JP3158740B2 - ディジタルビデオ信号の送信方法及びダビング方法 - Google Patents
ディジタルビデオ信号の送信方法及びダビング方法Info
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Description
号化して記録再生する装置における圧縮されたディジタ
ルビデオ信号の送信方法及びダビング方法に関するもの
である。
方式,D3方式などの各種ディジタル規格によるディジ
タルVTRが商品化されている。一方、民生用のVTR
においても、ディジタルVTRの実用化に向けて各種フ
ォーマットが提案されている。
te Cosine Transform )と可変長符号化(VLC:Variable
Length Coding) とにより高能率符号化を採用したディ
ジタルVTRは、図14に示すような構成の記録系と再
生系とを備えてなる。
録系では、入力されたアナログコンポーネントビデオ信
号(Y,R−Y,B−Y)がA/D変換器1によってデ
ィジタルコンポーネントビデオ信号に変換され、ブロッ
キング回路2によりフレームメモリを用いて水平方向8
サンプル垂直方法8ラインの8×8単位を1つのブロッ
クとするデータにブロック化され、シャフリング及びY
/C多重される。この8×8単位のデータはDCT回路
3によりDCTされ、時間振幅領域のデータが周波数領
域のデータに変換される。さらに、DCTされたデータ
は、エンコーダ4により再量子化され、2次元ハフマン
符号等によるVLCされて、データ圧縮される。このエ
ンコーダ4によるVLCは所定数のDCTブロック例え
ば30DCTブロックから構成されされるバッファリン
グユニット毎に固定長になるように制御される。そし
て、VLCされたデータは、フレーミング回路5により
誤り訂正符号(ECC:Error Correction Code )の積符号
構成となるようにフレーミングされ、パリティ発生回路
5によりパリテイが付加され、チャンネルエンコーダ7
により磁気記録再生で適した形態にチャンネルコーディ
ングされてシリアルの記録データとして図示しない磁気
テープに記録される。
れた再生データについて、チャンネルデコーダ8により
データ検出,シリアル/パラレル変換が行われ、時間軸
補正(TBC)回路9により時間軸補正処理が施されて
から、エラー訂正(EVCC)回路10によりエラー訂
正処理が施されて、さらに、デフレーミング回路11に
よりVLCのワード単位に分解され、デコーダ12によ
り復号化、逆量子化され、逆DCT回路13により逆D
CTされて8×8端子のデータとされる。このデータ
は、デブロッキング回路14によりデシャフリング、Y
C分離、データ補間等の処理が施されて、ディジタルコ
ンポーネントビデオ信号に戻され、D/A変換器15に
よりアナログ化されて、アナログコンポーネントビデオ
信号として出力される。
オ信号のダビング方法としては、図15に〜で示す
第1乃至第6の方法などが考えられる。
コーダ8によりチャンネルデコーディングされたデータ
をディジタルインターフェース21を介して記録機側の
チャンネルエンデコーダ7に入力するディジタルダビン
グである。
路9により時間軸補正されたデータをディジタルインタ
ーフェース22を介して記録機側の上記チャンネルエン
デコーダ7に入力するディジタルダビングである。
0によりエラー訂正されたデータをディジタルインター
フェース23を介して記録機側のパリティ発生回路6に
入力するディジタルダビングである。
グ回路11によりデフレーミングされたデータをディジ
タルインターフェース24を介して記録機側のフレーミ
ング回路5に入力するディジタルダビングである。
グ回路14により得られるディジタルコンポーネントビ
デオ信号をディジタルインターフェース25を介して記
録機側のブロッキング回路2に入力するディジタルダビ
ングである。
15により得られるアナログコンポーネントビデオ信号
を記録機側のA/D変換器1に入力する通常のアナログ
ダビングである。
けるビデオ信号のダビング方法として考えられる第1乃
至第6の方法〜のうち、第1の方法では、再生機
側においてエラー訂正回路10によるエラー訂正処理が
施されないために、ダビングの繰り返しにより再生時の
エラーが累積してしまう。また、変速再生時に、再生信
号の無い部分がそのままコピーされてしまうので、コピ
