[go: up one dir, main page]
More Web Proxy on the site http://driver.im/

JP3185011B2 - 上部旋回体を備えた運搬車両 - Google Patents

上部旋回体を備えた運搬車両

Info

Publication number
JP3185011B2
JP3185011B2 JP21554295A JP21554295A JP3185011B2 JP 3185011 B2 JP3185011 B2 JP 3185011B2 JP 21554295 A JP21554295 A JP 21554295A JP 21554295 A JP21554295 A JP 21554295A JP 3185011 B2 JP3185011 B2 JP 3185011B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
housing
end wall
oil
input shaft
stage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP21554295A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH08324323A (ja
Inventor
頼道 久保田
活雄 長尾
吉生 浜田
和夫 高橋
正訓 林
Original Assignee
新キャタピラー三菱株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 新キャタピラー三菱株式会社 filed Critical 新キャタピラー三菱株式会社
Priority to JP21554295A priority Critical patent/JP3185011B2/ja
Priority to CA002171127A priority patent/CA2171127C/en
Priority to EP96104732A priority patent/EP0734940B1/en
Priority to DE69600328T priority patent/DE69600328T2/de
Priority to KR1019960008245A priority patent/KR0179223B1/ko
Priority to US08/622,661 priority patent/US5813228A/en
Priority to CN96104297A priority patent/CN1070438C/zh
Publication of JPH08324323A publication Critical patent/JPH08324323A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3185011B2 publication Critical patent/JP3185011B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • B62D55/062Tracked vehicles of great dimensions adapted for moving bulky loads or gear
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/06Endless track vehicles with tracks without ground wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B62LAND VEHICLES FOR TRAVELLING OTHERWISE THAN ON RAILS
    • B62DMOTOR VEHICLES; TRAILERS
    • B62D55/00Endless track vehicles
    • B62D55/08Endless track units; Parts thereof
    • B62D55/10Bogies; Frames
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60YINDEXING SCHEME RELATING TO ASPECTS CROSS-CUTTING VEHICLE TECHNOLOGY
    • B60Y2410/00Constructional features of vehicle sub-units
    • B60Y2410/10Housings

