌合させ
る周壁4上端縁より頂壁5を延設するとともに、頂壁5
中央に穿設した窓孔周縁より上方へ円筒状の嵌合筒6を
立設したキャップ本体2と、上記嵌合筒6外周に回動可
能に嵌合させた周壁8上端縁より頂壁9を延設し、該頂
壁9中心部に注出孔10を穿設してなる蓋体3とからな
り、上記嵌合筒6内上部一側より中央へ弾性板14を一体
に突設するとともに、該弾性板14上面に突設した栓突起
15周縁を上記注出孔6下端部に圧接嵌合して閉塞させ、
上記蓋体頂壁9下面の注出孔10周囲より弾性板14上方に
リング突条16を垂設するとともに、該突条16下面に山形
凹部17を設け、且つ、該山形凹部17と離脱可能に嵌合す
る山形突起18を上記弾性板14上面先端部に突設してなる
ことを特徴とする注出キャップとして構成した。
【0012】また、請求項2記載の発明は、上端部が注
出孔10上端より突出する棒状突起21を上記栓突起15上面
中央部に立設してなる請求項1記載の注出キャップとし
て構成した。
出孔10上端より突出する棒状突起21を上記栓突起15上面
中央部に立設してなる請求項1記載の注出キャップとし
て構成した。
【0013】更に、請求項3記載の発明は、上記注出孔
10上端縁部に薄肉破断部20を介して下端縁部を一体に連
結するとともに、注出孔10上端開口を閉塞する切り取り
栓19を設けてなる請求項1又は請求項2記載の注出キャ
ップとして構成した。
10上端縁部に薄肉破断部20を介して下端縁部を一体に連
結するとともに、注出孔10上端開口を閉塞する切り取り
栓19を設けてなる請求項1又は請求項2記載の注出キャ
ップとして構成した。
【0014】
【作用】キャップ本体2を容器体に装着して使用する。
使用前の運搬,保管時には切り取り栓19の存在で確実な
注出孔10からの液の漏出を防止出来る。使用に当たって
は、切り取り栓19をその破断部20の所で切断除去し、次
いで、蓋体3を回動させると同じくリング突条16が回動
するため、山形突起18が山形凹部17より抜け出してリン
グ突条16下面に乗り上げ、弾性板14先端部が下方へ押し
下げられ、その結果、栓突起15が注出孔10下端部より下
方へ外れ、液の注出が可能となる。
使用前の運搬,保管時には切り取り栓19の存在で確実な
注出孔10からの液の漏出を防止出来る。使用に当たって
は、切り取り栓19をその破断部20の所で切断除去し、次
いで、蓋体3を回動させると同じくリング突条16が回動
するため、山形突起18が山形凹部17より抜け出してリン
グ突条16下面に乗り上げ、弾性板14先端部が下方へ押し
下げられ、その結果、栓突起15が注出孔10下端部より下
方へ外れ、液の注出が可能となる。
【0015】使用後は再び蓋体3を回動して、その山形
凹部17に弾性板14の山形突起18を嵌合させることにより
弾性板14が弾発力で上方へ移行して、栓突起15が注出孔
10下端部に圧接嵌合し、注出孔10を液密に閉塞する。
凹部17に弾性板14の山形突起18を嵌合させることにより
弾性板14が弾発力で上方へ移行して、栓突起15が注出孔
10下端部に圧接嵌合し、注出孔10を液密に閉塞する。
【0016】図6乃至図8に示す実施例では、上記実施
例と同様に切り取り栓19を切断除去して使用する。本実
施例では上記実施例に於ける如き液の注出の他、容器体
を逆様にする等した後棒状突起21を押し込むことによ
り、液の注出を行え、押圧力を加減することにより注出
する液の量を適正に規制することが簡単に行える。
例と同様に切り取り栓19を切断除去して使用する。本実
施例では上記実施例に於ける如き液の注出の他、容器体
を逆様にする等した後棒状突起21を押し込むことによ
り、液の注出を行え、押圧力を加減することにより注出
する液の量を適正に規制することが簡単に行える。
【0017】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
する。
【0018】本発明の注出キャップ1は、キャップ本体
2と、蓋体3とから構成している。
2と、蓋体3とから構成している。
【0019】キャップ本体2は合成樹脂により一体に形
成されたもので、装着する容器体の口頚部外周へ嵌合さ
せる周壁4上端縁より頂壁5を延設し、頂壁5中央部に
穿設した窓孔周縁部より上方へ円筒状の嵌合筒6を立設
