JP3160708U

JP3160708U - 擬似電子タバコ

Info

Publication number: JP3160708U
Application number: JP2010002707U
Authority: JP
Inventors: 柳哲▲き▼
Original assignee: 柳哲▲き▼
Priority date: 2009-04-23
Filing date: 2010-04-22
Publication date: 2010-07-01
Anticipated expiration: 2020-04-22
Also published as: CN201430916Y

Abstract

【課題】霧化液の使用効率が向上され、且つその漏出が防止され、動作の制御及び充電式電池の充電方式を簡単にすることができる擬似電子タバコを提供する。【解決手段】吸引口、液体収納器、アトマイザー及びタバコ柄部を備える。アトマイザーは、吸引口に設けられたアトマイザーケーシングチューブ、アトマイザーケーシングチューブ内に設けられて且つ中にアトマイザーキャビティを有する耐高温絶縁体、耐高温絶縁体の外周面と液体収納器と連結するアトマイザーヘッド、耐高温絶縁体の外周面に設けられた多孔質浸透部、アトマイザーキャビティ内に収容される電熱線、電熱線に巻き付いて且つ多孔質浸透部と連結する吸着体を備える。【選択図】図３

Description

本実用新案は電子タバコに関し、特に、霧化液の使用効率を向上して、且つその漏出を有効に防止する擬似電子タバコに関するものである。

喫煙は健康に有害であるということは、一般によく知られていることであり、喫煙によって毎年数百万人の人々が命を落としており、且つ多種の疾患を引き起こしている。禁煙は世界的な傾向であり、各国の政府は禁煙を積極的に提唱しているが、喫煙者を完全に禁煙させるのは極めて困難なことである。更に喫煙者の数は全世界的に増加傾向を示しており、初めて喫煙した喫煙者の年齢はますます低くなっている。また、喫煙者の数の増加に伴い、全世界で毎年必要となるタバコの葉の量も増えており、タバコ会社の巻きたばこの生産のニーズを満たすために、タバコを植える大量の耕地が必要となる。タバコ産業は政府に巨額の税金をもたらすことができるが、全国民の健康に巨大な潜在的危険をもたらし、特に非喫煙者にとって受動喫煙はより危険である。

タバコはニコチン及びタールを含み、喫煙の際、ニコチンはタバコの燃焼に伴い、タールを生じて肺に入り、吸収され、人間の中枢神経システムに作用を及ぼし、喫煙者を興奮させる。ニコチンは、少量であれば人体に対して危険はなく、その血液中での半減期は非常に短いので、通常、速やかに分解される。タバコの主要な危険物質はタールであり、タールの構成は非常に複雑であり、研究によって、タールは喫煙者に各種の疾患を引き起こす一番の原因であり、喫煙者の肺癌の高い発病率を引き起こす主な原因でもあることがわかっている。

喫煙による危害を免れるため、世界各国の研究者はタバコの代替物の開発に努力している。まずは、低ニコチン及び低タールの巻きたばこを生産したが、低ニコチン及び低タールの巻きたばこは喫煙者にとって、口あたりが淡くて味がないので、喫煙者は好まない。次に、研究者は、禁煙パッチ、ニコチンガム、ニコチン飲料等、巻きたばこの代替物をいくつか開発した。これらの製品にはタールが含まれておらず、しかもタバコの口あたりもあるが、これらのタバコの代替物は、喫煙者の習慣を変えても、タバコ依存症が起きたとき、喫煙者の欲求を満足させることができず、本当の意味でのタバコ代替物とは言えない。第三に、研究者は電子タバコ製品を世に送り出し、その設計した電子回路によって、一瞬で吸引口に置かれた液体を霧化させて、煙を生じる。それに、吸引口の中の液体の成分はニーズ及び口あたりによって調合することができ、喫煙者のニーズを満たすことができる。現在、電子タバコ製品に存在している主な問題は以下の通りである。１、製品の構成が複雑である。例えば、特許文献１及び特許文献２の構成など。２、電池及び電力網の２２０ｖ交流で充電することで、電池の取替によって使用者に不便が生じる。交流は強電に属し、電子タバコの電圧制限及び電圧安定化に対する要求が高く、しかもショートが生じ、電子タバコ製品が使えない可能性がある。３、液体の霧化はスプレー霧化及び超音波霧化を採用している。このような霧化方式は吸引口の中の液体の流れを制御しにくく、液体の漏出問題が起こり、例えば、特許文献１及び特許文献２にはこのような問題が存在するかもしれない。４、現有の電子タバコ製品は、コンパスタイプ・エアオペレイティド・ダイアフラム点火スイッチ（compass-type air-operated diaphragm ignition switch）を採用している。当該スイッチは構造が複雑で、金属片による接触を利用しており、一定期間の使用で接触効果が悪くなり、使用に影響する。

