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JP3161203U - 蓄光式表示板及び屋内設置機器 - Google Patents

蓄光式表示板及び屋内設置機器 Download PDF

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JP3161203U
JP3161203U JP2010003110U JP2010003110U JP3161203U JP 3161203 U JP3161203 U JP 3161203U JP 2010003110 U JP2010003110 U JP 2010003110U JP 2010003110 U JP2010003110 U JP 2010003110U JP 3161203 U JP3161203 U JP 3161203U
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JP
Japan
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phosphorescent
sheet
display board
display
light
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JP2010003110U
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Inventor
明和 宮本
明和 宮本
Original Assignee
株式会社新陽社
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Publication date
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Abstract

【課題】暗闇の中で発光して表示文字の判読が可能な蓄光式表示板を、発光による表示文字をより見やすくし且つ安価に構成する。【解決手段】裏面に粘着層11aが設けられた蓄光機能シート11の表面に、表示文字が印刷された名称シート13が裏面に貼り付けられた透光性樹脂板14を、透光性両面粘着シート12を介して一体に貼り付けて蓄光式表示板1を形成する。【選択図】図2

Description

本考案は、屋内に設置される機器や設備の銘板や案内板、誘導板などに用いられる蓄光式表示板に関する。
蓄光式表示板は、蓄光層が光エネルギーを吸収して蓄光し、夜間や室内光が消えた暗闇の状態で光エネルギーを放出すなわち発光することにより、暗闇の中でも光源を用いることなく表示文字の読み取りが可能な表示板である。
従来、この種の表示板としては、例えば図3に示されるように、板材31の表面に表示する文字パターン32を凹状に彫刻して形成し、この凹状部内に蓄光塗料33を充填して固化するとともに、板材31の凹状部以外の表面部分は非発光性の材料が露出するように形成して、外光のない夜間に凹状部に沿って文字パターン32が発光することで表示文字を判読可能に構成したものが知られている(例えば特許文献1参照)。
実用新案登録第3022067号公報
図示した蓄光式表示板では、板材31の表面に凹状の文字パターン32を形成する加工に手間を要し、また、専用の加工設備が必要であり、安価に製作することができず、また、凹状部内に蓄光材料を充填してあるため、表示板の表面では発光する文字パターン32を明瞭に視認することができるものの、斜めにずれた位置からは文字パターン32がぼやけて見えるという問題があった。
本考案は、暗闇の中でも光源を使用することなく表示文字の視認が可能な蓄光式表示板を、発光する表示文字を見やすくし、且つ安価に構成することを課題とする。
前記課題を解決するため本考案の蓄光式表示板は、裏面に粘着層が設けられた蓄光機能シートの表面に、表示文字が印刷された名称シートが裏面に貼り付けられた透光性樹脂板を、透光性両面粘着シートを介して一体に貼り付けて形成されたことを特徴とする。
また、本考案は、前記構成の蓄光式表示板を盤面に取り付けた屋内設置機器であることを特徴とする。
上記構成において、蓄光機能シートは蓄光顔料が混和された樹脂材料により成形され、屋内の照明光又は日中に屋内に取り入れられた採光の光エネルギーを吸収して蓄光し、屋内照明を消して或いは停電などで照明が切れて室内が暗闇となった際には吸収した光エネルギーを放出して発光する蓄光性能を備えたシートである。
かかる蓄光機能シートの表面に表示文字が印刷された名称シートと透光性樹脂板を一体に重ねてなる本考案の蓄光式表示板は、室内が暗闇の状態で発光する蓄光機能シートにより、名称シートがその背面側から照明されて表示文字を浮き立たせて発光表示され、暗闇の中でも光源を用いることなく表示板の文字を視認し判読することが可能である。名称シートと蓄光機能シートが略面一に設けてあるので、発光表示される文字は表示板をどの方向から見ても明瞭に表示され、容易且つ確実に読み取ることができる。
また、本考案の蓄光式表示板は、蓄光機能シートの表面に名称シート及び透光性樹脂板を重合し一体に貼り付けるという簡易な構成であり、材料や加工コストがかからず、安価に製作することが可能である。
