JP3165329U - 圧力調理器具 - Google Patents
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Abstract
【課題】圧力を検知してタイマー装置を起動させる構成を簡素かつ低コストで実現可能な圧力調理器具を提供する。【解決手段】蓋本体を着脱可能な着脱位置P0と、除圧位置P1と、低圧位置P2と、高圧位置P3とに操作可能な操作部材1と、容器本体内部が、常圧、低圧、高圧のいずれかになるように調整するレギュレータ6と、圧力下の調理時間をカウントするタイマー装置と、容器本体内部が低圧となったときにタイマー装置を起動させる第1起動状態と、高圧となったときに起動させる第2起動状態と、に調整されるタイマー起動装置5と、を備える。操作部材1は、タイマー起動装置5の起動状態を調整する第1調整作動部と、レギュレータ6の状態を調整する第2調整作動部と、を備える。【選択図】図2
Description
本考案は、容器本体と、この容器本体に対して着脱自在に取り付けられる蓋本体と、この蓋本体に取り付けられる蓋取っ手部と、を備え、圧力下で食品を調理するための圧力調理器具に関する。
かかる圧力調理器具として圧力鍋が知られている。圧力鍋は、所定の圧力下において調理を行うものであるが、設定した圧力(低圧又は高圧)における調理時間を設定する必要がある。そのため、設定した圧力に到達すると、タイマー装置が起動し設定した調理時間をカウントダウンさせる機能を搭載するようにしている。
例えば、特許文献1には、圧力鍋内部の圧力が作用することで上下移動する圧力表示プッシュロッドが設けられており、このプッシュロッドとタイマー装置の間に非接触信号送信装置が設けられている。これはプッシュロッドの位置を示す信号をタイマー装置に対して送信するものであり、マグネット(永久磁石)とホールセンサによって行われる。ホールセンサは、タイマー装置の上に配置され、調理が開始する時や圧力が所定のレベルに達した時にホールセンサが応答するように構成される。
しかしながら、上記の構成はマグネットやホールセンサを用いて圧力情報を伝達するものであり、コスト的に高価なものになる。また、低圧と高圧においては、圧力の大きさを区別して検知する必要があり、できるだけ簡素でコストのかからない構成が要求されている。
本考案は上記実情に鑑みてなされたものであり、その課題は、圧力を検知してタイマー装置を起動させる構成を従来よりも簡素かつ低コストで実現可能な圧力調理器具を提供することである。
上記課題を解決するため本考案に係る圧力調理器具は、
容器本体と、この容器本体に対して着脱自在に取り付けられる蓋本体と、この蓋本体に取り付けられる蓋取っ手部と、を備え、圧力下で食品を調理するための圧力調理器具であって、
前記蓋取っ手部は、
少なくとも、蓋本体を着脱可能な着脱位置と、第1圧力の下での調理を可能にする第1圧力位置と、第1圧力よりも高い第2圧力の下での調理を可能にする第2圧力位置とに操作可能な操作部材と、
容器本体内部が、少なくとも、常圧、第1圧力、第2圧力のいずれかになるように、通常状態、第1状態、第2状態に調整されるレギュレータと、
圧力下における調理時間をカウントするタイマー装置と、
容器本体内部が第1圧力となったときにタイマー装置を起動させる第1起動状態と、容器本体内部が第2圧力となったときにタイマー装置を起動させる第2起動状態と、に調整されるタイマー起動装置と、を備え、
前記操作部材は、
前記タイマー起動装置の前記起動状態を調整するための第1調整作動部と、
前記レギュレータの状態を調整するための第2調整作動部と、を備え、
前記第1圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第1起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第1状態に調整し、
前記第2圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第2起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第2状態に調整することを特徴とするものである。
容器本体と、この容器本体に対して着脱自在に取り付けられる蓋本体と、この蓋本体に取り付けられる蓋取っ手部と、を備え、圧力下で食品を調理するための圧力調理器具であって、
前記蓋取っ手部は、
少なくとも、蓋本体を着脱可能な着脱位置と、第1圧力の下での調理を可能にする第1圧力位置と、第1圧力よりも高い第2圧力の下での調理を可能にする第2圧力位置とに操作可能な操作部材と、
容器本体内部が、少なくとも、常圧、第1圧力、第2圧力のいずれかになるように、通常状態、第1状態、第2状態に調整されるレギュレータと、
圧力下における調理時間をカウントするタイマー装置と、
容器本体内部が第1圧力となったときにタイマー装置を起動させる第1起動状態と、容器本体内部が第2圧力となったときにタイマー装置を起動させる第2起動状態と、に調整されるタイマー起動装置と、を備え、
前記操作部材は、
前記タイマー起動装置の前記起動状態を調整するための第1調整作動部と、
前記レギュレータの状態を調整するための第2調整作動部と、を備え、
前記第1圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第1起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第1状態に調整し、
前記第2圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第2起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第2状態に調整することを特徴とするものである。
かかる構成による圧力調理器具の作用・効果を説明する。この圧力調理器具は、容器本体と蓋本体により構成され、さらに、蓋本体には蓋取っ手部が取り付けられる。蓋取っ手部には、操作部材が設けられており、圧力下での調理を行うためには、操作部材を第1圧力位置あるいは第2圧力位置に設定する。レギュレータは、操作部材により調整されるように構成され、容器本体内部が、常圧(着脱位置)、第1圧力(第1圧力位置)、第2圧力(第2圧力位置)になるように調整される。また、タイマー装置を起動させるタイマー起動装置が設けられており、操作部材によりタイマー起動装置を第1起動状態(第1圧力位置)、第2起動状態(第2圧力位置)になるように調整される。
従って、操作部材を操作して第1圧力位置に設定すると、容器本体内部の圧力は第1圧力(低圧)に設定されると共に、当該第1圧力に到達すると、タイマー起動装置によりタイマー装置が起動される。これにより、カウント動作(例えば、カウントダウン)が開始し、第1圧力下における調理時間を設定することができる。また、操作部材を操作して第2圧力位置に設定すると、容器本体内部の圧力は第2圧力(高圧)に設定されると共に、当該第2圧力に到達すると、タイマー起動装置によりタイマー装置が起動される。これにより、カウント動作(例えば、カウントダウン)が開始し、第2圧力下における調理時間を設定することができる。
従って、操作部材を操作するだけでタイマー起動装置やレギュレータを所望の状態に調整することができ、第1圧力と第2圧力の設定や検知も操作部材を操作する位置により対応することができる。以上のように、圧力を検知してタイマー装置を起動させる構成を従来よりも簡素かつ低コストで実現可能な圧力調理器具を提供することができる。なお、操作部材は、第1圧力位置と第2圧力位置だけでなく、更に第3圧力位置や除圧位置等に設定できるようにしてもよい。
本考案において、前記タイマー装置は、調理時間のカウントを開始するためのスイッチを備え、
前記タイマー起動装置は、
初期位置と、前記スイッチを動作させる作用位置と、の間を移動可能なタイマー入力部材と、
このタイマー入力部材を初期位置に付勢する付勢部材と、を備え、
前記第1起動状態においては、付勢部材による第1付勢力をタイマー入力部材に付与し、第2起動状態においては、前記第1付勢力よりも大きな第2付勢力を前記付勢部材により付与できるように、前記第1調整作動部による調整が行われることが好ましい。
前記タイマー起動装置は、
初期位置と、前記スイッチを動作させる作用位置と、の間を移動可能なタイマー入力部材と、
このタイマー入力部材を初期位置に付勢する付勢部材と、を備え、
前記第1起動状態においては、付勢部材による第1付勢力をタイマー入力部材に付与し、第2起動状態においては、前記第1付勢力よりも大きな第2付勢力を前記付勢部材により付与できるように、前記第1調整作動部による調整が行われることが好ましい。
この構成によると、タイマー入力部材を初期位置から作用位置へ移動させることで、タイマー装置のスイッチを動作させ、タイマー動作を開始させることができる。タイマー入力部材には付勢力が作用しており、容器本体内部の圧力が高まると、付勢力に抗してタイマー入力部材を移動させる。第1付勢力が作用している時は、第1圧力になった時にタイマー入力部材がタイマー装置を起動させ、第2付勢力が作用している時は、第1圧力よりも大きな第2圧力になった時にタイマー入力部材がタイマー装置を起動させる。このように、付勢部材の付勢力を変更することで、低圧と高圧に対応してタイマー装置を作動させることができる。
本考案において、前記付勢部材による付勢力を調整するための付勢力調整部材を備え、前記第1調整作動部により付勢力調整部材の位置を変更することで、付勢部材の付勢力を変更可能に構成したことが好ましい。
付勢力を調整する機構は種々考えられるが、付勢力調整部材を設けて、この位置を変更することで付勢力を変更可能にすることで、簡素な構成により付勢力を変更する機構を実現することができる。
本考案において、前記第1調整作動部は、カム面により形成され、当該カム面により前記付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、付勢部材であるスプリングを圧縮させ、前記タイマー入力部材に作用する付勢力を増加させるように構成したことが好ましい。
付勢力調整部材の位置を変更する方法として、操作部材にカム面により形成される第1調整作動部により行うことができる。カム面により付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、スプリングを圧縮させ、付勢力を増加させることができる。従って、カム面とスプリングという汎用的な構成を利用することで付勢力を増加させることができ、低圧、高圧の設定変更を簡単に行うことができる。
本考案において、前記カム面には、前記第1圧力位置と第2圧力位置に対応する位置に、前記被作用部が嵌り込む凹部が形成されていることが好ましい。
かかる凹部を形成することで、被作用部を前記第1圧力位置と第2圧力位置に対応する位置に位置決めすることができ、また、操作する時のクリック感を出すことができる。
本考案における前記レギュレータは、
容器本体内部の圧力を逃がすための逃がし穴を解放した状態と、閉鎖した状態とに設定可能なパッキン部材と、
このパッキン部材と一体的に結合されるパッキン設定部材と、
このパッキン設定部材に、逃がし穴を閉鎖する方向に付勢力を付与するための第2付勢部材と、
この第2付勢部材による付勢力を調整するための第2付勢力調整部材を備え、前記第2調整作動部により第2付勢力調整部材の位置を変更することで、第2付勢部材の付勢力を変更可能に構成したことが好ましい。
容器本体内部の圧力を逃がすための逃がし穴を解放した状態と、閉鎖した状態とに設定可能なパッキン部材と、
このパッキン部材と一体的に結合されるパッキン設定部材と、
このパッキン設定部材に、逃がし穴を閉鎖する方向に付勢力を付与するための第2付勢部材と、
この第2付勢部材による付勢力を調整するための第2付勢力調整部材を備え、前記第2調整作動部により第2付勢力調整部材の位置を変更することで、第2付勢部材の付勢力を変更可能に構成したことが好ましい。
容器本体内部の圧力を逃がす逃がし穴は、安全機構の1つとして設けられる。この逃がし穴から内部の圧力を逃がすようにして、必要以上の圧力にならないように設定することができる。この逃がし穴はパッキン部材により閉鎖されるが、容器本体内部の圧力が所定以上になると、開放した状態になり、内部の圧力を逃がすことができる。パッキン部材を閉鎖する時の付勢力は、第2付勢力調整部材により調整することができ、これに基づいて、内部圧力を第1圧力あるいは第2圧力に設定することができる。
本考案に係る前記第2調整作動部は、カム面により形成され、当該カム面により前記第2付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、第2付勢部材であるスプリングを圧縮させ、前記パッキン設定部材に作用する付勢力を増加させるように構成したことが好ましい。
第2付勢力調整部材の位置を変更する方法として、操作部材にカム面により形成される第2調整作動部により行うことができる。カム面により第2付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、スプリングを圧縮させ、付勢力を増加させることができる。従って、カム面とスプリングという汎用的な構成を利用することで付勢力を増加させることができ、低圧、高圧の設定変更を簡単に行うことができる。
本考案に係る前記蓋取っ手部は、前記蓋本体に対して着脱自在に取り付けられることが好ましい。これにより、蓋取っ手部のメンテナンス、清掃等を容易に行うことができる。
本考案に係る圧力調理器具の好適な実施形態を図面を用いて説明する。図1は、圧力調理器具の一例である圧力鍋の外観を示す側面図である。
<圧力鍋の外観構成>
圧力鍋は、容器本体Aと、この容器本体Aに対して着脱自在な蓋本体Bにより構成される。容器本体Aと蓋本体Bの着脱機構は、バヨネット方式等の適宜の公知の方式により行うことができる。蓋本体Bは、さらに蓋天面部B1と蓋取っ手部B2から構成されており、蓋取っ手部B2は蓋天面部B1に対して着脱自在に取り付けられる。これにより、蓋取っ手部B2のメンテナンスや清掃を行うことができる。
圧力鍋は、容器本体Aと、この容器本体Aに対して着脱自在な蓋本体Bにより構成される。容器本体Aと蓋本体Bの着脱機構は、バヨネット方式等の適宜の公知の方式により行うことができる。蓋本体Bは、さらに蓋天面部B1と蓋取っ手部B2から構成されており、蓋取っ手部B2は蓋天面部B1に対して着脱自在に取り付けられる。これにより、蓋取っ手部B2のメンテナンスや清掃を行うことができる。
図2は、圧力鍋を上から見た平面図であり、(a)は全体的に見た平面図であり、(b)は内部機構の一部を示す平面図である。また、図2Aは蓋本体Bの外観構成を示す斜視図である。蓋取っ手部B2は、平面視で円形の蓋天面部B1の中央部に位置する取っ手本体部B21と、取っ手つまみ部B22により一体構成されている。取っ手つまみ部B22は、手でつかみ易いように半径方向に突出して伸びている。
取っ手つまみ部B22の内部には、上記半径方向(矢印C)に沿ってスライド移動可能な操作部材1を備えている。この操作部材1は、移動方向に沿って4つのポジションをとることができる。すなわち、着脱装置P0、除圧位置P1、低圧位置P2(第1圧力位置に相当)、高圧位置P3(第2圧力位置に相当)である。着脱装置P0は、蓋本体Bを容器本体Aから着脱可能にする位置である。除圧位置P1は、容器本体内部の圧力を除圧して常圧にすることが可能な位置である。低圧位置P2は、容器本体内部を常圧よりも高い「低圧」(第1圧力に相当)に設定して調理する場合の位置である。高圧位置P3は、容器本体内部を「低圧」よりも高い「高圧」(第2圧力に相当)に設定して調理するための位置である。
なお、圧力下で調理する場合、本実施形態においては「低圧」「高圧」の2つであるが、さらに「中圧」等を増やして3つ以上としてもよい。
操作部材1には、手で操作するための操作つまみ1aが設けられており、この操作つまみ1aに指標1bが印刷されている。この指標を、各操作位置を表す指標20〜23のいずれかに合わせることで、各調理モード等に設定することができる。ちなみに、指標20は着脱装置P0に対応し、指標21は除圧位置P1に対応し、指標22は低圧位置P2に対応し、指標23は高圧位置P3に対応する。各ポジションには、操作する時のクリック感が出るように構成されている。
図2(b)に示すように、容器本体Aの上面には、平面視でL字形の係合溝A1が形成されている。操作部材1の裏面側には、係合突起1cが一体形成されており、操作部材1が着脱装置P0にあるときは、係合突起1cがL字形の係合溝A1の水平部分に位置しているので、係合溝A1から脱出することができる。すなわち、蓋取っ手部B2を容器本体Aから外すことができる。操作部材1が着脱装置P0以外の位置にあるときには、係合突起1cはL字形の係合溝A1の垂直部分に位置しているので、係合溝A1から脱出することはできない。従って、容器本体内部に圧力が作用している時は、蓋本体Bを容器本体Aから外せないので安全である。
図2(a)に示すように、蓋本体Bのほぼ中央部に、圧力ゲージ2が設けられている。圧力ゲージ2は、容器本体内部が高くなると、その圧力値に応じて上方に飛び出てくる。これにより、圧力が常圧か低圧か高圧かを視覚的に認識することができる。
また、図2(a)に示すように、蓋本体Bのほぼ中央部左側には、安全弁3が設けられている。安全弁3は、容器本体内部の圧力が所定以上の高圧になると、この安全弁3を介して圧力を逃がすことができる。さらに、蓋本体Bのほぼ中央部右側にも、安全弁4が設けられている。安全弁4は、安全弁3と同じ目的で設けられているが、この安全弁4の位置には、操作部材1のロック動作を行うロックピンも設けられている。すなわち、容器本体内部の圧力が高まっているときは、このロックピンの作用により操作部材1を着脱装置P0に戻せないようにロックする。これにより、容器本体の内圧が残留している時に、不用意に蓋本体Bを開けてしまわないようにすることができる。
<蓋取っ手部の内部機構>
次に、蓋取っ手部B2の内部機構を図3、図4、図4Aにより説明する。図4は、タイマー機構の主要な部分の構成を示す図であり、図4Aは、操作部材の先端側の機構を示す図である。
図4において、操作部材1は着脱装置P0に位置している。操作部材1は、水平方向に沿って伸びた形状を有している。操作部材1の操作領域には、タイマー起動装置5とレギュレータ6が設けられている。タイマー起動装置5は、その上面に設けられるタイマー装置7を起動するための装置である。図3は、上記のうち、主要な部分の構造を示す分解斜視図である。
次に、蓋取っ手部B2の内部機構を図3、図4、図4Aにより説明する。図4は、タイマー機構の主要な部分の構成を示す図であり、図4Aは、操作部材の先端側の機構を示す図である。
図4において、操作部材1は着脱装置P0に位置している。操作部材1は、水平方向に沿って伸びた形状を有している。操作部材1の操作領域には、タイマー起動装置5とレギュレータ6が設けられている。タイマー起動装置5は、その上面に設けられるタイマー装置7を起動するための装置である。図3は、上記のうち、主要な部分の構造を示す分解斜視図である。
<タイマー装置>
圧力を掛けて調理をする場合には、当該圧力を作用させる時間を設定させる必要がある。調理する内容によって、「低圧」か「高圧」か、また、調理時間も設定する必要がある。タイマー設定部7aは、調理時間を設定する機能を有する。
圧力を掛けて調理をする場合には、当該圧力を作用させる時間を設定させる必要がある。調理する内容によって、「低圧」か「高圧」か、また、調理時間も設定する必要がある。タイマー設定部7aは、調理時間を設定する機能を有する。
タイマー設定部7aは、設定用の操作キーを備えている。例えば、5分30秒、といった時間を設定することができる。タイマー表示部7bは、設定した時間の表示や、調理時間のカウントダウン表示を行う。例えば、「低圧」で3分の設定をした場合、「低圧」状態になったことが検知されると、カウントダウン表示が始まる。カウントが0になれば調理完了であることを認識することができる。報知部7cは、カウントが0になった時にその旨を報知する機能を有し、例えば、表示ランプやブザーにより構成することができる。
スタートスイッチ70は、機械的なスイッチであり、第1接片70a,第2接片70bを有する。通常は、第1・第2接片70a,70bは離間しておりオフの状態である。タイマー起動装置5の動作により第1・第2接片70a,70bが接触すると、スタートスイッチ70はオンになる。タイマー制御部7dは、タイマー装置7の各部を制御する。例えば、スタートスイッチ70がオンになると、設定された調理時間のカウントダウンを開始し、タイマー表示部7bに時間を表示させる。
なお、タイマー装置7は、蓋取っ手部B2の上面に設けられた載置部24の上に着脱自在に載置される。なお、タイマー装置7によるカウントダウンが一旦始まると、タイマー装置7を載置部24から外しても、カウントダウン動作はそのまま継続される。これにより、料理をする者は、圧力鍋が置かれている場所とは、離れている場所にいても、調理時間の完了を容易に確認することができる。
<タイマー起動装置>
次に、タイマー起動装置5の構成について説明する。タイマー起動装置5は、容器本体内部が所定の圧力(低圧もしくは高圧)にまで高まると、タイマー装置7のスタートスイッチ70をオンにさせタイマーのカウントダウン動作を開始させる機能を有する。
次に、タイマー起動装置5の構成について説明する。タイマー起動装置5は、容器本体内部が所定の圧力(低圧もしくは高圧)にまで高まると、タイマー装置7のスタートスイッチ70をオンにさせタイマーのカウントダウン動作を開始させる機能を有する。
タイマー起動装置5は、タイマー入力部材50と、バネ力調整部材51(付勢力調整部材に相当)と、コイルスプリング52(付勢部材に相当)と、パッキン部材53とを備えている。
タイマー入力部材50は、図4に示す初期位置と、スタートスイッチ70をオンにさせる作用位置との間を移動可能である。タイマー入力部材50は、パッキング保持部50a、第1フランジ50b、胴体部50c、第2フランジ50d、スイッチ作用部50eにより構成される。タイマー入力部材50は、全体として軸状に形成される。スイッチ作用部50eの頂部は、初期位置において、載置部24とほぼ面一の状態にある。載置部24には、ブッシュ24aがはめ込まれており、スイッチ作用部50aの軸受として機能する。タイマー入力部材50が圧力を受けて上昇した時に、第2フランジ50dがブッシュ24aの裏面に当接する位置まで上昇することができる。
バネ力調整部材51は、タイマー入力部材50に対してバネ力(付勢力)を作用させるための部材である。バネ力調整部材51は、円筒形の本体部51aと、バネ受け部51bとを備えている。バネ受け部51bの中央には穴部が設けられており、タイマー入力部材51の第2フランジ50dやスイッチ作用部50eが通過可能な大きさに設定されている。バネ受け部51bと、第1フランジ50bの間の空間にはコイルスプリング52が配置される。このコイルスプリング52のバネ力が、タイマー入力部材50を下方向に付勢する。
バネ力調整部材51の本体部51aの外周面が嵌合される保持部材54が設けられる。保持部材54の上部は、載置面24の裏面から突出する突起部24bにより位置決めされている。保持部材54の下部には、係合爪54aが一体形成されている。
天板部25は、上側に位置する第1天板プレート251と、下側に位置する第2天板プレート252の二重構造であり、これらプレート間の空間は、内部の圧力を逃がすための空間として機能する。保持部材54の係合爪54aは、第1天板プレート251に形成された穴251aに嵌合している。第2天板プレート252にも穴252aが形成されており、パッキン部材53を容器本体内部に臨ませることができる。第1天板プレート251は蓋取っ手部B2側に位置し、第2天板プレート252は蓋天面部B1側に位置する。
パッキン部材53は、ゴム製で柔軟性を有している。パッキン部材53は、タイマー入力部材50のパッキン保持部50aが保持される収容凹部53aと、第2天板プレート252の上面に圧接する圧接部53bを備えている。この圧接部53により、第2天板プレート252の穴252aからは、圧力が逃げないように構成される。従って、容器本体内部の圧力は、そのまま、パッキン部材53を介してタイマー入力部材50を上方に押し上げようと作用する。コイルスプリング52がタイマー入力部材50を押し下げようとする付勢力に圧力が打ち勝つ場合にのみ、タイマー入力部材50は上方に押し上げられ、スタートスイッチ70をオンにさせる。
次に、タイマー起動装置5を所望の状態に調整するための第1調整作動部10について説明する。操作部材1には、カム穴として形成される第1調整作動部10が設けられている。タイマー起動装置5は、初期状態と、第1起動状態(低圧対応)と、第2起動状態(高圧対応)とに調整される。初期状態とは、図4に示すように、容器本体内部が常圧であり、それ以上の圧力が作用していない状態である。
第1起動状態では、第1の付勢力がタイマー入力部材50に作用するように設定される。このときは、常圧よりも大きな「低圧」になったときに、タイマー入力部材50が上方に押し上げられ、スタートスイッチ70をオンにする。第2起動状態では、第1の付勢力よりも大きな第2付勢力がタイマー入力部材50に作用するように設定される。このときは、「低圧」よりも更に大きな「高圧」になったときに、タイマー入力部材50が上方に押し上げられ、スタートスイッチ70をオンにする。
第1調整作動部10には、第1カム10a、第2カム10b、第3カム10c、第4カム10dが形成されている。各カムのカム面は連続しており、第1調整作動部10は、全体としてカム穴の態様で形成されている。第1カム10aは着脱装置P0に対応し、第2カム10bは除圧位置に対応し、第3カム10cは低圧位置に対応し、第4カム10dは高圧位置に対応する。
バネ力調整部材51には、被作用部51cが一体形成されており、その上面部は円弧状に形成されている。また、各カム10a〜10dは、被作用部51cの円弧状部分が嵌り込む凹部の形状を有するカム面となっている。これにより、各ポジションで操作部材1を位置決めすることができると共に、各カム10a〜10dが被作用部51cに嵌り込む時や、脱出する時の感触をクリック感として出すことができる。
ちなみに、第1カム10a、第2カム10b、第3カム10cは、すべて同じ高さに設定されているので、操作部材1を着脱装置P0、除圧位置P1、低圧位置P2に設定したときは、コイルスプリングの付勢力(第1付勢力に相当)は、「低圧」に対応した付勢力に設定される。
また、第4カム10dは、他のカムよりも低い位置にあるので、バネ力調整部材51を下方に押し下げるようにさせる。これに伴ってコイルスプリング52は、さらに圧縮させられるため、より大きな付勢力がタイマー入力部材50に作用する。従って、操作部材1を高圧位置P3に設定したときは、コイルスプリングの付勢力は、「高圧」に対応したより大きな付勢力(第2付勢力に相当)に設定される。
<レギュレータ(調圧装置)>
次に、レギュレータ6の構成について説明する。レギュレータ6は、容器本体内部の圧力を調整する機能を有する。レギュレータ6は、通常状態、除圧状態、第1状態(低圧)、第2状態(高圧)のいずれかに調整される。図4に示すのは通常状態である。
次に、レギュレータ6の構成について説明する。レギュレータ6は、容器本体内部の圧力を調整する機能を有する。レギュレータ6は、通常状態、除圧状態、第1状態(低圧)、第2状態(高圧)のいずれかに調整される。図4に示すのは通常状態である。
レギュレータ6は、パッキン設定部材60と、バネ力調整部材61(第2付勢力調整部材に相当)と、コイルスプリング62(第2付勢部材に相当)と、パッキン部材63とを備えている。パッキン設定部材60は、係合軸部60a、フランジ60b、円筒部60c、摺動部60dを備えている。摺動部60dは、円筒部60cよりも少し大きな外径を有している。
バネ力調整部材61は、円筒形の本体部61aと、天井部61bを備えている。天井部61bは、載置部24の裏面部24cに当接しており、これ以上は上方に移動できない。コイルスプリング62は、天井部61bの裏面と、パッキン設定部材60のフランジ60bの間の空間に配置されている。これにより、パッキン設定部材60は、下方に付勢される。また、バネ力調整部材61は、上側被作用部61cが一体形成され、パッキン設定部材60には、下側被作用部60eが一体形成されている。これらの機能は後述する。
パッキン部材63は、結合部63aと、第1取り付け部63bと、第2取り付け部63cとが一体形成されている。パッキン部材63は、パッキン部材53と同様にゴム製であり柔軟性を有している。結合部63aには、パッキン設定部材60の係合軸部60aがスナップ結合されており、これにより、パッキン設定部材60とパッキン部材63は一体化される。
第1天板プレート251に形成された穴251bを通過できるように、パッキン部材63の大きさが設定されている。穴251bと同軸に、第2天板プレート252にも逃がし穴252bが形成されている。この逃がし穴252bが閉鎖されていないときは、容器本体内部の圧力を外部に逃がすことができる。図4は、操作部材1が着脱位置にあり、容器本体内部が外部に開放されている。
保持部材64は円筒形に形成され、その内壁面は、パッキン設定部材60のフランジ60bやバネ力調整部材61の本体部61aが摺動する摺動面として機能する。保持部材64の上部は、嵌合突起24dに嵌合されることで位置決めされている。また、保持部材64の下部には、嵌合部64aが設けられ、第1天板プレート251に形成された穴251bに嵌合されることで位置決めされる。
パッキン部材63の第1取り付け部63bは、第1天板プレート251の裏面に当接し、第2取り付け部63dは、保持部材64の嵌合部64aの内側に入り込んでいる。これにより、パッキン部材63が取り付けられる。
第2調整作動部11には、上側第1カム11a、上側第2カム11b、上側第3カム11c、上側第4カム11dが形成されている。さらに、下側第1カム11e、下側第2カム11f、下側第3カム11g、下側第4カム11hが形成されている。各カムのカム面は連続しており、第2調整作動部11は、全体としてカム穴の態様で形成されている。
上第1カム11aと下側第1カム11eは着脱装置P0に対応し、上側第2カム11bと下側第2カム11fは除圧位置に対応し、上側第3カム11cと下側第3カム11gは低圧位置に対応し、上側第4カム11dと下側第4カム11hは高圧位置に対応する。
バネ力調整部材61には、上側被作用部61cが一体形成されており、その上面部は円弧状に形成されている。また、各カム11a〜11dは、被作用部61cの円弧状部分が嵌り込む凹部の形状を有するカム面となっている。また、パッキン設定部材60には、下側被作用部60eが一体形成されており、その下面部は円弧状に形成されている。
かかる円弧状の形状により、各ポジションで操作部材1を位置決めすることができると共に、各カム11a〜11hが被作用部61c,60eに嵌り込む時や、脱出する時の感触をクリック感として出すことができる。
ちなみに、上側第1カム11a、上側第2カム11b、上側第3カム11cは、すべて同じ高さに設定されているので、操作部材1を着脱装置P0、除圧位置P1、低圧位置P2に設定したときは、コイルスプリングの付勢力は、「低圧」に対応した付勢力に設定される。
また、上側第4カム11dは、他の上側カムよりも低い位置にあるので、バネ力調整部材61を下方に押し下げるようにさせる。これに伴ってコイルスプリング62は、さらに圧縮させられるため、より大きな付勢力がパッキン設定部材60に作用する。従って、操作部材1を高圧位置P3に設定したときは、コイルスプリングの付勢力は、「高圧」に対応したより大きな付勢力に設定される。
さらに、下側第1カム11eと下側第2カム11fは、同じ高さに設定されている。この位置では、強制的に下側被作用部60eが図4に示す位置に持ち上げられる。すなわち、パッキン設定部材60が強制的に持ち上げられるので、これと一体化されたパッキン部材63は、逃がし穴252bを開放状態に設定する。
下側第3カム11gと下側第4カム11hは同じ高さに設定されているが、下側第1カム11eと下側第2カム11fよりも低い位置に設定されている。この高さ位置は、パッキン部材63が逃がし穴252bを閉鎖する位置である。
<操作部材>
操作部材1の基本的な構成はすでに説明してきた。図3は、操作部材1の形状と、レギュレータ6とタイマー起動装置7の外観構成を示す斜視図である。操作部材1は、樹脂成型により形成することができる。操作つまみ1aが形成される本体部1dと、本体部1dの先端から枝分かれするように形成される一対のカム形成板部1eが設けられる。カム形成板部1eの先端側にロック本体部1fとロック爪1gが一体形成される。
操作部材1の基本的な構成はすでに説明してきた。図3は、操作部材1の形状と、レギュレータ6とタイマー起動装置7の外観構成を示す斜視図である。操作部材1は、樹脂成型により形成することができる。操作つまみ1aが形成される本体部1dと、本体部1dの先端から枝分かれするように形成される一対のカム形成板部1eが設けられる。カム形成板部1eの先端側にロック本体部1fとロック爪1gが一体形成される。
一対のカム形成板部1eの間に、レギュレータ6とタイマー起動装置7が配置される。第1調整作動部10と第2調整作動部11を構成するカム面も一対形成されるので、そのカム面と係合するバネ力調整部材51の被作用部51c、パッキン部材60の下側被作用部60e、バネ力調整部材61の上側被作用部61cも一対形成される。これにより、安定した動作を実現することができる。
<安全弁>
安全弁4は、ピン保持体40とロックピン41とシリコンパッキング42を備えている。ピン保持体40は、ロックピン41を貫通させる嵌合穴40aと、下本体部40bと、上本体部40cとを備えている。上本体部40bの外周面にはネジが形成されており、ナット43が螺合する。第1天板プレート251に穴251cが形成されており、ピン保持体40を穴251cに下から挿入した後、ナット43を締め付けることで、ピン保持体40を第1天板プレート251に固定することができる。
安全弁4は、ピン保持体40とロックピン41とシリコンパッキング42を備えている。ピン保持体40は、ロックピン41を貫通させる嵌合穴40aと、下本体部40bと、上本体部40cとを備えている。上本体部40bの外周面にはネジが形成されており、ナット43が螺合する。第1天板プレート251に穴251cが形成されており、ピン保持体40を穴251cに下から挿入した後、ナット43を締め付けることで、ピン保持体40を第1天板プレート251に固定することができる。
ピン保持体40の下本体部40bには段差部が形成されており、その段差部と第1天板プレート251の間にパッキン部材44が挟持される。パッキン部材44には、柔軟性を有する当接片44aが形成され、第2天板プレート252に形成された穴252cの周囲に当接している。
ロックピン41は自重により通常は下方向に位置しているが、自重以上の圧力が作用するとロックピン41を上方に移動させる。ロックピン41には、軸線に沿って貫通孔41bが形成される。ロックピン41は、操作部材1を着脱装置に戻す操作をロックさせる機能も有する。
<圧力ゲージ>
圧力ゲージ2は、その外周面に第1指標2aと第2指標2bが形成されている。第1指標2aは、「低圧」に対応し、第2指標2bは「高圧」に対応する。夫々設定した圧力に到達したか否かを視覚的に認識させるものである。圧力ゲージ2には、軸部2cと軸頭2dが形成され、軸頭2dには、パッキン部材201がはめ込まれている。
圧力ゲージ2は、その外周面に第1指標2aと第2指標2bが形成されている。第1指標2aは、「低圧」に対応し、第2指標2bは「高圧」に対応する。夫々設定した圧力に到達したか否かを視覚的に認識させるものである。圧力ゲージ2には、軸部2cと軸頭2dが形成され、軸頭2dには、パッキン部材201がはめ込まれている。
軸部2cの外周にはコイルスプリング200が配置されており、圧力ゲージ2を図4に示す初期位置に付勢している。容器本体内部に圧力が作用すると、その圧力の大きさに応じた量だけ圧力ゲージ2が上昇する。
<蓋取っ手部ロック機構>
次に、蓋取っ手部B2を蓋天面部B1にロックするロック機構8について、図4及び図4Bにより説明する。図4Bは、ロック機構8の構成を示す斜視図である。蓋取っ手部B2は、メンテナンス等のために蓋天面部B1に対して着脱自在に取り付けられる。
次に、蓋取っ手部B2を蓋天面部B1にロックするロック機構8について、図4及び図4Bにより説明する。図4Bは、ロック機構8の構成を示す斜視図である。蓋取っ手部B2は、メンテナンス等のために蓋天面部B1に対して着脱自在に取り付けられる。
ロック機構8は、操作レバー80と、第1リンクレバー81と、第2リンクレバー82を備えている。図4は、蓋取っ手部B2がロックされている状態を示す。操作レバー80は、回転中心80aに対して回転可能であり、図4の反時計方向に回転操作可能である。第1リンクレバー81は、回転中心81aと、リンク支点81bを有し、操作レバー80aのカム面80bに当接する被当接面81cを有する。
第2リンクレバー82は、前述のリンク支点81bにおいて、第1リンクレバー81と相対回転自在に連結され、他方の端部にはロック部82aが形成される。第2天板プレート252には、係合爪252dが形成されており、ロック部82aを係合させることができる。操作レバー80を図の反時計方向に操作することで、ロック状態を解除することができる。なお、不図示のバネにより、操作レバー80のカム面80bは、常時、第1リンクレバー81の被当接面81cに接触している。
<動作(低圧位置)>
次に、操作部材1を操作したときの動作について説明する。図5は、操作部材1を着脱位置P0から低圧位置P2へとスライド移動させた状態を示す。着脱位置P0では、第1調整作動部10の第1カム10aがバネ力調整部材51の被作用部51cに嵌合していたが、低圧位置P2では、第3カム10cが被作用部51cに嵌合する。ただし、第1カム10aも第3カム10cも同じ高さであるので、バネ力調整部材51の位置に変化はなく、コイルスプリング52により付与される付勢力は変化がない。
次に、操作部材1を操作したときの動作について説明する。図5は、操作部材1を着脱位置P0から低圧位置P2へとスライド移動させた状態を示す。着脱位置P0では、第1調整作動部10の第1カム10aがバネ力調整部材51の被作用部51cに嵌合していたが、低圧位置P2では、第3カム10cが被作用部51cに嵌合する。ただし、第1カム10aも第3カム10cも同じ高さであるので、バネ力調整部材51の位置に変化はなく、コイルスプリング52により付与される付勢力は変化がない。
一方、第2調整作動部11については、上側第3カム11cがバネ力調整部材61の上側被作用部61cに嵌合し、下側第3カム11gがパッキン設定部材60の下側被作用部60eに嵌合する。上側第3カム11cは上側第1カム11aと同じ高さにあるので、バネ力調整部材61の位置に変化はない。一方、下側第3カム11gは、下側第1カム11eよりも低い位置にある。従って、コイルスプリング62の作用により、パッキン設定部材60は下方向に押し下げられ、これと一体連結されるパッキン部材63も強制的に下方向に押し下げられる。これにより、逃がし穴252bがパッキン部材63により閉鎖され、容器本体内部に圧力がかかる状態が設定される。
図5Aは、圧力が作用した状態を示す。「低圧」(第1圧力)に対応した圧力が作用すると、タイマー入力部材50は、コイルスプリング52の付勢力に抗して上昇する。これにより、タイマー入力部材50のスイッチ作用部50eがタイマー装置7のスタートスイッチ70をオンにし、調理時間のカウントダウン動作が開始される。
なお「低圧」以上の内圧が作用した場合、レギュレータ6のパッキン設定部材60がコイルスプリング62の付勢力に抗して上昇する。これにより、パッキン部材63も持ち上げられるため、逃がし穴252bは閉鎖状態から開放状態へと変化する。これにより、圧力を逃がすことができる。このように、レギュレータ6の機能により、「低圧」以上の内圧がかからないように構成されている。
<動作(高圧位置)>
次に、図6は、操作部材1を高圧位置P3へとスライド移動させた状態を示す。高圧位置P2では、第4カム10dが被作用部51cに嵌合する。第1カム10aや第3カム10cよりも第4カム10dは低い位置にあるので、バネ力調整部材51は下方向に押し下げられ、これにより、コイルスプリング52はさらに圧縮される。従って、タイマー入力部材50に作用する付勢力は、「高圧」に対応した付勢力へと増加させられる。
次に、図6は、操作部材1を高圧位置P3へとスライド移動させた状態を示す。高圧位置P2では、第4カム10dが被作用部51cに嵌合する。第1カム10aや第3カム10cよりも第4カム10dは低い位置にあるので、バネ力調整部材51は下方向に押し下げられ、これにより、コイルスプリング52はさらに圧縮される。従って、タイマー入力部材50に作用する付勢力は、「高圧」に対応した付勢力へと増加させられる。
一方、第2調整作動部11については、上側第4カム11dがバネ力調整部材61の上側被作用部61cに嵌合し、下側第4カム11hがパッキン設定部材60の下側被作用部60eに嵌合する。
上側第4カム11dは、上側第1カム11aや上側第3カム11cよりも低い位置にあるので、バネ力調整部材61は下方向に押し下げられ、これにより、付勢力は、「高圧」に対応した付勢力へと増加させられる。また、下側第4カム11hは、下側第3カム11gと同じ高さに設定されている。従って、コイルスプリング62によるより大きな付勢力が、パッキン設定部材60に作用することになり、パッキン部材63が逃がし穴252bを閉鎖するときの圧力はより大きなものになる。
図6Aは、圧力が作用した状態を示す。「高圧」(第2圧力)に対応した圧力が作用すると、タイマー入力部材50は、コイルスプリング52の付勢力に抗して上昇する。これにより、タイマー入力部材50のスイッチ作用部50aがタイマー装置7のスタートスイッチ70をオンにし、調理時間のカウントダウン動作が開始される。このように、付勢力を変えることにより、スタートスイッチ70がオンになるタイミングを「低圧」「高圧」に対応することができる。
なお「高圧」以上の内圧が作用した場合、レギュレータ6のパッキン設定部材60がコイルスプリング62の付勢力に抗して上昇する。これにより、パッキン部材63も持ち上げられるため、逃がし穴252bは閉鎖状態から開放状態へと変化する。これにより、圧力を逃がすことができる。このように、レギュレータ6の機能により、「高圧」以上の内圧がかからないように構成されている。このように、付勢力を変えることにより、レギュレータ6が動作するタイミングを「低圧」「高圧」に対応することができる。
<動作(除圧位置)>
図7は、操作部材1を除圧位置P1へとスライド移動させた状態を示す。この除圧位置P1は、低圧位置P2あるいは高圧位置P3での料理が完了したが、容器本体内部の内圧がまだ残留している時に蓋本体Bを外したい場合、内圧が残留したまま蓋本体Bを外すのは危険が伴うので、内圧を開放した後に外すようにすることが好ましい。そこで、低圧位置P2と着脱位置P0の間に除圧位置P1を設けて、除圧できるように構成している。
図7は、操作部材1を除圧位置P1へとスライド移動させた状態を示す。この除圧位置P1は、低圧位置P2あるいは高圧位置P3での料理が完了したが、容器本体内部の内圧がまだ残留している時に蓋本体Bを外したい場合、内圧が残留したまま蓋本体Bを外すのは危険が伴うので、内圧を開放した後に外すようにすることが好ましい。そこで、低圧位置P2と着脱位置P0の間に除圧位置P1を設けて、除圧できるように構成している。
第1調整作動部10と第2調整作動部11のカムの位置は、着脱位置P0と同じである。すなわち、第2調整作動部11の下側第2カム11fがパッキン設定部材60を持ち上げている。従って、パッキン部材63が持ち上げられ、逃がし穴252bは開放した状態になる。従って、残留している内圧を逃がし穴252bを介して逃がすことができる。
除圧位置P1においては、蓋本体Bを容器本体Aから外すことはできない。除圧位置P1で除圧した後、操作部材1を着脱位置P0へ移動することで安全に蓋本体Bを外すことができる。
<蓋本体の着脱操作>
次に、蓋本体Bの着脱操作について図8により説明する。図2で示すように、着脱位置P0では、係合突起1cが係合溝A1の水平部分に位置しているので、係合突起1cが係合溝A1から脱出することができる。脱出した状態を図8(a)に示す。
次に、蓋本体Bの着脱操作について図8により説明する。図2で示すように、着脱位置P0では、係合突起1cが係合溝A1の水平部分に位置しているので、係合突起1cが係合溝A1から脱出することができる。脱出した状態を図8(a)に示す。
一方、容器本体Aには解除突起A2が形成されている。また、蓋本体Bの蓋取っ手部B2には、つまみロック具26が支軸26a周りに回転可能に軸支されている。つまみロック具26は、不図示のバネにより反時計方向に付勢されている。この状態では、操作部材1を操作できないように、操作部材1を着脱位置P0にロックする。従って、蓋本体Bを外した状態では、操作部材1を操作することができない。
蓋本体Bを装着すると、容器本体Aの解除突起A2がつまみロック具26をバネの付勢力に抗して時計方向に回転させる。これにより、操作部材1が操作可能な状態にセットされる(図8(b))。なお、除圧位置P1(低圧位置P2と高圧位置P3も同様)では、係合突起1Cは係合溝A1の垂直部分にあるので(1C’で示す)、蓋本体Bを外すことはできない。
<蓋取っ手部の着脱操作>
図9は、蓋取っ手部B2の着脱操作を示す図である。図9(a)は装着した状態、(b)はロックを解除した状態、(c)は蓋取っ手部B2を外す途中の状態を示す図である。蓋取っ手部B2の取り外しは、蓋本体Bを容器本体Aから外した状態で行うことができる。
図9は、蓋取っ手部B2の着脱操作を示す図である。図9(a)は装着した状態、(b)はロックを解除した状態、(c)は蓋取っ手部B2を外す途中の状態を示す図である。蓋取っ手部B2の取り外しは、蓋本体Bを容器本体Aから外した状態で行うことができる。
図9(b)に示すように、操作レバー80を回転中心80a周りに反時計方向へ回転させる。これにより、第1・第2リンクレバー81,82が動作し、第2リンクレバー82のロック部82aが、第2天板プレート252の係合爪252dから解除される。
