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JP3186382U - 携帯用汚物回収ユニット - Google Patents

携帯用汚物回収ユニット Download PDF

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JP3186382U
JP3186382U JP2013004205U JP2013004205U JP3186382U JP 3186382 U JP3186382 U JP 3186382U JP 2013004205 U JP2013004205 U JP 2013004205U JP 2013004205 U JP2013004205 U JP 2013004205U JP 3186382 U JP3186382 U JP 3186382U
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bag
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JP2013004205U
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Inventor
之彦 青野
Original Assignee
株式会社アオノ
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Abstract

【課題】携帯に便利で非常時の排泄が円滑にでき、汚物回収袋を安全かつ衛生的に保存して持ち帰ることができる携帯用汚物回収ユニットを提供する。
【解決手段】軟質性の汚物回収袋3と該汚物回収袋3を収容するチャック付き保存袋4とをそれぞれ面状に折り畳み、これらと凝固剤を収容した偏平な凝固剤収納袋5とを積み重ねて偏平な軟質性の外袋2内に収容する。チャック付きの保存袋4は、袋本体の上部にチャックを設け、袋本体の下部に底部シートを一体に接合してなり、袋本体及び底部シートはアルミニウムの層を含む複数のプラスチック層をラミネート加工して形成したシート材からなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、リュックサック、バッグ、衣類のポケット等に入れて簡便に携帯でき、登山する山岳地、地震による災害地等、便所のないところでの排泄(排便・排尿)、及び排泄物(汚物)の回収が容易にかつ安全にできる携帯用汚物回収ユニットに関する。
従来の技術として、ポリエチレン製の汚物回収袋内に吸水性マットを固着し、これを折り畳んで5枚〜10枚単位で偏平な軟質性の外袋内に収容したものがあった。
前記従来のものは、地震、台風等の自然災害で便器の水が出なくなった際、あるいは便器のない屋外等で排泄する際に、前記汚物回収袋を外袋から取り出して広げることにより、該汚物回収袋に排泄することができる。
しかしながら、前記従来のものは外袋内に汚物回収袋のみを収容していたので、使用後の汚物回収袋を安全かつ衛生的に保存して持ち帰るには不十分であった。
特開2000−245654号公報
本考案は、汚物回収袋、保存袋、及び凝固剤収納袋を共通の外袋内に収容することにより、携帯に便利で非常時の排泄が円滑にでき、汚物回収袋を安全かつ衛生的に保存して持ち帰ることができるようにした携帯用汚物回収ユニットを得ることを目的とする。
本考案は、上記目的を達成するために以下の如く構成したものである。即ち、請求項1に係る考案は、軟質性の汚物回収袋と該汚物回収袋を収容するチャック付き保存袋とをそれぞれ面状に折り畳み、これらと凝固剤を収容した偏平な凝固剤収納袋とを積み重ねて偏平な軟質性の外袋内に収容したものである。
請求項2に係る考案は、チャック付きの保存袋は、袋本体の上部にチャックを設け、袋本体の下部に底部シートを一体に接合してなり、前記袋本体及び底部シートはアルミニウムの層を含む複数のプラスチック層をラミネート加工して形成したシート材から構成したものである。
請求項3に係る考案は、汚物回収袋は、軟質プラスチックシートにより筒状の主体を設け、該主体の左右両側部を互いに接近する方向に中割り折りして該主体の両側に襠片を形成し、該襠片の下端部を前記主体の下端部に一体的に固着して上面のみが開口した側面視方形の汚物回収袋を形成したものである。
請求項4に係る考案は、凝固剤収納袋内に、水分を凝固させる凝固剤に脱臭剤を混在させて収納したものである。
本考案の請求項1に係る考案は、汚物回収袋及びチャック付き保存袋をそれぞれ面状に折り畳み、これらと偏平な凝固剤収納袋とを積み重ねて外袋内に収容したので、全体がコンパクトになり、携帯が便利となる。また、使用後の汚物回収袋をチャック付きの保存袋に収容して安全かつ衛生的に持ち帰ることができる。
請求項2に係る発明は、袋本体及び底部シートがアルミニウムの層を含む複数のプラスチック層をラミネート加工したシート材からなるので、引き裂き強度が高く、安全に内容物を保存できる。袋本体の下部に底部シートを一体に接合してなるので、小型にして大きな内容量を確保することができる。袋本体の上部にチャックを設けてあるので、開閉自在で、チャックを閉じれば気密性を確保できる。
保存袋内に排泄物を収容した汚物回収袋を収容してチャックを閉じれば、気密性が確保され、引き裂き強度が高いので、リュックサック、カバン等に入れて安全にかつ衛生的に持ち帰ることができる。
また、請求項3に係る考案は、中割り折りした襠片の下端部を主体の下端部に重ねて該主体の下端部に固着したので、襠片を広げると、該襠片の下端部が上方に引き上げられ、これに伴って主体の下端部も上方に引き上げられることになる。このため、汚物回収袋を拡開させると、該汚物回収袋の底部が面状に広がることになる。これにより、排尿、排便等の排泄物が汚物回収袋内の底部に向かって円滑に落下・堆積されることになる。
