JP3151738B2 - 車両用灯具 - Google Patents
車両用灯具Info
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- JP3151738B2 JP3151738B2 JP30242195A JP30242195A JP3151738B2 JP 3151738 B2 JP3151738 B2 JP 3151738B2 JP 30242195 A JP30242195 A JP 30242195A JP 30242195 A JP30242195 A JP 30242195A JP 3151738 B2 JP3151738 B2 JP 3151738B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バルブの断線を検
出するための断線検出回路を備えた車両用灯具に係わ
り、特にバルブを装着したバックカバーを灯具ボディの
背面に配設し、断線検出回路とバルブへの給電を行う灯
具側コネクターとをバックカバーに設けた車両用灯具に
関する。
出するための断線検出回路を備えた車両用灯具に係わ
り、特にバルブを装着したバックカバーを灯具ボディの
背面に配設し、断線検出回路とバルブへの給電を行う灯
具側コネクターとをバックカバーに設けた車両用灯具に
関する。
【0002】
【従来の技術】図11および図12は、この種の灯具の
従来技術を示し、図11は従来の灯具の縦断面図、図1
2は同灯具におけるバックカバーの正面図である。符号
1は、前面開口部にレンズ2が組付けられた灯具ボディ
で、灯具ボディ1の背面側開口部には、バルブ4(テー
ル&ストップランプ用バルブ4a,ターンシグナルラン
プ用バルブ4b,バックアップランプ用バルブ4c)を
装着したバックカバー3が組付けられている。符号5
(5a,5b,5c)は、バックカバー3の前面に固定
されたバルブソケットで、このバルブソケット5にバル
ブ4が装着されている。バックカバー3の前面所定位置
には、テール&ストップランプ用バルブ4aの断線を検
出するための断線検出回路ユニット6が固定されるとと
もに、バックカバー3の背面に取着された灯具側コネク
ター7から延びる灯具コード8が、バルブソケット5お
よび断線検出回路ユニット6に接続されて、バルブ4お
よび断線検出回路ユニット6への給電が確保されてい
る。なお符号Ra,Rb,Rcは、バックカバー3に固
定されたリフレクター、符号9は、灯具側コネクター7
に連結された給電用の車体側コネクターである。
従来技術を示し、図11は従来の灯具の縦断面図、図1
2は同灯具におけるバックカバーの正面図である。符号
1は、前面開口部にレンズ2が組付けられた灯具ボディ
で、灯具ボディ1の背面側開口部には、バルブ4(テー
ル&ストップランプ用バルブ4a,ターンシグナルラン
プ用バルブ4b,バックアップランプ用バルブ4c)を
装着したバックカバー3が組付けられている。符号5
(5a,5b,5c)は、バックカバー3の前面に固定
されたバルブソケットで、このバルブソケット5にバル
ブ4が装着されている。バックカバー3の前面所定位置
には、テール&ストップランプ用バルブ4aの断線を検
出するための断線検出回路ユニット6が固定されるとと
もに、バックカバー3の背面に取着された灯具側コネク
ター7から延びる灯具コード8が、バルブソケット5お
よび断線検出回路ユニット6に接続されて、バルブ4お
よび断線検出回路ユニット6への給電が確保されてい
る。なお符号Ra,Rb,Rcは、バックカバー3に固
定されたリフレクター、符号9は、灯具側コネクター7
に連結された給電用の車体側コネクターである。
【0003】
【発明の解決しようとする課題】しかし、前記した従来
の灯具では、灯具コード8によって灯具側コネクター7
とバルブソケット5を接続する他、断線検出回路ユニッ
ト6と灯具側コネクター7,バルブソケット5aと断線
検出回路ユニット6をそれぞれ接続する必要があり、灯
具コード8の接続作業が面倒であった。特に断線検出回
路ユニット6は、プリント基板6a上に電子部品群6b
を実装した構造で、一般に灯具コード8はプリント基板
6aのランドにハンダ付けされており、このハンダ付作
業が非常に面倒であるという問題があった。
の灯具では、灯具コード8によって灯具側コネクター7
