JP3148594U - 手動式発電機 - Google Patents

Abstract

【課題】蓄電可能な手動式発電機を提供する。【解決手段】この手動式発電機は、本体と、上部カバーとを備え、本体は上部カバーに嵌合するものであり、本体と上部カバーとの間には支持板が設けられ、支持板上にはハンドルと、回転機構と、発電機とが設けられており、ハンドルは回転機構を介して発電機に回転自在に連結されている。前記本体と上部カバーとの間には蓄電池と、ＤＣ／ＡＣボックスとが設けられており、蓄電池の入力端が発電機の出力端に電気的に接続され、蓄電池の出力端がＤＣ／ＡＣボックスの入力端に電気的に接続されている。前記ＤＣ／ＡＣボックスの出力端にはソケットが接続されている。【選択図】図１

Description

本考案は発電機の技術分野に関し、とりわけ手動式発電機に関する。

周知のように、電源確保における利便性のために、数多くの携帯型発電機が発明されており、手動式発電機はそのうちの一つである。従来の手動式発電機では主に、ハンドルと、回転機構と、発電機とから構成され、ハンドルは回転機構を介して発電機に回転自在に連結されており、発電が必要な場合には、使用者がハンドルを絶えず操作することで発電機が常に発電できるようになるものであり、ハンドルの操作を一旦止めてしまうと、発電機は発電しなくなる。このような手動式発電機では蓄電ができないため、使用者が電源を必要とする場合には、ハンドルを絶えず操作しなければならず、他の事ができなくなり、取り扱いが大変不便であった。しかも、このような手動式発電機の出力電力は低く、小型の電子製品にしか適用できず、例えば炊飯器、扇風機といった一般の家庭用電化製品に適用できなかった。

本考案の目的は、従来技術における不足に対して、蓄電可能な手動式発電機を提供するところにある。

上記目的を実現するため、本考案で採用する技術的思想は次のとおりである。

本体と、上部カバーとを備え、本体は上部カバーに嵌合するものであり、本体と上部カバーとの間には支持板が設けられ、支持板上にはハンドルと、回転機構と、発電機とが設けられており、ハンドルは回転機構を介して発電機に回転自在に連結されている。前記本体と上部カバーとの間には蓄電池と、ＤＣ／ＡＣ（直流／交流コンバータ）ボックスとが設けられており、蓄電池の入力端が発電機の出力端に電気的に接続され、蓄電池の出力端がＤＣ／ＡＣボックスの入力端に電気的に接続されている。前記ＤＣ／ＡＣボックスの出力端にはソケットが接続されている。

前記本体の底端には固定フレームが設けられている。
本考案の有益な効果は次のとおりである。

本考案で提供する手動式発電機は、本体と、上部カバーとを備え、本体は上部カバーに嵌合するものであり、本体と上部カバーとの間には支持板が設けられ、支持板上にはハンドルと、回転機構と、発電機とが設けられており、ハンドルは回転機構を介して発電機に回転自在に連結されている。前記本体と上部カバーとの間には蓄電池と、ＤＣ／ＡＣボックスとが設けられており、蓄電池の入力端が発電機の出力端に電気的に接続され、蓄電池の出力端がＤＣ／ＡＣボックスの入力端に電気的に接続されている。前記ＤＣ／ＡＣボックスの出力端にはソケットが接続されている。使用者がハンドルを操作して発電したとき、発電機で発生した電気エネルギーは蓄電池中に蓄電されて、大きな出力電力に達し、電源が必要ときには、蓄電池が出力した直流電流をＤＣ／ＡＣボックスを介して交流電流に変換して、炊飯器、扇風機、家庭用空調機などの家庭用電化製品に使用するために、ソケットに出力する。

以下にて図面を合わせて本考案により詳細な説明を行う。

図１、２に示すように、本考案は本体１と、上部カバー２とを備え、本体１の底端には、手動式発電機全体を載置するのに便利な固定フレーム１１が設けられている。前記本体１は上部カバー２に嵌合され、本体１と上部カバー２との間には支持板３が設けられ、支持板３上にはハンドル４と、回転機構５と、発電機６とが設けられており、ハンドル４は回転機構を介して発電機６に回転自在に連結されている。使用者がハンドル４を操作すると、発電機６の回転子が回転されて、電気エネルギーが発生する。本体１と上部カバー２との間には電気エネルギーを蓄積するための蓄電池７と、蓄電池７が出力した直流電流を交流電流に変換するＤＣ／ＡＣボックス８とが設けられており、蓄電池７の入力端が発電機６の出力端に電気的に接続され、蓄電池７の出力端がＤＣ／ＡＣボックス８の入力端に電気的に接続されている。前記ＤＣ／ＡＣボックス８の出力端にはソケット９が接続されており、具体的には、ＤＣ／ＡＣボックス８の出力端には導線を介してソケット９が接続されている。当該ソケット９は各種電化製品の電源プラグとの接続に供される。

使用者がハンドル４を操作して発電したとき、発電機６で発生した電気エネルギーは蓄電池７中に蓄電されて、そして電源が必要なときには、電化製品をソケット９に接続することで、使用することができる。したがって、使用者は時間があるときにハンドル４を操作して発電するとともに、蓄電されるので、電源が必要なときでもハンドル４を操作する必要はなく、他の事をできる。しかも、本考案は電気エネルギーを蓄電し、大きな出力の要求を満たし、中・小電力の家庭用電化製品に電気エネルギーを供給することができるので、本考案は取り扱いしやすく、実用性に優れ、応用範囲が広い。

当然のこと、上記は本考案の好ましい実施例に過ぎないので、本考案の実用新案登録請求の範囲に記載する構造、特徴および原理に基づいて行われる等価の変化または付加は本考案の実用新案登録請求の範囲内に含まれるものである。

図１は本考案の構造概略図である。 図２は本考案の分解概略図である。

Claims (2)

1. 本体（１）と、上部カバー（２）とを備え、本体（１）は上部カバー（２）に嵌合するものであり、本体（１）と上部カバー（２）との間には支持板（３）が設けられ、支持板（３）上にはハンドル（４）と、回転機構（５）と、発電機（６）とが設けられており、ハンドル（４）は回転機構（５）を介して発電機（６）に回転自在に連結されている、手動式発電機であって、前記本体（１）と上部カバー（２）との間には蓄電池（７）と、ＤＣ／ＡＣボックス（８）とが設けられており、蓄電池（７）の入力端が発電機（６）の出力端に電気的に接続され、蓄電池（７）の出力端がＤＣ／ＡＣボックス（８）の入力端に電気的に接続されており、前記ＤＣ／ＡＣボックス（８）の出力端にはソケット（９）が接続されている、ことを特徴とする手動式発電機。
2. 前記本体（１）の底端には固定フレーム（１１）が設けられている、ことを特徴とする請求項１に記載の手動式発電機。

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