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Transportation (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Details Of Gearings (AREA)
  • Retarders (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Component Parts Of Construction Machinery (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、下部走行体に全旋
回自在に支持された上部旋回体を備え、上部旋回体を物
資の運搬用荷台として利用するのに適した、新規な、運
搬車両に関する。
【0002】
【従来の技術】下部走行体と、この下部走行体上に旋回
自在に支持された上部旋回体と、油圧モータの回転を減
速して上部旋回体に伝達するための遊星歯車減速機とを
備えた建設機械、例えば油圧ショベルは、従来から知ら
れ、広く実用に供されている。遊星歯車減速機は、油圧
モータの駆動軸である入力軸と、出力軸と、入力軸と出
力軸との間に介在された遊星歯車減速装置とを備えると
共に、入力軸が上側に、出力軸が下側に、それぞれ位置
するよう上部旋回体に装着されている。出力軸の下端に
はピニオンギヤが設けられ、下部走行体上に設けられた
走行体フレームにはリングギヤが固定され、ピニオンギ
ヤはリングギヤに噛み合わされている。
【0003】更に具体的に説明すると、下部走行体は走
行体フレームを備え、上部旋回体は走行体フレーム上に
旋回軸受を介して旋回自在に支持されている。旋回軸受
は、走行体フレーム上に固定された内輪と、内輪に旋回
自在に支持されかつ上部旋回体が固定支持された外輪と
を含んでいる。内輪の内周部に前記リングギヤが形成さ
れている。上部旋回体にはハウジングが、上部旋回体の
上方に突出するよう、その下端部が固定されている。ハ
ウジングの上端には油圧モータが装着されている。入力
軸はハウジングの上端部から内部下方に突出するよう配
置されている。出力軸はハウジング内の下部に二つの軸
受により回転自在に支持されている。出力軸のピニオン
ギヤはハウジングの下端から下方に突出するよう配置さ
れている。遊星歯車減速装置は1段目遊星歯車機構と2
段目遊星歯車機構とを含んでいる。1段目遊星歯車機構
は、入力軸に駆動結合された1段目サンギヤと、1段目
サンギヤとハウジングの内周面に形成された1段目リン
グギヤとに噛み合わされた1段目遊星ギヤを複数個支持
する1段目キャリアとを備えている。2段目遊星歯車機
構は、1段目キャリアに駆動結合された2段目サンギヤ
と、2段目サンギヤとハウジングの内周面に形成された
2段目リングギヤとに噛み合わされた2段目遊星ギヤを
複数個支持する2段目キャリアとを備えている。2段目
キャリアは出力軸の上端部に駆動結合されている。
【0004】油圧モータにより回転駆動される入力軸の
回転は、1段目遊星歯車機構及び2段目遊星歯車機構を
介して出力軸に2段減速して伝達される。ピニオンギヤ
は下部走行体に固定されたリングギヤに沿って自転しな
がら公転するため、前記構成を有する遊星歯車減速機が
装着された上部旋回体は360°にわたって旋回するこ
とができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記遊星歯車減速機
は、上部旋回体に対して一端をピニオンギヤとリングギ
ヤとで噛み合い支持された片持支持構造を有している。
そして遊星歯車減速機のハウジングは、その殆どが上部
旋回体の上方に突出するような形態で、その下端部が上
部旋回体に固定されている。したがって、油圧ショベル
の場合はともかく、上部旋回体の上面を物資運搬用の荷
台として利用したい場合には、遊星歯車減速機が障害と
なって、その上面のスペースを物資運搬用のエリアとし
て広く有効に活用することができない。
【0006】本発明の目的は、下部走行体に旋回自在に
支持された上部旋回体を物資の運搬用荷台として利用す
るのに好適である、新規な、運搬車両を提供することで
ある。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、下部走
行体と、該下部走行体に全旋回自在に支持された上部旋
回体と、駆動モータの回転を減速して該上部旋回体に伝
達するための遊星歯車減速機とを備え、該遊星歯車減速
機は該上部旋回体の下側において該下部走行体に装着さ
、該遊星歯車減速機は、該駆動モータにより回転駆動
される入力軸と、出力軸と、該入力軸と該出力軸との間
に介在された遊星歯車減速装置とを備えると共に、該出
力軸が上側に位置するよう該下部走行体に装着され、該
出力軸の上端部にはピニオンギヤが設けられ、該上部旋
回体の下側にはリングギヤが固定され、該ピニオンギヤ
は該リングギヤに噛み合わされ、該下部走行体は走行体
フレームを備え、該上部旋回体は該走行体フレーム上に
旋回軸受を介して旋回自在に支持され、該旋回軸受は、
該走行体フレーム上に固定された外輪と、該外輪に旋回
自在に支持されかつ該上部旋回体が固定支持された内輪
とを含み、該内輪の内周部に該リングギヤが形成され、
該遊星歯車減速機はハウジングを備え、該走行体フレー
ムには該ハウジングが、該走行体フレームの下方に突出
するよう、その上端部が固定され、該ハウジングの下端
壁部にはその下面側に該駆動モータが装着され、該入力
軸は該下端壁部を貫通するよう位置付けられ、該出力軸
は該ハウジング内の上部に軸受手段により回転自在に支
持され、該出力軸の該ピニオンギヤは該ハウジングの上
端から上方に突出するよう配置され、該入力軸は、該ハ
ウジングの該下端壁部に軸受手段により回転自在に支持
され、該入力軸を支持する該軸受手段の下部における、
該入力軸と該ハウジングの該下端壁との間にはオイルシ
ールが介在され、該ハウジングの上端部にはブリーザが
設けられている、ことを特徴とする運搬車両が提供され
る。以上のように構成された本発明によれば、遊星歯車
減速機は下部走行体に装着され、しかも上部旋回体の下
側に配置されているので、従来のように、遊星歯車減速
機が上部旋回体の上方に突出することがない。そして、
上部旋回体の上面の実質上全てを物資運搬用荷台のスペ
ースとして有効に活用することができる。また、遊星歯
車減速機の入力軸を支持する軸受手段の下部における入
力軸とハウジ ングの下端壁との間には、オイルシールが
介在されることにより、ハウジングの内部に収容された
潤滑油の外部への漏洩が確実に防止される。さらに、ハ
ウジングの上端部にはブリーザが設けられているので、
ハウジングの上端部内に形成される空気溜まりの内圧の
上昇が確実に防止される。
【0008】
【0009】本発明においては、また、前記構成に加え
て、該遊星歯車減速装置は1段目遊星歯車機構と2段目
遊星歯車機構とを含み、該1段目遊星歯車機構は、1段
目サンギヤと、該1段目サンギヤと該ハウジングの内周
面に形成された1段目リングギヤとに噛み合わされた1
段目遊星ギヤを複数個支持する1段目キャリアとを備
え、該2段目遊星歯車機構は、該1段目キャリアに駆動
結合された2段目サンギヤと、該2段目サンギヤと該ハ
ウジングの内周面に形成された2段目リングギヤとに噛
み合わされた2段目遊星ギヤを複数個支持する2段目キ
ャリアとを備え、該ハウジング内には該1段目キャリア
の下方に位置するような支持部が設けられ、該1段目キ
ャリアは該支持部にスラスト軸受手段を介して相対回転
自在に支持され該入力軸は、該ハウジングの該下端壁
部に該軸受手段により回転自在に支持されると共に支持
手段により下方への移動が阻止されるよう支持され、該
1段目サンギヤは該入力軸に相対回転できないようかつ
下方への移動が阻止されるように支持され、該2段目サ
ンギヤは該1段目サンギヤにスラスト軸受手段を介して
相対回転自在に支持され、該2段目キャリアは該出力軸
の下端部に相対回転できないよう連結されると共に該出
力軸の下端と該2段目サンギヤとの間に介在されたスラ
スト軸受手段を介して該2段目サンギヤに相対回転自在
に支持されている。以上の構成により1段目サンギヤ、
2段目サンギヤ、1段目キャリア及び2段目キャリアを
含む遊星歯車減速装置は、自重による下方への移動が確
実に阻止され、ハウジング内にしっかりと保持される。
以上の好適な構成が総合されることにより、遊星歯車減
速機が、前記したように、出力軸が上側に位置するよう
下部走行体に装着されても、遊星歯車減速機は、その機
能を充分確実に発揮することができ、本発明の前記目的
は確実に達成されるものである。
【0010】本発明の他の局面によれば、下部走行体
と、該下部走行体に全旋回自在に支持された上部旋回体
と、油圧モータの回転を減速して該上部旋回体に伝達す
るための遊星歯車減速機とを備え、該遊星歯車減速機は
該上部旋回体の下側において該下部走行体に装着され、
該遊星歯車減速機は、該油圧モータによって回転駆動さ
れる入力軸と、出力軸と、該入力軸と該出力軸との間に
介在された遊星歯車減速装置とを備えると共に、該出力
軸が上側に位置するよう該下部走行体に装着され、該出
力軸の上端部にはピニオンギヤが設けられ、該上部旋回
体の下側にはリングギヤが固定され、該ピニオンギヤは
