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JP3151446U - 補整衣料用生地 - Google Patents

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JP3151446U
JP3151446U JP2009001608U JP2009001608U JP3151446U JP 3151446 U JP3151446 U JP 3151446U JP 2009001608 U JP2009001608 U JP 2009001608U JP 2009001608 U JP2009001608 U JP 2009001608U JP 3151446 U JP3151446 U JP 3151446U
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laminated
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JP2009001608U
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恵介 中瀬
恵介 中瀬
恵美子 半杭
恵美子 半杭
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Fujibo Holdins Inc
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Fujibo Holdins Inc
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Abstract

【課題】長時間着用しても補整用衣料の一部のみが身体を強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがない、補整用衣料に適した素材を提供することを目的とする。【解決手段】伸縮性を有する伸縮性素材を使用する衣料において、直交するX軸方向Y軸方向において伸縮性が異なる二枚の同一の生地を、伸縮性の方向をずらせて積層して使用する補整衣料用生地である。二枚の伸縮性生地は、伸縮性の方向を30度から90度の範囲内でずらせて積層し、斜め方向の伸縮性を有する積層生地とする。【選択図】図1

Description

本考案は、人体に直接又は間接的に沿う状態で着用される補整衣類等に使用する伸縮性を有する素材に関する。
衣料、特に婦人用の人体に直接又は間接的に沿う状態で着用される補整衣類、例えばガードル、キャミソール、ウェストニッパー等の補整衣料においては、伸縮性を有する素材が用いられることが多い。しかしながら、整形用衣料においては、整形または補整効果を得るため、部分的に伸縮性の強い部分、もしくは伸縮性のない部分を設けることが必要となる。
ガードルは、通常ウエスト部位から下方の下腹部、即ち、腰部、腹部、臀部、大腿部などの外観を美しく整える目的で使用されている。近年、美容上の目的のみでなく、骨盤の歪みやズレ、骨盤を支える筋肉の衰えによる腰痛、急に強い腰痛を起こすギックリ腰、椎間板ヘルニア等の予防、痛みの軽減を目的とする骨盤押さえガードルが注目を集めている。そのようなガードルとして幾つかの提案がなされているが、従来の骨盤安定用ベルトやガードルは、着用したまま日常生活を過ごすには、着脱時や用をたす時に、止め具をはずしたり、掛けたりする手間が必要だったり、着用に際して身体との間に違和感が生じ、使用をためらうものが多かった。
そこで、体型補正機能または筋肉サポート機能を有する衣類に地編を非弾性糸とし、弾性糸を挿入もしくは編み込む経編地によって地編みの表側にあらわれる編み組織の変化により、緊迫力の強い部分と緊迫力の弱い部分を設けて、筋肉サポート機能を持たせたガードル、ブラジャー、スポーツタイツ等が提案されている(特許文献1)。また、編地により高伸縮性部分と低伸縮性部分とを設けたガードルも知られている(特許文献2)。また、伸縮性を変えた編地を、身頃を構成する各部材に切断し、縫製することは多数の工程を必要とする。一方、編地の変化ではなく、ガードルの身生地上に、身生地より伸縮性の強い帯状の布を、上部骨盤押さえ布と下部骨盤押さえ布との二本を用い、後腰中心線において逢着したガードルが提案されている(特許文献3)。しかしながら、これらの骨盤押さえ布は、後部中央臀裂部において、身生地と共に縫着されている。このように、二本の伸縮性の強い緊締布をガードル上に縫着し、緊締力を分散させても、緊締力の強い部分の皮膚及び皮下脂肪層が緊締力の弱い部分へと移動して、血液の流れが阻害されて、痒みを生じたりする欠点があった。
特許第3023354号公報 特開平9−324304号公報 特開平10−8303号公報
本考案は、体型補整機能を有する衣料において、編地の変更、伸縮性糸の部分的挿入等の複雑な編成作業や、伸縮性を変えた生地の切断後における複数工程にわたる縫製を必要とせず、製造が簡単である衣料であり、長時間着用しても補整用衣料の一部のみが身体を強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがない、補整用衣料に適した素材を提供することを目的とする。即ち、本考案の生地は、補整用衣料の主要部、補整部片及び衣料の他の部分全体を、同一の生地で構成し、しかも衣料の必要部分に伸長力を変化させて使用することにより、身体に適度な緊締力を与えて姿勢を正しく保ち、特定部分の血行を妨げることのない衣料用素材を提供する。
本考案は、伸縮性を有する伸縮性生地を使用する衣料において、直交するX軸方向Y軸方向において伸縮性が異なる二枚の同一の生地を、伸縮性の方向をずらせて積層し、積層部分を緊締力の必要な部分に使用する補整衣料用生地である。二枚の伸縮性生地を伸縮性の方向を30度から90度の範囲内でずらせて積層することができるが、伸縮性の方向を90度ずらせて積層し、X軸方向、Y軸方向に対してそれぞれ45度で交差する方向の伸縮性を有する積層部分とすることが最も好ましい。積層部分は、接着せずに使用することが望ましいが、熱可塑性樹脂により点接着して使用することも出来る。
本考案の生地は、補整用衣料の主要部、補整用部片及び衣料の他の部分全体を、同一の生地で構成するものであるので肌触りが均一な衣料とすることができ、しかも衣料の必要部分に伸長力を変化させた生地を使用することにより、身体に適度な緊締力を与えて姿勢を正しく保ち、特定部分の血行を妨げることのない衣料用生地である。本考案によれば、編地の変更、伸縮性糸の部分的挿入等の複雑な編成作業や縫製を必要とせず、長時間着用しても補整用衣料の一部のみが身体を強く圧迫して部分的に痛みが生じるようなことがない。
図1は、本考案の補整衣料用生地の構成を示す説明図である。図1A、図1Bは、伸縮性方向Aを有する生地を示し、図1Cは、二枚の生地を90度ずらせて重ねた状態を示し、図1Dは、図1Cにおいて積層された部分より切り取られた積層生地を示す。 図2は、図1に示した補整衣料用生地を使用した実施の一例を示すガードルの正面図である。 図3は、図2に示したガードルの背面図である。
本考案は、直交するX軸方向Y軸方向において伸縮性が異なる同一の生地を使用し、同一の生地を複数枚(偶数枚が好ましい)積層して補整衣料用生地として使用するものであり、使用に当たっての生地の積層は、複数枚の生地の方向を伸縮性の方向が異なるようにして行う。以下においては、伸縮性が異なる同一の生地を二枚使用する場合について説明する。即ち、例えば、図1A及び図1Bに示すA―A方向の伸縮性を有する同一の生地1,2を、伸縮性方向を90度ずらして図1Cに示すごとく積層すると、生地1,2の積層された部分3から切り出された積層生地4の伸縮性は、生地1,2の有する伸縮性により、X軸方向、Y軸方向に対して45°傾いた直交する斜め二方向への伸縮性を有する生地となる(図1D参照)。この二枚の生地1,2の交差部分3より得られた積層された積層生地4を、補整用衣類の緊締が必要な身頃、あるいは、緊締必要部分の部片として使用することができる。積層生地4よりなる部片は、該部片自体が45度の方向を有して左下から右上方向、右下から左上方向にそれぞれ張力を発揮する部材となる。即ち、交差方向への張力を作用させることが可能な部材となる。
上記のように、交差された二枚の伸縮性地1,2を積層してなる積層生地4を使用することにより、積層生地4自体による交差する方向への張力を利用する衣料を得る事ができる。該衣料は、通常の身頃にテープ状の素材を貼り付けたりすることなく積層生地4自体の緊締力を発揮させることにより構造が複雑にならず、他の部分にも同一素材を使用して補整衣料を構成することができるので着用感に優れ、外観上も好ましい補整衣料が得られる。
上記同一の方向に伸縮性を有する生地を、角度をずらして積層する場合の角度については、30度から90度の範囲でずらして積層することができる。90度でずらせた場合は、積層された二枚の生地それぞれが左右対称に垂直方向に対して斜め45度に傾いた状態の伸縮性を有するため、この積層生地4を衣類の垂直方向(Y−Y軸方向)に用いて必要とされる緊締部材を切り出すことにより、クロス方向への均等な伸縮性を発揮させることが出来る。
積層された二枚の積層生地4は、接着をせずに使用することでその特性を最大に発揮させることが出来る。しかしながら、取り扱い上、部分的に点接着をしても、全面接着しても素材の伸縮性傾斜方向への張力を発揮させることが可能である。即ち、本考案による積層された生地4は、積層前の各伸縮性地1,2それぞれが経方向A−Aに有する引っ張り力に較べて、大きな張力を得ることが可能となった。また、積層枚数も、二枚以上を積層することも可能である。更に、伸縮性生地として表面に凹凸や、畝を有する生地を使用する場合は、凹凸や、畝を有する表面同士を対向させて重ね合わせることで、重ね合わせた二枚の伸縮性生地の過剰な滑りや妄動を抑えることも出来る。