している。本実施例では、周壁4内周を容器体口頚部外
周に螺合する如く構成するとともに、頂壁5下面周縁部
所定位置に、容器体口頚部内周に液密に嵌合するシール
筒7を垂設している。
成されたもので、装着する容器体の口頚部外周へ嵌合さ
せる周壁4上端縁より頂壁5を延設し、頂壁5中央部に
穿設した窓孔周縁部より上方へ円筒状の嵌合筒6を立設
している。本実施例では、周壁4内周を容器体口頚部外
周に螺合する如く構成するとともに、頂壁5下面周縁部
所定位置に、容器体口頚部内周に液密に嵌合するシール
筒7を垂設している。
【0020】蓋体3も合成樹脂の一体成形品で、上記嵌
合筒6外周に嵌合させた周壁8上端縁より頂壁9を延設
するとともに、頂壁9中心部に注出孔10を穿設した下端
面開口の円筒状をなし、周壁8内周に周設した凹溝11を
上記嵌合筒6外周に周設した突条12に嵌合させてキャッ
プ本体2に対して回動可能に装着している。また、頂壁
9裏面周縁部より上記嵌合筒6内周上端部に回動可能且
つ液密に嵌合させたシール筒13を垂設している。
合筒6外周に嵌合させた周壁8上端縁より頂壁9を延設
するとともに、頂壁9中心部に注出孔10を穿設した下端
面開口の円筒状をなし、周壁8内周に周設した凹溝11を
上記嵌合筒6外周に周設した突条12に嵌合させてキャッ
プ本体2に対して回動可能に装着している。また、頂壁
9裏面周縁部より上記嵌合筒6内周上端部に回動可能且
つ液密に嵌合させたシール筒13を垂設している。
【0021】本発明に於いて、上記嵌合筒6内上部一側
所定位置より、中央へ伸びて他端を自由端として中心外
方へ延設した平面視矩形状をなす弾性板14を一体に突設
し、該弾性板14上面所定位置に突設した栓突起15周縁を
上記注出孔10下端部に圧接嵌合して液密に閉塞する如く
構成している。この栓突起15は円錐台形状をなし、その
周面部が注出孔10下端に設けたテーパ状部10a に圧接嵌
合して注出孔10を液密に閉塞する如く構成している。
所定位置より、中央へ伸びて他端を自由端として中心外
方へ延設した平面視矩形状をなす弾性板14を一体に突設
し、該弾性板14上面所定位置に突設した栓突起15周縁を
上記注出孔10下端部に圧接嵌合して液密に閉塞する如く
構成している。この栓突起15は円錐台形状をなし、その
周面部が注出孔10下端に設けたテーパ状部10a に圧接嵌
合して注出孔10を液密に閉塞する如く構成している。
【0022】また、蓋体頂壁9裏面の注出孔10周囲よ
り、上記弾性板14上方位置にリング突条16を垂設し、こ
のリング突条16下面所定位置に山形凹部17を形成してい
る。
り、上記弾性板14上方位置にリング突条16を垂設し、こ
のリング突条16下面所定位置に山形凹部17を形成してい
る。
【0023】一方、上記弾性板14上面先端部には上記山
形凹部17に離脱可能に嵌合する山形突起18を突設してお
り、この突起18の上記凹部17嵌合状態では栓突起15が注
出孔10を閉塞し、山形突起18が山形凹部19より外れてリ
ング突条16下面に乗り上げた状態では弾性板14先端部が
下方へ押し下げられて注出孔10が開口する如く構成して
いる。従って、キャップ本体2に対して蓋体3を所定幅
回動させれば、注出孔10が開口することとなり、また、
注出孔10開口状態から蓋体3を所定幅回動させれば注出
孔9が閉塞することとなる様構成している。
形凹部17に離脱可能に嵌合する山形突起18を突設してお
り、この突起18の上記凹部17嵌合状態では栓突起15が注
出孔10を閉塞し、山形突起18が山形凹部19より外れてリ
ング突条16下面に乗り上げた状態では弾性板14先端部が
下方へ押し下げられて注出孔10が開口する如く構成して
いる。従って、キャップ本体2に対して蓋体3を所定幅
回動させれば、注出孔10が開口することとなり、また、
注出孔10開口状態から蓋体3を所定幅回動させれば注出
孔9が閉塞することとなる様構成している。
【0024】また、本実施例では、注出孔10を閉塞する
切り取り栓19を蓋体3に一体に設けている。この切り取
り栓19は、注出孔10上端縁部に薄肉破断部20を介して下
端縁部を一体に連結して注出孔10上端開口を閉塞してい
る。そして、使用時に薄肉破断部20を切断して取り除く
如く構成している。
切り取り栓19を蓋体3に一体に設けている。この切り取
