JP3188472B2 - 制御点火式内燃機関のミスファイア検出方法および装置 - Google Patents
制御点火式内燃機関のミスファイア検出方法および装置Info
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Description
択的には自動車の火花点火式の内燃機関、そして特にエ
ンジンが一方では本説明の中では今後触媒コンバータと
称する接触排気系統に結合され、また、一方では燃料噴
射式燃料供給系統を、好ましくは分岐式を備え、かつエ
ンジン噴射好ましくは点火が電子制御およびエンジン管
理方式として知られる管理方式により制御される方式で
ある車両の内燃機関におけるミスファイヤを検出する方
法と装置に関するものである。
これらのエンジン類と触媒コンバータについての環境保
全に関する最近の、あるいは審理中の規制に準拠すべ
き、大きな問題となっている。
さらには触媒コンバーターに到達するこれらのミスファ
イヤに起因する不完全燃焼の燃料混合物が過大な量で継
続することで引き起こされる触媒コンバータの破壊は周
知の事実である。この触媒コンバーターの劣化や破壊は
排気ガス中の環境汚染物質の発散の制御不能を引き起こ
し、これら車両は規制に従えなくなる。
検知する方法と装置を求め、それによって、ミスファイ
ヤによる触媒コンバータの性能低下および/または環境
汚染物質発散の過大な増加を生じる場合には運転者に警
告を発する事ができるようにするものである。
ミスファイヤの検出法は既に知られており、これは、 a)エンジンの各シリンダにおける各燃焼/膨張行程に
対し、当該シリンダで燃焼/膨張によって発生する回転
力をガストルクCg(と以下略称を含めて記載する)と称
し、その値を示す信号を定式化し、 b)エンジンの回転速度Nを測定し、当該シリンダにお
いて燃焼/膨張行程に先行した少なくともガス吸入行程
に対応する回転速度を示す信号を定式化し、 c)当該シリンダの吸入ガス量を表すパラメタを測定
し、当該シリンダにおける同じエンジンサイクルの間の
燃焼/膨張位相に先行した少なくともガス吸入行程に対
するこの吸入ガス量を示す信号を定式化し、 d)速度Nを表す信号と吸入ガス量を表す信号とを変数
として予め同形のシリンダについて実験して作成されて
いる、速度Nと吸入ガス量とをパラメータとして基準と
するガストルクCrefを図表表示してある基準理論ガスト
ルク図表に当てはめ、それによって、基準ガストルクCr
efを示す信号を導き出す。
れる。
対して、エンジンが安定化運転モードにあるか、あるい
は過渡的モードにあるかに関連する当該シリンダの乗算
重み係数Kを割り当て、それにより期待理論トルクCex
(以下略称を含めて記載する)を示す信号を推定し、そ
して f)測定されたガストルクCgと期待理論トルクCexの信
号を比較し期待理論トルクCexに対するガストルクCgの
比率が所定の比率閾値を下回る時はミスファイアがある
と見なす。
スファイヤを識別する能力を改善することにあり、特に
エンジンが安定化運転モードにあるか、あるいは過渡的
モードにあるかを考慮するようにするものである。
d)を構成する既知の方法に次のステップを加えて構成
することにより特徴付けられる: e)ガストルクCgの値を表す信号と基準ガストルクCref
の値を表す信号との少なくとも一方の信号に対して、シ
リンダ毎にそれに適合する乗算補正率KMを割り当て17、
ガストルクCgの値と基準ガストルクCrefの値の夫々に対
応する信号を得せしめ、更に、エンジンの過渡期運転中
の場合は、対応する信号の少なくとも一方の信号に対
し、加速時には正、減速時には負の加法補正率KAを割り
当て、上記による補正により、基準ガストルクCrefに対
応する信号に基づく期待理論トルクCexを表す信号と、
ガストルクCgの値に対応する信号に基づく算出ガストル
クCgcを表す信号とを導き出し、 f)算出ガストルクCgc値を表す信号に対する期待理論
トルクCex値を表す信号の比率を計算し、この比率が所
定の比率閾値より高い時はミスファイヤと判断する。
かしエンジンの回転数Nとエンジンのシリンダの吸入ガ
ス量を表すパラメタとの関数として作成された図表から
求める方がより好都合である。
に流入する空気の流量、あるいはエンジンへ空気供給を
調整する回転チョーク、あるいは蝶型弁(バタフライバ
ルブ)の開閉度であってもよい。しかしこのパラメータ
は当該シリンダ用の空気吸い込みマニフォルドでの圧力
Pimとする方が都合がよい。
れ、また過渡的モードでは加法補正率KAが適用されるた
だ一つのものである場合は期待理論トルクCexは基準ト
ルクCrefに等しいのでCref/Cgcが前述の閾値と比較する
ように計算され、基準トルクCrefを表す信号が乗算補正
率が適用されるただ一つの信号であり、エンジンが過渡
的モードで運転されている時は、この対応する比例信号
がまた加法補正率が適用されるただ一つの信号である場
合は、Cg=CgcなのでCex/Cgが前述の閾値と対比される
ので都合がよい。
において、期待理論ガストルクCexをエンジン回転速度
あるいは速度とか、シリンダの吸入ガス量を表すための
選ばれたパラメータとか、補正率とかを関数として予知
したり推定することからなり、その補正率としては第一
に対応する燃焼/膨張位相に対する夫々のシリンダの状
態を考慮した乗算補正率が、第二にエンジンが過渡期モ
ードにあるときには加法補正率が考慮され、そして都合
よくこの期待理論トルクは考慮対象の燃焼/膨張行程に
対する計算されたガストルクCgに比較され、その比率の
値から、この比率を閾値と比較した結果の関数としてこ