中国実用新案２０１１９７８３９号明細書中国実用新案２０１０７９０１１号明細書

従来技術に存在する前記欠陥に鑑みて、本実用新案の目的は、霧化液の使用効率を向上して、且つその漏出を有効に防止することにある。

本実用新案のもう一つの目的は、電子タバコの使用を簡単にして、制御しやすく、効果を向上することにある。

本実用新案のもう一つの目的は、電子タバコの充電方式を変えて、弱電で充電できるようにして、安全性及び信頼性を上げることにある。

本実用新案の上記の目的を実現するために、以下の擬似電子タバコを提供する。当該擬似電子タバコは、シェルを有し且つ通煙孔が設けられた吸引口と、前記吸引口内に設けられ、液体を収納し、且つ前記通煙孔と気体的に連通する液体収納器と、着脱自在に前記液体収納器に連結するアトマイザーと、着脱自在に前記アトマイザーに連結するタバコ柄部パイプ並びに前記タバコ柄部パイプ内に設けられた電池及び制御回路を有するタバコ柄部とを備えた擬似電子タバコであって、前記アトマイザーは、キャビティを有して且つ前記吸引口のシェル内に設けられたアトマイザーケーシングチューブと、アトマイザーケーシングチューブ内に設けられて且つ中にアトマイザーキャビティを有する耐高温絶縁体と、前記耐高温絶縁体の外周面に連結し、且つ前記液体収納器と連結して前記液体を導通するアトマイザーヘッドと、前記アトマイザーヘッド及び前記耐高温絶縁体の外周面に設けられた多孔質浸透部と、前記アトマイザーキャビティ内に収容され、前記電池及び前記制御回路に電気的に連結する電熱線と、前記アトマイザーキャビティ内に収容され、前記電熱線に巻き付ついて且つ前記多孔質浸透部と連結する吸着体とを備え、前記アトマイザーケーシングチューブ、前記耐高温絶縁体、前記アトマイザーヘッド、及び前記タバコ柄部パイプにはいずれも通煙孔と気体の通路を形成する通気開孔が設けられている。

実用新案の上記の目的に対して、好ましくは、前記タバコ柄部は外部の空気と連通し且つ前記アトマイザーケーシングチューブの通気開孔と連通する開孔を有し、前記制御回路は前記電池と選択的に電気的に連結する気圧電子スイッチを有する。

実用新案の上記の目的に対して、前記電池が充電式電池であるのが好ましい。また、好ましくは、前記タバコ柄部は、前記制御回路及び前記充電式電池の正極、負極とそれぞれ電気的に連結する正極心棒及び負極心棒を更に有し、前記正極心棒及び負極心棒は、前記擬似電子タバコが作動しているとき、前記電熱線の正極、負極と電気的に連結され、前記擬似電子タバコが充電しているとき、外部電源の正極、負極と電気的連結される。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記アトマイザーヘッドには、前記液体収納器を刺し貫いて、前記多孔質浸透部を前記液体と液体的に連通させる突出部を形成しているのが好ましい。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記タバコ柄部の端部に設けられた着脱自在の透光ランプキャップを更に有し、前記タバコ柄部内に前記制御回路及び前記電池と電気的に連結するライトが設けられているのが好ましい。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記タバコ柄部の端部に設けられた着脱自在の透光ランプキャップを更に有し、前記タバコ柄部内に前記制御回路及び前記電池と電気的に連結する充電表示灯が設けられているのが好ましい。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記アトマイザーは、前記電熱線並びに前記制御回路及び前記電池と電気的な連結を形成し且つ前記アトマイザーケーシングチューブ内に固定された正極スプリング及び負極スプリングを更に有するのが好ましい。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記多孔質浸透部はニッケル網であり、前記吸着体はガラス繊維ひもであるのが好ましい。