該リングギヤに噛み合わされ、該油圧モータは、作動油
タンク内の作動油が油圧ポンプにより供給されることに
より駆動されると共に、内部に該作動油のドレン室を有
するケースを備え、該遊星歯車減速機は上端壁部及び下
端壁部を含むハウジングを備え、該下端壁部にはその下
面側に該油圧モータの該ケースが装着され、該入力軸は
該下端壁部を貫通するよう位置付けられ、該出力軸は、
該ハウジング内の上部に軸受手段により回転自在に支持
されると共に該上端壁部を貫通するよう位置付けられ、
該ピニオンギヤは該上端壁の上方に配置され、該出力軸
と該上端壁部との間にはオイルシールが介在され、該入
力軸は、該下端壁部に軸受手段により回転自在に支持さ
れ、該油圧モータの該ケース内のドレン室と該ハウジン
グ内とは油路手段を介して連通され、該ハウジング内の
上端部と該作動油タンクとはオイルフィルタを含む油リ
ターン油路を介して連通される、ことを特徴とする運搬
車両、が提供される。この発明によれば、上部旋回体の
上面の実質上全てを物資運搬用荷台のスペースとして有
効に活用することができる。この構成においては、油圧
モータのケース内のドレン室と、遊星歯車減速機のハウ
ジングと、作動油タンクとの間に作動油の循環油路が形
成される。油圧モータが回転駆動されると、ドレン室の
作動油は、圧力上昇によりハウジング内に流入し、ハウ
ジング内を充満した後、作動油タンクにリターンされ
る。その結果、空気の溜まり易いハウジング内の上部に
も作動油が充満されるので、ハウジングの上端部に位置
する軸受手段、オイルシール等は十分確実に潤滑され、
焼き付きによる損傷は防止される。これにより遊星歯車
減速機の機能が確実に発揮される。
【0011】本発明においては、また、前記構成に加え
て、入力軸を支持する該軸受手段の下部における、該入
力軸と該下端壁部との間にはオイルシールが介在され、
該オイルシールにはその上下に抜ける連通孔が形成さ
れ、該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油圧モ
ータは駆動軸を有し、該駆動軸は該上端壁を貫通するよ
う位置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して回
転自在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端に
駆動結合され、該油路手段は、該入力軸及び該出力軸を
支持する該軸受手段の各々と、該オイルシールに形成さ
れた該連通孔とを含む、ことが好適である。この発明に
よれば、きわめて簡単な構成により、したがって低コス
トで前記作動油の循環油路を形成することができる。遊
星歯車減速機のハウジング内においては、ギヤの噛み合
い、ギヤ端面部の摺動、軸受の摺動等の長時間の運転
で、金属磨耗粉、歯欠損による金属片等のダストが発生
する。油圧モータ及び遊星歯車減速機の運転中は、作動
油は、油圧モータのドレン室からハウジング、オイルフ
ィルタを含む油リターン油路を経て作動油タンクへと流
れる。したがって、ハウジング内で発生した前記金属磨
耗粉、金属片等のダストは、油リターン油路に設けられ
たオイルフィルタにより除去される。油圧モータ及び遊
星歯車減速機の停止中は、作動油中の金属磨耗粉、金属
片等のダストは、ハウジングの下部に自重落下により沈
澱するが、前記オイルシールの連通孔の内径を、油圧モ
ータのドレン室内での許容サイズを考慮して決定するこ
とにより、油圧モータのドレン室内への前記ダストの侵
入を防止することができる。一方、油圧モータのドレン
室においても金属磨耗粉等のダストが発生するが、作動
油の循環中において、前記オイルシールの連通孔により
通過許容サイズ以外のダストのハウジングへの侵入が阻
止され、その他は外部のオイルフィルタにより回収され
る。その結果、遊星歯車減速機内の回転部分の損傷が確
実に防止される。
【0012】本発明においては、また、前記構成に加え
て、該入力軸を支持する該軸受手段の下部における、該
入力軸と該下端壁部との間にはオイルフィルタが介在さ
れ、該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油圧モ
ータは駆動軸を有し、該駆動軸は該上端壁を貫通するよ
う位置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して回
転自在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端に
駆動結合され、該油路手段は、該入力軸及び該出力軸を
支持する該軸受手段の各々と、該オイルフィルタとを含
む、ことが好適である。この発明によれば、きわめて簡
単な構成により、したがって低コストで前記作動油の循
環油路を形成することができる。更に金属磨耗粉等のダ
ストは、作動油が、ハウジング、油リターン油路を経て
作動油タンクに戻される過程で、油リターン油路に設け
られたオイルフィルタにより除去される。また油圧モー
タ及び遊星歯車減速機の運転中は、作動油は、油圧モー
タのドレン室からハウジング、オイルフィルタを含む油
リターン油路を経て作動油タンクへと流れる。したがっ
て、ハウジング内で発生した前記金属磨耗粉、金属片等
のダストは、油リターン油路に設けられたオイルフィル
タにより除去される。油圧モータ及び遊星歯車減速機の
停止中は、作動油中の金属磨耗粉、金属片等のダスト
は、ハウジングの下部に自重落下により沈澱するが、こ
れは入力軸と下端面壁部との間に設けられたオイルフィ
ルタにより除去される。その結果、遊星歯車減速機内の
回転部分の損傷が確実に防止される。一方、油圧モータ
のドレン室においても金属磨耗粉等のダストが発生する
が、これは、作動油の循環中に入力軸と下端面壁部との
間に設けられた前記オイルフィルタ及び外部のオイルフ
ィルタにより除去される。その結果、遊星歯車減速機内
の回転部分の損傷が確実に防止される。
【0013】本発明においては、また、前記構成に加え
て、該入力軸を支持する該軸受手段の下部における、該
入力軸と該下端壁部との間には第1のオイルシールが介
在され、該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油
圧モータは駆動軸を有し、該駆軸は該上端壁を貫通する
よう位置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して
回転自在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端
に駆動結合され、該駆動軸を支持する該軸受手段の上部
における、該駆動軸と該上端壁との間には第2のオイル
シールが介在され、該駆動軸を支持する該軸受手段と該
第2のオイルシールとの間における該駆動軸の外周面と
該上端壁との間には環状の油室が形成され、該上端壁に
は一端が該油室に開口し他端が該ケースの外方に開口す
る第1の通油孔が形成され、該ハウジングの該下端壁部
には一端が該ハウジング内に開口し他端が該ハウジング
の外方に開口する第2の通油孔が形成され、該第1の通
油孔と該第2の通油孔とは、該ケース及び該ハウジング
の外方に配置された通油管により接続され、該通油管に
はオイルフィルタが配置され、該油路手段は、該第1の
通油孔と、該オイルフィルタを含む該通油管と、該第2
の通油孔とを含む、ことが好適である。この発明によれ
ば、油圧モータのドレン室と遊星歯車減速機のハウジン
グとを連通する油路は、オイルフィルタと共にケース及
びハウジングの外方に配置されているので、メンテナン
スを容易に行なうことができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して、本発
明に従って構成された、上部旋回体を備えた運搬車両の
実施の形態を説明する。図1及び図2において、運搬車
両2は、下部走行体4と、下部走行体4に旋回自在に支
持された上部旋回体6と、駆動モータである油圧モータ
8の回転を減速して上部旋回体6側に伝達するための遊
星歯車減速機10とを備えている。遊星歯車減速機10
は上部旋回体6の下側において下部走行体4に装着され
ている。この構造については後に詳しく説明する。下部
走行体4はその左右に配置された履帯12を備えてお
り、各履帯12は、それぞれ、車両後部左右に設けられ
たスプロケット16及び前部左右に設けられたアイドラ
18に巻き掛けられている。各スプロケット16が図示
しない走行油圧モータにより回転駆動されることによ
り、各履帯12が駆動され、下部走行体4が所定の方向
に移動させられる。下部走行体4の後部にはエンジン2
0が配置されている。エンジン20は、油圧モータ8、
走行油圧モータを含む各種油圧装置の動力源である。な
おエンジン20は、下部走行体4に備えられた走行体フ
レーム22上にマウントされている。
【0015】図1、図2と共に図3を参照して、下部走
行体4の中央上部には走行体フレーム22の一部であ
る、上部旋回体6を支持するための支持部24が設けら
れている。支持部24の上端は水平に位置付けられた円
環状の支持フレーム部材26から構成されている。上部
旋回体6は、走行体フレーム22の支持フレーム部材2
6上に旋回軸受28を介して旋回自在に支持されてい
る。旋回軸受28は、外輪30と、外輪30に複数個の