の行程の間にミスファイヤがあったか無かったかを判断
することである。
焼/膨張位相の算出ガストルクCgcを表す信号はクラン
クシャフトあるいはエンジンのシャフトの角度位置を基
に定式化されている。この特性は燃焼室の圧力をみる圧
力センサの如きその他の手段を備える必要もなくこの角
度位置信号のみを基にガストルクCgの計算を可能にする
ことであり、この点が利点である。
ンクシャフトあるいはフライホイールと一体で回転する
ターゲットから成る既知のセンサの助けにより得られる
時は、算出ガストルクCgc値の信号化は切削加工許容誤
差あるいは回転ターゲット芯出し上の、より一般的には
ターゲットおよびターゲットが回転可能に連結されたエ
ンジンを構成する回転アセンブリーの許容誤差により乱
され、そして少なくともこれら許容誤差に起因する速度
の変動の一部を補償するために、本発明は具合良く、エ
ンジンのそれぞれのシリンダの燃焼/膨張行程にそれぞ
れ対応するエンジンの回転の夫々の角度セクターとに低
アイドルに低い速度を超えるところの与えられた速度に
おいて燃料噴射を打ち切り、少なくとも一つのエンジン
サイクルに対するガストルク(Cg)を計算し、全ての角
度セクターのガストルク(Cg)の平均値を計算し、夫々
のセクターに対するガストルクの平均とガストルクとの
差と、1またはエンジンの負荷および/または速度
(N)の関数である比例係数との積に等しい補償項を決
め、それぞれのセクターに対する、少なくとも燃料噴射
が打ち切られた時の速度を含む一つ以上の速度範囲にわ
たるこのセクターに対する噴射行程で得られたガストル
ク(Cg)に対応する補償項を計算に加えることである。
法として、燃料噴射打ち切りを伴う2つ以上の継続する
エンジンの半回転に対するガストルクCgの計算と、一つ
のエンジン半回転から次のエンジンによってもたらされ
た半回転で生じるトルク変動の半分の計算と、補償項を
トルク変動の半分と比例係数の積に等しくする限定と、
加うるに、燃料噴射が打ち切られた行程の間において最
も低いガストルク値を示すエンジン半回転に対する燃料
噴射行程の間に得られたガストルク値Cgへの補償と、あ
るいは別々に補償項を前記速度範囲にわたり燃料噴射力
が打ち切られた行程における最高のガストルク値Cgを与
えるエンジン半回転に対する燃料噴射行程で得られたガ
ストルク値Cgまでへの限定とで構成される。
総てのシリンダに対する全体のトルク図表から容易に推
論することができ、かつ類系のエンジンにも有効であ
り、この図表は安定化速度でのエンジンについて予め定
められ二つの入力値と、一方では、エンジン速度Nと、
他方では、吸い込み枝管での圧力Pimとの異なった入力
値に対する理論基準ガストルクの値とについて作表され
た図表の形での記録として記憶され、これらの各々の値
は一次補間法による基準ガストルクの計算を最適化する
ように選ばれている。図表上のこれらの値または点は急
勾配曲率を持つような領域において最小誤差で一次補間
法が可能となるように密接するように選ばれている。
の老化を補償するために、乗算補正率KMはエンジンのそ
れぞれの燃焼/膨張行程について再計算される。そのこ
とは安定期モードでエンジンが運転されるときの期待理
論トルクCexで選ばれた値であるCex,slowの計算を可能
とする。過渡期運転の補償のためには、加法補正率KAが
それぞれの燃焼/膨張行程に対し再計算される。それを
期待理論トルクCex,slowに加えられてCex,fastの値とな
り、この値はエンジンが過渡的モードで運転される時に
期待理論トルクに適用される値である。エンジンの運転
が安定化期内であるか過渡期であるかは、好ましくは絶
対値で、計算された基準トルクの二つの値の差の関数で
決められ、その一つは目的の燃焼/膨張行程に対するも
のであり、もう一つは先行する最終の一つの燃焼/膨張
に対するものである。
行程に対応するシリンダに対する最新の連続せるCg/Cre
f比で得られた数値の平均に等しいとして計算される。
これに対し、過渡的モードで使われる加法補正率は各シ
リンダ個々に安定化速度での計算ガストルクCgcを表す
信号と期待理論トルクCexを表す信号との間の差の一次
フィルターリングに等しい。
計算するに必要な、Cgc/Cref比の最新の連続する値の与
えられた数値と補正関数を計算するのに必要な加算修正
関数の最新の値とをメモリに記憶することからなる段階
を含む。しかしながら、ガストルクCgの誤まった値を導
入せぬために、補正率の計算にあたっては、例外条件に
対し、かつそれ故、この計算を誤らぬために、仮にミス
ファイヤがこのCgの値の時に検出されると、それに対す
る期待理論トルクCexの計算値がさらに都合良くガスト
ルクCgの値の場所に記憶される。
有するエンジンで、この方法はエンジンの回転がそれぞ
れN1とN2,例えば200と1、000回転のウインドウ、の間
に検出されたミスファイヤの数あるいはレベルを測定す
ること、 これらの測定値それぞれをそれぞれのウインドウにつ
き少なくとも一つの閾値特性と比較すること、 N1回転のウインドウに対する閾値特性の超過がもたら
した触媒コンバーターの危機状態に対応する警告信号を
与えること、かつ/または、 N2回転のウインドウに対する閾値特性を超過した場合
に排気ガス中の有害成分の閾値を超えたことに対応する
警告信号を与えることがさらに追加される。
り、特に急勾配の過渡期(例えばギアレバーの操作)あ
るいはエンジンが強く運転された時は、信頼性に欠ける
が、本方法は燃料噴射が打ち切られる行程および/また
はエンジンが外から駆動されている行程でミスファイヤ
の検出を不活動とすることができる利点がある。本発明