り栓19は、注出孔10上端縁部に薄肉破断部20を介して下
端縁部を一体に連結して注出孔10上端開口を閉塞してい
る。そして、使用時に薄肉破断部20を切断して取り除く
如く構成している。
【0025】図6乃至図8は本請求項2発明の一実施例
を示し、本実施例では、注出孔10上端より突出する棒状
突起21を栓突起15上面に立設させ、また、切り取り栓19
下面に、この棒状突起21先端が収納可能な凹部22を形成
した以外は上記実施例と同様の構成である。従って、本
実施例では、上記実施例の如く蓋体3を回動させること
により注出孔10を開口することも、この棒状突起21を押
し込むことにより開口することも出来る様に構成してい
る。
を示し、本実施例では、注出孔10上端より突出する棒状
突起21を栓突起15上面に立設させ、また、切り取り栓19
下面に、この棒状突起21先端が収納可能な凹部22を形成
した以外は上記実施例と同様の構成である。従って、本
実施例では、上記実施例の如く蓋体3を回動させること
により注出孔10を開口することも、この棒状突起21を押
し込むことにより開口することも出来る様に構成してい
る。
【0026】
【発明の効果】以上説明した如く本請求項1記載の発明
によれば、従来のこの種キャップの如く、液注出の際に
突出片を常時押圧していなくても良く、注出部位に接触
することなく液の注出を行えて、しかも非使用時には極
めて簡単な操作で注出孔を封止出来て取り扱いが便利で
ある。
によれば、従来のこの種キャップの如く、液注出の際に
突出片を常時押圧していなくても良く、注出部位に接触
することなく液の注出を行えて、しかも非使用時には極
めて簡単な操作で注出孔を封止出来て取り扱いが便利で
ある。
【0027】また、注出孔の開閉時に、山形突起と山形
凹部との嵌合或いは嵌合離脱が行われるため、手の感触
で注出孔の開閉を容易に察知出来て便利である。
凹部との嵌合或いは嵌合離脱が行われるため、手の感触
で注出孔の開閉を容易に察知出来て便利である。
【0028】また、キャップは本体と蓋体の二部材で構
成しているため、また、その構造も極めて簡単であるた
め、従来のこの種キャップと比較して少ない部材数で形
成でき、従って安価に製造出来る。
成しているため、また、その構造も極めて簡単であるた
め、従来のこの種キャップと比較して少ない部材数で形
成でき、従って安価に製造出来る。
【0029】また、請求項2記載の発明では、棒状突起
を押し込むことにより液の注出が可能なため、上記効果
に加えて、液の量を適正に規制しつつ注出出来るという
効果を兼ね備えている。
を押し込むことにより液の注出が可能なため、上記効果
に加えて、液の量を適正に規制しつつ注出出来るという
効果を兼ね備えている。
【0030】また、棒状突起の長さ等を調整しておけば
(例えば弾性板押し下げ時に棒状突起上端が注出孔内に
位置する如く調整しておけば)、蓋体を回動しての注出
孔開口状態が一目瞭然となり使用上便利である。
(例えば弾性板押し下げ時に棒状突起上端が注出孔内に
位置する如く調整しておけば)、蓋体を回動しての注出
孔開口状態が一目瞭然となり使用上便利である。
【0031】また、請求項3記載の発明では、各請求項
1又は2発明に於いて運搬,保管時等に注出孔の完全な
る密閉を部材数を増やすことなく維持でき、また、上記
各効果を併せ持つ優れたキャップである。
1又は2発明に於いて運搬,保管時等に注出孔の完全な
る密閉を部材数を増やすことなく維持でき、また、上記
各効果を併せ持つ優れたキャップである。
【図1】 本請求項1発明の一実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図2】 同実施例のキャップ本体を示す斜視図であ
る。
る。
【図3】 同実施例のキャップ本体を示す平面図であ
る。
る。
【図4】 同実施例の一部切欠き側面図である。
【図5】 同実施例の注出孔開口状態の縦断面図であ
る。
る。
【図6】 本請求項2発明の一実施例を示す縦断面図で
ある。
ある。
【図7】 同実施例のキャップ本体を示す斜視図であ
る。
る。
【図8】 同実施例のキャップ本体を示す平面図であ
る。
る。
【図9】 従来キャップの一例を示す縦断面図である。
2…キャップ本体,3…蓋体,4…周壁,5…頂壁,6