ボール32を介して回転自在に支持された内輪34とを
含んでいる。外輪30は複数個のボルト36により支持
フレーム部材26上に固定されている。上部旋回体6
は、円環状のスペーサ部材38を介して複数個のボルト
40により内輪34上に固定支持されている。内輪34
の内周部にはその全周にわたってリングギヤ(内歯)4
2が形成されている。以上の構成により、上部旋回体6
は走行体フレーム22の支持部24上に全旋回自在に
(360°旋回自在に)支持される。上部旋回体6はこ
の実施の形態においては、平面からみて略矩形をなし
(図2参照)、全体が水平に延在するよう構成されてい
る。なお、エンジン20は上部旋回体6の旋回に干渉し
ないよう、上部旋回体6の旋回軌跡より低い位置に配置
されている(図1参照)。
【0016】円環状の支持フレーム部材26の下側に
は、その孔を覆うよう、円板状の支持プレート部材44
が固定されている。支持プレート部材44の縁部には孔
46が形成されている。図4を参照して、遊星歯車減速
機10はハウジング48を備えている。ハウジング48
の上端部には半径方向外方に突出する環状フランジ50
が形成されている。支持プレート部材44の孔46の下
側に、ハウジング48の環状フランジ50が複数個のボ
ルト52により固定されることにより、遊星歯車減速機
10は、その大部分が支持プレート部材44の下方に突
出するよう、そのハウジング48の上端部が固定され
る。
【0017】遊星歯車減速機10は、駆動モータである
油圧モータ8により回転駆動される入力軸54と、出力
軸56と、入力軸54と出力軸56との間に介在された
遊星歯車減速装置58とを備えると共に、入力軸54が
下側に、出力軸56が上側に、それぞれ位置するよう支
持プレート部材44に装着される。出力軸56の上端に
はピニオンギヤ60が一体に設けられ、ピニオンギヤ6
0はリングギヤ42に噛み合わされている。更に詳しく
説明すると、ハウジング48は、上部ハウジング62、
上部ハウジング62の下端に装着された中間ハウジング
64、中間ハウジング64の下端に装着された下部カバ
ー66を含んでいる。下部カバー66には、油圧モータ
8が支持プレート68を介して装着されている。支持プ
レート68はハウジング48の下端壁部を規定し、油圧
モータ8はその下面側に装着されている。なお、遊星歯
車減速機10と油圧モータ8との組立体は旋回減速機ユ
ニットを構成する。支持プレート68はまた、ハウジン
グ48と油圧モータ8との間に設けられた隔壁でもあ
る。油圧モータ8の駆動軸69の上端部には、入力軸5
4の下端部がスプライン結合されている(図示のように
入力軸54側が雌スプライン)。入力軸54は支持プレ
ート68を貫通するよう位置付けられ、かつ支持プレー
ト68に軸受70(軸受手段を構成する)により回転自
在に支持されている。入力軸54の下端の内周部には段
部が形成され、他方駆動軸69のスプライン部の下端に
は大径の段部が形成され、入力軸54の段部は駆動軸6
9の段部に支持される。したがって入力軸54の自重に
よる下方への移動は、軸受70のインナレースとのフリ
クション(この部分は圧入)と前記段部による支持とに
より阻止される。軸受70と入力軸54の段部及び駆動
軸69の段部等は、入力軸54の下方への移動を阻止す
る支持手段を構成する。軸受70の下部における、入力
軸54と支持プレート68との間にはオイルシール72
が介在されている。これにより入力軸54と支持プレー
ト68との間からの潤滑油の漏洩が防止される。
【0018】出力軸56は、上部ハウジング62内に二
つの軸受74及び76(軸受手段を構成する)により回
転自在にかつ下方への移動が阻止されるよう支持されて
いる。上部ハウジング62の上端には上端壁部を規定す
る上部カバー78が装着されている。出力軸56の上端
部に設けられたピニオンギヤ60は、上部カバー78か
ら上方に突出するよう配置されている。出力軸56と上
部カバー78との間にはオイルシール79が介在されて
いる。これにより出力軸56と上部カバー78との間か
らの潤滑油の漏洩が防止される。上部ハウジング62内
上部には、上部ハウジング62、軸受74、出力軸56
及び上部カバー78により囲まれることにより空間部S
が形成されている。空間部Sは、潤滑油が充填されてい
ない領域であり、したがって空気溜まりを形成してい
る。上部ハウジング62の上部には通気孔63が形成さ
れている。通気孔63の一端は空間部Sに開口し、他端
にはブリーザ65の一端が接続されている。ブリーザ6
5の図示しない他端開口は、大気に開放されている。な
おブリーザ65の他端開口は、潤滑油の漏れを防ぐた
め、空間部Sより高い部位に位置付けられる。
【0019】遊星歯車減速装置58は1段目遊星歯車機
構80と2段目遊星歯車機構82とを含んでいる。1段
目遊星歯車機構80は、入力軸54にスプライン結合さ
れることにより下方への移動が阻止されるよう支持され
た1段目サンギヤ84と、1段目サンギヤ84と中間ハ
ウジング64の内周面に形成された1段目リングギヤ8
6とに噛み合わされた1段目遊星ギヤ88を複数個支持
する1段目キャリア90とを備えている。2段目遊星歯
車機構82は、1段目キャリア90に駆動結合された2
段目サンギヤ92と、2段目サンギヤ92と中間ハウジ
ング64の内周面に形成された2段目リングギヤ94と
に噛み合わされた2段目遊星ギヤ96を複数個支持する
2段目キャリア98とを備えている。2段目キャリア9
8は出力軸56の下端部とスプライン結合されている。
なお1段目リングギヤ86と2段目リングギヤ94とは
一体に形成されている。また1段目キャリア90と2段
目サンギヤ92とはスプライン結合でよい。2段目キャ
リア98は、出力軸56の下端部に相対回転できないよ
うスプライン結合されると共に、出力軸56の下端部と
2段目サンギヤ92の上端との間に介在されたスラスト
ワッシャ(スラスト軸受手段を構成する)99を介して
2段目サンギヤ92に相対回転自在に支持されている。
これにより2段目キャリア98は、2段目サンギヤ92
に対し、自重による下方への移動が阻止されるよう支持
されると共に、回転差による焼付きが防止される。
【0020】下部カバー66には、1段目キャリア90
の下方に位置するような支持部100が設けられてい
る。支持部100は下部カバー66から半径方向内方に
水平に突出するよう形成されている。支持部100の上
面と1段目キャリア90の下面との間にはスラストワッ
シャ(スラスト軸受手段を構成する)102が介在され
ている。したがって1段目キャリア90は支持部100
にスラストワッシャ102を介して相対回転自在に支持
される。これにより1段目キャリア90は自重による下
方への移動が阻止され、また摺動による焼付きが防止さ
れる。2段目サンギヤ92の下面と1段目サンギヤ84
の上面との間にはスラストワッシャ(スラスト軸受手段
を構成する)104が介在されている。したがって2段
目サンギヤ92は1段目サンギヤ84にスラストワッシ
ャ104を介して相対回転自在に支持される。これによ
り2段目サンギヤ92は自重による下方への移動が阻止
され、また摺動による焼付きが防止される。なお、2段
目キャリア98、2段目サンギヤ92及び1段目サンギ
ヤ84の自重は、最終的には入力軸54により支持され
る。
【0021】前記した構成から明らかなように、遊星歯
車減速機10は下部走行体4に装着され、しかも上部旋
回体6の下側に配置されているので、下部走行体4上に
360°旋回自在に支持された上部旋回体6は、その上
面の実質上全てを物資運搬用の荷台として活用すること
ができる。したがって、運搬車両2は従来周知の手段に
より遠隔操縦可能な車両として利用することが好まし
い。エンジン20を作動させることにより、履帯12を
介して運搬車両2を自走させることができる。エンジン
20によって駆動される周知の油圧ポンプの吐出圧油を
油圧モータ8に供給することにより、駆動軸69を介し
て入力軸54が回転駆動される。入力軸54の回転は1
段目遊星歯車機構80及び2段目遊星歯車機構82を介
して出力軸56に2段減速されて伝達される。これによ
りピニオンギヤ60がリングギヤ42を回転駆動するの
で、上部旋回体6は所定の方向に旋回させられる。
【0022】1段目遊星歯車機構80及び2段目遊星歯
車機構82の自重による下方への移動は、軸受70に支
持された入力軸54、入力軸54に支持された1段目サ
ンギヤ84、1段目サンギヤ84と2段目サンギヤ92
との間に介在されたスラストワッシャ104、2段目キ
ャリア98と2段目サンギヤ92との間に介在されたス
ラストワッシャ99、支持部100及び支持部100と
1段目キャリア90との間に介在されたスラストワッシ
ャ102等によりしっかりと阻止される。またハウジン
グ48内に収容された潤滑油の外部への漏れは、オイル
シール72及び79により確実に防止される。ハウジン
グ48内の上端部には空間部Sが形成されている。空間
部S(空気溜まり)は通気孔63及びブリーザ65を介
して大気に連通されているので、内圧の上昇も防止され
る。
【0023】次に、運搬車両2に装着されている旋回減
速機ユニットの他の実施の形態を図5〜図8を参照して
説明する。なお、図5〜図8において、図1〜図4と同
一部分は同一符号で示し、説明は省略する。図5及び図
6を参照して、油圧モータ8は内部に作動油のドレン室