ーされたテープを再生してもまともな再生画像を得るこ
とができないという問題点がある。
C回路9における時間軸補正処理により変速再生時でも
通常再生時と同じデータ形式の再生信号を生成すること
ができ、変速再生画像のダピングを行うことが可能にな
る。しかし、再生機側においてエラー訂正処理が施され
ないので、ダビングの繰り返しによるエラー伝播の問題
点はクリアされない。
てエラー訂正回路10によるエラー訂正後のデータを元
々ついているパリティをそのまま一緒にダビングするの
で、ダビングによるエラー伝播の問題は少なくなる。ま
た、上記第2の方法と同様に、変速再生画像のダピン
グを行うことができる。
データに対して、エラーが発生したいう情報(エラーコ
ード)を割り当ててそれをデータに埋め込んでダビング
することができ、再生時のエラーがダビングによる伝播
することはない。
タルコンポーネントビデオ信号をダビングするために、
伝送レートの高く(216Mbps)高速のディジタル
インターフェース25を必要とするばかりでなく、DC
Tによる画質劣化の虞れがある。
ネントビデオ信号をダビングするアナログダビングであ
るためダビングにより画質が劣化するという問題点があ
る。
ジタルVTRにおけるビデオ信号のダビング方法の問題
点に鑑み、ビデオ信号を高能率符号化して記録再生する
装置における圧縮されたディジタルビデオ信号のダビン
グ方法において、ダビングに使用するディジタルインタ
フェースを容易に実現できるようにすることにある。ま
た、他の目的は、低い伝送レートで画質劣化を伴うこと
なくダビングできるようにすることにある。また、他の
目的は、変速再生時でもダビングを可能にすることにあ
る。さらに、他の目的は、伝送用のエラー訂正処理を簡
略化できるようにすることにある。
めに、本発明は、ビデオ信号を高能率符号化して再生す
る装置における圧縮されたディジタルビデオ信号の送信
方法において、再生機側におけるエラー訂正後のデータ
をそれぞれ画像データとオーディオデータとサブコード
データとに分割し、上記エラー訂正後の画像データにエ
ラー訂正を行い、上記エラー訂正後のオーディオデータ
にエラー訂正を行い、上記エラー訂正後のサブコードデ
ータにエラー訂正を行い、上記エラー訂正が施された画
像データを誤り訂正用の積符号構成となるようにフレー
ミングし、上記エラー訂正が施されたオーディオデータ
とサブコードデータと、上記フレーミングされた画像デ
ータとを時分割多重化し、伝送フォーマットに変換して
から記録機側に伝送することを特徴とする。
方法は、オーディオデータとサブコードデータは画像デ
ータよりも遅れて出力することを特徴とする。
化して記録再生する装置における圧縮されたディジタル
ビデオ信号のダビング方法であって、再生機側における
エラー訂正後のデータをそれぞれ画像データとオーディ
オデータとサブコードデータとに分割し、各々のデータ
に個別にエラー訂正を行い、上記エラー訂正が施された
画像データは誤り訂正用の積符号構成となるようにフレ
ーミングし、上記エラー訂正が施されたオーディオデー
タとサブコードデータと上記フレーミングされた画像デ
ータとを時分割多重化し、伝送フォーマットに変換して
から記録機側に伝送し、記録機側では、伝送用のエラー
訂正処理で訂正不能なエラーに対してデータ内にエラー
情報を埋め込んでから、記録用パリティを付加して記録
媒体に記録することを特徴とする。
では、再生機側におけるエラー訂正後のデータをそれぞ
れ画像データとオーディオデータとサブコードデータと
に分割した後、個別にエラー訂正処理を行い、さらに、
画像データについては誤り訂正用の積符号構成となるよ
うにフレーミングし、上記エラー訂正が施されたオーデ
ィオデータとサブコードデータと、上記フレーミングさ
れた画像データとを時分割多重化して、記録機側に伝送
する。
のダビング方法では、再生機側におけるエラー訂正後の
データをそれぞれ画像データとオーディオデータとサブ
コードデータとに分割した後、個別にエラー訂正処理を
行い、さらに、画像データについては誤り訂正用の積符
号構成となるようにフレーミングし、上記エラー訂正が
施されたオーディオデータとサブコードデータと、上記
フレーミングされた画像データとを時分割多重化して記
録機側に伝送し、記録機側において伝送用のエラー訂正
処理で訂正不能なエラーに対してデータ内にエラー情報
を埋め込んでから、記録用パリティを付加して記録媒体