とバルブソケット5を接続する他、断線検出回路ユニッ
ト6と灯具側コネクター7,バルブソケット5aと断線
検出回路ユニット6をそれぞれ接続する必要があり、灯
具コード8の接続作業が面倒であった。特に断線検出回
路ユニット6は、プリント基板6a上に電子部品群6b
を実装した構造で、一般に灯具コード8はプリント基板
6aのランドにハンダ付けされており、このハンダ付作
業が非常に面倒であるという問題があった。
【0004】本発明は前記従来技術の問題点に鑑みなさ
れたもので、その目的は、配線接続作業の容易なバルブ
断線検出回路内蔵型車両用灯具を提供することにある。
れたもので、その目的は、配線接続作業の容易なバルブ
断線検出回路内蔵型車両用灯具を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
に、請求項1に係わる車両用灯具においては、前面開口
部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、バル
ブおよび灯具側コネクターを設けたバックカバーが組付
けられ、前記バックカバーに、前記バルブの断線状態を
検出する断線検出回路が設けられた車両用灯具におい
て、前記断線検出回路を灯具側コネクターに一体化し
て、前記バルブの給電用ターミナル端子および前記断線
検出回路の入出力用ターミナル端子を灯具側コネクター
に設けるようにしたもので、断線検出回路が一体化され
ている灯具側コネクターには、断線検出回路の入出力用
ターミナル端子およびバルブへの給電用ターミナル端子
が設けられいるため、従来のように断線検出回路と灯具
側コネクターとを灯具コードで接続するための配線作業
が不要となる。請求項2においては、請求項1記載の車
両用灯具において、断線検出回路を、プリント基板に断
線検出回路構成用の電子部品群を搭載した構造とし、前
記プリント基板に固定一体化した灯具側コネクターに設
けた断線検出回路の入出力用ターミナル端子および前記
バルブへの給電用ターミナル端子を、T字型に形成する
とともに、これらの端子におけるT字縦棒状部の先端を
コネクター壁を貫通させてプリント基板の導電路に接続
するようにした。請求項3においては、請求項1記載の
車両用灯具において、断線検出回路を、断線検出回路の
入出力用ターミナル端子および前記バルブへの給電用端
子を形成した金属製配線板に断線検出回路構成用の電子
部品群を搭載した構造とし、この電子部品群を搭載した
金属製配線板をインサート成形により灯具側コネクター
に一体化するようにした。
に、請求項1に係わる車両用灯具においては、前面開口
部にレンズを組付けた灯具ボディの背面開口部に、バル
ブおよび灯具側コネクターを設けたバックカバーが組付
けられ、前記バックカバーに、前記バルブの断線状態を
検出する断線検出回路が設けられた車両用灯具におい
て、前記断線検出回路を灯具側コネクターに一体化し
て、前記バルブの給電用ターミナル端子および前記断線
検出回路の入出力用ターミナル端子を灯具側コネクター
に設けるようにしたもので、断線検出回路が一体化され
ている灯具側コネクターには、断線検出回路の入出力用
ターミナル端子およびバルブへの給電用ターミナル端子
が設けられいるため、従来のように断線検出回路と灯具
側コネクターとを灯具コードで接続するための配線作業
が不要となる。請求項2においては、請求項1記載の車
両用灯具において、断線検出回路を、プリント基板に断
線検出回路構成用の電子部品群を搭載した構造とし、前
記プリント基板に固定一体化した灯具側コネクターに設
けた断線検出回路の入出力用ターミナル端子および前記
バルブへの給電用ターミナル端子を、T字型に形成する
とともに、これらの端子におけるT字縦棒状部の先端を
コネクター壁を貫通させてプリント基板の導電路に接続
するようにした。請求項3においては、請求項1記載の
車両用灯具において、断線検出回路を、断線検出回路の
入出力用ターミナル端子および前記バルブへの給電用端
子を形成した金属製配線板に断線検出回路構成用の電子
部品群を搭載した構造とし、この電子部品群を搭載した
金属製配線板をインサート成形により灯具側コネクター
に一体化するようにした。
【0006】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を実施