200を有するケース202を備えている。ケース20
2は上端壁204を備え、この上端壁204が支持プレ
ート68に装着されることにより、油圧モータ8はハウ
ジング48に離脱自在に取り付けられる。前記したよう
に、遊星歯車減速機10と油圧モータ8の組立体は旋回
減速機ユニットを構成する。油圧モータ8の駆動軸69
は上端壁204を貫通するよう位置付けられると共に上
端壁204に軸受206(軸受手段を構成する)を介し
て回転自在に支持されている。
【0024】208は従来周知の油圧ユニットであっ
て、運搬車両2に備えられている。油圧ユニット208
は前記エンジン20によって回転駆動される油圧ポンプ
210、油圧モータ8の制御弁212、作動油タンク2
14等を備えている。図示しない油圧モータ操作レバー
を操作することにより制御弁212が切換制御され、作
動油タンク214内の作動油が油圧ポンプ210により
油圧モータ8に供給され、油圧モータ8が駆動される。
上部ハウジング62の上端部には通油孔216が形成さ
れ、通油孔216には通油ポート218が装着されてい
る。通油ポート218と作動油タンク214とは油リタ
ーン油路220を介して連通されている。油リターン油
路220にはオイルフィルタ241が設けられている。
このオイルフィルタ241は、もちろん、作動油タンク
214内に設けてもよい。図6に示すように、前記オイ
ルシール72にはその上下に抜ける連通孔222が形成
されている。ドレン室200とハウジング48内の空間
224とは、油路手段を構成する、軸受206、空間2
26、オイルシール72の連通孔222及び軸受70、
を介して連通される。
【0025】以上の構成により、油圧モータ8のドレン
室200と、遊星歯車減速機10のハウジング48と、
作動油タンク214との間に作動油の循環油路が形成さ
れる。油圧モータ8が回転駆動されると、ドレン室20
0の作動油は、圧力上昇により、前記油路手段を介して
ハウジング48内の空間224に流入し、ハウジング4
8内に予め充填されている作動油の圧力を上昇させる。
ハウジング48内の作動油は、通油孔216、通油ポー
ト218、油リターン油路220及びオイルフィルタ2
41を通って作動油タンク214にリターンされる。そ
の結果、空気の溜まり易いハウジング48内の最上部に
も作動油が充満されるので、ハウジング48の上端部に
位置する軸受74、オイルシール79等は十分確実に潤
滑され、焼き付きによるそれらの損傷は防止される。こ
れにより遊星歯車減速機10の機能が確実に発揮され
る。
【0026】次に、図7を参照して、前記油路手段の他
の実施の形態を説明する。入力軸54を支持する軸受7
0の下部における、入力軸54と支持プレート68との
間にはオイルフィルタ228が介在されている。ドレン
室200とハウジング48内の空間224とは、油路手
段を構成する、軸受206、空間226、オイルフィル
タ228及び軸受70、を介して連通される。この構成
によれば、きわめて簡単な構成により、したがって低コ
ストで前記作動油の循環油路を形成することができる。
更に、遊星歯車減速機10の作動油中に発生する金属磨
耗粉等のダストの、運転停止中における自重落下による
油圧モータ8のドレン室200への侵入及び、油圧モー
タ8のドレン室200の作動油中に発生する金属磨耗粉
等のダストの、運転中におけるハウジング48内への侵
入は、それぞれ侵入の過程でオイルフィルタ228によ
り除去(濾過)されるので、遊星歯車減速機10内の回
転部分の損傷は確実に保護される。
【0027】次に、図8を参照して前記油路手段の更に
他の実施の形態を説明する。駆動軸69を支持する軸受
206の上部における、駆動軸69と上端壁204との
間には第2のオイルシール230が介在されている。な
お、この実施の形態において、前記オイルシール72は
第1のオイルシールを規定する。駆動軸69を支持する
軸受206と第2のオイルシール230との間における
駆動軸69の外周面と上端壁204との間には環状の油
室(空間)232が形成される。上端壁204には一端
が油室232に開口し他端が上端壁204(したがって
ケース202)の外方に開口する第1の通油孔234が
形成されている。第1の通油孔234の外側への開口部
には作動油吐出口235が装着されている。ハウジング
48の下部カバー66には、一端がハウジング48内の
空間224に開口し他端がハウジング48の外方に開口
する第2の通油孔236が形成されている。第2の通油
孔236の外側への開口部には作動油導入口237が装
着されている。第1の通油孔234と第2の通油孔23
6とは、ケース202及びハウジング48の外方に配置
された通油管238により接続されている。通油管23
8にはオイルフィルタ240が配置されている。ドレン
室200とハウジング48内の空間224とは、油路手
段を構成する、軸受206、油室232、第1の通油孔
234、作動油吐出口235、オイルフィルタ240を
含む通油管238、作動油導入口237及び第2の通油
孔236、を介して連通される。この構成によれば、油
圧モータ8のドレン室200と遊星歯車減速機10のハ
ウジング48とを連通する通油管238(油路を規定す
る)は、オイルフィルタ240と共に、ケース202及
びハウジング48の外方に配置されているので、メンテ
ナンスを容易に行なうことができる。
【0028】前記の説明から容易に理解されるように、
本発明においては、遊星歯車減速機10は、従来の装着
形態に対し、上下逆方向の形態で装着されているにもか
かわらず、その機能を充分確実に発揮するよう構成され
ているので、特に潤滑油が供給されにくい上部における
潤滑部分の焼き付き、損傷等を含めて、何らの問題な
く、上部旋回体6上面の有効活用を可能とするものであ
る。
【0029】以上、本発明による上部旋回体を備えた運
搬車両の実施の形態について説明したが、本発明は前記
実施の形態に限定されるものではなく、本発明の範囲を
逸脱することなく種々の変形あるいは修正が可能であ
る。例えば、前記実施の形態において、下部カバー66
と支持プレート68とは別体であるが、これらを一体に
成形してハウジング48の下端壁部としてもよい。また
スラストワッシャ102及び104に代えてスラスト軸
受を使用することも可能である。前記実施の形態におい
て、入力軸54の下方への移動を阻止する支持手段は、
軸受70と駆動軸69の段部(大径部小)とにより構成
されているが、もちろん、これに限定されるものではな
い。一例として、入力軸54に半径方向外方に突出する
環状フランジを形成し、この環状フランジの下面を軸受
70のインナレース上面により支持する構成が考えられ
る。この構成によれば、入力軸54は軸受70のみによ
り下方への移動が阻止されるので、駆動軸69に段部を
形成する必要はなくなる。また、前記実施の形態におい
て、1段目サンギヤ84は、入力軸54にスプライン結
合されることにより下方への移動が阻止されるよう支持
されている。すなわち入力軸54の下方への移動は、1
段目サンギヤ84の雌スプラインの下端が入力軸54の
雄スプラインの下端縁部に達することにより阻止される
よう構成されている。この構成に代え、入力軸54のス
プライン部の下方に半径方向外方に突出する環状フラン
ジを形成し、1段目サンギヤ84の下端面をこの環状フ
ランジの上面により支持するよう構成することもでき
る。
【0030】
【発明の効果】本発明によれば、下部走行体に旋回自在
に支持された上部旋回体の上面の実質上全てを、物資の
運搬用荷台のスペースとして有効に活用することができ
るので、上部旋回体を物資の運搬用荷台として利用する
のに適した、運搬車両が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に従って構成された上部旋回体を備えた
運搬車両の実施の形態を示す側面概略図。
【図2】図1の上面概略図。
【図3】図1の一部を拡大して示す図。
【図4】図3の要部の拡大断面図。
【図5】本発明に従って構成された旋回減速機ユニット
の他の実施の形態を示す断面図。
【図6】図5のA部拡大図。
【図7】図5のA部の他の実施の形態を示す図。
【図8】図5のA部の更に他の実施の形態を示す図。
【符号の説明】
2 運搬車両 4 下部走行体 6 上部旋回体 8 油圧モータ 10 遊星歯車減速機 20 エンジン 22 走行体フレーム 28 旋回軸受 30 外輪 34 内輪 42 リングギヤ 48 ハウジング 54 入力軸 56 出力軸 58 遊星歯車減速装置 60 ピニオンギヤ 65 ブリーザ 70 軸受 72 オイルシール 80 1段目遊星歯車機構 82 2段目遊星歯車機構 84 1段目サンギヤ 88 1段目遊星ギヤ 90 1段目キャリア 92 2段目サンギヤ 96 2段目遊星ギヤ 98 2段目キャリア 100 支持部 102及び104 スラストワッシャ 200 ドレン室 204 上端壁 206 軸受 214 作動油タンク 216 通油孔 220 油リターン油路 222 通油孔 228、240及び241 オイルフィルタ 230 第2のオイルシール 234 第1の通油孔 236 第2の通油孔 238 通油管
