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JP3181346B2 - アーク溶接電源装置 - Google Patents

アーク溶接電源装置

Info

Publication number
JP3181346B2
JP3181346B2 JP01061992A JP1061992A JP3181346B2 JP 3181346 B2 JP3181346 B2 JP 3181346B2 JP 01061992 A JP01061992 A JP 01061992A JP 1061992 A JP1061992 A JP 1061992A JP 3181346 B2 JP3181346 B2 JP 3181346B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
output
voltage
average value
current
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP01061992A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH05200547A (ja
Inventor
康司 濱本
直樹 河合
順紀 西田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
Priority to JP01061992A priority Critical patent/JP3181346B2/ja
Publication of JPH05200547A publication Critical patent/JPH05200547A/ja
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Publication of JP3181346B2 publication Critical patent/JP3181346B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

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Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)
  • Arc Welding Control (AREA)
  • Generation Of Surge Voltage And Current (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はアーク溶接に使用する溶
接用電源装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来のアーク溶接電源装置には、出力電
流値や出力電圧値を表示するメータが設けられている
が、アーク溶接作業が終了すると、そのメータの表示は
アーク溶接終了時の値を表示する。
【0003】そのため溶接作業者は時々の出力値を記録
する計測器をアーク溶接電源装置に取り付け、溶接作業
後にその計測器の記録から実施したアーク溶接の出力値
を確認している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のアーク溶接電源
装置は溶接出力期間中のみ出力電流値や電圧値をアナロ
グメータなどで表示していたが、溶接作業者はアーク出
力作業時に出力アーク部と溶接電源のメータを同時に見
ることは困難な場合が多く、出力アーク状態と電流,電
圧の関係を正確に知ることができないために、未熟練者
にとって出力値の設定が非常に困難であった。
【0005】本発明は溶接中の出力値を記録する計測器
を使用することなく、溶接出力終了後に出力アーク状態
と電流,電圧の関係を知ることができるアーク溶接電源
装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のアーク溶接電源
装置は、溶接出力電流を検出する電流検出部と、溶接出
力電圧を検出する電圧検出部と、前記電流検出部から出
力される電流値信号と前記電圧検出部から出力される電
圧値信号を入力として、溶接出力起動信号の開始から終
了までの間は溶接出力電流値と電圧値をリアルタイムに
平均化計算して電流平均値信号と電圧平均値信号を出力
し、溶接出力起動信号終了後から所定の時間(T1)ま
では予め設定された時間での出力電流値、電圧平均値を
電流平均値信号および電圧平均値信号として出力する演
算装置部と、電流平均値信号および電圧平均値信号を入
力して外部表示のための信号に変換して出力する表示駆
動部と、表示駆動部からの駆動信号によって溶接電流平
均値と溶接電圧平均値を表示する表示素子部とを設け、
演算装置部での前記予め設定された時間を、溶接出力起
動信号により溶接出力が行われてから規定時間(T0)
に設定し、前記演算装置部は溶接出力起動信号終了後か
ら所定の時間(T1)までは、前記規定時間(T0)経
過したその時の単位時間あたりの前記電流平均値信号,
電圧平均値信号を出力保持するように構成したことを特
徴とする。
【0007】
【作用】この構成によると、演算装置部が溶接出力時の
電流値と電圧値を平均化処理して溶接終了後も所定時間
はその平均値を出力し続けるため、溶接作業者は溶接後
において出力されている平均値から、実施した溶接のア
ーク状態を確認でき、溶接出力設定が容易になり作業効
率が向上し、また出力値の管理ができるため、溶接品質
の向上をもたらす。
【0008】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図1から図3に基
づいて説明する。本発明のアーク溶接電源装置は図1に
示すように構成されている。1は電流検出部、2は電圧
検出部、3は演算装置部、4は表示駆動部、5は表示素
子部、6は主出力回路部、7は分流器、8a,8bは出
力端子である。
【0009】電流検出部1は、主出力回路部6と出力端
子8bの間に置かれた分流器7を用いて現在出力されて
いる溶接電流値を検出してA/D変換を行い電流値信号
Iaとして出力する。
【0010】電圧検出部2は、出力端子8a,8bの端
子間の電圧値を検出してA/D変換を行い電圧値信号V
aとして出力する。演算装置部3は、起動信号TSを受
けている間は電流値信号Iaと電圧値信号Vaの平均化
処理を行ってIaを平均化処理した電流平均値信号“I
ave”とVaを平均化処理した電圧平均値信号“Va
ve”をリアルタイムに出力する。その平均値計算は、
マイクロプロセッサなどを用いて単位時間当たりの平均
値を計算する。起動信号TSがオフとなり電流値信号I
aの値がゼロとなったときから予め設定されている時間
T1までの間は、起動信号TSにより溶接出力が行われ
