JP3182829U - 洗浄用ブラシ - Google Patents
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- Body Washing Hand Wipes And Brushes (AREA)
Abstract
【課題】容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができるとともに、角質化した皮膚を除去することのでき、肌を清潔にすることができる洗浄用ブラシを提供する。
【解決手段】一定距離離された一対の支持体13,13と、一対の支持体13,13における、それぞれの外周に設けられ、支持体13よりも柔軟性を有する材合成樹脂等の刷毛で形成される洗浄部14,14と、一対の支持体13,13に連結される柄部11とを備え、柄部11は、軽石等で形成され、その表面は粗面に形成されている。
【選択図】図1
【解決手段】一定距離離された一対の支持体13,13と、一対の支持体13,13における、それぞれの外周に設けられ、支持体13よりも柔軟性を有する材合成樹脂等の刷毛で形成される洗浄部14,14と、一対の支持体13,13に連結される柄部11とを備え、柄部11は、軽石等で形成され、その表面は粗面に形成されている。
【選択図】図1
Description
本考案は、足の指間等を洗浄する洗浄用ブラシに関するものである。
一般に、人は、組織の代謝により皮膚では表皮が剥離し、またこれに脂などが付着して垢となって人体各部に表出することになる。そのため、従来、入浴時において、タオルやスポンジを用い、石鹸等を含ませた上で身体に擦りつけて、身体各部を洗浄してきた(例えば、特許文献1)。
しかしながら、足の指の間は、不衛生になりやすいため、その手入れの必要性が高かいものの、上記従来のタオルやスポンジを使用した洗浄作業では、足の指間を広げた状態で、一つ一つ洗浄しなければならないため時間がかかり、洗浄作業が煩雑になるという問題があった。
また、足の皮膚は角質化しやすいため、ユーザーは、タオル等とは別に、軽石等を用いて踵等をこすり、角質を取ることが行われている。この際、ユーザーは、タオルから軽石に道具を持ち替えなければならず、その作業も煩雑であった。
そこで、この考案は、上記従来の課題を解決するものであり、容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができるとともに、角質化した皮膚を除去することのでき、肌を清潔にすることができる洗浄用ブラシを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本考案は、一定距離離された一対の支持体と、前記一対の支持体における、それぞれの外周に設けられ、前記支持体よりも柔軟性を有する材質で形成される洗浄部と、前記一対の支持体に連結される柄部とを備え、前記柄部の表面は、粗面に形成されていることを特徴とする。
ここで、柔軟性のある材質とは、例えば、天然毛や合成樹脂等の繊維などを植毛した刷毛、天然繊維又は化学繊維を粗目加工したタオル、又は合成樹脂を発泡して多孔構造にした弾性のあるスポンジ等が含まれる。
また、柄部の表面が粗面に形成されているものとしては、例えば、火山岩から切り出された天然軽石、発泡させた硬質合成樹脂で形成された人工軽石が含まれる。また、天然鉱物や硬い人造研削材等の研磨材を表面に積層させてものも含まれ、さらには、金属部材で表面に凹凸を形成させたヤスリ部材も含まれる。
このような考案によれば、一定距離離れた一対の支持体における、それぞれの外周に柔軟性のある素材で形成される洗浄部を有しているので、各支持体の間に足の指を差し込んで、ブラシを往復道させることで、容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができる。
さらに、本考案では、柄部の表面は粗面となっているため、柄部の表面を角質化した皮膚に擦りつけることで、角質化した皮膚を除去することができる。このように、本考案によれば、煩雑な作業をすることなく、足の間の汚れや、角質化した皮膚を除去することができ、肌を清潔にすることができる。
上記考案において、洗浄部は、一対の支持体の外周に植設される刷毛であることが好ましい。この場合には、刷毛は、指の間の形状に沿って変形することができるので、指の間を洗いやすく、また指の間をマッサージをすることもできる。
上記考案において、柄部は軽石で形成されていることが好ましい。この場合には、柄部自体を軽石で形成するので、軽石の表面で角質化した皮膚を除去することができるとともに、柄部の表面を粗面に加工する必要がないため、製造コストを低減することができる。