例に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の第1の
実施例であるリヤコンビネーションランプを示すもの
で、図1はテール&ストップランプ,ターンシグナルラ
ンプおよびバックアップランプの一体化されたリヤコン
ビネーションランプの正面図、図2は同ランプのバック
カバーの縦断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3は断線検出回路を構成するプリント基板を一
体化した灯具側コネクタ−の斜視図である。これらの図
において、リヤコンビネーションランプは、前面開口部
にレンズ2が組付けられた灯具ボディ1の背面開口部1
aに、バルブ装着用のバルブソケット5(5a,5b,
5c)を固定したバックカバー10が組付けられ、それ
ぞれのバルブソケット5(5a,5b,5c)にバルブ
4(テール&ストップランプ用バルブ4a,ターンシグ
ナルランプ用バルブ4b,バックアップランプ用バルブ
4c)が挿着された構造となっている。符号Ra,R
b,Rcは、バックカバー10の前面に固定され、各バ
ルブ4(4a,4b,4c)の背後に配置された放物面
形状のリフレクターである。符号Pは、ランプを車体B
に取付固定した場合に、車体Bと灯具ボディ1間に介装
されて、トランクルームに臨むランプの背面側に水が侵
入することを防ぐためのパッキンである。
例に基づいて説明する。図1〜図3は、本発明の第1の
実施例であるリヤコンビネーションランプを示すもの
で、図1はテール&ストップランプ,ターンシグナルラ
ンプおよびバックアップランプの一体化されたリヤコン
ビネーションランプの正面図、図2は同ランプのバック
カバーの縦断面図(図1に示す線II−IIに沿う断面
図)、図3は断線検出回路を構成するプリント基板を一
体化した灯具側コネクタ−の斜視図である。これらの図
において、リヤコンビネーションランプは、前面開口部
にレンズ2が組付けられた灯具ボディ1の背面開口部1
aに、バルブ装着用のバルブソケット5(5a,5b,
5c)を固定したバックカバー10が組付けられ、それ
ぞれのバルブソケット5(5a,5b,5c)にバルブ
4(テール&ストップランプ用バルブ4a,ターンシグ
ナルランプ用バルブ4b,バックアップランプ用バルブ
4c)が挿着された構造となっている。符号Ra,R
b,Rcは、バックカバー10の前面に固定され、各バ
ルブ4(4a,4b,4c)の背後に配置された放物面
形状のリフレクターである。符号Pは、ランプを車体B
に取付固定した場合に、車体Bと灯具ボディ1間に介装
されて、トランクルームに臨むランプの背面側に水が侵
入することを防ぐためのパッキンである。
【0007】バックカバー10のバルブ4b,4c配設
間位置には、矩形状の開口部11(図2参照)が設けら
れ、この開口部11に、断線検出回路20を灯具側コネ
クター30に一体化した閉蓋構造のコネクター・断線検
出回路ユニットAが締結ねじ28によって固定されてい
る。そして灯具側コネクター30と各バルブソケット5
(5a,5b,5c)が灯具コード8によって接続され
るとともに、灯具側コネクター30に車体側コネクター
40が接続されることで、各バルブ4(4a,4b,4
c)への給電および断線検出回路20の作動が確保され
ている。
間位置には、矩形状の開口部11(図2参照)が設けら
れ、この開口部11に、断線検出回路20を灯具側コネ
クター30に一体化した閉蓋構造のコネクター・断線検
出回路ユニットAが締結ねじ28によって固定されてい
る。そして灯具側コネクター30と各バルブソケット5
(5a,5b,5c)が灯具コード8によって接続され
るとともに、灯具側コネクター30に車体側コネクター
40が接続されることで、各バルブ4(4a,4b,4
c)への給電および断線検出回路20の作動が確保され
ている。
【0008】断線検出回路20は、図2,3に示すよう
に、裏面に所定の導電路22が形成されたプリント基板
21と、このプリント基板21の前面に搭載されて前記
導電路22と導通する断線検出回路構成用の電子部品群
23とから構成されており、プリント基板21の前面に
は、凹凸ランス係合やねじ止めや接着等の所定の固定手
段によって灯具側コネクター30が固定一体化されてい
る。
に、裏面に所定の導電路22が形成されたプリント基板
