JP3164101B2 - 防振装置 - Google Patents
防振装置Info
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16F—SPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
- F16F1/00—Springs
- F16F1/36—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers
- F16F1/38—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type
- F16F1/387—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions
- F16F1/3873—Springs made of rubber or other material having high internal friction, e.g. thermoplastic elastomers with a sleeve of elastic material between a rigid outer sleeve and a rigid inner sleeve or pin, i.e. bushing-type comprising means for modifying the rigidity in particular directions having holes or openings
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60K—ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PROPULSION UNITS OR OF TRANSMISSIONS IN VEHICLES; ARRANGEMENT OR MOUNTING OF PLURAL DIVERSE PRIME-MOVERS IN VEHICLES; AUXILIARY DRIVES FOR VEHICLES; INSTRUMENTATION OR DASHBOARDS FOR VEHICLES; ARRANGEMENTS IN CONNECTION WITH COOLING, AIR INTAKE, GAS EXHAUST OR FUEL SUPPLY OF PROPULSION UNITS IN VEHICLES
- B60K5/00—Arrangement or mounting of internal-combustion or jet-propulsion units
- B60K5/12—Arrangement of engine supports
- B60K5/1208—Resilient supports
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
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- F16F2226/00—Manufacturing; Treatments
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- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Mechanical Engineering (AREA)
- Springs (AREA)
- Vibration Prevention Devices (AREA)
- Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
Description
てエンジンマウントやブッシュ等として好適に用いられ
る防振装置に関する。
ニットを車体に取付ける場合には、そのエンジンユニッ
トから発生する振動が車体側に伝達されるのを低減する
ため、エンジンマウント等の防振装置を用いて防振支持
するようにしている。このようなエンジンマウントとし
て、図4及び図5に示すものが知られている。
された内側部材5と、内側部材5の外周面に一体的に固
定され軸方向に貫通する二つの空洞部63、64を有す
