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JP3170612B2 - 重量物の移動支持装置 - Google Patents

重量物の移動支持装置

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Publication number
JP3170612B2
JP3170612B2 JP18324690A JP18324690A JP3170612B2 JP 3170612 B2 JP3170612 B2 JP 3170612B2 JP 18324690 A JP18324690 A JP 18324690A JP 18324690 A JP18324690 A JP 18324690A JP 3170612 B2 JP3170612 B2 JP 3170612B2
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JP
Japan
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heavy object
frame
movable
cam
slide
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JP18324690A
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JPH0471903A (ja
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久満 浜村
清春 浅井
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Otsuka Chemical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は重量物の移動支持装置、特に、重量物の荷重
支持体としての可動シューを重量物設置面に対し、カム
機構によって押し下げて、重量物をその設置面から上げ
る重量物の移動支持装置に関する。
本発明に係る重量物としては、たんす、食器棚、本
棚、キャビネット、ロッカー等の収納家具、竪型ピア
ノ、自動販売機、装飾または展示設置物等が挙げられ
る。
従来の技術とその問題点 近時、収納家具等重量物の移動支持装置として、重量
物設置面に対する押し下げ、元位置への持上げが可能
な、重量物荷重支持体としてのキャスタを、重量物の台
輪で囲まれた空所に配置したものが提案された。しかし
従来の装置は、垂直面上で回動される手動のレバーでキ
ャスタを押し下げる構成になっており、次の問題があ
る。
重量物の台輪で囲まれた空間は限られた扁平な空間で
ある。たんす等重量物の実用上の便宜さ及び/又は外観
を考慮して、前記手動レバーを台輪の内空に配置するに
は、該レバーを台輪内空の扁平さに対応する短いものに
する必要があって、手動レバーで重量物を設置面から上
げるには、可成りの力を必要とする。
弱い力で重量物を設置面から上げるべく、手動レバー
を長くすると、その操作部が台輪の内空を超えて延びる
長さとなり、当該手動レバー操作部のために、たんす等
重量物の主体部分の容量が縮小されることを余儀なくさ
れる。
本発明の目的は、設置面から重量物を上げるための可
動シューの押し下げをカム機構によってたんす等の比較
的奥行きの短いものについても、旨く行い得る重量物の
移動支持装置を提供するにある。
問題点を解決するための手段 上記目的を達成するため、本発明は次の構成をとって
いる。
即ち本発明は、重量物の下面が開放する裾部内空に配
置される重量物の移動支持装置において、該装置は、 前記重量物の間口方向両端部寄りの各箇所において前
記裾部内空内で重量物奥行き方向に延びる固定フレーム
と、 前記各固定フレームに対し重量物奥行き方向に並んで
設けられたスライドフレームと、 重量物間口方向端部寄りの各箇所において、重量物奥
行き方向に並んだ前記スライドフレームが両側から圧接
し、重量物間口方向に一体的に摺動可能であり、一方向
への摺動により前記スライドフレームを相互に遠ざける
ようにスライドさせる摺動カムと、 前記固定フレームに対し上下動可能に装着された可動
フレームと、 前記スライドフレームの摺動に伴って前記可動フレー
ムを上下動させるように両フレームを回動可能な結節点
を介して連結し、前記スライドフレームの相互に遠ざか
るスライドの際に前記可動フレームを下降動させるリン
クと、 前記可動フレームに装着された可動シューとを備え、 前記可動フレームの下降動、上昇動につれ前記可動シ
ューが重量物の裾部内空に対し出,没するようにされて
いることを特徴とする重量物の移動支持装置に係る。
実 施 例 次に本発明の態様例を示す添付図面を参照して、本発
明を説明する。
図で(1)が重量物(図示せず)の下面が開放する裾