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 和夫 兵庫県加古郡播摩町字新島13番地 株式 会社二川工業製作所内 (72)発明者 林 正訓 兵庫県加古郡播摩町字新島13番地 株式 会社二川工業製作所内 (56)参考文献 特開 平7−4475(JP,A) 特開 昭62−173344(JP,A) 実開 平3−10930(JP,U) 実開 昭62−26776(JP,U) 実開 昭60−150175(JP,U) 実開 昭60−68834(JP,U) 実開 平4−46158(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60P 1/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下部走行体と、該下部走行体に全旋回自
    在に支持された上部旋回体と、駆動モータの回転を減速
    して該上部旋回体に伝達するための遊星歯車減速機とを
    備え、該遊星歯車減速機は該上部旋回体の下側において
    該下部走行体に装着され、該遊星歯車減速機は、該駆動モータにより回転駆動され
    る入力軸と、出力軸と、該入力軸と該出力軸との間に介
    在された遊星歯車減速装置とを備えると共に、該出力軸
    が上側に位置するよう該下部走行体に装着され、 該出力軸の上端部にはピニオンギヤが設けられ、該上部
    旋回体の下側にはリングギヤが固定され、該ピニオンギ
    ヤは該リングギヤに噛み合わされ、 該下部走行体は走行体フレームを備え、該上部旋回体は
    該走行体フレーム上に旋回軸受を介して旋回自在に支持
    され、該旋回軸受は、該走行体フレーム上に固定された
    外輪と、該外輪に旋回自在に支持されかつ該上部旋回体
    が固定支持された内輪とを含み、該内輪の内周部に該リ
    ングギヤが形成され、 該遊星歯車減速機はハウジングを備え、該走行体フレー
    ムには該ハウジングが、該走行体フレームの下方に突出
    するよう、その上端部が固定され、該ハウジングの下端
    壁部にはその下面側に該駆動モータが装着され、該入力
    軸は該下端壁部を貫通するよう位置付けられ、該出力軸
    は該ハウジング内の上部に軸受手段により回転自在に支
    持され、該出力軸の該ピニオンギヤは該ハウジングの上
    端から上方に突出するよう配置され、該入力軸は、該ハ
    ウジングの該下端壁部に軸受手段により回転自在に支持
    され、該入力軸を支持する該軸受手段の下部における、
    該入力軸と該ハウジングの該下端壁との間にはオイルシ
    ールが介在され、該ハウジングの上端部にはブリーザが
    設けられている、 ことを特徴とする運搬車両。
  2. 【請求項2】 該遊星歯車減速装置は1段目遊星歯車機
    構と2段目遊星歯車機構とを含み、該1段目遊星歯車機
    構は、1段目サンギヤと、該1段目サンギヤと該ハウジ
    ングの内周面に形成された1段目リングギヤとに噛み合
    わされた1段目遊星ギヤを複数個支持する1段目キャリ
    アとを備え、該2段目遊星歯車機構は、該1段目キャリ
    アに駆動結合された2段目サンギヤと、該2段目サンギ
    ヤと該ハウジングの内周面に形成された2段目リングギ
    ヤとに噛み合わされた2段目遊 星ギヤを複数個支持する
    2段目キャリアとを備え、 該ハウジング内には該1段目キャリアの下方に位置する
    ような支持部が設けられ、該1段目キャリアは該支持部
    にスラスト軸受手段を介して相対回転自在に支持され該入力軸は、該ハウジングの該下端壁部に該軸受手段に
    より回転自在に支持されると共に支持手段により下方へ
    の移動が阻止されるよう支持され、該1段目サンギヤは
    該入力軸に相対回転できないようかつ下方への移動が阻
    止されるように支持され、該2段目サンギヤは該1段目
    サンギヤにスラスト軸受手段を介して相対回転自在に支
    持され、 該2段目キャリアは該出力軸の下端部に相対回転できな
    いよう連結されると共に該出力軸の下端と該2段目サン
    ギヤとの間に介在されたスラスト軸受手段を介して該2
    段目サンギヤに相対回転自在に支持されている、 請求項
    1記載の運搬車両。
  3. 【請求項3】 下部走行体と、該下部走行体に全旋回自
    在に支持された上部旋回体と、油圧モータの回転を減速
    して該上部旋回体に伝達するための遊星歯車減速機とを
    備え、該遊星歯車減速機は該上部旋回体の下側において
    該下部走行体に装着され、 該遊星歯車減速機は、該油圧モータによって回転駆動さ
    れる入力軸と、出力軸と、該入力軸と該出力軸との間に
    介在された遊星歯車減速装置とを備えると共に、該出力
    軸が上側に位置するよう該下部走行体に装着され、 該出力軸の上端部にはピニオンギヤが設けられ、該上部
    旋回体の下側にはリングギヤが固定され、該ピニオンギ
    ヤは該リングギヤに噛み合わされ、 該油圧モータは、作動油タンク内の作動油が油圧ポンプ
    により供給されることにより駆動されると共に、内部に
    該作動油のドレン室を有するケースを備え、 該遊星歯車減速機は上端壁部及び下端壁部を含むハウジ
    ングを備え、該下端壁部にはその下面側に該油圧モータ
    の該ケースが装着され、該入力軸は該下端壁部を貫通す
    るよう位置付けられ、 該出力軸は、該ハウジング内の上部に軸受手段により回
    転自在に支持されると共に該上端壁部を貫通するよう位
    置付けられ、該ピニオンギヤは該上端壁の上方に配置さ
    れ、該出力軸と該上端壁部との間にはオイルシールが介
    在され、 該入力軸は、該下端壁部に軸受手段により回転自在に支
    持され、 該油圧モータの該ケース内のドレン室と該ハウジング内
    とは油路手段を介して連通され、 該ハウジング内の上端部と該作動油タンクとはオイルフ
    ィルタを含む油リターン油路を介して連通される、こと
    を特徴とする運搬車両。
  4. 【請求項4】 該入力軸を支持する該軸受手段の下部に
    おける、該入力軸と該下端壁部との間にはオイルシール
    が介在され、該オイルシールにはその上下に抜ける連通
    孔が形成され、 該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油圧モータ
    は駆動軸を有し、該駆動軸は該上端壁を貫通するよう位
    置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して回転自
    在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端に駆動
    結合され、 該油路手段は、該入力軸及び該出力軸を支持する該軸受
    手段の各々と、該オイルシールに形成された該連通孔と
    を含む、請求項記載の運搬車両。
  5. 【請求項5】 該入力軸を支持する該軸受手段の下部に
    おける、該入力軸と該下端壁部との間にはオイルフィル
    タが介在され、 該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油圧モータ
    駆動軸を有し、該駆動軸は該上端壁を貫通するよう位
    置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して回転自
    在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端に駆動
    結合され、 該油路手段は、該入力軸及び該出力軸を支持する該軸受
    手段の各々と、該オイルフィルタとを含む、請求項
    載の運搬車両。
  6. 【請求項6】 該入力軸を支持する該軸受手段の下部に
    おける、該入力軸と該下端壁部との間には第1のオイル
    シールが介在され、 該油圧モータの該ケースは上端壁を備え、該油圧モータ
    は駆動軸を有し、該駆動軸は該上端壁を貫通するよう位
    置付けられると共に該上端壁に軸受手段を介して回転自
    在に支持され、該駆動軸の上端は該入力軸の下端に駆動
    結合され、該駆動軸を支持する該軸受手段の上部におけ
    る、該駆動軸と該上端壁との間には第2のオイルシール
    が介在され、 該駆動軸を支持する該軸受手段と該第2のオイルシール
    との間における該駆動軸の外周面と該上端壁との間には
    環状の油室が形成され、該上端壁には一端が該油室に開
    口し他端が該ケースの外方に開口する第1の通油孔が形
    成され、 該ハウジングの該下端壁部には一端が該ハウジング内に
    開口し他端が該ハウジングの外方に開口する第2の通油
    孔が形成され、該第1の通油孔と該第2の通油孔とは、
    該ケース及び該ハウジングの外方に配置された通油管に
    より接続され、該通油管にはオイルフィルタが配置さ
    れ、 該油路手段は、該第1の通油孔と、該オイルフィルタを
    含む該通油管と、該第2の通油孔とを含む、請求項
    載の運搬車両。
JP21554295A 1995-03-29 1995-08-24 上部旋回体を備えた運搬車両 Expired - Fee Related JP3185011B2 (ja)

