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JP3169853B2 - ワイパ構造 - Google Patents

ワイパ構造

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Publication number
JP3169853B2
JP3169853B2 JP4894297A JP4894297A JP3169853B2 JP 3169853 B2 JP3169853 B2 JP 3169853B2 JP 4894297 A JP4894297 A JP 4894297A JP 4894297 A JP4894297 A JP 4894297A JP 3169853 B2 JP3169853 B2 JP 3169853B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flat plate
ink
grooved
wiper
groove
Prior art date
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Application number
JP4894297A
Other languages
English (en)
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JPH10244678A (ja
Inventor
浩一 田中
Original Assignee
新潟日本電気株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 新潟日本電気株式会社 filed Critical 新潟日本電気株式会社
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Publication of JPH10244678A publication Critical patent/JPH10244678A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はワイパ構造、特に、
インクジエットプリンタのワイパ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のワイパ構造について図面を参照し
て詳細に説明する。
【0003】図6は従来の一例を示す分解斜視図であ
る。ワイパ202はインクを吸い取る材料からなる円筒
部材で、パイプ204はその周壁の上側に小孔205が
一列に多数あけられ、ワイパ202の中心穴に挿入され
るとともに、左端部がチューブ207に差し込まれ、切
換弁206を介して吸引ポンプ107に接続される。切
換弁206は、吸引ポンプ107をチューブ207つま
りワイパ207の側か、キャップ102つまりチューブ
108の側かに択一的に接続される。ワイパ202はは
記録ヘッドのノズル面と当接して汚れを払拭し、その汚
れインクがパイプ204とチューブ207をへて廃棄イ
ンク用タンク109に収容される。キャップ102は、
ノズル面に密閉的に押圧され、ノズルに詰ったインク滓
が吸引ポンプ107によって吸引,除去される。(例え
ば、特開平7−137271号公報参照)
【発明が解決しようとする課題】上述した従来のワイパ
構造は、ワイパの形状が円筒であるため、ノズル表面の
インクをならす作用があっても、インクを拭き取る作用
は低く、粘度が上昇した,あるいは固まったインクの拭
き取り性は不安定であるので、ノズルの目詰りあるいは
ノズルの周りが汚れた状態のままになり、ヘッドの信頼
性に欠け、印字品質が低下するという欠点があった。
【0004】さらに、ノズル面を拭き取る速度が早いと
むらになりやすいから、該速度は遅い方が望ましいが、
ワイパの材質がインク吸収材であるため、該速度を遅く
するとノズル面らインクを吸い出してしまい十分な拭
き取りができないという欠点があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明のワイパ構造
は、開口溝と前記開口溝に接続する流路溝とを有する溝
付平板と、前記溝付平板の溝のある面に接合される平板
とを含み、前記溝付平板はインクの吸収性の悪い疎イン
ク性の材料であり、前記平板はインクの吸収性の良い多
孔質体であることを特徴とする。
【0006】
【0007】
【0008】
【0009】
【0010】第2の発明のワイパ構造は、開口溝と前記
開口溝に接続する流路溝とを有する溝付平板と、前記溝
付平板の溝のある面に接合される平板とを含み、前記溝
付平板が多孔質体の表面に疎インク剤をコートしたもの
であることを特徴とする。
【0011】
【0012】
【0013】
【0014】
【0015】
【発明の実施の形態】次に、本発明について図面を参照
して詳細に説明する。
【0016】図1は本発明の第1の実施形態を示す斜視
図、図2は図1の詳細を示す斜視図である。図1に示す
ワイパ1は、開口溝4aと開口溝4a接続する流路溝2
aとを有する溝付平板1aと、溝付平板1aの溝のある
面に接合される平板1bとを含んで構成される。
【0017】溝付平板1aはインクの吸収性の悪い疎イ
ンク性の材料、例えばシリコン,EPDM,ゴム,また
は多孔質体の表面に疎インク剤をコートしたものであ
る。平板1bはインクの吸収性の良い多孔質体を用い
る。
【0018】溝付平板1aは、インクジェットノズル面
に接するものであるから、これに疎インク性の材料を用
いることにより、拭き取られたインクがワイパに滞留す
ることがなく、またインク膜が形成されることもない。
【0019】ワイパ1の厚さを示す寸法Jは0.5mm
〜1.6mm、溝付平板1a関係の寸法は、寸法Eが
0.1〜0.5mm,寸法Fが0.1〜0.5mm,寸
法Gが1〜10mm,寸法Hが1〜10mmである。
【0020】開口溝4aに入ったインクは、流路溝2a
の上部から下部に流れ落ち、チュープ5aを経て真空吸
引ポンプ6で吸引される。
【0021】ワイパ1と拭き取り面との相対速度を、5
00PPS,600PPS,700PPSと変化させ
て、拭き取り性能を実験したところ、500PPSが最
も良く、600PPSでは500PPSに比して30%
程度劣化することがわかった。
【0022】図3は本発明の第2の実施形態を示す斜視
図である。図3に示すワイパ2は、疎インク性の材料を
用いて一体成形されたものであり、上面に開口部4を有
し、内部に開口部4に連結する流路溝2を備えている。
【0023】図4および図5は、本発明の一使用例を示
す側面図および斜視図である。図4はワイパ1を固定
し、キャリア10を矢印A方向に移動させた場合におけ
るインク12の拭き取り状況を模式的に示し、図5はワ
イパ1とポンプ6等の実際的配置を示すものである。
【0024】
【発明の効果】本発明のワイパ構造は、その形状を平板
状とし、疎インク性の溝付平板とインク吸収性のよい平
板とを組み合せているので、ノズル面近傍に付着したイ
ンクを充分に除去できるから、印字品質を向上できると
いう効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す斜視図である。
【図2】図1の詳細を示す斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す斜視図である。
【図4】本発明の一使用例を示す側面図である。
【図5】本発明の一使用例を示す斜視図である。
【図6】従来の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1a 溝付平板 1b 平板 4 開口部 5a チューブ 6 ポンプ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 開口溝と前記開口溝に接続する流路溝と
    を有する溝付平板と、前記溝付平板の溝のある面に接合
    される平板とを含み、前記溝付平板はインクの吸収性の
    悪い疎インク性の材料であり、前記平板はインクの吸収
    性の良い多孔質体であることを特徴とするワイパ構造。
  2. 【請求項2】 開口溝と前記開口溝に接続する流路溝と
    を有する溝付平板と、前記溝付平板の溝のある面に接合
    される平板とを含み、前記溝付平板が多孔質体の表面に
    疎インク剤をコートしたものであることを特徴とする
    イパ構造。
JP4894297A 1997-03-04 1997-03-04 ワイパ構造 Expired - Fee Related JP3169853B2 (ja)

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US20040189735A1 (en) * 2003-03-24 2004-09-30 Toshiba Tec Kabushika Kaisha Ink jet head cleaning apparatus and ink jet recording apparatus

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