上記考案において、各支持体は、先端方向に向かって径が小さくなるテーパー状に形成されていることが好ましい。この場合には、先端側の径が小さくなっているため、支持体を足の間に差し込みやすくすることができる。また、支持体を動かして、径が大きい支持体の根元側を足の間に移動させた場合には、洗浄部が足の表面に当てやすくなるため、指の間の隅々まで洗浄することができる。
また、上記考案において、柄部には、柄部内を短手方向において貫通する貫通孔が設けられていることが好ましい。この場合には、壁に設けられたフック等を貫通孔に挿通させることで、洗浄用ブラシを壁等に吊り下げることができるので、収納も容易となる。
本考案によれば、容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができるとともに、角質化した皮膚を除去することのでき、肌を清潔にすることができる。
本考案の実施形態について、図面を参照しつつ説明する。図1及び図2は、本実施形態に係る洗浄用ブラシ1の全体構成を示す斜視図であり、図2は、洗浄用ブラシ1の全体構成を示す上面図である。
図1及び図2に示すように、洗浄用ブラシ1は、足の指間や付け根部分の洗浄をする洗浄具であって、柄部11と、連結部12を介して柄部11と連結する支持体13,13と、支持体13のそれぞれに設けられる洗浄部14とから構成されている。
本実施形態において、柄部11は、長尺の平板状、又は円柱状をなしており、表面が粗面となった天然の軽石で形成されている。このように柄部11を軽石で形成させることで、把手としての機能を有するとともに、柄部11で利用者の皮膚を擦りつけることで、踵等の角質化した皮膚を除去する機能も備えている。また、柄部11は、内部を短手方向において貫通する貫通孔11aを有しており、フック等を引っ掛けることで、壁等に吊り下げ可能となっている。
なお、本実施形態において、柄部11は火山岩から切り出された天然の軽石で形成させたが、本考案はこれに限定するものではなく、角質化した皮膚や垢を除去できればよく、例えば、発泡させた硬質合成樹脂で形成された人工軽石を用いてもよい。また、天然鉱物や硬い人造研削材等の研磨材を表面に積層させてもよく、また、金属部材で表面に凹凸を形成させたヤスリ部材を用いてもよい。そして、このような柄部11には、連結部12を介して一対の支持体13,13が連結されている。
一対の支持体13,13、及び連結部12は、金属や合成樹脂等の剛性、曲げ強度等に優れる素材で形成されている。一対の支持体13,13は、それぞれの間が一定距離離されており、先端側に向かって広くなるように略Vの字状で形成され、一対の支持体13,13が交わる部分に連結部12が連結されている。この各支持体13は、図3に示すように、先端方向に向かって、先端部分の径d1が根元部分の径d2よりも小さくなるように、テーパー状に形成されている。このような形状により、使用者の足の指に入りやすくさせるとともに、一対の支持体13,13の連結側では、両者間が狭くなっていることで、ブラシを往復動させた際、指の表面に適切にブラシが接触するようになっている。
そして、本実施形態において、それぞれの支持体13の外周には、支持体13よりも柔軟性を有する材質で形成された洗浄部14が設けられている。本実施形態において、洗浄部14は、刷毛14aが放射状に植設された構成となっている。
刷毛14aは、ナイロン等の合成樹脂毛、動物毛、又はこれらの混毛など可撓性を有する素材が使用され、多数本を束にして適宜の間隔おいて植設されている。刷毛14aは、足の指の間に丁度納まるとともに足の指の間を洗浄するのに移動させやすくなるような、毛長、及び毛量となっている。
このような支持体13、及び洗浄部14の構成の一例としては、例えば、針金で形成された支持体13を、2つ折りにした状態で刷毛14aを挟み込み、その後、一対の支持体13,13を捻ることで、刷毛14aが支持体13の周囲から外方に向かって突出する捻りブラシとしてもよい。
また、他の構成としては、プラスチック等で形成された一対の支持体13,13に、2つ折りした刷毛14aを所定間隔で埋め込んで固定させたものを用いてもよい。
なお、本実施形態において、洗浄部14は、刷毛14aを用いたが、本考案はこれに限定するものではなく、柔軟性のある素材で足の間を洗浄することができればよく、例えば、合成樹脂を発泡して多孔構造にした弾性のあるスポンジを支持体13に貼り付けた構成としてもよい。さらに、天然繊維又は化学繊維を粗目加工した布部材を支持体13に貼り付けた構成としてもよい。さらに、スポンジ及び布部材を用いる場合には、支持体13に対して着脱可能に設けることもできる。
