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JP3172745U - 筆記具用または筆記具部品用の梱包箱 - Google Patents

筆記具用または筆記具部品用の梱包箱 Download PDF

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JP3172745U
JP3172745U JP2011006180U JP2011006180U JP3172745U JP 3172745 U JP3172745 U JP 3172745U JP 2011006180 U JP2011006180 U JP 2011006180U JP 2011006180 U JP2011006180 U JP 2011006180U JP 3172745 U JP3172745 U JP 3172745U
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JP
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Application number
JP2011006180U
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久明 小島
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Pilot Ink Co Ltd
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Pilot Ink Co Ltd
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Abstract

【課題】輸送時の衝撃や荷扱い時の落下衝撃で、梱包物品の筆記具または筆記具用部品が損傷したり、梱包物品の筆記具やインキカートリッジの内部のインキが外部に漏出したりするおそれがない、筆記具用または筆記具部品用の梱包箱を提供する。
【解決手段】直方体形状の箱本体2の内部に、互いに直交する複数の仕切板よりなる区画部材3を収容する。区画部材3によって梱包物品を収容するための複数の収容室6を設ける。各々の収容室6が上側開口部及び下側開口部を備える。各々の収容室6の上側開口部及び下側開口部を蓋部材4の蓋板41で塞ぐ。箱本体2の側板21内面と区画部材3の側面との間に緩衝空間7を設ける。箱本体2の上板22内面と蓋板41との間に緩衝空間7を設ける。箱本体2の下板内面と蓋板41との間に緩衝空間7を設ける。蓋部材4が、長方形形状の蓋板41と蓋板41の各辺に連設された脚片42とからなる。
【選択図】図1

Description

本考案は、筆記具用または筆記具部品用の梱包箱に関する。
従来、特許文献1には、複数の筆記具を紙製の収納箱に収容し、前記紙製の収納箱の複数個を直方体形状に集積し、その外周面をフィルムによって集合包装してなる筆記具梱包体が開示されている。
特開平10−7177号公報
前記従来の構造は、輸送時の衝撃や荷扱い時の落下衝撃で、梱包物品の筆記具または筆記具用部品が損傷したり、あるいは、筆記具のキャップやインキカートリッジの蓋が外れ、筆記具やインキカートリッジの内部のインキが外部に漏出したりするおそれがある。
本考案は前記従来の問題点を解決するものであって、輸送時の衝撃や荷扱い時の落下衝撃で、梱包物品の筆記具または筆記具用部品が損傷したり、梱包物品の筆記具やインキカートリッジの内部のインキが外部に漏出したりするおそれがない、筆記具用または筆記具部品用の梱包箱を提供しようとするものである。
本願の第1の考案は、直方体形状の箱本体2の内部に、互いに直交する複数の仕切板31,32,33よりなる区画部材3を収容し、前記区画部材3によって梱包物品8を収容するための複数の収容室6を設け、前記各々の収容室6が上側開口部及び下側開口部を備え、前記各々の収容室6の上側開口部及び下側開口部を蓋部材4の蓋板41で塞ぎ、前記箱本体2の側板21内面と前記区画部材3の側面との間に緩衝空間7を設け、前記箱本体2の上板22内面と前記蓋板41との間に緩衝空間7を設け、前記箱本体2の下板23内面と前記蓋板41との間に緩衝空間7を設けたことを要件とする。
前記第1の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1は、箱本体2の側板21内面と区画部材3の側面との間に緩衝空間7を設け、箱本体2の上板22内面と蓋板41との間に緩衝空間7を設け、箱本体2の下板23内面と蓋板41との間に緩衝空間7を設けたこと(即ち、箱本体2の全内面と収容室6との間に緩衝空間7を設けたこと)により、輸送時の衝撃や荷扱い時の落下衝撃で、梱包物品8の筆記具または筆記具用部品が損傷したり、梱包物品8の筆記具やインキカートリッジの内部のインキが外部に漏出したりするおそれがない。
本願の第2の考案は、前記第1の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1において、前記蓋部材4が、長方形形状の蓋板41と該蓋板41の各辺に連設された脚片42とからなり、前記蓋部材4を前記収容室6の上側開口部及び下側開口部に嵌入した際、前記蓋板41に対して前記各々の脚片42が折れ曲がり、前記収容室6の上側開口部を塞ぐ蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記箱本体2の上板22内面に当接し、前記収容室6の下側開口部を塞ぐ蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記箱本体2の下板23内面に当接してなることを要件とする。
前記第2の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1は、箱本体2の上板22内面と蓋板41との間、及び箱本体2の下板23内面と蓋板41との間に、確実に緩衝空間7を形成できる。
本願の第3の考案は、前記第2の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1において前記区画部材3の複数を上下に積み重ね、上側の区画部材3と下側の区画部材3との間に、中板5を配置し、前記上側の区画部材3により形成される収容室6の下側開口部を前記蓋部材4の蓋板41で塞ぎ、前記下側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部を前記蓋部材4の蓋板41で塞ぎ、前記上側の区画部材3により形成される収容室6の下側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記中板5上面に当接し、前記下側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記中板5下面に当接してなることを要件とする。
前記第3の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1は、複数の区画部材3を上下に積み重ねては箱本体2内に収容したことにより、収容室6が増加し、箱本体2内への梱包物品8の収容量を増加させることができる。
本願の第4の考案は、前記第1、第2または第3の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1において、前記梱包物品8が、複数の筆記具または複数の筆記具用部品を収容した袋からなり、前記袋が緩衝材からなることを要件とする。
前記第4の考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1は、多量の筆記具及び多量の筆記具部品を低コストで輸送でき、しかも、輸送時や荷扱い時の衝撃から梱包物品を、より一層保護することができる。尚、前記筆記具または筆記具部品は、複数個が袋内にランダムに収容されることが有効であり、それにより、梱包作業が迅速となる。
本考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱は、輸送時の衝撃や荷扱い時の落下衝撃で、梱包物品の筆記具または筆記具用部品が損傷したり、梱包物品の筆記具の内部インキやインキカートリッジの内部のインキが外部に漏出したりするおそれがない。
本考案の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱1の実施の形態を、図1乃至図4に示す。
本実施の形態の梱包箱1は、箱本体2と、区画部材3と、蓋部材4と、中板5とからなる。
・箱本体
前記箱本体2は、直方体形状を有し、4枚の側板21と上板22と下板23とから構成される。前記上板22、前記下板23の各々は、長方形形状の4枚のフラップから構成される。前記側板21、前記上板22、及び前記下板23は、段ボール板から形成される。前記段ボール板は、衝撃吸収性が向上する点で強化段ボールの板からなることが好ましい。前記強化段ボールは、例えば、段ボールの原紙の坪量を増加させたもの、中芯を樹脂により貼り合わせたもの、ライナーの表面または裏面に樹脂を塗布したもの、段ボールシートを複数層、貼り合わせたものが挙げられる。
・区画部材
前記区画部材3は、第1の仕切板31と第2の仕切板32と第3の仕切板33とから構成される。前記第1の仕切板31、前記第2の仕切板32、及び前記第3の仕切板33は、全て長方形形状の段ボール板(例えば強化段ボール板)から形成される。前記第1の仕切板31と前記第2の仕切板32は、同一の長手寸法を有し、等間隔に3箇所、切り込みが設けられる。前記第2の仕切板32は、第1の仕切板31よりも幅寸法が小さく形成される。前記第3の仕切板33は、等間隔に4箇所、切り込みが設けられる。前記第1の仕切板31及び前記第2の仕切板32が、前記第3の仕切板33に対して直交するよう、各々の切り込みでかみ合わせて組み立てられ、一つの格子状の区画部材3が構成される。
前記一つの区画部材3は、2枚の第1の仕切板31と、2枚の第2の仕切板32と、3枚の第3の仕切板33とからなる。前記2枚の第1の仕切板31は、前記第3の仕切板33の各々の4つの切り込みの中の両端の2つの切り込みに挿入される。前記2枚の第2の仕切板32は、前記第3の仕切板33の各々の4つの切り込みの中の残りの2つの切り込みに挿入される。
・収容室
前記一つの区画部材3によって、梱包物品8を収容可能な複数の収容室6が形成される。具体的には、6つの収容室6が区画形成される。前記収容室6の各々は、上下方向に開口される。即ち、前記収容室6の各々は、上側開口部及び下側開口部を備える。
・蓋部材
前記蓋部材4は、長方形形状の蓋板41と、該蓋板41の各片に一体に連設される長方形形状の脚片42とからなる。前記蓋部材4は段ボール板(例えば強化段ボール板)から形成される。前記一つの蓋部材4は、第1の仕切板31と第3の仕切板33とによって囲まれた3つの収容室6の上側開口部に嵌入されることにより、前記一つの蓋部材4の蓋板41で、3つの収容室6の上側開口部を塞ぐことができる。同様に、前記一つの蓋部材4は、第1の仕切壁と第3の仕切板33とによって囲まれた3つの収容室6の下側開口部に嵌入されることにより、前記一つの蓋部材4の蓋板41で、3つの収容室6の下側開口部を塞ぐことができる。
前記蓋板41には、二つの窓孔43が設けられる。それにより、蓋部材4の容易な取り外し及び内部の梱包物品8の視認が可能となる。
・中板
本実施の形態では、前記区画部材3は、2組、用意され、上下に積み重ねるように、箱本体2内部に収容される。前記上側の区画部材3と、前記下側の区画部材3との間には、中板5が配置される。前記上側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部及び下側開口部の各々が、蓋部材4の蓋板41で塞がれ、且つ、前記下側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部及び下側開口部の各々が、蓋部材4の蓋板41で塞がれる。本実施の形態では、8枚の蓋部材4が用意される。
・緩衝空間
前記2組の区画部材3を、前記箱本体2の内部に収容すると、各々の区画部材3の第1の仕切板31、第2の仕切板32、及び第3の仕切板33の長手方向の両端部が、箱本体2の側板21の内面に当接される。そして、前記箱本体2の側板21の内面と前記各々の区画部材3の側面(即ち、第1の仕切板31の側面、及び第3の仕切板33の側面)との間に緩衝空間7が形成される。
前記上側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して略直角に折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記箱本体2の上板22内面に当接される。それにより、前記箱本体2の上板22内面と前記蓋板41との間に、緩衝空間7が確実に設けられる。
前記上側の区画部材3により形成される収容室6の下側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して略直角に折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記中板5上面に当接される。それにより、前記中板5上面と前記蓋板41との間に、緩衝空間7が確実に設けられる。
前記下側の区画部材3により形成される収容室6の上側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して略直角に折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記中板5下面に当接される。それにより、前記中板5下面と前記蓋板41との間に、緩衝空間7が確実に設けられる。
前記下側の区画部材3により形成される収容室6の下側開口部に蓋部材4を嵌入した際、その蓋部材4の各々の脚片42が蓋板41に対して略直角に折れ曲がり、その蓋部材4の各々の脚片42の端部が、前記箱本体2の下板23内面に当接される。それにより、前記箱本体2の下板23内面と前記蓋板41との間に、緩衝空間7が確実に設けられる。
・梱包物品
前記梱包物品8は、複数の筆記具または複数の筆記具用部品を収容した袋からなる。前記袋は、緩衝材からなる。前記緩衝材は、例えば、プラスチック気泡シート、プラスチック発泡シート等が挙げられる。前記筆記具または筆記具部品の複数個は、前記袋の内部にランダムに収容される。尚、前記筆記具は、例えば、マーキングペン、ボールペン、サインペン、万年筆、鉛筆、シャープペンシル等が挙げられる。前記筆記具部品は、インキカートリッジ、ボールペンレフィル、シュープペンシル用替え芯、キャップ、ペン先、軸筒、クリップ等が挙げられる。
尚、本考案で、直方体とは、立方体を含む。尚、本考案で、長方形とは、正方形を含む。
本考案の実施の形態の上板を開放させ、蓋部材を取り外した状態を示す斜視図である。 本考案の実施の形態の上板を省略した平面図である。 図2のA−A線断面図である。 図2の蓋部材を取り外した状態の平面図である。
1 梱包箱
2 箱本体
21 側板
22 上板
23 下板
3 区画部材
31 第1の仕切板
32 第2の仕切板
33 第3の仕切板
4 蓋部材
41 蓋板
42 脚片
43 窓孔
5 中板
6 収容室
7 緩衝空間
8 梱包物品

