JP3161117U - クッション - Google Patents
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Abstract
【課題】通気性及び体圧分散性に優れた快適なクッションを提供する。【解決手段】クッション10は、長方形状に形成されており、表地10aと裏地10bとの間に充填材が充填され、表地10a側及び裏地10b側に突出する少なくとも2つの肉厚部14と、肉厚部14よりも肉薄に形成され、隣接する肉厚部14、14間に十分な通気性を与えることができる程度の間隔を形成するように各肉厚部14、14間に形成された肉薄部16とを備える。【選択図】図1
Description
本考案は、例えばベッドや椅子などに用いられるクッションに関するものである。
従来から、ベッドや椅子などに用いられるクッションとして、長方形状のクッションに複数の肉厚部が突出して形成されたものが知られている(特許文献1参照)。この特許文献1のクッションの肉厚部は、クッションの幅方向と直交する方向に所定の間隔をおいてクッションの表地と裏地とを幅方向全域に亘って縫合し、その後、クッションの表地と裏地との間に綿やそば殻などの緩衝材を充填することにより形成されている。
しかしながら、特許文献1に記載されているクッションは、隣接する各肉厚部間にほとんど間隔が形成されていないため、クッション上に使用者が乗った際に肉厚部が潰れて、隣接する肉厚部同士が密着してしまい、十分な通気性及び体圧分散性が確保できないという問題がある。
そこで、本考案は、通気性及び体圧分散性に優れた快適なクッションを提供することを目的とする。
以上の目的を達成するため、本考案に係るクッションは、表地と裏地との間に充填材が充填され、少なくとも表地側に突出する少なくとも2つの肉厚部と、前記肉厚部よりも肉薄に形成され、隣接する前記肉厚部間に所定の間隔を形成するように各肉厚部間に形成された肉薄部とを備えることを特徴とする。このように、本考案に係るクッションは、隣接する肉厚部間に所定の間隔を形成するように各肉厚部間に形成された肉薄部を備えることにより、クッション上に使用者が乗った際においても隣接する肉厚部間にある程度の間隔を持たせることができるため、十分な通気性及び体圧分散性を確保することができる。本考案に係るクッションにおいて、前記所定の間隔は、隣接する各肉厚部間に十分な通気性を与えることができる程度の間隔であり、例えば、隣接する各肉厚部と肉薄部との境界がそれぞれ縫合され、隣接する各肉厚部間が2本の縫合線によって隔てられることにより形成されることが好ましい。
本考案に係るクッションにおいて、前記肉厚部は、表地側及び裏地側に突出して設けられていることが好ましい。このように、肉薄部によって所定の間隔をおいて形成された少なくとも2つの肉厚部がクッションの裏地側に突出して設けられることにより、クッションの裏地側と例えばベッドや車椅子などの接触面との接触面積を小さくすることができるため、ベッドや車椅子などの接触面にかかる荷重が大きくなり、滑りにくいクッションとすることができる。
また、本考案に係るクッションにおいて、前記肉厚部は、突出部分が湾曲状に形成されていることが好ましく、このように肉厚部の突出部分が湾曲状に形成されることにより、クッションの体圧分散性を向上させることができる。
さらに、本考案に係るクッションにおいて、前記充填材は、緩衝材であることが好ましく、このように、緩衝材が充填されることにより、クッションに緩衝性を与えることができる。
またさらに、本考案に係るクッションにおいて、前記表地は、通気性を有する素材から形成されていることが好ましく、このように、クッションの表地が通気性を有する素材から形成されることにより、より快適なクッションとすることができる。また、本考案に係るクッションにおいて、前記表地は、吸湿性を有する素材や、撥水性を有する素材から形成されても良い。
以上のように、本考案によれば、通気性及び体圧分散性に優れた快適なクッションを提供することができる。
次に、本考案の一実施形態に係るクッションについて、図面に基づいて説明する。本実施形態に係るクッション10は、長方形状に形成され、図1及び図2に示すように、表地10aと裏地10bとの間に充填材12が充填され、表地10a側及び裏地10b側に突出する肉厚部14と、肉厚部14よりも肉薄に形成された肉薄部16とを備えている。このクッション10の一方側(図1中、左側)の端部10cには、クッション10を例えばベッドや椅子などの取付対象物に取付けるための取付部20が設けられている。
クッション10の表地10a及び裏地10bは、例えば綿とポリエステルの混合素材などの通気性を有する布地からなり、これら表地10aと裏地10bとの周縁が縫合されると共に、肉厚部14と肉薄部16との境界部分がそれぞれ縫合されている。クッション10の充填材12としては、例えばパイプ形状の樹脂などの通気性及び緩衝性を有する緩衝材を用いる。
肉厚部14は、クッション10の表地10a及び裏地10bの間に充填される充填材12の量を肉薄部16よりも多く充填することにより肉厚に形成され、クッション10の表地10a側及び裏地10b側のそれぞれに幅方向全域に亘って突出する蒲鉾状に形成され、クッション10の幅方向と直交する方向(縦方向)に等間隔に並列して6つ形成されている。また、肉厚部14は、例えば図2に示すように、その突出部分が湾曲状、すなわちクッション10の幅方向に垂直に交わる断面が楕円形状となるように形成されている。
肉薄部16は、肉厚部14よりも充填材12の量を少なくするか、または充填材12を充填しないことにより、肉厚部14よりも肉薄に形成され、肉厚部14、14のそれぞれの間に形成されている。肉薄部16の縦方向の長さは、隣接する肉厚部14、14間に十分な通気性を与えることができる程度の長さに形成されており、例えば、隣接する肉厚部14、14と肉薄部16との境界がそれぞれ縫合され、隣接する各肉厚部14、14間が2本の縫合線によって隔てられることにより形成されている。また、肉薄部16の縦方向の長さは、肉厚部14の縦方向の長さよりも短い長さであることが好ましい。
