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JP3147553B2 - 自動撮影装置 - Google Patents

自動撮影装置

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Publication number
JP3147553B2
JP3147553B2 JP33490392A JP33490392A JP3147553B2 JP 3147553 B2 JP3147553 B2 JP 3147553B2 JP 33490392 A JP33490392 A JP 33490392A JP 33490392 A JP33490392 A JP 33490392A JP 3147553 B2 JP3147553 B2 JP 3147553B2
Authority
JP
Japan
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light
video signal
camera
selection
television camera
Prior art date
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Application number
JP33490392A
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English (en)
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JPH06165183A (ja
Inventor
創 杉野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP33490392A priority Critical patent/JP3147553B2/ja
Publication of JPH06165183A publication Critical patent/JPH06165183A/ja
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  • Image Processing (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Image Input (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動撮影装置に係り、
特に、撮影領域の中から所望する被写体を自動的に選択
して撮影するための自動撮影装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、自動的に所望の被写体を撮影する
技術としては、例えば、図6に示されたように、テレビ
カメラ(図示せず)に撮影された映像Iの中から所望す
る被写体イに自動的に撮影域を絞ってその映像を得るに
当り、先ず、テレビカメラ(図示せず)で撮影領域全体
を撮影する一方、自動撮影を所望する被写体イを描写し
たテンプレ−トを予め撮影して記憶させておき、テレビ
カメラによって得られた映像Iとこのテンプレ−トを撮
影した映像との相関計算を行い、撮影領域の中で相関の
高い部分ロに撮影領域を自動的に絞り、所望する被写体
イの撮影画像を得るようにしたものが公知となっている
(例えば、「ディジタル画像処理」(近代科学社刊)P
306〜P312参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしならがら、上述
の技術においては、所望する被写体を描写したテンプレ
−トを備える必要があり、撮影に手間がかかり、簡便性
に欠けるという問題があった。
【0004】本発明は、上記実情に鑑みてなされたもの
で、簡易な構成で自動撮影ができる自動撮影装置を提供
するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本発明に係る自動撮影装置は、一定のフレーム周期で映
像信号を出力するテレビカメラと、前記テレビカメラの
フレーム周期の2倍の周期で特定の波長の光の点滅を行
う選択光発生手段と、前記選択光発生手段からの光を反
射し且つ撮影を所望する物体に取着可能な反射部材と、
前記選択光発生手段の発光状態において前記テレビカメ
ラにより取得された映像信号と前記選択光発生手段の消
灯状態において前記テレビカメラにより取得された映像
信号との差分を検出する差分検出手段と、を具備するこ
とを特徴としている。
【0006】
【作用】反射部材が取着され被写体からは、選択光発生
手段の発光状態においてこの選択光発生手段が発する光
の反射が選択光発生手段の消灯状態に比して大きいの
で、この選択光発生手段が発光状態にある時のテレビカ
メラで捕えられた映像信号と選択光発生手段が消灯状態
にある時にテレビカメラで捕えられた映像信号との差分
をとると、反射部材が取着された被写体の部分が残るの
で、テレビカメラが捕えた映像の中における位置を認識
することができ、テレビカメラを自動的に所望する被写
体に指向させて適切な映像を得ることができる。
【0007】