Priority Applications (7)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP21554295A JP3185011B2 (ja) 1995-03-29 1995-08-24 上部旋回体を備えた運搬車両
CA002171127A CA2171127C (en) 1995-03-29 1996-03-06 Carrier vehicle equipped with a swing table
DE69600328T DE69600328T2 (de) 1995-03-29 1996-03-25 Trägerfahrzeug mit schwenkbarer Ladefläche
EP96104732A EP0734940B1 (en) 1995-03-29 1996-03-25 Carrier vehicle equipped with a swing table
KR1019960008245A KR0179223B1 (ko) 1995-03-29 1996-03-26 회전 테이블을 구비한 운반 차량
US08/622,661 US5813228A (en) 1995-03-29 1996-03-26 Carrier vehicle equipped with a swing table
CN96104297A CN1070438C (zh) 1995-03-29 1996-03-29 配备有一个转台的搬运车辆

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7-70301 1995-03-29
JP7030195 1995-03-29
JP21554295A JP3185011B2 (ja) 1995-03-29 1995-08-24 上部旋回体を備えた運搬車両

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH08324323A JPH08324323A (ja) 1996-12-10
JP3185011B2 true JP3185011B2 (ja) 2001-07-09

Family

ID=26411467

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP21554295A Expired - Fee Related JP3185011B2 (ja) 1995-03-29 1995-08-24 上部旋回体を備えた運搬車両

