JP3182619B2 - カラー画像形成装置 - Google Patents
カラー画像形成装置Info
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Description
像形成体上にトナー像を形成し、転写材上に転写して画
像を得るようにしたカラー画像形成装置に関するもので
ある。
像形成方法として、例えば特開昭60-75850号、同60-767
66号、同60-95456号、同60-95458号、同60-158475号公
報等に開示されているように、像形成体上に原稿像の分
解色数に応じた潜像形成と現像を繰り返し、像形成体上
でカラートナー像を重ねた後、転写してカラー画像を得
る方法がある。
読み込まれた原稿像の分解色数に応じた潜像形成と現像
を繰り返す画像形成方法を適用したカラー画像形成装置
は、第1例としてベルト状像形成体の周囲に分解色数
(例えば、イエロー、マゼンタ、シアンの3色もしくは
黒を含めた4色)に応じた露光装置及び現像装置を配設
したもの、第2例としてドラム状像形成体の周囲に色数
に応じた露光装置及び現像装置を配設したものがある。
次に、これらのうちベルト状像形成体を備えたカラー画
像形成装置について説明する。
のベルト上に塗布あるいは蒸着したベルト状像形成体に
テンションローラを付設し、その圧接による張力によっ
て基準となるガイド部材に対して摺接状態を保ちつつ回
動することにより、ベルト状像形成体面を常に一定の位
置に保って搬送するようにし、前記ベルト状像形成体の
周囲に帯電器、露光装置、色の異なったカラートナー
(イエロー、マゼンタ、シアン、黒)を収納した複数の
現像器からなる像形成手段を配置し、これら像形成手段
が回動するベルト状像形成体に一定の間隔をもって配設
してある。
おいて、重ね合わされるトナー像の重ね合わせの位置ず
れ(レジストずれ)は、色合いの変化となり、画質の低
下となる。
例えば80μm〜100μm程度以下が必要である。
ずれと副走査方向のずれがある。主走査方向、副走査方
向とも種々の原因が考えられるが、ここでは、主走査方
向のずれについて説明する。要因は、大きく2つに分類
できる。
置関係は、組立精度だけでは限界があり、特に複数の書
込み系を持ち、像形成体の一回転で二色以上の重ね合わ
せをする場合には、たとえ、各書込み系で画像位置を合
わせられたとしても、各書込み系自信の位置関係にずれ
が生じてしまいます。このことにより、各色の画像位置
がずれることになる。
り、像形成の走行中に起きる像形成体のスラスト方向の
移動や蛇行により、また温度変化などにより、画像の位
置が常時変化することである。たとえ、各色とも主走査
方向の同じ位置に画像が書込まれるようにしたとして
も、書込む度に、前につくられたトナー画像の位置がず
れてしまっているので、重ね合わないこととなってしま
う。
れ)を解消する方法の考えられるものとして、書込み位
置の像形成体近傍にインデックスセンサーと呼ばれる受
光センサーを設け、これを書込み主走査中に書込み用の
レーザ光で照射し、得られる信号が画像書込み開始の基
準信号として利用している。
体を複数回回転させて1枚の画像を得る場合には、その
受光センサーと画像との位置関係は、各色共同じことと
なり、ほとんど問題とならない。
の一回転で二色以上重ね合わせをする場合には、各書込
み系に対応したインデックスセンサーを複数持つことと
なる。そして、各インデックスセンサーと像形成体との
位置関係は、ある程度は、機械的精度で合わせることは
可能だが、せいぜい0.3〜0.5mm程度が限界である。この
ため、像形成体上にできる1色目の画像位置が正確に把
握することができず、2色目の画像を1色目の上に正確
にずれなく重ね合わせることができない。
像形成体を用いた場合には、必ずベルトには蛇行があ
り、この場合には、書込み位置でのインデックスセンサ
ーと像形成体との位置関係は、常時蛇行量分変化してい
る。これも機械的精度で蛇行量りを小さく、あるいは、
なんらかの蛇行制御システムを組み入れることによっ
て、誤差を小さくできるが、0.2mm程度が限界である。
めレジストマークなるものを形成しこれを各書込み位置
近傍に配置された専用のフォトカプラー等で検知し、そ
の検知信号から像形成体の蛇行量そのものを測定し、そ
の蛇行量分だけ画像書込みの開始をずらしてレジストず
れを回避することが考えられる。
で、像形成体を複数回回転させて1枚の画像を得る場合
には、フォトカプラーは1個なので、各色共同じフォト
カプラーを用いており、問題とならない。