21と、このプリント基板21の前面に搭載されて前記
導電路22と導通する断線検出回路構成用の電子部品群
23とから構成されており、プリント基板21の前面に
は、凹凸ランス係合やねじ止めや接着等の所定の固定手
段によって灯具側コネクター30が固定一体化されてい
る。
【0009】灯具側コネクタ−30には、3種類のタ−
ミナル端子31,32,33がインサ−ト成形により一
体化されている。タ−ミナル端子31は、平板状の接触
タブ31aの長手方向中央部から折曲片31bが垂直に
延びたT字型に形成され、タ−ミナル端子32は、平板
状の接触タブ32aの一端から折曲片32bが垂直に延
びたL字型に形成され、タ−ミナル端子33は、平板状
の接触タブ33aの長手方向中央部に短折曲部33bが
切り起こされた平坦な形状に形成されている。それぞれ
の接触タブ31a,32a,33aは、隔壁によって画
成された隔室30a内の開口端に向けて延出し、それぞ
れのバルブ4に延びる灯具コ−ド8を接続できるように
なっている。符号35は、灯具コ−ド8の先端に設けら
れたタ−ミナルラグで、押し込んだり、引き抜いたりす
ることで、タ−ミナルラグ35を接触タブ31a,32
a,33aに装脱着できるため、灯具コ−ド8をタ−ミ
ナル端子31,32,33に接続する作業が非常に簡単
である。
ミナル端子31,32,33がインサ−ト成形により一
体化されている。タ−ミナル端子31は、平板状の接触
タブ31aの長手方向中央部から折曲片31bが垂直に
延びたT字型に形成され、タ−ミナル端子32は、平板
状の接触タブ32aの一端から折曲片32bが垂直に延
びたL字型に形成され、タ−ミナル端子33は、平板状
の接触タブ33aの長手方向中央部に短折曲部33bが
切り起こされた平坦な形状に形成されている。それぞれ
の接触タブ31a,32a,33aは、隔壁によって画
成された隔室30a内の開口端に向けて延出し、それぞ
れのバルブ4に延びる灯具コ−ド8を接続できるように
なっている。符号35は、灯具コ−ド8の先端に設けら
れたタ−ミナルラグで、押し込んだり、引き抜いたりす
ることで、タ−ミナルラグ35を接触タブ31a,32
a,33aに装脱着できるため、灯具コ−ド8をタ−ミ
ナル端子31,32,33に接続する作業が非常に簡単
である。
【0010】一方、折曲片31b,32b,33bはコ
ネクターを形成する隔壁内に埋設されて隔壁30a内に
露呈せず、折曲片31b,32bはコネクター30の下
面に突出し、プリント基板21のスルホール21bを貫
通してここにハンダ溶接されている。符号21cは、ハ
ンダ部を示す。なお図3において、符号81 はテ−ルラ
ンプ給電用の灯具コ−ド、符号82 はストップランプ給
電用の灯具コ−ド、符号83 はバックアップランプ給電
用の灯具コ−ド、符号84 はタ−ンシグナルランプ給電
用の灯具コード、符号85 はア−ス用の灯具コ−ドで、
灯具コード81 は端子T1 に、灯具コ−ド82 は端子T
2 に、灯具コ−ド83 は端子T3 に、灯具コ−ド84 は
端子T4 に、灯具コ−ド85 は端子T5 にそれぞれ接続
される。
ネクターを形成する隔壁内に埋設されて隔壁30a内に
露呈せず、折曲片31b,32bはコネクター30の下
面に突出し、プリント基板21のスルホール21bを貫
通してここにハンダ溶接されている。符号21cは、ハ
ンダ部を示す。なお図3において、符号81 はテ−ルラ
ンプ給電用の灯具コ−ド、符号82 はストップランプ給
電用の灯具コ−ド、符号83 はバックアップランプ給電
用の灯具コ−ド、符号84 はタ−ンシグナルランプ給電
用の灯具コード、符号85 はア−ス用の灯具コ−ドで、
灯具コード81 は端子T1 に、灯具コ−ド82 は端子T
2 に、灯具コ−ド83 は端子T3 に、灯具コ−ド84 は
端子T4 に、灯具コ−ド85 は端子T5 にそれぞれ接続
される。
【0011】また車体側コネクタ−40は、灯具側コネ
クタ−30の後端側の矩形状の開口部30bに係合でき
る外形に形成されるとともに、コネクター30の内部に
は、タ−ミナル端子31,32,33の接触タブ31
a,32a,33aと係合可能なタ−ミナル端子41が
収容されている。このため車体側コネクタ−40を灯具
側コネクター30に挿着すると、それぞれのタ−ミナル
端子41とタ−ミナル端子31,32,33の電気的な
接続が確保される。符号T6 ,T7 は断線検出回路20
の入出力端子で、これらの端子T6 ,T7 はコネクタ−
40を介して運転席のダッシュボ−ドに設けられたイン
ジケ−タ(図示せず)に接続される。そして、断線検出
回路20では、ストップランプに供給される電流値の変
化が検出されており、断線によりストップランプが点灯
しない場合に、この断線検出回路20は、インジケータ
を点灯させるべく動作するようになっている。
クタ−30の後端側の矩形状の開口部30bに係合でき
る外形に形成されるとともに、コネクター30の内部に
は、タ−ミナル端子31,32,33の接触タブ31
a,32a,33aと係合可能なタ−ミナル端子41が
収容されている。このため車体側コネクタ−40を灯具
側コネクター30に挿着すると、それぞれのタ−ミナル
端子41とタ−ミナル端子31,32,33の電気的な
接続が確保される。符号T6 ,T7 は断線検出回路20
の入出力端子で、これらの端子T6 ,T7 はコネクタ−
40を介して運転席のダッシュボ−ドに設けられたイン
ジケ−タ(図示せず)に接続される。そして、断線検出
回路20では、ストップランプに供給される電流値の変
化が検出されており、断線によりストップランプが点灯
しない場合に、この断線検出回路20は、インジケータ
を点灯させるべく動作するようになっている。
【0012】本実施例におけるランプでは、各バルブソ
ケット5(5a,5b,5c)と、バックカバー10に
固定一体化されているコネクター・断線検出回路ユニッ
トAのコネクター30内のターミナル端子31,32,
33とを灯具コード8で接続するだけでよいので、灯具
コード8の配線接続作業が簡単である。図4〜図9は、
本発明の第2の実施例であるリヤコンビネーションラン
プを示し、図4は同ランプの縦断面図、図5はコネクタ
ー・断線検出回路ユニットの斜視図、図6は同ユニット
の縦断面図、図7は金属配線基板の斜視図、図8は断線
検出回路を構成する電子部品群を搭載した金属配線基板
の斜視図、図9は成形されたコネクター・断線検出回路
ユニットの斜視図である。
ケット5(5a,5b,5c)と、バックカバー10に
固定一体化されているコネクター・断線検出回路ユニッ
トAのコネクター30内のターミナル端子31,32,
33とを灯具コード8で接続するだけでよいので、灯具
コード8の配線接続作業が簡単である。図4〜図9は、
本発明の第2の実施例であるリヤコンビネーションラン
プを示し、図4は同ランプの縦断面図、図5はコネクタ
ー・断線検出回路ユニットの斜視図、図6は同ユニット
の縦断面図、図7は金属配線基板の斜視図、図8は断線
検出回路を構成する電子部品群を搭載した金属配線基板
の斜視図、図9は成形されたコネクター・断線検出回路
ユニットの斜視図である。
【0013】前記第1の実施例におけるコネクタ−・断
線検出回路ユニットAは、プリント基板21と灯具側コ
ネクター30とが機械的固定や接着等の所定の方法で固
定一体化されるとともに、コネクター30内に収容した
T字型ターミナル端子31やL字型タ−ミナル端子32
の折曲片31b,32bがプリント基板21の導電路2
2に接続されることで、断線検出回路とコネクター30
とが電気的に接続された構造となっていたが、この第2
の実施例におけるコネクター ・断線検出回路ユニット
Bは、4本の薄板帯状の金属製導電路52(521 ,5
22 ,523 ,524 )に電子部品群23が搭載されて
断線検出回路20が構成され、この断線検出回路20を
構成する電子部品搭載導電路52が合成樹脂製コネクタ
ー30に一体成形されたことに特徴がある。
線検出回路ユニットAは、プリント基板21と灯具側コ
ネクター30とが機械的固定や接着等の所定の方法で固
定一体化されるとともに、コネクター30内に収容した
T字型ターミナル端子31やL字型タ−ミナル端子32
の折曲片31b,32bがプリント基板21の導電路2
2に接続されることで、断線検出回路とコネクター30
とが電気的に接続された構造となっていたが、この第2
の実施例におけるコネクター ・断線検出回路ユニット
Bは、4本の薄板帯状の金属製導電路52(521 ,5
22 ,523 ,524 )に電子部品群23が搭載されて
断線検出回路20が構成され、この断線検出回路20を
構成する電子部品搭載導電路52が合成樹脂製コネクタ
ー30に一体成形されたことに特徴がある。
【0014】金属製導電路52は、インサート成形され
てコネクターのプレート部30a内に延在し、導電路5
23 ,524 の先端に形成されたターミナル端子T11,
T12がプレート部30aの前端部から前方に突出し、タ
ーミナル端子T11はストップランプへの給電用端子、タ
ーミナル端子T12はアース端子を構成している。また導
電路521 ,522 ,524 の後端部は、それぞれ折曲
されて、コネクターケース30b内に延在し、車体側コ
ネクター40のターミナル端子41と接触可能なターミ
ナル端子52aが形成されている。
てコネクターのプレート部30a内に延在し、導電路5
23 ,524 の先端に形成されたターミナル端子T11,
T12がプレート部30aの前端部から前方に突出し、タ
ーミナル端子T11はストップランプへの給電用端子、タ
ーミナル端子T12はアース端子を構成している。また導
電路521 ,522 ,524 の後端部は、それぞれ折曲
されて、コネクターケース30b内に延在し、車体側コ
ネクター40のターミナル端子41と接触可能なターミ
ナル端子52aが形成されている。
【0015】ターミナル端子T13はコネクター40を介
してインジケータと接続され、ターミナル端子T14は、
ストップランプへの給電用端子として作用し、ターミナ
ル端子T15はアース端子として作用する。またコネクタ
ーケース30b内の接触端子T13,T14,T15の上方位
置には、ターンシグナルランプへの給電用のターミナル
端子T16、バックアップランプへの給電用のターミナル
端子T17およびテールランプへの給電用のターミナル端
子T18が設けられている。
してインジケータと接続され、ターミナル端子T14は、
ストップランプへの給電用端子として作用し、ターミナ
ル端子T15はアース端子として作用する。またコネクタ
ーケース30b内の接触端子T13,T14,T15の上方位
置には、ターンシグナルランプへの給電用のターミナル
端子T16、バックアップランプへの給電用のターミナル
端子T17およびテールランプへの給電用のターミナル端
子T18が設けられている。
【0016】またストップランプへの給電用の導電路5
22 ,523 間にはコイルCが設けられるとともに、イ
ンジケータに接続される導電路521 とアース用の導電
路524 間には、前記コイルC内を挿通するように断線
検出スイッチSwが設けられて、断線検出回路20が構
成されている。即ち、ストップランプのフィラメントが
断線しておらず、コイルCに電流が流れる場合には、ス
イッチSwの働きで導電路521 と導電路524 間が開
成されて非導通状態となり、インジケータが非点灯状態
となる。一方、ストップランプのフィラメントが断線し
ている場合には、コイルCに電流が流れず、スイッチS
wの働きで導電路521 と導電路524間が閉成されて
導通し、インジケータが点灯してストップランプの断線
を知らせる仕組みとなっている。
22 ,523 間にはコイルCが設けられるとともに、イ
ンジケータに接続される導電路521 とアース用の導電
路524 間には、前記コイルC内を挿通するように断線
検出スイッチSwが設けられて、断線検出回路20が構
成されている。即ち、ストップランプのフィラメントが
断線しておらず、コイルCに電流が流れる場合には、ス
イッチSwの働きで導電路521 と導電路524 間が開
成されて非導通状態となり、インジケータが非点灯状態
となる。一方、ストップランプのフィラメントが断線し
ている場合には、コイルCに電流が流れず、スイッチS
wの働きで導電路521 と導電路524間が閉成されて
導通し、インジケータが点灯してストップランプの断線
を知らせる仕組みとなっている。
【0017】このコネクター・断線検出回路Bを製造す
るには、まず平板状の薄板金属を打ち抜き、図7に示す
ような所定形状の帯状の導電路52をもつ配線基板50
を形成する。帯状の各導電路52,52間は、後に切断
除去される細巾の分離予定部53を介して連続した状態
となっている。符号54は、各導電路52に形成された
電子部品群23の脚挿通用の孔である。次に、孔54に
電子部品の脚を挿入し、裏面をハンダフロー処理するこ
とで、電子部品群23を導電路52に固定一体化する
(図8参照)。次に、この電子部品群23を一体化した
配線基板50を、ターミナル端子33とともに金型内に
