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JP3148913B2 - 電気湯沸かし器 - Google Patents

電気湯沸かし器

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Publication number
JP3148913B2
JP3148913B2 JP23082694A JP23082694A JP3148913B2 JP 3148913 B2 JP3148913 B2 JP 3148913B2 JP 23082694 A JP23082694 A JP 23082694A JP 23082694 A JP23082694 A JP 23082694A JP 3148913 B2 JP3148913 B2 JP 3148913B2
Authority
JP
Japan
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temperature
heating
container
unit
energizing
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JP23082694A
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English (en)
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JPH0889404A (ja
Inventor
高弓 福田
邦夫 浜田
裕一 義田
周史 佐藤
雅道 駒田
一幸 島田
佳洋 山下
忍 町田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Corp
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Panasonic Corp
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Corp, Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Panasonic Corp
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Publication of JPH0889404A publication Critical patent/JPH0889404A/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、容器内に収容された液
体を加熱・保温する電気湯沸かし器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、安全性の確保や品質保証が重視さ
れ、電気湯沸かし器の空炊きに伴う異常加熱を防止した
発明がなされている(例えば、特開平5−68639号
公報、特開平6−121739号公報参照)。
【0003】以下に従来の電気湯沸かし器について説明
する。図4に示すように、有底筒状の容器1の底部に容
器1内の液体を加熱する加熱手段2が当接され、さらに
容器1に当接された感温素子3aとその出力を電気信号
に変えるAD変換器3bを有する温度検知手段3によっ
て容器1内の液体の温度を検知している。温度検知手段
3が所定の境界温度以下の温度を検知すると、駆動手段
4が駆動されて通電手段5が通電し、加熱手段2による
加熱が開始される。加熱手段2が加熱が開始すると、測
定手段6は温度検知手段3の出力により容器1内の液体
の温度変化率を演算し、その演算値の出力を停止手段7
に設定されている所定の温度変化率と比較して、液体の
温度変化率が所定の温度変化率より大きいときは、空炊
きと判定して通電手段5の駆動を停止手段7によって停
止させ、加熱手段2による加熱を停止させていた。
【0004】停止手段7に設定されている所定の温度変
化率は、加熱開始時の温度領域の高低に依存していない
ので、加熱開始時が高温領域と低温領域によって、その
加熱時の温度変化率が異なり、高温領域から加熱された
ときの空炊きの判定は、容器1の温度が異常に高い状態
で行われていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、加熱開始時の温度領域に対応した適確な
空炊きの検知ができず、異常な温度上昇による容器の熱
変形や熱による変色が生じるという問題点を有してい
た。
【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、加熱開始時の温度領域に対応して適確に空炊きを検
知し、容器の異常な温度上昇を抑えて、容器の熱変形や
熱による変色を防止した電気湯沸かし器を提供すること
を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の電気湯沸かし器は、容器内に収容した液体の
温度を検知する温度検知手段が、所定の境界温度未満を
検知すると、容器内の液体を加熱する加熱手段を通電す
る通電手段を駆動する駆動手段と、境界温度未満を検知
して、所定の温度を上昇する時間を測定する測定手段
と、加熱手段が加熱を開始する時点の温度領域を検知す
る温度領域判定手段と、測定手段が測定した時間で演算
した温度上昇率が温度領域に応じた所定の温度上昇率よ
り大きいときは通電手段の駆動を停止する停止手段を備
えたものである。
【0008】
【作用】この構成において、高温領域から加熱されると
きに、空炊きをより早く検知し、空炊きによる容器の温
度上昇を低く抑えることとなる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例について、図面を参
照しながら説明する。
【0010】本発明の一実施例において、前述の従来例
について説明した構成部分と同じ部分については同一符
号を付し、その説明を省略する。
【0011】図1および図2に示すように、本実施例の
特徴とするところは、前述従来の構成に加熱を開始する
時点の温度領域を検知する温度領域判定手段8を付加し