によると、後者の場合が、吸入枝管での圧力Pimがエン
ジンの回転速度Nの関数である圧力の閾値より下がった
時、および/または期待理論トルクCexが、例えばエン
ジンの同じ回転速度Nに対するゼロ有効トルクに対し計
算されたガストルクに対応するであろう、限界トルクよ
り低い時に好都合に検出される。
された状態にあるのかの検出を容易にするために、本方
法は、速度信号Nをアドレスとしてエンジンの速度Nの
異なる値に対する限界トルクを表す信号入力表に入力す
ること、それによりエンジンが運転状態あるいは外から
駆動された状態にあるのかを期待理論トルクCexがClim
を超えるか、あるいは未満であるかにより判断するため
に、エンジンの回転数Nの異なった値に対する限界トル
クの値を示す1変数入力図表に回転数をアドレスとして
入力する負荷ステップを有し、そしてその表から期待理
論トルクCexと比較されるところの限界トルクClimを表
す信号を、内挿、好ましくは一次補間法により導き出
し、CexがClimより大きいか小さいかによりエンジンが
運転状態にあるのか外から駆動されているのかを判断す
る。
期待理論トルクCexが、限界トルクClimと1未満である
かあるいは等しくかつ定数である係数との積より小さい
時にミスファイヤの検出を不活動にできる利点がある。
の時)に、本方法は仮にn番目の行程(最後のものが考
えられる)燃焼/膨張に対する基準トルクCrefとn−2
番目の行程のそれとの差の絶対値が、例えば安定化モー
ドが過渡期モードであるかを識別するに使われる閾値と
等しくなるであろう閾値より高い時に、ミスファイヤの
検出の不活動状態を可能性にする。
exそれぞれを表す信号に過剰な乖離(ドリフト)が起き
た時にミスファイヤの検出の不活動を可能にする。この
ために、最新の所定の数の燃焼/膨張行程に対して計算
された比率(Cgc−Cex−)/Cgcの平均値が較正閾値を超
えると過剰な開きがあると見做され、ミスファイヤの検
出はこの平均値が較正閾値より低下するや否や再び活動
状態とされる。この較正閾値は定数であってよく、例え
ば0.4あるいは40パーセントあるいは、特にこのミスフ
ァイヤ検出閾値が前述の図表からとられた時には、Cex/
Cgc比が比較されるミスファイヤ検出閾値の何パーセン
トかに固定される。
のクランクシャフトの位置決め検出器のターゲットの芯
出しにおける許容誤差に起因するCgcのずれからの補償
を可能とする学習段階を構成するときは、この方法は燃
料噴射が打ち切られる時のトルク変動の少なくとも一つ
の補償係数の指定が鳴く、それ故、ターゲットの非対象
性に感じ易い学習補償を除く一つ以上の速度範囲で燃料
噴射打ち切りモードへのスイッチ入れが無い限り、ミス
ファイヤの検出を不活動状態にする。
シリンダを有する2ストロークあるいは4ストロークエ
ンジンに対して、本発明が特定する方法を実現するミス
ファイヤ検出装置の開示であり、 エンジンの回転っ速度を検出して速度信号Nを伝え
る、少なくとも一つのセンサと、 空気吸入枝管における圧力を計測するセンサ、空気流
量計、あるいは蝶型弁の角度を検出するセンサにより、
エンジンのシリンダの吸入ガス量に対応するパラメタを
検出し、これらのパラメタを表す信号を伝える少なくと
も一つのセンサと、 エンジン速度Nに基づき、ガストルクCgを計算する手
段と、 基準トルクCref,期待理論トルクCex,計算ガストルクC
gc,乗算補正率(KM)および加法補正率(KA),およびC
ex/Cgc比の値を計算および/または記憶し、ミスファイ
ヤの存在を決める閾値とそれらを比較することを可能と
する、図表と閾値を記憶するための記録手段と、計算手
段および比較手段とからなることを特徴としている。
帯図面に関して述べれた説明に制約を受けるものでは無
く、本発明はより良く理解され発明の利点と特徴は顕著
になるであろう。
方式により制御されるところのエンジン回転当たり4ス
トロークを有する4シリンダエンジンのミスファイアの
検出に対して使われる方法の手順と手段を表す一つの同
じ流れを4つに分割された流れ図である。
する検出機1は、よく知られている型のものであり多く
の車両に既に備えつけられており、電子管理回路を伴
い、この例では歯型のような単一形状を有するホイール
2の形で作られた視距儀式指標と、同様にエンジンに固
定されたセンサ3とで構成され、可変磁気抵抗型である
検出器1は、その中でセンサ3の感知域を横切るホイル
2の歯に感応しエンジンの速度に比例する可変周波数の
パルス電気信号を使え、この信号は他の装置に対してエ
ンジンの位置に関する信号を伝える回路4において形成
される。特に、位置信号はエンジン管理ユニット5に伝
えられ、エンジンの噴射と点火を制御し、これと並行し
て、位置信号は関与する全エンジンの夫々のシリンダの
夫々の燃焼/膨張行程により作られたガストルクを計算
するためにステージ6に送られる。ガストルクソフトウ
ェアーセンサであるステージ6はその位置信号をもとに
ガストルクを計算する計算機である。
る種類として、フライホイールやクランクシャフトと一
体になったホイールやクランクギヤにこのマークの指標
として限定するためのホイール2の特定の幅の歯の様な
手段を配置し、マークの通過を検知するセンサ3はホイ
ール、またはクランクギヤに近接して固定され、ステー
ジ6の中にある信号処理回路は内燃機関シリンダの中に
あるガス混合物の夫々の燃焼により生ずるガストルクCg
に対応する値を作る方法を使用し、この方法は、例え
ば、参照として本説明に引用したフランス特許2、68
1、425号に述べられたものと同様であり、さらに詳しく
以下に説明する。
距儀式指標となるホーイル2の対称性の欠陥を補償する