インサートした状態で、灯具側コネクター30を成形
し、ターミナル端子33,配線基板50およびコネクタ
ー30を一体化する。次いで、パンチングプレス55
(図6参照)により、分離予定部53を切断除去し、導
電路52をそれぞれ分離させることで、図9に示すコネ
クター・断線検出回路ユニットBが出来上がる。
るには、まず平板状の薄板金属を打ち抜き、図7に示す
ような所定形状の帯状の導電路52をもつ配線基板50
を形成する。帯状の各導電路52,52間は、後に切断
除去される細巾の分離予定部53を介して連続した状態
となっている。符号54は、各導電路52に形成された
電子部品群23の脚挿通用の孔である。次に、孔54に
電子部品の脚を挿入し、裏面をハンダフロー処理するこ
とで、電子部品群23を導電路52に固定一体化する
(図8参照)。次に、この電子部品群23を一体化した
配線基板50を、ターミナル端子33とともに金型内に
インサートした状態で、灯具側コネクター30を成形
し、ターミナル端子33,配線基板50およびコネクタ
ー30を一体化する。次いで、パンチングプレス55
(図6参照)により、分離予定部53を切断除去し、導
電路52をそれぞれ分離させることで、図9に示すコネ
クター・断線検出回路ユニットBが出来上がる。
【0018】なお前記第1〜第3の実施例において、灯
具側コネクター内に収容されているターミナル端子33
は、断線検出回路を構成するプリント基板に接続され
ず、単に車体側コネクター40と灯具コード8とを中継
しているにすぎない。従って、図10に示すように、灯
具コード8の先端に、車体側コネクター40内のターミ
ナル端子41と係合可能なターミナルを設けて、ターミ
ナル端子33を使用することなく、コネクター30に接
続された車体側コネクター40に直接灯具コード8を接
続するようにしてもよい。
具側コネクター内に収容されているターミナル端子33
は、断線検出回路を構成するプリント基板に接続され
ず、単に車体側コネクター40と灯具コード8とを中継
しているにすぎない。従って、図10に示すように、灯
具コード8の先端に、車体側コネクター40内のターミ
ナル端子41と係合可能なターミナルを設けて、ターミ
ナル端子33を使用することなく、コネクター30に接
続された車体側コネクター40に直接灯具コード8を接
続するようにしてもよい。
【0019】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
に係る車両用灯具によれば、断線検出回路と灯具側コネ
クター間をわざわざ灯具コードで接続しなくてもよいた
め、ランプ内の配線接続作業が簡単となる。
に係る車両用灯具によれば、断線検出回路と灯具側コネ
クター間をわざわざ灯具コードで接続しなくてもよいた
め、ランプ内の配線接続作業が簡単となる。
【図1】本発明の第1の実施例であるテール&ストップ
ランプ,ターンシグナルランプおよびバックアップラン
プの一体化されたリヤコンビネーションランプの正面図
ランプ,ターンシグナルランプおよびバックアップラン
プの一体化されたリヤコンビネーションランプの正面図
【図2】同ランプのバックカバーの縦断面図(図1に示
す線II−IIに沿う断面図)
す線II−IIに沿う断面図)
【図3】断線検出回路を構成するプリント基板を一体化
した灯具側コネクタ−の斜視図
した灯具側コネクタ−の斜視図
【図4】本発明の第2の実施例であるリヤコンビネーシ
ョンランプの縦断面図
ョンランプの縦断面図
【図5】コネクター・断線検出回路ユニットの斜視図
【図6】同ユニットの縦断面図
【図7】金属配線基板の斜視図
【図8】断線検出回路を構成する電子部品群を搭載した
金属配線基板の斜視図
金属配線基板の斜視図
【図9】成形されたコネクター・断線検出回路ユニット
の斜視図
の斜視図
【図10】他の実施例の要部である灯具側コード先端部
の斜視図
の斜視図
【図11】従来の車両用灯具の縦断面図
【図12】同灯具におけるバックカバーの正面図
1 灯具ボディ 2 前面レンズ 4(4a) テール&ストップランプ用バルブ 5(5a) テール&ストップランプ用バルブソケット 8 灯具コード 10 バックカバー 20 断線検出回路 21 プリント基板 22 プリント基板に形成された導電路 23 断線検出回路を構成する電子部品群 30 灯具側コネクター 31 T字型ターミナル端子 32 L字型ターミナル端子 40 車体側コネクター 50 金属配線基板 52 導電路 A,B コネクター・断線検出回路ユニット T2 ストップランプへの給電用ターミナル端子 T6 ,T7 断線検出回路の入出力用ターミナル端子
