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JP3176333B2 - インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法 - Google Patents

インクジェット記録装置およびインクジェット記録方法

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JP3176333B2
JP3176333B2 JP36142897A JP36142897A JP3176333B2 JP 3176333 B2 JP3176333 B2 JP 3176333B2 JP 36142897 A JP36142897 A JP 36142897A JP 36142897 A JP36142897 A JP 36142897A JP 3176333 B2 JP3176333 B2 JP 3176333B2
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processing liquid
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Canon Inc
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Publication date
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    • B41J2/0458Control methods or devices therefor, e.g. driver circuits, control circuits controlling heads based on heating elements forming bubbles

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)
  • Accessory Devices And Overall Control Thereof (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録媒体にインク
を吐出して記録を行うインクジェット記録装置およびイ
ンクジェット記録方法に関し、詳しくはインクの色材を
不溶化又は凝集させる処理を用いて記録を行うインクジ
ェット記録装置およびインクジェット記録方法に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来より知られるインクジェット記録装
置において、耐水性の向上、画質の向上等を目的とし
て、記録液(インク)とこのインク中の色材と反応し
てこれを不溶化もしくは凝集させる処理液とを用いて記
録を行うことが知られつつある。この処理液は無色透明
の処理液であり、インクに重ねて又はインクの近傍に吐
出することにより記録媒体上で混合して上記反応を生じ
る。そして、このような処理液を用いることにより、記
録媒体に定着したインクの発色性、耐水性が向上し、ま
た、ブリーディングの発生を防止できる。特に記録媒体
が、インク受容層等のコーティングを施していない一般
普通紙等において、にじみのない記録が可能となりそ
の効果が大きい。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、インクが吐
出される際、その主滴に対し副滴(サテライト)が発生
することがある。その場合に、それらの吐出方向または
吐出角度が異なると、印字に悪影響を及ぼすことが従来
より知られている。
【0004】図5はインクの吐出状態を示し、主滴と副
滴の吐出方向及び吐出速度の違いを説明する図である。
図5に示されるように、記録ヘッドの液流路に設けられ
たヒータ3を急速に加熱することにより気泡4が発生し
これによって主滴D1が吐出される。そして、その後気
泡4の消泡に伴なってインクのメニスカスが後退する際
に副滴D2が発生する。一般に、副滴は主滴に比べ吐出
速度が遅くなる。また、このとき、図5に示されるよう
に、ノズルの形状によりメニスカスが偏って後退する
と、副滴は主滴の吐出方向H1と異なる方向H2の方向
に飛翔する。このようにして吐出方向及び吐出速度の異
なる主滴と副滴が発生する。
【0005】以上のように、インクの主滴と副滴の吐出
方向及び吐出速度が異なる場合に記録ヘッド走査の双方
向で記録する往復印字を行うときは、次のような問題を