る筒状の本体部61と該本体部61の両端から径方向外
方に突出し周方向に延びる一対のストッパ部62、62
とを有するゴム弾性体6と、ゴム弾性体6の本体部61
の外周面に射出成形により形成され両ストッパ部62、
62の各内側面に両端面がそれぞれ接着された筒状部7
1を有する樹脂製の取付部材7と、筒状部71の内周面
に空洞部63を介して内側部材5と対向するように突設
された弾性ストッパ8とから構成されている。
にして作製される。先ず、ゴム弾性体6及び弾性ストッ
パ8を内側部材5とともに一体加硫成形することにより
形成し、形成された加硫成形体の所定部位に接着処理を
施す。そして、取付部材7を形成する樹脂成形型内にそ
の加硫成形体を配置し、ゴム弾性体6の本体部61の外
周面に射出成形を行うことにより取付部材7を形成す
る。これにより、ゴム弾性体6の本体部61及び弾性ス
トッパ8の外周面に内周面が接着されるとともに、スト
ッパ部62、62の内側面に両端面が接着された筒状部
71を有する取付部材7が形成され、図4及び図5に示
すようなエンジンマウントが完成する。
トは、内側部材5及び取付部材7のいずれか一方をエン
ジンユニットに固定するとともに、そのいずれか他方を
車体に固定し、弾性ストッパ8が径方向における主振動
入力方向に位置するように取付けられて使用に供され
る。
ウントに振動が入力すると、内側部材5と取付部材7の
筒状部71との間に設けられたゴム弾性体6の本体部6
1が弾性変形することにより、その振動が効果的に減衰
される。このとき、エンジンマウントに対して径方向に
大きな振動が入力した場合には、弾性ストッパ8によっ
て内側部材5と取付部材7との過大な相対変位が規制さ
れる。また、エンジンマウントに対して軸方向に大きな
振動が入力した場合には、筒状部71の端面とこれに対
向する相手部材との衝突がそれらの間にあるストッパ部
62、62によって弾性的に緩和され、内側部材5と取
付部材7との過大な相対変位が規制される。このように
して、ゴム弾性体6の本体部61の過大な変形が防止さ
れることによりゴム弾性体6の良好な耐久性が確保され
る。
エンジンマウントでは、ゴム弾性体6の両端に設けられ
る一対のストッパ部62、62は、軸方向において薄肉
となる形状であるため、ゴム弾性体6を加硫成形により
形成した段階で、軸方向に倒れ易い不安定な状態に形成
されている。そのため、そのゴム弾性体6などを樹脂成
形型内に配置して取付部材7を射出成形により形成する
際に、樹脂成形型の所定位置にセットしたストッパ部6
2、62が倒れてしまうという事態が発生する。このよ
うな事態が発生すると、形成される筒状部71の端面と
ストッパ部62、62とが正常な状態で接着しなくなる
という問題を引き起こす。特に、樹脂成形材料の注入圧
力が不足していると、両者の接着不良は顕著に発生する
こととなる。
して、射出成形を行う際の樹脂注入口を両ストッパ部6
2、62の間に設けることにより、注入された樹脂の軸
方向外方への流れを利用して、両ストッパ部62、62
を樹脂成形型に押し当てるようにすることが考えられ
る。しかし、樹脂注入口の位置は、樹脂により形成され
る取付部材7の強度を考慮して、最弱部分となるウェル
ド部(注入された樹脂が周方向に両側から廻り込んで接
合する部分)がそのエンジンマウントに対する振動入力
の最も小さいところに位置するように配置される。即
ち、樹脂注入口は、ウェルド部が主振動入力方向からは
ずれる位置となるように配置される。そのため、両スト
ッパ部62、62を設ける位置が制限されたり、両スト
ッパ部62、62の周方向長さを不必要に長くしなけれ
ばならないという問題が生じる。
確保するためには、軸方向の寸法(肉厚)を増大させる
ことが考えられる。しかし、各ストッパ部62、62の
肉厚を軸方向外方に増大させた場合には、各ストッパ部
62、62の肉厚が増大した分だけ、各ストッパ部6
2、62の外側面とこれに対向する相手部材との間の距
離が小さくなるため、そのエンジンマウントに軸方向の
大きな振動が入力したときに両者の当接が早くなり、乗
り心地が悪化する原因となる。
方向内方に増大させた場合には、各ストッパ部62、6
2の肉厚の増大に応じて筒状部71の軸方向長さが小さ
くなるため、筒状部71の強度低下を招くばかりでな
く、内側部材5と取付部材7との相対変位量が増大する
ことからゴム弾性体6の耐久性が悪化することとなる。