本実用新案の擬似電子タバコでは、前記タバコ柄部は、前記電池と電気的に連結し、且つ喫煙のとき、前記電熱線と電気的に連結するプラグ又はＵＳＢソケットを更に有するのが好ましい。

本実用新案に基づく擬似電子タバコは、霧化液の使用効率を向上して、且つその漏出を有効に防止し、電子タバコの使用を簡単にして、制御しやすく、効果を向上し、電子タバコの充電方式を変えて、弱電で充電できるようにして、安全性及び信頼性を向上させる。

また、本実用新案を利用した製品は、本物に近い擬似効果を有する。当該タバコは喫煙者にとって危険がないだけではなく、喫煙の時のスパスパ吹かす効果もある。液体はニーズによって調合されたものであるので、人体及び環境に無害である。このタバコは点火する必要がなく、安全性が高くて、消費者に受けられる。また、当該製品の使用を普及することで、社会のタバコの葉に対するニーズを減少させ、耕地を保護することができる。

本実用新案に基づく擬似電子タバコの全体構造図である。本実用新案に基づく擬似電子タバコの吸引口及び液体収納器の構造の略図である。本実用新案に基づく擬似電子タバコの一の実施形態にかかるアトマイザーの構造部材の分解図である。本実用新案に基づく擬似電子タバコの一の実施形態にかかるタバコ柄部の構造部材の分解図である。本実用新案に基づく擬似電子タバコのランプキャップの構造の略図である。

以下、図面を参照して、本実用新案に基づく擬似電子タバコを詳細に説明する。

図１〜図５に示されるように、本実用新案に基づく擬似電子タバコは、シェル１０１を有し且つ通煙孔１０２が設けられた吸引口１０と、吸引口１０のシェル１０１内に設けられ、液体を収納し（図示せず）、且つ通煙孔１０２と気体的に連通する液体収納器２０と、着脱自在に液体収納器２０に連結されるアトマイザー３０と、着脱自在に前記アトマイザー３０に連結されるタバコ柄部パイプ４７０、前記タバコ柄部パイプ４７０内に設けられた電池４５０及び制御回路４６０を有するタバコ柄部４０とを備える。

ここで、アトマイザー３０は、キャビティを有し且つ吸引口１０のシェル１０１内に設けられたアトマイザーケーシングチューブ３１０と、アトマイザーケーシングチューブ３１０内に設けられ且つ中にアトマイザーキャビティを有する耐高温絶縁体３２０と、耐高温絶縁体３２０の外周面に連結され、且つ液体収納器２０と連結して液体を導通するアトマイザーヘッド３３０と、アトマイザーヘッド３３０及び耐高温絶縁体３２０の外周面に設けられた多孔質浸透部（図示せず）と、前記アトマイザーキャビティ内に収容され、前記電池及び前記制御回路に電気的に連結される電熱線（図示せず）と、前記アトマイザーキャビティ内に収容され、電熱線に巻き付けられ且つ多孔質浸透部と連結される吸着体（図示せず）とを備える。ここで、アトマイザーケーシングチューブ３１０、耐高温絶縁体３２０、アトマイザーヘッド３３０、及びタバコ柄部パイプ４７０には全て通煙孔１０２と気体の通路を形成する通気開孔又は開口（例えば、図面の符号３１０１、３３０１、及び３２０１に示される）が設けられている。