引き起こすことがある。図3(a)は副滴が主滴に対し
て走査方向の逆側に吐出方向が変化している場合の印字
状態を示し、この場合は、走査方向と副滴の吐出方向の
ズレが逆の場合で吐出速度の低いことから、副滴Da2
は記録ヘッドの走査速度の影響を主滴Da1よりも受け
るため、実質的に印字の際の主滴と副滴の吐出方向はほ
ぼ同じとなり記録紙2上においてほぼ同じ位置Da
1′,Da2′に重なって着弾する。すなわち、副滴の
吐出方向のズレは記録ヘッドの走査速度の影響によって
相殺されることになる。一方、図3(b)に示すよう
に、ヘッドを逆方向に走査した場合、すなわち副滴が主
滴に対して走査方向と同じ方向に吐出方向が変化してい
る場合、走査方向と副滴の吐出方向が同じであるため吐
出速度の低い副滴Db2は記録ヘッドの走査速度の影響
を主滴Db1よりも受け、実質上印字の際の主滴と副滴
の吐出方向のズレはさらに広がり記録紙2上において離
れた位置Db1′,Db2′に着弾する。この時それぞ
れの走査方向により印字されたドットは、図3(a)お
よび(b)それぞれの下部に示されるように、異なった
ドット面積、ドット形状となり、例えばキャラクタ文字
の太さの違いなどに現れ印字品位上問題となっていた。
【0006】このような問題を解決するべく記録液流路
の形状を変化させ、例えば吐出口(オリフィス)の角度
を補正したりオリフィスの位置を補正することにより、
主滴と副滴の吐出方向を同じものとすることも提案され
てきたが、それに伴い全体的に吐出角度が変化しノズル
列間でドット形成位置がずれたり、オリフィス面積が小
さくなってしまうといった弊害も多く生じていた。ま
た、主滴と副滴の吐出方向を同じにしても吐出速度の差
は原理的に修正は困難であり往復印字のドット形状がほ
ぼ同じになるように記録ヘッドを傾ける等して往復印字
差が無くなるようにしていたがそのためのコストアップ
などの問題が生じていた。
【0007】以上説明した往復印字の別の問題として、
処理液と記録液を用いる印字において、用いる記録ヘッ
ドが処理液のノズル列を1列のみ有している場合、一方
の走査では処理液を吐出してからインクを吐出(先が
け)するのに対し、他方の走査ではインクを吐出してか
ら処理液を吐出(後がけ)することになる。これらの後
者の場合、インクが先に吐出されるためインクがにじみ
前者と比較してドットが大きくなってしまうという問題
を生じることがあった。図4を参照してこれを説明す
る。
【0008】図4(a)はインクが先に吐出される場合
を示し、図4(b)は処理液が先に吐出される場合を示
している。まず、図4(a)において、に示すように
インクが吐出されるが、インクは比較的浸透性が高いた
め処理液が吐出される前にに示すように記録液上にに
じんでしまう。そして、に示すように、処理液が吐出
され結果としてに示すようにドットが定着する。この
ときのドット径を図4(a)の下部に示す。これに対
し、図4(b)において、に示すようにまず処理液が
吐出されるが、処理液はインクと比較してドット径が小
さく浸透性が低いため、それ程にじまず、に示すよう
にインクが重ねて吐出される。そして、に示すように
記録紙上に定着する。このときのドット径は、図4
(b)の下部に示すものとなる。図4(a)および
(b)に示すドット径の差から明らかなように、インク
と処理液のいずれを先に吐出するかによってドット径が
異なってしまい、このことも原因として、記録ヘッドの
走査方向による印字の差、例えばキャラクタ文字の太さ
の違いなどの問題を生じることになる。
【0009】このような問題を解決するべくインクの浸
透性を低くするなどの対策も考えられるが、インクの浸
透性を下げることによって定着性が悪化するとともにイ
ンクが固着しやすくなるなど弊害が多く困難が生じてい
た。また、処理液またはインクを2列のノズル列にする
方法も考えられるが記録ヘッドのコストアップを招くこ
とにもなる。
【0010】本発明は、上述した問題点を解決するため
になされたものであり、その目的とするところは、イン
クの副滴による往復印字の印字差と、処理液とインクの
印字順による往復印字の印字差を相殺することにより往
復印字差のない高画質の印字を行うことができるインク
ジェット記録装置およびインクジェット記録方法を提供
することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】そのために本発明では、
インクを吐出するためのノズルを有するインクヘッド部
および該インク中の色材を不溶化又は凝集させる処理液
を吐出するためのノズルを有する処理液ヘッド部を用
い、前記インクヘッド部および処理液ヘッド部から記録
媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出して記録を行
うインクジェット記録装置であって、前記インクヘッド
部および前記処理液ヘッド部を前記記録媒体に対して往
復走査させる走査手段と、前記インクと処理液の前記記
録媒体に対する吐出順序が前記走査手段による往走査時
と復走査時とで異なるように前記インクおよび処理液を
吐出する手段とを備え、前記記録媒体上において前記イ
ンクと前記処理液とが重なることで形成されるドットの
面積が前記往走査時と前記復走査時とでほぼ同じになる
ように、(a)前記往走査および復走査のうち、前記イ
ンクヘッド部のノズルから吐出されるインクの主滴と、
前記主滴に続いて該主滴と同一ノズルから吐出される副
滴との着弾位置のズレ量が比較的小となる走査では、前
記記録媒体上に先行して吐出されたインク上に処理液を
吐出し、(b)前記往走査および復走査のうち、前記主
滴と前記副滴との着弾位置のズレ量が比較的大となる走
査では、前記記録媒体上に先行して吐出された処理液上
にインクを吐出することを特徴とする。別の形態では、
インクを吐出するためのノズルを有するインクヘッド部
および該インク中の色材を不溶化又は凝集させる処理液
を吐出するためのノズルを有する処理液ヘッド部を用
い、前記インクヘッド部および処理液ヘッド部から記録
媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出して記録を行
うインクジェット記録装置であって、前記インクヘッド
部および前記処理液ヘッド部を前記記録媒体に対して往
復走査させる走査手段と、前記インクと処理液の前記記
録媒体に対する吐出順序が前記走査手段による往走査時
と復走査時とで異なるように前記インクおよび処理液を
吐出する手段とを備え、前記記録媒体上において前記イ
ンクと前記処理液とが重なることで形成されるドットの
面積が前記往走査時と前記復走査時とでほぼ同じになる
ように、(a)前記往走査および復走査のうち、前記イ
ンクヘッド部のノズルから吐出されるインクの主滴と、
前記主滴に続いて該主滴と同一ノズルから吐出される副
滴とが同じ位置に着弾する走査では、前記記録媒体上に
先行して吐出されたインク上に処理液を吐出し、(b)
前記往走査および復走査のうち、前記主滴と前記副滴と
が異なる位置に着弾する走査では、前記記録媒体上に先
行して吐出された処理液上にインクを吐出することを特
徴とする。
【0012】また、インクを吐出するためのノズルを有
するインクヘッド部および該インク中の色材を不溶化又
は凝集させる処理液を吐出するためのノズルを有する処
理液ヘッド部を用い、前記インクヘッド部および処理液
ヘッド部から記録媒体に対し前記インクおよび処理液を
吐出して記録を行うインクジェット記録方法であって、
前記インクヘッド部および前記処理液ヘッド部を前記記
録媒体に対して往復走査させる走査工程と、前記インク
と処理液の前記記録媒体に対する吐出順序が前記走査工
程における往走査時と復走査時とで異なるように前記イ
ンクおよび処理液を吐出する吐出工程とを備え、前記吐
出工程では、前記記録媒体上において前記インクと前記
処理液とが重なることで形成されるドットの面積が前記
往走査時と前記復走査時とでほぼ同じになるように、
(a)前記往走査および復走査のうち、前記インクヘッ
ド部のノズルから吐出されるインクの主滴と、前記主滴
に続いて該主滴と同一ノズルから吐出される副滴との着
弾位置のズレ量が比較的小となる走査では、前記記録媒
体上に先行して吐出されたインク上に処理液を吐出し、
(b)前記往走査および復走査のうち、前記主滴と前記
副滴との着弾位置のズレ量が比較的大となる走査では、
前記記録媒体上に先行して吐出された処理液上にインク
を吐出することを特徴とする。別の形態では、インクを
吐出するためのノズルを有するインクヘッド部および該
インク中の色材を不溶化又は凝集させる処理液を吐出す
るためのノズルを有する処理液ヘッド部を用い、前記イ
ンクヘッド部および処理液ヘッド部から記録媒体に対し
前記インクおよび処理液を吐出して記録を行うインクジ
ェット記録方法であって、前記インクヘッド部および前
記処理液ヘッド部を前記記録媒体に対して往復走査させ
る走査工程と、前記インクと処理液の前記記録媒体に対
する吐出順序が前記走査工程における往走査時と復走査
時とで異なるように前記インクおよび処理液を吐出する
吐出工程とを備え、前記吐出工程では、前記記録媒体上