Country Status (7)

Country Link
US (1) US5813228A (ja)
EP (1) EP0734940B1 (ja)
JP (1) JP3185011B2 (ja)
KR (1) KR0179223B1 (ja)
CN (1) CN1070438C (ja)
CA (1) CA2171127C (ja)
DE (1) DE69600328T2 (ja)

Families Citing this family (18)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100493536B1 (ko) * 1997-05-26 2005-11-28 오꾸보 하구루마 고교 가부시키가이샤 감속기장치
US6742618B2 (en) 2000-03-07 2004-06-01 Arctic Cat, Inc. Snowmobile planetary drive system
US6907951B2 (en) 2000-03-07 2005-06-21 Arctic Cat, Inc. Snowmobile planetary drive system
FR2813652B1 (fr) * 2000-09-07 2003-06-20 Poclain Hydraulics Ind Dispositif d'entrainement comprenant un moteur hydraulique et un reducteur
US20050261944A1 (en) * 2004-05-24 2005-11-24 Rosenberger Ronald L Method and apparatus for detecting the erroneous processing and adjudication of health care claims
WO2009032135A1 (en) * 2007-08-31 2009-03-12 Caterpillar Inc. Drive assembly having failure containment feature
WO2011024670A1 (ja) 2009-08-27 2011-03-03 ナブテスコ株式会社 風車用ヨー駆動装置
JP5685112B2 (ja) 2011-03-07 2015-03-18 Ntn株式会社 電気自動車用駆動装置
DE112011105188T5 (de) 2011-04-28 2014-01-23 Hitachi Construction Machinery Co., Ltd. Drehvorrichtung für Baumaschine
US8919476B2 (en) * 2011-07-11 2014-12-30 Holland Moving & Rigging Supplies, Inc. Platform dolly system
JP2013144586A (ja) * 2012-01-13 2013-07-25 Hitachi Constr Mach Co Ltd ワーク搬送台車
CN108372892B (zh) * 2018-02-06 2020-05-08 苏州功业肆点零智能科技有限公司 一种智能化搬运机器人
CN108100064A (zh) * 2018-02-27 2018-06-01 湖州南浔兴科纺织品原料厂 一种具有越障功能的高压开关柜运输专用垫板
CN109278884B (zh) * 2018-11-28 2019-10-01 四川电力送变电建设有限公司 一种行走小车
CN110065555A (zh) * 2019-05-16 2019-07-30 四川中物技术股份有限公司 一种防爆负重内置装载式agv小车
CN110065556A (zh) * 2019-05-18 2019-07-30 四川中物技术股份有限公司 一种用于agv防爆小车行走轮毂系统
DE102020203347B3 (de) * 2020-03-16 2021-07-08 Zf Friedrichshafen Ag Axiallager zwischen zwei Sonnenwellen
GB2618134A (en) * 2022-04-28 2023-11-01 Tracked Carriers Ltd Remote controlled dolly

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE313759C (ja) *
US986588A (en) * 1907-09-16 1911-03-14 Joseph G O'kelly Speed-reducer for power-generators.
US2170951A (en) * 1937-12-06 1939-08-29 Fred W Coffing Continuous power eccentric dual gear speed reducer
US3452612A (en) * 1967-09-06 1969-07-01 Caterpillar Tractor Co Wheel drive mechanism
US3568778A (en) * 1969-01-23 1971-03-09 Cmi Corp Motor grader apparatus
US3739652A (en) * 1972-03-23 1973-06-19 Caterpillar Tractor Co Swing transmission for excavators
DE2416642C3 (de) * 1974-04-05 1981-04-23 Fried. Krupp Gmbh, 4300 Essen Vorrichtung zum Transport eines Lastkörpers in Tagebaubetrieben, insbesondere zum Rücken von Bandantriebsstationen
DE3736262A1 (de) * 1987-10-27 1989-05-11 Wegmann & Co Seitenrichtantrieb fuer kampffahrzeuge mit panzerturm
JPH0745745B2 (ja) * 1989-03-23 1995-05-17 油谷重工株式会社 旋回減速機
US5440951A (en) * 1993-07-30 1995-08-15 Kanzaki Kokyukoki Mfg. Co., Ltd. Axle driving system

Also Published As

Publication number Publication date
CN1143029A (zh) 1997-02-19
DE69600328T2 (de) 1998-11-12
CN1070438C (zh) 2001-09-05
CA2171127C (en) 2000-05-02
US5813228A (en) 1998-09-29
KR960033892A (ko) 1996-10-22
CA2171127A1 (en) 1996-09-30
EP0734940B1 (en) 1998-06-03
JPH08324323A (ja) 1996-12-10
DE69600328D1 (de) 1998-07-09
EP0734940A1 (en) 1996-10-02
KR0179223B1 (ko) 1999-03-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3185011B2 (ja) 上部旋回体を備えた運搬車両
JP2002097668A (ja) 建設機械の旋回装置
CN101784434B (zh) 最终减速装置、具有该最终减速装置的建筑机械以及履带的卷挂方法
JP4424844B2 (ja) 作業機械の旋回減速機
JP2017052312A (ja) 装軌式車両
JP3668043B2 (ja) 旋回式建設機械
JP4544448B2 (ja) 走行作業機の動力伝達機構における潤滑油給油装置
KR101029513B1 (ko) 작업기의 차축 지지구조
JP6934827B2 (ja) 減速機
JP2001171567A (ja) 装軌式車両の走行モータ装置
JP2001164600A (ja) 旋回式建設機械
JP3293145B2 (ja) 最終減速装置における潤滑装置
JPH08312521A (ja) 油圧モータ減速機の潤滑装置
JPH0754696Y2 (ja) シール装置
JP4451605B2 (ja) 走行用減速装置
JP2004036840A (ja) 建設機械の減速装置
JP2922817B2 (ja) 旋回装置
JPH05302650A (ja) 遊星歯車減速装置
JPH0798039A (ja) 舶用機関の可逆転油圧式クラッチ機構
JP3182481B2 (ja) 舶用機関の可逆転油圧式クラッチ機構
JPH07190175A (ja) 遊星歯車減速装置
JPH04302757A (ja) デファレンシャルの潤滑装置
JPH0842641A (ja) 旋回装置の遊星歯車式減速機
JPH0835543A (ja) 遊星歯車減速装置
JPH04302756A (ja) デファレンシャルの潤滑装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20010313

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees