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JP3179349U - ソーラパネルの支持構造 - Google Patents

ソーラパネルの支持構造 Download PDF

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JP3179349U
JP3179349U JP2012005021U JP2012005021U JP3179349U JP 3179349 U JP3179349 U JP 3179349U JP 2012005021 U JP2012005021 U JP 2012005021U JP 2012005021 U JP2012005021 U JP 2012005021U JP 3179349 U JP3179349 U JP 3179349U
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Japan
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solar panel
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JP2012005021U
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Inventor
克己 上野
Original Assignee
有限会社ユークラフト
株式会社 日本瓦ユニオン
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Abstract

【課題】ソーラパネルの架台上への取り付けを迅速に行うことができるソーラパネルの支持構造を提供すること。
【解決手段】ソーラパネルPを架台上に設置する際に架台のフレーム18の側面18aに鉤状に屈曲したフック部3を有するフック金具1をリベット16によって回動可能に装着し、フレーム18上に載置したソーラパネルPをフック金具1を回動させてフック部3先端の第1及び第2の押圧プレート4,5によって押さえ込む。そして、固定金具10をフレーム18に固定してフック金具1の逆方向の回動を防止する。
【選択図】図3

Description

本考案はソーラパネルを架台上に設置する際のソーラパネルの支持構造に関するものである。
従来からソーラパネルを取り付ける際にソーラパネルを受ける架台を設置し、この架台上のフレームにソーラパネルを支持させるようにした技術がある。このようなソーラパネルの支持構造が開示された先行技術として特許文献1を示す。
特開2008−75346号公報
しかし、ソーラパネルの架台への取り付けは通常ソーラパネルから下方に向かって形成されたフランジ部を架台側に当接させ、フランジ部と架台側との固定用の連結孔にネジ部材のような締結部材で固定するというものであった。ソーラパネルの下方側からの作業であるため、取り付け作業は時間がかかり、作業姿勢も狭くて作業のしにくいソーラパネルの裏側において行うことから作業性もあまりよくなかった。そのため、これらの問題を解消できるソーラパネルの支持構造が求められていた。
本考案はの目的は、ソーラパネルの架台上への取り付けを迅速に行うことができるソーラパネルの支持構造を提供することにある。
上記の目的を達成するため第1の手段として、ソーラパネルを架台上に設置する際に、前記ソーラパネル本体から下方に向かって形成されたフランジ部を同フランジ部の延設方向に対して交差して配置される複数の架台側フレーム上に支持させるための支持構造であって、本体と、同本体から延出される鉤状に屈曲した係合片と、同係合片の前方位置に形成され前記係合片の厚み方向に広がる幅領域を有する押圧部とを備えたフランジ部固定部材を、前記架台側フレーム側面に前記押圧部が前記架台側フレーム上面より上方に配置されるように軸支部材によって回動可能に装着し、前記架台側フレーム上面に前記フランジ部をその先端に形成された当接片を当接させた状態で立設し、前記当接片に対して前記フランジ部固定部材を回動させて上方から前記押圧部を当接させることで前記押圧部と前記架台側フレーム上面との間で前記当接片を挟持させるとともに、前記架台側に係合部材を配設し、前記押圧部を前記当接片に当接させた状態で前記フランジ部固定部材と係合させ前記フランジ部固定部材の逆回動を防止するようにしたことその要旨とする。
また、第2の手段として第1の手段に加え、前記係合部材は前記架台側フレームに固着されて前記フランジ部固定部材の前記本体と係合して前記フランジ部固定部材の逆回動を防止するようにしたことをその要旨とする。
本考案のソーラパネルの支持構造によれば、簡単な操作でソーラパネルを架台上に取り付けることができるため、ソーラパネルの架台上への取り付け作業が迅速化する。
本考案実施の形態に使用されるフランジ部固定部材としてのフック金具の(a)は斜視図、(b)は側面図。 フック金具とともに使用される係合部材としての固定金具の斜視図。 (a)〜(c)はフック金具とフック金具を使用したフレームへのソーラパネルを取り付ける作業を説明する説明図。
以下、本考案のソーラパネルの支持構造を具体化した実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1(a)及び(b)は本実施の形態に使用されるフランジ部固定部材としてのフック金具1である。フック金具1は合金製の板体をプレス成形にて屈曲して構成されている。フック金具1は略長方形形状の本体としての本体部2と、本体部2の基部位置から本体部2の延出方向に対して直交する方向に延出される係合片としてのフック部3と、フック部3の先端に形成された押圧部としての2枚の押圧プレート4,5によって基本的な形状が構成されている。本体部2の先端寄り内側縁部には本体部2の面に対して直交する一側方向に向かって突出する突出部6が形成されている。本体部2と突出部5との交差する角位置に本体部2と突出部6間にまたがって透孔7が表裏に連通状態で形成されている。
フック部3は本体部2の基部位置から本体部2の延出方向に対して直交する方向に延出される第1の腕部3aと、第1の腕部3aの先端から本体部2の先端方向に向かって本体部2の延出方向に対して平行に延出される第2の腕部3bから形成されている。つまり、第2の腕部3bは本体部2に対して第1の腕部3aの長さ分間隔を開けて配置されることとなる。第1の腕部3aの外側縁部には第1の腕部3aの延出向に沿って前記突出部6と同方向に突出する補強リブ8が形成されている。
第2の腕部3bの先端には第1の押圧プレート4が形成されている。第1の押圧プレート4は第2の腕部3bの先端を第2の腕部3bの延出方向に対して直交するように前記突出部6と逆方向に向かって屈曲形成されている。第2の腕部3bの先端寄り内側縁部には前記突出部6と同方向に(かつ平行に)第2の押圧プレート5が延出形成されている。図1(b)に示すように、第1の押圧プレート4の下端と第2の押圧プレート5の裏面は同一平面上Sに配置され、第2の腕部3bを挟んでそれぞれ180度異なる方向に向かって延出されている。
本体部2の基部とフック部3の基部の連設する位置(つまりコーナー部分)にはリベット用透孔9が形成されている。第1の腕部3aの外側縁部(つまり補強リブ8の形成された位置)を基準とした場合に第2の腕部3bの長さは本体部2の1/2の長さとされている。図1(a)においては突出部6や補強リブ8が突出している面側が表面側であって、その裏面側で後述するフレーム18の側面18aに当接することとなる。
このような構成のフック金具1は図1(a)及び(b)で示されるものと鏡像対称となる関係のフック金具1と2種類が用意される。
図2はフック金具1とともに使用される係合部材としての固定金具10である。固定金具10は合金製の板体である。固定金具10は平面視において長方形形状の本体部11を中心位置に配置し、一対の対向する辺から起立する間隔保持プレート12と、それらと90度ずれた位置の一対の対向する辺から下垂する押さえプレート13を備えている。間隔保持プレート12と押さえプレート13は本体部11の面方向に対して直交する方向に延出されている。本体部11の中央位置には表裏に連通するボルト用透孔14が形成されている。押さえプレート13の下縁には挿入片13aが形成されている。
次に、このように構成されたフック金具1と固定金具10を使用したソーラパネルの支持方法について図3(a)〜(c)に基づいて説明する。
ソーラパネルPを支持する架台は複数のフレーム(ラック)15を組み合わせて構成されている。ソーラパネルPは本体16の側端部に沿って裏面側に下方に向かって突出する断面L字状のフランジ部17を備えている。図3(a)〜(c)ではフランジ部17に直交するように手前から奥方向に向かって所定間隔でフレーム18が複数平行に配設されている。以下ではそのうちのフック金具1が装着されたあるフレーム18のある位置を一例としてソーラパネルPを支持する手順を説明する。
図3(a)に示すように、鏡像関係にある一対のフック金具1をフレーム18の側面18aにリベット16で回動可能に固定し、上方にソーラパネルPを配置する。この際に、第1及び第2の押圧プレート4,5がフレーム18の上面18bよりも上方位置に配置されるようにする。尚、フレーム18へのフック金具1の取り付けは使用する場所で架台として組み立てる前の出荷段階で既に行っておくことがよい。
このようにフック金具1をフレーム18の側面18aに配置した状態で、本体部2の先端が斜め上方を指向するように保持させ(フック金具1にリベット16によって固定された際にフレーム18の側面18aとの間の接触抵抗が発生して任意の姿勢で保持させることができる)、その状態で上方に配置したソーラパネルPを下降させ、フック金具1の本体部11を下方に押動させながらフレーム18の上面18bに載置させる。
図3(b)に示すように、ソーラパネルPをフレーム18の上面18bに載置させた状態でフック金具1を回動させることでフック部3の先端の押圧プレート4,5がフランジ部17の当接プレート17a上に載置されフレーム18の上面18bとの間で当接プレート17aを挟持することとなる。但し、この段階ではしっかりと挟持しているわけではない。次いでフレーム18の上面18bに形成されたネジ孔19(この形成も出荷段階で既に行っておくことがよい)を包囲するようにパッキン20を配置し、その上から固定金具10を嵌合させるようにする。固定金具10の本体部11のボルト用透孔14とネジ孔19とは照合されることとなり、押さえプレート13の挿入片13aが透孔7内に挿入され突出部6に係合される。尚、固定金具10幅は隣接するソーラパネルP間の間隔と対応するように設計されている。
次いで、図3(c)に示すように、ネジ21を上方からネジ孔19に対して螺合させて締結し、ネジ21のヘッドによって固定金具10を下方に押圧しフック金具1を回動させてしっかりと押圧プレート4,5で当接プレート17aを押さえ込むようにする。
このように構成することで、本実施の形態では次のような効果が奏される。
(1)ソーラパネルPを設置する現地では図3(a)の状態で配置したフック金具1に対して上方からソーラパネルPを下降させ、固定金具10をネジ21で固定するだけで作業が完了するため、作業効率がよく設置を迅速に行うことができる。
(2)固定金具10を下方に押圧すればするほど(つまりネジ21を締めれば締めるほど)フック金具1は当接プレート17aを強く押圧することができ、締め付け力の調整が容易である。
(3)万一固定金具10による押さえ付けが解除されてしまっても、本体部2がフック部3よりも長く相対的に本体部2側が重いため、フック金具1は常時フック部3が当接プレート17aを押圧する側に回動トルクが発生することとなるため、ソーラパネルPとの係合状態が維持される。
(4)第1及び第2の押圧プレート4,5が逆方向に延出されており、均等に当接プレート17aに比較的均等に荷重をかけることができ、荷重の偏りがなく荷重によってフック金具1が変形したりリベット16が外れたりといった不具合が生じにくい。
尚、この考案は、次のように変更して具体化することも可能である。
・上記ソーラパネルP以外のやフック金具1や固定金具10に適用してもよい。
・フック金具1をリベット16以外の部材によって固定してもよい。
・その他、本考案の趣旨を逸脱しない態様で実施することは自由である。
1…フランジ部固定部材としてのフック金具、2…本体としての本体部、3…係合片としてのフック部、4,5…押圧部としての第1及び第2の押圧プレート、10…係合部材としての固定金具、16…軸支部材としてのリベット、17…フランジ部、17a…当接片としての当接プレート、18…架台側フレームとしてのフレーム、P…ソーラパネル。

Claims (2)

  1. ソーラパネルを架台上に設置する際に、前記ソーラパネル本体から下方に向かって形成されたフランジ部を同フランジ部の延設方向に対して交差して配置される複数の架台側フレーム上に支持させるための支持構造であって、
    本体と、同本体から延出される鉤状に屈曲した係合片と、同係合片の前方位置に形成され前記係合片の厚み方向に広がる幅領域を有する押圧部とを備えたフランジ部固定部材を、前記架台側フレーム側面に前記押圧部が前記架台側フレーム上面より上方に配置されるように軸支部材によって回動可能に装着し、
    前記架台側フレーム上面に前記フランジ部をその先端に形成された当接片を当接させた状態で立設し、前記当接片に対して前記フランジ部固定部材を回動させて上方から前記押圧部を当接させることで前記押圧部と前記架台側フレーム上面との間で前記当接片を挟持させるとともに、
    前記架台側に係合部材を配設し、前記押圧部を前記当接片に当接させた状態で前記フランジ部固定部材と係合させ前記フランジ部固定部材の逆回動を防止するようにしたことを特徴とするソーラパネルの支持構造。
  2. 前記係合部材は前記架台側フレームに固着されて前記フランジ部固定部材の前記本体と係合して前記フランジ部固定部材の逆回動を防止することを特徴とする請求項1に記載のソーラパネルの支持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014149542A1 (en) * 2013-03-15 2014-09-25 Unirac, Inc. Apparatus for mounting a photovoltaic module

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