取付部20は、周知の取付手段を用いることができ、例えば布製の紐などを用いることができる。取付部20に紐を用いる場合には、例えば、一対の紐をクッション10の端部10cに二組設け、この一対の紐を取付対象物に結び付けることにより、クッション10をベッドや椅子などに取付けることができる。
本実施形態に係るクッション10は、肉厚部14がクッション10の幅方向全域に亘って突出する蒲鉾状に形成されると共に、隣接する肉厚部14、14の間に肉薄部16が形成されることにより、肉薄部16を折り目として、クッション10をその縦方向の端部から順次折り曲げて容易に丸めることができるため、例えば図3に示すように、クッション10の高さ調節を容易に行なうことができる。図3(a)は、本実施形態に係るクッション10を展開した状態を示す平面斜視図であり、図3(b)は、本実施形態に係るクッション10の一部を丸めた状態を示す平面斜視図であり、図3(c)は、本実施形態に係るクッション10の全体を丸めた状態を示す平面斜視図である。これにより、本実施形態に係るクッション10は、展開した状態(図3(a)に示す状態)においては、例えば座布団やマットレスなどとして用いることができ、また、全体を丸めた状態(図3(c)に示す状態)においては、例えば枕などとして用いることができる。
従来の特許文献1のクッションにおいては、隣接する各肉厚部間が単に1本の縫合線によって区分けされているのみであり、裏地側に突出する肉厚部間にほとんど間隔が形成されていないため、クッションの裏面と車椅子などの座面との接触面積がクッションのほぼ全域に亘り、それゆえ、ベッドや車椅子などの接触面にかかる荷重が小さくなり、滑りやすいという問題があった。これは、一般に、クッションを形成する表地及び裏地は、綿などの摩擦係数の小さな素材を用いるためである。
これに対し、本実施形態に係るクッション10は、クッション10の裏地10b側に突出する各肉厚部14、14間に所定の間隔を形成する肉薄部16が形成されることにより、クッション10の全体の大きさが特許文献1のクッションと同一であるとした場合、特許文献1のクッションと比較して、クッション10の裏地10b側と例えばベッドや車椅子などの接触面との接触面積を小さくすることができるため、ベッドや車椅子などの接触面にかかる荷重が大きくなり、滑りにくいクッションとすることができる。
これに対し、本実施形態に係るクッション10は、クッション10の裏地10b側に突出する各肉厚部14、14間に所定の間隔を形成する肉薄部16が形成されることにより、クッション10の全体の大きさが特許文献1のクッションと同一であるとした場合、特許文献1のクッションと比較して、クッション10の裏地10b側と例えばベッドや車椅子などの接触面との接触面積を小さくすることができるため、ベッドや車椅子などの接触面にかかる荷重が大きくなり、滑りにくいクッションとすることができる。
本考案に係るクッションは、上述した実施形態に限定されるものではなく、本考案の技術思想を逸脱しない範囲内において種々の改変を行なうことができる。例えば、本実施形態に係るクッション10には、取付部20が設けられるとしたが、これに限定されず、取付部20が設けられなくても良い。
また、本実施形態に係るクッション10において、肉厚部14は、クッション10の表地10a側及び裏地10b側にそれぞれ幅方向全域に亘って突出する蒲鉾状に形成されるとしたが、これに限定されず、肉厚部14は、クッション10の表地10a側にのみ突出するように形成されていても良く、また、いかなる形状であっても良い。また、本実施形態に係るクッション10において、肉厚部14は、6つ設けられているとしたが、これに限定されず、少なくとも2つ設けられていれば良い。
さらに、本実施形態に係るクッション10において、クッション10の表地及び裏地は、通気性を有する布地で形成されるとしたが、これに限定されず、これら表地及び裏地は、例えば吸湿性を有する素材や、撥水性を有する素材など、用途に応じていかなる素材から形成されても良い。また、本実施形態に係るクッション10において、充填材12は、パイプなどの通気性及び緩衝性を有する緩衝材であるとしたが、これに限定されず、用途に応じていかなる素材を用いても良い。
10 クッション、10a 表地、10b 裏地、12 充填材、14 肉厚部、16 肉薄部、20 取付部
Claims (6)
- 表地と裏地との間に充填材が充填され、少なくとも表地側に突出する少なくとも2つの肉厚部と、
前記肉厚部よりも肉薄に形成され、隣接する前記肉厚部間に所定の間隔を形成するように各肉厚部間に形成された肉薄部とを備えることを特徴とするクッション。 - 前記所定の間隔とは、隣接する各肉厚部間に十分な通気性を与えることができる程度の間隔であることを特徴とする請求項1記載のクッション。
- 前記肉厚部は、表地側及び裏地側に突出して設けられていることを特徴とする請求項1又は2記載のクッション。
- 前記肉厚部は、突出部分が湾曲状に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3いずれか1項記載のクッション。
- 前記充填材は、緩衝材であることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項記載のクッション。
- 前記表地は、通気性を有する素材から形成されていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項記載のクッション。
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WO2012049877A1 (ja) * | 2010-10-12 | 2012-04-19 | 株式会社丸冨士 | 車イス座面用部材 |
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