…嵌合筒,8…周壁,9…頂壁,10…注出孔,14…弾性
板,15…栓突起,16…突条,17…山形凹部,18…山形突
起,19…切り取り栓,20…薄肉破断部,21…棒状突起
…嵌合筒,8…周壁,9…頂壁,10…注出孔,14…弾性
板,15…栓突起,16…突条,17…山形凹部,18…山形突
起,19…切り取り栓,20…薄肉破断部,21…棒状突起
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B65D 47/44 B65D 47/26 B65D 47/28
Claims (3)
- 【請求項1】 容器体口頚部外周に嵌合させる周壁4上
端縁より頂壁5を延設するとともに、頂壁5中央に穿設
した窓孔周縁より上方へ円筒状の嵌合筒6を立設したキ
ャップ本体2と、上記嵌合筒6外周に回動可能に嵌合さ
せた周壁8上端縁より頂壁9を延設し、該頂壁9中心部
に注出孔10を穿設してなる蓋体3とからなり、上記嵌合
筒6内上部一側より中央へ弾性板14を一体に突設すると
ともに、該弾性板14上面に突設した栓突起15周縁を上記
注出孔6下端部に圧接嵌合して閉塞させ、上記蓋体頂壁
9下面の注出孔10周囲より弾性板14上方にリング突条16
を垂設するとともに、該突条16下面に山形凹部17を設
け、且つ、該山形凹部17と離脱可能に嵌合する山形突起
18を上記弾性板14上面先端部に突設してなることを特徴
とする注出キャップ。 - 【請求項2】 上端部が注出孔10上端より突出する棒状
突起21を上記栓突起15上面中央部に立設してなる請求項
1記載の注出キャップ。 - 【請求項3】 上記注出孔10上端縁部に薄肉破断部20を
介して下端縁部を一体に連結するとともに、注出孔10上
端開口を閉塞する切り取り栓19を設けてなる請求項1又
は請求項2記載の注出キャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07658394A JP3195711B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 注出キャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP07658394A JP3195711B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 注出キャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07257622A JPH07257622A (ja) | 1995-10-09 |
JP3195711B2 true JP3195711B2 (ja) | 2001-08-06 |
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ID=13609313
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP07658394A Expired - Fee Related JP3195711B2 (ja) | 1994-03-22 | 1994-03-22 | 注出キャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3195711B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5238413B2 (ja) * | 2008-08-29 | 2013-07-17 | 株式会社吉野工業所 | 塗布容器 |
WO2016144503A1 (en) * | 2015-03-10 | 2016-09-15 | Illinois Tool Works Inc. | Spring-biased valve assembly |
-
1994
- 1994-03-22 JP JP07658394A patent/JP3195711B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH07257622A (ja) | 1995-10-09 |
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