部空所(2)である台輪(3)の内空にて重量物に取り
付けられる固定フレームである。台輪(3)は、第1図
の上下方向である重量物の間口方向に長い長方形になっ
ている。固定フレーム(1)は、台輪(3)に結合され
る左右脚板(1a)(1a)が下方へ延びる長方形で下向き
のトレイ状の形態を有する。固定フレーム(1)は、台
輪(3)の間口方向の各端寄り個所に、第1、2図の左
右に長手方向が向くようにして、取り付ける。
前記固定フレーム(1)に、第1図の左右方向である
重量物の奥行き方向に前後スライドし得るスライドフレ
ーム(4)を左右対称状に備える。また固定フレーム
(1)に、前記スライドフレーム(4)(4)の前後ス
ライドで、フレーム(1)側端寄りの連結リンク(5)
(5)、(5)(5)を通じ上下に駆動される可動フレ
ーム(6)を設ける。スライドフレーム(4)(4)
は、第1、2図の左右方向に延びる且つフランジが上向
きのチャンネル形の形態を有する。前記連結リンク
(5)(5)、(5)(5)の可動フレーム(6)との
結節点側と反対側の結節点の軸(7)(7)、(7)
(7)は、スライドフレーム(4)(4)から延びて、
固定フレーム(1)の前、後壁(1b)(1b)の横長穴
(8)(8)、(8)(8)を摺動自在に貫通してい
る。可動フレーム(6)は、固定フレーム(1)の脚板
(1a)(1a)から内方に突出し且つ上下に延びる壁板
(9)(9)、(9)(9)ならびにフレーム(6)端
側の溝(10)、(10)による滑り嵌めの下に、固定フレ
ーム(1)と組み合わさってっいる。
(11)はカム曲縁(11a)が重量物の間口方向に延び
ている摺動カムで、カム(11)は横断面下向きの横コの
字状の形状を有する。カム(11)はスライドフレーム
(4)(4)の入力側の端(第1、2図で内側の端)相
当個所にて固定フレーム(1)に設ける。カム(11)
は、重量物間口方向の一方の端部配置のスライドフレー
ム(4)(4)の組についてのものと、他方の端部配置
のスライドフレーム(4)(4)の組についてのものと
が、一体に結合されており(第3図参照)、その両方の
カム(11)(11)が一緒に、重量物間口方向へ前後動可
能である。カム(11)は、固定フレーム(1)の壁(1
b)に形成された開口(12)に摺動自在に嵌っている。
今一つの壁(1b)にも、カム(11)が嵌り得る開口(1
2′)が形成されている。カム(11)は、壁(1b)に形
成された溝(13)に摺動自在に嵌った、第1図上下方向
に延びる、且つカム(11)と一体の滑り板(14)を有す
る。
カム曲縁(11a)には、スライドフレーム(4)の実
質的な端部である、カム従動子としてのころ(15)をス
プリング(16)による付勢の下に圧接せしめる。ころ
(15)は下端側がスライドフレーム(4)に結合され、
上端側が固定フレーム(1)上に取り付けの第1図左右
方向の長穴(18)付きの支持プレート(17)に、ころ
(15)のフランジ部(19)で吊架される。前記長穴(1
8)は、スライドフレーム(4)のころ(15)の所要方
向への動きに即応させるためのもので、ころ(15)の所
要部位が該長穴(18)に嵌っている。
図示の場合、上記ころ(15)のカム曲縁(11a)に対
する圧接が、カム曲縁(11a)についてのスライドフレ
ーム(4)の伝動上の連接をなしているが、これは好ま
しい一例に過ぎず、他の適当な連接形式をとることを妨
げない。
カム(11)の駆動源は、モータ(M)を有利に適用で
きる。該モータ(M)は、重量物間口方向に並ぶ二つの
カム(11)(11)の連結ロッド(20)(20)に介設され
たギヤヘッド(21)を有する。カム(11)は手動レバー
(図示せず)、より好ましくは手動のトグルリンク機構
(図示せず)により駆動するようにしてもよい。
(22)は重量物の荷重支持体としての可動シューで、
可動シュー(22)はキャスタを有利に適用できる。可動
シュー(22)は、可動フレーム(6)が上昇した態様下
で、重量物の裾部空所(2)内に引っ込んだ状態となる
のに即応する上下寸法を有する。可動シュー(22)は可
動フレーム(6)の第1、2図で左右端寄り部に取り付
ける。
重量物の移動支持装置(A)の可動シュー(22)(2
2)が引っ込んだ状態(第2図)にあって、カム(11)
を第1図の上方へ移動させると、該カム(11)によりこ
ろ(15)(15)を通じ、左右のスライドフレーム(4)
(4)が相互に遠去かる方向へスライドされる。する
と、スライドフレーム(4)(4)の当該スライドによ
り連結リンク(5)(5)、(5)(5)が起立状態と
なる方向へ回動変位され、該リンクを通じ、可動フレー
ム(6)が下がり、それにつれ可動シュー(22)(22)
も下がる。可動シュー(22)(22)が重量物の設置面
(イ)に当った後は、カム(11)の第1図上方移動で、
スライドフレーム(4)(4)、連結リンク(5)
(5)、(5)(5)を作動媒体として、固定フレーム
(1)が重量物と共に押し上げられる。こうして、重量