前記構成の蓄光式表示板において、蓄光機能シートは、ケイ素アルミン酸塩系の蓄光顔料が混和された樹脂材料により成形されていることが好ましく、例えば根本特殊化学株式会社製の「ルミノーバシート」又は「ルミノーバテープ」(登録商標)が好適である。ケイ素アルミン酸塩系の蓄光顔料は、発癌性物質を一切含まないことから人体、環境に無害であり、発光時間と化学的安定性に優れており、例えば太陽光のみならず、非紫外線である電灯など照明光の照射によっても自らエネルギーを活性化して発光し、耐水性や耐候性の面で優れた特性を有しているからである。
また、配電盤や各種制御盤などの機器である本考案の屋内設置機器は、上記構成の蓄光式表示板をその盤面に取り付けてなるものである。これによれば、機器を作動させて作業中に停電などで照明が切れて室内が暗闇になったとしても、暗闇の中で蓄光式表示板が発光して、設置された機器の位置や名称を確実に視認し、安全を確保することが可能である。
本考案の一実施形態の蓄光式表示板と屋内設置機器の外観図である。 図1の蓄光式表示板の構成部材を展開して示した断面図である。 従来の一例の蓄光式表示板の断面図である。
以下、本考案の好適な一実施形態を図面を参照して説明する。
図1は屋内に設置された機器の盤面に本考案の一実施形態の蓄光式表示板を貼り付けた状態の外観を示している。
この蓄光式表示板1は、機器2の名称を表示した名称シートの裏側に蓄光機能シートを重ねて横長帯状に形成したものである。この形態では屋内に設置される機器2として「高圧ケーブル接続箱」を示している。
より詳しくは、蓄光式表示板1は、図2に示されるように、蓄光機能シート11、透光性両面粘着シート12、名称シート13及び透光性樹脂板15を積層し重合面を一体に貼着して構成してある。
蓄光機能シート11は、塩化ビニル樹脂やポリエチレンテレフタ樹脂などの樹脂材料に蓄光顔料を混和してなる蓄光樹脂層の表面を透明アクリル樹脂皮膜で覆うとともに、裏面に白色隠蔽層と粘着剤層11aを積層し一体化して幅50mmのテープ状に形成してある。粘着剤11aの表面は剥離紙11bで覆ってある。
透光性両面粘着シート12は、ポリエチレンテレフタレート製の帯状シートの両面に粘着剤を塗布して形成してある。
名称シート13は、ポリエチレンテレフタレートなどの透明な樹脂シートの表面に、表示文字を印刷した帯状のシートである。
透光性樹脂板14は、透明なアクリル樹脂により成形された厚さ3mm程度の帯状のアクリル板である。
これらの部材からなる本形態の蓄光式表示板1は、適宜な長さに形成された透光性樹脂板14の裏面に名称シート13を一体に貼り付け、この透光性樹脂板14をこれと同じ長さに裁断された蓄光機能シート11の表面に透光性両面粘着シート12を挟んで一体に貼着することにより形成され、一体化した蓄光式表示板1は蓄光機能シート11の剥離紙11bを剥がして露出した粘着剤層11aを、当該表示板を取り付ける機器2に接合し、表示板を押し付けて機器2の表面に一体に貼り付けて取り付けられる。
機器2の表面に取り付けられた本形態の蓄光式表示板1は、室内の照明光が点灯している状態で照明光が透光性樹脂板14を透過し、その裏面に貼り付けられた名称シート13の表示文字を視認することができる。これとともに照明光が蓄光機能シート11を照射することで、蓄光機能シート11が光エネルギーを吸収して蓄光する。
そして、照明光が消えて室内が暗闇となった状態では、蓄光機能シート11が発光し、名称シート13を背面側から照明して発光表示し、シートの表示文字を確実に読み取ることが可能である。
本考案の蓄光式表示板によれば、暗闇の中で発光する蓄光機能シートにより、名称シートがその背面側から照明されて表示文字を浮き立たせて発光表示され、照明を消し或いは停電などで照明が消えて室内が暗闇になった状態でも表示板の文字を視認し判読することが可能である。
また、蓄光機能シートの表面に名称シート及び透光性樹脂板を重合し一体に貼り付けるという簡易な構成であるため、材料や加工コストがかからず、安価に製作することが可能である。
なお、図示した蓄光式表示板と屋内設置機器の形態は一例であり、本考案はこれに限定されるものではない。
1 蓄光式表示板、11 蓄光機能シート、11a 剥離紙、12 透光性両面粘着シート、13 名称シート、14 透光性樹脂板、2 屋内設置機器



Claims (2)

  1. 裏面に粘着層が設けられた蓄光機能シートの表面に、表示文字が印刷された名称シートが裏面に貼り付けられた透光性樹脂板を、透光性両面粘着シートを介して一体に貼り付けて形成された蓄光式表示板。
  2. 請求項1に記載の蓄光式表示板が盤面に取り付けられた屋内設置機器。
JP2010003110U 2010-05-12 2010-05-12 蓄光式表示板及び屋内設置機器 Expired - Fee Related JP3161203U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013011712A (ja) * 2011-06-29 2013-01-17 Nippon Dam Kk 蓄光式標識とその製造法

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