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JP3163920U - 目玉焼き状菓子 - Google Patents

目玉焼き状菓子 Download PDF

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JP3163920U
JP3163920U JP2010005736U JP2010005736U JP3163920U JP 3163920 U JP3163920 U JP 3163920U JP 2010005736 U JP2010005736 U JP 2010005736U JP 2010005736 U JP2010005736 U JP 2010005736U JP 3163920 U JP3163920 U JP 3163920U
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confectionery
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sauce
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JP2010005736U
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惇 荻野
荻野  惇
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株式会社グレープストーン
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Abstract

【課題】斬新かつ驚きのある外観を呈し、消費者が遊び心を持って食することができ、しかも新しい食感、味覚を醸し出すことが可能な目玉焼き状菓子を提供する。【解決手段】容器2の中に入れたバター、小麦粉及び糖類等を少なくとも含む混合物からなる菓子生地3上に、ゲル化剤によって固化させた皮膜4a内に流動性を有するソース4bを充填させた黄身部が載置され、クリームからなる白身層5が少なくとも当該黄身部を被覆するように塗布されている。【選択図】図1

Description

本考案は、外観が目玉焼状で黄身に似せた黄身部に流動性を有するソースを充填させた目玉焼き状菓子に関する。
従来より、少なくともバター、小麦粉及び糖類の混合物からなるクリームブリュレやプディング等は、香ばしい風味で柔らかく味わいのある洋菓子として消費者の間で人気を博している。このようなクリームブリュレやプディングとしては、例えば特許文献1に示すような形態ものが開示されている。
実公昭63−124394号公報
クリームブリュレやプディングには、カラメル風味とともに食することが一般的である。クリームブリュレでは、グラニュー糖で表面を覆ってバーナー等の熱で焦がす、いわゆるキャラメリゼを施すことにより、表面にカラメル状の層を形成させた外観とする。またプディングでは、カラメルソースを表面に塗布して外観を作り出す。
しかしながら、特に近年においては、このような一般的な外観よりも、消費者の購買意欲を更に喚起するような、斬新かつ驚きのある外観が望まれていた。また、消費者が遊び心を持って食することができるような菓子も望まれていた。更に、従来におけるカラメルソースと混合した風味よりも、より新しい食感、味覚を醸し出すことができるソースがより望まれていた。
そこで、本考案は、上述した問題点に鑑みて案出されたものであり、その目的とするところは、斬新かつ驚きのある外観を呈し、消費者が遊び心を持って食することができ、しかも新しい食感、味覚を醸し出すことが可能な目玉焼き状菓子を提供することにある。
本考案に係る目玉焼き状菓子は、菓子生地上に、ゲル化剤によって固化させた皮膜内に流動性を有するソースを充填させた黄身部が載置され、クリームからなる白身層が少なくとも当該黄身部の一部又は全部を被覆するように塗布され、或いは当該黄身部を被覆することなくその周囲に塗布されていることを特徴とする。
このとき、上記黄身部は、上記ソースを冷凍させた塊体とされて上記ゲル化剤中に浸漬され、その後上記菓子生地上に載置されて上記塊体の内部のみを溶解させてなるようにしてもよい。