物が設置面(イ)より上げられる。連結リンク(5)
(5)、(5)(5)は、いわゆる思案点を少し超えた
位置まで変位するよう、設計しておくことが好ましい。
スライドフレーム(4)を作動させる、つまり重量物
を押し上げるためのカム曲縁(11a)が重量物の間口方
向に延び且つ当該間口方向に移動して作動する構成を有
する。たんす等の奥行きの比較的短い重量物でも間口は
広い。従って、カム(11)は所要の働きをするに足る長
いものを適用できる。このため、カム曲縁(11a)のカ
ム(11)前進方向に対する傾斜角度が急勾配になったカ
ム(11)を利用して、重量物を設置面(イ)から上げる
のに必要とする距離、スライドフレーム(4)をスライ
ドさせ得る。カム曲縁(11a)の傾斜角が急勾配な程、
カム(11)を駆動する力は小さくてすむ。
即ち、本発明では手動でも可動シューを押し下げて重
量物を押し上げる場合でも、これを容易に行うことを可
能にする。しかも、これをたんす等の比較的奥行きの短
かいものについても、旨く発揮させる。
重量物を設置面(イ)から上げた状態、つまり可動シ
ュー(22)(22)を設置面(イ)に対し押し下げた状態
で、該シュー(22)(22)の可動性の下、重量物を容易
に設置面(イ)上を移動させることができる。
発明の効果 上記の如く本発明は、設置面から重量物を上げるため
の可動シューの押し下げを、カム機構によってたんす等
の比較的奥行きの短かいものについても、旨く行い得
る。
また本発明において、可動シューを押し下げる原動体
である摺動カム、カム従動体であるスライドフレーム
は、前者が重量物の間口方向、後者が奥行き方向と何れ
も水平方向に移動する形式であるため、可動シューを重
量物に対し出没させる機構をたんす等重量物の裾部内空
という限られた扁平な空間で体現することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例を示す平面図、第2図は第1
図の装置の重量物側面から見た立面図、第3図は重量物
間口方向に並ぶ二つのカムの連結状態をカム駆動系の配
置状態と共に示す底面図である。 (1)……固定フレーム (2)……裾部空所 (3)……台輪 (4)……スライドフレーム (5)……連結リンク (6)……可動フレーム (11)……カム (11a)……カム曲縁 (15)……スライドフレームの入力端としてのころ (22)……可動シュー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 浅井 清春 大阪府大阪市東成区深江南1丁目6番23 号 ハンマーキャスター株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−269669(JP,A) 実開 昭63−67510(JP,U) 実公 昭49−10930(JP,Y1) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60B 33/00 - 33/06 A47B 91/06

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】重量物の下面が開放する裾部内空に配置さ
    れる重量物の移動支持装置において、該装置は、 前記重量物の間口方向両端部寄りの各箇所において前記
    裾部内空内で重量物奥行き方向に延びる固定フレーム
    と、 前記各固定フレームに対し重量物奥行き方向に並んで設
    けられたスライドフレームと、 重量物間口方向端部寄りの各箇所において、重量物奥行
    き方向に並んだ前記スライドフレームが両側から圧接
    し、重量物間口方向に一体的に摺動可能であり、一方向
    への摺動により前記スライドフレームを相互に遠ざける
    ようにスライドさせる摺動カムと、 前記固定フレームに対し上下動可能に装着された可動フ
    レームと、 前記スライドフレームの摺動に伴って前記可動フレーム
    を上下動させるように両フレームを回動可能な結節点を
    介して連結し、前記スライドフレームの相互に遠ざかる
    スライドの際に前記可動フレームを下降動させるリンク
    と、 前記可動フレームに装着された可動シューとを備え、 前記可動フレームの下降動、上昇動につれ前記可動シュ
    ーが重量物の裾部内空に対し出,没するようにされてい
    ることを特徴とする重量物の移動支持装置。
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US9644246B2 (en) 2011-05-11 2017-05-09 Tyk America, Inc. Degasser snorkel with serpentine flow path cooling
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