ことが可能な計算手段と記録手段を有する。どのように
するかと言うと、この4ストローク4シリンダエンジン
例では、基準シリンダがトップ死点を識別する単一機構
を基準に、ホイル2の円周の片方の半分か他方の半分か
いずれかの、対応エンジン半回転にわたる燃焼/膨張行
程に対するガストルクが計算される。
差(歯車の切削加工による寸法の伸長、フライホイルま
たはクランクシャフトの偏心、およびエンジンの回転部
分の寸法伸長または偏心)は二つの厳密に同様の連続せ
る燃焼/膨張行程においても、結果としての速度測定値
は同一では無くまた他の二つのシリンダに対比して得ら
れたこの二つのシリンダについても振れがあることを意
味する。
ターゲット2の非対称性の評価を構成するのに使われ、
この行程は例えば高速で運転者がアクセルから足を放し
た時、この行程はエンジン管理ユニット5により制御さ
れるようになる。
と言う情報を7で受け、燃料噴射が打ち切られた行程の
間、二つの連続せるエンジン半回転に対するガストルク
Cg、即ち二分の一のホイール2からCgの二つの測定値間
の差に対応する他の二分の一のホイル2への変動値の計
量で補償値を較正し、低いアイドル(例えば一分間、
1、200回転)に近い速度から再高速度までの間の全エ
ンジン速度にわたって、例とは別に連続せる速度範囲の
一分間200回転あるいは一分間500回転ごとに、この差の
半分を計算してそれを表に記録する。ターゲット2の対
称性の欠陥は、燃料噴射が打ち切られた時の最低トルク
値を表すターゲット2の半分について得られたCgを測定
するNを含む速度範囲を記録に記憶されたトルクのずれ
の半分を加え、かつ燃料噴射が打ち切られた時の最大ト
ルク値を表すターゲット2の半分について得られたCgの
測定のトルクのずれの半分を減じて、補償される。
はエンジンの負荷および/あるいは速度Nの関数である
係数により重み付けられる。
半分のずれに比例する、1に等しいかあるいはエンジン
の負荷および/または速度の関数である比例係数によ
る、補正の適用からなり立つ。
のトルクのずれの半分を足し引きすることによるこの補
償は4シリンダ4ストロークエンジンの最も一般的な補
償に対する簡単な応用であり、燃料噴射が打ち切られた
時の行程の間の、zシリンダエンジンに対しては、エン
ジンが4ストローエンジンの場合は、 2エンジン回転/zの値、エンジンが2ストロークエン
ジンの場合は、 1エンジン回転/zの値についてシリンダの夫々の燃焼
/膨張角度セクターにわたるCgの値の計算と、全体のセ
クターにわたるCgの値の平均値の計算と、各セクターに
対しての、エンジンの負荷および/または速度の関数で
ある係数を使ってこの差を重み付けした、そのセクター
に対するCgの値とこの平均値の間の差計算と、それから
重み付けられたそれに対するこの差を加える事で夫々の
セクターに対するCgの値の計算に対し少なくとも部分的
に補償すること、から成り立つ。
燃料噴射が打ち切られた総てのセクターに対し計算され
たトルクCgの平均相互間のずれに比例する加法補正率、
と燃料噴射が打ち切られた行程における目的のセクター
に対し計算されたトルクCgを、燃料噴射が打ち切られた
行程におけるCgの値に適用することから成り立つ。
における夫々の燃焼/膨張行程に対し、燃焼により対応
シリンダで生じたステージ2の非対称性が補正された値
を表す信号を、その出力端8に伝える。
行して、速度信号Nはエンジンサイクルの3つの連続す
る行程に対応する最小記憶容量を有するところのシフト
レジスターを有するステージ9に送られる。
の流入空気圧Pimを表す信号と、同様に、できれば、本
方法を実施するために必要ではないが本発明に従って装
置の中に組み込めるエンジン行程センサ11から発信され
た夫々のシリンダを識別してゆくことを可能とする行程
信号とを受信する。
1と類似の構造をもち、カム軸と回転可能に一体化した
有歯ホイール、あるいはクラウンギアー12、およびエン
ジンに固定されたセンサ13の前の横切る歯からなり立
つ。
行程に対するエンジン速度、および吸入枝管圧力Pimに
関する信号は、したがって対応シリンダの番号と共に更
新記録として記録ステージに9において記憶される。こ
のステージ9は、この結果を再同期調整用ステージ14に
つなぎ、エンジンサイクルを認識し、ガストルクCgがス
テージ6で計算される工程の燃焼/膨張行程に対応す
る、ステージ9に記憶された速度NとPimの値を検索す
ることを可能とする。これは測定されたガストルクCg
を、この測定されたガストルクCgに導く速度とPimの値
に基づき計算された期待理論ガストルクCexと比較する
必要があるからである。ガストルクCgは、即ち4シリン
ダ4ストロークに対する前述のエンジン半回転におけ
る、この前の燃焼/膨張行程での燃料の結果である。こ
の燃料は噴射された燃料の量の関数であり、それ自身、
吸入工程、即ちガストルク計算の3半回転前の対応速度
とPimの条件によるものである。これが速度Nと圧力Pim
が吸入工程または対応シリンダにおける同じエンジンサ
イクルの間の燃焼/膨張半回転と先行する吸入半回転と
の間に測られる理由であり、少なくとも3つの連続せる
エンジン工程について測られた値はステージ9に記憶さ
れる。そこで、n番目の行程における燃焼/膨張半回転
に対し、再同期調整用ステージ14はステージ9におい
て、n−3番目の行程の速度Nと圧力Pimの値を検索す
る。
は内挿−図表ステージ15に含まれる2変数入力テーブル
にアドレスとして入力され、この2変数入力テーブルは
速度とPimの値の関数として基準トルク値を示し、これ
らの値は均等な間隔でおかれておらず、前述のような曲