たことにある。温度領域判定手段8は、温度を抵抗値に
変換する感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗との
分圧電圧値を2進符号に変換するAD変換器8aで構成
されている。
【0012】加熱手段2は、それぞれ交流電源9と直列
に接続した容器1内の液体を加熱する第1の発熱体2a
および第1の発熱体2aよりも加熱電力が小さく、容器
1内の液体を加熱保温する第2の発熱体2bで構成され
ている。
【0013】通電手段5は、第1と第2の発熱体2a,
2bとそれぞれ直列に接続されたリレー接点5a,5b
と、このリレー接点5a,5bを制御するリレーコイル
5c,5dを備え、このリレーコイル5c,5dに交流
電源9から電流を流して、リレー接点5a,5bを閉じ
る構成としている。
【0014】温度検知手段3は、温度を抵抗値に変換す
る感温素子3aと、この感温素子3aと抵抗との分圧電
圧値を2進符号に変換するAD変換器3bで構成されて
いる。
【0015】報知手段10は、停止手段7が検知した温
度上昇時間が所定の値未満を検知すると、LED10a
やブザー10bで容器1内に水のないことを報知する。
【0016】マイクロコンピュータ11は、プログラム
を実行することで駆動手段4、停止手段7、測定手段6
および温度領域判定手段8の制御方法を実現している。
【0017】以上のように構成された電気湯沸かし器に
ついて、マイクロコンピュータ11に記憶されたプログ
ラムで温度を検知して容器1内の液体を加熱させるか否
かを判断する動作を説明する。
【0018】図3に示すように、まず、ステップ1で、
保温中や電源投入時などの容器1内の液体の温度が所定
の境界温度(本実施例では90℃)以下であることを温
度検知手段3で検知すると、ステップ2に移り、駆動手
段4をオンして通電手段5を駆動する。ついで、ステッ
プ3で、この時点での温度領域を温度領域判定手段8で
検知し、ステップ4で、所定の温度(本実施例では4
℃)を上昇する時間を測定手段6で測定し、温度変化率
の演算を行う。ついで、ステップ5では、ステップ4で
計時した温度変化率とステップ3で判定した温度領域に
応じた所定の温度変化率とを比較し、温度変化率が小さ
ければ、この状態でこの処理を終了して次の沸騰検出の
処理に移る。また、温度変化率が大きければ、通電手段
5を停止手段7で停止し、ステップ6で報知手段10を
駆動させて容器1内が空であることを知らせる。
【0019】以上のように本実施例によれば、加熱を開
始する時点の温度領域を検知する温度領域判定手段8を
設けることにより、任意の温度領域からの空炊きに対し
ても容器1内の温度上昇を低く抑えることができ、容器
1の熱変形や熱による変色を防止できる。
【0020】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように本発明
は、容器内に収容した液体の温度を検知する温度検知手
段が所定の境界温度未満を検知すると、容器内の液体を
加熱する加熱手段を通電する通電手段を駆動する駆動手
段と、境界温度未満を検知して、所定の温度を上昇する
時間を測定する測定手段と、加熱手段が加熱を開始する
時点の温度領域を検知する温度領域判定手段と、測定手
段が測定した時間で演算した温度上昇率が温度領域に応
じた所定の温度上昇率より大きいときは、通電手段の駆
動を停止する停止手段を備えた構成により、加熱開始時
の温度領域に対応して適確に空炊きを検知し、容器の異
常な温度上昇を抑えて、容器の熱変形や熱による変色を
防止した優れた電気湯沸かし器を実現できるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の電気湯沸かし器の概略構成
【図2】同電気湯沸かし器の回路図
【図3】同電気湯沸かし器の動作を示すフローチャート
【図4】従来の電気湯沸かし器の概略構成図
【符号の説明】
1 容器 2 加熱手段 3 温度検知手段 4 駆動手段 5 通電手段 6 測定手段 7 停止手段 8 温度領域判定手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 佐藤 周史 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 駒田 雅道 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 島田 一幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 山下 佳洋 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (72)発明者 町田 忍 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電 器産業株式会社内 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) A47J 27/21

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 液体を収容する容器と、前記容器内の液
    体の温度を検知する温度検知手段と、前記容器内の液体
    を加熱する加熱手段と、前記加熱手段を通電する通電手
    段と、前記温度検知手段が所定の境界温度未満の温度を
    検知すると前記通電手段を駆動する駆動手段と、前記温
    度検知手段が前記境界温度未満の温度を検知して所定の
    温度を上昇する時間を測定する測定手段と、前記加熱手
    段が加熱を開始する時点の温度領域を検知する温度領域
    判定手段と、前記測定手段により測定した時間で演算し
    た温度上昇率が温度領域に応じた所定の温度上昇率より
    も大きいときは前記通電手段の駆動を停止する停止手段
    を備えた電気湯沸かし器。
JP23082694A 1994-09-27 1994-09-27 電気湯沸かし器 Expired - Fee Related JP3148913B2 (ja)

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