また、請求項4に係る考案は、凝固剤が排泄物中の水分を効率よく凝固させるとともに、脱臭剤が外部への異臭の発散を防止することになる。
本考案の実施例を示す斜視図である。 中身を取り出した外袋の斜視図である。 外袋に収容可能な状態に折り畳んだ汚物回収袋の斜視図である。 外袋に収容可能な状態に折り畳んだ保存袋の斜視図である。 凝固剤収納袋の斜視図である。 外袋から出した汚物回収袋をシート状に広げた状態の斜視図である。 外袋から出した保存袋をシート状に広げた状態の正面図である。 図7のVIIIa−VIIIa,VIIIb−VIIIb断面図である。 汚物回収袋を容器状に広げた状態の斜視図である。 使用後の汚物回収袋の開口部を縛った状態の斜視図である。 使用後の汚物回収袋を保存袋に収容した状態の斜視図である。
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明する。図1において、1は携帯用汚物回収ユニットであり、外袋2内に汚物回収袋3、チャック付き保存袋4、及び凝固剤収納袋5を収容してなる。前記外袋2は軟質性のプラスチックフィルムにより、横幅L1が約9cm、たて幅L2が約13cmとなる長方形状に形成し、たて方向の一端側に開閉可能な口2aを有し、開閉可能な閉じ片2bを設けてある。該口2aは、図2に示すように、たて方向の一端側全域が開くようになっている。
前記汚物回収袋3は、軟質プラスチックシート、例えばポリエチレンシートにより形成される。即ち、図6に示すように、筒状の主体3aの左右両側を互いに接近する方向に中割り折りし、該左右両側に一辺の幅W3が約15cmとなる襠片3b、3cを形成し、該襠片3b,3cの下端部を前記主体3aの下端部に重ねて両者を一体的に固着(熱融着)するとともに、主体3aの下端部を閉塞してなり、これにより、襠片3b、3cを折り畳んだときの汚物回収袋3は、横幅(左右幅)W1が約40cm、たて幅(上下幅)W2が約55cmとなる長方形状とする。
前記汚物回収袋3を外袋2に収容する際には、図6に示す2点鎖線a、bを基準として左右及び上下に折り、図3に示すように折り畳み、該折り畳んだ際の大きさは、前記外袋2に収容できるように、横幅L3が約7.5cm、たて幅L4が約11cmとなる長方形状とする。
チャック付き保存袋4は、袋本体6の上部に雌型チャック7aと雄型チャック7bからなるチャック7が形成され、袋本体6の下部内周に底部となる折り畳み自在の底部シート8が熱融着により一体に接合されている。図7中符号9は熱融着部である。
保存袋は広げた状態では、図8に示すように、底部シート8は逆V形に折り畳まれた状態となっているが、開口部10から排泄物を収容した汚物収容袋3を投入すると、図11に示すように、底部シート8が広がってその中央部が下がって保存袋4は自立できるようになっている。
図7に示すように広げた状態の保存袋4は、横幅(左右幅)W4が約20cm、たて幅(上下幅)W5が約31cmとなる長方形状とする。
前記チャック付き保存袋4を外袋2に収容する際には、図7に示す2点鎖線c、dを基準として左右及び上下に折り、図4に示すように折り畳み、該折り畳んだ際の大きさは、前記外袋2に収容できるように、横幅L5が約7.5cm、たて幅L6が約11cmとなる長方形状とする。
保存袋を構成する袋本体6、底部シート8としては、アルミニウム箔又はアルミニウム蒸着層を含む複数のプラスチック層をラミネート加工したものが好ましい。例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)層、ポリエチレン(PE)層、アルミニウム箔又はアルミニウム蒸着(AL)層、ポリエチレン(PE)層をラミネート加工したシート材が、引き裂き強度が高く破れ難いため好ましい。
凝固剤収納袋5内には、水分を凝固させる粒状の凝固剤5aの他に粒状の脱臭剤5bを混在させてある。除菌剤をさらに添加してもよい。凝固剤収納袋5は偏平状に形成されており、偏平な外袋2内に収容し易くしてある。その大きさは横幅(左右幅)L7が約5cm、たて幅(上下幅)L8が約8cmとなる長方形状とする。図5において、符号5cは熱融着部、5dは切り込みである。
前記実施例によれば、携帯用汚物回収ユニット1は、汚物回収袋3及びチャック付き保存袋4をそれぞれ面状に折り畳み、これらと偏平な凝固剤収納袋5とを積み重ねて外袋2内に収容したので、全体がコンパクトになり、バッグ、あるいは衣類等のポケット等に入れて簡便に携帯することができる。
また、汚物回収袋3は、襠片3b,3cを広げると該襠片3b,3cの下端部及び主体3aの下端部が上方に引き上げられて汚物回収袋3の底部が面状に広がることになる。このため、汚物回収袋3を拡開させると、該汚物回収袋3が図9に示すように、上部から底部に向かって箱状に拡開し、底部が面状に広がることになる。これにより、排尿、排便等の排泄物が汚物回収袋3内の底部に向かって円滑に落下・堆積される。その後、凝固剤収納袋5を破って凝固剤5a,脱臭剤5bを散布する(図9)。凝固剤5aは、吸水ポリマーによって排泄物中の水分を効率よく吸着して凝固させるとともに、脱臭剤5bが排泄物による外部への異臭発散を防止し、排泄物(汚物)を清潔に回収することができる。
次いで、図10に示すように、汚物回収袋3内の空気をできるだけ抜きながら開口部を縛り、チャック付き保存袋4内に汚物回収袋を収容し、できるだけ空気を抜き、チャック7を閉めて密閉する(図11)。これにより、チャック付き保存袋4をリュックサックやカバン等に収容して安全かつ衛生的に持ち帰ることができる。チャック付き保存袋4は、引き裂き強度が高く強靱で耐久性に富むので、鋭利なもので刺さない限り、破れることはない。
1 携帯用汚物回収ユニット
2 外袋
2a 口
2b 閉じ片
3 汚物回収袋
3a 主体
3b,3c 襠片
4 チャック付き保存袋
5 凝固剤収納袋
5a 凝固剤
5b 脱臭剤
5c 熱融着部
5d 切り込み
6 袋本体
7 チャック
7a 雌型チャック
7b 雄型チャック
8 底部シート
9 熱融着部
10 開口部

Claims (4)

  1. 軟質性の汚物回収袋(3)と該汚物回収袋(3)を収容するチャック付き保存袋(4)とをそれぞれ面状に折り畳み、これらと凝固剤を収容した偏平な凝固剤収納袋(5)とを積み重ねて偏平な軟質性の外袋(2)内に収容したことを特徴とする携帯用汚物回収ユニット。
  2. チャック付きの保存袋(4)は、袋本体(6)の上部にチャック(7)を設け、袋本体(6)の下部に底部シート(8)を一体に接合してなり、前記袋本体(6)及び底部シート(8)はアルミニウムの層を含む複数のプラスチック層をラミネート加工して形成したシート材からなる請求項1記載の携帯用汚物回収ユニット。
  3. 汚物回収袋(3)は、軟質プラスチックシートにより筒状の主体(3a)を設け、該主体(3a)の左右両側部を互いに接近する方向に中割り折りして該主体(3a)の両側に襠片(3b,3c)を形成し、該襠片(3b,3c)の下端部を前記主体(3a)の下端部に一体的に固着して上面のみが開口した側面視方形の汚物回収袋(3)を形成したことを特徴とする請求項1又は2記載の携帯用汚物回収ユニット。
  4. 凝固剤収納袋(5)内には、水分を凝固させる凝固剤(5a)に脱臭剤(5b)を混在させて収納した請求項1、2又は3記載の携帯用汚物回収ユニット。
JP2013004205U 2013-07-22 2013-07-22 携帯用汚物回収ユニット Expired - Fee Related JP3186382U (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2015167681A (ja) * 2014-03-06 2015-09-28 明和ベンディクス株式会社 非常時用汚物収容処理具

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