JP3169856B2 - マルチノード情報処理システム - Google Patents
マルチノード情報処理システムInfo
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Description
理システムに関し、特にノード構成を持つマルチノード
情報処理システムに関する。
は、ノード間で1対1にデータ転送を行うことを目的と
して用いられている。すなわち、複数のノードをノード
間ネットワークで接続したシステムでは、ノード間(実
際にはメモリ間)でデータ転送を行う場合、まず転送元
となるノードの演算処理装置から転送命令を発行し、こ
の演算処理装置の所属するノードのメモリから転送先と
なるノードのメモリへデータ転送を行っている。そし
て、もし複数のノードに同一のデータを転送(以下マル
チキャストと記す)する場合には、転送元ノードの演算
処理装置が、転送先となる各ノードと同数の転送命令を
発行し、この同数の転送に関する必要情報と転送データ
を自己の所属するノードのメモリから読み出し、転送先
ノードに対しシリアルに転送を行うようにしている。こ
の様子をタイムチャートに表示したものが図17であ
る。説明に使用するシステムの構成は、本発明の原理図
である図1を準用する。但しマルチキャスト制御部は使
用されない。ここでは、2つのノード1a,1bに対
し、5回の転送を行う場合のタイムチャートを示す。ま
ず、演算処理装置61のマルチキャスト命令の発行から
転送制御装置3の命令識別までにかかる時間をTi、パ
ラメータを共有メモリから読み出しローカルネットワー
クを介して転送制御装置3に転送する時間をTp、デー
タを共有メモリから読み出しローカルネットワークを介
して転送制御装置3に転送する時間をTd0、パラメータ
及びデータを転送元ノード1からノード間クロスバネッ
トワーク5に転送する時間をTd1、パラメータ及びデー
タをノード間クロスバネットワーク5から転送先ノード
2の転送制御装置4に転送する時間をTd2、転送先ノー
ド2において、データを共有メモリに書き込むまでに要
する時間をTd3、転送元ノードに終了報告を行うのに要
する時間をTe とする。
ば、特開平08−088627号公報に示されるもので
は、並列計算機システム内のプロセッサ間通信ネットワ
ークでの転送を行っており、まず、ネットワークを構成
する全てのノードをグループ化し、グループ内では自グ
ループ内のノードを経由し通信することで、複数のグル
ープに対し階層的にアドレスを付与する方法により目的
を達成する技術が記載されている。
ノード情報処理システムは、ノード間のマルチキャスト
を行う場合、転送先となる各ノードと同数の転送命令を
発行し、この命令と同数の転送に関する必要情報と転送
データを所属するノードのメモリから読み出すことが必
要となり、転送元の演算処理装置とメモリとこれらを接
続するネットワークとに、多くのオーバーヘッドを必要
とするため、システムとして性能低下を引き起こす可能
性があるという問題点がある。また、特開平08−08
8627号公報に示されるものでは、ネットワークに接
続されているノードがグループによる制約を受け、それ
ぞれのグループ単位に階層的にアドレスが付与されてい
るので、ノード間の通信で任意のノードにアクセスする
際に、対象のノードが属さないグループを経由する場合
があり、これがアクセス時間の増加及びネットワークの
負荷の増加を招き、これらがシステムの性能低下につな
がる可能性があるという問題点もある。
リに同一データの転送する場合に、演算処理装置に対す
る負荷の少ないマルチノード情報処理システムを提供す
ることにある。
モリに同一データの転送する場合に、任意のノードに対
しマルチキャストを可能にすることである。
報処理システムは、複数の演算処理装置と、前記演算処
理装置が共有し使用する共有メモリと、前記演算処理装
置のデータ転送要求に従ってデータ転送動作を制御する
転送制御装置と、前記演算処理装置と前記共有メモリと
前記転送制御装置とを相互に接続するローカルネットワ
ークとから成るノードの複数個を、ノード間クロスバネ
ットワークで相互に接続し任意のノード間でデータ転送
を行うマルチノード情報処理システムにおいて、前記任
意のノード内の演算処理装置から同一ノード内の転送制
御装置に対して送られてくる転送命令であるノード間デ
ータ転送命令内に自ノードから他の複数のノードへのデ
ータ転送を行うマルチキャスト命令を含むと共に、前記
マルチキャスト命令を受け複数のノードに対するマルチ
キャストを制御するマルチキャスト制御部を前記転送制
御装置内に設け、前記転送制御装置内に、前記演算処理
装置から送られてくる前記転送命令を解読する命令解読
部と、前記共有メモリに対するアクセスの際に論理アド
レスから物理アドレス変換を行うアドレス変換手段を含
み前記共有メモリへのアクセスを行う共有メモリアクセ
ス部と、前記共有メモリアクセス部から送られるシング
ルキャストおよびマルチキャストの転送制御用のデータ
を保持するデータ保持手段と前記共有メモリアクセス部
から送られる転送に必要な前記ノード数分の動作パラメ
ータを保持しアドレス生成を行うパラメータ保持手段と
自己の所属するノードが発行したマルチキャスト命令の
終了を監視するマルチキャスト終了監視手段および前記
データ保持手段と前記パラメータ保持手段と前記マルチ
キャスト終了監視手段とを制御するマルチキャスト制御
手段を含み複数のノードのに対するマルチキャストを制
御するマルチキャスト制御部と、シングルキャストおよ
びマルチキャストのノード間データ転送を行う際に論理
ノード番号から物理ノード番号に変換するノード番号変
換手段と他ノードからの自ノード内の前記共有メモリに
対するアクセスの終了を監視する共有メモリアクセス終
了監視手段と前記ノード間クロスバネットワークに対し
データを送出する転送手段および前記ノード番号変換手
段と前記共有メモリアクセス終了監視手段と前記転送手
段とを制御するデータ転送制御手段を含み自ノードと前
記ノード間クロスバネ ットワーク間のデータ転送を制御
するデータ転送制御部と、他ノードからのノード間デー
タ転送の情報を一時的に退避させる一時退避部と、前記
命令解読部と前記共有メモリアクセス部と前記マルチキ
ャスト部と前記データ転送制御部と前記一時退避部とを
制御する転送制御部とを設け、前記ノード間クロスバネ
ットワーク内に、転送先ノードへのデータ転送を制御す
るクロスバ制御部を設ける構成である。
は、前記パラメータ保持手段が、パラメータを保持する
1ワードのパラメータレジスタとアドレス生成を行う回
路とを有してもよい。
は、複数の演算処理装置と、前記演算処理装置が共有し
使用する共有メモリと、前記演算処理装置のデータ転送
要求に従ってデータ転送動作を制御する転送制御装置
と、前記演算処理装置と前記共有メモリと前記転送制御
装置とを相互に接続するローカルネットワークとから成
るノードの複数個を、ノード間クロスバネットワークで
相互に接続し任意のノード間でデータ転送を行うマルチ
ノード情報処理システムにおいて、前記任意のノード内
の演算処理装置から同一ノード内の転送制御装置に対し
て送られてくる転送命令であるノード間データ転送命令
内に自ノードから他の複数のノードへのデータ転送を行
うマルチキャスト命令を含むと共に、前記マルチキャス
ト命令を受け複数のノードに対するマルチキャストを制
御するマルチキャスト制御部を前記ノード間クロスバネ
ットワーク内に設け、前記転送制御装置内に、前記演算
処理装置から送られてくる前記転送命令を解読する命令
解読部と、前記共有メモリに対するアクセスの際に論理
アドレスから物理アドレス変換を行うアドレス変換手段
を含み前記共有メモリへのアクセスを行う共有メモリア
クセス部と、他ノードからの自ノード内の前記共有メモ
リに対するアクセスの終了を監視する共有メモリアクセ
ス終了監視手段と前記ノード間クロスバネットワークに
対しデータを送出する転送手段および前記共有メモリア
クセス終了監視手段と前記転送手段とを制御するデータ
転送制御手段を含み自ノードと前記ノード間クロスバネ
ットワーク間のデータ転送を制御するデータ転送制御部
と、他ノードからのノード間データ転送の情報を一時的
に退避させる一時退避部と、前記命令解読部と前記共有
メモリアクセス部と前記データ転送制御部と前記退避手
段とを制御する転送制御部とを設け、前記ノード間クロ
スバネットワーク内に、各ノードに1対1に対応する各
々のノードとのインタフェースを持つ複数のノード間転
送制御装置と、全てのノード間転送制御装置をクロスバ
接続し前記ノード間転送制御装置間のデータ転送を行う
ノード間データ転送部と、前記ノード間転送制御部およ
び前記ノード間データ転送部を制御するネットワーク制
御部とを設ける構成である。
は、前記ノード間転送制御装置内に、前記ノードから送
られてくるノード間のデータ転送の指示を解読する解読
部と、シングルキャストおよびマルチキャストのノード
間データ転送を行う際に論理ノード番号を受け物理ノー
ド番号に変換するノード番号変換部と、前記ノード間転
送制御装置内の転送データを対応するノードまたは前記
ノード間データ転送部に送る転送部と、対応するノード
から送られてくるデータを保持するためのデータ保持手
段と前記対応するノードから送られる転送データに必要
な相手ノード数分のパラメータを保持しアドレス生成を
行うパラメータ保持手段と前記対応するノードが発行し
たマルチキャストの終了を監視するマルチキャスト終了
監視手段および前記データ保持手段と前記パラメータ保
持手段と前記マルチキャスト終了監視手段とを制御する
マルチキャスト制御手段を含み複数のノードのに対する
マルチキャストを制御するマルチキャスト制御部と、前
記解読部と前記ノード番号変換部と前記転送部と前記マ
ルチキャスト制御部とを制御する転送制御部とを設けて
もよい。
は、前記パラメータ保持手段が、パラメータを保持する
1ワードのパラメータレジスタとアドレス生成を行う回
路とを有してもよい。
ステムは、図1のマルチノード情報処理システムの原理
図に示すように、ノード1からノード2および図示して
いない複数のノードに対してデータ転送を行う場合に対
応して、信号としてノード1内の演算処理装置61,6
Nから同一ノード内の転送制御装置3に対して与えられ
るノード間データ転送命令内に、自ノードから他の複数
のノードへのデータ転送を指示する場合に使用するマル
チキャスト命令を設け、転送制御装置3,4あるいはノ
ード間クロスバネットワーク5内に、データと転送に必
要な動作パラメータを保持し、マルチキャスト命令の終
了を監視し、複数のノードに対するマルチキャストを制
御するマルチキャスト制御部6,7あるいはマルチキャ
スト制御部8を設けることにより、複数のノードに対し
同一のデータを転送する場合、マルチキャスト命令の発
行動作を1回で済ませることが可能となる。
について図面を参照して説明する。
態を示すブロック図である。
0は、全て同型のノード11,12および図示されてい
ない複数のノードと、これらを接続するノード間クロス
バネットワーク13とで構成し、各ノード(代表として
ノード11で説明)は、N個の演算処理装置61〜6N
と、演算処理装置61〜6Nが共有する共有メモリ14
と、演算処理装置61〜6Nと共有メモリ14とのイン
タフェースを持つローカルネットワーク15と、ローカ
ルネットワーク15とノード間クロスバネットワーク1
3の間に位置し、ノード11の共有メモリ14と他ノー
ドの共有メモリ間のデータ転送を制御する転送制御装置
16とで構成する。
ノード11内の共有メモリ14内のデータを転送先であ
る他ノードの共有メモリに転送するための転送命令を、
ローカルネットワーク15を介して演算処理装置61〜
6Nから受け取りかつ解読する命令解読部17と、命令
解読部17で解読した命令に従い、ノード間のデータ転
送を制御する転送制御部18と、転送制御部18の指示
に従い、ノード間データ転送の際にローカルネットワー
ク15を介しノード11の共有メモリ14に対するアク
セスを行う共有メモリアクセス部19と、転送制御部1
8の指示に従い、共有メモリアクセス部19または後述
のマルチキャスト制御部20とノード間ネットワーク1
3の間のデータ転送を行うデータ転送制御部21と、ノ
ード11からマルチキャストを行う場合、動作パラメー
タ(有効ビット、動作指示コマンド、最終転送フラグ、
転送先ノード番号、転送元ノード番号、転送先ノード内
共有メモリ論理アドレス、アドレス生成情報)および転
送データを保持し、マルチキャストを制御するマルチキ
ャスト制御部20と、転送元ノードと転送先ノードが1
対1で対応しているノード間の1対1転送(以下1:1
転送と記す)と、ノード間のマルチキャストの転送先ノ
ードが同一のノードの場合、ノード11が転送先ノード
である際に1:1転送の情報を一時的に退避させる一時
退避部22とで構成している。
データ転送によりノード11内の共有メモリ14に対す
るアクセスの際、論理アドレスから物理アドレス変換を
行うアドレス変換手段23を備える。データ転送制御部
21は、ノード11から他ノードへデータ転送を行う
際、論理ノード番号から物理ノード番号に変換するノー
ド番号変換手段24と、他ノードからの自ノード内の共
有メモリ14に対するデータ転送の際、終了報告に必要
な情報(以下持ち回り情報と記す)を保持し、共有メモ
リ14へのアクセスの終了を監視し、ノード11に対す
る転送の最終のデータが共有メモリ14へのアクセスの
終了を識別すると持ち回り情報から転送元のノードに対
しデータ転送の終了を報告する共有メモリアクセス終了
監視手段25と、ノード間クロスバネットワーク13に
対しデータを送出するデータ転送手段26と、ノード番
号変換手段24と共有メモリアクセス終了監視手段25
とデータ転送手段26とを制御するデータ転送制御手段
27とで構成する。
アクセス部19から送られるマルチキャストするデータ
を保持するデータバッファで構成されたデータ保持手段
28と、共有メモリアクセス部19から送られる動作パ
ラメータを保持するパラメータバッファとアドレスを生
成する回路で構成されたパラメータ保持手段29と、ノ
ード11から発行したマルチキャスト命令の終了を監視
するマルチキャスト終了監視手段30と、データ保持手
段28とパラメータ保持手段29とマルチキャスト終了
監視手段30とを制御するマルチキャスト制御手段31
とで構成する。
ード間のデータ転送時に、転送元ノードからのパラメー
タ中にある転送先ノード番号を参照し、転送先ノードへ
のデータ転送を制御するクロスバ制御部32を含む。
および図4に基づいて説明する。図3は第1および第2
の実施の形態のマルチキャスト動作の流れ図(その
1)、図4は第1および第2の実施の形態のマルチキャ
スト動作の流れ図(その2)である。説明には図2の名
称と符号とを使用する。
1〜6Nを含むノード11(以下転送元ノード)の共有
メモリ14から他の複数のノード(以下 転送先ノー
ド)の共有メモリへのデータ転送を、演算処置装置21
が指示するものとする。
算処理装置61が発行する転送命令には、ノード間のマ
ルチキャスト命令コマンド(図中ではMCと記載)とな
るべきフィールドが含まれる(但し命令フォーマットは
図示せず)。また、システム内のメモリは一つの論理ア
ドレス空間に定義され、論理アドレスは論理ノード番号
とノード内の共有メモリの論理アドレスによって構成さ
れる。マルチキャストされるデータは、それぞれのノー
ド内の共有メモリの論理アドレスが異なるアドレスに転
送される。転送制御装置16は、演算処理装置61が発
行した転送命令をローカルネットワーク15を介して、
命令解読部17に受け取る。命令解読部17は、S2で
転送命令を解析し受け取った転送命令がノード間のマル
チキャスト命令コマンドであれば、マルチキャストを行
うように指示と共に、制御情報を転送制御部18に渡
す。転送制御部18は、この制御情報を受け取り、S3
で共有メモリアクセス部19に対して、ローカルネット
ワーク15を介して共有メモリ14から動作パラメータ
を読み出し、マルチキャスト制御部20に転送するよう
に指示を出す。指示を受けた共有メモリアクセス部19
は、自ノードの共有メモリ14をアクセスする際に、ア
ドレス変換手段23により論理アドレスから物理アドレ
スにアドレス変換し、S4で共有メモリ14から動作パ
ラメータを読み出しマルチキャスト制御部20に送り、
マルチキャスト制御手段31にて、共有メモリアクセス
部19から送られてくる動作パラメータを識別し、S5
で動作パラメータをパラメータ保持手段29に保持し、
S6でパラメータのセットが終了したか否かを識別す
る。セットが終了していれば、次に、S7で共有メモリ
アクセス部19に対して、ローカルネットワーク15を
介して共有メモリ14から転送するデータを読み出し、
マルチキャスト制御部20に転送するように指示を出
す。指示を受けた共有メモリアクセス部19は、S8で
共有メモリ14から転送するデータを読み出しマルチキ
ャスト制御部20に送り、マルチキャスト制御手段31
にて、共有メモリアクセス部19から送られてくるデー
タを識別し、S9でデータをデータ保持手段28に保持
し、S10でデータのセットが終了したか否かを識別す
る。セットが終了していれば、次に、S11で転送制御
部18の指示により転送すべき動作パラメータとデータ
とを読み出し、データ転送制御部21のデータ転送制御
手段27に送る。
について更に詳細に説明すると、マルチキャスト制御部
20では、マルチキャスト対象のノード数の動作パラメ
ータがパラメータ保持手段29に保持され、マルチキャ
スト制御手段31の制御により、パラメータ保持手段2
9において次のような転送先ノード内の共有メモリのア
ドレス生成処理が行われる。一番目のノードにはパラメ
ータ保持手段29内にあるパラメータバッファから一番
目のノードに対応するパラメータを読み出す。これと同
時にデータ保持手段28のデータバッファから一回目の
転送データを読み出す。読み出されたパラメータとデー
タを結合し、一番目のノードに対する一回目の転送デー
タとして、データ転送制御部21に送る。ここまでが、
先に説明したS11の動作である。
持手段とパラメータ保持手段の構成を示すブロック図で
ある。パラメータ保持手段29は、アドレス生成回路3
3と複数のワードを持つパラメータバッファ34とを備
えている。
は、アドレス生成回路33が、S12で一番目のノード
内の共有メモリに対する二回目の転送データを格納する
論理アドレスを、一番目のノードの動作パラメータ内の
アドレスとアドレス生成情報から生成し、S13で次ア
ドレスが転送先ノードに対する最終転送か否かを判別
し、最終転送でなければS14でパラメータバッファ3
4に再格納し(以下アドレス再セットと記す)、再度S
11に戻る。二番目のノードには、一番目のノードと同
様に二番目のノードに対応する動作パラメータを読み出
し、一回目の転送データと結合しデータ転送制御部21
に送り、アドレス再セットを行う。マルチキャスト対象
の全ノード数について同様に一回目の転送データを送
る。二回目以降の転送データについては、データ保持手
段28から二回目以降の転送データを読み出し一回目の
転送データと同様にデータ転送制御部21に送る。アド
レス再セットの際、S13で次アドレスの転送データが
マルチキャストの最終の転送データと識別された場合、
S15でアドレス再セットと同時に最終転送フラグをセ
ットする。
ら送られた動作パラメータとデータとを受け取ったデー
タ転送制御部21のデータ転送制御手段27は、S16
でノード番号変換手段24に動作パラメータの転送先ノ
ード番号を論理ノード番号から物理ノード番号に変換さ
せ、S17でデータ転送手段26に動作パラメータとデ
ータとをノード間クロスバネットワーク13に送出させ
る。このとき送出するデータフォーマットは、図6のノ
ードからノード間クロスバネットワークに送出するデー
タのデータフォーマットを説明する説明図に示すような
形態である。
転送制御装置16からの動作パラメータとデータを受け
取ると、クロスバ制御部32が、S18で動作パラメー
タに指定されたノード番号に動作パラメータ及びデータ
を送出する。このとき送出するデータフォーマットは、
図7のノード間クロスバネットワークからノードに送出
するデータのデータフォーマットを説明する説明図に示
すような形態である。
はノード12とする)の動作について説明する。
てきた動作パラメータとデータを図示していない転送制
御装置で受ける。転送制御装置では、S20で命令解読
手段が転送された動作パラメータを解読し、MC転送で
ありかつ自ノードの共有メモリに対するライトを指示し
ていた場合、転送制御部は、S21で共有メモリに対し
パラメータ中のADDにデータのライトを指示し、S2
2でデータ転送制御部に対し動作パラメータから転送元
ノードに転送の終了報告を通知するための情報(転送元
ノード番号、最終転送フラグ)(以下持ち回り情報と記
す)を送り、共有メモリアクセス部に動作パラメータと
データを送る。データ転送制御部では、持ち回り情報を
共有メモリアクセス終了監視手段に格納する。共有メモ
リアクセス部は、動作パラメータ内の共有メモリに対す
るアドレスをアドレス変換手段により、論理アドレスか
ら物理アドレスに変換し、ローカルネットワークを介し
共有メモリに書き込む。共有メモリは、データの書き込
みが終了すると、共有メモリへのデータの書き込みが終
了したことを示す共有メモリアクセス終了報告を、ロー
カルネットワークを介し、転送制御装置に対し通知す
る。転送制御装置では、転送制御部の制御により前述の
終了報告を命令解読部にて解読し、データ転送制御部に
送り、S23で終了報告を共有メモリアクセス終了監視
手段に送る。共有メモリアクセス終了監視手段では、S
24で前述の終了報告に対応する転送データが、ノード
12に対するデータ転送の最終の転送データか否かを持
ち回り情報の最終転送フラグから識別する。前述の終了
報告に対応する転送データが最終の転送でない場合に
は、共有メモリアクセス監視手段は、S25で持ち回り
情報を無効にすると共に引き続き対応する転送データの
終了報告の監視を行うため、S24に戻る。前述の終了
報告に対応する転送データが最終の転送である場合、S
26で同様に持ち回り情報を無効にし、持ち回り情報の