に記録する。
送信方法及びダビング方法の一実施例について、図面を
参照しながら詳細に説明する。
ビングシステムに用いられる磁気テープの1ヘリカルト
ラックの記録フォーマットは、図1に示すように、その
両端に、磁気テープと磁気ヘッドが安定した接触状態を
得るまでの予備的なマージナルエリア31a及び31b
が割り付けられ、ヘリカルトラックTの中央に実際の画
像データが記録されるビデオエリア32が割り付けら
れ、一方のマージナルエリア31aと上記ビデオエリア
32の間にそれぞれ第1のATFエリア33aとオーデ
ィオエリア(音声データが記録される)34が割り付け
られ、他方のマージナルエリア31bとビデオエリア3
2との間にそれぞれサブコードエリア35と第2のAT
Fエリア33bが割り付けられている。
のATFエリア33a及び33bの先頭部分、オーディ
オエリア33の両側部分、ビデオエリア32の両側部分
及びサブコードエリア35の両側部分には、それぞれは
AMBLEエリア36が割り付けられている。なお、斜
線で示すエリア37は、ブロックギャップエリアであ
る。
ド信号(時間や番地など)が記録され、第1及び第2の
ATFエリア33a及び33bには、トラッキング補正
用のATF信号が記録される。
タのうち、ビデオエリア32に記録される画像データ,
オーディオエリア34に記録される音声データ及びサブ
コードエリア35に記録されるサブコードデータの各符
号構造は、図2乃至図4に示すような構造を有する。即
ち、画像データは、図2に示すように、例えば列方向に
91バイトを有するブロックが、行方向に49個配列さ
れたフレーム構造を有し、更にこのフレームが3つ配列
された符号構造を有する。
構成のSYNCデータ41と、3バイト構成のIDデー
タ42と、78バイト構成の主データ43と、8バイト
構成の第1のパリティ44aから構成されている。これ
らの構成を有するブロック(便宜的に画像データブロッ
クと記す)は、行方向45個まで配列されている。ま
た、残りのブロックは、列方向に78バイト構成の第2
のパリティ44bと、8バイト構成の第1のパリティ4
4aが配列された符号構造を有する。これらの構成を有
するブロックは行方向に4個配列されている。
例えば列方向に91バイトを有するブロックが、行方向
に14個配列されたフレーム構造を有する。
構成のSYNCデータ51と、3バイト構成のIDデー
タ52と、78バイト構成の主データ53と、8バイト
構成の第1のパリティ54aから構成されている。これ
らの構成を有するブロック(便宜的に音声データブロッ
クと記す)は、先頭行から5個及び最終行から5個の計
10個配列されている。また、残りのブロックは、列方
向に78バイト構成の第2のパリティ54bと、8バイ
ト構成の第1のパリティ54aが配列された符号構造を
有する。これらの構成を有するブロックは行方向に4個
配列されている。
ように、例えば列方向に12バイトを有するブロック
が、行方向に12個配列されたフレーム構造を有する。
構成のSYNCデータ61と、3バイト構成のIDデー
タ62と、5バイト構成の主データ63と、上記主デー
タに対する2バイト構成のパリティ64から構成されて
いる。
1乃至図8を参照して説明する。
101は、図示しないチャンネルデコーダによりチャン
ネルデコーディングされた再生データが供給される。こ
の時間軸補正回路101により時間軸補正処理が施され
た再生データは、エラー訂正(ECC)回路102によ
りエラー訂正される。このECC回路102は、記録再
生系で発生したエラーに対して訂正処理を行い、訂正不
能なエラーに対してエラーフラグを出力する。そして、
このECC回路102によりエラー訂正された画像デー
タは、デフレーミング回路103を介してエラー処理回
路104に供給されるとともに図示しないデコーダに供
給されて再生の画像信号処理が施されてモニター画像信
号として出力される。また、上記ECC回路102によ
りエラー訂正されたオーディオデータは、エラー処理回
路105に供給されるともに図示しないデコーダに供給
されて再生の信号処理が施されてモニターオーディオ信
号として出力される。さらに、上記ECC回路102に
よりエラー訂正されたサブコードデータは、エラー処理
回路106に供給されるともに図示しないデコーダに供
給されて再生処理が施される。
レーミング回路103から供給されるデフレーミング処