において前記インクと前記処理液とが重なることで形成
されるドットの面積が前記往走査時と前記復走査時とで
ほぼ同じになるように、(a)前記往走査および復走査
のうち、前記インクヘッド部のノズルから吐出されるイ
ンクの主滴と、前記主滴に続いて該主滴と同一ノズルか
ら吐出される副滴とが同じ位置に着弾する走査では、前
記記録媒体上に先行して吐出されたインク上に処理液を
吐出し、(b)前記往走査および復走査のうち、前記主
滴と前記副滴とが異なる位置に着弾する走査では、前記
記録媒体上に先行して吐出された処理液上にインクを吐
出することを特徴とする。
【0013】以上の構成によれば、インクヘッド部の同
一ノズルから吐出されるインクの主滴と副滴相互の着弾
位置のずれ量が比較的小となる走査、または着弾位置が
同じになる走査では、先行して吐出されたインクの上に
処理液を吐出し、一方、上記ずれ量が比較的大となる走
査または着弾位置が異なる走査では、先行して吐出され
た処理液の上にインクを吐出するので、前者の走査で形
成されるインクドットは、主滴と副滴が重なって着弾す
るとともに処理液が着弾する前にドットの拡がりを形成
でき、比較的大きなドットとなり、一方、後者の場合は
着弾するインクは直ちに処理液と反応するのでドットの
拡がりはないが、主滴と副滴はずれて着弾するので、前
者の場合と同様の面積のドットを形成できる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施形態を詳細に説明する。
【0015】図6は、本発明のインクジェット記録装置
の一実施形態に係るプリンタの主要部構成を示す斜視図
である。
【0016】図6において、11はインクジェット記録
ヘッド部19を有しインクタンク12を搭載できるヘッ
ドカートリッジであり、13はこれを搭載してガイド軸
15に沿って図中ヘッド走査方向に走査するためのキャ
リッジである。
【0017】図7は記録ヘッド部19を記録紙側からみ
た模式図であり、同図に示すように、19a,19bで
示す2つのノズル列を持ち、このうち、ノズル列19a
は処理液を吐出するノズル列であり、ノズル列19bは
インクを吐出するノズル列である。本実施形態のプリン
タは、図7(a)および(b)に示すように、2種類の
ヘッドカートリッジを交換して用いることができ、同図
(a)に示すカートリッジは、ノズル列19bからBk
(ブラック)のインクを、また、同図(b)に示すカー
トリッジは、ノズル列19b1 ,19b2 および19b
3 からY(イエロー)、M(マゼンタ)およびC(シア
ン)の3色のインクをそれぞれ吐出する。このような2
種類のヘッドカートリッジを交換して使い分けることに
より、文書とカラーグラフィックの両方を印字すること
ができる。
【0018】なお、本実施形態では以上のような構成と
したが、本発明の適用は、このようなキャリッジやヘッ
ドの構成に限定されることなく、2つ以上のヘッドカー
トリッジを用いても良く、また、インク1色に付き1列
のノズル列を持ったヘッドカートリッジでも良い。さら
には、複数のノズル列を持ったヘッドカートリッジであ
っても良い。
【0019】再び図6を参照すると、16は記録媒体と
しての記録紙、14は記録紙16を図中記録紙搬送方向
に搬送するための搬送ローラである。なお、この搬送ロ
ーラには、記録紙を挾むように不図示のピンチローラが
設けられている。
【0020】以上のように、記録ヘッドをヘッド走査方
向に移動させながら、上述のノズル列から処理液または
インクを吐出させて記録を行う走査と、記録紙の搬送を
交互に行うことにより、記録紙全体への印字を行うこと
ができる。
【0021】18は、ホームポジションにおいて、記録
ヘッド部の吐出口面と対向するゴム等の弾性材料で形成
されたキャップであり、記録ヘッドに対し当接/離脱が
可能なように支持されている。このキャップ18は非記
録時の記録ヘッドの保護や、固着した処理液あるいはイ
ンクを除去したり、ヘッドのノズルや液室に滞留した気
泡を除去するため、吸引ポンプ(不図示)により強制的
にインクを吸引排出する吐出回復処理のために用いられ
る。本実施形態においては、処理液とインクを吐出する
ヘッドを用いるため、キャップ18は、処理液、インク
をそれぞれに対応したキャップ部18aおよび18bに
分割されている。これは、処理液とインクは混合すると
固着して除去が困難となるためである。17は、インク
の吐出回復処理の一環として行われる予備吐出のための
インク排出口である。
【0022】図1(a)および(b)は、上述したプリ
ンタにおける往復印字の吐出と着弾の様子を示す説明図