転送元ノード番号の示すノードに対し、論理ノード番号
から物理ノード番号に変換するノード番号変換手段24
とノード間クロスバネットワーク13を介し、自ノード
に対するデータ転送が終了したことを示すノード間デー
タ転送終了報告を通知する。転送元ノードでは、転送制
御装置16が、S27で転送先ノードからの終了報告を
受ける。転送制御装置16では、S28で受け取ったも
のが終了報告か否かを判別し、終了報告であれば、転送
制御部18の制御により、転送先ノードからの終了報告
を命令解読部17にて解読し、S29でマルチキャスト
制御部20に送る。続いてマルチキャスト制御部20で
は、S30で終了報告をマルチキャスト終了監視手段3
0に送り、終了報告された転送先ノードを識別して対応
する動作パラメータを無効にし、S31でマルチキャス
トが終了したか否かを判別し、もしもマルチキャストが
終了していなければ、S32で引き続き対応する転送デ
ータの終了報告の監視を行うためS31に戻る。最後
に、S31で全てのノードから終了報告がされたと判別
すれば、マルチキャストを行う全てのノードからの終了
報告を受け対応する動作パラメータを全て無効にすると
共に、S33でマルチキャストが終了したことを示すマ
ルチキャスト終了報告を、ローカルネットワーク15を
介し、マルチキャスト命令を発行した演算処理装置61
に対して通知する。演算処理装置61は、S34で終了
報告によりマルチキャスト命令の終了を識別して一連の
動作を終了する。
バネットワーク13内において、マルチキャストと1:
1転送の転送先ノードが同一のノードである場合につい
て説明する。
送との間で転送先ノードの競合が発生する。競合調停は
クロスバ制御部31にて行われ、マルチキャストが優先
的に処理される。マルチキャスト同志の競合調停は、い
ずれかのマルチキャストが優先順位に従って処理され
る。
先頭の転送データの競合の場合には、1:1転送の処理
を一時的に中断し、マルチキャストの終了後、1:1転
送を再開する。マルチキャストの処置中に1:1転送と
競合した場合も同様に、1:1転送の処理を一時的に中
断し、マルチキャストの終了後、1:1転送を再開す
る。1:1転送中にマルチキャストが発生し競合した場
合、クロスバ制御部31は、1:1転送の転送元及び転
送先ノードに対し、転送の一時中断を指示する中断指示
を通知する。転送元ノードでは、中断指示を受けると、
1:1転送のデータ転送を一時的に中断し、転送先のノ
ード12(ここでは、マルチキャストと1:1転送が転
送先のノード12で競合したとする)では、中断指示を
受けると、転送制御装置内の転送制御部の制御により、
命令解読部で解読され、データ転送制御部内にある共有
メモリアクセス終了監視手段の1:1転送に関する持ち
回り情報を一時待避部に一時的に待避させる。マルチキ
ャスト命令によるデータ転送が終了すると、一時待避部
の持ち回り情報を共有メモリアクセス終了監視手段に再
格納する。クロスバ制御部31は、マルチキャストの終
了後、転送元ノードに対し中断されていた1:1転送の
再開を指示する再開指示を通知する。再開指示を受けた
転送元ノードは、1:1転送を再開する。
発行する演算処理装置61は、複数のノードに同一デー
タを転送する際、マルチキャスト命令を発行することに
より、命令発行動作と共有メモリ14から転送データを
読み出す動作とを各々1回ですませることが可能とな
る。また、転送元ノードからノード間クロスバネットワ
ーク13を介して行う転送先ノードへのデータ転送は、
転送先ノードの個数分シリアルに行われることになる。
態のタイムチャートである。演算処理装置61のマルチ
キャスト命令の発行から転送制御装置16の命令識別ま
でにかかる時間をTi、パラメータを共有メモリ14か
ら読み出しローカルネットワーク15を介してパラメー
タ保持手段29(35)に転送する時間をTp、データ
を共有メモリ14から読み出しローカルネットワーク1
5を介してデータ保持手段28に転送する時間をTd0、
パラメータ及びデータを転送元ノード11からノード間
クロスバネットワーク13に転送する時間をTd1、パラ
メータ及びデータをノード間クロスバネットワーク13
から転送先ノードの転送制御装置に転送する時間をTd
2、転送先ノードにおいて、データを共有メモリに書き
込むまでに要する時間をTd3、転送元ノードに終了報告
を行うのに要する時間をTe とする(ここでは、2つの
ノード1a,1bに対し、5回の転送を行うマルチキャ
ストのタイムチャートである)。
図面を参照して説明する。
態を示すブロック図である。
ルチキャスト制御部のパラメータ保持手段の構成が異な
るのみである。従って、図2中の符号および名称中で、
パラメータ保持手段の符号のみ35に読み替えるものと
する。なお、説明には使用しないが、図3および図4も
適用可能である。
メータ保持手段のブロック図である。ここで使用するパ
ラメータ保持手段35の構成は、パラメータ1ワード分
の大きさを持つパラメータレジスタ36とアドレス生成
回路37とを一組として、ノード数−1個を並列に接続
したものである。
1〜6Nを含むノード11(以下転送元ノードと記す)
の共有メモリ14から他の複数のノード(以下転送先ノ
ードと記す)の共有メモリへのデータ転送を演算処置装
置21が指示する場合について説明する。演算処理装置
61により発行される転送命令にはノード間のマルチキ
ャスト命令コマンドをなるべきフィールドが含まれる
(命令フォーマットは図示せず)。また、システム内の
メモリは、一つの論理アドレス空間に定義され、論理ア
ドレスは論理ノード番号とノード内の共有メモリの論理
アドレスによって構成される。マルチキャストされるデ
ータは、それぞれのノード内の共有メモリの論理アドレ
スにおいて同一アドレスに転送される。
同様な動作を行い、マルチキャスト制御部20内のパラ
メータ保持手段35にパラメータを格納する。第2の実
施の形態では、パラメータは1ワード分の大きさを持つ
パラメータレジスタ36に格納され、アドレス再セット
は次のように行われる。一番目のノードにはパラメータ
保持手段35内にあるパラメータレジスタ36にある一
番目のノードのパラメータと、データ保持手段28のデ
ータバッファから一回目の転送データを読み出したデー
タを結合し、一番目のノードに対する一回目の転送デー
タとして、データ転送制御部21に送る。パラメータ保
持手段35では、アドレス生成回路37において、二番
目のノード番号をパラメータ内の転送先ノード番号から
生成し、二番目のノードに対するパラメータとし、パラ
メータレジスタに再格納する(以下ノード番号再セット
と記す)。二番目のノードには、一番目のノードと同様
にパラメータレジスタ36のから二番目のノードのパラ
メータと、一回目の転送データと結合しデータ転送制御
部21に送り、ノード番号再セットを行う。マルチキャ
スト対象の全ノードについて同様に一回目の転送データ
を送る。一回目の転送データをマルチキャスト対象の全
ノード分転送後、アドレス生成回路37は、アドレス生
成情報から一番目のノード番号と二回目の転送データの
格納アドレスを生成し、パラメータレジスタに再格納す
る(以下アドレス再セットと記す)。二回目以降の転送
データについては、データ保持手段から二回目以降の転
送データを読み出し一回目の転送データと同様にデータ
転送制御部21に送り、ノード番号再セットとアドレス
再セットを繰り返す。アドレス再セットの際、次転送デ