理済の画像データについて、上記ECC回路102によ
り訂正できなかったエラーが残存する場合に、残存エラ
ーを示すエラーフラグに基づいて、その残存エラーによ
り可変長符号を復号することができくなるデータを所定
のエラーコードに置換するエラー処理を行う。
エラー処理がほどこされた画像データは、フレーミング
回路107により誤り訂正用の積符号構成となるように
フレーミングされてマルチプレクサ108に供給され
る。
記ECC回路102によりエラー訂正されたオーディオ
データについて、残存エラーを示すエラーフラグに基づ
いて、エラーデータをワード単位で所定のエラーコード
に置換するエラー処理を行う。すなわち、例えば図6の
(A)に斜線を施して示すように、2バイト(16ビッ
ト)のオーディオデータの第3ワード,第5ワード及び
第6ワードにそれぞれ1バイトのエラーが残存していた
場合に、上記残存エラーを1バイト単位で示すエラーフ
ラグに基づいて、図6の(B)に斜線を施して示すよう
に、上記第3ワード,第5ワード及び第6ワードを所定
のエラーコードに置換する。また、1.5バイト(12
ビット)のオーディオデータの場合には、例えば図7の
(A)に斜線を施して示すように、第1ワード及び第2
ワードに亘る1バイトのエラーと、第4ワード及び第5
ワードにそれぞれ1バイトのエラーが残存していたとす
ると、上記残存エラーを1バイト単位で示すエラーフラ
グに基づいて、図7の(B)に斜線を施して示すよう
に、上記第1ワード,第2ワード,第4ワード及び第5
ワードを所定のエラーコードに置換する。
記ECC回路102によりエラー訂正されたオーディオ
データについて、残存エラーを示すエラーフラグに基づ
いて、エラーデータをワード単位で所定のエラーコード
に置換する代わりに、エラーデータをワード単位で補間
する処理を行うようにしても良い。
エラー処理が施されたオーディオデータは、上記マルチ
プレクサ108に供給される。
上記ECC回路102によりエラー訂正されたサブコー
ドデータについて、残存エラーを示すエラーフラグに基
づいて、エラーデータを所定のエラーコードに置換する
エラー処理を行う。
に5バイトの主データに2バイトのパリティ符号が付加
されており、上記主データに1バイトでも訂正不能エラ
ーが存在すれば、そのサブコードブロックを使用っでき
ない。そこで、上記主データの第1バイトに割り当てら
れるITEMデータのうちで、情報が無いことを示すI
TEMデータ「111111111」をエラーコードと
して採用し、上記エラー処理回路106は上記主データ
の第1バイトを「111111111」に置換すること
によりエラー処理を行う。
エラー処理が施されたサブコードデータは、上記マルチ
プレクサ108に供給される。
5,106では、後述する記録機側のエラー訂正(EC
C)回路121で訂正不能なエラーデータについても、
エラーコードに置換するようにしてもよい。
される画像データは、上記デフレーミング回路103と
フレーミング回路107を通過しているので、オーディ
オデータ及びサブコードデータによりも遅れてしまうの
で、この画像データの遅れ分を補償するために、上記E
CC回路102は、画像データよりもオーディオデータ
及びサブコードデータを遅れて出力するようになってい
る。
ータ,オーディオデータ及びサブコードデータは、上記
マルチプレクサ108において、マイクロコンピュータ
109からの制御データとともに、時分割多重され、F
IFOメモリ110を介して伝送フォーマットに変換さ
れる。
ータは、同期付加回路111で伝送用同期信号SYNC
が付加され、パリティ発生器112で伝送用のパリディ
が付加され、ランダマイズ(RNDM)回路113,パ
ラレルシリアル(P/S)変換器14を経て、ドライバ
115から光学的又は電気的なシリアルデータとして出
力される。
に、1フレームは、10トラック分のデータ(trac
k0〜track9)により構成され、1トラックのデ
ータは、28バッファリングユニット分のデータ(BU
0〜BU27)から構成されてる。そして、1バッファ
リングユニットのデータは、データ圧縮された5シンク
ブロック分のデータ(SB0〜SB4)からなり、1シ
ンクブロックのデータは620ビット(80バイト)で
構成され、再生機側では、18.1MHzのクロックで
動作して、2160クロック期間で1バッファリングユ
ニットのデータの処理を行い、伝送フォーマットに変換
したシリアルデータを36.2MHzのクロックで出力
する。
記ドライバ115を介して送信されてくるシリアルデー
タをレシーバ116で受信し、このシリアルデータから
PLL回路117により受信に必要なクロックを生成す
るとともに、上記シリアルデータをシリアルパラレル
(S/P)変換器118によりパラレルデータに変換す
る。
P変換器118により得られたパラレルデータから、伝
送用の同期信号SYNCを検出して、後段の処理に必要
なタイミングを出力する。また、上記S/P変換器11
8により得られたパラレルデータはデランダマイズ(D
RNDM)回路20を経て、伝送用のエラー訂正(EC
C)回路121に供給される。
たエラーに対して訂正処理を行い、訂正不能なエラーの
場合には上記再生機側のECC回路102と同様にエラ
ーフラグを出力する。
C回路121によりエラー訂正されたデータから垂直同
期信号を検出する。そして、記録機側は、上記V同期検
出回路122により検出された垂直同期信号を基準とし
て動作することにより、上記再生機側とフレーム同期が
とられる。
ー訂正されたデータは、FIFOメモリ123及びデマ
ルチプレクサ124により、伝送フォーマットから信号
処理フォーマットに戻される。そして、上記デマルチプ
レクサ124から制御データはシステム制御用のマイク
ロコンピュータ125に供給される。
出力される画像データ,オーディオデータ及びサブコー
ドデータは、上記ECC回路121からのエラーフラグ
に従って、上述の再生機側と全く同様なエラー処理によ
り、エラーデータはエラーコードに置換されてから、パ
リティ発生器131で記録用の新たなパリディが付加さ
れて、図示しない記録用のMPX回路を介してチャンネ
ルエンコーダに供給され、ダビングデータとして磁気テ
ープに記録される。
コピーテープでは、ダビングの際に発生した訂正不能エ
ラーは、そのデータがエラーコードに置き換えられてい
るので、再生の際に新たに発生した訂正不能エラーと同
様に処理され、コンシルメントされてモニターに出力さ
れることになる。従って、ダビングを繰り返しても、エ
ラーは必ず訂正又はコンシールメントされるので、エラ
ーが画にでることはない。
ラーも訂正不能な場合に、エラー処理をしてエラーデー
タをエラーコードに置換して、新たなパリティを付加し
て記録することにより、それらのエラーは、次にこれを
再生するときに発生した訂正不能エラーと同様にコンシ
ールメントすることができる。
9及び図10を参照して説明する。
201は、図示しないチャンネルデコーダによりチャン
ネルデコーディングされた再生データが供給される。こ
の時間軸補正回路201により時間軸補正処理が施され
た再生データは、エラー訂正回路202によりエラー訂
正されてから、デフレーミング回路203を介して図示
しないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施さ
れ、モニター信号として出力される。
間軸補正処理が施された再生データは、FIFOメモリ
204に入力され、伝送路上のフォーマットに変換さ
れ、ダビング出力として記録機側に送信される。
路上の伝送フォーマットとして、ディジタルVTRの記
録系における上述の図1に示した記録フォーマットがそ
のまま採用されている。なお、ATF信号は、伝送路上
に送出する必要が無いので、ATF領域の期間に制御信
号を伝送する。また、伝送レートは、画像のサンプリン
グ周波数の13.5Mbpsの3倍である40.5Mb
psとした。また、上記記録系においてエラー保護のた
めに例えば図10に示すようなRS(86,78)×R
S(147,136)の積符号構成を採用しており、こ
のエラー保護用の積符号構成のパリティC1,C2が付
加された再生データが、上記FIFOメモリ204を介
して記録機側に送信される。
ら図示しないPLL回路により受信に必要なクロックを
得て、このクロックによりデータをデコードしてFIF
Oメモリ205に書き込む。上記FIFOメモリ205
からは、次のエラー訂正回路6におけるエラー訂正処理
に合ったタイミングでデータが読み出される。上記エラ
ー訂正回路206では、上記FIFOメモリ205から
読み出されたデータに対して、RAM207を用いてエ
ラー訂正処理を施す。すなわち、このエラー訂正回路6
は、上述の図10に示したRS(86,78)×RS