の一回転で二色以上の重ね合わせをする場合には、各書
込み系の位置に対応したフォトカプラーが複数必要で、
各フォトカプラーの位置合わせに誤差が生ずる。これ
も、ある程度は機械的精度で合わせることは可能だが、
せいぜい0.1〜0.2mm程度が限界である。これは、専用の
センサーを設けて制御するため、スペース、コストの面
で不利であるにもかかわらず、十分な位置合わせが得ら
れず、画像品質を著しく低下させていた。
の取り外しを行うと再度同位置に設定するのは極めて困
難であった。
目的に特開昭58-95361号公報に記載の光学系が知られて
いるが、この場合には、書込み方向に関し走査方向が逆
になるレーザ光を有するため、感光体や転写体上のパタ
ーン像が主走査の両サイドに必要となる。
題点に鑑み、カラー画像形成装置の主走査用書込みユニ
ットにおける像形成体との取り付け位置のばらつきや、
温度変化による書込み位置のずれや、像形成体の回動時
のスラスト方向の移動や蛇行等によるレーザ光の主走査
方向の色ずれ補正し、厳密な機械精度で位置決めしなく
ても、複数回の潜像形成を繰り返し行う際に潜像を形成
する露光開始点がずれることを防止して、色ずれを防止
することを目的とするカラー画像形成装置を提供するこ
とにある。
形成装置は、副走査方向に移動する像形成体と、前記像
形成体を均一に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段に
より帯電された前記像形成体上に主走査露光して画像潜
像を形成する走査露光装置と、前記走査露光装置により
形成された画像潜像を現像してトナー像を形成する現像
手段と、を有し、前記現像手段は異なる色の現像剤を収
容した複数の現像器を備えて、カラー画像を形成するカ
ラー画像形成装置において、前記像形成体は、前記像形
成体上の画像領域外であって、副走査方向と平行方向に
伸びた直線状のプリパターンが形成され、第1のトナー
像の潜像を形成するための走査露光装置は、前記プリパ
ターンを光照射するとともに、主走査ライン毎に、前記
プリパターンを透過或いは反射した光を受光センサで検
出した結果に基づいて決定された主走査方向の露光開始
位置から画像信号に基づいた画像潜像を前記像形成体上
に形成し、第2のトナー像の潜像を形成するための走査
露光装置は、前記プリパターンを光照射するとともに、
主走査ライン毎に、前記プリパターンを透過或いは反射
した光を受光センサで検出した結果に基づいて決定され
た主走査方向の露光開始位置から、画像信号に基づいた
画像潜像を前記像形成体上に形成することを特徴とする
ものである。
副走査方向に移動する像形成体と、前記像形成体を均一
に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電され
た前記像形成体上に主走査露光して画像潜像を形成する
走査露光装置と、前記走査露光装置により形成された画
像潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、を有
し、前記現像手段は異なる色の現像剤を収容した複数の
現像器を備えて、カラー画像を形成するカラー画像形成
装置において、第1のトナー像の潜像を形成するための
走査露光装置は、画像信号に基づいた画像潜像を前記像
形成体上に形成するとともに、前記像形成体上の画像領
域外であって、副走査方向と平行方向に伸びた直線状の
現像基準線の潜像を形成し、第1のトナー像を形成する
ための現像器は、前記第1のトナー像の潜像を形成する
ための走査露光装置により形成された現像基準線の潜像
及び画像潜像を現像して、現像基準線及び第1のトナー
像を形成し、第2のトナー像の潜像を形成するための走
査露光装置は、前記現像基準線を光照射するとともに、
主走査ライン毎に、前記現像基準線を透過或いは反射し
た光を受光センサで検出した結果に基づいて決定された
主走査方向の露光開始位置から、画像信号に基づいた画
像潜像を前記像形成体上に形成することを特徴とする。
副走査方向に移動する像形成体と、前記像形成体を均一
に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段により帯電され
た前記像形成体上に主走査露光して画像潜像を形成する
走査露光装置と、前記走査露光装置により形成された画
像潜像を現像してトナー像を形成する現像手段と、を有
し、前記現像手段は異なる色の現像剤を収容した複数の
現像器を備えて、カラー画像を形成するカラー画像形成
装置において、第1のトナー像の潜像を形成するための
走査露光装置は、画像信号に基づいた画像潜像を前記像
形成体上に形成するとともに、前記像形成体上の画像領
域外であって、副走査方向と平行方向に伸びた直線状の
基準潜像を形成し、第2のトナー像の潜像を形成するた
めの走査露光装置は、主走査ライン毎に、前記基準潜像
を電位センサで検出した結果に基づいて決定された主走
査方向の露光開始位置から、画像信号に基づいた画像潜
像を前記像形成体上に形成することを特徴とする。
について説明する。
像形成体を備えたカラー画像形成装置の一例としてのカ
ラープリンタの全体構成図、図2は前記ベルト状像形成
体とレーザ走査露光装置の光路を示す斜視図である。
装置は、ベルト状像形成体1の周囲に複数の帯電器11
0,210,310,410、露光主走査ラインL1,L2,L
3,L4及び4個の色の異なったトナーを装填した現像
器130,230,330,430からなる像形成手段を配置し、前
記像形成体1の1回転でイエロー、マゼンタ、シアンお
よび黒トナー像を重ね合わせてカラー画像を形成するも
のである。
のベルト上に塗布あるいは蒸着したベルト状の感光体
(以下、感光体ベルトという)であり、回動ローラ2,
3と曲率を有するガイド部材4との間に張架され、かつ
前記感光体ベルト1にテンションローラ5を付設し、そ
の圧接による張力によって基準となるガイド部材4に対
して摺接状態を保ちつつ回動することにより、感光体ベ
ルト1面を常に一定の位置に保って搬送するようにして
ある。前記の構成により、感光体ベルト1の外周面の感
光体は搬送中にも常にガイド部材4の表面に対し一定の
関係位置に保たれ、安定した曲率の大きい画像形成面を
長い幅で構成していることを可能としているので、同一
形状をもつ多数の像形成手段を一定の間隔をもって並列
配列することができる。
体ベルト1を用いているが、本発明はこれに限られるも
のではなく、感光体ドラム等感光層を有する既存の像形
成体にも適用できる。
段、複数の露光手段、4個の色の異なったトナーを装填
した現像手段、転写手段およびクリーニング手段が配設
されている。
光層を所定極性で均一に帯電させるために設けられてお
り、コロナ帯電器、スコロトロン帯電器など既存の帯電
器110,210,310,410である。
(レーザ走査露光装置)120,220,320,420であり、前
記帯電器110,210,310,410により帯電した感光体ベル
ト1の表面を露光して静電潜像を形成する。
エロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)およびブ
ラック(K)の各色トナー(現像剤)をそれぞれ収容し
た4個の現像器130,230,330,430である。これら各現
像器130〜430は、感光体ベルト1上の静電潜像をトナー
像に非接触現像法により顕像化する機能を有している。
この非接触現像法は、接触現像法と異なり、感光体ベル
ト1上に形成された先のトナー像を損なわないことと、
感光体ベルト1の移動を妨げないので、良好なカラー画
像を得ることができる。
器14により、感光体ベルト1上に形成されたトナー像を
転写材上に転写する。この転写手段として、転写器14の
かわりに転写ドラムなど概存の転写部材を用いてもよ
い。
ード151およびクリーニングローラ152を有しており、感
光体ベルト1表面に圧接して感光体ベルト1をクリーニ
ングするように設けられている。
ラー画像形成のプロセスは、次のようにして行われる。
置から出力される第1の色の画像信号が前記レーザ走査
露光装置120に入力されると、該レーザ走査露光装置120
における半導体レーザ121でレーザビームが発生され
る。そのレーザビームがコリメーションレンズ122、を
介して、駆動モータ123により回転されるポリゴンミラ
ー124により回転走査され、fθレンズ125、シリンドリ
カルレンズ126を経て、予め帯電器110によって所定の電
荷に一様帯電させられた感光体ベルト1の周面上に投射
され輝線を形成する。
するが、感光体ベルト1の特定位置に対応したレジスト
マーク1Bをフォトセンサーが検出して、この検出信号
を基準にして画像信号による半導体レーザ121の変調が
開始され、副走査方向の主走査線が決定される。走査が
開始されると主走査方向に関しては、第1の半導体レー
ザ121のレーザ光によって定位置が検知され、この検知
された信号を基準にして第1の色の画像信号による半導
体レーザ121の変調が開始され、変調されたレーザビー
ムが感光体ベルト1の表面上を走査する。従って、レー