Claims (3)
- 【請求項1】 前面開口部にレンズを組付けた灯具ボデ
ィの背面開口部に、バルブおよび灯具側コネクターを設
けたバックカバーが組付けられ、前記バックカバーに、
前記バルブの断線状態を検出する断線検出回路が設けら
れた車両用灯具において、前記断線検出回路が灯具側コ
ネクターに一体化されて、前記バルブへの給電用ターミ
ナル端子および前記断線検出回路の入出力用ターミナル
端子が灯具側コネクターに設けられたことを特徴とする
車両用灯具。 - 【請求項2】 前記断線検出回路は、プリント基板に断
線検出回路構成用の電子部品群が搭載された構造で、前
記プリント基板に固定一体化された灯具側コネクターに
設けた断線検出回路の入出力用ターミナル端子および前
記バルブへの給電用ターミナル端子が、T字型又はL字
型に形成されるとともに、これらの端子におけるT字又
はL字縦棒状部の先端がコネクター壁を貫通してプリン
ト基板の導電路に接続されたことを特徴とする請求項1
記載の車両用灯具。 - 【請求項3】 前記断線検出回路は、断線検出回路の入
出力用ターミナル端子および前記バルブへの給電用ター
ミナル端子が形成された金属製配線板に断線検出回路構
成用の電子部品群が搭載された構造で、この電子部品群
を搭載した金属製配線板がインサート成形により灯具側
コネクターに一体化されたことを特徴とする請求項1記
載の車両用灯具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30242195A JP3151738B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP30242195A JP3151738B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09142204A JPH09142204A (ja) | 1997-06-03 |
JP3151738B2 true JP3151738B2 (ja) | 2001-04-03 |
Family
ID=17908724
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP30242195A Expired - Fee Related JP3151738B2 (ja) | 1995-11-21 | 1995-11-21 | 車両用灯具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3151738B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7669052B2 (en) | 2000-01-21 | 2010-02-23 | Sony Corporation | Authentication and encryption utilizing command identifiers |
-
1995
- 1995-11-21 JP JP30242195A patent/JP3151738B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7669052B2 (en) | 2000-01-21 | 2010-02-23 | Sony Corporation | Authentication and encryption utilizing command identifiers |
US8375206B2 (en) | 2000-01-21 | 2013-02-12 | Sony Corporation | Authentication and encryption utilizing command identifiers |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09142204A (ja) | 1997-06-03 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |