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JP3180698B2 - 巻締装置における巻締寸法調整装置 - Google Patents

巻締装置における巻締寸法調整装置

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Publication number
JP3180698B2
JP3180698B2 JP35337896A JP35337896A JP3180698B2 JP 3180698 B2 JP3180698 B2 JP 3180698B2 JP 35337896 A JP35337896 A JP 35337896A JP 35337896 A JP35337896 A JP 35337896A JP 3180698 B2 JP3180698 B2 JP 3180698B2
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JP
Japan
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cam
winding
tightening
primary
roll
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孝志 清水
靖芳 伊奈
義彦 木村
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東洋製罐株式会社
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B21MECHANICAL METAL-WORKING WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21DWORKING OR PROCESSING OF SHEET METAL OR METAL TUBES, RODS OR PROFILES WITHOUT ESSENTIALLY REMOVING MATERIAL; PUNCHING METAL
    • B21D51/00Making hollow objects
    • B21D51/16Making hollow objects characterised by the use of the objects
    • B21D51/26Making hollow objects characterised by the use of the objects cans or tins; Closing same in a permanent manner
    • B21D51/30Folding the circumferential seam
    • B21D51/32Folding the circumferential seam by rolling

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Transmission Devices (AREA)
  • Gears, Cams (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、巻締装置における
巻締寸法調整装置、特に複数ヘッドの第1次巻締ロール
又は第2次巻締ロールの変位量を一括して調節すること
ができる巻締寸法調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】巻締装置において、長時間の巻締作業で
巻締ロールの摩擦熱等の温度上昇に伴う熱変形による第
1次巻締終了時の中間巻締厚さ(以下、Tc寸法とい
う)や第2次巻締終了時の最終形状の巻締厚さ(以下、
T寸法という)が変化することがあり、これらの変化に
対して、あるいは缶種の変更に伴って、第1次巻締ロー
ル及び第2次巻締ロールのシーミングチャックへの変位
量を調整することによって、巻締寸法の調節を行なって
いる。該巻締寸法の調節は、一般に個々の巻締ロールを
ロール取付軸に対する取付角度を熟練者が手作業により
微細に調整することにより行なっているが、より簡単に
調整する方法として複数のロールを一括して調整する方
法が提案されている。
【0003】従来、複数の巻締ロールの寄り量を一括し
て調整する方法として、巻締カムの一部を分割して、分
割した部分を半径方向に移動させる方法や、巻締カムを
支点軸周りに揺動させることにより水平方向に移動させ
る方法等が提案されている(例えば、特開平8−168
837号、特開平8−197176号)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来提案されている巻
締ローラの変位量を一括して調整する方法において、例
えば巻締カムの一部を分割して境界部分を半径方向に移
動させる方法は、分割部分を半径方向に変位させた場
合、固定部分と分割部分との境界部にカム溝の段差がで
き、該段差部分をカムフォロワが通過することにより衝
撃を受け、巻締ローラに振動を与え巻締不良を起こす等
の悪影響があり、高速巻締が不可能である等の問題点が
あった。また、巻締カム全体を揺動させる方法は、第1
次巻締ロール最大変位区間と第2次巻締ロール最大変位
区間とも一体に変位することになるから、第1次巻締ロ
ール最大変位区間と第2次巻締ロール最大変位区間を別
々に調整することができない等の問題点があった。
【0005】本発明は従来の巻締ローラの変位量を一括
して調整する方法における上記問題点を解決するために
創案されたものであって、分割部分を半径方向に移動さ
せても境界部にカム溝の段差が生じることなく、高速巻
締も可能であり、且つ第1次巻締ロール最大変位区間又
は第2次巻締ロール最大変位区間が別々に調整すること
ができる巻締装置における巻締寸法調整装置を提供する
ことを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記問題点を解決するた
めに、本発明者は種々研究した結果、巻締カムを第1次
巻締ロール最大変位区間を有する第1次巻締カムと第2
次巻締ロール最大変位区間を有する第2次巻締カムに分
割し、さらに分割部分の変位方向が境界部においてカム
倣い面の接線方向となるようにすることによって、境界
部においてカム倣い面に段差が生じることがなく、高速
巻締が可能となることを知見し本発明に到達したもので
ある。
【0007】即ち、本発明の巻締寸法調整装置は、巻締
カムを、第1次巻締ロール最大変位区間を有する第1次
巻締カムと第2次巻締ロール最大変位区間を有する第2
次巻締カムとに分割し、前記第1次巻締カムと前記第2
次巻締カムの少なくとも一方は巻締ロール最大変位区間
の巻締カム半径方向への変位量を調節する巻締カム調節
手段を有し、且つ境界部の変位方向がカムの倣い面の接
線方向であることを特徴とするものである。
【0008】前記第1次巻締カム又は第2次巻締カムの
何れか又は両方を変位可能にすることによって、Tc寸
法又はT寸法又は両方の寸法を調整することができ、例
えば前記第2次巻締カムを水平方向に移動可能に設ける
と共に、第2次巻締カム調節手段を設けることによっ
て、第2次巻締ロール最大変位区間を巻締カム半径方向
に変位させることができる。その具体的手段として、第
2次巻締カムを第1次巻締ロール最大変位区間近傍を揺
動中心として揺動可能に設け、且つ第1次巻締カムと第
2次巻締カムとの1方の境界部が前記揺動中心と巻締カ
ム中心を結ぶほぼ線上にあり、該1方の境界部と他方の
境界部が巻締カム中心に対してなす角度がほぼ180°
となるように第1次巻締カムと第2次巻締カムとに分割
する手段が採用できる。
【0009】また、他の具体的手段として、前記第2次
巻締カムを直線ガイドに沿って前記第1次巻締カムに対
して水平移動可能に設け、且つ1方の境界部が第1次巻
締ロール最大変位区間近傍で前記直線ガイドに垂直な面
にあり、しかも2つの境界部とカム中心を結ぶ線がほぼ
180°となるように第1次巻締カムと第2次巻締カム
を分割する手段が採用できる。
【0010】さらに、第1次巻締カムと第2次巻締カム
との境界部において、少なくともカム倣い面端縁が斜め
になるように分割するか、又は少なくともカム倣い面端
縁が入り子状にラップするように分割することによっ
て、境界部においてもカムフォロワーが常にカム倣い面
に接し、実質的に遊びが生じず、より高速で巻締が可能
となり、望ましい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図面に
基づき詳細に説明する。図1は本発明の実施形態に係る
巻締寸法調節装置の概略平面図である。本実施形態にお
ける巻締カム1は、第1次巻締カム2と第2次巻締カム
3とに分割され、第1次巻締カム2は固定され、第2次
巻締カム3は第1次巻締カム2に対してピン4を中心に
揺動可能に連結されている。第1次巻締カム2と第2次
巻締カム3の表面には、第1次巻締ロール及び第2次巻
締ロールを巻締チャック側に変位させるためのカム溝
5、6が連続して全体として環状に形成されている。第
1次巻締カム2のカム溝5は、図1に示すように、ピン
近傍のA区間で最も外側に張り出していて、この区間で
第1次巻締ロールが最もシーミングチャック側に変位し
て、第1次巻締ロールの寄り量が最大になり、該寄り量
によって第1次巻締終了時におけるTc寸法が決定され
る。
【0012】また、第2次巻締ロールはカム溝6のB区
間で最も内側に張り出していて、この区間で第2次巻締
ロールの寄り量が最大になり、該寄り量によって最終巻
締形状のT寸法が決定される。従って、前記A区間及び
前記B区間が、それぞれ第1次巻締ロール最大変位区間
及び第2次巻締ロール最大変位区間であり、該両区間
は、図1に示すように、巻締カムの中心に対して略90
°の角度となるように配置されている。
【0013】前記第1次巻締カム2と第2次巻締カム3
との境界部は、1方の境界部S1が巻締カムの第1次巻
締ロール最大変位区間Aと第2次巻締ロール最大変位区
間Bの間の第1次巻締ロール最大変位区間近傍の揺動中
心P(即ち、ピン4の中心)とカム中心Oを結ぶ線上に
あり、他方の境界部S2はカム中心Oから見て、揺動中
心Pのほぼ180°方向に形成されている。
【0014】第2次巻締カム3を第1次巻締カムに2対
してピン4を中心に揺動させるために、該ピン4と略対
称位置、即ち境界部S2の近傍の第2次巻締カムの表面
外周部に、第2次巻締カム調整手段9を設けてある。第
2次巻締カム調整手段9は、図1に示す実施形態では、
ピン4と略対称位置の第2次巻締カム3の表面に長溝1
1が形成され、該長溝に中心部に丸穴15が形成された
スライダー12が変位可能に嵌合して構成されている。
また丸穴15に、偏心位置に軸13が突出した偏心コマ
14が回転可能に形成されている。軸13は、巻締装置
本体の固定部分に取り付けられた適宜のアクチュエー
タ、例えばサーボモータに連結されてその位置で回転駆
動されるようになっている。なお、アクチュエータとし
て、サーボモータを採用することによって、偏心コマの
回転角度、即ち第1次巻締カムの変位量を正確に制御す
ることができ、望ましいがそれに限るものでなく他のア
クチュエータの採用も可能である。さらに、アクチュエ
ータによらないで、軸13の上方部を巻締装置本体に設
けられた軸受に軸受けして、その突出端部にダイヤルを
設け手動により回動させるようにしても良い。
【0015】本実施形態の巻締装置は、以上のように構
成され、最終巻締形状におけるT寸法を調整するには、
図1における第2次巻締カム調整手段における軸13の
回転を所定角度で停止させておくことによって、第2次
巻締カム3がピン4を中心に軸の回転角度に応じて揺動
し、第2次巻締カムのカム溝の最大変位区間Bを半径方
向に変位させ、第2次巻締カムの押し込み量を調整する
ことができる。以上のようにして、軸13の回転角度を
制御することによって、偏心コマの偏心量δに見合う範
囲内で第2次巻締カムの寄り量を調整することができ
る。そして、軸13の回転は、適宜のアクチュエータに
より、寸時にできるから、巻締作業中でも作業を中断す
ることなくできる。
【0016】その際、揺動中心と反対側の境界部で第1
次巻締カム2と第2次巻締カム3との間でカム溝(即
ち、倣い面)に段差ができるが、本実施形態では、第2
次巻締カムの境界部を、揺動中心からほぼ180°にす
ることによって、境界部では第2次巻締カムがちょうど
接線方向に移動することになるので、第2次巻締カムを
揺動させても境界部のカム倣い面に段差は殆ど生じなく
なる。従って、カムフォロワが巻締カムの境界部を通過
するときも段差による衝撃や振動が生じることなく、正
確にスムーズに巻締することができる。
【0017】第2次巻締カムの境界部が、揺動中心と1
80°を結ぶ線上から離れるに従い段差が大きくなる。
従来提案されている分割カムは、分割ライン間の角度が
60°〜160°の範囲内であるが、例えば、その中間
の110°で分割した場合、第2次巻締カムの巻締ロー
ル最大変位区間を0.50mm移動させた場合、境界部で
の倣い面段差は0.47mmになる。これに対し、本発明
の180°分割での倣い面段差は0.007mm程度であ
り、実用上問題のないレベルである。経験上、倣い面段
差で問題のないレベルは0.05mmである。該段差は、
巻締カムの直径が560mmの場合、分割角度が180°