あり、取付許容スペース中において、ストッパ部のスト
ッパ機能や筒状部の強度等に与える影響が少なく、取付
部材を射出成形により形成する際にストッパ部の安定性
を確保する上で有利な構造を有する防振装置を提供する
ことを解決すべき課題とするものである。
項1記載の発明に係る防振装置は、内側部材と、該内側
部材の外周面に一体的に固定された筒状の本体部と該本
体部の少なくとも一端に設けられた径方向外方に突出し
周方向に延びるストッパ部とを有するゴム弾性体と、該
ゴム弾性体の前記本体部の外周面に射出成形により形成
された筒状部を有する樹脂製の取付部材と、を備え、前
記ストッパ部は、前記筒状部の端面よりも軸方向内方に
突出する内側突出部を有し、前記筒状部は、前記端面の
内周側に前記内側突出部が収納される軸方向内方へ段状
にへこんだ段状凹部を有するという手段を採用してい
る。
部は、取付部材の筒状部の端面よりも軸方向内方に突出
し、筒状部の端面に設けられた段状凹部に収納される内
側突出部を有することにより、ストッパ部の軸方向の寸
法(肉厚)が増大され、安定した状態に形成されてい
る。そのため、ゴム弾性体などを樹脂成形型内に配置し
て取付部材を射出成形により形成する際に、ストッパ部
を樹脂成形型の所定位置に安定した状態にセットするこ
とが可能となる。
付部材の筒状部(段状凹部)とストッパ部(内側突出
部)との接着を良好にすることができる。また、樹脂成
形型にセットしたときにストッパ部が安定することか
ら、樹脂注入口の配置位置をストッパ部の位置に合わせ
る必要がなくなるため、ストッパ部を適正な位置に適正
な大きさ(周方向長さ)で配置することが可能となる。
の表面に内側突出部が接着されるため、ストッパ部と筒
状部との接着部において最も剥離しやすい接着端部が、
ストッパ部の内側面(内側突出部の内側面)から軸方向
外方に遠ざかる位置となるので接着信頼性が向上する。
これにより、ストッパ部の安定したストッパ機能の発揮
が可能となる。
が軸方向外方に増大されないので、ストッパ部の外側面
とこれに対向する相手部材との間の距離が狭まることが
なく、ストッパ部のストッパ機能に影響を与えない。ま
た、筒状部の軸方向長さ(筒状部の両端面間の長さ)は
変更されないため、筒状部の大幅な強度低下を招いた
り、内側部材と取付部材との相対変位量が変更されてゴ
ム弾性体の耐久性の悪化を招くこともない。
取付許容スペース中において、ストッパ部のストッパ機
能や筒状部の強度等に与える影響が少なく、取付部材を
射出成形により形成する際にストッパ部の安定性を確保
する上で有利な構造にすることができる。
基づき説明する。
に沿う断面図であって図2のI−I線矢視断面図であ
り、図2はその防振装置の正面図であり、図3はその防
振装置の平面図である。
すように、内側部材1と、内側部材1の外周面に一体的
に固定され軸方向に貫通する空洞部23を有する筒状の
本体部21と該本体部21の両端から径方向外方に突出
しそれぞれ内側突出部22a、22aをもつ一対のスト
ッパ部22、22とを有する筒状のゴム弾性体2と、本
体部21の外周面に射出成形により形成されその両端面
に各内側突出部22a、22aが収納される段状凹部3
1a、31aをもつ筒状部31を有する樹脂製の取付部
材3と、筒状部31の内周面に空洞部23を介して内側
部材1と対向するように突設された弾性ストッパ4と、
を主要素として構成されている。
されており、取付ボルト(図示せず)等が挿通される内
孔を有する。
体的に固着された筒状の本体部21と、本体部21の両
端に設けられた径方向外方に突出し周方向に延びる一対
のストッパ部22、22とからなる。このゴム弾性体2
は、加硫成形型内に内側部材1を配置してゴム材料を加
硫成形することにより形成されており、内側部材1の外
周面に本体部21の内周面が加硫接着されている。本体
部21の主振動入力方向における内側部材1の両側に
は、ゴム弾性体2のばね定数を適宜設定するための二つ
の空洞部23、24が軸方向に沿って貫設されている。
詳述する取付部材3の筒状部31の端面よりも軸方向内
方に突出する内側突出部22a、22aを有し、この内
側突出部22a、22aにより軸方向における肉厚が大
きくなるように形成されている。両ストッパ部22、2
2は、この防振装置が取付け配置されたときに筒状部3
1の端面と対向する相手部材の位置に合わせて、本体部