線を有するトルク図表の領域ではお互いに近接しておか
れる。一次補間法を使用し、アドレスの値は理論基準ガ
ストルク値Crefの推論に使われる。この基準トルク図表
は、例えばエンジンが安定化速度で運転されかつ類似の
エンジンを含むエンジンの総てのシリンダで使われた20
0以上のエンジン半回転の平均で予め決められている。
値はアドレスとして異なる速度の値に小して限界トルク
の異なる値を示す1変数入力図表に入力され、限界トル
クはゼロトルク(同じ速度の)で測定されたガストルク
に対応し、即ちエンジンがアクセルを踏み込まない状態
であって、普通に加速或いは速度維持運転されるより低
いトルクである。この限界トルクの図表での一次補間法
によりn−3番目の行程における速度の値に対し限界ト
ルクClimの値が推論される。
張行程、あるいは半回転に対し、2変数入力図表での一
次補間がn−3番目の行程の半回転における速度NとPi
mの値からのCrefの値を計算するために使われ、それと
並行して、速度の関数としての限界トルクを表す1変数
入力図表における一次補間がn−3番目の行程の半回転
に対する速度Nの値に対応する限界トルクClimを計算す
るのに使われる。この限界トルクClimは以下に定義され
る期待理論ガストルクCexがClimを超えるかあるいは未
満であるか夫々によって、エンジンが運転中であるかあ
るいは他から駆動されているのかと言う事を決めるのに
使われる。
破損エンジンである時の、過渡期行程では、基準トルク
Crefは計算ガストルクCgと多分異なるであろう。夫々の
半回転の間のエンジンにより生じたトルクの最良の評価
をするために、乗算補正率KMがそれ故基準トルクCrefの
対応値として適用される。この操作はステージ15から信
号Crefを受信しかつ補正係数KMをステージ16から受信す
る、乗数ステージ17で実行される。ステージ16では、夫
々の燃焼/膨張行程に対し、目的の燃焼/膨張行程に対
応するシリンダに対する最新の連続せるCg/Cref比の表
す数値mから係数KMが計算される。若しzがエンジンの
数であれば、KMを表す一般式は: である。
る最新の4つのCg/Crefの平均であり、これはシリンダ
間の広がり、エンジン間の広がり、エンジンのエージン
グ、およびCrefにKMを掛けることでステージ17で計算さ
れた期待理論ガストルクの精度を高めることまで考慮し
得る。
出する。
エンジンは4シリンダエンジンでありかつシリンダ当た
りの最新の4つの比率が考えられるので、n−16番目の
行程までの半回転に対して計算されていた。それで係数
KMは次式で表される。
fn-12) +(Cgn-8/Crefn-8)+(Cgn-4/Crefn-4)] それ故、KMの計算を可能とするために、エンジンがス
タートしてから後の最初の16の半回転の間に、CgとCref
を記録に記憶させることが必要である。この初期化行程
を終わらせた上で、必要なのはKMをステージ16で計算す
ることであり、ついでCex.slowの値がステージ17で計算
されることである。このCex.slowの値はCex.fast=Cex.
slow+KAの値を示すためにステージ19から受信した加法
補正率KAに加算するための加算ステージ18に伝えられ
る。加法補正率KAはステージ19で定式化されそしてエン
ジンの過渡期運転モードに補償するように夫々の燃焼/
膨張行程に対し再計算される。加速時には正で減速時に
は負であるところのKAは例えば、目的のシリンダとは独
立に差「Cg−Cex.slow」の一次フィルターリングに等し
い。
る選別ステージ20にも並行して伝達され、そして期待理
論トルクがCex.slowであるかCex.fastであるかを、エン
ジンが安定期運転モードであるか過渡的モードであるか
を評価するステージ21から受信した安定期運転信号か過
渡期運転信号かによって選択する。このようにして次の
試験がステージ21で実行される。すなわち、順番nの、
進行中の半回転、および順番n−2の先行半回転に対す
る基準トルクCrefが考慮される。若しこれらCrefの値の
間の差の絶対値が閾値S1を超えて高いと、例えば3Nmに
等しいと、エンジンは過渡期状態にあると見做され、反
対に、これらCrefの値の間の差の絶対値が、少なくとも
表された順番の最新の連続せる半回転、例えば4エンジ
ンサイクルに対応する少なくとも16の半回転に対して
の、閾値S1を下回っている時には、エンジンは安定期状
態にあると見なされる。ステージ21はステージ15からCr
efnとCrefn-2を受信する。
ら二つの値の比較によりミスファイヤを検索するテスト
ステージ22に伝達される。
に記録として記憶された閾値S2と比較することから成り
立ち、本方法の簡略化された他の実施例で、S2を定数、
例えば2に等しいとすること、が可能となる。しかしな
がら出願者の知識での最良の実施例では、閾値S2はエン
ジン速度Nと吸入枝管Pimの圧力の関数として作られた
表から採用される。
断される。
ミスファイヤは検出されない、そして上述のごとく、こ
の段階で順番nの、比Cg/Crefの、この行程に対する値
が記録に記憶され、乗算補正率KMの計算のためにステー
ジ16に伝達され、差(Cg−Cex.slow)については加法補
正率KAを計算するためにステージ19に伝達される。以下
に述べるがごとくCgに対するCexのドリフトの計算に必
要な比率 (Cg−Cex)/Cg が計算されそれらに記憶される。
スファイヤがステージ24で検出され、比Cex/Crefと差
(Cex−Cex.slow)がメモリに記憶され、ステージ23と2
4のメモリに記憶された値がこの目的のためにステージ1
6と19に考慮されるので、乗算補正率KMと加法補正率KA