以上のように構成したこの考案の洗浄用ブラシ1を使用して、足の指の側面部や付け根部分を洗浄するには、次のようにして行う。
先ず、利用者が柄部11を握り、一対の支持体13,13の間に足の指のいずれか一本を位置させ、支持体13の先端側から、支持体13を足の指の間に入るように差し込む。そして、この状態から、洗浄用ブラシ1を往復させて、刷毛14aで足の指の側面部や付け根部分を洗浄する。
先ず、利用者が柄部11を握り、一対の支持体13,13の間に足の指のいずれか一本を位置させ、支持体13の先端側から、支持体13を足の指の間に入るように差し込む。そして、この状態から、洗浄用ブラシ1を往復させて、刷毛14aで足の指の側面部や付け根部分を洗浄する。
また、連結部12を握って、柄部11を踵に押し当てて往復動させることにより、柄部11の表面によって踵の角質を除去することができる。また、足の裏やその他各部に柄部11を押し当て往復動させることにより、それらの部分の角質を除去したり、垢擦りをすることができる。
(効果・効果)
このような本実施形態によれば、各支持体13の外周に柔軟性のある刷毛14aが放射状に植設されているので、一対の支持体13,13の間に一本の指を差し込んで往復道させることで、刷毛14aが指の間の形状に沿って変形して、容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができる。
このような本実施形態によれば、各支持体13の外周に柔軟性のある刷毛14aが放射状に植設されているので、一対の支持体13,13の間に一本の指を差し込んで往復道させることで、刷毛14aが指の間の形状に沿って変形して、容易に足の指間や付け根部分の洗浄を行うことができる。
さらに、本実施形態では、柄部11は、軽石で形成され、その表面は粗面となっているため、柄部11の表面を角質化した皮膚に擦りつけることで、角質化した皮膚を除去することができる。このように、本実施形態によれば、煩雑な作業をすることなく、足の間の汚れや、角質化した皮膚を除去することができ、肌を清潔にすることができる。
また、本実施形態において、各支持体13は、先端方向に向かって径が小さくなるテーパー状に形成されているので、支持体13を足の間に差し込みやすくすることができるとともに、支持体13を動かして、径が大きい支持体13の根元側を足の間に移動させた場合には、洗浄部14が足の表面に当てやすくなるため、指の間の隅々まで洗浄することができる。
また、本実施形態において、柄部11には、柄部11内を短手方向において貫通する貫通孔11a設けられているので、壁に設けられたフック等を挿通させることで、洗浄用ブラシ1を壁等に吊り下げることができるので、収納も容易となる。
1…洗浄用ブラシ
11…柄部
11a…貫通孔
12…連結部
13,13…一対の支持体
14…洗浄部
14…洗浄部
14a…刷毛
11…柄部
11a…貫通孔
12…連結部
13,13…一対の支持体
14…洗浄部
14…洗浄部
14a…刷毛
Claims (5)
- 一定距離離された一対の支持体と、
前記一対の支持体における、それぞれの外周に設けられ、前記支持体よりも柔軟性を有する材質で形成される洗浄部と、
前記一対の支持体に連結される柄部とを備え、
前記柄部の表面は、粗面に形成されている
ことを特徴とする洗浄用ブラシ。 - 前記洗浄部は、前記一対の支持体の外周に植設される刷毛であることを特徴とする請求項1に記載の洗浄用ブラシ。
- 前記柄部は、軽石で形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の洗浄用ブラシ。
- 前記各支持体は、先端方向に向かって径が小さくなるテーパー状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の洗浄用ブラシ。
- 前記柄部には、当該柄部内を短手方向において貫通する貫通孔が設けられていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の洗浄用ブラシ。
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- 2013-01-31 JP JP2013000484U patent/JP3182829U/ja not_active Expired - Fee Related
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