【実施例】以下、図1及び図4を参照しつつ本発明に係
る自動撮影装置について説明する。ここで、図1は本発
明に係る自動撮影装置の一構成例を示す構成図、図2は
本発明に係る自動撮影装置を構成する処理部の一構成例
を示すブロック図、図3は本発明に係る自動撮影装置に
用いられる選択光発生部の動作を説明するためのタイミ
ング図、図4は図1に示された実施例においてズ−ム撮
影の対象となる原稿を説明するための原稿の正面図であ
る。
【0008】先ず、この自動撮影装置は、カメラ部1
と、照明部2と、選択光発生部3と、処理部4と、に大
別されてなるものである。図1に示されたようにカメラ
部1、照明部2及び選択光発生部3は、撮影を行おうと
する部屋の天井に取り付けられる。カメラ部1はズ−ム
レンズ6を有するカメラ本体5と、このカメラ本体5を
縦横に移動するための移動機構7とを具備してなるもの
である。尚、ズ−ムレンズ6は、カメラ本体5内にある
制御回路(図示せず)が後述する処理部4からの制御信
号を受けて制御されるようになっているものである。ま
た、カメラ本体5は、カラ−テレビカメラであればモノ
クロテレビカメラに比して光の波長に対する感度がある
ので、好適である。照明部2は、撮影空間を照らすため
のもので、この照明部2の前面には特定の波長の光の透
過を遮断するフィルタ−9が設けられている。ここで、
このフィルタ−9が遮断する光の波長は、後述する選択
光発生部3から出力される光の波長に設定されている。
【0009】選択光発生部3は、単一の波長の光を発生
するもので、本実施例においては高輝度のLED19を
複数用いて構成されており、テ−ブル8の上の原稿(図
1においては図示せず)を照射するようになっている。
また、この選択光発生部3は、カメラ本体5のフレ−ム
周期の2倍の周期で且カメラ本体5のフレ−ムに同期し
て点滅するようになっている。一方、処理部4は、フレ
−ムメモリ10と、差分回路11と、しきい値処理回路
12と、位置検出回路13と、カメラ制御回路14とを
有してなるものである。フレ−ムメモリ10は、カメラ
部1によって撮影された1フレ−ムの映像信号を記憶し
ておくものであり、その出力端子は差分回路11に接続
されている。差分回路11は、フレ−ムメモリ10から
入力された1フレ−ム分の映像信号とカメラ本体5から
入力された映像信号との差分を演算するもので、その出
力端子はしきい値処理回路12に接続されている。
【0010】位置検出回路13は、しきい値処理回路1
2の結果に基づいて所望する被写体の位置を決定し、そ
の位置情報をカメラ制御回路14に出力するようになっ
ているものである。カメラ制御回路14は、位置検出回
路13から入力された所望する被写体の位置情報に基づ
いて、カメラ本体5を被写体撮影に適する位置に移動さ
せるために移動機構7に必要な制御信号を発生すると共
に、ズ−ムレンズ6を調節するに必要な制御信号をカメ
ラ本体5に出力する。
【0011】上記構成における本装置の動作について以
下に説明する。先ず、本装置は次のような状況下におい
て用いられるものである。すなわち、本装置は、本装置
が設けられた部屋において開かれる会議等の席上、説明
者がテ−ブル8の上の原稿15(図4(a)参照)に基
づいて他の出席者に説明を行う際、この原稿15を本装
置により撮影し、会議室にあるモニタ−テレビ(図示せ
ず)に写し出すことによって他の出席者の便に供するた
めに用いられるものである。説明者は、例えば、原稿1
5の中で上の三行を他の出席者に示したい場合、その三
行の直ぐ下にマ−カ−ペン16で原稿15の横方向に反
射部材としてのアンダ−ライン17を引く(図4(a)
参照)。ここで、マ−カ−ペン16は、特定の波長の光
を反射する塗料をインクとしているもので、本実施例に
おいては、選択光発生部3を構成するLED19の光を
選択的に反射するインクを用いてなるものである。
【0012】上述のようにしてマ−カ−ペン16により
原稿15にアンダ−ライン17が引かれた後、カメラ部
1によりテ−ブル8全体が撮影される。ここで、カメラ
本体5のフレ−ム周期は、選択光発生部3の点滅周期の
1/2となっているで、図3に示されるように、選択光
発生部3の点滅(明暗)毎にカメラ本体5により1フレ
−ムの映像信号が得られることとなる。例えば、選択光
発生部3が発光状態にある時に、カメラ本体5による最
初の1フレ−ム分の画像が得られたとすると、この最初
の映像信号は、フレ−ムメモリ10に一旦蓄積される。
そして、次のフレ−ムでは、選択光発生部3が消灯状態
にあり、選択光発生部3からの光が照射されない状態に
おけるテ−ブル8全体の映像信号が差分回路11とフレ
−ムメモリ10とに同時に入力される。
【0013】フレ−ムメモリ10においては、新たな映
像信号の入力と同時に、先に記憶された1フレ−ム前の
映像信号が差分回路11に出力され、その記憶内容は新
たに入力された映像信号に更新されることとなる。一
方、差分回路11においては、フレ−ムメモリ10から
入力された映像信号、すなわち、選択光発生部3の発光
状態において撮影された映像信号Saと、カメラ部1か
ら入力された選択光発生部3の消灯状態において撮影さ
れた映像信号Sbとの差分演算が行われる。すなわち、
マ−カ−ペン16によって原稿15に引かれたアンダ−
ライン17においては、特に、選択光発生部3からの光
がその周囲に比して多く反射されるので、映像信号Sa
と映像信号Sbとの差分を採ると、テ−ブル8全体を撮
影した画像の中で、このアンダ−ライン17が施された
部分のみが残ることとなる。そして、この差分回路11
で算出された差分が所定のしきい値を越えているか否か
がしきい値処理回路13において判定されるようになっ
ている。しきい値処理回路13において、この差分が所
定のしきい値を越えていると判定された場合には、位置
検出回路13において、上述の差分が検出された位置、
すなわち、アンダ−ライン17の位置が決定され、その
位置情報がカメラ制御回路14に出力されることとな
る。
【0014】カメラ制御回路14においては、位置検出
回路13から入力された位置情報に基づいてカメラ本体
5がアンダ−ライン17の施された原稿15方向へ向け
られるよう制御信号を移動機構7へ出力すると共に、図
4(b)に示されたようにアンダ−ライン17から上の
部分がズ−ム撮影されるようにカメラ本体5へ制御信号
を出力するようになっている。
【0015】次に、他の実施例について図5を参照しつ
つ説明する。この実施例は、撮影対象が人である点が、
先の実施例と異なっている。すなわち、この実施例にお
いて、被験者はヘルメット18を被っており、このヘル
メット18には選択光発生部3を構成するLED19の
光を反射する塗料が塗布されている(図5において網線
部分)。したがって、被験者がその位置を変えても先の
実施例で説明したと同様の原理に基づいてカメラ本体5
によって常に被験者が捕らえられることとなる。
【0016】尚、本実施例においては、撮影の対象とな
るものに選択光発生部3のLED19が発生する光を反
射する塗料からなるインクを使用したマ−カ−ペン16
により、原稿15にアンダ−ライン17をつけるか、ヘ
ルメット18に塗料を塗るようにしたが、本実施例に限
定され必要はなく、LED19の光を反射する反射部材
であれば、例えば、シ−ルのようなものを貼着するよう
にしてもよいものである。また、選択光発生部3にはL
ED19を用いたが、赤外領域から可視光領域にかけて
の特定の波長の光であれば、特に、本実施例のようにL
EDの光である必要はない。
【0017】本実施例においては、カメラ本体5のフレ
−ム周期の2倍の周期で点滅する特定波長の光をする選
択光発生部3を設ける一方、この選択光発生部3からの
光を反射する反射部材を所望する被写体に取着し、選択
光発生部3が発光状態にある場合の映像信号と選択光発
生部3が消灯状態にある場合の映像信号との差分をとる
ことによって、被写体の位置を決定できるようにして、
この位置情報に基づいてカメラ本体5を反射部材が取着
された被写体に指向されるようにしたので、自動撮影の
ための準備に要する作業が従来に比して簡便で済むもの
である。
【0018】
【発明の効果】以上、述べたように、本発明によれば、
テレビカメラのフレームに同期し且つフレーム周期の2
倍の周期で特定波長の光の点滅を繰り返す選択光発生手
段を設け、一方、被写体に選択光発生手段の光を反射す
る反射部材を取着し、選択光発生手段が発光状態にある
場合の映像信号と、選択光発生手段が消灯状態にある場
合の映像信号との差分から、被写体の位置を決定するこ
とが可能となり、例えば、この位置へテレビカメラが指
向されるように構成すれば、撮影前に撮影を所望する被
写体に反射部材を取着するだけで済むので、従来に比し
て簡便に所望する被写体に自動的にカメラを向けて撮影
を行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る自動撮影装置の一構成例を示す
構成図である。
【図2】 本発明に係る自動撮影装置を構成する処理部
の一構成例を示すブロック図である。
【図3】 本発明に係る自動撮影装置に用いられる選択
光発生部の動作を説明するためのタイミング図である。
【図4】 図1に示された実施例においてズ−ム撮影の
対象となる原稿を説明するための原稿の正面図である。
【図5】 他の実施例を示す構成図である。
【図6】 従来の自動撮影の技術を説明するための説明
図である。
【符号の説明】 1…カメラ部、 2…照明部、 3…選択光発生部、
4…処理部、 5…カメラ本体、 7…移動機構、 1
0…フレ−ムメモリ、 11…差分回路、 12…しき
い値処理回路、 13…位置検出回路、 14…カメラ
制御回路

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一定のフレーム周期で映像信号を出力する
    テレビカメラと、前記テレビカメラのフレーム周期の2
    倍の周期で特定の波長の光の点滅を行う選択光発生手段
    と、前記選択光発生手段からの光を反射し且つ撮影を所
    望する物体に取着可能な反射部材と、前記選択光発生手
    段の発光状態において前記テレビカメラにより取得され
    た映像信号と前記選択光発生手段の消灯状態において前
    記テレビカメラにより取得された映像信号との差分を検
    出する差分検出手段と、を具備することを特徴とする自
    動撮影装置。
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