の次の計算に故意の間違いが無いように、順番nの行程
に対するCgに代えてCexの値が用いられる。
して差Cex−Cex.slowはステージ24からステージ19に伝
達される。更に、値0(CgがCexで代替される時は比(C
g−Cex)/Cgに対応する)は以下に述べるようにCgに関
するCexのドリフトを計算するためにステージ24の記録
に記憶される。
とも、それが検出不活動状態とする主な条件の一つでは
ないという事をこの手段は次にチェックする。
モリに記憶されておりその値が1あるいはそれ以下であ
る閾値係数S3と限界トルクClimとの積と期待トルクCex
との比較がエンジンが他から駆動されているかどうかを
見るために質問される。
と見なされステージ26での検出は不活動状態とされる。
手順はCgとCexとの乖離の有無を調べるためにステージ2
7に進む。
よび24のメモリに記憶され、比 (Cg−Cex)/Cg の平均に等しい期待トルクドリフトDが、 D=(1/4)[{(Cg−Cex)/Cg}n+{(Cg−Cex) /Cg}n−1+{(Cg−Cex)/Cgn−2}+{(Cg −Cex)/Cg}n−3 として27で計算され、そしてDは、例えば0.4あるいは4
0パーセントに等しい、乖離(以下ドリフトと称す)閾
値S4と比較される。
の)が図表から選択される時は、ドリフト閾値S4は都合
よくミスファイヤ閾値S2のパーセントで表されるキャリ
ブレーション閾値(以下較正閾値と称す)である。
におけるドリフトは過剰と見なされそして検出はドリフ
トDが閾値S4以下に戻るまで26にて不活動状態になる。
と、既に計算されかつステージ21にて考慮されていると
ころのCref.n−2との間の差の絶対値が、簡略化のため
には、ステージ21の閾値S1に等しいであろう閾値S5と比
較される。もし、|Cref.n−Cref.n−2|≧S5であれば、
過渡期であると判断され26で検出の不活動が指令され、
反対に、ステージ25、27および28で不活動状態に対する
3つの前述のいずれの主な条件も満足されない時には検
出の実行は29により有効とされる。
て視距儀式ターゲットの対称性の欠陥を補償する学習が
ない限り不活動であるということであり、それ故対応す
る燃料噴射の打ち切りが発生した速度を含む少なくとも
一つの速度範囲における全てのエンジンの速度に対し使
用することができる燃料噴射が打ち切られた時のトルク
変動を補償するための少なくとも一項目の定義が無い限
り、検出を不活動状態にすることからなっている。
ン冷却媒体の温度が閾値を下回る事などに遭遇したとき
に不活動状態になり得る。
“ゲイティングステージ”として知られるステージ30に
伝達され1,000エンジン回転のセグメントにおける総て
の燃焼/膨張行程に対する検出結果、即ち2,000エンジ
ン半回転に対する検出結果がその中の31に記憶される。
ンドウ32にて演算され、ここではミスファイヤのレベル
即ち数が200エンジン回転のセグメントについて計算さ
れ、即ち検出は400以上の半回転について行われると言
える。
ンジン回転ウインドウ33において演算され2,000にわた
るエンジン半回転おいて行われたミスファイヤのレベル
即ち数が同様に計算される。
たレベルあるいは数は、比較機構ステージ34で、予め決
められ定数である閾値S6と比較され、それを超えるとき
は接触コンバーターの性能低下を示す警告信号36の発光
につながる。同様に、1,000回転ウインドウについて33
にて計算されたレベルあるいは数は、比較機構ステージ
35において、定数であり、かつ例えば1.5パーセントの
オーダである、発光閾値S7と比較され、この閾値からの
超過は排気ガス中の有害化合物の異常に高いレベルを示
し警告信号37で表されるようになり、例えば、これらの
警告信号は車両の計器盤のランプの点滅となる。
て、CgとCrefの値について適用された演算を逆算するこ
とも可能で、それ故、ガストルクCgの値を、それらを一
次補間されたが、乗算および加法補正率で補正されてな
い基準トルクの値と比較するために、計算ガストルクCg
cの値に補正することが可能である。
ヤ検出閾値と比較される比Cex/CgcのためのCgcとCexと
を得るように、補正が可能である。
正項KA=0としてCg=Cgcのように補正されている。
対応する他のいかなる信号も、例えば吸入空気の流れに
対応する信号、あるいはエンジンに対する空気の供給を
調整あるいは制御する回転チョークあるいは蝶型弁の開
口度に対応する信号が、空気吸入枝管の圧力Pimの代わ
りとして使用し得る。
Claims (22)
- 【請求項1】制御点火式内燃機関のミスファイア検出方
法であって、 a)エンジンのそれぞれのシリンダにおける夫々の燃焼
/膨張行程に対し、燃焼により夫々のシリンダに生じた
回転力をガストルク(Cg)と称するとき、ガストルクの
値を示す信号を定式化するステップ(10)と、 b)エンジンの回転速度(N)を測定し(1)、当該シ
リンダにおける燃焼/膨張行程に先行する少なくとも吸
入行程におけるこの回転速度(N)を示す信号を定式化
するステップ(4)と、 c)シリンダの吸入ガス量を表すパラメータを測定し
(10)、前記シリンダにおける同じエンジンサイクルの
間に燃焼/膨張行程に先行するところの少なくとも吸入
行程の吸入ガス量を示す信号を定式化するステップと、 d)速度(N)を表す信号と吸入ガス量を表す信号と
を、基準理論ガストルク図表(15)の算出パラメータで
あるアドレスとして入力し、それにより前記パラメータ
に対応する基準となる基準ガストルク(Cref)を表す信
号を導き出すステップとを有するミスファイア検出方法