21の両端の適宜位置に設けられている。
a、31aを有する筒状部31と、筒状部31の外周か
ら外方へ突出し同一平面上に位置する取付座面を有する
3個の取付座部32〜34と、筒状部31の内周面の所
定位置(主振動入力方向と対応する位置)に設けられ、
筒状部31の軸方向両端から内側部材1に向かって突出
し、その間に径方向外方にへこんだ凹部36を形成する
一対のサイドストッパ35、35とからなる。
所定寸法大きい内周径をもち、内側部材1よりも少し短
い長さの略円筒状に形成されている。筒状部31の両端
面の内周面側には、各ストッパ部22、22の内側突出
部22a、22aがそれぞれ収納される段状凹部31
a、31aが設けられている。各ストッパ部22、22
の内側突出部22a、22aと各段状凹部31a、31
aとの接合面は接着剤により接着されている。また、各
取付座部32〜34には、取付用のボルトが螺合される
ナット32a〜34aが埋め込まれている。
のグラスファイバを40〜50重量%充填した6−6ナ
イロン)を成形材料として、射出成形することにより形
成されている。なお、この取付部材3の成形は、一体的
に結合された前記内側部材1及びゴム弾性体2並びに後
述の弾性ストッパ4を樹脂成形型内に配置して行われ
る。これにより、ゴム弾性体2及び弾性ストッパ4の外
周面に筒状部31の内周面が接着された状態に取付部材
3が形成される。
ム材料で一体に形成されており、筒状部31の一対のサ
イドストッパ35、35の間に形成された凹部36内に
その一部が埋め込まれた状態で設けられている。この弾
性ストッパ4は、筒状部31の凹部36内に埋め込まれ
サイドストッパ25、25の先端面よりも径方向外方に
突出する突出基部41と、突出基部41から空洞部23
を介して内側部材1に向かって突出する突出先端部42
と、突出先端部42から軸方向両側に延出し各サイドス
トッパ35、35の先端面を覆う弾性表皮層43、43
とから構成されている。
ようにして作製されている。先ず、ゴム弾性体2及び弾
性ストッパ4を内側部材1とともに一体加硫成形するこ
とにより形成する。そして、形成された加硫成形体の所
定部位に接着処理を施す。即ち、取付部材3と接着され
る部位であり、ゴム弾性体2の本体部21及び弾性スト
ッパ4の外周面、並びに両ストッパ部22、22の内側
突出部22a、22aの表面に接着剤を塗布する。
内に、その接着処理を施した加硫成形体を配置する。こ
のとき、ゴム弾性体2の両ストッパ部22、22は、内
側突出部22a、22aを有し軸方向において厚肉に形
成されているため、倒れたりすることなく安定した状態
で樹脂成形型の所定位置にセットされる。そして、ゴム
弾性体2の本体部21の外周面側に形成されたキャビテ
ィ内に樹脂材料を射出して射出成形を行うことにより取
付部材3を形成する。これにより、ゴム弾性体2の本体
部21及び弾性ストッパ4の外周面に内周面が接着され
るとともに、両ストッパ部22、22の内側突出部22
a、22aに両端の段状凹部31a、31aの表面がそ
れぞれ接着された筒状部71を有する取付部材7が形成
され、図1〜図3に示すような防振装置が完成する。
防振装置は、車両に搭載されるエンジンユニットを車体
に取付ける際にエンジンマウントとして使用される。こ
の場合、内側部材1の内孔に取付ボルト等を挿通させ
て、エンジンユニット及び車体のいずれか一方に内側部
材1を固定するとともに、取付部材3のナット32a〜
34aに取付ボルトを螺合させて、そのいずれか他方に
取付部材3の取付座部32〜34を固定することにより
取付けられる。なお、この防振装置は、弾性ストッパ4
が径方向における主振動入力方向に位置するように取付
けられる。
振動が入力すると、内側部材1と取付部材3の筒状部3
1との間に設けられたゴム弾性体2の本体部21が弾性
変形することにより、その振動が効果的に減衰される。
このとき、防振装置に対して径方向に大きな振動が入力
した場合には、弾性ストッパ4によって内側部材1と取
付部材3との過大な相対変位が規制される。また、この
防振装置に対して軸方向に大きな振動が入力した場合に
は、筒状部31の端面とこれに対向する相手部材との衝
突がそれらの間にあるストッパ部22、22によって弾
性的に緩和され、内側部材1と取付部材3との過大な相
対変位が規制される。これにより、ゴム弾性体2の本体