Claims (4)

  1. 直方体形状の箱本体の内部に、互いに直交する複数の仕切板よりなる区画部材を収容し、前記区画部材によって梱包物品を収容するための複数の収容室を設け、前記各々の収容室が上側開口部及び下側開口部を備え、前記各々の収容室の上側開口部及び下側開口部を蓋部材の蓋板で塞ぎ、前記箱本体の側板内面と前記区画部材の側面との間に緩衝空間を設け、前記箱本体の上板内面と前記蓋板との間に緩衝空間を設け、前記箱本体の下板内面と前記蓋板との間に緩衝空間を設けたことを特徴とする筆記具用または筆記具部品用の梱包箱。
  2. 前記蓋部材が、長方形形状の蓋板と該蓋板の各辺に連設された脚片とからなり、前記蓋部材を前記収容室の上側開口部及び下側開口部に嵌入した際、前記蓋板に対して前記各々の脚片が折れ曲がり、前記収容室の上側開口部を塞ぐ蓋部材の各々の脚片の端部が、前記箱本体の上板内面に当接し、前記収容室の下側開口部を塞ぐ蓋部材の各々の脚片の端部が、前記箱本体の下板内面に当接してなる請求項1記載の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱。
  3. 前記区画部材の複数を上下に積み重ね、上側の区画部材と下側の区画部材との間に、中板を配置し、前記上側の区画部材により形成される収容室の下側開口部を前記蓋部材の蓋板で塞ぎ、前記下側の区画部材により形成される収容室の上側開口部を前記蓋部材の蓋板で塞ぎ、
    前記上側の区画部材により形成される収容室の下側開口部に蓋部材を嵌入した際、その蓋部材の各々の脚片が蓋板に対して折れ曲がり、その蓋部材の各々の脚片の端部が、前記中板上面に当接し、
    前記下側の区画部材により形成される収容室の上側開口部に蓋部材を嵌入した際、その蓋部材の各々の脚片が蓋板に対して折れ曲がり、その蓋部材の各々の脚片の端部が、前記中板下面に当接してなる請求項2記載の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱。
  4. 前記梱包物品が、複数の筆記具または複数の筆記具用部品を収容した袋からなり、前記袋が緩衝材からなる請求項1、2または3記載の筆記具用または筆記具部品用の梱包箱。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2017001719A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 三菱電機株式会社 内部保持材および梱包装置

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