である。また、図2(a)は、図1(a)に示す走査方
向で印字されるドットの形成のプロセスを、また、図2
(b)は、図1(b)に示す走査方向で印字されるドッ
ト形成のプロセスを示す模式図である。以下、図1およ
び図2を参照して本実施形態の往復印字プロセスを説明
する。
【0023】まず図1(a)に示すインクが先に吐出さ
れ処理液がの後に吐出(後がけ)される場合は、記録
ヘッド19が位置PからP′に移動する間に、まずイン
クの主滴Da1が、その後副滴Da2が吐出される。こ
のとき、副滴は主滴と同じ位置に着弾しインク滴Da′
を形成する。次に処理液Saが吐出されインク滴Da′
の上に着弾する。このときのドット形成は、図2(a)
において、まず、に示すように着弾したインクはに
示すようににじむ。次に、に示すように処理液がイン
クに重なるように着弾し最終的にに示すように定着す
る。このときのドット径が同図(a)の下部に示され
る。
【0024】次に図1(a)の位置P′に移動したヘッ
ドが逆に移動して印字を行う。すなわち、図1(b)に
示すように処理液が先に吐出され、その後にインクが吐
出される場合(先がけ)、記録ヘッド19が位置P′に
移動する間に、まず処理液Sbが吐出され記録紙上に液
滴Sb′が形成される。次に、インクの主滴Da1が、
その後副滴Da2が吐出される。このとき、副滴は主滴
と異なる位置に着弾しそれぞれインク滴Db1′および
Db2′が形成される。このときのドット形成は、図2
(b)に示されるように、に示すように着弾した処理
液の上にに示すようにインクの主滴が着弾し、次に、
に示すようにインクの副滴が着弾する。この場合、に
じみはあまり生じないため最終的にに示すように定着
する。このときのドット径を同図(b)の下部に示す。
【0025】図2(a)および(b)それぞれに示すド
ット径から明らかなように往復印字におけるドットは、
形状は異なるもののドットの面積としてはほぼ同等のも
のとなり、これにより往復印字それぞれにおいて印字さ
れる文字の太さや濃度の差がなくなり、往復印字差を解
消することができる。
【0026】(その他)なお、本発明は、特にインクジ
ェット記録方式の中でも、インク吐出を行わせるために
利用されるエネルギとして熱エネルギを発生する手段
(例えば電気熱変換体やレーザ光等)を備え、前記熱エ
ネルギによりインクの状態変化を生起させる方式の記録
ヘッド、記録装置において優れた効果をもたらすもので
ある。かかる方式によれば記録の高密度化,高精細化が
達成できるからである。
【0027】その代表的な構成や原理については、例え
ば、米国特許第4723129号明細書,同第4740
796号明細書に開示されている基本的な原理を用いて
行うものが好ましい。この方式は所謂オンデマンド型,
コンティニュアス型のいずれにも適用可能であるが、特
に、オンデマンド型の場合には、液体(インク)が保持
されているシートや液路に対応して配置されている電気
熱変換体に、記録情報に対応していて核沸騰を越える急
速な温度上昇を与える少なくとも1つの駆動信号を印加
することによって、電気熱変換体に熱エネルギを発生せ
しめ、記録ヘッドの熱作用面に膜沸騰を生じさせて、結
果的にこの駆動信号に一対一で対応した液体(インク)
内の気泡を形成できるので有効である。この気泡の成
長,収縮により吐出用開口を介して液体(インク)を吐
出させて、少なくとも1つの滴を形成する。この駆動信
号をパルス形状とすると、即時適切に気泡の成長収縮が
行われるので、特に応答性に優れた液体(インク)の吐
出が達成でき、より好ましい。このパルス形状の駆動信
号としては、米国特許第4463359号明細書,同第
4345262号明細書に記載されているようなものが
適している。なお、上記熱作用面の温度上昇率に関する
発明の米国特許第4313124号明細書に記載されて
いる条件を採用すると、さらに優れた記録を行うことが
できる。
【0028】記録ヘッドの構成としては、上述の各明細
書に開示されているような吐出口,液路,電気熱変換体
の組合せ構成(直線状液流路または直角液流路)の他に
熱作用部が屈曲する領域に配置されている構成を開示す
る米国特許第4558333号明細書,米国特許第44
59600号明細書を用いた構成も本発明に含まれるも
のである。加えて、複数の電気熱変換体に対して、共通
するスリットを電気熱変換体の吐出部とする構成を開示
する特開昭59−123670号公報や熱エネルギの圧
力波を吸収する開孔を吐出部に対応させる構成を開示す
る特開昭59−138461号公報に基いた構成として