蓋取っ手部B2の底面には係合爪251dが形成された第1天板プレート251が設けられており、蓋天面部B1の上面に取り付けられた係合板253の係合孔253aに係合されている。図9(c)に示すように、その係合板253の箇所を回転中心にして、蓋取っ手部B2を持ち上げることができる。
<別実施形態>
本考案に係る圧力調理器具の具体的な構造は図示されるものに限定されるものではない。操作部材1は、単一の部品で構成するのではなく、複数部品を組み立てて構成してもよい。
本考案に係る圧力調理器具の具体的な構造は図示されるものに限定されるものではない。操作部材1は、単一の部品で構成するのではなく、複数部品を組み立てて構成してもよい。
本実施形態では、操作部材1により低圧位置P2と高圧位置P3の2つの圧力状態に設定できるように構成しているが、更に、中圧位置等を設けて3つ以上の圧力状態を設定できるようにしてもよい。
A 容器本体
B 蓋本体
B1 蓋天面部
B2 蓋取っ手部
B21 取っ手本体部
B22 取っ手つまみ部
P0 着脱装置
P1 除圧位置
P2 低圧位置
P3 高圧位置
1 操作部材
1a 操作つまみ
5 タイマー起動装置
6 レギュレータ
7 タイマー装置
8 ロック機構
10 第1調整作動部
11 第2調整作動部
50 タイマー入力部材
50e スイッチ作用部
51 バネ力調整部材(付勢力調整部材)
51c 被作用部
52 コイルスプリング(付勢部材)
53 パッキン部材
60 パッキン設定部材
61 バネ力調整部材(第2付勢力調整部材)
62 コイルスプリング(第2付勢部材)
63 パッキン部材
70 スタートスイッチ
251 第1天板プレート
252 第2天板プレート
252b 逃がし穴
B 蓋本体
B1 蓋天面部
B2 蓋取っ手部
B21 取っ手本体部
B22 取っ手つまみ部
P0 着脱装置
P1 除圧位置
P2 低圧位置
P3 高圧位置
1 操作部材
1a 操作つまみ
5 タイマー起動装置
6 レギュレータ
7 タイマー装置
8 ロック機構
10 第1調整作動部
11 第2調整作動部
50 タイマー入力部材
50e スイッチ作用部
51 バネ力調整部材(付勢力調整部材)
51c 被作用部
52 コイルスプリング(付勢部材)
53 パッキン部材
60 パッキン設定部材
61 バネ力調整部材(第2付勢力調整部材)
62 コイルスプリング(第2付勢部材)
63 パッキン部材
70 スタートスイッチ
251 第1天板プレート
252 第2天板プレート
252b 逃がし穴
Claims (8)
- 容器本体と、この容器本体に対して着脱自在に取り付けられる蓋本体と、この蓋本体に取り付けられる蓋取っ手部と、を備え、圧力下で食品を調理するための圧力調理器具であって、
前記蓋取っ手部は、
少なくとも、蓋本体を着脱可能な着脱位置と、第1圧力の下での調理を可能にする第1圧力位置と、第1圧力よりも高い第2圧力の下での調理を可能にする第2圧力位置とに操作可能な操作部材と、
容器本体内部が、少なくとも、常圧、第1圧力、第2圧力のいずれかになるように、通常状態、第1状態、第2状態に調整されるレギュレータと、
圧力下における調理時間をカウントするタイマー装置と、
容器本体内部が第1圧力となったときにタイマー装置を起動させる第1起動状態と、容器本体内部が第2圧力となったときにタイマー装置を起動させる第2起動状態と、に調整されるタイマー起動装置と、を備え、
前記操作部材は、
前記タイマー起動装置の前記起動状態を調整するための第1調整作動部と、
前記レギュレータの状態を調整するための第2調整作動部と、を備え、
前記第1圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第1起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第1状態に調整し、
前記第2圧力位置において、前記第1調整作動部により、前記タイマー起動装置を第2起動状態に調整すると共に、前記第2調整作動部により前記レギュレータを第2状態に調整することを特徴とする圧力調理器具。 - 前記タイマー装置は、調理時間のカウントを開始するためのスイッチを備え、
前記タイマー起動装置は、
初期位置と、前記スイッチを動作させる作用位置と、の間を移動可能なタイマー入力部材と、
このタイマー入力部材を初期位置に付勢する付勢部材と、を備え、
前記第1起動状態においては、付勢部材による第1付勢力をタイマー入力部材に付与し、第2起動状態においては、前記第1付勢力よりも大きな第2付勢力を前記付勢部材により付与できるように、前記第1調整作動部による調整が行われることを特徴とする請求項1に記載の圧力調理器具。 - 前記付勢部材による付勢力を調整するための付勢力調整部材を備え、前記第1調整作動部により付勢力調整部材の位置を変更することで、付勢部材の付勢力を変更可能に構成したことを特徴とする請求項2に記載の圧力調理器具。
- 前記第1調整作動部は、カム面により形成され、当該カム面により前記付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、付勢部材であるスプリングを圧縮させ、前記タイマー入力部材に作用する付勢力を増加させるように構成したことを特徴とする請求項3に記載の圧力調理器具。
- 前記カム面には、前記第1圧力位置と第2圧力位置に対応する位置に、前記被作用部が嵌り込む凹部が形成されていることを特徴とする請求項4に記載の圧力調理器具。
- 前記レギュレータは、
容器本体内部の圧力を逃がすための逃がし穴を解放した状態と、閉鎖した状態とに設定可能なパッキン部材と、
このパッキン部材と一体的に結合されるパッキン設定部材と、
このパッキン設定部材に、逃がし穴を閉鎖する方向に付勢力を付与するための第2付勢部材と、
この第2付勢部材による付勢力を調整するための第2付勢力調整部材を備え、前記第2調整作動部により第2付勢力調整部材の位置を変更することで、第2付勢部材の付勢力を変更可能に構成したことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の圧力調理器具。 - 前記第2調整作動部は、カム面により形成され、当該カム面により前記第2付勢力調整部材の被作用部を押し下げることで、第2付勢部材であるスプリングを圧縮させ、前記パッキン設定部材に作用する付勢力を増加させるように構成したことを特徴とする請求項6に記載の圧力調理器具。
- 前記蓋取っ手部は、前記蓋本体に対して着脱自在に取り付けられることを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の圧力調理器具。
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