上述の如き構成からなる本考案を適用した目玉焼き状菓子では、消費者の購買意欲を更に喚起するような、斬新かつ驚きのある目玉焼き状の外観とすることが可能となる。更に、この目玉焼き状菓子では、実際にこれを食する際においてスプーン等で白身層を介して黄身部における皮膜を破ることにより、まるで目玉焼きの半熟状の黄身がトロリと流れ出てくるように、ソースを流出させることができ、消費者が遊び心を持って食することができる。更に、この半熟状の黄身に似せたソースをアングレーズソース等とすることにより、従来におけるカラメルソースと混合した風味よりも、より新しい食感、味覚を醸し出すことができる。
本考案を適用した目玉焼き状菓子の断面図である。 本考案を適用した目玉焼き状菓子の外観斜視図である。 本考案を適用した目玉焼き状菓子の製造方法について説明をするための図である。 本考案を適用した目玉焼き状菓子の製造方法について説明をするための他の図である。 本考案を適用した目玉焼き状菓子の効果について説明するための図である。
以下、本考案を適用した目玉焼き状菓子の実施の形態について詳細に説明する。
図1は、本考案を適用した目玉焼き状菓子1の断面図を、また図2は目玉焼き状菓子1の外観斜視図を示している。
この目玉焼き状菓子1は、容器2の底部から充填されている菓子生地3と、この菓子生地3の表面において載置された黄身部4と、この黄身部4の一部又は全部を被覆するように塗布されている白身層5とを備えている。
容器2は、プラスチック、ガラス、紙、アルミニウム、陶磁器等の材質からなり、菓子生地3を充填可能なように上方が開口した容器形状で構成されている。
菓子生地3は、例えばバター、小麦粉及び糖類等を少なくとも含む混合物からなる菓子であればいかなるものであってもよく、クリームブリュレ、プディング、ケーキのスポンジ生地、タルト、プリン等に代表されるものである。この菓子生地は、完全な固体状のものである必要は無く、粘度の高い半固体状のムース状、ゼリー状のものであってもよい。
黄身部4は、菓子生地3の表面並びに白身層5によって覆われた場合には、黄身部4自体が直接外側に露出しない構成とされている。但し、この黄身部4は、白身層5によってその一部のみが覆われた場合、或いは白身層5によって覆われることなく、その周囲のおいて塗布された場合には、黄身部4自体が直接外側に露出することは勿論である。この黄身部4は、図1に示すように、皮膜4a内に流動性を有するソース4bを充填させてなる。換言すれば、ソース4bの周囲を皮膜4aで覆って構成される。ソース4bはソース原料で構成されており、皮膜4aは、液体状のゲル化剤を固化したものとして構成される。皮膜4aは完全に内部のソース4bを包み込むものであることが前提であり、穴が形成されてなく、破れていないことが前提である。ソース4bは、ソース原料そのもので構成され、半熟状の黄身をイメージする液体状である。但し、この液体状のソース4bの粘度はいかなるものであってもよく、半熟状の黄身であっても、殆ど粘り気がない液状のものから、固体に近いものまで、その粘度の高低の自由度には特に制限は無い。
この黄身部4における皮膜4aを固化する上で使用するゲル化剤としては、例えばゼラチンや寒天等のように食品を固化可能なものであればいかなるものであってもよい。但し、このゲル化剤としては、例えば、カラギーナンやカロブビーンガムを主原料に作られたゲル化製剤(商品名“ベジタブルゼラチン”、“エラスティック”、いずれもソーサ社)を用いるようにしてもよい。また、この黄身部4を構成するソース4bとしては、例えばアングレーズソース、フルーツソース、カスタードクリーム等、あらゆるソース、クリームをその対象とするものである。この黄身部4を構成するソース4bは、必ずしも黄色を呈していることは必須とはならないが、目玉焼きの黄身のような外観を作り出す上では黄色又は黄色に近い色を呈するソースを用いることが望ましい。
白身層5は、例えば、生クリーム、ココナッツクリーム、ホイップクリーム、豆乳クリーム等、食用のクリームで構成される。また、この白身層5は、このような食用クリームのみならず、シロップ状のものであってもよい。またこの白身層5は、クリームのような粘度の高い半液体状のもので構成されていてもよいが、その粘度に関してはいかなるものであってもよく、固体状或いは完全な液体状であってもよい。この白身層5は、黄身部4の全部を被覆するものであってもよいが、これに限定されるものではなく、黄身部4の一部を被覆するものであってもよい。また白身層5は、黄身部4を被覆することなくその周囲に塗布されるものであってもよい。
なお、この目玉焼き菓子1では、上述した構成に加えて別途カラメルソース等が施されていてもよいことは勿論である。