も本発明の効果は有効である。すなわち、記録ヘッドの
形態がどのようなものであっても、本発明によれば記録
を確実に効率よく行うことができるようになるからであ
る。
【0029】さらに、記録装置が記録できる記録媒体の
最大幅に対応した長さを有するフルラインタイプの記録
ヘッドに対しても本発明は有効に適用できる。そのよう
な記録ヘッドとしては、複数記録ヘッドの組合せによっ
てその長さを満たす構成や、一体的に形成された1個の
記録ヘッドとしての構成のいずれでもよい。
【0030】加えて、上例のようなシリアルタイプのも
のでも、装置本体に固定された記録ヘッド、あるいは装
置本体に装着されることで装置本体との電気的な接続や
装置本体からのインクの供給が可能になる交換自在のチ
ップタイプの記録ヘッド、あるいは記録ヘッド自体に一
体的にインクタンクが設けられたカートリッジタイプの
記録ヘッドを用いた場合にも本発明は有効である。
【0031】また、本発明の記録装置の構成として、記
録ヘッドの吐出回復手段、予備的な補助手段等を付加す
ることは本発明の効果を一層安定できるので、好ましい
ものである。これらを具体的に挙げれば、記録ヘッドに
対してのキャッピング手段、クリーニング手段、加圧或
は吸引手段、電気熱変換体或はこれとは別の加熱素子或
はこれらの組み合わせを用いて加熱を行う予備加熱手
段、記録とは別の吐出を行なう予備吐出手段を挙げるこ
とができる。
【0032】また、搭載される記録ヘッドの種類ないし
個数についても、例えば単色のインクに対応して1個の
みが設けられたものの他、記録色や濃度を異にする複数
のインクに対応して複数個数設けられるものであっても
よい。すなわち、例えば記録装置の記録モードとしては
黒色等の主流色のみの記録モードだけではなく、記録ヘ
ッドを一体的に構成するか複数個の組み合わせによるか
いずれでもよいが、異なる色の複色カラー、または混色
によるフルカラーの各記録モードの少なくとも一つを備
えた装置にも本発明は極めて有効である。
【0033】さらに加えて、以上説明した本発明実施例
においては、インクを液体として説明しているが、室温
やそれ以下で固化するインクであって、室温で軟化もし
くは液化するものを用いてもよく、あるいはインクジェ
ット方式ではインク自体を30℃以上70℃以下の範囲
内で温度調整を行ってインクの粘性を安定吐出範囲にあ
るように温度制御するものが一般的であるから、使用記
録信号付与時にインクが液状をなすものを用いてもよ
い。加えて、熱エネルギによる昇温を、インクの固形状
態から液体状態への状態変化のエネルギとして使用せし
めることで積極的に防止するため、またはインクの蒸発
を防止するため、放置状態で固化し加熱によって液化す
るインクを用いてもよい。いずれにしても熱エネルギの
記録信号に応じた付与によってインクが液化し、液状イ
ンクが吐出されるものや、記録媒体に到達する時点では
すでに固化し始めるもの等のような、熱エネルギの付与
によって初めて液化する性質のインクを使用する場合も
本発明は適用可能である。このような場合のインクは、
特開昭54−56847号公報あるいは特開昭60−7
1260号公報に記載されるような、多孔質シート凹部
または貫通孔に液状又は固形物として保持された状態
で、電気熱変換体に対して対向するような形態としても
よい。本発明においては、上述した各インクに対して最
も有効なものは、上述した膜沸騰方式を実行するもので
ある。
【0034】さらに加えて、本発明インクジェット記録
装置の形態としては、コンピュータ等の情報処理機器の
画像出力端末として用いられるものの他、リーダ等と組
合せた複写装置、さらには送受信機能を有するファクシ
ミリ装置の形態を採るもの等であってもよい。
【0035】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、インクヘッド部の同一ノズルから吐出される
インクの主滴と副滴相互の着弾位置のずれ量が比較的小
となる走査、または着弾位置が同じになる走査では、先
行して吐出されたインクの上に処理液を吐出し、一方、
上記ずれ量が比較的大となる走査または着弾位置が異な
る走査では、先行して吐出された処理液の上にインクを
吐出するので、前者の走査で形成されるインクドット
は、主滴と副滴が重なって着弾するとともに処理液が着
弾する前にドットの拡がりを形成でき、比較的大きなド
ットとなり、一方、後者の場合は着弾するインクは直ち
に処理液と反応するのでドットの拡がりはないが、主滴
と副滴はずれて着弾するので、前者の場合と同様の面積
のドットを形成できる。