部21の過大な変形が防止され、ゴム弾性体2の良好な
耐久性が確保される。
いては、ゴム弾性体2のストッパ部22、22は、筒状
部31の端面よりも軸方向内方に突出し、筒状部31の
端面に設けられた段状凹部31a、31aに収納される
内側突出部22a、22aを有することにより、ストッ
パ部22、22の軸方向の寸法(肉厚)が増大され、安
定した状態に形成されている。そのため、ゴム弾性体2
などを樹脂成形型内に配置して取付部材3を射出成形に
より形成する際に、ストッパ部22、22を樹脂成形型
の所定位置に安定した状態にセットすることが可能とな
る。
付部材3の筒状部31(段状凹部31a、31a)とス
トッパ部22、22(内側突出部22a、22a)との
接着を良好にすることができる。また、樹脂成形型にセ
ットしたときにストッパ部22、22が安定することか
ら、樹脂注入口の配置位置をストッパ部22、22の位
置に合わせる必要がなくなるため、ストッパ部22、2
2を適正な位置に適正な大きさ(周方向長さ)で配置す
ることが可能となる。これにより、ストッパ部22、2
2を形成するゴム材料の無駄を削減したり、ストッパ部
22、22に施す接着処理の無駄を削減することがで
き、コストの低減化や作業効率の向上を図ることができ
る。
31の段状凹部31a、31aの表面に内側突出部22
a、22aが接着されるため、ストッパ部22、22と
筒状部31との接着部において最も剥離しやすい接着端
部が、ストッパ部22、22の内側面(内側突出部22
a、22aの内側面)から軸方向外方に遠ざかる位置と
なるので接着信頼性が向上する。これにより、ストッパ
部22、22の安定したストッパ機能の発揮が可能とな
る。
方向外方に増大されないので、ストッパ部22、22の
外側面とこれに対向する相手部材との間の距離が狭まる
ことがなく、ストッパ部22、22のストッパ機能に影
響を与えない。また、筒状部31の軸方向長さは実質的
に変更されないため、筒状部31の大幅な強度低下を招
いたり、内側部材1と取付部材3との相対変位量が変更
されてゴム弾性体2の耐久性の悪化を招くこともない。
ば、取付許容スペース中において、ストッパ部22、2
2のストッパ機能や筒状部31の強度等に与える影響が
少なく、取付部材3を射出成形により形成する際にスト
ッパ部22、22の安定性を確保する上で有利な構造に
することができる。
は、ゴム弾性体2の本体部21の両端にストッパ部2
2、22が設けられているが、本体部21のいずれか一
方の端部にのみストッパ部22を設けるようにしてもよ
い。
2、22は、周方向に沿って延びる略円弧形状に形成さ
れ、本体部21の端部の円周方向における一部分に設け
られているが、場合によっては、円周方向における複数
箇所に略円弧形状のストッパ部を設けたり、或いは円周
方向の全周にわたって連続するリング状のストッパ部を
設けたりすることができる。
材1と取付部材3との径方向における過大な相対変位を
規制するための弾性ストッパ4を有する構造のエンジン
マウントあるが、そのような弾性ストッパ4が設けられ
ていない構造のブッシュにも本発明を適用することがで
きる。
う断面図であって図2のI−I線矢視断面図である。
る。
る。
図5のIV−IV線矢視断面図である。
7…取付部材 4、8…弾性ストッパ 21、61…本体部 22、62…ストッパ部 22a…内側突出部 23、24、63、64…空洞部 31、71…筒
状部 31a…段状凹部 32〜34…取付座部 35…サイドストッパ 36…凹部 41…突
出基部 42…突出先端部 43…弾性表皮層
Claims (1)
- 【請求項1】 内側部材と、 該内側部材の外周面に一体的に固定された筒状の本体部
と該本体部の少なくとも一端に設けられた径方向外方に
突出し周方向に延びるストッパ部とを有するゴム弾性体
と、 該ゴム弾性体の前記本体部の外周面に射出成形により形
成された筒状部を有する樹脂製の取付部材と、を備え、 前記ストッパ部は、前記筒状部の端面よりも軸方向内方
に突出する内側突出部を有し、 前記筒状部は、前記端面の内周側に前記内側突出部が収
納される軸方向内方へ段状にへこんだ段状凹部を有する
ことを特徴とする防振装置。
Priority Applications (4)
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