本考案による伸縮性の大きい補整衣料用生地は、ガードル、ボディスーツ、水着、レオタード、ブラジャー、スパッツ、ハーフトップ、キャミソールなど広い分野の衣料において、身頃、緊締用部片等として、伸縮性方向を任意角度に交差させた交差部分から切裁して使用するものである。したがって、特殊な編成機、糸張力調整装置等を必要としない。以下に実施の一例としてガードルを作成する場合について説明する。
以下に説明するガードルは、本考案による積層生地4の使用例を示すものであって、本考案は該ガードルの構造に限定されるものではない。
図2はガードルの正面図を示す。ガードル本体5は、裏側に裏布を添着した腹部前当布6、伸縮性素材よりなり腹部前当布6の上部に縫着され、ウエスト下前身頃上部から連続して脇線を通り後腰サポート布9の上部両端に至る上部脇布7,7、腹部前当布6の下部に縫着され、連続して脇線を通り上部脇布7の下縁と接合して上部脇布7と共に後腰サポート布9の下方両端に接合される下部脇布8,8、及び後腰サポート布9とよりなる。本実施例においては、ガードルを形成している部片は、いずれも伸縮性の生地で構成することが望ましい。特に、ガードルの裾口端縁10、10は、切りっぱなしで形成できるような生地を選択することによって、よりソフトで着心地のよいガードルとする事ができる。11は、腹部前当布6の下部より股下に設けられるクロッチ布を示す。ガードルの上端のウエスト部12は、常法により伸縮性テープ等を縫着して処理する。
上記ガードルの後腰サポート部9には、本考案による積層生地4を使用している。即ち、直交するX軸方向Y軸方向において伸縮性が異なる二枚の同一の生地を、伸縮性の方向A−Aを90度ずらして積層すると、積層部3から切り出された積層生地4の伸縮性は、積層された二枚の生地の有した伸縮性がそれぞれ発揮され、45度の斜め方向への伸縮性を有する素材となる。この積層生地4を使用してガードルの後腰サポート部9としているため、ガードルを着用する際には、後腰サポート部9の有する伸縮力により臀部が左下から右上へ、右下から左上への引っ張り力を受ける。そのために、腰部は適度な張力で保持され、臀部が引き上げられる効果を発揮する。しかも、この積層生地4は接着されていないため、各方向への引っ張り強度の自由度が大きく、一箇所に力がかかることがないので窮屈感なく着用することができる。
本考案による生地は、補整用衣料の主要部、補整部片及び衣料の他の部分全体を、同一の生地で構成するものであるので肌触りが均一な衣料とすることができ、しかも衣料の必要部分に伸長力を変化させて使用することにより、身体に適度な緊締力を与えて姿勢を正しく保ち、特定部分の血行を妨げることがない。更に、編地の変更、伸縮性糸の部分的挿入等の複雑な編成作業や縫製を必要とせず経済的である。
1、2 生地
3 積層部分
4 積層生地
5 ガードル本体
6 腹部前当布
7 上部脇布
8 下部脇布
9 後腰サポート布
10 裾口端縁
11 クロッチ布
12 ウエスト部
A−A 生地の有する伸縮性方向

Claims (5)

  1. 直交するX軸方向Y軸方向において伸縮性が異なる二枚の同一の生地を、伸縮性の方向をずらせて積層し、積層された部分の生地を使用することを特徴とする補整衣料用生地。
  2. 二枚の伸縮性生地を伸縮性の方向を30度から90度の範囲内でずらせて積層することを特徴とする請求項1に記載の補整衣料用生地。
  3. 二枚の伸縮性生地を、伸縮性の方向を90度ずらせて積層し、X軸方向、Y軸方向に対してそれぞれ45度で交差する方向の伸縮性を有する積層された生地とすることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の補整衣料用生地。
  4. 伸縮性生地の伸縮性方向の角度をずらせて積層した積層部分の生地を、接着せずに使用することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の補整衣料用生地。
  5. 伸縮性生地の伸縮性方向の角度をずらせて積層された積層部分の生地を、点接着して使用することを特徴とする請求項1乃至請求項3に記載の補整衣料用生地。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018183374A (ja) * 2017-04-25 2018-11-22 篤史 小林 矯正用衣類

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