【0036】この結果、往復印字における印字品位の差
を解消して高品位の記録を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)および(b)は、本発明の一実施形態の
往復印字においてそれぞれインクが処理液より先および
後に吐出される走査における吐出と着弾の様子を示す図
である。
【図2】(a)および(b)は、それぞれ図1(a)お
よび(b)に示す場合におけるドット形成を示す模式図
である。
【図3】(a)および(b)は、従来の往復印字におけ
るそれぞれの走査方向とインク吐出とその着弾の様子を
説明する図である。
【図4】(a)および(b)は、従来の往復印字におい
て処理液が先に吐出される場合とインクが先に吐出され
る場合のそれぞれにおけるドット形成を示す模式図であ
る。
【図5】記録ヘッドのインク吐出における主滴と副滴の
生成を示す模式図である。
【図6】本発明のインクジェット記録装置の一実施形態
に係るプリンタの主要構成を示す斜視図である。
【図7】上記プリンタで用いられる記録ヘッドを吐出口
面側からみた模式図である。
【符号の説明】
3 ヒータ 4 気泡 11 ヘッドカートリッジ 12a インクタンク(処理液用) 12b インクタンク(インク用) 13 キャリッジ 14 搬送ローラ 15 ガイド軸 16 記録紙(記録媒体) 17 インク排出口 18 キャップ 19 記録ヘッド部 19a ノズル列(処理液) 19b ノズル列(インク) Da1 インクの主滴(主滴と副滴が重なる場合) Da2 インクの副滴(主滴と副滴が重なる場合) Db1 インクの主滴(主滴と副滴が重ならない場合) Db2 インクの副滴(主滴と副滴が重ならない場合) Sa 処理液の液滴 Sb 処理液の液滴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41J 2/01 B41J 2/05 B41J 29/00

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクを吐出するためのノズルを有する
    インクヘッド部およびインク中の色材を不溶化又は凝
    集させる処理液を吐出するためのノズルを有する処理液
    ヘッド部を用い、前記インクヘッド部および処理液ヘッ
    ド部から記録媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出
    して記録を行うインクジェット記録装置であって、 前記インクヘッド部および前記処理液ヘッド部前記
    録媒体に対して往復走査させる走査手段と、前記インクと処理液の前記記録媒体に対する吐出順序が
    前記走査手段による往走査時と復走査時とで異なるよう
    に前記インクおよび処理液を吐出する手段 とを備え、前記記録媒体上において前記インクと前記処理液とが重
    なることで形成されるドットの面積が前記往走査時と前
    記復走査時とでほぼ同じになるように、(a)前記往走
    査および復走査のうち、前記インクヘッド部のノズルか
    ら吐出されるインクの主滴と、前記主滴に続いて該主滴
    と同一ノズルから吐出される副滴との着弾位置のズレ量
    が比較的小となる走査では、前記記録媒体上に先行して
    吐出されたインク上に処理液を吐出し、(b)前記往走
    査および復走査のうち、前記主滴と前記副滴との着弾位
    置のズレ量が比較的大となる走査では、前記記録媒体上
    に先行して吐出された処理液上にインクを吐出する こと
    を特徴とするインクジェット記録装置。
  2. 【請求項2】 インクを吐出するためのノズルを有する
    インクヘッド部および該インク中の色材を不溶化又は凝
    集させる処理液を吐出するためのノズルを有する処理液
    ヘッド部を用い、前記インクヘッド部および処理液ヘッ
    ド部から記録媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出
    して記録を行うインクジェット記録装置であって、 前記インクヘッド部および前記処理液ヘッド部を前記記
    録媒体に対して往復走査させる走査手段と、 前記インクと処理液の前記記録媒体に対する吐出順序が
    前記走査手段による往走査時と復走査時とで異なるよう
    に前記インクおよび処理液を吐出する手段とを備え、 前記記録媒体上において前記インクと前記処理液とが重
    なることで形成されるドットの面積が前記往走査時と前