において、 e)ガストルク(Cg)の値を表す信号と基準ガストルク
(Cref)の値を表す信号との少なくとも一方の信号に対
して、シリンダ毎にそれに適合する乗算補正率(KM)を
割り当て(17)、ガストルク(Cg)の値と基準ガストル
ク(Cref)の値の夫々に対応する信号を得せしめ、更
に、エンジンの過渡期運転中の場合は、対応する信号の
少なくとも一方の信号に対し、加速時には正、減速時に
は負の加法補正率(KA)を割り当て、上記による補正に
より、基準ガストルク(Cref)に対応する信号に基づく
期待理論トルク(Cex)を表す信号と、ガストルク(C
g)の値に対応する信号に基づく算出ガストルク(Cgc)
を表す信号とを導き出すステップと、 f)期待理論トルク(Cex)を表す信号の算出ガストル
ク(Cgc)を表す信号に対する比を計算し、この比が、
与えられた閾値(S2)より高い時はミスファイアがある
と判断するステップを有することを特徴とする制御点火
式内燃機関のミスファイア検出方法。 - 【請求項2】所定の閾値(S2)がエンジンの回転速度
(N)とエンジンのシリンダの吸入ガス圧力を表すパラ
メータとの関数として作成された図表から得られるもの
である請求項1記載の制御点火式内燃機関のミスファイ
ア検出方法。 - 【請求項3】シリンダん空気吸入枝管での圧力Pimをエ
ンジンのシリンダの吸入ガス量を表すパラメータとし
て、採用する請求項1または2に記載の制御点火式内燃
機関のミスファイア検出方法。 - 【請求項4】乗算補正率(KM)は基準ガストルク(Cre
f)を表す信号のみに割当て、エンジンが過渡期モード
で運転される時は加法補正率(KA)を対応する比例信号
のみに割り当てる請求項1乃至3のいずれか一項に記載
の制御点火式内燃機関のミスファイア検出方法。 - 【請求項5】定式化ステップ(6)に対して、エンジン
角度位置信号に基づく算出ガストルク(Cgc)を表す信
号を通過するステップを有する請求項1乃至4のいずれ
か一項に記載の制御点火式内燃機関のミスファイア検出
方法。 - 【請求項6】少なくとも低アイドルに近い速度よりは高
い所定のエンジン速度で燃料噴射が打ち切られた一つ以
上のエンジンサイクルについて、エンジンの各シリンダ
の燃焼/膨張行程に夫々対応するエンジンの回転の夫々
の角度セクターに対するガストルク(Cg)を計算し、 全ての角度セクターについてのガストルク(Cg)の平均
値を計算し、 各セクタータイムに対して、前記ガストルクの平均値と
ガストルクとの差と、1に等しい比例係数か、またはエ
ンジンの負荷と速度(N)の少なくとも一方の関数との
積から得られる値に等しい補償項を定め、 各セクターに対し、燃料噴射が打ち切られた速度を含む
一つ以上の速度範囲についてこのセクターの燃料噴射行
程中に得られたガストルク(Cg)に対応する前記補償項
を加えるステップからなる請求項5記載の制御点火式内
燃機関のミスファイア検出方法。 - 【請求項7】4ストローク4シリンダエンジンに対し、
燃料噴射が打ち切られた少なくとも2つの継続するエン
ジンの半回転夫々に対するガストルク(Cg)の計算と、 一つのエンジン半回転から次のエンジン半回転にもたら
されたトルク変動の半分の計算と、 補償項がトルク変動の半分と比例係数との積に等しいこ
との設定と、 燃料噴射が打ち切られた間の最低ガストルク値を示すと
ころのエンジン半回転に対する燃料噴射行程の間に得ら
れたガストルク地(Cg)への前記補償項の加算と、 あるいは、前記速度範囲を越えている時、燃料噴射が打
ち切られた行程における最高のガストルク(Cg)を示す
エンジンの半回転の燃料噴射行程間に得られたガストル
ク値(Cg)から前記補償項を除去するステップを有する
請求項6記載の制御点火式内燃機関のミスファイア検出
方法。 - 【請求項8】同一種類のエンジンに有効であり、エンジ
ンの総てのシリンダに対しての全体トルク図表(15)を
有し、この図表はエンジンの安定化速度について予め定
められ、一方にエンジン速度(N)、他方には吸入マニ
フオルドにおける圧力(Pim)により理論基準ガストル
クを変数として表す2変数入力図表としてメモリに保存
され、基準トルク信号(Cref)の計算がこの図表から内
挿法により能率的に導き出されることを特徴とする請求
項1乃至7のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項9】エンジンの夫々の燃焼/膨張行程に対する
乗算補正率を、目的の燃焼/膨張行程に対応する所定数
の最新の連続するCg/Cref比の平均(KM)に等しくする
計算(16)を行うステップを有することを特徴とする請
求項1乃至8のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項10】加法補正率(KA)は、シリンダとは独立
して、算出ガストルク(Cgc)を表す信号と安定化速度
での期待理論トルク(Cex)を表す信号の差の一次フイ
ルターリングに等しいことを特徴とする請求項1乃至9
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項11】エンジンが安定化運転か、過渡期モード
であるかの判断を、計算された基準トルク(Cref)の二
つの値、その一つは目的の燃焼/膨張行程に対する値で
あり、他の一つは終りの一つ前の燃焼/膨張行程に対す
る値の、好ましくは絶対値の差の関数として決め(2
1)、この差が与えられた数の連続するエンジンサイク
ルからの閾値(S1)より高ければモードは過渡期とし、
仮にこの差が前述の閾値(S1)より低ければ安定化運転
と判断するステップを有することを特徴とする請求項1