てから所定の時間TO後の前記電流平均値信号“Iav
e”,電圧平均値信号“Vave”を出力保持する。時
間TO,T1はプログラム上で自由に設定変更できるも
のである。これらのことはマイクロプロセッサなどを用
いて容易に実現できるものである。
【0011】表示駆動部4は、電流平均値信号“Iav
e”,電圧平均値信号“Vave”を受けて電流値、電
圧値を表示する駆動信号SDを出力する。表示素子部5
は駆動信号SDを受けて電流値、電圧値を表示するもの
で、セグメント発光ダイオード表示器や液晶ディスプレ
イなどを用いて容易に実現できる。
【0012】図2(a)〜(c)に表示タイムチャート
を示す。一例として電流値の表示について説明する。起
動信号TSのオンにより溶接出力が開始され、同時に電
流平均値が表示素子に表示される。起動信号TSがオン
の状態である限り出力電流値をリアルタイムに表示素子
部5に表示する。このとき起動信号TSがオンになった
時間よりTO時間が経過するたびにその電流平均値“I
aveO”を演算装置部3が繰り返し更新しながら記憶
している。起動信号TSのオフにより溶接出力が停止
し、これより所定の時間T1までの間は記憶した電流平
均値“IaveO”が表示素子部5に表示され、溶接出
力終了後も容易に出力値を知ることができる。
【0013】演算装置部3は図3に示すように構成され
ている。31は演算処理部、32は記憶部、33はクロ
ックカウンタ部、34a,34bはアナログ/デジタル
変換部、35はTO時間設定器、36はT1時間設定器
である。
【0014】演算処理部31は、電流値信号Iaと電圧
値信号Vaそれぞれを一定回数累積加算し、その和を回
数値で除算して平均値を求め、起動信号TSがオンの状
態であるか電流値信号Iaがゼロでなければ平均値をそ
のまま電流平均値信号“Iave”,電圧平均値信号
“Vave”として出力する。TO時間設定器35およ
びT1時間設定器36で設定された値はアナログ/デジ
タル変換部34a,34bを介してデジタル変換されて
TO設定時間、T1設定時間として演算処理部31に読
み込まれる。起動信号TSのオンによりクロックカウン
タ部33にカウントを開始させ、TO値とカウント値が
一致したときの電流平均値,電圧平均値を記憶部32に
ストアする。また起動信号TSのオフによりクロックカ
ウンタ部33にカウントを開始させ、起動信号TSがオ
フで電流値信号Iaがゼロとなれば、記憶部32にスト
アしておいた電流平均値,電圧平均値を電流平均値信号
“Iave”,電圧平均値信号“Vave”としてT1
値とカウント値が一致するまで出力する。
【0015】演算処理部31はマイクロプロセッサ、記
憶部32は揮発性メモリー素子、クロックカウンタ部3
3はカウンタ集積回路、アナログ/デジタル変換部34
a,34bはA/D変換集積回路、TO時間設定器35
とT1時間設定器36は可変抵抗器などで容易に実現で
きる。
【0016】
【発明の効果】以上のように本発明によると、溶接出力
電流を検出する電流検出部と、溶接出力電圧を検出する
電圧検出部と、前記電流検出部から出力される電流値信
号と前記電圧検出部から出力される電圧値信号を入力と
して、溶接出力起動信号の開始から終了までの間は溶接
出力電流値と電圧値をリアルタイムに平均化計算して電
流平均値信号と電圧平均値信号を出力し、溶接出力起動
信号終了後から所定の時間(T1)までは予め設定され
た時間での出力電流値、電圧平均値を電流平均値信号お
よび電圧平均値信号として出力する演算装置部と、電流
平均値信号および電圧平均値信号を入力して外部表示の
ための信号に変換して出力する表示駆動部と、表示駆動
部からの駆動信号によって溶接電流平均値と溶接電圧平
均値を表示する表示素子部とを設け、演算装置部での前
記予め設定された時間を、溶接出力起動信号により溶接
出力が行われてから規定時間(T0)に設定し、前記演
算装置部は溶接出力起動信号終了後から所定の時間(T
1)までは、前記規定時間(T0)経過したその時の単
位時間あたりの前記電流平均値信号,電圧平均値信号を
出力保持するように構成したため、溶接電源単体で任意
の時間の出力電流値と電圧値を溶接出力終了後も表示す
ることができ、容易に出力アーク状態と電流,電圧の関
係を溶接作業者は知ることができるようになり、しか
も、溶接開始の立ち上げ時の不安定な溶接状態を、溶接
終了後の表示状態に反映しないため、溶接終了後の表示
から溶接作業の内容を極めて正確に表す溶接電流平均値
と溶接電圧平均値を確認でき、未熟練作業者においても
容易に出力管理が可能となるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のアーク溶接電源装置を示すブロック図
である。
【図2】同装置の表示状態を示すタイミング図である。
【図3】同装置の演算装置部の詳細を示すブロック図で
ある。
【符号の説明】
1 電流検出部 2 電圧検出部 3 演算装置部 4 表示駆動部 5 表示素子部 TS 駆動信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭60−83779(JP,A) 特開 平2−99282(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B23K 9/10 B23K 9/095 G01R 19/02 H02M 9/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】溶接出力電流を検出する電流検出部と、 溶接出力電圧を検出する電圧検出部と、 前記電流検出部から出力される電流値信号と前記電圧検
    出部から出力される電圧値信号を入力として、溶接出力
    起動信号の開始から終了までの間は溶接出力電流値と電
    圧値をリアルタイムに平均化計算して電流平均値信号と
    電圧平均値信号を出力し、溶接出力起動信号終了後から
    所定の時間(T1)までは予め設定された時間での出力
    電流値、電圧平均値を電流平均値信号および電圧平均値
    信号として出力する演算装置部と、 電流平均値信号および電圧平均値信号を入力して外部表
    示のための信号に変換して出力する表示駆動部と、 表示駆動部からの駆動信号によって溶接電流平均値と溶
    接電圧平均値を表示する表示素子部とを設け、演算装置
    部での前記予め設定された時間を、溶接出力起動信号に
    より溶接出力が行われてから規定時間(T0)に設定
    し、前記演算装置部は溶接出力起動信号終了後から所定
    の時間(T1)までは、前記規定時間(T0)経過した
    その時の単位時間あたりの前記電流平均値信号,電圧平
    均値信号を出力保持するように構成したアーク溶接電源
    装置。
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