    記復走査時とでほぼ同じになるように、(a)前記往走
    査および復走査のうち、前記インクヘッド部のノズルか
    ら吐出されるインクの主滴と、前記主滴に続いて該主滴
    と同一ノズルから吐出される副滴とが同じ位置に着弾す
    る走査では、前記記録媒体上に先行して吐出されたイン
    ク上に処理液を吐出し、(b)前記往走査および復走査
    のうち、前記主滴と前記副滴とが異なる位置に着弾する
    走査では、前記記録媒体上に先行して吐出された処理液
    上にインクを吐出することを特徴とするインクジェット
    記録装置。
  3. 【請求項3】 前記インクヘッド部および前記処理液ヘ
    ッド部は、熱エネルギーを利用してそれぞれインクおよ
    び処理液に気泡を生じさせ、該気泡の圧力によってそれ
    ぞれインクおよび処理液を吐出することを特徴とする請
    求項1または2に記載のインクジェット記録装置。
  4. 【請求項4】 インクを吐出するためのノズルを有する
    インクヘッド部および該インク中の色材を不溶化又は凝
    集させる処理液を吐出するためのノズルを有する処理液
    ヘッド部を用い、前記インクヘッド部および処理液ヘッ
    ド部から記録媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出
    して記録を行うインクジェット記録方法であって、 前記インクヘッド部および前記処理液ヘッド部を前記記
    録媒体に対して往復走査させる走査工程と、 前記インクと処理液の前記記録媒体に対する吐出順序が
    前記走査工程における往走査時と復走査時とで異なるよ
    うに前記インクおよび処理液を吐出する吐出工程とを備
    え、 前記吐出工程では、前記記録媒体上において前記インク
    と前記処理液とが重なることで形成されるドットの面積
    が前記往走査時と前記復走査時とでほぼ同じになるよう
    に、(a)前記往走査および復走査のうち、前記インク
    ヘッド部のノズルから吐出されるインクの主滴と、前記
    主滴に続いて該主滴と同一ノズルから吐出される副滴と
    の着弾位置のズレ量が比較的小となる走査では、前記記
    録媒体上に先行して吐出されたインク上に処理液を吐出
    し、(b)前記往走査および復走査のうち、前記主滴と
    前記副滴との着弾位置のズレ量が比較的大となる走査で
    は、前記記録媒体上に先行して吐出された処理液上にイ
    ンクを吐出することを特徴とするインクジェット記録方
    法。
  5. 【請求項5】 インクを吐出するためのノズルを有する
    インクヘッド部および該インク中の色材を不溶化又は凝
    集させる処理液を吐出するためのノズルを有する処理液
    ヘッド部を用い、前記インクヘッド部および処理液ヘッ
    ド部から記録媒体に対し前記インクおよび処理液を吐出
    して記録を行うインクジェット記録方法であって、 前記インクヘッド部および前記処理液ヘッド部を前記記
    録媒体に対して往復走査させる走査工程と、 前記インクと処理液の前記記録媒体に対する吐出順序が
    前記走査工程における往走査時と復走査時とで異なるよ
    うに前記インクおよび処理液を吐出する吐出工程とを備
    え、 前記吐出工程では、前記記録媒体上において前記インク
    と前記処理液とが重なることで形成されるドットの面積
    が前記往走査時と前記復走査時とでほぼ同じになるよう
    に、(a)前記往走査および復走査のうち、前記インク
    ヘッド部のノズルから吐出されるインクの主滴と、前記
    主滴に続いて該主滴と同一ノズルから吐出される副滴と
    が同じ位置に着弾する走査では、前記記録媒体上に先行
    して吐出されたインク上に処理液を吐出し、(b)前記
    往走査および復走査のうち、前記主滴と前記副滴とが異
    なる位置に着弾する走査では、前記記録媒体上に先行し
    て吐出された処理液上にインクを吐出することを特徴と
    するインクジェット記録方法。
  6. 【請求項6】 前記インクヘッド部および前記処理液ヘ
    ッド部は、熱エネルギーを利用してそれぞれインクおよ
    び処理液に気泡を生じさせ、該気泡の圧力によってそれ
    ぞれインクおよび処理液を吐出することを特徴とする請
    求項4または5に記載のインクジェット記録方法。
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