次に、本考案を適用した目玉焼き状菓子1の製造方法について説明をする。先ず図3(a)に示すように容器2内に菓子生地3を充填する。
次に図3(b)に示すように、黄身部4を準備する。先ず黄身部4を構成するソースを冷凍させた球状又は半球状等の任意の形状からなる塊体4cを作製する。次にこの冷凍させた塊体4cを、ゲル化剤7によって満たされた容器内に一度浸漬する。ちなみに、この容器内に満たされているのはゲル化剤7のみではなく、当該ゲル化剤を水に溶かした溶液を満たすようにしてもよい。この塊体4cの浸漬は、長時間行う必要はなく、数秒又は一瞬であってもよい。その結果、この塊体4cの表面にはゲル化剤7が付着した状態となっている。この塊体4cの表面に付着したゲル化剤7により、黄身部4におけるソース4bは、かかるゲル化剤7を固化させた皮膜4aで覆われることとなる。その結果、ゲル化剤7によって固化された皮膜4aと、その内部において未だ冷凍された状態にあるソース4bが分離することになる。
次に図3(c)に示すように、この容器2に充填した菓子生地3の表面に黄身部4を載置する。この状態では、未だ皮膜4a内に充填されたソース4bが凍っているため、黄身部4は球状又は半球状等のままである。この状態でしばらく放置すると、図4(a)に示すように、皮膜4a内に充填されたソース4bが溶解して液体状になる。その結果、球状の黄身部4がその重力で扁平状になり、あたかも目玉焼きの黄身に似た形状にすることができる。
最後に図4(b)に示すように、白身層5を構成するクリームを表面から塗布する。このとき、少なくとも黄身部4を覆うようにして塗布する必要がある。その結果、最終的な外観は、目玉焼きに似た形状とすることが可能となる。
上述の如き構成からなる本考案を適用した目玉焼き状菓子1では、消費者の購買意欲を更に喚起するような、斬新かつ驚きのある目玉焼き状の外観とすることが可能となる。また、この目玉焼き状菓子1では、図5に示すように、実際にこれを食する際においてスプーン等で白身層5を介して黄身部4を破ることにより、まるで目玉焼きの半熟状の黄身がトロリと流れ出てくるように、ソース4bを流出させることができ、消費者が遊び心を持って食することができる。更に、この半熟状の黄身に似せたソース4bをアングレーズソース等とすることにより、従来におけるカラメルソースと混合した風味よりも、より新しい食感、味覚を醸し出すことができる。
なお、本考案では、黄身部4としてのソースについて、アングレーズソースを用いることが望ましい。このアングレーズソースは、主として皿盛りデザート(アシェット・デセール)に用いられているソースである。デセールは調理後すぐに提供することを前提に、味わいだけでなく、瞬間芸術的な美しさや動く仕掛けで消費者を楽しませるスタイルの菓子である。アングレーズソースは、その中で、調味のためだけではなく皿上に流して美しい意匠を表現するなど、デセールの瞬間芸術性の役割を担う代表的な具材のひとつである。
また、アングレーズソースは流動性が高いため保形性には欠け、テイクアウト商品に用いられることは少なかった。しかし、本考案では、当該アングレーズソースが皮膜4aで覆われることにより、保護されて内部で安定することになるため、消費者自身が自宅に持ち帰ることができるようになり、さらに消費者が皮膜4aを破るとソースが菓子生地3の表面に流れ出すという、驚きの動きも演出することができる。
即ち、本考案は、デセールの代表的なソースを用いて、デセールの瞬間芸術性をテイクアウト商品の中に再現できる機能を発揮させることが可能となる。
1 目玉焼き状菓子
2 容器
3 菓子生地
4 黄身部
4a 皮膜
4b ソース
5 白身層
7 ゲル化剤




Claims (3)

  1. 菓子生地上に、ゲル化剤によって固化させた皮膜内に流動性を有するソースを充填させた黄身部が載置され、クリームからなる白身層が少なくとも当該黄身部の一部又は全部を被覆するように塗布され、或いは当該黄身部を被覆することなくその周囲に塗布されていること
    を特徴とする目玉焼き状菓子。
  2. 上記黄身部は、上記ソースを冷凍させた塊体とされて上記ゲル化剤中に浸漬され、その後上記菓子生地上に載置されて上記塊体の内部のみを溶解させてなること
    を特徴とする請求項1記載の目玉焼き状菓子。
  3. 上記ソースは、アングレーズソースであること
    を特徴とする請求項1又は2記載の目玉焼き状菓子。
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