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JP3167878B2 - 画像形成装置の給紙タイミング制御装置 - Google Patents

画像形成装置の給紙タイミング制御装置

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Publication number
JP3167878B2
JP3167878B2 JP04748895A JP4748895A JP3167878B2 JP 3167878 B2 JP3167878 B2 JP 3167878B2 JP 04748895 A JP04748895 A JP 04748895A JP 4748895 A JP4748895 A JP 4748895A JP 3167878 B2 JP3167878 B2 JP 3167878B2
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sheet
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tab
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JP04748895A
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司 杉山
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Original Assignee
Kyocera Mita Corp
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Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、通紙形態の異なる用紙
を収納する複数の用紙給紙部を備え、両用紙給紙部から
用紙を交互に給紙させて画像形成処理を行う際の給紙タ
イミングを制御する画像形成装置の給紙タイミング装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、レジストローラ対までの用紙搬送
路長が異なる複数個の給紙ユニットを備えた画像形成装
置において、連続複写時に給紙ユニットが切り換えられ
ると、上記用紙搬送路長の相違に基づく給紙タイミング
のずれを補正し、連続複写時の処理効率の低下を防止す
る給紙制御方法が提案されている。
【0003】例えば特開平2−147547号公報に
は、同一サイズの用紙が複数の給紙ユニットに分かれて
収納されている場合、このサイズの用紙を用いた連続複
写処理においては、最初、用紙搬送路長の長い給紙カセ
ットから用紙を給紙し、途中で他の給紙カセットに切り
換えられると、当該給紙カセットによる最初の用紙給紙
タイミングを、前回の給紙カセットと今回の給紙カセッ
トとの用紙搬送路長の差に起因する搬送時間差だけ遅延
させて給紙カセットの切換時に後の用紙が先の用紙に重
ならないようにした給紙制御方法が示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、複写機等の
画像形成装置においては、装置の多機能化及び高機能化
に伴い、近年、ユーザ側から複写物の所定位置(所定ペ
ージ)にタブ紙を自動挿入する機能が要望されている。
【0005】従来の複写機においても複数の給紙ユニッ
トにタブ紙と通常の転写紙(以下、普通紙という)をセ
ットすれば、タブ紙と普通紙とをそれぞれ給紙すること
は可能であるが、専用の処理モードを備えていないの
で、タブ紙を所定の位置に自動挿入しながら複写するこ
とはできない。
【0006】そこで、タブ紙を複写物の所定の位置に自
動挿入する専用の処理モード(以下、タブ紙挿入モード
という)を設け、複写機の高機能化を図ることが考えら
れるが、かかる機能を具体化する場合、用紙の形状、給
紙位置の相違に起因する給紙タイミングの問題が生じ
る。
【0007】すなわち、タブ紙と普通紙とで像形成処理
に要する時間が異なるのに伴い、連続給紙時の給紙間隔
がそれぞれ異なってくる。このため、タブ紙と普通紙と
を混合して連続給紙した場合、タブ紙と普通紙との切換
時に給紙間隔を変更しなければならないが、単純に前回
給紙した用紙に対する給紙間隔から今回給紙すべき用紙
に対する給紙間隔に変更しただけでは、(1)複写効率
が適正にならない、(2)前回給紙した用紙の複写処理
より今回給紙した用紙の複写処理が早いため処理の途中
で両方の用紙が重なり合ってジャムを発生する、という
不具合が生じるおそれがある。
【0008】ここで、タブ紙と普通紙とで像形成処理に
要する時間が異なる要因について説明すると、例えば給
紙カセットが多段配置されているものでは、各給紙カセ
ットからレジストローラ対までの搬送路長が異なるた
め、タブ紙と普通紙とで収納された給紙カセットにより
給紙カセットからレジストローラ対までの搬送時間が異
なってくる。
【0009】また、タブ紙は用紙の長手方向の側縁にタ
ブが突出しているので、一次給紙時のレジストローラ対
におけるタブ紙先端の位置合わせや排出トレイへの排出
時における用紙揃え処理やパンチング、ステイプリング
等の用紙処理等を考慮すると、タブ紙を給紙するとき、
横向き(搬送方向に対して横長となる向き)に、しかも
タブのない側縁を前側にして給紙カセットから給紙する
とともに、定着処理の後、タブのある側縁が前側となる
ように搬送方向の前後を反転させる(スイッチバックさ
せる)必要が生じる。
【0010】タブ紙と普通紙とを混合して連続複写を行
う場合、全てスイッチバック処理を行うようにしてもよ
いが、このようにすると、一枚毎の複写処理に長時間を
要し、高速複写処理の要請に反するから、タブ紙のみス
イッチバック処理を行うのが望ましい。しかし、タブ紙
のみスイッチバック処理を行うと、像形成後の排出工程
における搬送時間が普通紙よりタブ紙の方が長くなり、
排出処理においても搬送時間が異なってくる。
【0011】そして、上記のようにタブ紙と普通紙とで
給紙開始から排出完了までの像形成処理に要する時間が
異なるので、これに伴い連続給紙時の給紙間隔も異なっ
てくる。
【0012】上記問題の解決方法として、上記特開平2
−147547号公報に記載された給紙制御方法を採用
することも可能であるが、この給紙制御方法は給紙時に
おける搬送時間の適正化のみを考慮しているため、排出
処理におけるタブ紙と普通紙との搬送時間の差から生じ
る用紙ジャムを確実に防止することは困難である。
【0013】また、用紙の種類が切り替わる毎に先の用
紙が完全に排出されてから後の用紙を給紙するという給
紙制御方法を適用することも考えられるが、この方法で
は用紙が切り換わる毎に不必要に給紙間隔が長くなり、
複写効率が低下することになる。
【0014】本発明は、上記課題に鑑みてなされたもの
であり、確実かつ高い効率で異なる種類の用紙を混合し
て連続給紙することのできる画像形成装置の給紙タイミ
ング制御装置を提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
通常の用紙搬送が行われる第1の用紙を収納する第1の
用紙収納部と上記通常の用紙搬送に比して長時間を要し
て用紙搬送が行われる第2の用紙を収納する第2の用紙
収納部とから選択的に切り換えられて各用紙が用紙搬送
路に給紙される画像形成装置の給紙タイミング制御装置
であって、第1の用紙を第1の給紙間隔で給紙させると
ともに、第2の用紙を上記第1の給紙間隔より長い第2
の給紙間隔で給紙させる給紙手段と、第1の用紙と第2
の用紙との給紙切換えを指示する切換指示手段と、第1
の用紙と第2の用紙間で用紙切換えが指示されたとき
は、切換指示後の一方の用紙の1枚目の給紙間隔を切換
指示前の他方の用紙の給紙間隔で行わせる給紙調整手段
とを備えたものである。
【0016】また、請求項2記載の発明は、上記給紙タ
イミング制御装置において、上記第1の用紙収納部は像
形成部までの用紙搬送に第1の搬送時間を要するように
構成され、第2の用紙収納部は像形成部までの用紙搬送
に上記第1の搬送時間よりも長い第2の搬送時間を要す
るように構成され、上記給紙調整手段は、第1の用紙か
ら第2の用紙への切換えが指示されたときは、切換指示
後の1枚目の第2の用紙の給紙間隔を、第1の給紙間隔
に上記第1の搬送時間と第2の搬送時間との時間差を加
算した給紙間隔で行わせ、第2の用紙から第1の用紙へ
の切換えが指示されたときは、切換指示後の1枚目の第
1の用紙の給紙間隔を、第2の給紙間隔から上記時間差
を減算した給紙間隔で行わせるものである。
【0017】
【作用】請求項1記載の発明によれば、第1の用紙収納
部から用紙が連続給紙されるときは、第1の用紙が第1
の給紙間隔TAで給紙され、第2の用紙収納部から用紙
が連続給紙されるときは、第2の用紙が第2の給紙間隔
Bで給紙される。また、連続給紙時に第1の用紙と第
2の用紙間で用紙切換えが指示されたときは、切換指示
後の一方の用紙の1枚目は切換指示前の他方の用紙の給
紙間隔で給紙される。
【0018】すなわち、連続給紙時に、第1の用紙から
第2の用紙に用紙切換えが指示されると、切換指示後の
1枚目の第2の用紙は切換指示前の第1の用紙の給紙間
隔、すなわち、第1の給紙間隔TAで給紙され、第2の
用紙から第1の用紙に用紙切換えが指示されると、切換
指示後の1枚目の第1の用紙は切換指示前の第2の用紙
の給紙間隔、すなわち、第2の給紙間隔TBで給紙され
る。
【0019】請求項2記載の発明によれば、第1の用紙
から第2の用紙への切換えが指示されたときは、切換指
示後の1枚目の第2の用紙は、第1の給紙間隔TAに第
1の搬送時間T1と第2の搬送時間T1′との時間差Δ
T1=|T1−T1′|を加算した給紙間隔TB′=
(TA+ΔT1)で給紙され、第2の用紙から第1の用
紙への切換えが指示されたときは、切換指示後の1枚目
の第1の用紙は、第2の給紙間隔TBから上記時間差Δ
T1を減算した給紙間隔TA′=(TB−ΔT1)で給紙
される。
【0020】
【実施例】図1は、本発明に係る給紙タイミング制御装
置を備えた複写機(画像形成装置)の一例を示す全体構
成図である。
【0021】同図に示す複写機は、指定された位置(ペ
ージ)にタブ紙(用紙の側縁にタブが突出された特殊用
紙)を挿入させながら複写物を作成することのできるモ
ード(以下、タブ紙挿入モード)が設定可能になされ、
このタブ紙挿入モードでの複写処理においては、原稿の
複写位置(通常の原稿のページかタブ紙挿入ページか)
に応じて給紙すべき用紙が普通紙とタブ紙とに切り換え
られ、それぞれ予め設定された複写プロセスに基づいて
像形成処理が行われるようになっている。
【0022】同図において、複写機は、その本体1の上
面に原稿載置板としてのコンタクトガラス11が取り付
けられ、このコンタクトガラス11上に原稿を自動的に
搬送する自動原稿搬送装置2が開閉可能に配設されてい
る。この自動原稿搬送装置2は、後述するようにタブ紙
挿入位置の入力手段としても機能するものである。
【0023】また、複写機本体1の上面には操作パネル
(図略)が設けられ、両面コピー、縮小/拡大等の各種
のコピーモード、コピー枚数、用紙サイズ及び給紙トレ
イの選択の他、上記タブ紙挿入モードが設定可能になっ
ている。
【0024】また、複写機本体1内には上部に光学機構
3、中間部に像形成装置4、下部に再給紙装置5が配設
されている。更に本体の右側面に像形成用の用紙を供給
する用紙供給装置6が配設され、左側面に像形成後の用
紙(複写物)にソーティング、パンチング、ステイプリ
ング等の処理を施す用紙処理装置7が配設されている。
【0025】自動原稿搬送装置2は、左端側から右端側
に原稿載置部21、原稿給紙部22、原稿搬送部23、
原稿反転部24及び第1原稿排出部25がこの順に配置
されている。原稿載置部21は、原稿をセットする部分
である。原稿給紙部22は、原稿載置部21にセットさ
れた原稿を上面側から1枚ずつ上記コンタクトガラス1
1上に送り出すものである。原稿給紙部22の適所には
原稿セット検出センサ221とレジストスイッチ222
とが設けられ、原稿セット検出センサ221で原稿載置
部21の原稿の有無が検出され、レジストスイッチ22
2で原稿の給送の有無が検出されるようになっている。
【0026】原稿搬送部23は、上記原稿給紙部22に
より送り出された原稿をコンタクトガラス11上の所定
の原稿載置位置に搬送するとともに、複写処理終了後の
原稿を排出したり、表裏反転して上記原稿載置位置に搬
送するために原稿を上記原稿反転部24に搬送するもの
である。なお、原稿搬送部23の上面には複写終了後の
原稿を原稿載置部21にセットされた原稿の頁順と逆に
して排出するための第2原稿排出部231が設けられて
いる。
【0027】原稿反転部24は、反転経路を構成する反
転ガイド241を備え、原稿を表裏反転させて原稿載置
位置にセットするために上記原稿搬送部23から搬送さ
れた原稿を反転させて原稿搬送部23に戻すとともに、
原稿搬送部23から搬送された原稿を第1原稿排出部2
5又は第2原稿排出部231に排出するものである。
【0028】第1原稿排出部25は、複写終了後の原稿
を原稿載置部21にセットされた原稿の頁順を変更する
ことなく排出するための排出部である。
【0029】光学機構3は、第1光学系31、第2光学
系32、レンズ系33及び反射鏡34からなり、原稿像
をスリット状に分割して像形成装置4に導くものであ
る。第1光学系31は、ハロゲンランプ、反射傘及び反
射鏡からなり、原稿載置位置に載置された原稿を照明
し、該原稿からの反射光を第2光学系32に導くもので
ある。また、第2光学系32は、2枚の反射鏡からな
り、第1光学系31を介して導かれた原稿からの反射光
をレンズ系33に導くものである。レンズ系33は原稿
像を像形成装置4の感光体ドラム41に結像させるもの
である。また、反射鏡34は、レンズ系33を透過した
原稿からの反射光を上記感光体ドラム41に導くもので
ある。
【0030】第1光学系31及び第2光学系32は、図
略の駆動モータにより所定の間隔を有してコンタクトガ
ラス11に沿って往復動可能になされ、原稿載置位置に
載置された原稿を主走査方向(図中、A方向)に走査し
て原稿像全体が感光体ドラム41に投影される。
【0031】像形成装置4は、感光体ドラム41からな
る感光部と、上記感光体ドラム41の周囲に回転方向の
上流側から順に主帯電部42、現像部43、転写部4
4、分離部45、クリーニング部46、搬送部47、定
着部48、搬送路切換部49及び用紙給送部50が配設
され、上記搬送部46は上記感光体ドラム41の下部で
あって上記分離部45の下流側に配置され、上記用紙給
送部50は上記感光体ドラム41の下部であって上記転
写部44の上流側に配置されている。また、上記定着部
48及び搬送路切換部49は上記搬送部47の下流端に
この順に配置されている。
【0032】感光体ドラム41は光学機構3から照射さ
れた原稿像の静電潛像を形成するものである。主帯電部
42は上記静電潜像を形成するために感光体ドラム41
を所定の電位に帯電させるものである。現像部43は感
光体ドラム41に形成された原稿の潜像にトナーを静電
吸着させて原稿像を顕在化させるものである。転写部4
4は感光体ドラム41に形成された原稿の顕像(トナー
像)を用紙供給装置6から用紙給送部50を介して給送
された用紙に転写して像を形成するものである。分離部
45は像形成後の用紙を感光体ドラム41から分離する
ものである。クリーニング部46は像形成後に感光体ド
ラム41に残留したトナーを除去するものである。
【0033】また、搬送部47は感光体ドラム41から
分離された用紙を定着部48に搬送し、定着部48は互
いに圧接された加熱ローラ481と加圧ローラ482と
からなり、用紙に転写されたトナー像を熱融着して定着
させるものである。
【0034】また、搬送路切換部49は像形成後の用紙
の搬送路を切り換えるとともに、用紙の搬送方向をスイ
ッチバックして排出するものである。後述するように、
タブ紙挿入モードのタブ紙挿入処理においては搬送方向
の前後を反転させてタブ紙を排出させるため、搬送路切
換部49にスイッチバック機能が設けられている。
【0035】搬送路切換部49は、図2に示すように、
断面三角形状の切換板491と該切換板の各辺に対抗配
置されたガイド板492〜494とにより排出路R1、
循環路R2及び反転排出路R3の3つの搬送路が形成さ
れ、搬送路切換部49の入力端及び2つの出力端にそれ
ぞれ搬送ローラ対495〜497が配設されている。
【0036】上記切換板491は、図略のソレノイドに
より排出位置(循環路R2を遮蔽する位置;図中、点線
で示す。)と循環位置(排出路R1を遮蔽する位置;図
中、実線で示す。)とに切換可能に枢支されており、こ
の切換板491の位置を切り換えて排出路R1と循環路
R2とが切り換られるようになっている。
【0037】上記排出路R1は装置本体1の左側面適所
に設けられた用紙排出口12に複写処理済の用紙を排出
する搬送路であり、上記循環路R2は両面複写時に一回
目の複写(表面側の複写)が終了した用紙(以下、片面
複写済用紙という)を再給紙装置5側に搬送する搬送路
であり、反転排出路R3はスイッチバックされた用紙を
上記用紙排出口12に排出する搬送路である。
【0038】普通紙に対して片面複写処理が行われると
きは、切換板491が排出位置にセットされ、定着部4
8から排出された普通紙は排出路R1を介して用紙処理
装置7に排出される。また、普通紙に対して両面複写処
理が行われるとき、一回目の複写(表面複写)では切換
板491は循環位置にセットされ、定着部48から排出
された普通紙は循環路R2を介して再給紙装置5に搬送
され、二回目の複写(裏面複写)では切換板491は排
出位置に切り換られ、定着部48から排出された普通紙
は排出路R1を介して用紙処理装置7に排出される。
【0039】また、タブ紙挿入処理におけるタブ紙のス
イッチバックは、上記切換板491を循環位置にセット
し、搬送ローラの駆動を制御して行われる。すなわち、
タブ紙が給紙されるときは、切換板491が循環位置に
セットされ、定着部48から排出されたタブ紙は循環路
R2を介して再給紙装置5側に搬送される。このとき、
搬送ローラ対497はタブ紙を少なくともその縦長寸法
だけ再給紙装置5側に搬送した後、タブ紙を挟持した状
態で駆動方向が反転される。これによりタブ紙は搬送方
向の前後が反転され、反転排出路R3を介して用紙処理
装置7に排出される。
【0040】上記用紙搬送部50は搬送路を構成するレ
ジストローラ対501と用紙ガイド502とからなり、
用紙に原稿像を転写・形成すべく用紙供給装置6から一
次給紙された用紙を所定タイミングで感光体ドラム41
に二次給紙するものである。上記用紙ガイド502の上
流側の先端部には用紙供給装置6から給紙される用紙の
用紙ガイド503と再給紙装置5から再給紙される用紙
の用紙ガイド504とが合流しており、普通紙に対して
両面複写処理が行われるとき、一回目の複写(表面複
写)では用紙供給装置6から給紙された用紙が用紙ガイ
ド503を介してレジストローラ対501に搬送され、
二回目の複写(裏面複写)では再給紙装置5から再給紙
された片面複写済用紙が用紙ガイド504を介してレジ
ストローラ対501に搬送されるようになっている。
【0041】再給紙装置5は、用紙ガイド部51,5
5、用紙反転部52、中間トレイ53及び用紙再給紙部
54からなり、両面複写モードにおいて、片面複写済用
紙に対して2回目の複写(裏面側の複写)を行うため、
当該片面複写済用紙を像形成装置4に再給紙するもので
ある。用紙ガイド部51は上記搬送路切換部49の循環
路R2を介して搬送された片面複写済用紙を用紙反転部
52に案内するものであり、用紙反転部52は上記片面
複写済用紙の表裏を反転するものであり、中間トレイ5
3は片面複写済用紙を一時的に収納するものである。
【0042】なお、用紙反転部52は、再給紙の間に片
面複写済用紙を奇数回、表裏反転させるために設けられ
たものである。片面複写済用紙は、搬送路切換部49の
循環路R2、用紙反転部52及び再給紙装置5の用紙ガ
イド部55において合計3回、表裏が反転され、2回目
の複写面が1回目の複写面と反対になるようになってい
る。
【0043】また、用紙再給紙部54は中間トレイ53
に収納された片面複写済用紙を所定のタイミングで再給
紙するものであり、用紙ガイド部55はこの再給紙され
た片面複写済用紙を像形成装置4の用紙搬送部50に案
内するものである。
【0044】用紙供給装置6は縦方向に多段配置された
3個の昇降式給紙トレイ61,62,63、1個の手挿
しトレイ64からなり、本発明に係るタブ紙供給手段を
構成している。最大容量の給紙トレイ61は最下段に配
置され、手挿しトレイ64は最上段に配置され、上記給
紙トレイ61,62,63又は手挿しトレイ64に普通
紙又はタブ紙が収納される。
【0045】給紙トレイ61〜63はそれぞれ昇降可能
な用紙載置台611〜631と該用紙載置台611〜6
31に載置された用紙を給紙する給紙部612〜632
とを備え、給紙部612〜632はそれぞれ用紙載置台
611〜631の用紙先端側の上部に配設されている。
下段の給紙トレイ61の給紙部611の下流側には用紙
排出口65が設けられ、用紙供給装置6からの用紙は該
用紙排出口65から像形成装置4の用紙搬送部50に給
紙されるようになっている。また、用紙供給装置本体6
の前側面(図中、左側面)の上記用紙排出口65より上
側に用紙ガイド部66が設けられている。この用紙ガイ
ド部66は手挿しトレイ64並びに上段及び中段の給紙
トレイ62,63から給紙された用紙を上記用紙排出口
65に搬送するものである。
【0046】各給紙部612,622,632はそれぞ
れピックアップローラ612A,622A,632A及
び給紙ローラ612B,622B,632Bを備え、用
紙載置台611〜613又は手挿しトレイ64に載置さ
れた用紙のうち、最上段の用紙をピックアップローラ6
12A〜632Aで拾い上げ、給紙ローラ612B〜6
32Bにより給紙する。下段の給紙トレイ61から給紙
された用紙は用紙排出口65から装置本体1内の用紙搬
送部50に搬送され、手挿しトレイ64、上段及び中段
の給紙トレイ62,63から給紙された用紙は用紙ガイ
ド部66により用紙排出口65に搬送された後、該用紙
排出口65から装置本体1内の用紙搬送部50に搬送さ
れる。
【0047】上記のように給紙トレイ61〜63は給紙
開始位置からレジストローラ対501までの搬送路長が
異なるため、給紙トレイ61〜63間でレジストローラ
対までの搬送時間が異なっている。また、給紙トレイ6
1〜63にセットされる用紙がタブ紙の場合、タブ紙挿
入処理では排出時にスイッチバック処理が行われるの
で、タブ紙の方が普通紙より排出処理時間が長くなる。
【0048】このため給紙トレイの位置及び各給紙トレ
イにセットされる用紙の種類により搬送時間及び排出処
理時間が異なり、これに応じて給紙トレイ61〜63の
連続給紙時における給紙間隔も異なる値が設定されてい
る。
【0049】例えば下段の給紙トレイ61を普通紙用ト
レイとし、中段の給紙トレイ62をタブ紙用トレイとし
た場合、タブ紙は普通紙より搬送時間及び排出処理時間
が普通紙より長いので、給紙開始から排出終了までの処
理に要する時間が長くなっている。このため、給紙トレ
イ62に対する連続給紙時の給紙間隔TBは、給紙トレ
イ62に対する連続給紙時の給紙間隔TAより長く設定
されている。
【0050】図3は普通紙用トレイの給紙間隔の一例を
示すダイヤグラム、図4はタブ紙用トレイの給紙間隔の
一例を示すダイヤグラムである。
【0051】図3及び図4において、用紙位置s,a,
b,eは、それぞれ給紙開始点、像形成開始点、排出処
理開始点及び排出終了点である。また、給紙タイミング
tr(r=1,t2,…n)はr枚目の給紙タイミング
を示し、〜はそれぞれ給紙開始から像形成開始ま
で、像形成開始から排出開始まで及び排出処理開始から
排紙完了まで(この間にスイッチバック処理を含む)の
各プロセスに対応する期間である。そして、TAは普通
紙に対する連続給紙時の給紙間隔を示し、TBはタブ紙
に対する連続給紙時の給紙間隔を示している。
【0052】上述のように、タブ紙に対してはレジスト
ローラ対501までの搬送路が長く、スイッチバック処
理があるので、,のプロセスに普通紙より長い時間
を要するので、タブ紙に対する給紙間隔TBは普通紙に
対する給紙間隔TAより長くなっている。
【0053】用紙処理装置7は用紙の単純排出、ソーテ
ィング、パンチング及びステイプリング等の用紙処理を
行うもので、上面に排出トレイ71が設けられ、左側面
に複数のビン721からなるソータ部72が設けられ、
装置内の下部にパンチング及びステイプリングの処理を
行う用紙処理部73が設けられ、該用紙処理部73の上
部に用紙を搬送する用紙ガイド部74が設けられてい
る。
【0054】図5は、本発明に係る複写機のタブ紙挿入
モードにおける給紙タイミング制御に関するブロック図
である。なお、同図において、図1また図2に示す部材
と同一部材には同一番号を付している。
【0055】CPU100は複写機本体の複写動作を集
中制御する制御部であり、光学機構3、像形成装置4及
び用紙供給装置6の駆動を制御して各原稿に対する像形
成処理及びタブ紙挿入処理を行うものである。また、C
PU200は自動原稿搬送装置2の原稿搬送動作を集中
制御する制御部である。CPU100及びCPU200
は相互にデータ交信可能になされ、相互に必要な情報を
交信するようになっている。
【0056】CPU200は原稿セット検出センサ22
1の検出信号に基づいて処理すべき原稿の有無を判別す
るとともに、レジストスイッチ222の検出信号に基づ
き内蔵されたカウンタ202により給紙された原稿枚数
をカウントする。また、タブ紙複写モードにおいては、
自動原稿搬送装置2でタブ紙挿入位置のデータが予め読
み込まれるようになっている。このデータの読込みは、
例えばタブ紙挿入位置(挿入ページ)に読取コードや読
取マークが付された特殊原稿を挿入した原稿を自動原稿
搬送装置2で搬送し、特殊原稿検出スイッチ223によ
り上記特殊原稿を検出することで行われる。CPU20
0は、特殊原稿検出スイッチ223の検出信号とレジス
トスイッチ222の検出信号とに基づきタブ紙挿入位置
を算出し、この算出結果を図略の内部メモリに記憶する
とともに、CPU100に送出する。
【0057】また、CPU100は本発明に係る給紙タ
イミング制御手段を構成するものである。CPU100
は、タブ紙挿入モードにおいて、複写処理毎にタブ紙挿
入位置検出部101(判別手段)で今回の複写処理が普
通紙とタブ紙との切換位置であるか否か、すなわち、今
回の給紙すべき用紙が前回給紙された用紙と同一である
か否かの判断を行い、今回の給紙すべき用紙が前回給紙
された用紙と異なると判断したとき、給紙間隔演算部1
02(給紙間隔演算手段)で演算された給紙間隔に基づ
く給紙タイミングで今回給紙すべき用紙を給紙させる。
【0058】タブ紙挿入位置検出部101は、実際の複
写処理前に予めCPU200から読み込まれたタブ紙挿
入位置のデータと実際の複写処理においてCPU200
から入力される原稿搬送枚数のデータとに基づいて通常
の原稿とタブ紙との切換位置であるか否かの判断を行
う。また、給紙間隔演算部102は前回給紙された用紙
の連続給紙時の給紙間隔(TA又はTB)と普通紙用給紙
トレイ61に対する搬送時間TF1及びタブ紙用給紙ト
レイ62に対する搬送時間TF2により今回給紙すべき
用紙の給紙間隔を演算する。
【0059】CPU100は、タブ紙挿入モードにおい
て、通常の原稿の複写処理のときは、用紙供給装置6か
ら普通紙を給紙させ、タブ紙挿入位置の複写処理のとき
は、用紙処理装置6からタブ紙を給紙させる。また、C
PU100は、タブ紙を給紙したとき、搬送路切換部4
9の切換信号を送出して搬送路を循環路R2に切り換え
るととともに、タブ紙が循環路R2を介して搬送ローラ
対497まで搬送されると、所定タイミングで当該搬送
ローラ対497の駆動方向を反転させてタブ紙の搬送方
向をスイッチバックさせる。
【0060】次に、タブ紙挿入モードにおける給紙タイ
ミング制御について説明する。本実施例では、下段の給
紙トレイ61を普通紙用トレイとし、中段の給紙トレイ
62をタブ紙用トレイとした場合を例に説明する。な
お、普通紙用トレイから連続給紙される普通紙は図3に
示すダイヤグラムで複写処理が行われ、タブ紙用トレイ
から連続給紙されるタブ紙は図4に示すダイヤグラムで
複写処理が行われるものとする。
【0061】図6は、タブ紙複写モードにおいてタブ紙
と普通紙とをそれぞれ対応する連続給紙時の給紙間隔で
連続給紙した場合のダイヤグラムである。
【0062】タブ紙に対する給紙間隔TBは普通紙に対
する給紙間隔TAより長いので、普通紙からタブ紙に切
り換えられたときは、同図に示すように、給紙間隔TB
でタブ紙を給紙しても複写処理中にタブ紙が普通紙に追
い付くことはなく(タブ紙の排出処理開始PBは必ず普
通紙の排出終了点の後になる。)、用紙ジャムの問題が
生じることはないが、タブ紙切換時の給紙間隔が不必要
に長くなり、処理効率が低下する。一方、タブ紙から普
通紙に切り換えられるときは、給紙間隔TAで普通紙を
給紙すると、のプロセスで普通紙がタブ紙に追い付き
(タブ紙の排出処理期間に普通紙の排出処理開始PA
入る。)、用紙ジャムを発生するおそれがある。
【0063】従って、タブ紙挿入モードにおいて、用紙
ジャムを発生させることなく、しかも好適な処理効率で
連続複写を行うには、普通紙又はタブ紙がそれぞれ連続
給紙されるときは普通紙又はタブ紙に対応する給紙間隔
A又は給紙間隔TBで給紙すればよいが、普通紙とタブ
紙間で用紙が切り換えられるときは、上記給紙間隔
A,TBとは異なる特別の給紙間隔TA′,TB′で普通
紙又はタブ紙を給紙する必要がある。
【0064】図7は、タブ紙複写モードにおいてタブ紙
と普通紙との用紙切換時の給紙間隔を連続給紙時と異な
る給紙間隔で給紙した場合のタイムチャートである。
【0065】同図において、縦軸は連続給紙された用紙
の種類を示し、横軸は時間を示している。また、s,
a,b,eはそれぞれ各用紙の給紙開始点、像形成開始
点、排出処理開始点及び排出終了点で、T1,T3はそ
れぞれ普通紙の複写処理におけるs−a間及びb−e間
に要する時間、T1′,T3′はそれぞれタブ紙の複写
処理におけるs−a間及びb−e間に要する時間、T2
は普通紙及びタブ紙の複写処理におけるa−b間に要す
る時間である。また、TA,TBはそれぞれ普通紙とタブ
紙の連続給紙時の給紙間隔であり、TA′はタブ紙の次
に普通紙が給紙されるときの給紙間隔、TB′は普通紙
の次にタブ紙が給紙されるときの給紙間隔である。
【0066】給紙開始点sと像形成開始点a間の期間に
はレジストローラ対501までの普通紙又はタブ紙紙の
搬送時間TF1,TF2が含まれており、上述したよう
にタブ紙に対する搬送時間TF2が普通紙に対する搬送
時間TF1より長いから、T1′>T1となっている。
また、排出処理開始点bと排出終了点e間の期間には搬
送方向のスイッチバック処理が含まれ、上述したように
タブ紙は反転処理がされるので、T2′>T2となって
いる。像形成開始点aと排出処理開始点bの期間は概ね
感光体ドラム41に二次給紙を開始した時点から定着部
48を通過する時点で、この間の処理速度は用紙の種類
に拘らず一定であるので、タブ紙も普通紙も同一となっ
ている。
【0067】タブ紙挿入モードにおいて、用紙ジャムを
発生させることなく、しかも好適な処理効率で連続複写
を行わせるには、図7に示すように、用紙の種類が切り
換えられる場合でも前の用紙の排出終了点eと同時若し
くは一定時間δ後に次の用紙の排出処理が開始されるよ
うにするとよいから、これを満足するような用紙切換時
における給紙間隔TA′,TB′を算出すると、以下のよ
うになる。
【0068】すなわち、同図において、T1+T2+T
3=Ts、T1′+T2+T3′=Ts′、T1′−T
1=ΔT1とすると、上記給紙間隔TA′,TB′は下記
(1)式,(2)式のようになる。
【0069】
【数1】
【0070】一方、上記給紙間隔TA,TBは下記
(3),(4)式となるから、これらの(3)式、
(4)式をそれぞれ上記(1)式、(2)式に代入する
と、上記給紙間隔TA′,TB′はそれぞれ下記(5),
(6)式となる。
【0071】
【数2】
【0072】
【数3】
【0073】上記(5)式及び(6)式において、ΔT
1はタブ紙に対する搬送時間TF2と普通紙に対する搬
送時間TF1との差に相当するから、両式から分かるよ
うに、給紙間隔の異なる2種類の用紙を切り換えて給紙
する場合、搬送時間の長い用紙から搬送時間の短い用紙
に切り換えるときは、前回給紙した用紙に対する給紙間
隔に搬送時間の差を加算した給紙間隔で今回給紙すべき
用紙を給紙し、搬送時間の短い用紙から搬送時間の長い
用紙に切り換えるときは、前回給紙した用紙に対する給
紙間隔から搬送時間の差を減算した給紙間隔で今回給紙
すべき用紙を給紙すればよいことがわかる。
【0074】本実施例では、タブ紙に対する搬送時間T
F2が普通紙に対する搬送時間TF1より長くなるよう
に給紙カセットを設定しているので、タブ用紙から普通
紙に切り換えるときは、タブ紙に対する給紙間隔TB
搬送時間の差ΔT1(=T1′−T1>0)を加算した
給紙間隔TA′で普通紙が給紙され、普通紙からタブ紙
に切り換えるときは、普通紙に対する給紙間隔TAから
搬送時間の差ΔT1を減算した給紙間隔TB′でタブ紙
が給紙される。
【0075】図8は、タブ紙挿入モードにおける各用紙
の給紙間隔を決定するフローチャートである。タブ紙挿
入モードにおいては、CPU100は用紙を給紙する毎
に、同図のフローチャートに従って給紙間隔を算出し、
この算出結果に基づく所定の給紙タイミングで各用紙を
給紙する。
【0076】給紙間隔の演算処理は、まず、今回給紙す
べき用紙の種類が判別され(S1)、普通紙であれば
(S1でYES)、更に前回給紙された用紙の種類が判
別され(S2)、前回の用紙も普通紙であれば(S2で
YES)、普通紙の連続給紙であるから、普通紙の連続
給紙時における給紙間隔TAが給紙間隔の制御値TCに
セットされる(S3)。
【0077】前回給紙された用紙がタブ紙であれば(S
2でNO)、普通紙に対する搬送時間T1とタブ紙に対
する搬送時間T1′との差ΔT1=|T1′−T1|が
算出され(S4)、更にタブ紙の連続給紙時における給
紙間隔TBに上記搬送時間差ΔT1=|T1′−T1|
を加算して給紙間隔TA′が算出され(S5)、この給
紙間隔TA′が給紙間隔の制御値TCにセットされる
(S6)。
【0078】一方、今回給紙すべき用紙がタブ紙であれ
ば(S1でNO)、更に前回給紙された用紙の種類が判
別され(S7)、前回の用紙もタブ紙であれば(S7で
YES)、タブ紙の連続給紙であるから、タブ紙の連続
給紙時における給紙間隔TBが給紙間隔の制御値TCに
セットされる(S11)。
【0079】前回給紙された用紙が普通紙であれば(S
7でNO)、上記搬送時間差ΔT1=|T1′−T1|
が算出され(S8)、更に普通紙の連続給紙時における
給紙間隔TAから上記搬送時間差ΔT1=|T1′−T
1|を減算して給紙間隔TB′が算出され(S9)、こ
の給紙間隔TB′が給紙間隔の制御値TCにセットされ
る(S10)。
【0080】そして、タブ紙挿入モードにおいては、C
PU100は用紙を給紙する毎に、図8のフローチャー
トに従って給紙間隔を算出し、この算出結果に基づく所
定の給紙タイミングで各用紙を給紙する。
【0081】なお、本実施例では、用紙供給装置6に配
設された複数の給紙トレイ61〜63及び手挿しトレイ
64のレジストローラ対501までの搬送路長がそれぞ
れ異なるため、これに伴う用紙の造形成装置4への搬送
時間が異なる場合について説明したが、各給紙トレイか
らの上記搬送時間が同一の場合は、搬送時間の時間差Δ
T1が「0」となるから、上記(5)式及び(6)式か
ら明らかなように、用紙切換時における今回給送すべき
用紙は、前回給紙された給紙間隔で給紙するようにすれ
ば良い。
【0082】また、上記実施例では、普通紙とタブ紙と
を混合して連続給紙する場合について説明したが、本発
明はこの用紙の種類の組合せに限定されるものではな
く、複数の給紙トレイに給紙間隔の異なる複数の用紙が
収納されているときに、これらの用紙を混合して連続給
紙する場合であれば任意の用紙に適用することができ
る。例えば用紙サイズや紙質の相違に起因して給紙間隔
が異なる複数の普通紙を連続給紙する場合や、用紙に対
して像形成位置をずらせて複写処理を行う、いわゆるマ
ージンシフト処理の有無により給紙間隔が異なる複数の
普通紙を連続給紙する場合にも適用することができる。
【0083】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の発
明によれば、給紙間隔の異なる第1の用紙と第2の用紙
とが選択的に切り換えられて連続給紙される画像形成装
置の給紙タイミング制御装置であって、第1の用紙と第
2の用紙間で用紙切換えが指示されたときは、切換指示
後の一方の用紙の1枚目の給紙間隔を切換指示前の他方
用紙の給紙間隔で行わせるようにしたので、給紙間隔
の長い第2の用紙が給紙された後に給紙間隔の短い第1
の用紙が給紙される場合にも像形成処理中における第1
の用紙と第2の用紙間の搬送間隔が確保され、確実にジ
ャムを防止することができるとともに、用紙の切換時に
おける給紙間隔が不必要に長くなることがなく、給紙間
隔の異なる第1及び第2の用紙の連続給紙を効率良く行
うことができる。
【0084】また、請求項2記載の発明によれば、第1
の用紙から第2の用紙への切換えが指示されたときは、
切換指示後の1枚目の第2の用紙を、第1の給紙間隔に
第1の搬送時間と第2の搬送時間との時間差を加算した
給紙間隔で行い、第2の用紙から第1の用紙への切換え
が指示されたときは、切換指示後の1枚目の第1の用紙
の給紙間隔を、第2の給紙間隔から上記時間差を減算し
た給紙間隔で行うようにしたので、搬送時間差に起因し
て用紙切換時に生じる不必要な給紙間隔のずれが適正に
補正され、好適な給紙効率で連続給紙を行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る給紙タイミング制御装置を備えた
複写機(画像形成装置)の一例を示す全体構成図であ
る。
【図2】搬送路切換部の概略構成図である。
【図3】普通紙トレイの給紙間隔の一例を示すダイヤグ
ラムである。
【図4】タブ紙用トレイの給紙間隔をの一例示すダイヤ
グラムである。
【図5】本発明に係る複写機のタブ紙挿入モードにおけ
る給紙タイミング制御に関するブロック図である。
【図6】タブ紙複写モードにおいてタブ紙と普通紙とを
それぞれ対応する連続給紙時の給紙間隔で連続給紙した
場合のダイヤグラムである。
【図7】タブ紙複写モードにおいてタブ紙と普通紙との
用紙切換時の給紙間隔を連続給紙時と異なる給紙間隔で
給紙した場合のタイムチャートである。
【図8】タブ挿入モードにおける各用紙の給紙間隔を設
定するフローチャートである。
【符号の説明】
1 複写機本体 11 コンタクトレンズ 14 タブ紙挿入モード設定キー 15 コピーキー 2 自動原稿搬送装置 21 原稿載置部 22 原稿給紙部 23 原稿搬送部 24 原稿反転部 25 第1原稿排出部 221 原稿セット検出センサ 222 レジストスイッチ 223 特殊原稿検出スイッチ 3 光学機構 31 第1光学系 32 第2光学系 33 レンズ系 34 反射鏡 4 像形成装置 41 感光部(感光体ドラム) 42 主帯電部 43 現像部 44 転写部 45 分離部 46 クリーニング部 47 搬送部 48 定着部 49 搬送路切換部 497 搬送ローラ対 50 用紙搬送部 5 再給紙装置 6 用紙供給装置 65 用紙排出口 61,62,63 昇降式給紙トレイ 64 手挿しトレイ 611,612,613 用紙載置台 612,622,632 給紙部 66 用紙ガイド部 7 用紙処理装置 100,200,300 CPU 101 タブ紙挿入位置検出部 102 給紙間隔演算部

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常の用紙搬送が行われる第1の用紙を
    収納する第1の用紙収納部と上記通常の用紙搬送に比し
    て長時間を要して用紙搬送が行われる第2の用紙を収納
    する第2の用紙収納部とから選択的に切り換えられて各
    用紙が用紙搬送路に給紙される画像形成装置の給紙タイ
    ミング制御装置であって、第1の用紙を第1の給紙間隔
    で給紙させるとともに、第2の用紙を上記第1の給紙間
    隔より長い第2の給紙間隔で給紙させる給紙手段と、第
    1の用紙と第2の用紙との給紙切換えを指示する切換指
    示手段と、第1の用紙と第2の用紙間で用紙切換えが指
    示されたときは、切換指示後の一方の用紙の1枚目の給
    紙間隔を切換指示前の他方の用紙の給紙間隔で行わせる
    給紙調整手段とを備えたことを特徴とする画像形成装置
    の給紙タイミング制御装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の画像形成装置の給紙タイ
    ミング制御装置において、上記第1の用紙収納部は像形
    成部までの用紙搬送に第1の搬送時間を要するように構
    成され、第2の用紙収納部は像形成部までの用紙搬送に
    上記第1の搬送時間よりも長い第2の搬送時間を要する
    ように構成され、上記給紙調整手段は、第1の用紙から
    第2の用紙への切換えが指示されたときは、切換指示後
    の1枚目の第2の用紙の給紙間隔を、第1の給紙間隔に
    上記第1の搬送時間と第2の搬送時間との時間差を加算
    した給紙間隔で行わせ、第2の用紙から第1の用紙への
    切換えが指示されたときは、切換指示後の1枚目の第1
    の用紙の給紙間隔を、第2の給紙間隔から上記時間差を
    減算した給紙間隔で行わせるものであることを特徴とす
    る画像形成装置の給紙タイミング制御装置。
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