±3°の範囲にはいる角度である。
【0018】図2は、第2次巻締カムの第2次巻締ロー
ル最大変位区間を巻締カム半径方向への変位量を調整す
るのに、境界部の変位方向がカム倣い面の接線方向にな
るように構成した他の実施形態を示す。本実施形態で
は、巻締カム20は、第2次巻締カム22が第1次巻締
カム21に対してスクリューネジ23により規制され
て、直線ガイド24、25に沿って移動するように構成
してある。該巻締カム20は、第1次巻締カム最大変位
区間Aと第2次巻締カム最大変位区間Bの間で、且つ第
1次巻締カム最大変位区間近傍で、前記直線ガイドに垂
直な面で第1次巻締カム21と第2次巻締カム22に分
割されており、2つの境界部とカム中心Pを結ぶ線がほ
ぼ180°になっている。なお、図2において26、2
7は固定の巻締装置本体に取り付けられたスクリューネ
ジ23の軸受板である。
【0019】図2に示す実施形態でT寸法を調整するに
は、スクリューネジ23を回転させることによって、第
2次巻締カム22は直線ガイド24、25に沿って変位
し、その結果第2次巻締ロール最大変位区間Bも略半径
方向に変位し、第2次巻締ロールの押し込み量を調整す
ることができる。その際、第2次巻締カムの境界部
1、S2が接線方向に移動することになるので、カム倣
い面に殆ど段差は生じなくなる。従って、前記実施形態
と同様にカムフォロワが巻締カムの境界部を通過すると
きも段差による衝撃や振動が生じることなく、正確にス
ムーズに巻締することができる。図2に示す形態で、倣
い面段差が問題のないレベル0.05mmに入る分割角度
は180°±6°であった。
【0020】図1及び図2に示す実施形態のように、境
界部での変位方向がカム倣い面の接線方向となるように
構成することによって、境界部での倣い面に段差が生じ
ることを防ぐことができ、良好な巻締が可能であるが、
本発明では、さらに境界部でも倣い面が実質的に連続し
てカムフォロワが常に倣い面と接触するように構成し
て、高速巻締の場合でもカムフォロワに振動が生じるこ
となくよりスムーズに巻締できるようにした。そのため
のカム結合部の実施形態が図3及び図4に示されてい
る。
【0021】図3の本実施形態では、巻締カム1を上方
から下方に向けて斜めに切断するように分割することに
よって、第1次巻締カム2と第2次巻締カム3の境界部
の倣い面端縁30、31が斜めに形成されることにな
る。それにより、境界部においてもカムフォロワ32は
常に、第1次巻締カム2又は第2次巻締カム3の何れか
の倣い面7、8に常に接触していることになり、実質的
に遊びが生じず、高速で巻締が可能である。なお、図3
における33はシャンクシャフトである。
【0022】図4の実施形態では、境界部においてカム
溝の倣い面端縁35、36が上下方向のほぼ中間におい
て入れ子状となってラップ部37を有するように分割す
ることによって、第1次巻締カム40と第2次巻締カム
41の倣い面42、43がラップし、例えば第2次巻締
カム41が最大に変位してもカムフォロワ32は常に第
1次巻締カム又は第2次巻締カムの何れかの倣い面に接
している。従って、前記実施形態と同様に実質的に遊び
が生じず、高速で巻締が可能である。
【0023】以上、本発明の種々の実施形態を説明した
が本発明は、これらの実施形態に限るものでなく、種々
の設計変更が可能である。例えば、前記実施形態では、
第2次巻締カムを変位させて第2次巻締ロール最大変位
区間を調整するようにしたが、第1巻締カム調整手段を
設けて第1次巻締ロール最大変位区間を調整するように
することも可能である。さらに、第1次巻締カムと第2
次巻締カムの両方を変位可能にすることによって、Tc
寸法又はT寸法又は両方の寸法を調整することができ
る。
【0024】
【発明の効果】以上のように、第1次巻締カムと第2次
巻締カムの境界部の変位方向がカム倣い面の接線方向と
なるように巻締カムを分割することによって、各カムを
別々に調節することができ、且つ一方の巻締カムを変位
させても境界部の倣い面の段差をなくすることができ、
カムフォロワが巻締カムの境界部を通過するときも衝撃
や振動が生じることなく、正確にスムーズに巻締するこ
とができ、効果的に巻締寸法調整ができる。そして、請
求項3又は請求項4の構成を採用することによって、簡
単な機構で第2次巻締カムを境界部で段差を生じること
なく簡単に且つ正確に変位させることができる。
【0025】さらに、境界部におけるカム倣い面端縁が