ザ光による主走査と感光体ベルト1の搬送による副走査
により一様帯電された感光体ベルト1の表面上に第1の
色に対応する潜像が形成される。この潜像は、イエロー
トナーを収容した現像器230により現像されて、感光体
ベルト1の表面上にイエロートナー像が形成される。そ
の後感光体ベルト1は、その表面上にイエロートナー像
を保持したまま搬送され、引き続き第2の色の画像形成
に入る。
る感光体ベルト1は、前述した第1の色の画像信号の場
合と同様に、次の帯電器210の位置にまで搬送されると
再び帯電器210により帯電され、ついで第2半導体レー
ザのレーザ光によって感光体ベルト1の特定位置を検出
して、この検出信号を基準にして第2の画像信号による
レーザ走査露光装置220の半導体レーザの変調が開始さ
れ、半導体レーザで発生されたレーザ光がコリメーショ
ンレンズを介して、駆動モータにより回転されるポリゴ
ンミラーにより回転走査され、fθレンズ、シリンドリ
カルレンズを経て、帯電器210によって所定の電荷に一
様帯電させられた感光体ベルト1の周面上に投射され潜
像が形成される。潜像は第2の色としてマゼンタトナー
を収容した現像器230によって現像される。マゼンタト
ナー像は、すでに形成されているイエロートナー像の存
在下に形成される。
ー像が形成された感光体ベルト1はさらに搬送され、上
述の第2の色の画像信号の場合と同様に、引き続き帯電
器310により一様帯電され、レーザ走査露光装置320によ
り潜像が形成され、シアントナーを収容する現像器330
で現像しシアントナー像が形成される。さらに、第3の
色であるシアントナー像が形成された感光体ベルト1は
さらに搬送され、上述の第2,第3の色の画像信号の場
合と同様に、帯電器410により一様帯電され、レーザ走
査露光装置420により潜像が形成され、ブラックトナー
を収容する現像器430で現像しブラックトナー像を重ね
合わせて、カラートナー画像が感光体ベルト1の表面上
に形成される。すなわち、感光体ベルト1が1回転する
間にカラートナー画像が形成される。
さらに交流のバイアスが印加され、基体が接地された感
光体ベルト1には非接触で反転現像(ジャンピング現
像)が行われるようになっている。なお、この非接触現
像には一成分現像剤あるいは二成分現像剤いずれの現像
剤をも用いることができる。一成分現像剤を用いる場合
には、トナー濃度制御手段を設ける必要がなく小型化が
図れるが、現像の安定性の点で二成分現像剤を用いる現
像法の方が優れているので色再現上好ましい。
されたカラートナー画像は、給紙カセット161から給紙
ローラ162により供給され、タイミングローラ163により
前記カラートナー画像とタイミングを合わせた転写材に
転写される。転写器14は、トナーと逆極性の高圧電源を
印加して転写を行う。
転写材は、回動ローラ2に沿って急激(小径曲率)に方
向変換をする感光体ベルト1により確実に分離されて、
定着手段17によってトナーを熔融固着された後、排紙ロ
ーラ18によって装置本体から排紙される。
終えた感光体ベルト1はさらに時計方向に搬送されて、
クリーニングブレード151およびクリーニングローラ152
を圧接状態としたクリーニング手段15によって残留した
トナーの除去、清掃が行われる。クリーニング終了後
は、再び新たな画像形成のプロセスに入る。
感光体ベルト1の周囲に複数の帯電器110〜410、露光装
置120〜420及び4個の色の異なったトナーを装填した現
像器130〜430からなる像形成手段を配置し、感光体ベル
ト1の1回転でイエロー、マゼンタ、シアンおよび黒ト
ナー像を重ね合わせてカラー画像を形成する、いわゆ
る、ワンパス方式である。なお、本発明はワンパス方式
に限られるものではなく、像形成体が1回転する毎に潜
像形成、現像を行う多回転方式でもよいことはいうまで
もない。
の露光装置を配置するため、複数のミラーを使用した屈
折光学系としたコンパクト設計にしてある。
プリパターン1Aを用いたレーザ光の主走査方向のずれ
を検出してこれらのずれを補正する補正動作についてさ
らに詳しく説明する。
体ベルト1の感光面の画像領域外の側端面近傍には、印
刷等によって予め形成された直線状のプリパターン1A
が前記側端面にほぼ平行して設けられている。該プリパ
ターン1Aは後述するレーザ光による主走査方向及び副
走査方向の露光開始位置を決定する基準及び露光主走査
ラインL1,L2,L3,L4の主走査方向のずれを検
出する基準となる。
L1,L2,L3,L4とが交差する各位置の上方(図
2参照)には、受光センサーPS1,PS2,PS3,
PS4をそれぞれ設け、レーザ光の主走査書込み系ビー
ムによる前記プリパターン1Aの反射光を前記受光セン
サーPS1,PS2,PS3,PS4で受光する。
対し反射率の高い色でつくられることが好ましい。ま
た、受光センサーPS1,PS2,PS3,PS4はそ
の位置が多少ずれても、反射光を受光できる様ある程度
受光面積の広いものを用いている。
する主走査露光補正のブロック図である。ここで、副エ
リアカウンタは、副走査方向をずらせるカウンタ、主エ
リアカウンタは主走査方向を移動させるカウンタ、主カ
ウント設定部はプリパターン1Aの基準検出値から画像
書込み開始までのタイミングを設定する部分である。
は、それぞれ走査中に感光体ベルト1上のプリパターン
1Aを照射し、その反射光を受光センサーPS1,PS
2,PS3,PS4で受光し、前記プリパターン1Aの
検知信号発生後、一定タイミングdT経過後、画像書込
みを開始する。
のドット数)、Vpを感光体ベルトの線速(mm/秒)、
Wを画像領域幅(mm)、ドットクロックをCT(HZ)と
すれば、 1ラインの走査時間;T1=25.4/(D×Vp) 画像領域幅走査時間;Tw=W/(25.4/D×CT) である。
走査ラインL1上での画像位置と、第2主走査ラインL
2上での画像位置がずれてしまっても、プリパターン1
Aと画像位置との距離間隔は変わらないから、その主走
査方向書込み基準信号を、共に、プリパターン1Aを基
準信号としているので、第1の画像を第2の画像の位置
ずれは解消されている。
サーPS1,PS2,PS3,PS4の各光源は、各画
像の書込みに用いられるレーザ光そのものを用いている
ため、書込み装置の位置が設定値よりも多少ずれていた
としても問題はない。
パターンの検出に当たり、専用のフォトカプラーを利用
した形態では、その光源の照射位置と実際の書込みレー
ザ光の照射位置がずれているとそのずれの間でのベルト
蛇行分が補正できない。
ーは、受光例でその対象とする位置がわかるもの(例え
ば受光側にリニアイメージセンサーやPSD、CCDな
どの位置検出できるものを用いたフォトカプラー)が必
要で、本発明は、その様な高価な受光素子を必要としな
い。
体ベルト1の表面に近い位置に設置できるから、書込み
開始制御位置検知精度が高く、かつ、感光体ベルト1の
片端面側にのみ設置すればよいので、受光センサーのた
めの空間は最小限にすることができる。なお上記プリパ
ターン1Aおよび受光センサーはレーザ光の反射光検出
に限定されるものではなく、LEDアレイを用いた主走
査露光の反射光検出にも適用可能である。
動作を図1〜図3に基づいて説明する。
の等速線速度の1/5の等速度で2つの回動ローラ2,
3を時計方向に駆動回転させることにより副走査方向X
に搬送させ、レーザ走査露光装置120〜420は、レーザを
点灯させ、走査を開始する。
したレジストマーク1Bが副走査方向Xに移動すること
を利用し、各主走査ラインL1,L2,L3,L4間の
各同のレジストマーク1Bの移動時間を測定する。
レーザ光がレジストマーク1Bを照射し、受光センサー
PS1で検出された検出信号の発生時点からレーザ走査
露光装置220,320,420の各レーザ光がレジストマーク
1Bを照射し、その反射光を各受光センサーPS2,P
S3,PS4で検出するまでの間、レーザ走査露光装置
120のレーザ光がプリパターン1Aを照射、受光センサ
ーPS1で検出された検出信号の発生回数をカウントす
る。この後、待機状態に入る。
像形成スピードで移動させつつ感光体面は帯電器110で
一様に帯電する。前記レーザ走査露光装置120からの露
光されたレーザ光に利用して、前記プリパターン1Aを
受光センサーPS1により検出して、その検知信号を基
準にして、一ラインL1分の像露光を行う。すなわち、
レーザ走査露光装置120は、プリパターン1Aを検知し
てから予め設定した時間経過後に感光体ベルト1上にお
ける主走査方向へのずれを検出し、これを補正してレー
ザ光を変調することにより、常に感光体ベルト1の所定
位置から像露光を開始する。
た露光走査を行う。これにより、感光体ベルト1上の所
定位置に潜像を形成する。該潜像は現像器130によりイ
エロートナーで現像される。
び黒データに基づく像形成も前述と同様に感光体ベルト
1上における各露光装置のレーザ光を利用してプリパタ
ーン1Aの検出信号を得、その検出信号を基準にして、
主走査方向へのずれ補正したのち、予め設定した時間経
過後にレーザ走査露光装置120,220,320,420から変調
を開始して、常に感光体ベルト1の所定位置から像露光
を開始する。副走査方向のずれ補正は、前述したレジス
トマーク1Bの各走査ライン間の移動時間を1/5で除
した時間をカウントした後、像露光を開始することで行
なわれる。これにより、複数の露光装置を厳格な機械精
度で位置決めしなくても色数に応じた潜像形成を繰り返
し行う際に潜像を形成する露光開始点がずれることを防
止して色ずれを防止することができる。
調整)は、待機状態前である副走査方向のずれ補正値検
出前に行うことが好ましい。
のプリパターンを形成した感光体ベルト11を有し、上部
に画像読み取り系Aを備えたカラー複写機の全体構成図
である。
光装置の光路を示す斜視図である。なお、図中で前記実
施例と同じ機能を有する部分には、同符号を付してい
る。また、前記実施例と異なる点を説明する。
で、前記プリパターン1Aとほぼ同位置には、透光性の
プリパターン11Aが形成され透光可能になっている。一
方、前記ガイド部材4は、前記プリパターンと各主走査
ラインL1,L2,L3,L4とが交差する位置に、凹
部を形成し、該凹部に光検出手段として受光センサーP
S11,PS12,PS13,PS14がそれぞれ配置してあ
る。受光センサーPS11〜PS14はレーザ走査露光装置
120からの露光走査用レーザ光を透光性プリパターン11
Aを通してその透過光の通過を検知するものである。
ついて説明する。図6は本発明のレーザ走査露光装置の
斜視図、図7はレーザ光の主走査方向のずれを防止する
主走査補正のブロック図である。なお、以下に述べる実
施例に示される符号が、前記第1の実施例で示された符
号と同じ場合、特に断りがない限り、前記第1の実施例
と同じ構成、機能を果たすものである。
り、予め帯電された感光体ベルト12面上に露光主走査ラ
インL1の潜像が形成され、これに先立って非画像領域
側縁近傍に現像基準線12Aの潜像が形成される。該現像
基準線12Aは第1の現像器130により現像されて顕像の
現像基準線12Aを形成する。PS21はビームディテクタ
(受光センサー)であり、回転多面鏡124からfθレン
ズ125を介して入射するレーザ光を受光して、出力信号
を発し、ビームディテクト検知回路により任意の設定値
に基づく矩形波状のビームディテクト信号を出力する。
の発生後、基準線カウント設定部で設定された時間経過
後に、レーザ光の露光によって潜像開始される。
3個)の主走査露光ビームは、それぞれ走査中に前記顕
像化された現像基準線12Aを照射し、その反射光をそれ
ぞれ受光センサーPS22,PS23,PS24で受光するこ
とにより、感光体ベルト1の主走査方向開始位置を検知
制御する。
側に1本のみ設けられ、主走査ラインL2は前述の第1
実施例と同様に、現像基準線12A検知後に一定タンミン
グdT経過後、書込みを開始する。主走査ラインL3,
L4も同様にして顕像化された現像基準線12Aを検知し
た信号を基準にして、画像を感光体ベルト12上に書込
む。
ー色の配置順序はY,M,C,Kに限定されるものでは
なく、例えば最初の現像基準線12Aの検知を容易にする
ため、第1現像器130をブラックトナーを装填したもの
にしてもよい。
8に示す。
領域側縁付近に設けた前述の現像基準線12A位置近傍の
支持体と透明なゾーンになし、該透明ゾーンの最上流位
置、すなわち第1の主走査ラインL1に対応した第1の
現像器130内に収容される現像剤のトナー色を主走査レ
ーザ光が透過可能なものとした。現像器130による顕像
化された現像基準線(現像パターン)12Aは主走査ライ
ンL2の照射を受けて透光し、その透過光は受光センサ
ーPS22により検知され、前記第3の実施例と同様に、
該検知信号により所定タイミングdT経過後、画像信号
の主走査方向基準となる。
化された前記現像基準線12Aの検知信号により画像書込
みが行われる。
光装置の斜視図である。
体ベルト13は、主走査ラインL1によりその非画像形成
領域の所定位置にスポット状の潜像13Bが形成される。
この潜像13B形成により感光体ベルト13の表面電位の変
化を生じる。
によりライン状の潜像パターン13Aが感光体ベルト13上
に形成される。
査ラインL2,L3,L4の各上流側には表面電位セン
サーSS2,SS3,SS4がそれぞれ固設されてい
る。感光体ベルト13の副走査移動(X方向)により潜像
パターン13Aが第2の主走査ラインL2の直前の表面電
位センサーSS2を通過するとき、潜像パターン13Aの
電位変化を表面電位センサーSS2が検知して、その基
準位置信号を発生し、所定のタイミングdT経過後、第
2の画像の書込みを開始する。主走査ラインL3,L4
も同様に各表面電位センサーSS3,SS4により潜像
パターン13Aの基準位置検出後に画像書込みが行われ
る。
通常の機械的精度でもって各レーザ走査露光装置120,2
20,320,420を配設した後に、レーザビームの焦点を調
整し、画像書込み動作中に回動する感光体ベルトが蛇行
やスラスト方向移動を発生しても、その主走査ライン毎
にプリパターン1A,11Aまたは現像基準線12Aあるい
は潜像パターン13Aのセンサー検知により微調整して1
走査幅単位あるいは1ドット幅単位の微妙な色ずれを高
精度に補正して画像を形成するものであり、特に画像を
重ね合わせるカラー画像形成において、優れた効果を奏
し、カラー画像品質が格段に向上する。
像形成装置は、カラー画像形成時に、記録画質を決定す
る最も重要な因子の一つである主走査方向の各色のドッ
トの位置合わせを、簡単でかつ高精度で実現し、色ズレ
を防止し高品位の画像を形成する優れた効果を奏するも
のである。特に、像形成体上のプリパターン或いは基準
潜像は副走査方向と平行方向に伸びた直線状であり、主
走査ライン毎に、このプリパターン或いは基準潜像を検
出するセンサの結果に基づいて、主走査方向の露光開始
位置を制御するので、像形成体が蛇行やスラスト方向移
動を発生しても、色ズレを防止できるという優れた効果
を奏するものである。
図。
装置の第1実施例を示す斜視図。
の全体構成図。
視図。
の斜視図。
ロック図。
の斜視図。
の斜視図。
みユニット) 121 半導体レーザ 124 ポリゴンミラー(回転多面鏡) 125 fθレンズ 130,230,330,430 現像器 L1,L2,L3,L4 露光主走査ライン PS1,PS2,PS3,PS4 受光センサー(フォ
トセンサー) PS11,PS12,PS13,PS14 受光センサー PS21,PS22,PS23,PS24 受光センサー SS2,SS3,SS4 感光体表面電位センサー W 画像領域幅
Claims (3)
- 【請求項1】 副走査方向に移動する像形成体と、前記
像形成体を均一に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段
により帯電された前記像形成体上に主走査露光して画像
潜像を形成する走査露光装置と、前記走査露光装置によ
り形成された画像潜像を現像してトナー像を形成する現
像手段と、を有し、前記現像手段は異なる色の現像剤を
収容した複数の現像器を備えて、カラー画像を形成する
カラー画像形成装置において、 前記像形成体は、前記像形成体上の画像領域外であっ
て、副走査方向と平行方向に伸びた直線状のプリパター
ンが形成され、 第1のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、前記プリパターンを光照射するとともに、主走査ラ
イン毎に、前記プリパターンを透過或いは反射した光を
受光センサで検出した結果に基づいて決定された主走査
方向の露光開始位置から画像信号に基づいた画像潜像を
前記像形成体上に形成し、 第2のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、前記プリパターンを光照射するとともに、主走査ラ
イン毎に、前記プリパターンを透過或いは反射した光を
受光センサで検出した結果に基づいて決定された主走査
方向の露光開始位置から、画像信号に基づいた画像潜像
を前記像形成体上に形成することを特徴とするカラー画
像形成装置。 - 【請求項2】 副走査方向に移動する像形成体と、前記
像形成体を均一に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段
により帯電された前記像形成体上に主走査露光して画像
潜像を形成する走査露光装置と、前記走査露光装置によ
り形成された画像潜像を現像してトナー像を形成する現
像手段と、を有し、前記現像手段は異なる色の現像剤を
収容した複数の現像器を備えて、カラー画像を形成する
カラー画像形成装置において、 第1のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、画像信号に基づいた画像潜像を前記像形成体上に形
成するとともに、前記像形成体上の画像領域外であっ
て、副走査方向と平行方向に伸びた直線状の現像基準線
の潜像を形成し、 第1のトナー像を形成するための現像器は、前記第1の
トナー像の潜像を形成するための走査露光装置により形
成された現像基準線の潜像及び画像潜像を現像して、現
像基準線及び第1のトナー像を形成し、 第2のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、前記現像基準線を光照射するとともに、主走査ライ
ン毎に、前記現像基準線を透過或いは反射した光を受光
センサで検出した結果に基づいて決定された主走査方向
の露光開始位置から、画像信号に基づいた画像潜像を前
記像形成体上に形成することを特徴とするカラー画像形
成装置。 - 【請求項3】 副走査方向に移動する像形成体と、前記
像形成体を均一に帯電させる帯電手段と、前記帯電手段
により帯電された前記像形成体上に主走査露光して画像
潜像を形成する走査露光装置と、前記走査露光装置によ
り形成された画像潜像を現像してトナー像を形成する現
像手段と、を有し、前記現像手段は異なる色の現像剤を
収容した複数の現像器を備えて、カラー画像を形成する
カラー画像形成装置において、 第1のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、画像信号に基づいた画像潜像を前記像形成体上に形
成するとともに、前記像形成体上の画像領域外であっ
て、副走査方向と平行方向に伸びた直線状の基準潜像を
形成し、 第2のトナー像の潜像を形成するための走査露光装置
は、主走査ライン毎に、前記基準潜像を電位センサで検
出した結果に基づいて決定された主走査方向の露光開始
位置から、画像信号に基づいた画像潜像を前記像形成体
上に形成することを特徴とするカラー画像形成装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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US07/962,862 US5381167A (en) | 1991-10-24 | 1992-10-19 | Color image forming apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27798091A JP3182619B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | カラー画像形成装置 |
Publications (2)
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JPH05119574A JPH05119574A (ja) | 1993-05-18 |
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Family
ID=17590952
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP27798091A Expired - Lifetime JP3182619B2 (ja) | 1991-10-24 | 1991-10-24 | カラー画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3182619B2 (ja) |
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US8805252B2 (en) * | 2012-05-03 | 2014-08-12 | Xerox Corporation | Apparatus and method for lateral color registration performance and preventive maintenance detection |
JP5873787B2 (ja) * | 2012-11-07 | 2016-03-01 | 株式会社東芝 | 画像形成装置 |
-
1991
- 1991-10-24 JP JP27798091A patent/JP3182619B2/ja not_active Expired - Lifetime
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Publication number | Publication date |
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JPH05119574A (ja) | 1993-05-18 |
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