上記の実施形態において、アトマイザーヘッド３３０が液体収納器２０と連結しているとき、液体収納器２０内の液体は導かれ、且つ前記多孔質浸透部に保持される。前記アトマイザーキャビティ内に、電熱線に巻き付けられ且つ多孔質浸透部と連結する吸着体が設けられているので、前記液体は浸透作用で前記吸着体に吸着され、電熱線が加熱された際、前記液体を霧化させ、煙を形成する。このようにして、直接に前記多孔質浸透部に保持されている液体に対して霧化した場合に生じる霧化量が大きくなりすぎ、液体収納器２０内の液体の使用時間が短いという欠陥を克服することができる。また、吸着体と前記多孔質浸透部との連結で、この両者の間の浸透作用によって、前記多孔質浸透部に保持されている液体がアトマイザーケーシングチューブ３１０と吸引口１０のシェル１０１の間の隙間を通して漏れ出すことを防止でき、液体収納器２０の使用効率をさらに向上する。

上記の実施形態において、前記耐高温絶縁体３２０はセラミック絶縁材でもよく、それによって前記電熱線が作動しているときに生じた高温に耐えられる。

上記の実施形態において、前記多孔質浸透部はニッケル網でもよく、前記吸着体はガラス繊維ひもでもよい。

上記の実施形態において、異なる口あたり及び各種の治療のニーズを満たすため、液体収納器に含まれた液体は各種のニーズを満たしている成分を含むことができ、例えば、各種の口腔疾患の治療及び興奮させ眠気覚ましの作用がある漢方薬成分を入れることができる。

上記の実施形態において、図３に示すように、アトマイザーヘッド３３０には突出部３３０２が形成され、これは液体収納器２０を刺し貫いて、前記多孔質浸透部を前記液体と液体的な連通を形成させることができる。このとき、液体収納器２０の相応する部位に、突出部３３０２により貫かれ、液体を流出させるアルミホイル（図示せず）を設置することができる。

上記の実施形態において、アトマイザーケーシングチューブ３１０、耐高温絶縁体３２０、及びアトマイザーヘッド３３０に設けられた通煙孔１０２と気体の通路を形成している通気開孔又は開口は、外界の空気と連通するので、本実用新案による擬似電子タバコを吸う際、より容易になり、普通のタバコを吸うときの吸引抵抗とほぼ同じである。

本実用新案による擬似電子タバコに対して、電子タバコの使用をもっと簡単にして、制御しやすく、効果を向上させるため、制御回路４６０に気圧電子スイッチを設けてもよい。これは、タバコ柄部パイプ内の気流の変化を検出することによって、電池４５０、制御回路４６０、及び電熱線の間の電気的連結を導通させる。このとき、タバコ柄部４０には外界の空気と連通し、且つ前記ケーシングチューブの通気開孔と連通する開孔（図示せず）が設けられる。擬似電子タバコを吸うとき、これらの開孔によって、外部の空気の導入、その通煙孔１０２への導通を実現すると同時に、気圧電子スイッチを動かして霧化作業を始動させ、前記空気及び霧化で生じた気体が一緒に通煙孔１０２から吸い出される。

普通のタバコを吸う時の視覚にさらに近づけるために、前記擬似電子タバコは、図５に示すように、タバコ柄部４０の端部に設けられた着脱自在の透光のランプキャップ５０を含んでもよく、タバコ柄部４０内に制御回路４６０及び電池４５０と電気的に連結されるライト（図示せず）が設けられる。前記ライトは赤い光を出して、普通のタバコの点火した吸殻部分を模擬する。

また、外部の空気をタバコ柄部パイプ４７０の中に導入するために、ランプキャップ５０の周縁には通気孔５０１を設けることができる。

本実用新案による擬似電子タバコでは、電池４５０は充電式電池であってもよい。充電式電池を取り外さずに直接充電できるようにするため、好ましくは、タバコ柄部４０は、制御回路４６０及び充電式電池の正極、負極とそれぞれ電気的に連結される正極心棒４１０及び負極心棒４２０をさらに有し、正極心棒４１０及び負極心棒４２０は、前記擬似電子タバコが作動しているとき、前記電熱線の正極、負極と電気的に連結され、前記擬似電子タバコが充電されているとき、外部電源（図示せず）の正極、負極と電気的に連結される。正極心棒４１０及び負極心棒４２０の間の絶縁は各種の方式を採用することができ、そのひとつの実施形態において、図４に示すように、具体的に言えば、正極心棒４１０を絶縁ケーシング４３０のキャビティ内に置いて、絶縁ケーシング４３０を負極心棒４２０のキャビティ内に置き、又は逆の順序で装着する。また、喫煙時の抵抗力を低下させるため、最も内側に装着された相応する心棒に通気孔（例えば、図面の符号４４０１に示される）を設けて、アトマイザーヘッド３３０の開口及び通煙孔１０２と気体的に連通させる。このとき、制御回路には、喫煙操作と適合する動作回路、及び充電式電池に対する充電動作と適合する充電制御回路が相応に設けられている。

また、代替可能に、電池にこれと電気的に連結されるプラグ又はＵＳＢソケット（図示せず）を設けてもよい。前記プラグ又はＵＳＢソケットは外部電源又は電熱線との電気的な連結を実現できる。

また、充電状態を表示するため、タバコ柄部４０のタバコ柄部パイプ４７０の端部に着脱自在の透光のランプキャップ５０を設けることもでき、前記タバコ柄部４０内に制御回路４６０及び充電式電池４５０と電気的に連結する充電表示灯を設ける。ここで、喫煙時の吸殻の点火を模擬したライトと充電時の充電表示灯は同じライトでもよく、又は異なる色のライトでもよい。喫煙時の吸殻の点火を模擬したライトと充電時の充電表示灯が同じライトである場合、喫煙時と充電時の回路の切替を実現するため、制御回路を変える必要があるが、これは本分野の周知技術であるので、ここで改めて説明はしない。

本実用新案に基づく擬似電子タバコでは、公知の電子タバコにおける電熱線の電気的な連結の際にシリカゲルの利用によるエージングの問題を克服するために、図３に示すように、アトマイザー３０は、前記電熱線並びに前記電池及び制御回路と電気的な連結を形成し且つアトマイザーケーシングチューブ３１０内に固定されている正極スプリング３４０及び負極スプリング３５０を有してもよい。ここでいう電気的な連結は正極スプリング３４０及び負極スプリング３５０のはんだ付け、ろう付け、及び縺れ合わせ等の方式によって実現できる。

また、本実用新案に基づく擬似電子タバコでは、アトマイザー３０及びタバコ柄部４０の結合方式はソケット継手及びボルト継手等でよい。一つの好ましい実施形態において、図３及び図４に示すように、ボルト継手の方式を利用し、アトマイザーケーシングチューブ３１０内に設けられたナット３６０と、タバコ柄部パイプ４７０に設けられて且つタバコ柄部パイプ４７０の一端に配置されるネジ４４０によってアトマイザー３０及びタバコ柄部４０の結合を実現する。もちろん、逆にナットをタバコ柄部の中に設け、ネジをアトマイザーケーシングチューブの中に設けてもよい。

また、ネジとナットによって連結するとき、ネジ又はナットの縁に外界の空気と連通する開口を設けて、アトマイザーヘッド３３０の開口及び通煙孔１０２と気体的に連通させることができる。又は、図４に示すように、ネジ４４０の本体のフランジに外界空気と連通する開口４４０１を設けて、タバコ柄部パイプ４７０内の各対応部品に設けられた開口又は孔と気体的に連通を形成させる。同時に、タバコ柄部パイプ４７０に設けられたネジ又はナットは外部の充電器の対応部品と連結して、通常のプラグ式の電気的連結又はＵＳＢ式の電気的連結を実現することもできる。これにより、異なる電圧で異なる形式の充電を行う。

また、アトマイザーヘッドの安定性を強化するため、図３に示すように、固定台３７０を設けることもできる。このとき、前記耐高温絶縁体３２０に設けられたアトマイザーヘッド３３０は、固定台３７０の二つの凸部３７０１の上に係止され、同時に固定台３７０の中に上下貫通孔３７０２が設けられて、アトマイザーヘッド３３０の開孔３３０１と気体的に連通する。

尚、本実用新案は、上記した実施の形態に限定されるものではなく、本実用新案の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。

本実用新案は、霧化液の使用効率を向上して、且つその漏出を有効に防止する擬似電子タバコに広く適用出来る。

１０吸引口
２０液体収納器
３０アトマイザー
４０タバコ柄部
５０ランプキャップ
３１０アトマイザーケーシングチューブ
３２０耐高温絶縁体
３３０アトマイザーヘッド
４７０タバコ柄部パイプ

Claims

シェルを有し且つ通煙孔が設けられた吸引口と、
前記吸引口内に設けられ、液体を収納し、且つ前記通煙孔と気体的に連通する液体収納器と、
着脱自在に前記液体収納器に連結するアトマイザーと、
着脱自在に前記アトマイザーに連結するタバコ柄部パイプ並びに前記タバコ柄部パイプ内に設けられた電池及び制御回路を有するタバコ柄部とを備えた擬似電子タバコであって、
前記アトマイザーは、
キャビティを有して且つ前記吸引口のシェル内に設けられたアトマイザーケーシングチューブと、
前記アトマイザーケーシングチューブ内に設けられて且つ中にアトマイザーキャビティを有する耐高温絶縁体と、
前記耐高温絶縁体の外周面に連結し、且つ前記液体収納器と連結して前記液体を導通するアトマイザーヘッドと、
前記アトマイザーヘッド及び前記耐高温絶縁体の外周面に設けられた多孔質浸透部と、
前記アトマイザーキャビティ内に収容され、前記電池及び前記制御回路に電気的に連結する電熱線と、
前記アトマイザーキャビティ内に収容され、前記電熱線に巻き付ついて且つ前記多孔質浸透部と連結する吸着体とを備え、
前記アトマイザーケーシングチューブ、前記耐高温絶縁体、前記アトマイザーヘッド、及び前記タバコ柄部パイプにはいずれも通煙孔と気体の通路を形成する通気開孔が設けられていることを特徴とする擬似電子タバコ。
前記タバコ柄部は外部の空気と連通し且つ前記アトマイザーケーシングチューブの通気開孔と連通する開孔を有し、前記制御回路は前記電池と選択的に電気的に連結する気圧電子スイッチを有することを特徴とする請求項１に記載の擬似電子タバコ。
前記アトマイザーヘッドには、前記液体収納器を刺し貫いて、前記多孔質浸透部を前記液体と液体的に連通させる突出部を形成していることを特徴とする請求項１に記載の擬似電子タバコ。
前記タバコ柄部の端部に設けられた着脱自在の透光ランプキャップを更に有し、前記タバコ柄部内に前記制御回路及び前記電池と電気的に連結するライトが設けられていることを特徴とする請求項１に記載の擬似電子タバコ。
前記電池が充電式電池であることを特徴とする請求項２に記載の擬似電子タバコ。
前記タバコ柄部は、前記制御回路及び前記充電式電池の正極、負極とそれぞれ電気的に連結する正極心棒及び負極心棒を更に有し、前記正極心棒及び負極心棒は、前記擬似電子タバコが作動しているとき、前記電熱線の正極、負極と電気的に連結され、前記擬似電子タバコが充電しているとき、外部電源の正極、負極と電気的に連結されることを特徴とする請求項５に記載の擬似電子タバコ。
前記タバコ柄部の端部に設けられた着脱自在の透光ランプキャップを更に有し、前記タバコ柄部内に前記制御回路及び前記電池と電気的に連結する充電表示灯が設けられていることを特徴とする請求項５に記載の擬似電子タバコ。
前記アトマイザーは、前記電熱線並びに前記制御回路及び前記電池と電気的な連結を形成し且つ前記アトマイザーケーシングチューブ内に固定された正極スプリング及び負極スプリングを更に有することを特徴とする請求項６に記載の擬似電子タバコ。
前記多孔質浸透部はニッケル網であり、前記吸着体はガラス繊維ひもであることを特徴とする請求項１に記載の擬似電子タバコ。
前記タバコ柄部は、前記電池と電気的に連結し、且つ喫煙のとき、前記電熱線と電気的に連結するプラグ又はＵＳＢソケットを更に有することを特徴とする請求項１に記載の擬似電子タバコ。