乃至10のいずれか一項に記職の方法。 - 【請求項12】基準トルク(Cref)に対するガストルク
(Cg)の比の最新の連続する与えられた数および補正率
(KM,KA)の計算に要する加法補正率(KA)の最新の値
をメモリ(19,23,24)に蓄積し、ミスフアイヤがこのガ
ストルク(Cg)で検出(22)されると、このガストルク
(Cg)の値の代わりに期待理論トルク(Cex)の対応値
を記憶するステップを有することを特徴とする請求項9
または10に記載の方法。 - 【請求項13】触媒コンバーターを装備せるエンジン
に、さらにN1とN2のエンジン回転数、例えば200と1,000
回転のウインドウの間に検出されたミスフアイヤの数あ
るいはレベルを測定(32,33)し、 この夫々の測定結果を夫々のウインドウに特定の一つ以
上の閾値(S6,S7)と比較するステップ(34,35)と、 N1回転ウインドウ(32)に特定された閾値(S6)を超過
した結果の触媒コンバーターの危機的状態に対応する警
告信号(36)を発するステップと、および/または N2回転ウインドウ(33)に特定された閾値(S7)を超え
た場合に排気ガス中の有害成分の発散の閾値を超過した
ことを示す警告を発するステップとからステップを追加
して有ることを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一
項に記載の方法。 - 【請求項14】燃料噴射が打ち切られた状態、および/
またはエンジンが外から駆動されている状態、すなわち
後者の行程は吸い込み枝管の圧力(Pim)がエンジンの
回転速度(N)の関数である圧力閾値より下回る時、ま
たは期待理論トルク(Cex)が限界トルク、例えばエン
ジンの同じ回転速度(N)で、算出ガストルクがゼロ有
効トルクより低い時に、ミスフアイヤの検出を不活動に
するステップを有することを特徴とする請求項1乃至13
のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項15】アドレスとして速度信号(N)をエンジ
ン速度(N)の異なる値に対する限界トルクの値を表す
単一入力表(15)に入力し、内挿法、好ましくは一次補
間法により限界トルク(Clim)を表す信号を導き出し、
限界トルクと期待理論トルクとを比較して期待理論トル
ク(Cex)が限界トルク(Clim)を超えるか未満である
かによって、エンジンが運転中であるか他から駆動され
ているかを推論するステップを有することを特徴とする
請求項4に記職の方法。 - 【請求項16】期待理論トルク(Cex)が、限界トルク
(Clim)に1未満であるか1に等しい係数を掛けた積よ
り小であればミスファイヤの検出を不活動(22,24)に
するステップを有することを特徴とする請求項15に記職
の方法。 - 【請求項17】n番目とn−2番目の燃焼/膨張行程に
対する基準トルク(Cref)間の差が閾値(S5)以上であ
ればミスファイヤの検出を不活動にする(26,28)ステ
ップを有することを特徴とする請求項1乃至16のいずれ
か一項に記職の方法。 - 【請求項18】算出ガストルク(Cgc)および期待理論
トルク(Cex)夫々を表す信号が相互に過剰な乖離であ
るドリフトがあるとミスフアイヤの検出を不活動にする
ステップを有することを特徴とする請求項1乃至17のい
ずれか一項に記載の方法。 - 【請求項19】所定数の最新の燃焼/膨張行程について
計算された算出ガストルクと期待理論トルクとの差の算
出ガストルクに対する比((Cgc−Cex)/Cgc)の平均値
がドリフトの閾値である較正閾値(S4)を超える時は過
剰ドリフトがあったと判断し、前記平均値が較正閾値
(S4)を下回ると同時にミスフアイヤの検出を再活性化
するステップを有することを特徴とする請求項18に記載
の方法。 - 【請求項20】燃料噴射が打ち切られた時のトルクの変
動の補償に対する少なくとも一つの項目の定義も無い限
りはミスフアイヤの検出を不活動にするステップを有す
ることを特徴とする請求項6に従属しての請求項8乃至
19のいずれか一項に記載の方法。 - 【請求項21】空気の流量を示す信号や、空気の供給を
調整あるいは制御する蝶型弁の開口度を示す信号のよう
に、エンジンのシリンダの吸入ガス量を表すいかなる他
の信号をも信号(Pim)に対し代替することを含むこと
を特徴とする請求項8乃至請求項20のいずれか一項に記
載の方法。 - 【請求項22】前述の請求項1乃至21のいずれか一項の
方法が適用された、制御点火式内燃機関のミスファイヤ
検出装置であって、 速度信号(N)を伝達する、エンジンの回転速度を感知
する少なくとも一つのセンサ(1)と、 空気吸入枝管の圧力を感知するセンサ、空気吸入流量計
あるいは蝶型弁の角度を感知するセンサ、の如きエンジ
ンのシリンダの吸入がガス圧力を表すパラメタを感知
し、このパラメタを表す信号を伝達する少なくとも1つ
のセンサ(10)と、 エンジン速度信号(N)に基づき、ガストルク(Cg)を
計算する手段(6)・と、 図表と閾値を記憶する記録手段(15,22,23,24)、なら
びに基準トルク(Cref)、期待トルク(Cex),計算ガ
ストルク(Cgc),乗算および加法補正率(KM,KA)およ
びCex/Cgc比の各数値を計算し、あるいは記憶すること
を可能とし,それらをミスフアイヤの存在を決める(2
2,29)ために閾値(S1,S2,S8,S4,S5)と比較する計算手
段(16、17、18、19)および比較手段(21,22)とから
なるミスフアイヤ検出装置。
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