ータがマルチキャストの最終の転送データと識別された
場合、前記アドレス再セットと同時に最終転送フラグを
セットする。以降、同様な動作を行う。
報告を行う。第1の実施の形態と同様に転送元ノードが
転送先のノードからノード間データ転送終了報告を受け
ると、転送制御装置16では、転送制御部18の制御に
より、転送先ノードからの終了報告を命令解読部17に
て解読し、マルチキャスト制御部20に送る。マルチキ
ャスト制御部20では、終了報告をマルチキャスト終了
監視手段30に送り、終了報告された転送先ノードを識
別する。マルチキャストを行う全てのノードからの終了
報告を受けると、パラメータを無効にし、マルチキャス
トが終了したことを示すマルチキャスト終了報告を、ロ
ーカルネットワークを介し、マルチキャスト命令を発行
した演算処理装置61に対して通知する。演算処理装置
61は、終了報告によりマルチキャスト命令の終了を識
別する。
における競合調停は第1の実施の形態と同様である。
発行する演算処理装置61は、複数のノードに同一デー
タを転送する際、マルチキャスト命令を発行することに
より、命令発行動作と、共有メモリからパラメータの読
み出しと転送データを読み出し動作とを各々1回ですま
せることが可能となる。また、転送元ノードからノード
間クロスバネットワーク13を介して転送先ノードへの
データ転送は、転送先ノードの個数分シリアルに行われ
ることになる。
図面を参照して説明する。なお、第1および第2の実施
の形態と共通に使用できるものについては、同一の名称
および符号を使用するものとする。
形態を示すブロック図である。
0は、全て同型のノード41,42および図示されてい
ない複数のノードと、これらを接続するノード間クロス
バネットワーク43とで構成し、各ノード(代表として
ノード41で説明)は、N個の演算処理装置61〜6N
と、演算処理装置61〜6Nが共有する共有メモリ14
と、演算処理装置61〜6Nと共有メモリ14とのイン
タフェースを持つローカルネットワーク15と、ローカ
ルネットワーク15とノード間クロスバネットワーク4
3との間に位置し、ノード41の共有メモリ14と他ノ
ードの共有メモリ間のデータ転送を制御する転送制御装
置44とで構成する。
ノード41内の共有メモリ14に記憶するデータを転送
先である他ノードの共有メモリに転送するための転送命
令を、ローカルネットワーク15を介して演算処理装置
61〜6Nから受け取りかつ解読する命令解読部17
と、命令解読部17で解読した命令に従い、ノード間の
データ転送を制御する転送制御部18と、転送制御部1
8の指示に従い、ノード間データ転送の際にローカルネ
ットワーク15を介しノード11の共有メモリ14に対
するアクセスを行う共有メモリアクセス部19と、転送
制御部18の指示に従い、共有メモリアクセス部19と
ノード間ネットワーク43の間のデータ転送を行うデー
タ転送部45と、転送元ノードと転送先ノードが1対1
で対応しているノード間の1:1転送と、ノード間のマ
ルチキャストの転送先ノードが同一のノードの場合、ノ
ード41が転送先ノードである際に1:1転送の情報を
一時的に退避させる一時退避部22とで構成している。
データ転送によりノード11内の共有メモリ14に対す
るアクセスの際、論理アドレスから物理アドレス変換を
行うアドレス変換手段23を備える。データ転送部45
は、他ノードからの自ノード内の共有メモリ14に対す
るデータ転送の際、終了報告に必要な持ち回り情報を保
持し、共有メモリ14へのアクセスの終了を監視し、ノ
ード41に対する転送の最終のデータが共有メモリ14
へのアクセスの終了を識別すると持ち回り情報から転送
元のノードに対しデータ転送の終了を報告する共有メモ
リアクセス終了監視手段25と、ノード間クロスバネッ
トワーク43に対しデータを送出するデータ転送手段2
6と、共有メモリアクセス終了監視手段25とデータ転
送手段26とを制御するデータ転送制御手段27とで構
成する。
て同型で各ノードに1対1に対応し、対応する各々のノ
ードとのインタフェースを持つノード間転送制御装置4
6,47および図示していないノード間転送制御装置
と、これらのノード間転送制御装置をクロスバ接続し、
各ノード間転送制御装置の間のデータ転送を行うノード
間データ転送部48と、ノード間転送制御装置46,4
7および図示していないノード間転送制御装置とノード
間転送部48とを制御するネットワーク制御部49とを
設ける。
ド41から送られる他のノードへのノード間のデータ転
送の動作指示を解読する解読部50と、ノード間データ
転送を行う際にパラメータ内にあるノード番号を論理ノ
ード番号から物理ノード番号に変換するノード番号変換
部51と、ノード間転送制御装置46内のノード間の転
送データを、ノード41または後述のノード間データ転
送部48に送る転送部52と、ノード41から送られて
くるパラメータとデータとを保持し、マルチキャストの
制御を行うマルチキャスト制御部53と、ノード間転送
制御装置46を構成する各部を制御するデータ転送制御
部54とで構成している。
チキャストするデータを保持するデータバッファで構成
されたデータ保持手段55と、マルチキャストするパラ
メータを保持するシステム内にあるノードの個数分−1
個のパラメータレジスタと各パラメータレジスタに対応
したアドレスを生成する回路で構成されたパラメータ保
持手段56と、ノード41が発行したマルチキャスト命
令の終了を監視するマルチキャスト終了監視手段57を
有し、データ保持手段55とパラメータ保持手段56と
マルチキャスト終了監視手段57とを制御するマルチキ
ャスト制御手段58とで構成する。
1および図12に基づいて説明する。図11は第3およ
び第4の実施の形態のマルチキャスト動作の流れ図(そ
の1)、図12は第3および第4の実施の形態のマルチ
キャスト動作の流れ図(その2)である。図9は第3の
実施の形態で使用するパラメータ保持手段のブロック図
である。ここで使用するパラメータ保持手段56の構成
は、パラメータ1ワード分の大きさを持つパラメータレ
ジスタ59とアドレス生成回路60とをそれぞれ一組ず
つで構成したものである。なお、説明には図10の名称
と符号とを使用する。
1,6Nを含むノード41(以下転送元ノードと記す)
の共有メモリ14から他の複数の転送先ノードの共有メ
モリへのデータ転送を、演算処置装置21が指示するも
のとする。
する転送命令には、ノード間のマルチキャスト命令コマ
ンドとなるべきフィールドが含まれる(命令フォーマッ
トは図示せず)。また、システム内のメモリは、一つの
論理アドレス空間に定義され、論理アドレスは論理ノー
ド番号とノード内の共有メモリの論理アドレスによって
構成される。マルチキャストされるデータは、それぞれ
のノード内の共有メモリの論理アドレスが異なるアドレ
スに転送される。転送制御装置44は、演算処理装置6
1が発行した転送命令をローカルネットワーク15を介
して、命令解読部17で受け取る。命令解読部17は、
S42で転送命令を解析し受け取った転送命令がノード
間のマルチキャスト命令コマンドであれば、マルチキャ
ストを行うように指示すると共に、制御情報を転送制御
部18に渡す。転送制御部18は、この制御情報を受け
取り、S43で共有メモリアクセス部19に対して、ロ
ーカルネットワーク15を介して共有メモリ14から動
作パラメータとデータとを読み出し、データ転送部45
に転送するよう指示を出す。指示を受けた共有メモリア
クセス部19は、動作パラメータとデータを読み出しデ
ータ転送部45に転送する。動作パラメータとデータを
受け取ったデータ転送部45は、S44でデータ転送制
御手段27の制御を受けたデータ転送手段26が、動作
パラメータとデータをノード間クロスバネットワーク4
3に送る。このときの転送データのデータフォーマット
は、第1および第2の実施の形態と同様で、図6で示さ
れる。
ノード間転送制御装置46がノード41から動作パラメ
ータとデータとを受け取り、データ転送制御部54の制
御により、S45で受け取った動作パラメータを解読部
50を使用して解読し、動作パラメータがマルチキャス
トの対象か否かを識別し、対象であると識別すると、S
46で動作パラメータとデータとをマルチキャスト制御
部53に送る。マルチキャスト制御部53では、マルチ
キャスト制御手段58の制御により、S47で動作パラ
メータをパラメータ保持手段56に保持し、動作パラメ
ータ以外のデータは、S48でマルチキャストの対象の
データであるか否かを識別し、マルチキャストの対象の
データであれば、S50でデータをデータ保持手段55
に保持する。マルチキャスト制御部53では、S51で
マルチキャスト対象のノード数のパラメータがパラメー
タ保持手段56に保持されたか否かを識別し、すべて保
持されれば、S52でデータ転送制御部54指示により
マルチキャストの対象であるノード全てのパラメータと
1回目の転送データを読み出して転送部52に送り、パ
ラメータ内の転送先ノード番号をノード番号変換部51
に送る。
により、S53で一番目のノード内の共有メモリに対す
る二回目の転送データを格納する論理アドレスを、一番
目のノードの動作パラメータ内のアドレスとアドレス生
成情報から生成し、S54で次アドレスが転送先ノード
に対する最終転送か否かを判別し、最終転送でなければ
S55でパラメータ保持手段56に送り、S47でパラ
メータバッファ59に再格納し(以下アドレス再セット
と記す)すると共に再度S52に戻る。アドレス再セッ
トの際、S54で次アドレスの転送データがマルチキャ
ストの最終の転送データと識別された場合は、S56で
アドレス再セットと同時に最終転送フラグをセットす
る。
メータ中にあるノード番号を、マルチキャスト対象の全
てのノード分同時に論理ノード番号から物理ノード番号
に変換し、転送部52に送る。転送部52は、S58で
マルチキャスト制御部53より送られたパラメータから
このパラメータに対応するデータがマルチキャストデー
タである事を示す情報とノード番号変換部51より送ら
れた転送先ノード番号を、ネットワーク制御情報とし
て、ネットワーク制御部49に送り、パラメータとデー
タとをノード間データ転送部48に送る。ネットワーク
制御部49では、ノード間転送制御装置46より送られ
たネットワーク制御情報により、S59でネットワーク
制御情報に対応するパラメータとデータを指定されたノ
ードに転送するようにノード間データ転送部48に制御
情報を送る。
トワーク制御部49間のデータフォーマットを示す。ノ
ード間データ転送部48では、ネットワーク制御部49
から送られた制御情報に基づき、S60でネットワーク
制御情報に対応するパラメータとデータを転送先ノード
(ここでは、ノード42について説明する)に対応する
ノード間転送制御装置47に送る。このとき、マルチキ
ャスト対象の全てのノードに対し同時にパラメータとデ
ータを送る。データ保持手段55から読み出された一回
目の転送データは、ノード間データ転送部48内で、マ
ルチキャスト対象の全てのノード数に複製され、転送先
のノード間転送制御装置にパラメータと共に送られる。
間データ転送部48間のデータフォーマットを示す。ノ
ード間転送制御装置47(ここでは、転送先ノードをノ
ード42とする)では、S61でパラメータとデータを
受け取ると、データ転送制御部の制御により、S62で
受け取ったパラメータを解読部で解読し、その結果がノ
ード42への転送であれば、パラメータとデータを転送
部に送り、転送部は、S63でパラメータとデータとを
ノード42に送出する。
とノード42との間のデータフォーマットを示す。ノー
ド42では、パラメータとデータとを受信すると、S6
4で命令解読手段が転送された動作パラメータを解読
し、MC転送でありかつ自ノードの共有メモリに対する
ライトを指示していた場合、転送制御部は、S65で共
有メモリに対しパラメータ中のADDにデータのライト
を指示し、S66でデータ転送制御部に対し動作パラメ
ータから転送元ノードに転送の終了報告を通知するため
の情報(転送元ノード番号、最終転送フラグ)(以下持
ち回り情報と記す)を送り、共有メモリアクセス部に動
作パラメータとデータを送る。データ転送制御部では、
持ち回り情報を共有メモリアクセス終了監視手段に格納
する。共有メモリアクセス部は、動作パラメータ内の共
有メモリに対するアドレスをアドレス変換手段により、
論理アドレスから物理アドレスに変換し、ローカルネッ
トワークを介し共有メモリに書き込む。共有メモリは、
データの書き込みが終了すると、共有メモリへのデータ
の書き込みが終了したことを示す共有メモリアクセス終
了報告を、ローカルネットワークを介し、転送制御装置
に対し通知する。転送制御装置では、転送制御部の制御
により前述の終了報告を命令解読部にて解読し、データ
転送制御部に送り、S67で終了報告を共有メモリアク
セス終了監視手段に送る。共有メモリアクセス終了監視
手段では、S68で前述の終了報告に対応する転送デー
タが、ノード42に対するデータ転送の最終の転送デー
タか否かを持ち回り情報の最終転送フラグから識別す
る。前述の終了報告に対応する転送データが最終の転送
でない場合には、共有メモリアクセス監視手段は、S6
9で持ち回り情報を無効にすると共に引き続き対応する
転送データの終了報告の監視を行うため、S68に戻
る。前述の終了報告に対応する転送データが最終の転送
である場合、S70で同様に持ち回り情報を無効にし、
持ち回り情報の転送元ノード番号の示すノードに対応す
るノード間転送制御装置46に自ノードに対するデータ
転送が終了したことを示すノード間データ転送終了報告
を通知する。転送元ノードでは、転送制御装置46が、
S71で転送先ノードからの終了報告を受ける。転送制
御装置46では、S72で受け取ったものが終了報告か
否かを判別し、終了報告であれば、データ転送制御部5
4の制御により、転送先ノードからの終了報告を解読部
50にて解読し、S73でマルチキャスト制御部53に
送る。続いてマルチキャスト制御部53では、S74で
終了報告をマルチキャスト終了監視手段57に送り、終
了報告された転送先ノードを識別して対応する動作パラ
メータを無効にし、S75でマルチキャストが終了した
か否かを判別し、もしもマルチキャストが終了していな
ければ、S76で引き続き対応する転送データの終了報
告の監視を行うためS75に戻る。最後に、S75で全
てのノードから終了報告がされたと判別すれば、マルチ
キャストを行う全てのノードからの終了報告を受け対応
する動作パラメータを全て無効にすると共に、S77で
マルチキャストが終了したことを示すマルチキャスト終
了報告を、ローカルネットワーク15を介し、マルチキ
ャスト命令を発行した演算処理装置61に対して通知す
る。演算処理装置61は、S78で終了報告によりマル
チキャスト命令の終了を識別して一連の動作を終了す
る。
送データの書き込みを行い、共有メモリが共有メモリア
クセス終了報告、共有メモリアクセス終了監視手段94
1の通知する。共有メモリアクセス終了監視手段941
は、第1の実施の形態と同様に、前記終了報告を識別
し、ノード間クロスバネットワーク13に、ノード間デ
ータ転送終了報告を送る。
スバネットワーク43内において、第一の実施の形態と
同様にマルチキャストと1:1転送の転送先ノードが同
一のノードである場合、転送先ノードの競合が発生す
る。競合調停はネットワーク制御部49にて行われ、マ
ルチキャストが優先的に処理される。マルチキャストと
1:1転送のそれぞれの先頭の転送データの競合の場
合、マルチキャストの処置中の1:1転送との競合の場
合は、マルチキャスト同志の競合の場合は、第一の実施
の形態と同様の処理が行われる。1:1転送中にマルチ
キャストが発生し競合した場合ネットワーク制御部49
は、1:1転送の転送元及び転送先ノードに対応するノ
ード間転送制御手段に対し、転送の一時中断を指示する
中断指示を通知する。転送元ノード対応するノード間転
送制御手段では、中断指示を受けると、1:1転送のデ
ータ転送を一時的に中断する。転送先ノードに対応する
ノード間転送制御装置47(ここでは、マルチキャスト
と1:1転送の転送先ノードが42で競合したとする)
では、中断指示を受けると、データ転送制御部の制御に
より、前記中断指示は、解読部で解読され、転送部を介
しノード42に送られる。ノード42では、この指示を
転送制御装置内の転送制御部の制御により、中断指示を
命令解読部で解読し、データ転送部内にある共有メモリ
アクセス終了監視手段の持ち回り情報を一時待避部に一
時的に待避させる。マルチキャスト命令によるデータ転
送が終了すると、一時待避部の持ち回り情報を共有メモ
リアクセス終了監視手段に再格納する。ネットワーク制
御部49は、マルチキャストの終了後、転送元ノードに
対応するノード間転送制御手段に対し中断されていた
1:1転送の再開を指示する再開指示を通知する。再開
指示を受けた転送元ノードは、1:1転送を再開する。
発行する演算処理装置61は、複数のノードに同一デー
タを転送する際、マルチキャスト命令を発行することに
より、命令発行動作と共有メモリから転送データを読み
出しノード間クロスバネットワーク間の転送動作とを、
各々1回ですませることが可能となる。また、ノード間
クロスバネットワークから転送先ノードへのデータ転送
は、転送先ノード全てに対して同時に行われる。
形態についてのタイムチャートである。演算処理装置6
1のマルチキャスト命令の発行から転送制御装置44の
命令識別までにかかる時間をTi、パラメータを共有メ
モリ14から読み出しローカルネットワーク15を介し
て転送制御装置に転送する時間をTp0、転送制御装置4
4からパラメータ保持手段56までにかかる時間をTp
1、データを共有メモリ14から読み出しローカルネッ
トワーク15を介して転送制御装置44に転送する時間
をTd0、データを転送制御装置44からデータ保持手段
55に転送する時間をTd1、パラメータ及びデータをノ
ード間クロスバネットワーク43から転送先ノードの転
送制御装置に転送する時間をTd2、転送先ノードにおい
て、データを共有メモリに書き込むまでに要する時間を
Td3、転送元ノードに終了報告行うのに要する時間をT
e、とする(ここでは、第1の実施の形態と同様に、2
つのノード1a,1bに対し、5回転送を行うマルチキ
ャストのタイムチャートである)。
説明する。
形態を示すブロック図である。
ルチキャスト制御部のパラメータ保持手段の構成が異な
るのみである。従って、図10中の符号および名称中
で、パラメータ保持手段の符号のみ35に読み替えるも
のとする。なお、パラメータ保持手段の構成は、図9に
示される。また、説明には使用しないが、図11および
図12も適用可能である。
1〜6Nを含むノード41(以下転送元ノード)の共有
メモリ14から他の複数のノード(以下 転送先ノー
ド)の共有メモリへのデータ転送を演算処置装置21が
指示するケースについて動作説明する。演算処理装置6
1により発行される転送命令にはノード間のマルチキャ
スト命令コマンドをなるべきフィールドが含まれる(命
令フォーマットは図示せず)。また、システム内のメモ
リは、一つの論理アドレス空間に定義され、論理アドレ
スは論理ノード番号とノード内の共有メモリの論理アド
レスによって構成される。マルチキャストされるデータ
は、それぞれのノード内の共有メモリの論理アドレスに
おいて同一アドレスに転送される。
と同様な動作を行い、マルチキャスト制御部53内のパ
ラメータ保持手段56にパラメータを格納する。第4の
実施の形態では、パラメータは1ワードのみ格納され、
アドレス再セットは次のように行われる。一回目の転送
データに対応するパラメータを転送後、パラメータ生成
回路は、アドレス生成情報から二回目の転送データの格
納アドレスを生成し、パラメータレジスタに再格納す
る。二回目以降の転送データに対応するパラメータにつ
いては、一回目の転送データと同様にアドレス再セット
を繰り返す。アドレス再セットの際、次転送データがマ
ルチキャストの最終の転送データと識別された場合、前
記アドレス再セットと同時に最終転送フラグをセットす
る。以降、第3の実施の形態と同様な動作を行う。図1
6にノード41とノード間クロスバネットワーク43間
の、図7にノード間クロスバネットワーク43とノード
42間の、図14にノード間転送制御装置46とノード
間データ転送部48の、図7にノード間転送制御装置4
6とネットワーク制御部49の各データフォーマットを
示す。第4の実施の形態では、以下のように終了報告を
行う。第3の実施の形態と同様にノード間転送終了報告
を受けたマルチキャスト終了監視手段57は、マルチキ
ャスト対象の全てのノードから終了報告を受けたことを
識別すると、パラメータ保持手段56のパラメータを無
効にし、マルチキャストが終了したことを示すマルチキ
ャスト終了報告を転送部52を介しノード41に送る。
以降は第3の実施の形態と同様に行う。ノード間クロス
バネットワーク43における競合調停は、第3の実施の
形態と同様である。
発行する演算処理装置61は、複数のノードに同一デー
タを転送する際、マルチキャスト命令を発行することに
より、命令発行動作と共有メモリからノード間クロスバ
ネットワーク間のパラメータとデータを読み出し動作と
を各々1回ですませることが可能となる。また、ノード
間クロスバネットワークを介して転送先ノードへのデー
タ転送は、全ての転送先ノードに対して同時に行われる
ことになる。
ノード内の演算処理装置から同一ノード内の転送制御装
置に対して送出する転送命令であるノード間データ転送
命令内に自ノードから他の複数のノードへのデータ転送
を行うマルチキャスト命令を含めると共に、転送制御装
置内にマルチキャスト命令を受け複数のノードに対する
マルチキャストを制御するマルチキャスト制御部を備え
ることにより、複数のノードの共有メモリに同一データ
の転送する場合に、演算処理装置に対する負荷を減ずる
ことができるという効果が有る。また、複数のノードの
共有メモリに同一データの転送する場合に、任意のノー
ドに対しマルチキャストを可能にすることができるとい
う効果も有る。
図である。
である。
動作の流れ図(その1)である。
動作の流れ図(その2)である。
ラメータ保持手段の構成を示すブロック図である。
出するデータのデータフォーマットを説明する説明図で
ある。
出するデータのデータフォーマットおよび第3および第
4の実施の形態でのノード間転送制御装置とノード間デ
ータ転送部間のデータフォーマットを説明する説明図で
ある。
である。
段のブロック図である。
図である。
ト動作の流れ図(その1)である。
ト動作の流れ図(その2)である。
手段のブロック図である。
間のデータフォーマットを説明する説明図である。
ムチャートである。
バネットワーク間のデータフォーマットを説明する説明
図である。
る。
Claims (5)
- 【請求項1】 複数の演算処理装置と、前記演算処理装
置が共有し使用する共有メモリと、前記演算処理装置の
データ転送要求に従ってデータ転送動作を制御する転送
制御装置と、前記演算処理装置と前記共有メモリと前記
転送制御装置とを相互に接続するローカルネットワーク
とから成るノードの複数個を、ノード間クロスバネット
ワークで相互に接続し任意のノード間でデータ転送を行
うマルチノード情報処理システムにおいて、 前記任意のノード内の演算処理装置から同一ノード内の
転送制御装置に対して送られてくる転送命令であるノー
ド間データ転送命令内に自ノードから他の複数のノード
へのデータ転送を行うマルチキャスト命令を含むと共
に、前記マルチキャスト命令を受け複数のノードに対す
るマルチキャストを制御するマルチキャスト制御部を前
記転送制御装置内に設け、 前記転送制御装置内に、前記演算処理装置から送られて
くる前記転送命令を解読する命令解読部と、前記共有メ
モリに対するアクセスの際に論理アドレスから物理アド
レス変換を行うアドレス変換手段を含み前記共有メモリ
へのアクセスを行う共有メモリアクセス部と、前記共有
メモリアクセス部から送られるシングルキャストおよび
マルチキャストの転送制御用のデータを保持するデータ
保持手段と前記共有メモリアクセス部から送られる転送
に必要な前記ノード数分の動作パラメータを保持しアド
レス生成を行うパラメータ保持手段と自己の所属するノ
ードが発行したマルチキャスト命令の終了を監視するマ
ルチキャスト終了監視手段および前記データ保持手段と
前記パラメータ保持手段と前記マルチキャスト終了監視
手段とを制御するマルチキャスト制御手段を含み複数の
ノードのに対するマルチキャストを制御するマルチキャ
スト制御部と、シングルキャストおよびマルチキャスト
のノード間データ転送を行う際に論理ノード番号から物
理ノード番号に変換するノード番号変換手段と他ノード
からの自ノード内の前記共有メモリに対するアクセスの
終了を監視する共有メモリアクセス終了監視手段と前記
ノード間クロスバネットワークに対しデータを送出する
転送手段および前記ノード番号変換手段と前記共有メモ
リアクセス終了監視手段と前記転送手段とを制御するデ
ータ転送制御手段を含み自ノードと前記ノード間クロス
バネットワーク間のデータ 転送を制御するデータ転送制
御部と、他ノードからのノード間データ転送の情報を一
時的に退避させる一時退避部と、前記命令解読部と前記
共有メモリアクセス部と前記マルチキャスト部と前記デ
ータ転送制御部と前記一時退避部とを制御する転送制御
部とを設け、前記ノード間クロスバネットワーク内に、
転送先ノードへのデータ転送を制御するクロスバ制御部
を設けることを特徴とする マルチノード情報処理システ
ム。 - 【請求項2】 前記パラメータ保持手段が、パラメータ
を保持する1ワードのパラメータレジスタとアドレス生
成を行う回路とを有することを特徴とする請求項1記載
のマルチノード情報処理システム。 - 【請求項3】 複数の演算処理装置と、前記演算処理装
置が共有し使用する共有メモリと、前記演算処理装置の
データ転送要求に従ってデータ転送動作を制御する転送
制御装置と、前記演算処理装置と前記共有メモリと前記
転送制御装置とを相互に接続するローカルネットワーク
とから成るノードの複数個を、ノード間クロスバネット
ワークで相互に接続し任意のノード間でデータ転送を行
うマルチノード情報処理システムにおいて、 前記任意のノード内の演算処理装置から同一ノード内の
転送制御装置に対して送られてくる転送命令であるノー
ド間データ転送命令内に自ノードから他の複数のノード
へのデータ転送を行うマルチキャスト命令を含むと共
に、前記マルチキャスト命令を受け複数のノードに対す
るマルチキャストを制御するマルチキャスト制御部を前
記ノード間クロスバネットワーク内に設け、 前記転送制御装置内に、前記演算処理装置から送られて
くる前記転送命令を解読する命令解読部と、前記共有メ
モリに対するアクセスの際に論理アドレスから物理アド
レス変換を行うアドレス変換手段を含み前記共有メモリ
へのアクセスを行う共有メモリアクセス部と、他ノード
からの自ノード内の前記共有メモリに対するアクセスの
終了を監視する共有メモリアクセス終了監視手段と前記
ノード間クロスバネットワークに対しデータを送出する
転送手段および前記共有メモリアクセス終了監視手段と
前記転送手段とを制御するデータ転送制御手段を含み自
ノードと前記ノード間クロスバネットワーク間のデータ
転送を制御するデータ転送制御部と、他ノードからのノ
ード間データ転送の情報を一時的に退避させる一時退 避
部と、前記命令解読部と前記共有メモリアクセス部と前
記データ転送制御部と前記退避手段とを制御する転送制
御部とを設け、前記ノード間クロスバネットワーク内
に、各ノードに1対1に対応する各々のノードとのイン
タフェースを持つ複数のノード間転送制御装置と、全て
のノード間転送制御装置をクロスバ接続し前記ノード間
転送制御装置間のデータ転送を行うノード間データ転送
部と、前記ノード間転送制御部および前記ノード間デー
タ転送部を制御するネットワーク制御部とを設けること
を特徴とする マルチノード情報処理システム。 - 【請求項4】 前記ノード間転送制御装置内に、前記ノ
ードから送られてくるノード間のデータ転送の指示を解
読する解読部と、シングルキャストおよびマルチキャス
トのノード間データ転送を行う際に論理ノード番号を受
け物理ノード番号に変換するノード番号変換部と、前記
ノード間転送制御装置内の転送データを対応するノード
または前記ノード間データ転送部に送る転送部と、対応
するノードから送られてくるデータを保持するためのデ
ータ保持手段と前記対応するノードから送られる転送デ
ータに必要な相手ノード数分のパラメータを保持しアド
レス生成を行うパラメータ保持手段と前記対応するノー
ドが発行したマルチキャストの終了を監視するマルチキ
ャスト終了監視手段および前記データ保持手段と前記パ
ラメータ保持手段と前記マルチキャスト終了監視手段と
を制御するマルチキャスト制御手段を含み複数のノード
のに対するマルチキャストを制御するマルチキャスト制
御部と、前記解読部と前記ノード番号変換部と前記転送
部と前記マルチキャスト制御部とを制御する転送制御部
とを設けることを特徴とする請求項3記載のマルチノー
ド情報処理システム。 - 【請求項5】 前記パラメータ保持手段が、パラメータ
を保持する1ワードのパラメータレジスタとアドレス生
成を行う回路とを有することを特徴とする請求項4記載
のマルチノード情報処理システム。
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---|---|---|---|
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