斜めになるように、又はラップ部を有するようにするこ
とによって、一方の巻締カムを変位させても境界部にお
いて、実質的に倣い面が連続して遊びが生じず、カムフ
ォロワが常に倣い面に接触するので、カムフォロワの移
動がスムーズであり、高速での巻締が可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の実施形態に係る巻締寸法調節
装置の要部平面図であり、(b)はそのI−I断面図拡
大図である。
【図2】本発明の他の実施形態に係る巻締寸法調節装置
の要部平面図である。
【図3】図1のII-II断面拡大図である。
【図4】他の実施形態の図3に相当する断面拡大図であ
る。
【符号の説明】
1、20 巻締カム 2、21、40
第1次巻締カム 3、22、41 第2次巻締カム 7、8、42、4
3 倣い面 9 第2次巻締カム調節手段 11 長溝 12 スライダ 14 偏心コマ 23 スクリューネジ 24、25 直線
ガイド 30、31、35、36 倣い面端縁 37 ラップ部 S1、S2 境界部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平8−197176(JP,A) 特開 平8−168837(JP,A) 米国特許3245372(US,A) 「食品と容器」,第26巻第10号,缶詰 技術研究会,1985年10月,p.548−549 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B21D 51/30 - 51/46 B21D 39/02

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1次巻締ロールと第2次巻締ロールで
    缶を巻締する巻締装置における巻締寸法調節装置であっ
    て、前記第1次巻締ロール及び第2次巻締ロールを巻締
    チャックに対して変位させる巻締カムを、第1次巻締ロ
    ール最大変位区間を有する第1次巻締カムと第2次巻締
    ロール最大変位区間を有する第2次巻締カムとに分割
    し、前記第1次巻締カムと前記第2次巻締カムの少なく
    とも一方は巻締ロール最大変位区間の巻締カム半径方向
    への変位量を調節する巻締カム調節手段を有し、且つ境
    界部の変位方向がカムの倣い面のほぼ接線方向であるこ
    とを特徴とする巻締装置における巻締寸法調整装置。
  2. 【請求項2】 前記第2次巻締カムが水平方向に移動可
    能に設けられ、第2次巻締ロール最大変位区間をほぼ巻
    締カム半径方向に変位させる第2次巻締カム調節手段を
    有する請求項1記載の巻締寸法調整装置。
  3. 【請求項3】 前記第2次巻締カムは第1次巻締ロール
    最大変位区間近傍を揺動中心として揺動可能に設けら
    れ、且つ第1次巻締カムと第2次巻締カムとの1方の境
    界部が前記揺動中心と巻締カム中心を結ぶほぼ線上にあ
    り、該1方の境界部と他方の境界部が巻締カム中心に対
    してなす角度がほぼ180°となるように、第1次巻締
    カムと第2次巻締カムが分割されている請求項2記載の
    巻締寸法調整装置。
  4. 【請求項4】 前記第2次巻締カムは、直線ガイドに沿
    って前記第次巻締カムに対して水平移動可能に設けら
    れ、且つ1方の境界部が第1次巻締ロール最大変位区間
    近傍で前記直線ガイドに垂直な面にあり、しかも2つの
    境界部とカム中心を結ぶ線がほぼ180°となるように
    次巻締カムと第2次巻締カムが分割されている請求
    項2記載の巻締寸法調整装置。
  5. 【請求項5】 前記巻締カムは、第1次巻締カムと第2
    次巻締カムとの境界部で、少なくともカム倣い面端縁が
    斜めになるように分割されている請求項1〜4何れか記
    載の巻締寸法調節装置。
  6. 【請求項6】 前記巻締カムは、第1次巻締カムと第2
    次巻締カムとの境界部が、少なくともカム倣い面端縁が
    入り子状にラップ部を有するように分割されている請求
    項1〜4何れか記載の巻締寸法調節装置。
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「食品と容器」,第26巻第10号,缶詰技術研究会,1985年10月,p.548−549

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