(147,136)の積符号に対してエラー訂正処理を
実行する。このエラー訂正処理によって、上記再生機側
における再生時のエラーと伝送路で生じたエラーを訂正
することができる。
正処理が施されたデータは、エラーの位置情報とともに
画像データのみがデフレーミング回路208を介して図
示しないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施
され、モニター信号として出力される。
ラー訂正処理が施されたデータは、このエラー訂正回路
206で得られたパリディデータとともに画像データが
記録用のMPX回路209を介して図示しないチャンネ
ルエンコーダに供給され、ダビングデータとして磁気テ
ープに記録される。
11を参照して説明する。
路211は、図示しないチャンネルデコーダによりチャ
ンネルデコーディングされた再生データが供給される。
この時間軸補正回路211により時間軸補正処理が施さ
れた再生データは、エラー訂正回路212によりエラー
訂正されてから、デフレーミング回路213を介して図
示しないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施
され、モニター信号として出力される。
間軸補正処理が施された再生データは、FIFOメモリ
214に入力され、伝送路上のフォーマットに変換さ
れ、ダビング出力として記録機側に送信される。
記伝送路上の伝送フォーマットとして、ディジタルVT
Rの記録系における記録フォーマットがそのまま採用さ
れている。なお、ATF領域の期間には制御信号を伝送
する。また、伝送レートは、40.5Mbpsとした。
また、上記記録系において採用されている積符号構成の
パリティC1,C2が付加された再生データが、上記F
IFOメモリ214を介して記録機側に送信される。
ら図示しないPLL回路により受信に必要なクロックを
得て、このクロックによりデータをデコードしてFIF
Oメモリ215に書き込む。上記FIFOメモリ215
からは、次のエラー訂正回路216におけるエラー訂正
処理に合ったタイミングでデータが読み出される。上記
エラー訂正回路216は、上記FIFOメモリ215か
ら読み出されたデータに対して、RAM217を用いて
積符号構成のエラー訂正処理を実行することにより、上
記再生機側における再生時のエラーと伝送路で生じたエ
ラーを訂正する。
正処理が施されたデータは、エラーの位置情報とともに
画像データがデフレーミング回路218を介して図示し
ないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施さ
れ、モニター信号として出力される。
上記デフレーミング処理済のデータは、エラー処理回路
219に供給される。そして、上記デフレーミング処理
済のデータは、このエラー処理回路219においてエラ
ーのあるデータがエラーコードに置換されてから、フレ
ーミング回路220により誤り訂正用の積符号構成とな
るようにフレーミングされ、パリティ発生回路221に
よりRAM222を用いて積符号構成のパリテイが付加
され、記録用のMPX回路223を介して図示しないチ
ャンネルエンコーダに供給されて、ダビングデータとし
て磁気テープに記録される。
パリティ発生用のRAM222は、ともに積符号を生成
するためのものであって、共用することができる。
いては、再生機側からFIFOメモリ204,214を
介してダビング出力として記録機側に送信されるデータ
として、時間軸補正回路201,211により得られる
時間軸補正処理済の再生データを使用したが、後段のエ
ラー訂正回路202,212によるエラー訂正処理済の
再生データをダビング出力として上記FIFOメモリ2
04,214を介して記録機側に送信するようにしても
良い。このように再生機側におけるエラー訂正処理済の
再生データをダビング出力とすることにより、伝送路上
には再生のエラーがほとんど出力されないようにするこ
とができる。
12及び図13を参照して説明する。
路231は、図示しないチャンネルデコーダによりチャ
ンネルデコーディングされた再生データが供給される。
この時間軸補正回路231により時間軸補正処理が施さ
れた再生データは、エラー訂正回路232によりエラー
訂正されてから、デフレーミング回路233を介して図
示しないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施
され、モニター信号として出力される。
上記デフレーミング処理済のデータがエラー処理回路2
34に供給される。そして、上記デフレーミング処理済
のデータは、このエラー処理回路234において残留エ
ラーのあるデータがエラーコードに置換されてから、フ
レーミング回路235により誤り訂正用の積符号構成と
なるようにフレーミングされ、パリティ発生回路221
により伝送用のパリテイが付加される。そして、上記伝
送用のパリテイが付加された再生データは、FIFOメ
モリ237に入力され、伝送路上のフォーマットに変換
され、ダビング出力として記録機側に送信される。
系において採用されている積符号構成のパリティC1,
C2の一方のパリティC1のみを伝送用のパリティとし
て採用している。すなわち、上記パリティ発生回路21
は、図12に斜線を施して示すように、パリティC2に
使用していた部分を所定ダミーデータに置き換えて、伝
送用のパリティとしてC1のみを生成するようになって
いる。
伝送路上の伝送フォーマットとして、ディジタルVTR
の記録系における記録フォーマットがそのまま採用され
ている。なお、ATF領域の期間には制御信号を伝送す
る。また、伝送レートは、40.5Mbpsとした。
ら図示しないPLL回路により受信に必要なクロックを
得て、このクロックによりデータをデコードしてFIF
Oメモリ238に書き込む。上記FIFOメモリ238
からは、次のエラー訂正回路39におけるエラー訂正処
理に合ったタイミングでデータが読み出される。上記エ
ラー訂正回路239は、上記FIFOメモリ238から
読み出されたデータに対して、RAM240を用いて伝
送用のパリティC1によるエラー訂正処理を実行するこ
とにより、上記伝送路で生じたエラーを訂正する。
正処理が施されたデータは、エラーの位置情報とともに
画像データがデフレーミング回路241を介して図示し
ないデコーダに供給されて再生の画像信号処理が施さ
れ、モニター信号として出力される。
ラー訂正処理が施されたデータは、記録系のパリティ発
生回路242によりRAM243を用いて積符号構成の
パリテイC1,C2が付加され、記録用のMPX回路2
44を介して図示しないチャンネルエンコーダに供給さ
れて、ダビングデータとして磁気テープに記録される。
は、磁気記録再生系でのエラーの発生確率と比較するの
極めて低いので、この第3の実施例のように、記録機側
における伝送用のエラー訂正回路236の訂正能力も低
いものでよく、上記エラー訂正回路236や再生機側の
伝送用のパリティ発生回路21を簡略化することができ
る。さらに、簡略化して、上記エラー訂正回路236に
代えてエラー検出回路を使用するようにしてもよい。ま
た、再生機側と記録機側との間で制御信号の授受を行う
ようにして、記録機側で取り扱うことのできる伝送用の
パリティの形式を記録機側から再生機側に対して指定す
るようにしてもよい。
信方法では、再生機側におけるエラー訂正後のデータを
それぞれ画像データとオーディオデータとサブコードデ
ータとに分割した後、個別にエラー訂正処理を行い、さ
らに、画像データについては誤り訂正用の積符号構成と
なるようにフレーミングし、上記エラー訂正が施された
オーディオデータとサブコードデータと、上記フレーミ
ングされた画像データとを時分割多重化して、記録機側
に伝送するので、低い伝送レートでオーディオデータ、
サブコードデータ及び画像データの品質劣化を伴うこと
なくディジタルビデオ信号を伝送することができる。
の送信方法では、オーディオデータとサブコードデータ
を画像データよりも遅れて出力することにより、画像デ
ータに施すフレーミングの処理に要する時間分の遅れを
補正した状態でオーディオデータとサブコードデータと
画像データを時分割多重化することが可能となる。くダ
ビングできる。
号のダビング方法では、再生機側におけるエラー訂正後
のデータをそれぞれ画像データとオーディオデータとサ
ブコードデータとに分割した後、個別にエラー訂正処理
を行い、さらに、画像データについては誤り訂正用の積
符号構成となるようにフレーミングし、上記エラー訂正
が施されたオーディオデータとサブコードデータと、上
記フレーミングされた画像データとを時分割多重化して
記録機側に伝送し、記録機側において伝送用のエラー訂
正処理で訂正不能なエラーに対してデータ内にエラー情
報を埋め込んでから、記録用パリティを付加して記録媒
体に記録するので、低い伝送レートでオーディオデー
タ、サブコードデータ及び画像データの品質劣化を伴う
ことなくディジタルビデオ信号をダビングすることがで
きる。
ビングシステムにおけるディジタルVTRのトラックフ
ォーマットを示す図である。
記録トラックのビデオエリアに記録される画像データの
符号構造を示す概念図である。
磁気テープの記録トラックのオーディオエリアに記録さ
れる音声データの符号構造を示す概念図である。
磁気テープの記録トラックのサブコードエリアに記録さ
れるサブコードデータの符号構造を示す概念図である。
グシステムの要部構成を示すブロック図である。
ィオデータに対するエラー処理を説明するための概念図
である。
ィオデータに対するエラー処理を説明するための概念図
である。
フォーマットを示す概念図である。
グシステムの要部構成を示すブロック図である。
ータの符号構造を示す概念図である。
ングシステムの要部構成を示すブロック図である。
ングシステムの要部構成を示すブロック図である。
ータの符号構造を示す概念図である。
ブロック図である。
の説明するためのブロック図である。
正回路 103,203,213・233・・・デフレーミング
回路 104,234・・・・・・・・・・・再生側エラー処
理回路 107,235・・・・・・・・・・・フレーミング回
路 110,204,214,237・・・送信用FIFO
メモリ 112,236・・・・・・・・・・・伝送用パリティ
発生器 121,206,216,239・・・伝送用エラー訂
正回路 123,205,215,238・・・受信用FIFO
メモリ 126,208,218・・・・・・・デフレーミング
回路 127,219・・・・・・・・・・・記録側エラー処
理回路 130,220・・・・・・・・・・・フレーミング回
路 131,221,242・・・・・・・記録用パリティ
発生器
Claims (3)
- 【請求項1】 ビデオ信号を高能率符号化して再生する
装置における圧縮されたディジタルビデオ信号の送信方
法において、 再生機側におけるエラー訂正後のデータをそれぞれ画像
データとオーディオデータとサブコードデータとに分割
し、 上記エラー訂正後の画像データにエラー訂正を行い、 上記エラー訂正後のオーディオデータにエラー訂正を行
い、 上記エラー訂正後のサブコードデータにエラー訂正を行
い、 上記エラー訂正が施された画像データを誤り訂正用の積
符号構成となるようにフレーミングし、 上記エラー訂正が施されたオーディオデータとサブコー
ドデータと、上記フレーミングされた画像データとを時
分割多重化し、伝送フォーマットに変換してから記録機
側に伝送するディジタルビデオ信号の送信方法。 - 【請求項2】 オーディオデータとサブコードデータは
画像データよりも遅れて出力することを特徴とする請求
項1記載のディジタルビデオ信号の送信方法。 - 【請求項3】 ビデオ信号を高能率符号化して記録再生
する装置における圧縮されたディジタルビデオ信号のダ
ビング方法であって、 再生機側におけるエラー訂正後のデータをそれぞれ画像
データとオーディオデータとサブコードデータとに分割
し、 各々のデータに個別にエラー訂正を行い、 上記エラー訂正が施された画像データは誤り訂正用の積
符号構成となるようにフレーミングし、 上記エラー訂正が施されたオーディオデータとサブコー
ドデータと上記フレーミングされた画像データとを時分
割多重化し、伝送フォーマットに変換してから記録機側
に伝送し、 記録機側では、伝送用のエラー訂正処理で訂正不能なエ
ラーに対してデータ内にエラー情報を埋め込んでから、
記録用パリティを付加して記録媒体に記録することを特
徴とするディジタルビデオ信号のダビング方法。
Priority Applications (6)
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---|---|---|---|
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-
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-
1999
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